JP3356121B2 - 非可逆回路素子および通信装置 - Google Patents

非可逆回路素子および通信装置

Info

Publication number
JP3356121B2
JP3356121B2 JP18879999A JP18879999A JP3356121B2 JP 3356121 B2 JP3356121 B2 JP 3356121B2 JP 18879999 A JP18879999 A JP 18879999A JP 18879999 A JP18879999 A JP 18879999A JP 3356121 B2 JP3356121 B2 JP 3356121B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower yoke
ground terminal
case
isolator
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP18879999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001024406A (ja
Inventor
敏弘 牧野
弘基 出嶌
崇 川浪
長谷川  隆
征克 森
陸宏 常門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=16230016&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3356121(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP18879999A priority Critical patent/JP3356121B2/ja
Priority to US09/608,157 priority patent/US6469588B1/en
Priority to DE60039328T priority patent/DE60039328D1/de
Priority to EP00113923A priority patent/EP1067621B1/en
Priority to KR1020000037753A priority patent/KR100343321B1/ko
Priority to CNB001217615A priority patent/CN1156936C/zh
Publication of JP2001024406A publication Critical patent/JP2001024406A/ja
Priority to US10/156,318 priority patent/US6971166B2/en
Publication of JP3356121B2 publication Critical patent/JP3356121B2/ja
Application granted granted Critical
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices
    • H01P1/38Circulators
    • H01P1/383Junction circulators, e.g. Y-circulators
    • H01P1/387Strip line circulators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/4902Electromagnet, transformer or inductor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/4902Electromagnet, transformer or inductor
    • Y10T29/49075Electromagnet, transformer or inductor including permanent magnet or core
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49117Conductor or circuit manufacturing
    • Y10T29/49124On flat or curved insulated base, e.g., printed circuit, etc.
    • Y10T29/49155Manufacturing circuit on or in base
    • Y10T29/49158Manufacturing circuit on or in base with molding of insulated base
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49117Conductor or circuit manufacturing
    • Y10T29/49174Assembling terminal to elongated conductor
    • Y10T29/49176Assembling terminal to elongated conductor with molding of electrically insulating material

Landscapes

  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ波帯な
どで使用されるサーキュレータやアイソレータなどの非
可逆回路素子、およびそれらを用いた通信装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波帯などで使用される従来の集
中定数型アイソレータの構造を分解斜視図として図14
に示す。
【0003】図14において、1は図における上面を開
口した箱型の樹脂性ケースである。このケース1には各
種端子を設けているが、この図に示す状態では一方の入
出力端子2aとアース端子3が現れている。また他方の
端子2bのケース1内部での露出部分が現れている。こ
のケース1には下部ヨーク9が取り付けられ、ケース1
の内部にコンデンサ7a,7b,7c、チップ抵抗8、
フェライト板5、線路導体4a,4b,4c、磁石6が
順に収納されて、上部に上部ヨーク10が被せられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のアイソレータにおいては、ケース1に設けられた
端子に対して下部ヨーク9を半田で接合することによっ
て、両者を組み立てるものであるが、その半田付け面積
が大きくとれないため、充分な接合強度が確保できな
い、という問題があった。このことは、例えば落下衝撃
などによって半田付け部分が外れてしまうなど、電子機
器の信頼性低下の原因となり得るものであった。また下
部ヨーク9とケース1とを接合した時、両者の各部の寸
法ばらつきによって、入出力端子やアース端子が同一平
面を形成せずに、一部の端子が浮き上がったりするおそ
れがあった。その結果、このアイソレータの特性を測定
する際に、測定用治具の端子に入出力端子やアース端子
が適正に接触せずに、測定できなくなるという問題も生
じていた。
【0005】さらに、ケース1に設けた各種端子と下部
ヨーク9とが常に別体の部品として扱わなくてはならな
いので、部品点数の削減によるコストダウンができない
という問題があった。
【0006】この発明の目的は、上述の問題を解消し
て、耐衝撃性を高め、端子部の寸法精度を高め、且つ容
易にコストダウンを図れるようにした非可逆回路素子お
よびそれを用いた通信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の非可逆回路素
子は、入出力端子とアース端子を形成したケース内にフ
ェライト板、線路導体、磁石およびその他の部品を収納
し、ケースの上下面に上部ヨークおよび下部ヨークを配
置した非可逆回路素子において、前記ケースを前記下部
ヨークとともにインサートモールド成型する。
【0008】これにより、充分な耐衝撃性が確保でき、
またケースに設けた端子に下部ヨークを半田付けする必
要がなくなり、端子位置の寸法精度が高められる。
【0009】また、この発明の非可逆回路素子は、前記
下部ヨーク、入出力端子およびアース端子を、フープ材
の成型によって形成する。これにより下部ヨークとケー
スとのインサートモールド成型を連続的に行えるように
なり、且つ同一材料から下部ヨークと入出力端子および
アース端子を形成できるので、部品点数も削減できる。
【0010】また、この発明の非可逆回路素子は、前記
下部ヨークの一部をアース端子としてケースから露出さ
せる。この構造によりアース端子と下部ヨークとが最短
になって、残留インダクタンスが最小になる。
【0011】また、この発明の非可逆回路素子は、前記
アース端子を下部ヨークから外方へ突出する形状とし、
該アース端子の根元部に半田レジスト膜を形成する。こ
れにより、電子機器の回路基板上に実装した際に、下部
ヨーク底面への半田の流入が阻止されて、端子部分での
み半田付けできるようになる。
【0012】また、この発明の非可逆回路素子は、前記
下部ヨーク、入出力端子およびアース端子の厚さを0.
3mm以下とする。
【0013】さらに、この発明の通信装置は、上記のい
ずれかの非可逆回路素子を用い、例えば送信信号と受信
信号の分岐を行うサーキュレータとして設けることなど
によって通信装置を構成する。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施形態に係る
アイソレータの構成を図1〜図5を参照して説明する。
図1はアイソレータの分解斜視図である。ここで1は樹
脂製のケースであり、磁性体から成る下部ヨーク9、入
出力端子2a,2bおよびアース端子3と共にインサー
トモールド成型している。アース端子3は下部ヨーク9
と一体に設けていて、入出力端子2a,2bは下部ヨー
ク9とは絶縁状態に設けている。ケース1の内底面には
2つの入出力端子2a,2bの内側の端部を露出させて
いる。このケース1の内部に、図における上下面を電極
面とするコンデンサ7a,7b,7cおよびチップ抵抗
8をそれぞれ載置し、フェライト板5と磁石6との間に
線路導体(中心導体)4a,4b,4cを挟み込むよう
にしてこれらを収納し、さらにケース1の開口面に磁性
体から成る上部ヨーク10を被せることによってアイソ
レータを構成する。
【0015】図2は上記アイソレータの三面図である。
(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は右側面図で
ある。このように下部ヨーク9の一部を4つのアース端
子3として引き出し、入出力端子2a,2bと共にケー
ス1をインサートモールド成型している。このように、
ケース1を下部ヨーク9と共にインサートモールド成型
することによって、ケースに設けた端子に対する下部ヨ
ークの半田付けが不要となって耐衝撃性が高まる。ま
た、部品底面における入出力端子2a,2bとアース端
子3の位置精度(平面精度)が高まる。これにより、ア
イソレータの特性測定時に、測定治具への接触不良を防
止でき、実装基板への実装時の端子の浮き上がりも防止
できる。
【0016】図3は上記アイソレータの回路図である。
線路導体4a,4b,4cは網状に組み合わせていて、
それぞれの一方端を接地し、他方端とアースとの間に整
合用のコンデンサ7a,7b,7cを装荷し、線路導体
4cの非接地端とアースとの間に終端抵抗としてのチッ
プ抵抗8を接続した構造としている。これにより入出力
端子2a,2b間に非可逆特性を生じさせている。例え
ば入出力端子2aから2b方向へは低反射で通過し、入
出力端子2bに入射した信号は抵抗8で消費されて入出
力端子2aからは殆ど出力されない。
【0017】図4および図5は上記アイソレータの挿入
損失の周波数特性を示している。両図において、実線は
この実施形態のアイソレータの特性、破線は比較対照と
しての従来構造のアイソレータの特性である。この第1
の実施形態では、アース端子3を下部ヨーク9の一部と
して一体に設けたことにより、アース端子が最短となっ
て、残留インダクタンスが小さく保たれ、アース回路が
改善される。その結果、図4に示すように低損失化さ
れ、アイソレータとして使用可能な特性帯域も広がる。
さらに、不要輻射が減少するため、図5に示すように高
周波域で大きな減衰量が得られる。
【0018】また、アース端子3を下部ヨーク9の一部
として一体に設けたことにより、終端器としてのチップ
抵抗8で発生した熱が、アース板として作用する下部ヨ
ークおよびアース端子を経由して、実装基板のグランド
プレーンに流れ込む。これにより、放熱性も改善され、
アイソレータの耐電力性が向上する。また放熱によって
動作温度が低く保たれるので、信頼性も向上する。
【0019】次に、第2の実施形態に係るアイソレータ
の構成を図6を基に説明する。図6はアイソレータの三
面図であり、(A)は正面図、(B)は底面図、(C)
は右側面図である。この例でも、アース端子3を下部ヨ
ーク9から連続して外方へ突出する形状としている。そ
して、これらのアース端子3の根元部に半田レジスト膜
11を、実際にアース端子部分となる領域を除いて印刷
などにより形成している。その他の構造は第1の実施形
態に示したものと同様である。このように、下部ヨーク
9から連続するアース端子3の根元部に半田レジスト膜
11を形成したことにより、このアイソレータを電子機
器の実装基板上に実装した際に、半田がアース端子3か
ら下部ヨーク9の底面(内部)まで流入することはな
い。そのため、入出力端子2a,2bおよびアース端子
3が実装基板に確実に半田付けされる。
【0020】次に、第3の実施形態に係るアイソレータ
の構成を図7〜図9を参照して説明する。図7は下部ヨ
ークと各端子の成形手順を示す図である。この図におい
て12は厚さが0.3mm以下の鉄板にAg,Ni,A
uまたはCuなどのメッキ膜を形成した磁性体から成る
フープ材であり、このフープ材12を長尺方向に送るス
プロケットホール15を形成している。
【0021】まず(A)に示すようにフープ材12を打
抜き成形することによって、後に下部ヨークとなる部分
9′を、フープ材12の枠部分に対して連結部14を介
して連結させたままの状態で成形する。また、同時に切
り起こし片13a〜13fを形成する。
【0022】次に、(B)に示すように、(A)におい
て示した9′の二点鎖線部分を折り曲げることによって
下部ヨーク9を整形する。ただし、この時まだ下部ヨー
ク9は連結部14を介してフープ材12に連結されたま
まである。
【0023】次に、(C)に示すように、切り起こし片
13a〜13fを略180°折り曲げて、その端部を下
部ヨーク9の両側部に配置する。これらの端部を後に入
出力端子2a,2bおよびアース端子3として用いるこ
とになる。
【0024】なお、フープ材の厚さを0.3mm以下に
したことにより、下部ヨーク9の折曲および切り起こし
片13a〜13fの切り起こしが容易となる。
【0025】図8は図7に続く工程における図であり、
下部ヨーク9と、折り曲げた切り起こし片13a〜13
fと共にケース1をインサーモールド成型する。この
時、切り起こし片13c,13fの端部を入出力端子2
a,2bの内側の端子としてケース1の内底面に露出さ
せる。また、その他の切り起こし片13a,13b,1
3d,13eの端部をアース端子3の内側の端子として
ケース1の内底面に露出させる。
【0026】この図8に示した状態から、2点鎖線部分
で切り起こし片を切断し、ケース1の側部から突出して
いる、切り起こし片の一部を折曲整形することによっ
て、それらを入出力端子およびアース端子とする。
【0027】図9は上記アイソレータの三面図であり、
(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は右側面図で
ある。このように、入出力端子2a,2bおよびアース
端子3を下部ヨーク9と同一材料から構成し、しかもケ
ース1と共にインサートモールド成型したことにより、
耐衝撃性が高まり、部品底面における入出力端子2a,
2bとアース端子3の位置精度も高まる。
【0028】次に、第4の実施形態に係るアイソレーの
構成を図10および図11を参照して説明する。図10
はケースのインサートモールド成型前のフープ材におけ
る構成を示す図である。ここで、磁性体から成る下部ヨ
ーク9は、連結部14を介して、磁性体から成るフープ
材12の枠部分に連結している。また、切り起こし片1
3c,13fをフープ材12から切り起こして略180
°折り曲げている。
【0029】この図10に示した状態から、ケースにな
る樹脂をインサートモールド成型する。その後、2点鎖
線部分で連結部14および切り起こし片13c,13f
を切断し、ケース1の側部から突出している、切り起こ
し片の一部を折曲整形することによって、それらを入出
力端子およびアース端子とする。
【0030】図11は上述の工程で構成したアイソレー
タの三面図であり、(A)は正面図、(B)は底面図、
(C)は右側面図である。このようにして、下部ヨーク
9のフープ材に対する連結部分を、そのままアース端子
3として用いることができる。
【0031】図12は第5の実施形態に係るアイソレー
タの構成を示す三面図である。図12において11はア
ース端子3の根元部に形成した半田レジスト膜である。
その他の構造は図11に示したものと同様である。この
ようにアース端子3の根元部に半田レジスト膜11を形
成したことにより、このアイソレータを電子機器の実装
基板上に実装した際に、半田がアース端子3から下部ヨ
ーク9の底面(内部)まで流入することはない。そのた
め、入出力端子2a,2bおよびアース端子3が実装基
板に確実に半田付けされる。
【0032】図13は通信装置の構成を示すブロック図
である。以上の各実施形態では、3ポートのサーキュレ
ータと共に終端抵抗を内蔵して、2ポートのアイソレー
タを構成した例を示したが、図1および図3に示したチ
ップ抵抗を接続する線路導体4cの端部を入出力端子と
すれば、3ポートのサーキュレータとして構成すること
ができる。そのようにして構成したサーキュレータのポ
ート#1に送信回路の出力部を接続し、ポート#2にア
ンテナを接続し、ポート#3に受信回路の入力部を接続
する。このようにして、サーキュレータを送受の分岐回
路として用いた通信装置を構成する。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、充分な
耐衝撃性が確保でき、またケースに設けた端子に下部ヨ
ークを半田付けする必要がなくなり、端子位置の寸法精
度が高められる。
【0034】請求項2に記載の発明によれば、下部ヨー
クとケースとのインサートモールド成型を連続的に行え
るようになり、且つ同一材料から下部ヨークと入出力端
子およびアース端子を形成できるので、部品点数も削減
できる。
【0035】請求項3に記載の発明によれば、アース端
子と下部ヨークとが最短になって、残留インダクタンス
が最小になり、低損失化および広帯域化が図れ、また高
周波域の減衰量を大きくすることができる。
【0036】請求項4に記載の発明によれば、電子機器
の回路基板上に実装した際に、下部ヨーク底面への半田
の流入が阻止されて、端子部分でのみ半田付けできるよ
うになり、端子部が実装基板に対して確実に半田付けさ
れる。
【0037】請求項5に記載の発明によれば、下部ヨー
クおよび端子をフープ材から形成する場合に、下部ヨー
クの折曲および端子用の切り起こし片の切り起こしが容
易となり、寸法精度の高い非可逆回路素子を構成するこ
とができる。
【0038】請求項6に記載の発明によれば、耐衝撃性
を高め、且つ低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るアイソレータの分解斜視
【図2】同アイソレータの三面図
【図3】同アイソレータの回路図
【図4】同アイソレータの挿入損失の狭帯域における周
波数特性を示す図
【図5】同アイソレータの挿入損失の広帯域における周
波数特性を示す図
【図6】第2の実施形態に係るアイソレータの三面図
【図7】第3の実施形態に係るアイソレータの製造過程
を示す図
【図8】下部ヨークおよび各端子と共にケースをインサ
ートモールド成型した状態を示す図
【図9】同アイソレータの三面図
【図10】第4の実施形態に係るアイソレータのフープ
材における構成を示す図
【図11】同アイソレータの三面図
【図12】第5の実施形態に係るアイソレータの三面図
【図13】第6の実施形態に係る通信装置の構成を示す
ブロック図
【図14】従来のアイソレータの分解斜視図
【符号の説明】
1−ケース 2−入出力端子 3−アース端子 4−線路導体 5−フェライト板 6−磁石 7−コンデンサ 8−チップ抵抗 9−下部ヨーク 10−上部ヨーク 11−半田レジスト膜 12−フープ材 13−切り起こし片 14−連結部 15−スプロケットホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 隆 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 森 征克 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 常門 陸宏 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 平11−168304(JP,A) 特開 平10−135711(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/383 H01P 1/36

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力端子とアース端子を形成したケー
    ス内にフェライト板、線路導体、磁石およびその他の部
    品を収納し、ケースの上下面に上部ヨークおよび下部ヨ
    ークを配置した非可逆回路素子において、 前記ケースを前記下部ヨークとともにインサートモール
    ド成型したことを特徴とする非可逆回路素子。
  2. 【請求項2】 フープ材の成形により、該フープ材の一
    部を前記下部ヨーク、入出力端子およびアース端子とし
    たことを特徴とする請求項1に記載の非可逆回路素子。
  3. 【請求項3】 前記下部ヨークの一部をアース端子とし
    て前記ケースから露出させたことを特徴とする請求項1
    または2に記載の非可逆回路素子。
  4. 【請求項4】 前記アース端子を下部ヨークから外方へ
    突出する形状とし、該アース端子の根元部に半田レジス
    ト膜を形成したことを特徴とする請求項3に記載の非可
    逆回路素子。
  5. 【請求項5】 前記下部ヨーク、入出力端子およびアー
    ス端子の厚さを0.3mm以下にしたことを特徴とする
    請求項1〜4のうちいずれかに記載の非可逆回路素子。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のうちいずれかに記載の非
    可逆回路素子を用いた通信装置。
JP18879999A 1999-07-02 1999-07-02 非可逆回路素子および通信装置 Expired - Lifetime JP3356121B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18879999A JP3356121B2 (ja) 1999-07-02 1999-07-02 非可逆回路素子および通信装置
US09/608,157 US6469588B1 (en) 1999-07-02 2000-06-30 Nonreciprocal device with solder resist film on the ground terminal
DE60039328T DE60039328D1 (de) 1999-07-02 2000-06-30 Nichtreziproke Anordnung und Kommunikationsgerät damit
EP00113923A EP1067621B1 (en) 1999-07-02 2000-06-30 Nonreciprocal device and communication device using the same
KR1020000037753A KR100343321B1 (ko) 1999-07-02 2000-07-03 비가역 소자 및 그것을 이용한 통신 장치
CNB001217615A CN1156936C (zh) 1999-07-02 2000-07-03 非可逆装置和使用该装置的通信设备
US10/156,318 US6971166B2 (en) 1999-07-02 2002-05-24 Method of manufacturing a nonreciprocal device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18879999A JP3356121B2 (ja) 1999-07-02 1999-07-02 非可逆回路素子および通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001024406A JP2001024406A (ja) 2001-01-26
JP3356121B2 true JP3356121B2 (ja) 2002-12-09

Family

ID=16230016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18879999A Expired - Lifetime JP3356121B2 (ja) 1999-07-02 1999-07-02 非可逆回路素子および通信装置

Country Status (6)

Country Link
US (2) US6469588B1 (ja)
EP (1) EP1067621B1 (ja)
JP (1) JP3356121B2 (ja)
KR (1) KR100343321B1 (ja)
CN (1) CN1156936C (ja)
DE (1) DE60039328D1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3622639B2 (ja) * 2000-05-30 2005-02-23 株式会社村田製作所 非可逆回路素子の製造方法
JP2002344206A (ja) * 2001-05-11 2002-11-29 Murata Mfg Co Ltd 非可逆回路素子及び通信装置
JP3649162B2 (ja) * 2001-07-06 2005-05-18 株式会社村田製作所 中心電極組立体、非可逆回路素子、通信装置及び中心電極組立体の製造方法
JP3686884B2 (ja) * 2002-06-06 2005-08-24 アルプス電気株式会社 電子部品用筐体の製造方法
JP2004312437A (ja) * 2003-04-08 2004-11-04 Alps Electric Co Ltd 非可逆回路素子、通信機装置、非可逆回路素子用リードフレーム及び非可逆回路素子の製造方法
JP5255577B2 (ja) * 2010-01-13 2013-08-07 古河電気工業株式会社 基板および基板の製造方法
CN103403955B (zh) * 2013-01-06 2015-07-22 华为技术有限公司 一种环形器、隔离器及电路组件
WO2023139697A1 (ja) * 2022-01-19 2023-07-27 日立Astemo株式会社 導体板の製造方法、導体板、導体板アセンブリ

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826382A (ja) * 1981-08-07 1983-02-16 Hitachi Ltd 磁気バブルメモリデバイスの製造方法
JP2526219B2 (ja) * 1986-10-23 1996-08-21 日立フェライト 株式会社 集中定数型サ−キユレ−タ及びアイソレ−タ
DE3824013C2 (de) 1988-07-15 1997-02-13 Profor Ab Verfahren zum Anbringen eines verpackten Trinkhalmes an einer Packung und Vorrichtung für dieses Anbringen
JPH03206701A (ja) * 1990-01-08 1991-09-10 Murata Mfg Co Ltd 非可逆回路素子の製造方法およびフープ状部品
US5159294A (en) * 1990-03-01 1992-10-27 Murata Manufacturing Co., Ltd. Non-reciprocal circuit element
JP2884742B2 (ja) * 1990-08-23 1999-04-19 タカタ株式会社 加速度センサの製作方法
JP2501715B2 (ja) 1992-05-18 1996-05-29 富士通テン株式会社 騒音制御装置
JP3269141B2 (ja) * 1992-11-25 2002-03-25 株式会社村田製作所 非可逆回路素子
JPH06164222A (ja) * 1992-11-25 1994-06-10 Murata Mfg Co Ltd マイクロ波用磁性体及びその製造方法
JPH07326907A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Tokin Corp 非可逆回路素子
JPH088610A (ja) 1994-06-21 1996-01-12 Murata Mfg Co Ltd 非可逆回路素子
JP3399099B2 (ja) 1994-07-27 2003-04-21 株式会社村田製作所 非可逆回路素子
JPH08116163A (ja) * 1994-10-18 1996-05-07 Fuji Xerox Co Ltd 表面実装部品の実装方法
KR0141952B1 (ko) * 1994-12-19 1998-06-01 문정환 반도체 패키지 및 그 제조방법
JPH0955607A (ja) 1995-08-11 1997-02-25 Taiyo Yuden Co Ltd 非可逆回路素子
JP3617134B2 (ja) 1995-08-23 2005-02-02 松下電器産業株式会社 操作型電子部品
JP3264193B2 (ja) * 1995-11-27 2002-03-11 株式会社村田製作所 非可逆回路素子
US5702775A (en) * 1995-12-26 1997-12-30 Motorola, Inc. Microelectronic device package and method
JP3755068B2 (ja) 1996-05-27 2006-03-15 Tdk株式会社 非可逆回路素子及びその製造方法
JPH1041706A (ja) 1996-07-26 1998-02-13 Hitachi Metals Ltd 非可逆回路素子
JPH10107511A (ja) 1996-09-26 1998-04-24 Murata Mfg Co Ltd 非可逆回路素子
JP3303690B2 (ja) 1996-10-29 2002-07-22 日立金属株式会社 非可逆回路素子
JPH10290140A (ja) 1997-04-15 1998-10-27 Murata Mfg Co Ltd 弾性表面波装置
JPH1168411A (ja) 1997-08-08 1999-03-09 Murata Mfg Co Ltd 非可逆回路素子
JPH1174706A (ja) * 1997-08-27 1999-03-16 Hitachi Metals Ltd 非可逆回路素子
JP3275806B2 (ja) * 1997-12-04 2002-04-22 株式会社村田製作所 非可逆回路素子
JP3622639B2 (ja) * 2000-05-30 2005-02-23 株式会社村田製作所 非可逆回路素子の製造方法
JP3649144B2 (ja) * 2001-04-10 2005-05-18 株式会社村田製作所 非可逆回路素子、通信装置及び非可逆回路素子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20020140517A1 (en) 2002-10-03
US6971166B2 (en) 2005-12-06
DE60039328D1 (de) 2008-08-14
KR100343321B1 (ko) 2002-07-10
CN1282990A (zh) 2001-02-07
EP1067621A3 (en) 2002-05-22
EP1067621B1 (en) 2008-07-02
CN1156936C (zh) 2004-07-07
KR20010015146A (ko) 2001-02-26
US6469588B1 (en) 2002-10-22
JP2001024406A (ja) 2001-01-26
EP1067621A2 (en) 2001-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3417370B2 (ja) 非可逆回路素子及び通信機装置
JP3356121B2 (ja) 非可逆回路素子および通信装置
KR100352489B1 (ko) 비가역 회로소자
EP0707354B1 (en) Antenna device
EP0738023A2 (en) Antenna device
EP0940877A1 (en) Nonreciprocal circuit device
JP3539351B2 (ja) 非可逆回路素子の製造方法
JP3269141B2 (ja) 非可逆回路素子
JP2001203507A (ja) 非可逆回路素子及び通信機装置
JP2001094311A (ja) 非可逆回路素子及び通信機装置
US6590467B2 (en) Nonreciprocal circuit device with wide interconductors spacing orthogonal to yoke sidewalls
US6573809B1 (en) Dielectric resonator device, dielectric duplexer, and communication apparatus incorporating same
JP2002261512A (ja) 非可逆回路素子、通信装置及び非可逆回路素子の製造方法
US20040201431A1 (en) Nonreciprocal circuit element, communication apparatus, lead frame for nonreciprocal circuit element, and method for manufacturing nonreciprocal circuit element
KR100286795B1 (ko) 비가역소자의 프레임
JP4438228B2 (ja) アイソレータおよび通信装置
JP4110688B2 (ja) 非可逆回路素子及び通信機装置
JP3932897B2 (ja) 非可逆回路素子および通信装置
JP3714220B2 (ja) 非可逆回路素子及び通信装置
JPH07249924A (ja) アンテナ及びアンテナ装置
KR100286796B1 (ko) 집중 정수형 비가역소자
KR100582776B1 (ko) 비가역 회로소자 및 그 제조방법
JPH083044Y2 (ja) 基板実装型誘電体フィルタ
US20010017486A1 (en) Nonreciprocal circuit device and communication apparatus incorporating same
JP2001251104A (ja) 非可逆回路素子及び通信機装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3356121

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071004

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081004

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091004

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101004

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101004

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111004

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121004

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131004

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term