JP3356796B2 - 徐放性カプセル及びその組付け方法 - Google Patents

徐放性カプセル及びその組付け方法

Info

Publication number
JP3356796B2
JP3356796B2 JP08420792A JP8420792A JP3356796B2 JP 3356796 B2 JP3356796 B2 JP 3356796B2 JP 08420792 A JP08420792 A JP 08420792A JP 8420792 A JP8420792 A JP 8420792A JP 3356796 B2 JP3356796 B2 JP 3356796B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
cap
sustained
arm
release
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08420792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0597659A (ja
Inventor
ライオネル・バリー・ロウェ
コリン・ジョン・マッカーサー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eli Lilly and Co filed Critical Eli Lilly and Co
Publication of JPH0597659A publication Critical patent/JPH0597659A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3356796B2 publication Critical patent/JP3356796B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0053Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
    • A61K9/0068Rumen, e.g. rumen bolus

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Feed For Specific Animals (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反芻動物の食道から該
反芻動物の前胃に挿入するのに適し、かつ前胃内に長期
に保持され、内部に担持された生物学的に活性な物質又
は組成物を持続的に供給するのに適した徐放性カプセル
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在入手できる装置のカプセルは次のよ
うな特徴を持っている。すなわち、このカプセルは、一
端に開口を有する管状ボデーと、ボデー内に収容された
固形の治療学的組成物を上記開口に向けて付勢するスプ
リングによって駆動するプランジャーと、固形組成物を
ボデーから押し出すための駆動手段を止めるために上記
開口のまわりに形成された環状フランジと、上記管状ボ
デーの他端をシールするためのキャップに取り付けられ
た2つの弾性アームより構成されているのである。
【0003】上記装置においては、キャップを管状ボデ
ーに熔接するという点において問題がある。熔接の場合
にはカプセル内に水や胃液の侵入が多々起こるのであ
る。治療学的組成物は、通常、吸湿性を有しており、水
が存在すれば膨張して時にはカプセルが破壊されること
があるのである。熔接があまいとまたこれが原因でカプ
セルの破壊を起こすことになる。このような破壊は決し
て好ましいものではない。何故ならば、徐放を目的とし
ている治療学的組成物の全部が急激に放出されるので動
物を死に至らしめることがあるからである。
【0004】今1つの問題はキャップ内に貫通穴がある
ことである。貫通穴は、カプセルが投与される場合に真
空状態がおこらないようにするために必要なものであ
る。カプセルの投与期間中あるいは投与前において、潤
滑剤がこの貫通穴を通って漏れる傾向があるのである。
潤滑剤がこの貫通穴から消失することは好ましいことで
はない。潤滑剤はシール作用するものであって防御膜を
形成するのである。潤滑剤が消失すれば治療学的組成物
の放出が不規則となるのである。
【0005】現在の装置のさらなる問題は、ピストンの
フランジエッジのシールが十分でないことである。シー
ルが不十分であれば、水がカプセル内に侵入することに
なり、その結果ピストンが管状ボデーに沿って移動する
とき摩擦が生じるのである。この摩擦は治療学的組成物
の不規則な放出の原因となる。さらに、ピストンの問題
はカプセル内への水の侵入をもたらし、そのため治療学
的組成物が膨張して摩擦がさらに大きくなるのである。
【0006】徐放性カプセルの場合には、前胃内に保持
されている期間中はシールが効果的に保たれる必要があ
る。また、徐放性カプセルにおいては、治療学的組成物
または生育促進組成物を牛または羊等の飼料の与えられ
る反芻胃に対して持続して放出する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
すべき技術的課題は、治療学的組成物等をカプセルから
持続的に放出するために、改良したシーリングおよびよ
り円滑に移動するピストンを有する徐放性カプセルを提
供することである。
【0008】
【発明の要旨】本発明の第1実施例によれば、以下の構
成を有する、前胃に組成物を投与するためのカプセルが
提供される。すなわちこのカプセルは、ある種の組成物
を反芻動物に対して投与するためのカプセルであって、
筒胴を有するボデーと、キャップとを有する。該筒胴お
よびキャップは夫々筒部を有していてこれらは互いに液
密に嵌合せしめられる。一方の筒部は互いに一定間隔を
あけて形成された複数個の環状溝を有し、他方の筒部は
該各環状溝に係合すべく互いに一定距離離れて形成され
た複数個の円周突起を有する。また、いずれか一方の筒
部は円周シーリングリングを有する。
【0009】本発明の第2実施例によれば、以下の構成
を有する、前胃に組成物を投与するための装置が提供さ
れる。すなわちこの装置は、ある種の組成物を反芻動物
に投与するための組成物投与装置であって、シールされ
たカプセルと、その外面に位置決めされた少なくとも1
つの弾性保持アームとを有する。保持アームはカプセル
に対向する面に突起が形成され、アームはカプセルの一
部に対して上記突起が接するように、曲がることができ
る。カプセルの上記一部は貫通穴を形成すべく上記突起
が貫通できるようにしている。
【0010】本発明の第3実施例によれば、以下の構成
のカプセルが組成物投与装置が提供される。すなわち、
この装置は、ある種の組成物を反芻動物に投与するため
の組成物投与装置であって、筒胴を備える。該筒胴はそ
の一端に放出開口を有すると共に、該放出開口とピスト
ンとの間に位置する組成物を有する。ピストンはスプリ
ングにより放出開口の方に向けて付勢されているととも
に、その外面に1以上の円周溝を有する。
【0011】本発明の第4実施例によれば以下の構成の
組成物投与装置が提供される。すなわちこの装置は、あ
る種の組成物を反芻動物に投与するための組成物投与装
置であって、一端に放出開口を有すると共に他端が閉塞
されている筒状カプセルを有する。該カプセルのボデー
内にはピストンが収納されている。該ピストンはコイル
スプリングにより放出開口に向けて付勢されている。該
スプリングの一端はピストンに当接する一方その他端は
指ぬき型部材のリムに当接している。該指ぬき型部材は
円筒部を有し、該円筒部の一端はテーパーとなっていて
他端にはリムが形成されている。指ぬき型部材の丸状先
端部はスプリング内に挿入されており、リムはスプリン
グとカプセルの閉塞端の間に介在する。
【0012】本発明の第5実施例によれば、ある種の組
成物を反芻動物に投与するための2つの部分からなるカ
プセルの組付け方法が提供される。すなわちこの方法
は、カプセルの第1部分に組成物を収納するステップ
と、該第1部分内にピストンを挿入するステップと、指
ぬき型部材をコイルスプリングの外端部内に挿入するス
テップとを有する。該指ぬき型部材は一端が丸められて
いる一方他端にリムを有するボデーを有し、丸状先端部
とボデーはスプリング内に位置せしめられ、リムはスプ
リングの外端に当接している。
【0013】この方法は、さらに、スプリングの内端を
上記第1部分内に、ピストンに接しめた状態で挿入する
ステップと、第1部分にカプセルの第2部分を液密に嵌
合させて、スプリングを圧縮し、スプリングの一部が上
記指ぬき型部材のボデーのまわりを巻回するようにする
ステップを有する。
【0014】本発明の第6実施例によれば、反芻動物の
前胃内に食道を通して挿入されかつ長期間にわたり前胃
内に保持されてそれ自体に収納した生物学的に活性な組
成物を持続的に放出するようにした徐放性カプセルが提
供される。すなわちこの徐放性カプセルは細長い管状ボ
デーを有し、該管状ボデーは筒胴と、該筒胴の一端に固
定された端末キャップとを備えていて、その中に生物学
的に活性な組成物を収納しており、カプセルの他端は放
出端として構成されている。管状ボデーはカプセルの放
出端に開口を有していて前胃に組成物を放出するように
なっている。キャップには複数個の保持アームが連結さ
れるかあるいは一体成形されている。各保持アームは前
胃の中でカプセルを保持すべくキャップから外側へ拡開
するようになっている。また、各アームは弾力性を有し
ていて拡開位置から上記ボデーの方向に曲げることがで
きて、各アームがボデーに沿うことによりカプセルが動
物の食堂を通過できるようになる。各弾性アームは一般
に管状ボデーの軸心に対して75゜〜90゜の角度範囲で
ボデーから拡開する。キャップは各アームに対して湾曲
外面を有していて、各アームがボデーに向けて曲げられ
るとき、各アームが湾曲外面に接しかつ該湾曲外面によ
り各アーム44の曲げが制御されることにより各アーム
が極端に曲がることがない。各アームは、カプセルが前
胃に到達したとき、拡開位置に向けて復帰でき、キャッ
プは、少なくとも2つの円周突起とこれらの円周突起間
に配設された少なくとも1つのシーリングリングによっ
てボデーの上記一端に固定される。
【0015】上記管状ボデーは潤滑剤の塗布されたラビ
リンス型ピストンと、上記ピストンを放出端に向けて付
勢してカプセルの使用時に活性組成物を放出開口供給す
るための手段とを有する。
【0016】一般に、上記キャップは少なくとも一箇所
に厚みの薄い領域を有しており、上記各アームはキャッ
プに近い部位に少なくとも一つの突起を有していて、各
アームがボデーに沿って付勢されるとき、突起は少なく
とも上記一つの領域においてキャップの壁面に係合して
これを破壊し、これにより、上記ピストンの移動により
生じうる真空を回避するところの少なくとも一つの貫通
穴が形成される。
【0017】本発明は、より信頼できるシール手段を持
った徐放性カプセルをどのようにして提供するかという
問題を解決することができる。すなわち、胃液が組成物
に対して放出開口以外では接しないようにする改良手段
により解決される。組成物が放出され、かつ組成物が放
出開口に向けて付勢されるとき、カプセル内の組成物の
背後に形成される空間は、カプセル内の組成物を膨張さ
せるところの胃液で満たされる可能性がある。
【0018】本発明の好ましい実施例によればこの問題
が解決され、それにより長期間にわたって組成物がより
均等に放出されるように制御される。さらに詳述すれ
ば、本発明の好ましい実施例によれば、カプセルの管状
ボデーに形成された放出開口は円錐面で囲まれ、その円
錐面はカプセル内の組成物が液密に付勢される。本発明
の好ましい実施例においては、ラビリンス型ピストンは
組成物を放出開口に向けて付勢して管状ボデーの内面に
対して液密状態で移動する。ピストンの上記溝は潤滑剤
で満たされており、従って、ピストンは摩擦を生じるこ
となく放出開口に向けて移動する。摩擦がなければ、治
療学的組成物が不均一に放出されることがない。
【0019】本発明の他の好ましい実施例によれば、カ
プセルの各アームに形成した突起により、貫通穴を形成
すべくキャップの厚みの薄い壁面を破壊する。この好ま
しい態様のカプセルを投与している間は、上記突起は貫
通穴をシールして、潤滑剤の漏れを防止する。カプセル
が前胃内に投入されたときには、各アームは拡開して、
貫通穴から上記突起が開放され、それにより真空状態が
回避される。
【0020】さらに他の好ましい実施例によれば、上記
付勢手段がコイルスプリングである場合には、該スプリ
ングはスプリング内に指ぬき部材を設けることによりね
じれが防止される。
【0021】本発明のカプセルに使用できる活性成分と
しては、反芻動物に投与するのに適当な活性成分を挙げ
ることができる。好ましい活性成分は、前胃に直接投与
するのが望ましいものである。
【0022】適当な活性成分としては、イオノフォア
類、グリコペプチド抗生物質、殺虫薬、及びエンデクト
殺寄生虫薬(endectoparasiticide)が挙げられる。
【0023】ポリエーテル抗生物質又はイオノフォア類
は成長促進物質、乳汁産生増大物質として、また鼓腸症
を処置するための治療物質として有用である。使用でき
るポリエーテル抗生物質としては、ストレプトマイセス
属の微生物から産生されるものが挙げられる。これら
は、多数の環状エーテルを構造内に含んでいるのが特徴
である。このクラスの抗生物質についてはカーク・オス
マー(Kirk-Othmer)のEncyclopedia of Chemical Techno
logy,3巻,3編(John Wiley & Sons,1978),47頁;Annual
Reports in Medical Chemistry 10巻(Academic Press,
N.Y.1878),246頁;及びJ.Chrom.Lib.,15巻(Elsevier Sc
ientific Publishing Co.,N.Y.1978),488頁に概説され
ている。
【0024】本発明において組み合わせることのできる
ポリエーテル抗生物質としては、モネンシン(種々の
A、B及びC因子、並びにアルカリ金属塩、例えばモネ
ンシン・ナトリウム及び種々のエステル体)などのルミ
ナールプロピオネート増強物質、イオノマイシン、レイ
ドロマイシン、ニゲリシン、グリソリキシン、ダイアネ
マイシン、51,532化合物、レノレマイシン、サリ
ノマイシン、ナラシン、ロノマイシン、抗生物質X20
6、アルボリキシン、セプタマイシン、抗生物質A20
4、47,224化合物、エセロマイシン、ラサロシド
(A、B、C、D及びE因子)、ムタロマイシン、K4
1、アイソラサロシドA、リソセリン、テトロナシン、
及び抗生物質X−14766A、A23187、及びA
32887が挙げられる。好ましいポリエーテル抗生物
質は、モネンシン、ナラシン、ラサロシド、サリノマイ
シン、A204、ロノマイシン、X206、ニゲリシ
ン、及びダイアネマイシンであり、特にモネンシン、ナ
ラシン、ラサロシド及びサリノマイシンが挙げられる。
【0025】本発明に使用できる特に好ましいポリエー
テル抗生物質は、反芻動物の飼料利用効率を改善させる
ために広範に使用されている化合物であるモネンシンで
ある[米国特許第3,839,557号を参照]。本明細書
に使用している 「モネンシン」なる用語は、種々の活性
因子、モネンシンナトリウムなどの塩、及びカルバメー
トエステル類などのモネンシンエステルを含む意であ
る。グリコペプチド抗生物質もまた成長促進物質、乳汁
産生増大物質及び鼓腸症を処置する治療物質として有用
である。これらは単独で、又はオーストラリア国特許第
556 299号に記載されているポリエーテル抗生物
質と併用して使用することができる。試料の利用効率改
善物質としてのグリコペプチド化合物には、アクタプラ
ニン、アボパルシン、A35512、A477、リスト
セチン、バンコマイシン、及び関連グリコペプチド抗生
物質がある。本発明に組み合わせて使用できる好ましい
グリコペプチド抗生物質は、アクタプラニン、アボパル
シン、リストセチン、及びバンコマイシンである。
【0026】殺虫薬は、肺、肝、腸に住む住血吸虫、条
虫類、腸内蛔虫、血液及び組織の蛔虫、又は数種のそれ
らを処理するために使用することができる。好ましい殺
虫薬としては、酒石酸カリウムアンチモン、ベフェニウ
ム・ヒドロキシ・ナフトエート、ビチオノール、クロロ
キン、ジクロロフェン、クエン酸ジエチルカルバマジ
ン、ヘキシルレゾルシノール、ハイカントン・メシラー
ト、塩酸ルカントン、メベンダゾール、ニクロサミド、
ニリダゾール、クエン酸ピペラジン、ピランテル・パモ
エート、ピルビニウム・パモエート、塩酸キナクリン、
スチボカプテート、スチボフェン、テトラクロロエチレ
ン、チアベンダゾール、フェノチアジン、ヘキサクロロ
エタン、二硫化炭素、又はベンゾイミダゾールが挙げら
れる。特に好ましい殺虫薬はベンゾイミダゾールであ
る。適当なベンゾイミダゾール化合物には、チアベンダ
ゾール、アルベンダゾール、カンベンダゾール、フェン
ベンダゾール、メベンダゾール、オックスフェンダゾー
ル、及びオキシベンダゾールがある。
【0027】好ましいエンデクト殺寄生虫薬には有機リ
ン酸塩及びカルバメート類、アベルメクチン類、レバミ
ソール又はナトリウム・チアセタルサミドがある。ポリ
エーテル抗生物質及び/又はグリコペプチド抗生物質な
どの活性成分の活性は、1つ又はそれ以上の非イオン性
界面活性剤を製剤中に含有させることによって増強させ
ることができる。好ましい界面活性剤はアルコールエト
キシレート類である。エトキシレート類は一般に、オク
チル−、ノニル−及びドデシルフェノール、天然及び合
成アルコール、飽和及び不飽和脂肪酸、並びにブロック
及びランダム共重合体である。テリック (Teric )系列
又はプルロニック (Pluronic)PE系列又はそれらの混
合物などのアルコールエトキシレート類が好ましい。特
に好ましい非イオン性界面活性剤は、23モルのエチレ
ンオキサイドと縮合したラウリル(ドデカノール)である
Teric 12A23である。シリコン消泡剤を製剤中に
含有させ、挙動を増大させることもできる。シリコン消
泡剤は水性であっても、無水であってもよいが、無水で
あるのが好ましい。シリコン消泡剤としては、ジェンシ
ル (Gensil )系列又はロドルシル(Rhodorsil)系列など
のジメチルシリコンの混合物が挙げられる。特に好まし
いシリコン消泡剤はGensil 800又はシルビオン (Si
lbione )70 451である。
【0028】本発明製剤にはさらに乳化剤又は安定化剤
をも含有させることができる。好ましい乳化剤又は安定
化剤は、グリセリンエステル、グリセリル・一ステアリ
ン酸、ヘキサグリセリン・二ステアリン酸、トリグリセ
リル・一ステアリン酸、デカグリセリル・二パルミチン
酸、及びソルビタン・一ステアリン酸、ソルビタン・三
ステアリン酸などのソルビタンエステル類、又はグリセ
リル・一ラウリン酸などのエトキシル化エステル類、又
はそれらの混合物である。製剤を例示すれば、界面活性
剤50%、モネンシン40%、グリセリンエステル10
%を含有するものが挙げられる。消泡剤を含有させると
すれば、製剤として、消泡剤10%、モネンシン40
%、グリセリンエステル50%を含有するものが例示さ
れる。
【0029】
【実施例】以下に、図面に示した本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図1〜7は徐放性カプセル8を示し
ている。この徐放性カプセル8は、固形のコア状または
プラグ状に形成された生物学的に活性な組成物32を収
容するようにした管状ボデー10を有している。このボ
デー10は筒胴16を備えていて、この筒胴16はカプ
セル8の放出端における端壁18にゆるやかに会合して
いる。筒胴16は筒状部分を有している。端壁18には
絞られた円形の放出開口20を有しており、これによ
り、カプセル内の組成物に対する胃液の接触を制御でき
るようになっている。コア状の組成物32を放出開口2
0の方向に付勢して、組成物を放出開口20のところに
長期間にわたって供給するために、カプセル8内にはピ
ストン36が備えられている。このピストン36は、軽
量コイルスプリング38等の付勢手段によって組成物3
2および放出開口20に向けて付勢されている。組成物
32と端壁18との間をシールして胃液の組成物に対す
る接触を制御するために、端壁18は放出開口20によ
り形成されている。内面17の周囲部は、ゆるやかに湾
曲した境界面19と会合している。コア状の組成物32
は、その端面34のところで、放出開口20を通して胃
液に露出するため、この部分が弱められる。境界面19
は、予め形成されたコア状の組成物32の端面に最初に
液密に接するとともに、使用状態においては、その周辺
のシールを維持するとともに組成物32の縁部を放出開
口20に向けて内側方向に案内する。組成物32の弱め
られた端部と接しているところの内面17の幅寸法およ
び組成物32の溶解性または流動性を変更して放出開口
20から投与される組成物の投与進行速度を制御するこ
とにより、カプセルから組成物32を放出する速度を制
御できる。組成物32の内端は胃液に触れないように保
護することが可能である。例えば、放出開口20を有す
る側の端部と反対の側のカプセルの端部を密封すること
により、即ちシーリングピストン36を使用することに
より保護することができる。このシーリングピストンに
ついて以下に詳述する。
【0030】このカプセル8が動物の前胃内に入れられ
た後、このカプセル8を前胃内に滞留させるために、カ
プセル8には複数個の保持アーム44を備えている。図
に示すように、各アーム44は放出端と反対側のボデー
10の端部に連結することが好ましい。ボデー10のこ
の端部は前端を構成している。図示の実施例において
は、2つのアーム44が実質的に連続していて1つの羽
根14を構成している。
【0031】保持アーム44の曲げを制御しかつそれに
よりアーム44に生ずる応力を低減するために、ボデー
10には湾曲面26(図9)を形成している。この湾曲
面26は各アーム44に対して形成されており、各アー
ム44がボデー10側に曲げられるとき、アーム44は
この湾曲面26に接して、その取り付け箇所で急に曲が
るのではなく、長い円弧を描いて曲がることができる。
図示の実施例においては、放出端と反対の側のカプセル
の端部は半球状キャップ12で閉塞されている。このキ
ャップ12に上記羽根14が一体的に結合している。こ
のキャップ12の半球状外面は上記所望の湾曲面に形成
されている。
【0032】図7,13に示すように、筒胴16の前端
には円周方向にテーパのついた案内開口22を有してい
る。この開口22はキャップ12に形成した円周突起3
0を受け入れてこれと係合するように形成された複数個
の円周溝24が形成されている。キャップ12は筒部2
8にほぼ半球状の端壁が連接した構成をしている。筒部
28はその外面に好ましくは2つの上記円周突起30を
備えている。これらの円周突起30は、筒胴16の開口
22に挿入されて溝24に係合するようになっており、
これによりキャップ12をボデー10に機械的に固定す
ることができる。通常は、2つの円周突起30を形成す
ることにより、ボデー10に対してキャップ12を確実
にシールすることができ、液のカプセル内への侵入が防
がれる。このシールが良好であれば潤滑剤としてのシリ
コンをも通さない。梱包や格納あるいは船積みの際に
も、潤滑剤は装置から漏れることがない。キャップ12
の好ましくは2つの円周突起30の間にシーリングリン
グ31即ちキャップ12と一体になった円周突起31、
をさらに形成している(図9,10)。1つの実施例に
よれば、このシーリングリング31はその断面が三角形
状であってかつ円周突起30より高さが低い。筒胴16
は予め筒状コアに形成された投与すべき組成物32を収
納している。そして、この組成物32は、筒胴16の境
界面19と最初に密着するように形成されたアール付き
の端面34を有している。図7は、組成物32の後端即
ち放出端の状態が使用されつつある状態を示している。
即ち、組成物32の端部が胃液を吸収することにより弱
められてかつ端壁18に対して放出開口20の方向へ押
し付けられているのである。キャップ12の半球状端壁
の内側には、一対のクロスリブ40を形成することが好
ましい。これらのクロスリブ40はスプリング38の反
対側の端部の平坦なばね座を構成する。羽根14は、ボ
デー10の軸心が通るところのキャップ12の湾曲面2
6の最外中心部に接続部42を介して一体的に連結され
ている。接続部42はカプセルの軸心およびその周辺に
位置している。羽根14は半球状キャップ12に対して
その中心軸のところでほぼ正接している。羽根14を構
成する一対のアーム44は図1,3に示すように、接続
部から互いに反対方向外側に向けて伸びている。従っ
て、図示の実施例においては、これらの各アーム44は
ボデー10の軸心に対して90゜の角度をなしている。
各アーム44の内部に生ずる応力を低減するために、各
アームはボデー10に対して75゜〜90゜の角度範囲
に収めるべきである。各アーム44は、キャップ12の
半球状外面に沿って下方に弾力的に曲がるように構成さ
れているとともに、筒胴16の壁面に対してほぼ平坦に
なるように構成されている。従って、カプセルが動物の
前胃内に食道を通って挿入されたとき、その断面の有効
径が筒胴16自体の径寸法よりさほど大きくならない。
カプセルが食道を通過して前胃内に入り込んだとき、羽
根14の各アーム44は拡開位置に向けて外側へそれ自
体のばね力で開き、従って、カプセルは食道から逆流す
ることが防止され、前胃内に留どまることになる。
【0033】ほぼ直角に開くアーム44の拡開位置は、
カプセルの逆流防止という点においても、および前胃内
でアームの曲がりや応力を低減する点においても有利で
あると考えられる。また、直交T字形カプセルの場合に
は、アームが互いにまたは筒胴に対して曲がるようなこ
とは、他の構成におけるほど、頻繁には起こらないとい
う意味において有利である。特に、羽根のこのような収
縮構造およびその作用の場合には、カプセルの前端が食
道内に入り込める位置まで両アームが曲がることは殆ど
ない。
【0034】羽根14は、それらの各アーム44がカプ
セルから遠ざかる方向つまり前方向よりもむしろカプセ
ル側に向かってより容易に曲がるように補強することが
好ましい。これは、カプセルをその放出端を後として食
道に通す必要があるからである。場合によっては、成形
された羽根は、それらのアームがカプセルの方向に湾曲
すべく、若干湾曲した形状とされる。この場合には、各
アームをカプセルの側に曲げる曲げ力は、各アームを逆
方向に曲げる場合に比較すれば小さくなる。
【0035】羽根14の中央部分は補強されており、ま
た横断面において不均一形状となるように補強すること
が好ましく、これにより、各アーム44の前方向の曲が
りに対する抵抗力を大きくしている。図に示すように、
この不均一形状は羽根の外面にその長手方向に沿ったリ
ブ46,48を形成することにより得られる。つまり、
図3〜6に示すように、羽根の基本断面形状は、図4に
示したような幅広の平坦な長方形状の板バネの形状とな
っている。図5に示すように、この羽根の図4より内側
では羽根の側縁に沿って立設された一対の側部リブ46
が形成されている。そして、この一対のリブ46はカプ
セルの筒胴16を横切って延在している。羽根14は、
さらにその内側に短寸法の中央リブ48を有している。
この中央リブ48は、キャップの湾曲面26に対して羽
根を取り付ける接続部42の部分を横切って伸びてい
る。この中央リブ48は各アーム44が図8のように挿
入位置に向けて曲げられた場合において、半球状の湾曲
面26のほぼ基部まで延在することが好ましい。リブ4
6,48は羽根14の前方向への曲がりに対して補強す
るものである。従って、このリブ46,48により、各
アーム44を筒胴16の側へもっていくために必要とさ
れる後方向への曲げに対する抵抗力よりも前方向の曲げ
に対する抵抗力の方が大きくなる。1つの実施例によれ
ば、牛用のカプセルの緒元は次の通りである。 筒胴16:長さ(145.2mm)、外径(33.35mm) 羽根14:幅寸法(12.9mm)、長さ寸法(162.5
mm) 側部リブ46:長さ寸法(羽根14の長さの9割以上) 中央リブ48:長さ寸法(側部リブ46の半分) 羽根14は、約11.2mmの直径を有する円形領域にわ
たってキャップに取り付けられている。
【0036】羽根14のこのような形状および構成と、
湾曲面26により形成されるカプセルの湾曲端との相互
関係により、食道を通してカプセルを挿入することおよ
び前胃内にカプセルを保持することが容易になるのみな
らず、カプセルが長期にわたって前胃の中での諸条件に
耐えるためのカプセルの耐力が向上する。前胃中では、
カプセルおよび羽根は、それ自体が克服しなければなら
ないところの化学的条件および生物学的条件にさらされ
るのみならず、通常の食物の導入や逆流および消化の間
に生ずる前胃の運動や前胃内の未消化食物が原因で生ず
るところの大きな接続的機械的応力にもさらされること
になる。
【0037】好ましい実施例によれば、羽根14の各ア
ーム44には、キャップ12に近い位置に、1つの突起
50が形成されている。羽根14が図8に示すように挿
入位置に向けて曲げられると、各突起50は湾曲面26
に接触することになる。図示の実施例においては、キャ
ップ12の内面には2つの溝52(図2,7)を形成し
ている。これらの2つの溝52は壁面の厚みを減じて各
貫通窓51を形成している。これらの各貫通窓51は、
上記各突起50が湾曲面26に接触するとき、該各突起
50に近いところに位置決めされている。そして、各突
起50は貫通穴としての各窓51を貫通するのである。
【0038】図示のカプセルは次の方法で容易に組み付
けることができる。即ち、まず始めに管状ボデー10の
筒胴16内に、予め円筒状コアに形成された組成物32
を挿入する。次いでピストン36とスプリング38とを
カプセルの背後に挿入する。次いで、スプリング38を
圧縮すると共にキャップ12を筒胴16の開口端に押し
込んで、キャップ12の各円周突起30を筒胴16の各
溝24に二重係合の態様でスナップ係合させる。そうす
れば、上記組立をする前に、シリコンのような潤滑剤を
少量筒胴16の内面または組成物32の外面に塗布する
ことが好ましい。このような潤滑剤を使用することによ
り、初期シールが行われると共に、コア状の組成物32
に対する防水が行われ、さらには、筒胴16に対して組
成物32が接着することを防止する防止膜が形成され
る。これにより、組成物32は確実に筒胴16内をスラ
イドし、かつ軽量スプリング38によって初期押圧され
て端壁18に液密に確実に係合し、さらにそれらの係合
が、組成物32がカプセルの放出開口20から除放され
る長期間の間、確実に維持されるのである。カプセルを
構成する管状ボデー10およびキャップ12は共にプラ
スチック材料によって容易かつ低コストで成形すること
ができる。このようなプラスチック材料は、もちろん、
生きている動物の前胃に受け入れられるものでなければ
ならないと共に、前胃内で生ずる化学的および生物学的
および物理的条件に耐え得るものでなければならない。
ポリエチレンおよびポリプロピレンのポリマーまたは好
ましくはポリプロピレン自体のポリマーが材料として好
ましい。カプセルは2つの部分から成形することが都合
よい。即ち、一方の部分は、筒胴および放出開口を有し
ていてカプセルを所定の隙間を保って受け入れるととも
にピストンをスライド可能に受け入れるように均一横断
面の内面を構成する。一方、他方の部分はカプセルの前
端を閉塞するためのキャップ即ち閉塞部材として構成さ
れ、一体成形より成る羽根を支持するように構成され
る。
【0039】場合によっては、世界中の一部の地域にお
いて牛が長期間にわたって一定の地域に滞留さられ、か
つカプセルがその長期間の間定期的に投与される場合が
あるので、カプセルはそのような長期間にわたり前胃の
中に滞留させる必要のある場合がある。このようなカプ
セルが投与されるところの牛は200kg以上の重量をも
つ場合があり、また、そのような動物の場合には、前胃
は100リッター以上の容量をもつ場合があるので、こ
こで考えているような寸法のカプセルを複数個かつ長期
間にわたって前胃に入れておいても、それに対する耐容
性がある。カプセルの牛の前胃に対する挿入は図8に示
した投与器具を用いて問題なく行なうことができる。こ
の投与器具は開口端を有する筒胴60を備えている。カ
プセル8はその各アーム44を筒胴16の側部に折り畳
んだ状態で筒胴60の開口端内に受け入れられる。この
状態では、突起50は貫通窓51に嵌合していて、胃内
の内容物や水の侵入を防止するシールとして作用する。
筒胴60はハンドル64を備えたチューブ62に設けら
れている。筒胴60は、このハンドル64により、動物
の口内で操作することができ、これによりカプセル8の
端部を前胃内に挿入することができる。チューブ62に
は、その前端にプランジャー68を有する押し棒または
ケーブル66を有すると共に、その外端に押圧ノブ70
を有している。この押圧ノブ70を操作することによ
り、プランジャー68は前進して食道内にカプセル8の
端部を挿入し筒胴60からカプセル8を食道内に放出す
ることができる。折り畳まれたアーム44を備えたカプ
セルは、このようにして、食道内に放出されたとき、カ
プセルは食道を通過して前胃内に移動していき、食道で
は、カプセルが前胃に到達するまで、各アーム44が折
り畳んだ状態に保持される。カプセルが前胃に到達した
とき、そのアームは、図1において実線で示した突出位
置つまりノーマルポジションに向けて弾力的に拡開す
る。これにより、カプセルは前胃内に滞留することがで
き、上記貫通窓51は開放されることになる。
【0040】羽根14の各アーム44が、図1中に、鎖
線で示したような折り畳み位置に向けて曲げられとき、
これらの各アームは、歪み点に至るような応力が生じな
いように、大きな半径で、かつカプセルの湾曲面26と
の間に一定の隙間を維持した状態で曲がる。そして、各
アームは前胃内で折り畳み位置から開放されたとき、各
アームはカプセルの軸心から直径方向外側へつまり突出
位置、好ましくは図1に示すように若干湾曲した突出位
置、に向けて強力に復帰しようとする。羽根14は、こ
の状態では、ほぼ平坦な外面を呈することになり、これ
により、カプセルの前端が前胃から逆流すべく食道内に
入り込むことが防止される。もし、カプセルの反対側端
が前胃内に入り込んだとすれば、羽根が外側に開いてい
て反対方向への曲げに対する高抵抗力があるので、カプ
セルは食道に入り込むことが防止され、従って食道内へ
の逆流が防止されることになる。さらに、羽根14の各
該アーム44は互いにおよびカプセル自体から非常に広
い角度範囲で広がっているので、前胃の動きにより各ア
ームはカプセルの方向に若干曲がる傾向はあるが、各ア
ームは、互いにおよび筒胴に対して鋭角となるほどカプ
セルの方向に容易にすぼむことがない。
【0041】予めコア状に成形された組成物32が最初
に筒胴16内に挿入されたとき、組成物32の端縁はス
プリング38で押圧されて筒胴16の端壁18に対して
液密に接するようになり、これにより胃液が組成物32
の端面34に対する胃液の接触が制限されることにな
る。通常、この胃液は組成物32の端部に入り込んで組
成物32を軟化させかつ弱化させる。また、コア状の組
成物はカプセルの端壁に形成した放出開口20に向けて
スプリング38により付勢されている。従って、カプセ
ルは図7に示すように広範囲にわたって端壁18に対し
て液密に保持されることになる。胃液が組成物32の端
部に接触する領域は放出開口20の寸法により制限され
ている。組成物32は、その領域で、胃液による洗浄、
侵食および溶解によって胃液内に放出される。ところ
で、胃液即ちその成分のコア状組成物の端部内への侵入
は組成物32の端部における軟化部の均衡を保って進行
する。この均衡が保たれ軟化部は、コア状組成物32が
スプリング38により放出開口20に向けて前進するこ
とにより維持される。これにより、組成物32内に含ま
れる薬物を長期間にわたって前胃に徐々に投与すること
ができる。投与速度は部分的に組成物32に依存する
が、また、既に説明したように、カプセルの端壁18の
形状、特にカプセルの中心に向かう円錐状の内面17に
よっても十分制御することができる。放出開口20の寸
法および円錐状内面17の深さを変更することによりこ
の投与速度を変更することができるのである。
【0042】図12に示すように、スプリング38の中
に指ぬき型部材71が挿入される。スプリング38の端
部とクロスリブ40との間にはリム72が介在してい
る。このリム72が介在することにより、コイルスプリ
ング38の横方向の移動が防止されるとともに組付けが
容易となる。指ぬき型部材71は円筒部77と丸状先端
部76とを備えている。この構成においては、スプリン
グ38がキャップ12あるいはピストン36の側壁37
に絡まるという問題が解決される。したがって、スプリ
ング38は指ぬき型部材71の周囲に巻かれたようにな
ると共に、組付けの最中、殊に自動組み立て工程におい
て、キャップ12と筒胴16との間に引っ掛かることは
ない。図12に示すように、指ぬき型部材71はキャビ
ティ73と、リム72と壁面74とを有している。一つ
の方法によれば、指ぬき型部材71はスプリング38内
に挿入され、次いでスプリング38および指ぬき型部材
71の両者が、予め潤滑剤が施された筒胴16内に挿入
される。この筒胴16内には予め組成物32およびピス
トン36が挿入されている。このようにして、キャップ
12はスプリングと絡まることなくスナップ係合するこ
とが可能である。
【0043】カプセル内の組成物32の側面および後端
は胃液と接触しないように保護することが好ましい。胃
液が組成物32の側面および後端に接すると、組成物3
2が筒胴16の面に向かって過度に膨張し、そのため組
成物32が端壁18のところで液密に接触するために該
端壁18に向かっての組成物32の移動が阻害される。
図11に示すように、ピストン36は平坦な端面35と
円筒状の側壁37とで構成されている。この側壁37の
周囲には複数個の溝53が形成されている。潤滑剤はこ
れらの溝53内に捉えられて、組成物32の成分が消費
されるに従って筒胴16内に沿ってシールを行ない、こ
れにより組成物32が筒胴16の端壁18に対して持続
的に液密に接触することができる。このようなラビリン
ス型ピストン36を使用する場合には、ピストンの背後
に形成されるバネ室はピストン自体によってはシールさ
れない。従って、胃液の侵入に対してシールされる必要
がある。
【0044】シールされたカプセルによれば、組成物中
に含まれている活性物質は最初は急激に動物に与えられ
るが、その後の投与速度は低下して次第に長期間にわた
って一定となる。この急激な初期投与が起こる原因は不
明であるが、おそらくスプリング室内の圧力が最初増大
することが原因であると考えられる。このスプリング圧
の初期上昇は、温度が大気温度から前胃内温度つまり約
90℃に変化することが原因であると考えられる。圧力
上昇の他の1つの原因は、動物の前胃からカプセル内に
カプセル壁を通ってカプセル内に拡散する炭酸ガス等の
ガスの拡散速度がスプリング室内に溜まっている空気か
ら窒素が外方へ拡散する拡散速度よりも大きいことであ
ると考えられる。
【0045】このカプセルは小動物特に羊に使用するよ
うに適合させることができる。羊に使用するカプセルの
1つの実施例によれば、カプセルは95.3mmの長さ
と、18mmの直径とを有し、かつ6mm×1mmの断面の約
105mm長の羽根を備えている。筒胴に形成された放出
開口の直径は6mmである。羽根が取り付けられるところ
のキャップの中央円形領域は羽根の巾寸法より若干大き
い直径を有している。
【0046】小型の羊用カプセルは羊に対して牛用カプ
セルの投与方法と類似した方法で行なわれ、またカプセ
ルは同様の作用をなす。羊用小型カプセルの羽根は全長
にわたってその横断面は均一になっていてリブで補強さ
れることもなければまた前記した牛用カプセルのように
曲がってもいないけれども、羊用カプセルは成功裏に使
用されたし、また長期間にわたって羊の前胃内に保持さ
れた。
【0047】以下の実施例には、本発明の徐放性カプセ
ルに含有させることのできる治療学的な固形組成物を例
示している。実施例1 製剤には以下の成分を含有させる: Teric 12A23 50% モネンシン 40% グリセリンエステル 10% 得られた組成物を融解し、上記装置のバンドに適合する
適切な形状を有するコアに成形する。冷却した後、その
コアをプラスチック本体内に置き、ピストン及びスプリ
ングを加え、キャップをボデーに押し込む。この方法
は、本装置を完全に組み立てるために設計した自動機械
で行った。
【0048】実施例2 消泡剤を含有させる場合は、以下のようになる: Gensil 800 10% モネンシン 40% グリセリンエステル 50% 製剤を実施例1に記載の操作に従って調製する。実施例3 製剤に以下の成分を含有させる: Teric 12A23 30% ナラシン 40% グリセリンエステル 30% 製剤を実施例1に記載の操作に従って調製する。
【0049】実施例4 消泡剤を含有させる場合は、以下のようになる: Silbione 70451 20% サリノマイシン 30% グリセリンエステル 50% 製剤を実施例1に記載の操作に従って調製する。実施例5 製剤に以下の成分を含有させる: Silbione 70451 20% Teric 12A23 40% アボパルシン 20% グリセリンエステル 20% 製剤を実施例1に記載の操作に従って調製する。
【0050】実施例6 消泡剤を含有させる場合は、以下のようになる: Silbione 70451 20% バンコマイシン 40% グリセリル・一ラウリン酸 40% 製剤を実施例1に記載の操作に従って調製する。実施例7 製剤に以下の成分を含有させる: Teric 12A23 40% メベンダゾール 20% グリセリンエステル 40% 製剤を実施例1に記載の操作に従って調製する。
【0051】実施例8 消泡剤を含有させる場合は、以下のようになる: Gensil 800 20% ピランテル・パモエート 20% ソルビタン・一ステアリン酸 60% 製剤を実施例1に記載の操作に従って調製する。実施例9 製剤に以下の成分を含有させる: Teric 12A23 20% アベルメクチン 20% グリセリンエステル 60% 製剤を実施例1に記載の操作に従って調製する。
【0052】実施例10 消泡剤を含有させる場合は、以下のようになる: Gensil 800 20% レバミゾール 20% グリセリンエステル 60% 製剤を実施例1に記載の操作に従って調製する。実施例11 製剤に以下の成分を含有させる: モネンシン 70% グリセリンエステル 30% モネシンを融解し、上記装置のバンドに適合する適切な
形状を有するコアに成形する。冷却した後、そのコアを
プラスチックボデー内に置き、ピストン及びスプリング
を加え、キャップをボデーに押し込む。この方法は、本
装置を完全に組み立てるために設計した自動機械で行っ
た。実施例12 消泡剤を含有させる場合は、以下のようになる: Gensil 800 20% モネンシン 40% グリセリン・一ステアリン酸 40% 製剤を実施例1に記載の操作に従って調製する。
【0053】産業への適用例 本発明の徐放性カプセルは、治療学的組成物をより効率
的に放出させるために反芻動物に容易に利用でき、また
本カプセルの製造は簡単であり、そして保存、船積み及
び包装時の漏出が比較的少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるカプセルを実物大で示す断面
図である。保持羽根の各アームの拡開位置を実線で示す
一方、カプセルを食道内に挿入するために折り畳み投与
位置を二点鎖線で示している。
【図2】 図1の2−2線断面図である。
【図3】 カプセルの前端および羽根を示す端面図であ
る。
【図4】 図3の4−4線断面図である。
【図5】 図3の5−5線断面図である。
【図6】 図3の6−6線断面図である。
【図7】 図1と同様の断面図であって、筒胴の中間部
は省略しており、またカプセルの前端における一部を分
解して示している。
【図8】 カプセルを牛属動物に対してその口から食道
に向けて挿入するための投与器具を示す斜視図である。
【図9】 カプセルの前端部および羽根を示す側面図で
ある。
【図10】 キャップの側面図である。
【図11】 ピストンの側面図である。
【図12】 スプリングのねじれを防止するために使用
される指ぬき部材の側面図である。
【図13】 筒胴のテーパー案内開口を示す半断面図で
ある。
【符号の説明】
8 徐放性カプセル 10 管状ボデ
ー 12 キャップ 14 羽根 16 筒胴 17 内面 18 端壁 19 境界面 20 放出開口 22 案内開
口 24 溝 26 湾曲面 27 内面 28 筒部 30 円周突起 31 シーリ
ングリング 32 生物学的に活性な組成物 34 端面 35 端面 36 ピスト
ン 37 側壁 38 軽量コ
イルスプリング 40 クロスリブ 42 接続部 44 保持アーム 46 側部リ
ブ 48 中央リブ 50 突起 51 窓 52 溝 53 溝 60 筒胴 62 チューブ 64 ハンド
ル 66 押し棒 68 プラン
ジャー 70 押圧ノブ 71 指ぬき
型部材 72 リム 73 キャビ
ティ 74 壁面 76 丸状先
端部 77 円筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コリン・ジョン・マッカーサー オーストラリア2125ニュー・サウス・ウ ェールズ、ウエスト・ペナント・ヒル ズ、キリー・クレセント11番 (56)参考文献 特開 昭58−88310(JP,A) 特開 昭60−222060(JP,A) 実公 昭45−20800(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 9/00 A61D 7/00

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある種の組成物を反芻動物に投与するた
    めのカプセルにして、 筒胴(16)を有するボデー(1
    0)と、キャップ(12)とを有し、 該筒胴(16)およびキャップ(12)は夫々筒部を有して
    いてこれらは互いに液密に嵌合せしめられ、 一方の筒部は互いに一定間隔をあけて形成された複数個
    の環状溝(24)を有し、他方の筒部は該各環状溝(24)
    に係合すべく互いに一定距離離れて形成された複数個の
    円周突起(30)を有し、 いずれか一方の筒部はさらに円周シーリングリング(3
    1)を有し、 該円周シーリングリング(31)は、他の筒部の方向に筒
    部から突出して、他の筒部の溝のない対向面を液密に受
    け止めることを特徴とするカプセル。
  2. 【請求項2】 上記シーリングリング(31)は、上記環
    状溝(24)同士の間、又は、円周突起(30)同士の間に
    配置されていることを特徴とする、請求項1記載のカプ
    セル。
  3. 【請求項3】 上記いずれか一方の筒部は他方の筒部よ
    り大きい直径寸法を有し、大きい方の筒部にはテーパー
    案内開口が形成されていることを特徴とする、請求項1
    または2記載のカプセル。
  4. 【請求項4】 上記筒胴(16)の筒部は上記キャップ
    (12)の筒部より直径が大きく、筒胴(16)の筒部に上
    記環状溝(24)が形成されていることを特徴とする、請
    求項1〜3のいずれかに記載のカプセル。
  5. 【請求項5】 上記シーリングリング(31)は、上記キ
    ャップ(12)の上記筒部に一体的に形成された隆起部で
    あることを特徴とする、請求項4記載のカプセル。
  6. 【請求項6】 反芻動物の前胃内に食道を通して挿入さ
    れかつ長期間にわたり前胃内に保持されてそれ自体に収
    納した生物学的に活性な組成物を持続的に放出するよう
    にした徐放性カプセルにして、 細長い管状ボデー(10)を有し、該管状ボデー(10)は
    筒胴(16)と、該筒胴(16)の一端に固定された端末キ
    ャップ(12)とを備えていて、その中に生物学的に活性
    な組成物(32)を収納しており、カプセル(8)の他端は
    放出端として構成されており、管状ボデー(10)はカプ
    セル(8)の放出端に開口(20)を有していて前胃に組成
    物(32)を放出するようになっており、キャップ(12)
    には複数個の保持アーム(42)が連結されるかあるいは
    一体成形され、各保持アーム(44)は前胃の中でカプセ
    ル(8)を保持すべくキャップ(12)から外側へ拡開する
    ようになっており、また各アーム(44)は弾力性を有し
    ていて拡開位置から上記ボデー(10)の方向に曲げるこ
    とができて、各アーム(44)がボデー(10)に沿うこと
    によりカプセル(8)が動物の食道を通過できるようにな
    り、各アーム(44)は、カプセル(8)が前胃に到達した
    とき、拡開位置に向けて復帰でき、該キャップ(12)及
    び筒胴(16)は夫々筒部を有していてこれらは互いに液
    密に嵌合せしめられ、一方の筒部は互いに一定間隔をあ
    けて形成された複数個の環状溝(24)を有し、他方の筒
    部は該各環状溝(24)に係合すべく互いに一定距離離れ
    て形成された複数個の円周突起(30)を有し、いずれか
    一方の筒部はさらに円周シーリングリング(31)を有
    し、該円周シーリングリング(31)は、他の筒部の方向
    に筒部から突出して、他の筒部の溝のない対向面を液密
    に受け止めて、 上記キャップ(12)は、少なくとも2つの円周突起(3
    0)とこれらの円周突起間に配設された少なくとも1つ
    のシーリングリング(31)によってボデー(10)の上記
    一端に固定され、 上記管状ボデー(10)は、潤滑剤の塗布されたラビリン
    ス型ピストン(36)と、上記ピストン(36)を放出端に
    向けて付勢してカプセル(8)の使用時に活性組成物(3
    2)を放出開口(20)に向けて供給するための手段とを
    有することを特徴とする徐放性カプセル。
  7. 【請求項7】 上記ピストン(36)は上記ボデー(10)
    に対して液密にかつ摺動自在に挿入されていて、胃液が
    上記放出開口(20)のところ以外で活性組成物(32)に
    接しないようにしていることを特徴とする、請求項6記
    載の徐放性カプセル。
  8. 【請求項8】 上記キャップ(12)は少なくとも一箇所
    に厚みの薄い領域を有しており、上記各アーム(44)は
    キャップ(12)に近い部位に少なくとも一つの突起(5
    0)を有していて、各アーム(44)がボデー(10)に沿
    って付勢されるとき、突起(50)は少なくとも上記一つ
    の領域においてキャップ(12)の壁面に係合してこれを
    破壊し、これにより、上記ピストン(36)の移動により
    生じうる真空を回避するところの少なくとも一つの貫通
    穴が形成されることを特徴とする、請求項6又は7のい
    ずれかに記載の徐放性カプセル。
  9. 【請求項9】 上記各アーム(44)は、その拡開位置か
    ら、各アームがカプセル(8)のボデー(10)に沿う位置
    の方向つまりカプセル(8)の放出端側への曲げに対する
    抵抗が相対的に小さく、放出端から遠ざかる方向への曲
    げに対する抵抗が相対的に大きいことを特徴とする、請
    求項6〜8のいずれかに記載の徐放性カプセル。
  10. 【請求項10】 上記各アーム(44)の横断面を不均一
    にして曲げに対する抵抗を制御するようにしたことを特
    徴とする、請求項9記載の徐放性カプセル。
  11. 【請求項11】 上記放出端から遠ざかる方向への曲げ
    に対する上記各アーム(44)の抵抗は、各アーム(44)
    上に長手方向に延在する1以上の補強リブ(46,48)
    をアーム(44)に形成することにより増大せしめてお
    り、かつ該リブ(46,48)はカプセル(8)の放出端と
    反対の側の各アームの面に形成されていることを特徴と
    する、請求項9記載の徐放性カプセル。
  12. 【請求項12】 上記カプセル(8)は少なくとも一対の
    アーム(44)を備え、これらのアーム(44)は、カプセ
    ル(8)の一端を横切るように延在する羽根(14)を形成
    すべく連続していることを特徴とする、請求項6〜11
    のいずれかに記載の徐放性カプセル。
  13. 【請求項13】 上記付勢手段はコイルスプリング(3
    8)であることを特徴とする、請求項6〜12のいずれ
    かに記載の徐放性カプセル。
  14. 【請求項14】 上記スプリング(38)は上記指ぬき型
    部材(71)の周囲に巻回されていることを特徴とする、
    請求項13記載の徐放性カプセル。
  15. 【請求項15】 生物学的に活性な組成物がポリエーテ
    ル抗生物質、グリコペプチド抗生物質、殺虫薬、及び/
    又はエンデクト殺寄生虫薬を含有していることを特徴と
    する、請求項6〜14のいずれかに記載の徐放性カプセ
    ル。
  16. 【請求項16】 ポリエーテル抗生物質がモネンシン、
    ナラシン、イアサロシド、サリノマイシン、イオノマイ
    シン、レイドロマイシン、ニゲリシン、グリソリキシ
    ン、ダイアネマイシン、51,532化合物、レノレマ
    イシン、ロノマイシン、抗生物質X206、アルボリキ
    シン、セプタマイシン、抗生物質A204、47,22
    4化合物、エテロマイシン、ムタロマイシン、K41、
    イソラサロシドA、リソセリン、テトロナシン、抗生物
    質X−14766A、抗生物質A23187、又は抗生
    物質A32887であることを特徴とする、請求項15
    記載の徐放性カプセル。
  17. 【請求項17】 グリコペプチド抗生物質がアクタプラ
    ニン、アボパルシン、A35512、A477、リスト
    セチン、又はバンコマイシンであることを特徴とする、
    請求項15記載の徐放性カプセル。
  18. 【請求項18】 殺虫薬が酒石酸カリウムアンチモン、
    ベフェニウム・ヒドロキシ・ナフトエート、ビチオノー
    ル、クロロキン、ジクロロフェン、クエン酸ジエチルカ
    ルバマジン、ヘキシルレゾルシノール、ハイカントン・
    メシラート、塩酸ルカントン、メベンダゾール、ニクロ
    サミド、ニリダゾール、クエン酸ピペラジン、ピランテ
    ル・パモエート、ピルビニウム・パモエート、塩酸キナ
    クリン、スチボカプテート、スチボフェン、テトラクロ
    ロエチレン、チアベンダゾール、フェノチアジン、ヘキ
    サクロロエタン、二硫化炭素、又はベンゾイミダゾール
    であることを特徴とする、請求項15記載の徐放性カプ
    セル。
  19. 【請求項19】 エンデクト殺寄生虫薬が有機リン酸
    塩、カルバメート類、アベルメクチン類、レバミゾー
    ル、又はナトリウム・チアセタルサミドであることを特
    徴とする、請求項15記載の徐放性カプセル。
  20. 【請求項20】 さらに界面活性剤を含有していること
    を特徴とする、請求項15〜19のいずれかに記載の徐
    放性カプセル。
  21. 【請求項21】 界面活性剤がオクチル・エトキシレー
    ト、ノニル・エトキシレート、ドデシル・フェノール・
    エトキシレート、天然アルコール・エトキシレート、合
    成アルコール・エトキシレート、飽和脂肪酸エトキシレ
    ート、不飽和脂肪酸エトキシレート、ブロック共重合エ
    トキシレート、又はランダム共重合エトキシレートであ
    ることを特徴とする、請求項20記載の徐放性カプセ
    ル。
  22. 【請求項22】 アルコール・エトキシレートがテリッ
    ク12A23であることを特徴とする、請求項21記載
    の徐放性カプセル。
  23. 【請求項23】 消泡剤をさらに含有していることを特
    徴とする、請求項15〜22のいずれか記載の徐放性カ
    プセル。
  24. 【請求項24】 消泡剤がジメチルシリコン、ゲンシル
    800、又はシルビオン70451であることを特徴と
    する、請求項23記載の徐放性カプセル。
  25. 【請求項25】 固形コア状の生物学的に活性な組成物
    を含有していることを特徴とする、請求項6〜24のい
    ずれかに記載の徐放性カプセル。
JP08420792A 1991-04-05 1992-04-06 徐放性カプセル及びその組付け方法 Expired - Fee Related JP3356796B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU8394 1981-04-09
AUPK549091 1991-04-05
AU5490 1991-09-16
AUPK839491 1991-09-16

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002119394A Division JP2003023972A (ja) 1991-04-05 2002-04-22 徐放性カプセル及びその組付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0597659A JPH0597659A (ja) 1993-04-20
JP3356796B2 true JP3356796B2 (ja) 2002-12-16

Family

ID=25644028

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08420792A Expired - Fee Related JP3356796B2 (ja) 1991-04-05 1992-04-06 徐放性カプセル及びその組付け方法
JP2002119394A Pending JP2003023972A (ja) 1991-04-05 2002-04-22 徐放性カプセル及びその組付け方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002119394A Pending JP2003023972A (ja) 1991-04-05 2002-04-22 徐放性カプセル及びその組付け方法

Country Status (26)

Country Link
US (2) US5277912A (ja)
EP (2) EP0715847A3 (ja)
JP (2) JP3356796B2 (ja)
KR (1) KR100205666B1 (ja)
CN (3) CN1056278C (ja)
AT (1) ATE147972T1 (ja)
AU (2) AU650113B2 (ja)
BR (1) BR9201217A (ja)
CA (1) CA2065084C (ja)
CZ (1) CZ282457B6 (ja)
DE (1) DE69216891T2 (ja)
DK (1) DK0507629T3 (ja)
ES (1) ES2096717T3 (ja)
FI (3) FI114686B (ja)
GR (1) GR3022824T3 (ja)
HU (1) HU217965B (ja)
IE (2) IE20010191A1 (ja)
IL (9) IL118195A (ja)
MX (1) MX9201539A (ja)
MY (2) MY112079A (ja)
NO (1) NO303374B1 (ja)
NZ (5) NZ280067A (ja)
PT (2) PT100345B (ja)
RU (1) RU2114577C1 (ja)
TW (1) TW404830B (ja)
YU (2) YU49098B (ja)

Families Citing this family (68)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU734462B2 (en) * 1991-04-05 2001-06-14 Eli Lilly And Company Sustained release capsule and formulations
US5466233A (en) * 1994-04-25 1995-11-14 Escalon Ophthalmics, Inc. Tack for intraocular drug delivery and method for inserting and removing same
KR960016882A (ko) * 1994-11-01 1996-06-17 강재헌 치주염치료를 위한 서방출형 생분해성 제제
AU757071B2 (en) * 1996-04-04 2003-01-30 Msd K.K. Method of treating heart failure with endothelin antagonists
DE69620478T2 (de) * 1996-10-17 2002-11-21 Lilly Co Eli Verfahren zum konservieren von tierhäuten
US6086633A (en) * 1996-10-17 2000-07-11 Eli Lilly And Company Method for preserving animal hides
CN1099283C (zh) * 1997-05-28 2003-01-22 内蒙古巴彦淖尔盟畜牧兽医科学研究所 缓释丸及其制剂
US6245042B1 (en) 1997-08-27 2001-06-12 Science Incorporated Fluid delivery device with temperature controlled energy source
AU734838B2 (en) * 1997-10-10 2001-06-21 Vetoquinol Usa, Inc. Drug delivery system
US6183461B1 (en) 1998-03-11 2001-02-06 Situs Corporation Method for delivering a medication
US6361552B1 (en) 1998-03-25 2002-03-26 Michael J. Badalamenti Teething gel applicator with cutter, and burstable ampule and method of making the same
US6759393B1 (en) 1999-04-12 2004-07-06 Pfizer Inc. Growth hormone and growth hormone releasing hormone compositions
AU4483100A (en) 1999-04-23 2000-11-10 Situs Corporation Pressure responsive valve for use with an intravesical infuser
GB9930000D0 (en) 1999-12-21 2000-02-09 Phaeton Research Ltd An ingestible device
GB9930001D0 (en) * 1999-12-21 2000-02-09 Phaeton Research Ltd An ingestible device
DE60239868D1 (de) 2001-06-12 2011-06-09 Univ Johns Hopkins Med Reservoirvorrichtung für die intraokulare arzneimittelabgabe
AUPR839001A0 (en) * 2001-10-19 2001-11-15 Eli Lilly And Company Dosage form, device and methods of treatment
ES2399880T3 (es) * 2002-03-15 2013-04-04 Cypress Bioscience, Inc. Milnaciprán para el tratamiento del síndrome del intestino irritable
US6974587B2 (en) * 2002-05-08 2005-12-13 Aircom Manufacturing, Inc. Intraruminal device
US20060003004A1 (en) * 2002-10-25 2006-01-05 Collegium Pharmaceutical, Inc. Pulsatile release compositions of milnacipran
US20040121010A1 (en) * 2002-10-25 2004-06-24 Collegium Pharmaceutical, Inc. Pulsatile release compositions of milnacipran
US20040228830A1 (en) * 2003-01-28 2004-11-18 Collegium Pharmaceutical, Inc. Multiparticulate compositions of milnacipran for oral administration
DE10310825B3 (de) * 2003-03-07 2004-08-19 Fachhochschule Jena Anordnung zur ferngesteuerten Freisetzung von Wirkstoffen
US20050038315A1 (en) * 2003-08-12 2005-02-17 Slo-Flo Ltd. Motorized syringe particularly useful for intra-uterine insemination
US6949091B2 (en) * 2003-11-17 2005-09-27 Pin Huang Ting Method for inserting solid object into skin
US7350479B2 (en) * 2004-09-10 2008-04-01 United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army System and method for controlling growth of aquatic plants utilizing bio-eroding means implanted in triploid grass carp
US20070212397A1 (en) * 2005-09-15 2007-09-13 Roth Daniel B Pharmaceutical delivery device and method for providing ocular treatment
NZ543314A (en) * 2005-10-28 2007-08-31 Interag A delivery system where the driving substance contains the active component
US20090099062A1 (en) * 2007-05-31 2009-04-16 Ethan Lee Pyrvinium For The Treatment of Cancer
EP2391419B1 (en) 2009-01-29 2019-06-12 ForSight Vision4, Inc. Posterior segment drug delivery
US8623395B2 (en) 2010-01-29 2014-01-07 Forsight Vision4, Inc. Implantable therapeutic device
EP2459116B1 (en) * 2009-07-31 2019-10-09 Boehringer Ingelheim Animal Health USA Inc. Sustained release capsules
CA2784141C (en) * 2009-12-17 2017-10-24 Merial Limited Compositions comprising macrocyclic lactone compounds and spirodioxepinoindoles
US9033911B2 (en) 2010-08-05 2015-05-19 Forsight Vision4, Inc. Injector apparatus and method for drug delivery
CN103153316B (zh) 2010-08-05 2015-08-19 弗赛特影像4股份有限公司 组合药物递送方法和设备
WO2012019176A2 (en) 2010-08-05 2012-02-09 Forsight Vision4 Inc. Implantable therapeutic device
AU2011329656B2 (en) 2010-11-19 2017-01-05 Forsight Vision4, Inc. Therapeutic agent formulations for implanted devices
BRPI1102284A2 (pt) 2011-05-23 2013-11-05 Grasp Ind E Com Ltda Aditivo para a nutrição animal a base de nitratos e sulfatos encapsulados para a redução da emissão de metano proveniente da fermentação ruminal
NZ593497A (en) * 2011-06-16 2013-01-25 Kahne Ltd Animal digestion monitoring system with bolus having a transmitter and designed to be retained in the dorsal sac of the rumen
EP2726016B1 (en) 2011-06-28 2023-07-19 ForSight Vision4, Inc. An apparatus for collecting a sample of fluid from a reservoir chamber of a therapeutic device for the eye
EP2739252A4 (en) 2011-08-05 2015-08-12 Forsight Vision4 Inc SMALL MOLECULE ADMINISTRATION USING AN IMPLANTABLE THERAPEUTIC DEVICE
CA2848385C (en) 2011-09-16 2021-10-26 Forsight Vision4, Inc. Methods and apparatus to exchange a fluid of an implantable device
WO2013116061A1 (en) 2012-02-03 2013-08-08 Forsight Vision4, Inc. Insertion and removal methods and apparatus for therapeutic devices
RU2522267C2 (ru) * 2012-08-28 2014-07-10 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования Курская государственная сельскохозяйственная академия имени профессора И.И. Иванова Министерства сельского хозяйства Российской Федерации Способ инкапсуляции фенбендазола
AU2014236455B2 (en) 2013-03-14 2018-07-12 Forsight Vision4, Inc. Systems for sustained intraocular delivery of low solubility compounds from a port delivery system implant
RU2522229C1 (ru) * 2013-03-26 2014-07-10 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Юго-Западный государственный университет" (ЮЗ ГУ) Способ инкапсуляции фенбендазола
JP6385423B2 (ja) 2013-03-28 2018-09-05 フォーサイト・ビジョン フォー・インコーポレーテッド 治療物質送達用の眼移植片
RU2545742C2 (ru) * 2013-07-23 2015-04-10 Александр Александрович Кролевец Способ инкапсуляции лактобифадола
RU2555782C1 (ru) * 2014-03-03 2015-07-10 Александр Александрович Кролевец Способ получения нанокапсул сульфата глюкозамина в конжаковой камеди в гексане
RU2558084C1 (ru) * 2014-03-18 2015-07-27 Александр Александрович Кролевец Способ получения нанокапсул аспирина в каррагинане
RU2555055C1 (ru) * 2014-03-18 2015-07-10 Александр Александрович Кролевец Способ получения нанокапсул сульфата глюкозамина в ксантановой камеди
RU2557941C1 (ru) * 2014-03-20 2015-07-27 Александр Александрович Кролевец Способ получения нанокапсул аспирина в альгинате натрия
RU2554759C1 (ru) * 2014-04-07 2015-06-27 Александр Александрович Кролевец Способ получения нанокапсул лозартана калия
RU2695563C2 (ru) 2014-07-15 2019-07-24 Форсайт Вижн4, Инк. Способ и устройство для доставки глазного имплантата
BR112017002466A2 (pt) 2014-08-08 2017-12-05 Forsight Vision4 Inc formulações estáveis e solúveis de inibidores da tirosina cinase do receptor, e métodos para a sua preparação
WO2016077371A1 (en) 2014-11-10 2016-05-19 Forsight Vision4, Inc. Expandable drug delivery devices and method of use
EP3377009B1 (en) 2015-11-20 2020-10-28 ForSight Vision4, Inc. Porous structures for extended release drug delivery devices
US11617680B2 (en) 2016-04-05 2023-04-04 Forsight Vision4, Inc. Implantable ocular drug delivery devices
USD909604S1 (en) 2017-08-25 2021-02-02 Argenta Manufacturing Limited Barrel of an intraruminal device
WO2019060458A1 (en) 2017-09-20 2019-03-28 Lyndra, Inc. ENCAPSULATION OF GASTRIC SYSTEMS
CN115607358A (zh) 2017-11-21 2023-01-17 弗赛特影像4股份有限公司 用于可扩展端口递送系统的流体交换装置及使用方法
EP3758647A4 (en) * 2018-02-26 2021-12-08 Argenta Innovation Limited INTRARUMINAL DEVICE
CN108211107B (zh) * 2018-03-01 2023-08-15 中南民族大学 一种针对穴位持续给药的压力可控式微泡贴及制备方法
EP3545937B1 (de) * 2018-03-28 2022-05-18 Harro Höfliger Verpackungsmaschinen GmbH Kapselbuchse für steckkapseln und buchsensystem
BR112021004458A2 (pt) * 2018-09-10 2021-05-25 Argenta Innovation Limited formulações de liberação controlada em dispositivos de distribuição
AU2020328595B2 (en) * 2019-08-14 2023-07-13 Elanco Tiergesundheit Ag New wing protector for winged capsule and method of using same
JP2023553202A (ja) 2020-12-08 2023-12-20 ルミナント バイオテク コーポレーション リミテッド 動物に物質を送達するための装置および方法の改善
WO2023192903A1 (en) * 2022-03-31 2023-10-05 Elanco Us Inc. Winged capsule devices and methods

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3839557A (en) * 1972-01-24 1974-10-01 Lilly Co Eli Antibiotics monensin and a204 for improving ruminant feed efficiency
US4312347A (en) * 1980-02-25 1982-01-26 Iowa State University Research Foundation, Inc. Positive pressure drug releasing device
NZ197543A (en) * 1980-07-02 1984-12-14 Commw Scient Ind Res Org Controlled release compositions for inclusion in intraruminal devices
US4381780A (en) * 1981-01-19 1983-05-03 Research Corporation Sustained release delivery system
GR75160B (ja) * 1981-01-22 1984-07-13 Lilly Co Eli
JPS57156736A (en) * 1981-03-23 1982-09-28 Olympus Optical Co Therapeutic capsule apparatus
JPS57163309A (en) * 1981-04-01 1982-10-07 Olympus Optical Co Ltd Capsule apparatus for medical use
US4416659A (en) * 1981-11-09 1983-11-22 Eli Lilly And Company Sustained release capsule for ruminants
AU558009B2 (en) * 1982-02-16 1987-01-15 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Gas diffusion controlled release device
AU3728185A (en) * 1984-01-06 1985-07-18 Eli Lilly And Company Drug dispensing device for ruminants
US4649042A (en) * 1984-05-31 1987-03-10 Eli Lilly And Company Rumen delivery device
US4717718A (en) * 1985-08-09 1988-01-05 Alza Corporation Device for the controlled delivery of a beneficial agent
AU591297B2 (en) * 1986-07-15 1989-11-30 Pitman-Moore Australia Limited Intra-ruminal depot
AU596220B2 (en) * 1986-10-10 1990-04-26 Pitman-Moore Australia Limited Heavy density depot
US4867980A (en) * 1986-10-10 1989-09-19 Coopers Animal Health Australia Limited Heavy density depot
US4929233A (en) * 1988-08-26 1990-05-29 Alza Corporation Implantable fluid imbibing pump with improved closure
AU615599B2 (en) * 1988-12-22 1991-10-03 Eli Lilly And Company Methods

Also Published As

Publication number Publication date
EP0507629B1 (en) 1997-01-22
YU35792A (sh) 1997-07-31
PT100345A (pt) 1994-04-29
AU1396992A (en) 1992-10-08
GR3022824T3 (en) 1997-06-30
IL118192A0 (en) 1996-09-12
IL118195A0 (en) 1996-09-12
US5562915A (en) 1996-10-08
CN1235825A (zh) 1999-11-24
RU2114577C1 (ru) 1998-07-10
NZ264061A (en) 1996-06-25
FI114686B (fi) 2004-12-15
KR920019335A (ko) 1992-11-19
FI921493A0 (fi) 1992-04-03
DK0507629T3 (da) 1997-06-30
FI921493A (fi) 1992-10-06
JPH0597659A (ja) 1993-04-20
FI107315B (fi) 2001-07-13
DE69216891T2 (de) 1997-05-28
AU672520B2 (en) 1996-10-03
NZ330507A (en) 1998-07-28
NZ242225A (en) 1995-02-24
FI20002197A (fi) 2000-10-05
KR100205666B1 (ko) 1999-07-01
ATE147972T1 (de) 1997-02-15
NO303374B1 (no) 1998-07-06
DE69216891D1 (de) 1997-03-06
IL118193A0 (en) 1996-09-12
HU9201135D0 (en) 1992-06-29
IL118192A (en) 1998-08-16
IL118194A0 (en) 1996-09-12
ES2096717T3 (es) 1997-03-16
IL118195A (en) 1998-09-24
MX9201539A (es) 1992-10-01
NO921304D0 (no) 1992-04-03
YU49098B (sh) 2003-12-31
PT100345B (pt) 2000-02-29
IL118194A (en) 1998-09-24
YU4296A (sh) 1999-03-04
BR9201217A (pt) 1992-12-01
EP0507629A1 (en) 1992-10-07
MY112079A (en) 2001-04-30
AU7286794A (en) 1994-12-01
HU217965B (hu) 2000-05-28
US5277912A (en) 1994-01-11
JP2003023972A (ja) 2003-01-28
CA2065084C (en) 2000-12-12
IE20010191A1 (en) 2002-11-27
PT102360A (pt) 2000-03-31
FI111602B (fi) 2003-08-29
NZ314295A (en) 1998-07-28
TW404830B (en) 2000-09-11
CA2065084A1 (en) 1992-10-06
FI19991970A (fi) 1999-09-16
CS102392A3 (en) 1992-10-14
CZ282457B6 (cs) 1997-07-16
IL101491A (en) 1998-02-08
NO921304L (no) 1992-10-06
HUT74907A (en) 1997-03-28
EP0715847A2 (en) 1996-06-12
MY135579A (en) 2008-05-30
PT102360B (pt) 2001-08-30
IL118193A (en) 1998-08-16
IE921078A1 (en) 1992-10-07
CN1258501A (zh) 2000-07-05
AU650113B2 (en) 1994-06-09
CN1067810A (zh) 1993-01-13
EP0715847A3 (en) 2003-11-19
NZ280067A (en) 1997-04-24
CN1056278C (zh) 2000-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3356796B2 (ja) 徐放性カプセル及びその組付け方法
US3760984A (en) Osmotically powered agent dispensing device with filling means
US3987790A (en) Osmotically driven fluid dispenser
US5223266A (en) Long-term delivery device with early startup
EP0957817B1 (en) Locking couplings for osmotic delivery devices
AU734462B2 (en) Sustained release capsule and formulations
EP0149510B1 (en) Sustained release device for ruminants
AU708219B2 (en) Sustained release capsule and formulations
WO2021250222A1 (en) Ingestible device having a spike assembly
HU219460B (hu) Eljárás kérődző állatok bendőjében valamely hatóanyag tartós felszabadítására alkalmas kapszula előállítására
CN112741953A (zh) 用于向动物输送有益物质的新型植入系统

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020827

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees