JP3350037B1 - 突出防止フック付きテンショナ - Google Patents

突出防止フック付きテンショナ

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JP3350037B1
JP3350037B1 JP2001221933A JP2001221933A JP3350037B1 JP 3350037 B1 JP3350037 B1 JP 3350037B1 JP 2001221933 A JP2001221933 A JP 2001221933A JP 2001221933 A JP2001221933 A JP 2001221933A JP 3350037 B1 JP3350037 B1 JP 3350037B1
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    • Y10T403/32606Pivoted
    • Y10T403/32614Pivoted including circumferential biasing or damping means

Abstract

【要約】 【課題】 エンジンブロックに対する天地の向きと無関
係に装着して確実にテンショナ機能を発揮することがで
き、しかも、突出防止フックによる振動騒音を防止する
ことができる突出防止フック付きテンショナを提供する
こと。 【解決手段】 ハウジング12内からプランジャ11が
外部に突出する方向にばね付勢されて設けられるととも
に、前記ハウジング12の前方側壁部に軸支された突出
防止フック15が前記プランジャ15の先端側壁部に突
設した係止ピン13にプランジャ11の縮退位置におい
て係止状態となるように構成され、前記突出防止フック
15を軸支する支点ピン14に接触抵抗部材17が挿嵌
されて前記突出防止フック15に回動抵抗を発生させる
ようにしたことによって、エンジンブロックに対する天
地の向きに関係なく確実に係止解除状態を保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用エンジンの
タイミングベルト、タイミングチェーン等に適正な張力
を付与するために用いられるテンショナに関し、特に、
プランジャの突出防止フックを備えたテンショナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンのクランクシャフトとカムシャ
フトとの間で回転を伝達するタイミングベルトまたはタ
イミングチェーンの走行時に生じる振動を抑止し、か
つ、適正な張力を維持するために、テンショナが広く採
用されている。このテンショナは、テンショナのハウジ
ングから突出するプランジャがエンジン本体側に揺動自
在に軸支されているテンショナレバーの背面を押圧する
ことにより、テンショナレバーのシュー面がベルト又は
チェーンの弛み側に摺動接触して張力を付加する構成と
なっている(実公昭58−38189号公報参照)。
【0003】図7には、エンジンブロック30内に装着
された従来の突出防止フック付きテンショナ20が示さ
れている。この突出防止フック付きテンショナ20は、
ばね付勢されて頭部21aが外部に突出するように設け
られたプランジャ21をハウジング22内に有してお
り、前記プランジャ21の先端側壁部に係止ピン23
が、前記ハウジングの前方側壁部に支点ピン24がそれ
ぞれ設けられており、前記プランジャの縮退位置におい
て前記係止ピン23に係止し得る突出防止フック25が
前記支点ピン24に回動自在に軸支されている。
【0004】このような突出防止フック付きテンショナ
20は、エンジンブロック30へ装着する前の部品取り
扱い段階において、突出防止フックによりプランジャ2
1を縮退した状態に保持されている。そして、図7のよ
うに、突出防止フック25の切欠きフック部分が上向き
(すなわち、天方向)となるようにエンジンブロック3
0に装着した後、プランジャ21の頭部21aを僅かに
後退させることによって、突出防止フック25の傾斜部
25aが係止ピン23から抗力を受けて突出防止フック
25が支点ピン24を中心に回動し、突出防止フック2
5の自重により垂下して係止ピン23から外れ、突出防
止フック25と係止ピン23との係止状態が解放され、
この解放された状態を維持しつつ、テンショナとして機
能する構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7のよう
な従来のボルト取付式フランジ26を備えた突出防止フ
ック付きテンショナは、係止ピン23との係止状態が解
放された突出防止フック25が支点ピン24に回動自在
に軸支されているため、エンジン動力伝達時の継続的な
微振動等によって、突出防止フック25が回動して係止
ピン23との係止状態へ復帰して、テンショナ機能が不
意にロックされるという恐れがあるばかりでなく、エン
ジン動力伝達時の継続的な微振動によって振り子のよう
に自由に揺動して新たな振動騒音を発生したり、このよ
うな微振動によって突出防止フック25の取り付けが緩
み、支点ピン24から脱落してエンジンボックス内に故
障を生じる恐れがあるという問題があった。
【0006】また、前述したような従来の突出防止フッ
ク付きテンショナ20において突出防止フック25の切
欠き部25bが通常の取り付け方向とは逆方向、すなわ
ち、上向き(天方向)となるようにエンジンブロック3
0に装着された場合や、図8のようなねじ込み取付式フ
ランジ27によって突出防止フック25の切欠き部25
bが下向き(すなわち、地方向)となるようにエンジン
ブロック30に装着された場合は、図9(a)に示すよ
うに、プランジャ21の頭部を外力Fにより若干後退さ
せて突出防止フック25を起立させると、突出防止フッ
ク25と係止ピン23との係止状態が一時的に解放され
るものの、突出防止フック25自体の自重やエンジンか
ら受ける振動によって、図9(b)に示すように、突出
防止フック25が回動して係止ピン23との係止状態へ
復帰し、突出防止フック25と係止ピン23との係止状
態を不可逆的に解放することができず、テンショナとし
て機能することができないという問題があった。
【0007】特に、図8に示したようなねじ込み取付式
フランジ27を備えた突出防止フック付きテンショナ2
0の場合には、エンジンブロック30に対する天地の位
置関係を見定めて据え付けることができないため、エン
ジン組付け時やメンテンナンス時の着脱操作などが簡便
であるにもかかわらず、上述したような問題が顕在化し
て多種多様なエンジンへの充分な適用が望めないという
問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、エンジンブロッ
クに対する天地の向きと無関係に装着されてエンジン動
力伝達時の継続的な微振動の影響を受けても突出防止フ
ックに生じがちな揺動と振動騒音を防止することがで
き、エンジン組付け時やメンテナンス時の着脱操作を簡
便に達成することができる突出防止フック付きテンショ
ナを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本請求項1に係る発明の突出防止フック付きテンシ
ョナは、ハウジングの後端部に据え付け用のねじ込み式
フランジが設けられるとともに前記ハウジング内からプ
ランジャが外部に突出する方向にばね付勢されて設けら
れ、前記ハウジングの前方側壁部に軸支された突出防止
フックが前記プランジャの先端側壁部に突設した係止ピ
ンにプランジャの縮退位置において係止状態となるよう
に構成された突出防止フック付きテンショナにおいて、
前記突出防止フックを軸支する支点ピンにO状リングか
らなる接触抵抗部材が挿嵌されており、該O状リングに
よって前記突出防止フックの自由な回動を抑制するとと
もに前記突出防止フックに伝播されるエンジン動力伝達
時の継続的な微振動を吸収して振動騒音を抑制するよう
にしたことによって、前述した課題を解決するものであ
る。
【0010】また、本請求項2に係る発明の突出防止フ
ック付きテンショナは、ハウジングの後端部に据え付け
用のねじ込み式フランジが設けられるとともに前記ハウ
ジング内からプランジャが外部に突出する方向にばね付
勢されて設けられ、前記ハウジングの前方側壁部に軸支
された突出防止フックが前記プランジャの先端側壁部に
突設した係止ピンにプランジャの縮退位置において係止
状態となるように構成された突出防止フック付きテンシ
ョナにおいて、前記突出防止フックを軸支する支点ピン
に板状バネからなる接触抵抗部材が挿嵌されており、該
板状バネによって前記突出防止フックの自由な回動を抑
制するとともにエンジン動力伝達時の継続的な微振動の
影響を受けても前記突出防止フックの揺動と振動騒音を
積極的に抑止するようにしたことによって、前述した課
題を解決するものである。
【0011】
【作用】本発明の突出防止フック付きテンショナは、上
述したような構成を備えているため、以下のような本発
明に特有の作用を奏する。まず、本請求項1に係る発明
によれば、ハウジングの後端部に設けられた据え付け用
のねじ込み式フランジによって、突出防止フック付きテ
ンショナをエンジンブロック等の筐体に確実に螺着され
る。また、突出防止フックを軸支する支点ピンにO状リ
ングからなる接触抵抗部材を挿嵌して前記突出防止フッ
クとの間に摺動抵抗を発生させるようにしたことによっ
て、エンジンブロックに対する天地の向きを見定めるこ
となく無関係に装着しても、突出防止フックの回動を抑
止することができるため、突出防止フックの自重やエン
ジン動力伝達時の継続的な微振動の影響を受けても係止
ピンとの係止状態へ不意に復帰するようなことはなく、
係止ピンとの係止状態を解放して維持するので、テンシ
ョナ機能を確実に発揮する。また、突出防止フックが係
止ピンに係止している場合には、人的な外力が作用しな
い限りその係止状態を確実に維持する。そして、前記O
状リングからなる接触抵抗部材が突出防止フックに伝播
されるエンジン動力伝達時の継続的な微振動を吸収する
ので、突出防止フックに生じがちな振動騒音を抑制す
る。
【0012】また、本請求項2に係る発明によれば、板
状バネからなる接触抵抗部材を用いたことによって、突
出防止フックとの間に圧接抵抗が作用するため、係止状
態が解放された突出防止フックの回動が抑制されるとと
もに、エンジン動力伝達時の継続的な微振動の影響を受
けても突出防止フックの揺動を積極的に抑止し、突出防
止フックと係止ピンとの係止状態を確実に解放するとと
もに、解放状態を確実に維持する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の突出防止フック付きテン
ショナの好ましい実施の形態である実施例を図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明の一実施例である突出防
止フック付きテンショナの全体概要を示す斜視図であ
り、図2は、その要部拡大図であり、図3は、O状リン
グからなる接触抵抗部材を拡大した斜視図である。
【0014】まず、図1に示す本実施例の突出防止フッ
ク付きテンショナ10は、頭部11aが外部に突出する
ように設けられたプランジャ11をハウジング12に軸
方向内向きに穿設されたシリンダ内に有しており、前記
プランジャ11の先端側壁部に係止ピン13が、前記ハ
ウジング12の前方側壁部に支点ピン14がそれぞれ設
けられており、前記プランジャ11の縮退位置において
前記係止ピン13に係止し得る突出防止フック15が前
記支点ピン14に回動自在に軸支されている。図示され
ていないが、前記シリンダ内には、ハウジング内壁とプ
ランジャ端壁との間にプランジャ11を外部に向けて付
勢するためのスプリングコイルが挿入されている。
【0015】また、図2に示すように、前記支点ピン1
4の平皿状頭部14aと前記突出防止フック15の間に
は、図3に示すようなO状リング17からなる接触抵抗
部材が挿嵌されている。なお、O状リング17の挿嵌位
置は、摺接抵抗力が発生することができれば、前記突出
防止フック15と前記ハウジング12の前方側壁部との
間であっても何ら差し支えない。そして、このO状リン
グ17は、合成樹脂等の弾性部材で構成されており、適
度な摺接抵抗力を加えるのに適している。
【0016】このようにして得られた本実施例の突出防
止フック付きテンショナ10では、前記O状リング17
を採用したことによって、前記突出防止フック15の自
由な回動が抑止されるため、前記突出防止フック15と
前記係止ピン13との係止状態が解放された場合に、こ
のO状リング17の摺接抵抗力によって、係止状態へ復
帰することが防止される。
【0017】そのため、突出防止フック付きテンショナ
10を天地の方向を考慮することなくエンジンブロック
30等の筐体に取り付けることができるため、据え付け
用フランジとして、ねじ込み式フランジ16を採用する
ことが可能である。また、前記O状リング17からなる
接触抵抗部材の存在によって、係止状態を解放された突
出防止フック15は、エンジン動力伝達時の継続的な微
振動の影響を受けてもエンジンブロック30内で不意に
揺動することが阻止できる。
【0018】次に、図4は、本発明の別の実施例である
突出防止フック付きテンショナ10の概要を示す斜視図
であり、図5は、その要部拡大図であり、図6は、板状
バネからなる接触抵抗部材を拡大した斜視図である。本
実施例の突出防止フック付きテンショナ10では、接触
抵抗部材として板状バネ18を用いており、その他の構
造構成については、上述した実施例と同じ装置構成であ
るので、その詳述は省略する。
【0019】前記板状バネ18からなる接触抵抗部材
は、図6に示すようなアーチ状の形状をしており、ステ
ンレス等からなる金属板の中央部を穿孔してアーチ状に
屈曲加工したものであるから、合成樹脂等から構成され
るO状リング17に比べて耐熱性、耐候性に優れてお
り、高温となるエンジンブロック内の部材として適して
いる。なお、板状バネ18の挿嵌位置は、摺接抵抗力が
発生することができれば、前記突出防止フック15と前
記ハウジング12の前方側壁部との間であっても何ら差
し支えない。
【0020】このようにして得られた本実施例の突出防
止フック付きテンショナ10では、板状バネ18からな
る接触抵抗部材を用いたことによって、突出防止フック
15との間に圧接抵抗が作用するため、係止状態が解放
された突出防止フック15の自由な回動が抑制されると
同時に、エンジン動力伝達時の継続的な微振動の影響を
受けても突出防止フック15の揺動が積極的に抑止され
るので、突出防止フック15と係止ピン13との係止状
態が確実に解放されるとともに、その解放状態が長期に
わたって確実に維持されるので、テンショナの信頼性が
より一段と高まる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の突出防止
フック付きテンショナは、ハウジングの後端部に設けら
れた据え付け用のねじ込み式フランジによって、テンシ
ョナをエンジンブロック等の筐体に確実に螺着すること
ができるため、エンジンブロックに対する天地の位置関
係を見定めて据え付ける必要がなく、エンジン組付け時
やメンテンナンス時の着脱操作などが簡便となり、しか
も、エンジンレイアウト設計上や組立工程上の自由度が
大きくなり、多種多様なエンジンへ適用が可能となり、
さらに、以下のような本発明に特有の効果を奏する。特
に、本請求項1に係る発明によれば、突出防止フックを
軸支する支点ピンにO状リングからなる接触抵抗部材を
挿嵌して前記突出防止フックに回動抵抗を発生させるよ
うにしたことによって、突出防止フックの自重やエンジ
ン動力伝達時の継続的な微振動の影響を受けても係止ピ
ンとの係止状態へ不意に復帰するようなことはなく、係
止ピンとの係止状態を解放して維持するとともに突出防
止フックに生じがちな振動騒音を抑制することができる
ので、エンジンブロックに対する天地の向きに関係なく
確実にテンショナ機能を発揮することができる。
【0022】そして、係止状態が解放された突出防止フ
ックの自由な回動が制止されるため、突出防止フックと
係止ピンとの係止状態が確実に解放されるとともにその
解放状態を長期にわたって確実に維持されるので、テン
ショナの信頼性がきわめて高まる。
【0023】また、本請求項2に係る発明によれば、板
状バネからなる接触抵抗部材を用いたことによって、係
止状態が解放された突出防止フックの自由な回動が抑制
されると同時に、エンジン動力伝達時の継続的な微振動
の影響を受けても突出防止フックの揺動と振動騒音が積
極的に抑止されるため、突出防止フックと係止ピンとの
係止状態が確実に解放されるとともに、その解放状態が
長期にわたって確実に維持されるので、テンショナの信
頼性がより一段と高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例である突出防止フック付
きテンショナの斜視図。
【図2】 図1の要部拡大図。
【図3】 第1実施例で用いたO状リングを拡大した斜
視図。
【図4】 本発明の第2実施例である突出防止フック付
きテンショナの斜視図。
【図5】 図4の要部拡大図。
【図6】 第2実施例で用いた板状バネを拡大した斜視
図。
【図7】 従来の突出防止フック付きテンショナの使用
態様図とその要部拡大図。
【図8】 従来の突出防止フック付きテンショナの別の
使用態様図とその要部拡大図。
【図9】 突出防止フック付きテンショナの要部拡大
図。
【符号の説明】
10、20 ・・・ 突出防止フック付きテンショナ 11、21 ・・・ プランジャ 11a、21a ・・・ プランジャ頭部 12、22 ・・・ ハウジング 13、23 ・・・ 係止ピン 14、24 ・・・ 支点ピン 15、25 ・・・ 突出防止フック 16、27 ・・・ ねじ込み式フランジ 17 ・・・ O状リング 18 ・・・ 板状バネ 25a ・・・ 傾斜部 25b ・・・ 切欠き部 26 ・・・ ボルト取付式フランジ 30 ・・・ エンジンブロック F ・・・ 外力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−317854(JP,A) 特開 平8−121557(JP,A) 特開2001−41288(JP,A) 実開 平5−58995(JP,U) 実開 昭60−89450(JP,U) 実開 昭56−170347(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 7/00 - 7/24 F02B 67/06 F16C 11/00 - 11/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの後端部に据え付け用のねじ
    込み式フランジが設けられるとともに前記ハウジング内
    からプランジャが外部に突出する方向にばね付勢されて
    設けられ、前記ハウジングの前方側壁部に軸支された突
    出防止フックが前記プランジャの先端側壁部に突設した
    係止ピンにプランジャの縮退位置において係止状態とな
    るように構成された突出防止フック付きテンショナにお
    いて、前記突出防止フックを軸支する支点ピンにO状リ
    ングからなる接触抵抗部材が挿嵌されており、該O状リ
    ングによって前記突出防止フックの自由な回動を抑制す
    るとともに前記突出防止フックに伝播されるエンジン動
    力伝達時の継続的な微振動を吸収して振動騒音を抑制す
    るようにしたことを特徴とする突出防止フック付きテン
    ショナ。
  2. 【請求項2】 ハウジングの後端部に据え付け用のねじ
    込み式フランジが設けられるとともに前記ハウジング内
    からプランジャが外部に突出する方向にばね付勢されて
    設けられ、前記ハウジングの前方側壁部に軸支された突
    出防止フックが前記プランジャの先端側壁部に突設した
    係止ピンにプランジャの縮退位置において係止状態とな
    るように構成された突出防止フック付きテンショナにお
    いて、前記突出防止フックを軸支する支点ピンに板状バ
    ネからなる接触抵抗部材が挿嵌されており、該板状バネ
    によって前記突出防止フックの自由な回動を抑制すると
    ともにエンジン動力伝達時の継続的な微振動の影響を受
    けても前記突出防止フックの揺動と振動騒音を積極的に
    抑止するようにしたことを特徴とする突出防止フック付
    きテンショナ。
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