JP3352957B2 - 感光材料処理装置における感光材料の乾燥装置 - Google Patents
感光材料処理装置における感光材料の乾燥装置Info
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Description
ラにより搬送される感光材料に対して乾燥風を吹きつけ
ることにより感光材料を乾燥する感光材料処理装置にお
ける感光材料の乾燥装置に関する。
感光材料処理装置は、現像液を貯留する現像槽と、定着
液を貯留する定着槽と、水洗水を貯留する水洗槽と、乾
燥風発生手段を有する乾燥部とを備える。そして、露光
済の感光材料を現像液、定着液および水洗水中に順次浸
漬することにより、この感光材料に対して現像処理、定
着処理および水洗処理を施すとともに、乾燥部を通過さ
せて乾燥処理を行う構成となっている。
部においては、ファンやヒータ等により発生した乾燥風
としての温風を、感光材料の幅方向(搬送方向と直行す
る方向)に向けて配設された風管により、感光材料の両
面に案内する構成となっている。
装置は、そこで処理する感光材料の幅に応じた有効処理
幅を有する複数サイズのものが使用されている。そし
て、感光材料処理装置を構成する部品は、これらの複数
サイズの感光材料を処理するための各感光材料処理装置
において可能な限り共通化することにより、感光材料処
理装置の製造コストを低減する工夫がなされている。
幅方向の長さと略同等の長さを有する必要があるため、
そこで処理する感光材料の幅に応じて複数種のものを準
備する必要があり、複数サイズの感光材料を処理するた
めの各感光材料処理装置において共通化することができ
ず、感光材料処理装置の製造コストを低減できないとい
う問題がある。
数の搬送ローラ間において案内する目的で使用される感
光材料の案内部材も、複数サイズの感光材料を処理する
ための各感光材料処理装置において可能な限り共通化す
ることが好ましい。
れたものであり、複数サイズの感光材料を処理するため
の各感光材料処理装置において可能な限り部品を共通化
することにより、感光材料処理装置の製造コストを低減
することが可能な感光材料処理装置における感光材料の
乾燥装置を提供することを目的とする。
は、複数の搬送ローラにより搬送される感光材料に対し
て乾燥風を吹きつけることにより感光材料を乾燥する感
光材料の乾燥装置であって、感光材料の搬送方向と交差
する方向に配設され、感光材料の幅方向の長さと略同等
の長さを有する支持部材と、前記支持部材と係合する係
合部と、感光材料を前記複数の搬送ローラ間において案
内する案内部とを有する複数のガイド部材とを有し、前
記ガイド部材を前記支持部材の長手方向に沿って複数個
列設することにより、前記ガイド部材と前記支持部材と
で乾燥風を感光材料に向けて案内するための風管を形成
したことを特徴とする。
の発明において、前記ガイド部材は前記支持部材の長手
方向に沿って2列平行に列設されている。
の発明において、nを2以上の自然数としたとき、前記
ガイド部材は前記支持部材の長さの略1/nの長さを有
し、前記支持部材の長手方向に沿って1列当たりn個列
設されている。
面に基づいて説明する。
置の構成について説明する。図1はこの発明を適用する
感光材料処理装置の側面概要図であり、図2はその要部
を示す拡大図である。
1と、現像液を貯留するための現像槽2と、定着液を貯
留するための定着槽3と、水洗水を貯留するための水洗
槽4とから構成される基本処理部5と、乾燥部6とを備
える。
しての現像液または定着液を循環することにより、現像
液または定着液の濾過と温度制御を行うための処理液循
環機構が配設されている。また、乾燥部6内には、温風
を発生させるためのファン11および図示しないヒータ
と、これらのファン11およびヒータにより発生した乾
燥風としての温風を感光材料の両面に案内すると共に、
乾燥部6内において感光材料を案内するための風管12
とが配設されている。
部6内には、図示しないモータの駆動により互いに同期
して回転する複数の搬送ローラ9が配設されている。こ
れらの搬送ローラ9は、現像槽2、定着槽3、水洗槽4
内に各々配設されたラック13または乾燥部6内に配設
されたラック14に回転自在に支持されている。また、
現像槽2、定着槽3、水洗槽4内に各々配設されたラッ
ク13には、複数個のガイド部材10が付設されてい
る。このため、感光材料は、搬送ローラ9の駆動を受け
ガイド部材10および風管12により案内されて、図1
において一点鎖線で示す感光材料の搬送路に沿って搬送
される。
部、定着槽3と水洗槽4との間のクロスオーバ部および
水洗槽4と乾燥部6との間のクロスオーバ部には、各
々、処理液の絞り機構20が配設されている。また、こ
の処理液の絞り機構20の前後には、感光材料の案内部
材を兼ねた処理液カバー7が配設されている。さらに、
現像液、定着液または水洗水の液面付近には、処理液カ
バー8が配設されている。
槽4とから構成される基本処理部5と、乾燥部6とは、
各々、耐薬品性を有する樹脂を射出成型することにより
製作される。そして、基本処理部5と乾燥部6とは、固
定部材15および複数のねじ等により互いに位置決め、
接続される。
においては、フィードトレイ1より挿入された感光材料
は、互いに同期して回転する複数の搬送ローラ9により
搬送されることにより、現像槽2、定着槽3および水洗
槽4において現像処理、定着処理および水洗処理がなさ
れた後、乾燥部6において乾燥処理されて排出される。
このとき、上述した処理液の絞り機構20により、感光
材料から現像液、定着液または水洗水が絞り取られ、こ
れらの現像液、定着液または水洗水の次工程への持ち込
みが防止される。
風管12の構成について説明する。図3は風管12の斜
視図であり、図4は風管12を組み立てる状態を示す説
明図である。
料の搬送方向と交差する方向に配設され、感光材料の幅
方向の長さと略同等の長さを有する支持部材50と、こ
の支持部材50の略1/5の長さを有する各々5個のガ
イド部材51、52とから構成される。この支持部材5
0は、所定長の金具を必要な長さに切断して形成したも
のである。また、各ガイド部材51、52は、耐熱性を
有する樹脂を成型したものである。
係合する係合部54と、感光材料を複数の搬送ローラ9
間において案内する案内部55とを有する。そして、こ
れらのガイド部材51、52は、各々、図4において矢
印で示すように、その係合部54と支持部材50におけ
る係合部53とが互いに係合し得る状態で、支持部材5
0の側方から順次差し込まれることにより、互いに平行
な状態で支持部材50に対して固定される。
により搬送される感光材料は、風管12を構成するガイ
ド部材51、52の案内部55により案内されて搬送さ
れる。そして、温風を発生させるためのファン11と図
示しないヒータとにより発生した乾燥風としての温風
は、図示しないダクトを介して風管12内に供給された
後、各ガイド部材51、52の間に形成されたスリット
状の開口部56を通って感光材料の両面に吹きつけられ
る。
においては、感光材料の複数の搬送ローラ9間での案内
と、乾燥風の乾燥すべき感光材料の両面への案内とを単
一の風管12により実行することが可能となる。
光材料の幅に応じた異なる有効処理幅を有する感光材料
処理装置に適用する場合においては、処理すべき感光材
料の幅方向の長さと略同等の長さを有する支持部材50
を準備し、この支持部材50に対して必要な数のガイド
部材51、52を装着することにより、必要な長さの風
管12を構成することが可能となる。
風との両方を案内する風管12を構成する部品を、複数
サイズの感光材料を処理するための各感光材料処理装置
において可能な限り共通化することが可能となる。
イド部材51、52として、全て支持部材50の略1/
5の長さを有するものを列設しているが、一部にその長
さの異なるものを混在させて使用するようにしてもよ
い。また、ガイド部材51、52は、支持部材50に対
し、はめ込んで取り付けてもよい。
れば、感光材料を複数の搬送ローラ間において案内する
案内部を有するガイド部材を支持部材の長手方向に沿っ
て複数個列設することにより、ガイド部材と支持部材と
で乾燥風を感光材料に向けて案内するための風管を形成
したことから、感光材料の複数の搬送ローラ間での案内
と、乾燥風の乾燥すべき感光材料の両面への案内とを単
一の風管により実行することが可能となる。
イド部材を装着することにより、必要な長さの風管を構
成することができることから、複数サイズの感光材料を
処理するための各感光材料処理装置において可能な限り
部品を共通化することにより、感光材料処理装置の製造
コストを低減することが可能
要図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の搬送ローラにより搬送される感光
材料に対して乾燥風を吹きつけることにより感光材料を
乾燥する感光材料の乾燥装置であって、 感光材料の搬送方向と交差する方向に配設され、感光材
料の幅方向の長さと略同等の長さを有する支持部材と、 前記支持部材と係合する係合部と、感光材料を前記複数
の搬送ローラ間において案内する案内部とを有する複数
のガイド部材とを有し、 前記ガイド部材を前記支持部材の長手方向に沿って複数
個列設することにより、前記ガイド部材と前記支持部材
とで乾燥風を感光材料に向けて案内するための風管を形
成したことを特徴とする感光材料処理装置における感光
材料の乾燥装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の感光材料処理装置にお
ける感光材料の乾燥装置において、 前記ガイド部材は前記支持部材の長手方向に沿って2列
平行に列設される感光材料処理装置における感光材料の
乾燥装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の感光材料処理装置にお
ける感光材料の乾燥装置において、 nを2以上の自然数としたとき、 前記ガイド部材は前記支持部材の長さの略1/nの長さ
を有し、前記支持部材の長手方向に沿って1列当たりn
個列設される感光材料処理装置における感光材料の乾燥
装置。
Priority Applications (1)
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JP27258298A JP3352957B2 (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 感光材料処理装置における感光材料の乾燥装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP3352957B2 (ja) |
-
1998
- 1998-09-08 JP JP27258298A patent/JP3352957B2/ja not_active Expired - Fee Related
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