JP3353789B2 - Ic用トレー - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導電性と靭性に優れた反
りのないIC用トレーに関する。
りのないIC用トレーに関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の高度実装化に伴い、より密度
を上げるためにスルーホール基板等にIC部品の実装が
行われているが、フローソルダーによるIC部品の実装
時にIC部品が吸湿していると加熱中にIC内部に水蒸
気が発生し、膨れあるいはクラックを生じ、IC部品が
破損する。このため実装時にはあらかじめ100℃以上
の温度でIC部品を乾燥し、水分を除去する必要があ
る。従来IC乾燥工程は、導電性を有する塩化ビニルあ
るいはポリスチレン系のトレーからIC部品を一度アル
ミダイキャスト製トレーに移し乾燥した後、前記トレー
に再度移して出荷しており、煩雑な工程を必要とした。
そこで工程の簡略化及び高価なアルミダイキャストトレ
ーの代替として、100℃以上の耐熱を有するポリフェ
ニレンエーテル系樹脂組成物からなるプラスチックトレ
ーが検討されている。係るプラスチックトレーはポリフ
ェニレンエーテル系樹脂に導電性カーボンを練り込んだ
ものであるが、トレーを搬送する際、トレー同士の接
触、あるいはトレーと部品等の接触により、しばしば擦
れが生じ、トレー表面を形成している充填剤の導電性カ
ーボンが脱落し、それがICリード線に付着する。この
ため、電子回路上にIC部品をはんだ付けする際、付着
したカーボンのためリード線とはんだの融着不良が生
じ、電子回路とIC部品との十分な電気的接続がえられ
ない場合があった。かかる問題を解決するために、導電
性カーボンの代わりに炭素繊維を用いてIC用トレーを
得る手法が考えられる。ポリフェニレンエーテル系樹脂
に炭素繊維を用いる技術については米国特許44041
25号に開示されている。しかしこの技術は電磁波遮蔽
を目的としたものであり、電磁波遮蔽を目的とする場合
は、体積固有抵抗値で10-1Ω以下にする必要があり、
本発明のIC用トレーに要求される特性とは大幅に異な
るものである。即ち、IC用トレーの場合には、導電性
を、表面固有抵抗で101 から1012Ωの範囲あるいは
体積固有抵抗で101から1012Ωcmの範囲に制御す
る必要がある。何故なら、IC用トレーの場合には、直
接IC部品のリード線が接触するため、101 Ω未満で
は、IC部品のリード線間がショートし、ICが破壊す
る場合があり、1012Ωを越える場合にも、静電気が発
生し、同様にICが破壊する場合がある。また、従来、
炭素繊維は、繊維長が3mm以上のものが、補強充填剤
あるいは電磁波遮蔽の目的で樹脂中に添加されている
が、射出成形法の場合には、成形品中の炭素繊維の特定
方向の配向による成形収縮の異方性のために、反りが発
生する。特にIC用トレーの場合には肉厚が薄く、平板
状のため、大きな反りが発生し問題となる。IC用トレ
ーは自動機械に掛けられるため、例えば、300×15
0mm角のIC用トレーにおいて、IC用トレーを平板
上に置き、トレーの底面の浮き上がりが、最大の点を反
りとした場合、1mm以下でなければならない等の問題
がある。
を上げるためにスルーホール基板等にIC部品の実装が
行われているが、フローソルダーによるIC部品の実装
時にIC部品が吸湿していると加熱中にIC内部に水蒸
気が発生し、膨れあるいはクラックを生じ、IC部品が
破損する。このため実装時にはあらかじめ100℃以上
の温度でIC部品を乾燥し、水分を除去する必要があ
る。従来IC乾燥工程は、導電性を有する塩化ビニルあ
るいはポリスチレン系のトレーからIC部品を一度アル
ミダイキャスト製トレーに移し乾燥した後、前記トレー
に再度移して出荷しており、煩雑な工程を必要とした。
そこで工程の簡略化及び高価なアルミダイキャストトレ
ーの代替として、100℃以上の耐熱を有するポリフェ
ニレンエーテル系樹脂組成物からなるプラスチックトレ
ーが検討されている。係るプラスチックトレーはポリフ
ェニレンエーテル系樹脂に導電性カーボンを練り込んだ
ものであるが、トレーを搬送する際、トレー同士の接
触、あるいはトレーと部品等の接触により、しばしば擦
れが生じ、トレー表面を形成している充填剤の導電性カ
ーボンが脱落し、それがICリード線に付着する。この
ため、電子回路上にIC部品をはんだ付けする際、付着
したカーボンのためリード線とはんだの融着不良が生
じ、電子回路とIC部品との十分な電気的接続がえられ
ない場合があった。かかる問題を解決するために、導電
性カーボンの代わりに炭素繊維を用いてIC用トレーを
得る手法が考えられる。ポリフェニレンエーテル系樹脂
に炭素繊維を用いる技術については米国特許44041
25号に開示されている。しかしこの技術は電磁波遮蔽
を目的としたものであり、電磁波遮蔽を目的とする場合
は、体積固有抵抗値で10-1Ω以下にする必要があり、
本発明のIC用トレーに要求される特性とは大幅に異な
るものである。即ち、IC用トレーの場合には、導電性
を、表面固有抵抗で101 から1012Ωの範囲あるいは
体積固有抵抗で101から1012Ωcmの範囲に制御す
る必要がある。何故なら、IC用トレーの場合には、直
接IC部品のリード線が接触するため、101 Ω未満で
は、IC部品のリード線間がショートし、ICが破壊す
る場合があり、1012Ωを越える場合にも、静電気が発
生し、同様にICが破壊する場合がある。また、従来、
炭素繊維は、繊維長が3mm以上のものが、補強充填剤
あるいは電磁波遮蔽の目的で樹脂中に添加されている
が、射出成形法の場合には、成形品中の炭素繊維の特定
方向の配向による成形収縮の異方性のために、反りが発
生する。特にIC用トレーの場合には肉厚が薄く、平板
状のため、大きな反りが発生し問題となる。IC用トレ
ーは自動機械に掛けられるため、例えば、300×15
0mm角のIC用トレーにおいて、IC用トレーを平板
上に置き、トレーの底面の浮き上がりが、最大の点を反
りとした場合、1mm以下でなければならない等の問題
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記IC用ト
レーとしての諸問題を解決するものであり、具体的には
適切な範囲の導電性を有し、反りがなく靭性に優れたI
C用耐熱トレーを提供するものである。
レーとしての諸問題を解決するものであり、具体的には
適切な範囲の導電性を有し、反りがなく靭性に優れたI
C用耐熱トレーを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、 ポリフェニレンエーテ
ル系樹脂、炭素繊維、板状無機充填剤の中より、IC用
トレーとして上記目的を達成できる組成物を見いだし、
本発明に到達した。すなわち、本発明は、(A)ポリフ
ェニレンエーテル系樹脂100重量部に対して、(B)
数平均繊維長が0.05〜1.5mmの範囲にある炭素
繊維0.1〜40重量部、(C)アスペクト比が20以
上である板状無機充填剤0.1〜50重量部を混練して
なり、3重量部以上のカーボンブラックを含まない熱可
塑性樹脂組成物から成形され、その表面固有抵抗が10
1から1012オームの範囲であるIC用トレーを提供す
るものである。
解決すべく鋭意検討した結果、 ポリフェニレンエーテ
ル系樹脂、炭素繊維、板状無機充填剤の中より、IC用
トレーとして上記目的を達成できる組成物を見いだし、
本発明に到達した。すなわち、本発明は、(A)ポリフ
ェニレンエーテル系樹脂100重量部に対して、(B)
数平均繊維長が0.05〜1.5mmの範囲にある炭素
繊維0.1〜40重量部、(C)アスペクト比が20以
上である板状無機充填剤0.1〜50重量部を混練して
なり、3重量部以上のカーボンブラックを含まない熱可
塑性樹脂組成物から成形され、その表面固有抵抗が10
1から1012オームの範囲であるIC用トレーを提供す
るものである。
【0005】本発明に使用される(A)成分のポリフェ
ニレンエーテル系樹脂とは、下記一般式(化1)
ニレンエーテル系樹脂とは、下記一般式(化1)
【0006】
【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 はそれぞれ独立に水素
原子、ハロゲン原子、炭化水素基、ハロ炭化水素基、炭
化水素オキシ基及びハロ炭化水素オキシ基で構成される
群から選択され、nはモノマー単位の総数を表し、20
以上の整数)で示される単位を一種以上含有するポリフ
ェニレンエーテル樹脂。および該ポリマーとスチレン系
樹脂との混合物を示す。ポリフェニレンエーテル樹脂の
製造方法は特に限定しないが、米国特許第 3306874号、
同第 3306875号、同第 3257357号、同第 3257358号に記
載の方法で製造できる。本発明においては、ポリ(2,6-
ジメチル−1,4-フェニレン)エーテルが最も好ましく使
用される。
原子、ハロゲン原子、炭化水素基、ハロ炭化水素基、炭
化水素オキシ基及びハロ炭化水素オキシ基で構成される
群から選択され、nはモノマー単位の総数を表し、20
以上の整数)で示される単位を一種以上含有するポリフ
ェニレンエーテル樹脂。および該ポリマーとスチレン系
樹脂との混合物を示す。ポリフェニレンエーテル樹脂の
製造方法は特に限定しないが、米国特許第 3306874号、
同第 3306875号、同第 3257357号、同第 3257358号に記
載の方法で製造できる。本発明においては、ポリ(2,6-
ジメチル−1,4-フェニレン)エーテルが最も好ましく使
用される。
【0007】またここでいうスチレン系樹脂としては、
例えばスチレンモノマー並びにメチルスチレンのような
α置換スチレン、p−t−ブチルスチレン、p−メチル
スチレン、ビニルトルエン、クロロスチレンのような核
置換スチレンなどのスチレン誘導体モノマーの単独もし
くは共重合体、該スチレン系モノマー一種以上と他のモ
ノマーの共重合体、例えばスチレン−アクリロニトリル
共重合体(AS樹脂)、ポリブタジエン系ゴムに該スチ
レン系モノマー一種以上を或はさらに他のモノマーをグ
ラフト重合して得られるグラフト重合体、例えばスチレ
ングラフト重合体(HIPS樹脂)、スチレン−アクリ
ロニトリルグラフト重合体(ABS樹脂)などが挙げら
れる。これらのものは当業者に周知の方法によって製造
され、商業的に入手可能なものである。また、(B)成
分の炭素繊維は、IC用トレーを得るために、必須であ
り、導電性、特に表面固有抵抗値を適切な範囲に制御す
るために、炭素繊維の形状と添加量が重要である。本発
明に用いられる炭素繊維は、セルロースやポリアクリロ
ニトリル等の繊維を焼成して製造したもの、石油系また
は石炭系ピッチを溶融、紡糸して製造したもの等、通
常、公知の炭素繊維は、すべて用いることができる。具
体例として、ピッチ系のXylus(日東紡商品名)、
ダイヤリード(三菱化成商品名)、また、ポリアクリロ
ニトリル繊維系のクレカチョップ(呉羽化学社商品名)
等の市販品が代表的である。
例えばスチレンモノマー並びにメチルスチレンのような
α置換スチレン、p−t−ブチルスチレン、p−メチル
スチレン、ビニルトルエン、クロロスチレンのような核
置換スチレンなどのスチレン誘導体モノマーの単独もし
くは共重合体、該スチレン系モノマー一種以上と他のモ
ノマーの共重合体、例えばスチレン−アクリロニトリル
共重合体(AS樹脂)、ポリブタジエン系ゴムに該スチ
レン系モノマー一種以上を或はさらに他のモノマーをグ
ラフト重合して得られるグラフト重合体、例えばスチレ
ングラフト重合体(HIPS樹脂)、スチレン−アクリ
ロニトリルグラフト重合体(ABS樹脂)などが挙げら
れる。これらのものは当業者に周知の方法によって製造
され、商業的に入手可能なものである。また、(B)成
分の炭素繊維は、IC用トレーを得るために、必須であ
り、導電性、特に表面固有抵抗値を適切な範囲に制御す
るために、炭素繊維の形状と添加量が重要である。本発
明に用いられる炭素繊維は、セルロースやポリアクリロ
ニトリル等の繊維を焼成して製造したもの、石油系また
は石炭系ピッチを溶融、紡糸して製造したもの等、通
常、公知の炭素繊維は、すべて用いることができる。具
体例として、ピッチ系のXylus(日東紡商品名)、
ダイヤリード(三菱化成商品名)、また、ポリアクリロ
ニトリル繊維系のクレカチョップ(呉羽化学社商品名)
等の市販品が代表的である。
【0008】炭素繊維の形状は、単繊維径が5から15
μのものが多数集束された繊維状のものが用いられ、特
にその数平均繊維長が0.05〜1.5mmの範囲に有
ることが重要である。数平均繊維長が0.05mm未満
である場合、ICトレーに成形した場合の表面固有抵抗
値を本発明の適正な範囲101 から1012Ωに制御する
ことは不可能である。これは繊維長が短かすぎて、成形
体中において炭素繊維同士の絡み合いが形成されず、導
電経路が連結しないなめに、導電性を付与することが困
難な為と考えられる。また、数平均繊維長が1.5mm
を越えると(C)の板状無機充填材を添加しても、反り
が生じ、ICトレーとして使用できない。 さらに炭素
繊維の添加量は0.1〜40重量部の範囲であり、好ま
しくは10〜30重量部の範囲である。0.1重量部未
満では導電性が1012Ω以上となり、40重量部を越え
ると導電性が、101 Ω未満となり、本発明の適正範囲
をはずれ好ましくない。101 Ω未満ではIC部品のリ
ード線間がショートし、ICが破壊する場合があるので
好ましくない。(C)成分のアスペクト比20以上の板
状無機充填剤としては、マイカ、タルク、カオリンクレ
ー、水酸化アルミニウム等が挙げられ、これらはその形
状が板状であり、アスペクト比20以上のものを意味す
る。本発明におけるアスペクト比とは、板状面の平均直
径L、板状の平均厚みをtとした場合、L/tをアスペ
クト比と定義し、L/tが20以上のものが本発明にお
いて使用される。本発明においては、ケイ酸塩系のマイ
カまたはタルクが好ましく用いられる。かかる板状無機
充填剤を使用する効果は、ICトレーを成形した場合の
特性の中で、反りの改良に特に効果がある。炭素繊維の
みでは反りのないICトレーは得られず、炭素繊維と板
状無機充填剤を併用して始めて、本発明のIC用トレー
が得られる。アスペクト比20以下のものでは、たとえ
板状のケイ酸塩でも、反りを1mm以下に抑えることは
困難である。さらに板状無機充填剤の添加量は0.1〜
50重量部の範囲であり、好ましくは10〜40重量部
の範囲である。0.1重量部未満では反りを1mm以下
に抑えることは困難である。50重量部を越えるとトレ
ーの靱性が、低下し、実用的ではない。
μのものが多数集束された繊維状のものが用いられ、特
にその数平均繊維長が0.05〜1.5mmの範囲に有
ることが重要である。数平均繊維長が0.05mm未満
である場合、ICトレーに成形した場合の表面固有抵抗
値を本発明の適正な範囲101 から1012Ωに制御する
ことは不可能である。これは繊維長が短かすぎて、成形
体中において炭素繊維同士の絡み合いが形成されず、導
電経路が連結しないなめに、導電性を付与することが困
難な為と考えられる。また、数平均繊維長が1.5mm
を越えると(C)の板状無機充填材を添加しても、反り
が生じ、ICトレーとして使用できない。 さらに炭素
繊維の添加量は0.1〜40重量部の範囲であり、好ま
しくは10〜30重量部の範囲である。0.1重量部未
満では導電性が1012Ω以上となり、40重量部を越え
ると導電性が、101 Ω未満となり、本発明の適正範囲
をはずれ好ましくない。101 Ω未満ではIC部品のリ
ード線間がショートし、ICが破壊する場合があるので
好ましくない。(C)成分のアスペクト比20以上の板
状無機充填剤としては、マイカ、タルク、カオリンクレ
ー、水酸化アルミニウム等が挙げられ、これらはその形
状が板状であり、アスペクト比20以上のものを意味す
る。本発明におけるアスペクト比とは、板状面の平均直
径L、板状の平均厚みをtとした場合、L/tをアスペ
クト比と定義し、L/tが20以上のものが本発明にお
いて使用される。本発明においては、ケイ酸塩系のマイ
カまたはタルクが好ましく用いられる。かかる板状無機
充填剤を使用する効果は、ICトレーを成形した場合の
特性の中で、反りの改良に特に効果がある。炭素繊維の
みでは反りのないICトレーは得られず、炭素繊維と板
状無機充填剤を併用して始めて、本発明のIC用トレー
が得られる。アスペクト比20以下のものでは、たとえ
板状のケイ酸塩でも、反りを1mm以下に抑えることは
困難である。さらに板状無機充填剤の添加量は0.1〜
50重量部の範囲であり、好ましくは10〜40重量部
の範囲である。0.1重量部未満では反りを1mm以下
に抑えることは困難である。50重量部を越えるとトレ
ーの靱性が、低下し、実用的ではない。
【0009】以上のように本発明に用いられる各成分の
使用量は、(A)のポリフェニレンエーテル系樹脂10
0重量部に対して(B)数平均繊維長が0.05〜1.
5mmの炭素繊維0.1〜40重量部、(C)板状無機
充填材0.1〜50重量部で使用される。(A)、
(B)および(C)の3成分の組成物は、通常公知の方
法で製造できる。すなわち、(A)、(B)および
(C)の3成分を均一混合した後、十分な混練能力のあ
る一軸または多軸の押出機で溶融混練した後、該組成物
を用いて、通常の成形法である射出成形法や、プレス成
形法によって所望のICトレーに成形される。また、必
要に応じて顔料や染料、ガラス繊維などの補強材、共役
ジエン系ブロックコポリマーなどの衝撃改良剤、低分子
量ポリスチレン、低分子量スチレン−マレイン酸アルキ
ルエステル共重合体あるいは低分子量スチレン−マレイ
ミド共重合体などの高流動化剤、酸化防止剤、紫外線吸
収剤、滑材、難燃剤等を添加することができる。また、
上記組成物は、IC用トレーの他に、TABキャリア
ー、ラック、マガジンケースなどにも好適に利用可能で
ある。
使用量は、(A)のポリフェニレンエーテル系樹脂10
0重量部に対して(B)数平均繊維長が0.05〜1.
5mmの炭素繊維0.1〜40重量部、(C)板状無機
充填材0.1〜50重量部で使用される。(A)、
(B)および(C)の3成分の組成物は、通常公知の方
法で製造できる。すなわち、(A)、(B)および
(C)の3成分を均一混合した後、十分な混練能力のあ
る一軸または多軸の押出機で溶融混練した後、該組成物
を用いて、通常の成形法である射出成形法や、プレス成
形法によって所望のICトレーに成形される。また、必
要に応じて顔料や染料、ガラス繊維などの補強材、共役
ジエン系ブロックコポリマーなどの衝撃改良剤、低分子
量ポリスチレン、低分子量スチレン−マレイン酸アルキ
ルエステル共重合体あるいは低分子量スチレン−マレイ
ミド共重合体などの高流動化剤、酸化防止剤、紫外線吸
収剤、滑材、難燃剤等を添加することができる。また、
上記組成物は、IC用トレーの他に、TABキャリア
ー、ラック、マガジンケースなどにも好適に利用可能で
ある。
【0010】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。なお、実施例及び比較例に記した樹脂組成物及び成
形物の特性評価は次の方法に従って実施した。 (1)成形品(ICトレー)の反り 300×150mmのトレーを150℃、24時間乾燥
機の中で静置した後、平板の上に置き、測定点としてト
レーの周囲9点を均等に選択し、それぞれの平面からの
高さを測定、最大値を反りの値として評価した。 (2)トレーの導電性 トレー成形品の表面固有抵抗を三菱油化製表面高抵抗計
〔商品名、ハイレスタ〕、印加電圧100V、印加時間
10秒の条件で測定した。 (3)トレーの靱性 高さ2mからコンクリート面上に自然落下させ、破損の
有無を観察した。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。なお、実施例及び比較例に記した樹脂組成物及び成
形物の特性評価は次の方法に従って実施した。 (1)成形品(ICトレー)の反り 300×150mmのトレーを150℃、24時間乾燥
機の中で静置した後、平板の上に置き、測定点としてト
レーの周囲9点を均等に選択し、それぞれの平面からの
高さを測定、最大値を反りの値として評価した。 (2)トレーの導電性 トレー成形品の表面固有抵抗を三菱油化製表面高抵抗計
〔商品名、ハイレスタ〕、印加電圧100V、印加時間
10秒の条件で測定した。 (3)トレーの靱性 高さ2mからコンクリート面上に自然落下させ、破損の
有無を観察した。
【0011】実施例1 熱可塑性樹脂として、ポリフェニレンエーテル系樹脂
(PPE)〔GEMポリマー(株)製〕100重量部に
対して、ピッチ系炭素繊維〔日東紡(株)製、商品名X
YLUS、繊維径13μ、平均繊維長0.3mm〕を1
5重量部、無機充填材としてマイカフレーク〔米、マリ
エック社製、銘柄スゾライトー200 HK、平均フレーク
径90μ、アスペクト比55〕10重量部を配合し、35m
mの二軸押出機を用いて300℃の条件で押し出し、ペ
レット化した。このペレットから日本製鋼所(株)製射
出成形機を用いて成形温度300℃、金型温度100℃
の条件で300×150mmのトレーの成形品を作成
し、上記特性を測定した結果を表1に示す。トレーの反
り、導電性、トレー靱性共に良好で、十分実用性のある
ものである。
(PPE)〔GEMポリマー(株)製〕100重量部に
対して、ピッチ系炭素繊維〔日東紡(株)製、商品名X
YLUS、繊維径13μ、平均繊維長0.3mm〕を1
5重量部、無機充填材としてマイカフレーク〔米、マリ
エック社製、銘柄スゾライトー200 HK、平均フレーク
径90μ、アスペクト比55〕10重量部を配合し、35m
mの二軸押出機を用いて300℃の条件で押し出し、ペ
レット化した。このペレットから日本製鋼所(株)製射
出成形機を用いて成形温度300℃、金型温度100℃
の条件で300×150mmのトレーの成形品を作成
し、上記特性を測定した結果を表1に示す。トレーの反
り、導電性、トレー靱性共に良好で、十分実用性のある
ものである。
【0012】実施例2〜6 実施例1において、炭素繊維の配合量、繊維長、板状無
機充填材の配合量を表1に示した割合で用いた以外は実
施例1と同様にした。結果を表1に示すが、トレーの反
り、導電性、トレー靱性共に良好で、十分実用性のある
ものである。
機充填材の配合量を表1に示した割合で用いた以外は実
施例1と同様にした。結果を表1に示すが、トレーの反
り、導電性、トレー靱性共に良好で、十分実用性のある
ものである。
【0013】比較例1〜6 実施例1において、炭素繊維の配合量、繊維長、無機充
填材の配合量を表2に示した割合で用いた以外は実施例
1と同様にした。結果を表2に示すが、トレーの反り、
導電性、トレー靱性のいずれかが劣っており、実用に供
し得ない。
填材の配合量を表2に示した割合で用いた以外は実施例
1と同様にした。結果を表2に示すが、トレーの反り、
導電性、トレー靱性のいずれかが劣っており、実用に供
し得ない。
【0014】実施例7 実施例1において、ポリフェニレンエーテル系樹脂とし
て、ポリフェニレンエーテル樹脂〔GEMポリマー
(株)製〕50重量部、ゴム変性スチレングラフト共重
合体〔三井東圧化学(株)製、商品名トーポレックス8
55−51〕50重量部の合計100重量部を用いた以
外は実施例1と同様にした。結果を表2に示すが、トレ
ーの反り、導電性、トレー靱性共に良好で、十分実用性
のあるものである。
て、ポリフェニレンエーテル樹脂〔GEMポリマー
(株)製〕50重量部、ゴム変性スチレングラフト共重
合体〔三井東圧化学(株)製、商品名トーポレックス8
55−51〕50重量部の合計100重量部を用いた以
外は実施例1と同様にした。結果を表2に示すが、トレ
ーの反り、導電性、トレー靱性共に良好で、十分実用性
のあるものである。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】
【表4】
【0019】実施例8 ポリフェニレンエーテル系樹脂として、ポリフェニレン
エーテル樹脂(PPE)〔GEMポリマー(株)製〕8
0重量部、ポリスチレン樹脂(PS)〔三井東圧化学
(株)製、商品名トーポレックス550−51〕20重
量部の合計100重量部に対して、ピッチ系炭素繊維
〔日東紡(株)製、商品名XYLUS、繊維径13μ、
平均繊維長0.3mm〕を15重量部、板状無機充填材
としてマイカフレーク〔カナダマイカ(株)社製、銘柄
S−100、アスペクト比65〕10重量部を配合し、
35mmの二軸押出機を用いて300℃の条件で押し出
し、ペレット化から日本製鋼所(株)製射出成形機を用
いて成形温度300℃、金型温度100℃の条件で30
0×150mmのトレーの成形品を作成し、上記特性を
測定した結果を表3に示す。トレーの反り、導電性、ト
レー靱性共に良好で、十分実用性のあるものである。
エーテル樹脂(PPE)〔GEMポリマー(株)製〕8
0重量部、ポリスチレン樹脂(PS)〔三井東圧化学
(株)製、商品名トーポレックス550−51〕20重
量部の合計100重量部に対して、ピッチ系炭素繊維
〔日東紡(株)製、商品名XYLUS、繊維径13μ、
平均繊維長0.3mm〕を15重量部、板状無機充填材
としてマイカフレーク〔カナダマイカ(株)社製、銘柄
S−100、アスペクト比65〕10重量部を配合し、
35mmの二軸押出機を用いて300℃の条件で押し出
し、ペレット化から日本製鋼所(株)製射出成形機を用
いて成形温度300℃、金型温度100℃の条件で30
0×150mmのトレーの成形品を作成し、上記特性を
測定した結果を表3に示す。トレーの反り、導電性、ト
レー靱性共に良好で、十分実用性のあるものである。
【0020】実施例9〜16 実施例8において、炭素繊維の配合量、繊維長、板状無
機充填材の配合量を表1に示した割合で用いた以外は実
施例8と同様にした。結果を表2に示すが、トレーの反
り、導電性、トレー靱性共に良好で、十分実用性のある
ものである。
機充填材の配合量を表1に示した割合で用いた以外は実
施例8と同様にした。結果を表2に示すが、トレーの反
り、導電性、トレー靱性共に良好で、十分実用性のある
ものである。
【0021】実施例17 実施例8において、アスペクト比28のマイカフレーク
〔カナダマイカ(株)社製、銘柄S−500で用いた以
外は実施例7と同様にした。結果を表2に示すが、トレ
ーの反り、導電性、トレー靱性共に良好で、十分実用性
のあるものである。
〔カナダマイカ(株)社製、銘柄S−500で用いた以
外は実施例7と同様にした。結果を表2に示すが、トレ
ーの反り、導電性、トレー靱性共に良好で、十分実用性
のあるものである。
【0022】実施例18 実施例8において、アスペクト比30のタルクを用いた
以外は実施例7と同様にした。結果を表3に示すが、ト
レーの反り、導電性、トレー靱性共に良好で十分実用性
のあるものである。
以外は実施例7と同様にした。結果を表3に示すが、ト
レーの反り、導電性、トレー靱性共に良好で十分実用性
のあるものである。
【0023】比較例7〜14 実施例8において、炭素繊維の数平均繊維長およびその
配合量、または無機充填材の配合量およびアスペクト比
を表4に示した割合で用いた以外は実施例8と同様にし
た。結果を表4に示すが、トレーの反り、導電性、トレ
ー靱性のいずれかが劣っており、実用に供し得ない。
配合量、または無機充填材の配合量およびアスペクト比
を表4に示した割合で用いた以外は実施例8と同様にし
た。結果を表4に示すが、トレーの反り、導電性、トレ
ー靱性のいずれかが劣っており、実用に供し得ない。
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
【0026】
【表7】
【0027】
【表8】
【0028】
【表9】
【0029】
【発明の効果】本発明のIC用導電性耐熱トレーは、導
電性、耐熱性に優れ、反りが小さく、その実用価値は大
きい。
電性、耐熱性に優れ、反りが小さく、その実用価値は大
きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/60 311 H01L 21/68 T 21/68 B65D 85/38 J (72)発明者 金崎 和春 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三 井東圧化学株式会社内 (72)発明者 岩田 稲夫 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三 井東圧化学株式会社内 (72)発明者 瀧口 稔 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三 井東圧化学株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−180958(JP,A) 特開 平3−45652(JP,A) 特開 平1−319552(JP,A) 特開 平2−113085(JP,A) 特開 昭61−190557(JP,A) 実開 昭59−45899(JP,U) 特公 平4−48825(JP,B2) 特公 平5−37184(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/86 B65D 85/00 C08J 5/00 C08K 3/34 C08K 7/06 H01L 21/60 H01L 21/68
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂
100重量部に対して、(B)数平均繊維長が0.05
〜1.5mmの範囲にある炭素繊維0.1〜40重量
部、(C)アスペクト比が20以上である板状無機充填
剤0.1〜50重量部を混練してなり、3重量部以上の
カーボンブラックを含まない熱可塑性樹脂組成物から成
形され、その表面固有抵抗が101から1012オームの
範囲であるIC用トレー。 - 【請求項2】 板状無機充填剤がマイカまたはタルク
である請求項1記載のIC用トレー。
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US6518218B1 (en) * | 1999-03-31 | 2003-02-11 | General Electric Company | Catalyst system for producing carbon fibrils |
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KR102044549B1 (ko) | 2012-01-17 | 2019-12-05 | 고쿠리츠겐큐가이하츠호진 산교기쥬츠소고겐큐쇼 | 나노필러를 혼합한 탄소섬유 강화플라스틱 재료 및 그 제조방법 |
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