JP3348887B2 - 医療用プラスチックバッグの製造方法 - Google Patents

医療用プラスチックバッグの製造方法

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尚一 川島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療用プラスチックバッ
グの製造方法、特に合成樹脂製チューブを上・下金型で
挾んで該チューブの底部及び上部を溶着し、医療用プラ
スチックバッグを製造する際に、特定の形状の金型を用
いることにより所望する巾の異なるバッグを容易、且つ
連続的に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】種々のプラスチックからなるチューブ、
例えば合成樹脂製チューブを用いて医療用プラスチック
バッグを製造する際、そのトップ部、ボトム部を上、下
金型を用いてヒートシールして製造する方法が行われて
いる。
【0003】
【発明が解決すべき課題】上記ヒートシールでは合成樹
脂製チューブを上、下金型で挟み、該上及び/又は下金
型を加熱して融着を行うものであるが、従来の金型を用
いる製造方法では一つの大きさ、特に巾の大きさの一定
のものしか製造することができず、その都度金型を変え
る必要があり、操作が複雑で、設備費もかさむという問
題があり、又、金型に加える圧力の調節は難かしく、圧
力が弱すぎると非融着部ができて液体もれを生じ、圧力
が強すぎるとピンホール等を発生して同様の液体もれを
生ずる等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は合成樹脂製チ
ューブを用いての医療用プラスチックバッグの製造につ
いて鋭意研究の結果、上、下金型において、上金型とし
て、バッグのボトムを略帽子形、バッグの上部肩部及び
ポート部を略富士山形とし、該帽子形の上部及び富士山
形下部を直線状となし(即ちバッグのシール部分がチュ
ーブ側面と直線で交わるようにし)、該上金型の1対又
は2対を用い、該上金型を接着面が面一となるように配
列して用いることにより、前記の課題が解決されること
を見出し、本発明に到達した。即ち、本発明は(1)合
成樹脂製チューブを上・下金型で挾んで該チューブの底
部及び上部を溶融し、医療用プラスチックバッグを製造
する方法において、上金型がポート部分を有する下部が
直線状の略富士山型のものであって、該金型2個が該ポ
ート部分が隣接するように配置された中央の上金型、及
びフィルムの両端にあってバッグのボトム部分を形成す
るための中央に穴を有する上部が直線状の略帽子型の2
つの上金型からなり、これらの中央と両端とよりなる3
つの上金型を溶着面が面一となるように配置し、加圧下
加熱して該合成樹脂製チューブを溶着し、ポート部溶着
部及びボトム部溶着部のそれぞれ先端部に沿って切断
し、得られた袋の上部ポート部分に略菱形のポートを略
菱形の金型で加圧下加熱して溶着することを特徴とする
医療用プラスチックバッグの製造方法、(2)合成樹脂
製チューブを上・下金型で挾んで該チューブの底部及び
上部を溶融し、医療用プラスチックバッグを製造する方
法において、バッグポート部分を有する肩部を形成する
下部が直線状の略富士山型の上金型及びバッグのボトム
部分を形成するためのその中央に穴を有する上部が直線
状の略帽子の上金型を、そのポート部及びボトム部の各
先端が隣接するように配置したものからなる、1つの上
金型を用いて該合成樹脂製チューブを加圧下加熱してフ
ィルムを溶着し、連続的に合成樹脂製チューブをバッグ
1つ分の長さに移動させてフィルムを同様に溶着し、ポ
ート部溶着部及びボトム溶着部のそれぞれ先端部に沿っ
て切断し、得られたバッグの上部ポート部に略菱形のポ
ートを略菱形の金型が加圧下加熱して溶着することを特
徴とする医療用プラスチックバッグの製造方法、に関す
る。
【0005】本発明の下金型は上金型に対応する部分に
配し、その形状は長方形の板等で特に上金型と対応する
形でなくてもよい。又その材質はいずれのものでもよ
く、例えば表面が(硬質の)シリコンゴム等であること
ができる。又上金型については図1及び図2に示すよう
に、バッグのボトム部分の上金型2は略帽子型の形状の
ものであり、中央にバッグを吊るすための穴4’を形成
するための穴4を有し、該帽子型の金型の上部は直線
状、即ち、バッグのシール部分がチューブ側面と直線で
交わる形状となっている。又バッグの肩部及びポート部
の上金型3は略富士山型の形状であり、中央部はポート
を挿入し、結合できる構造、即ち、略富士山型の頂上の
部分はシールされない構造となっており、肩部の中央に
はポートを挿入溶着する際、バッグを固定するための穴
5’を形成するための及びポートの位置合わせにも使用
するための穴5を有し、該富士山型の金型の下部は直線
状、即ち、バッグのシール部分がチューブ側面と直線で
交わる形状となっている。図1に示す製造方法において
は、両端に配置された2個のボトム部分の上金型、及び
中央に設けられた2個のポート部の上部が隣接している
上金型を用いるが、これら3つの上金型は溶着面が面一
になるよう同一板に取り付けられている。又図2に示す
製造方法2における上金型は、肩部分とボトム部分のそ
れぞれの上金型がその肩部の上部とボトム部の底部が隣
接する形で配置されたものからなる。
【0006】合成樹脂製チューブの溶着は、上金型は加
熱するが、下金型は加熱してもしなくてもよい。加熱は
例えば棒ヒーター等により行ない、製造方法1の場合は
中央の金型に2本、両端の金型に1本等それぞれ棒ヒー
ターを適宜に配置する。又製造方法2の上金型の場合は
肩部及びボトム部形成用金型それぞれに棒ヒーター1本
等、必要に応じて適宜に配置することができる。加熱温
度は適宜に選択されるが例えば約190℃(金型表面温
度約175℃)であり、溶着圧力は約5〜6kg/cm
2である。これよりも溶着圧力が低いと溶着不良とな
り、これより高くても改善効果はない。又溶着時間は約
5〜6秒である。熱溶着終了後、上金型は上昇させて離
脱させ、代わりに金型内に冷却水が流れている冷却金型
をチューブ上に移動、下降・押圧して溶着部を冷却す
る。冷却圧力、時間は前記溶着圧力及び時間と同じであ
る。本発明においては、上金型の底部の帽子型の上部及
び上部(肩部)の富士山型の下部を直線状、即ち、バッ
グのシール部分がチューブ側面と直線で交わる形状(即
ち、90〜120°の範囲、特に肩部の場合は使用時に
液が残らないような角度が必要である)としているの
で、1つの金型で巾の異なるバッグを作成することがで
きる。又製造方法2において、金型一組の場合は、合成
樹脂製チューブをバッグ1個分移動させて連続的に製造
するものである。冷却後、バッグ上部及び下部の溶着部
の端に沿って切断し、得られたバッグの上部に設けられ
たポート部にポートを固定し、ポートを溶着する。ポー
トの溶着の際、バッグは両肩部の穴により固定して行な
う。略菱形の溶着金型を用い約200℃(金型表面は約
180℃)、溶着圧力約5〜6kg/cm2、溶着時間
約4秒でポートをバッグに溶着する。得られた医療用プ
ラスチックバッグは常法に従って、洗浄、薬液充填、口
栓溶着、滅菌、包装及び出荷の各工程を経て出荷され
る。
【0007】医療用バッグの素材としては無溶出物性、
透明性が要求される。したがって、本発明の合成樹脂製
チューブはそのような素材からなるもので合成樹脂、例
えばポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド等であ
ることができ、それらの単層フィルム及び多層のフィル
ムを用いることができる。特に本発明では合成樹脂製チ
ューブとして特開昭4−150860号に記載の「密度
が0.92g/cm3未満の直鎖状低密度ポリエチレン
を主成分とする層を少なくとも1層有し、他の層として
揮発分が200ppm以下の、非晶性もしくは低結晶性
1−オレフィン共重合樹脂30〜90重量%と前記直鎖
状低密度ポリエチレン70〜10重量%を主成分として
構成された層を少なくとも1層有する易ヒートシール性
医療用多層シート」のものが好ましく使用される。この
ものは例えば、外層として滅菌を始めとする製造工程、
運搬等の取扱いの時の物理的強度のあるものであり、内
層として製袋時の熱溶着の容易性、ブロッキングのため
の製袋工程への不適合性の回避ができ、薬液への溶出物
がないものであり、又中間層としては柔軟性、透明性と
共に質量感を損なわない一定の厚みのもので、内層と外
層を一体化するための層間接着力のあるものである。例
えば(A)直鎖状低密度ポリエチレンを主成分とする
層、(B)1−オレフィン共重合樹脂50〜90重量%
および直鎖状低密度ポリエチレン50〜10重量%を主
成分として構成された層、および(C)1−オレフィン
共重合樹脂30〜70重量%および直鎖状低密度ポリエ
チレン70〜30重量%を主成分として構成された層
を、順次、積層してなる医療用多層シートであることが
できる。又、上記(A)層は50〜100μm、(B)層は
100〜200μm、(C)層は30〜200μmであることがで
きる。
【0008】又、本発明では溶着強化部を設け、ピンホ
ールや、溶着部の隅からの液漏れを防止することができ
る。融着強化部のサイズ(長さ、幅、厚さ)及び融着条
件(温度、時間)については、素材、内容物、容量等に
より適宜選択される。この溶着強化部は、例えばシール
部分のうち内容液側の端部であって、両端に設けられる
のが好ましい。例えば、巾 150 mm(180 mm)のバ
ッグ(シートの厚さ0.3mm)の製造においては、ボ
トム部および肩部の金型のそれぞれに、そのシール部の
両端から12(27)mmの長さ、3mmの太さ、厚さ
0.25 mmの厚さの融着強化部を設ける。幅の異なるチ
ューブに同様に対応するためには、少なくともチューブ
両端に融着強化部ができるようにチューブ幅と金型の融
着強化部サイズを適宜選択することが可能である。この
融着強化部を設けるための金型は、加熱する金型、加熱
しない金型の側のいずれでもよく、上金型及び下金型の
どちらか(又はその両方)に設けることで効果は出現す
る。この融着強化部を設けることにより以下の表に示す
ようにピンホールや、液もれの生ずる不良品を減少させ
ることができる。
【0009】
【表1】
【0010】上記の表より明らかなように、融着強化部
有りのものは製造全個数に対してピンホールや液もれの
ある不良品は1%未満であり、融着強化部のないものに
比して、著しく改良されていることがわかる。
【0011】
【作用】本発明ではボトム部および肩部のシール部分が
フィルム側面と直線で交わる形状で、ボトム部および肩
部の溶着端部がチューブ側面に対して概略垂直(90〜12
0°)にシールされたバッグを製造するもので、溶着端
部が丸形(R形)のものにくらべて、溶着端部が概略垂
直のため巾の異なるバッグが同一の金型で製造できる。
又、底部溶着部分の形状が略帽子型であって、中央の凸
状部が中心部に向かって食い込んでいるため、製造工程
等で横置きしたとき、ボトム部が折れにくい。又融着強
化部を設けることにより、ピンホールや液もれを防止す
ることができる。
【0012】
【実施例】本発明を実施例により説明するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。実施例1 図1に示すように、合成樹脂よりなる二枚取りインフレ
ーションチューブ1を長方形状のシリコンゴムの板から
なる下金型の上に置き、ついで、該チューブ1の両端に
バッグボトム部分を形成するためのその中央に穴4を有
する略帽子型の上金型2及びチューブ1の中央部分にポ
ートを挿入するためにその頂上部はシールされないポー
ト部分を有する肩部を形成するための略富士山型の2個
の上金型であり、該2個の金型がそれぞれのポート部分
が隣接するように配置された上金型3からなる上金型を
インフレーションチューブの上に置き(4つの上金型2
及び3は溶着面が面一となるようにセットされ同一板上
に取り付けられている)、溶着圧力約5〜6kg/cm
2 下、溶着温度約 190 ℃ (金型表面温度約 175℃)で
溶着時間約5〜6秒間で加熱溶着した。加熱は棒ヒータ
ーを中央金型2に1本づつ2本、両端金型にそれぞれ1
本づつ配設して行なわれた。熱溶着終了後、上金型2及
び3を上昇させてはずし、代って金型内に冷却水を通し
ている冷却金型(図示せず)を溶着部に下降し押圧して
冷却する。冷却の際の圧力及び時間は溶着する場合とほ
ぼ同様である。この溶着操作がインフレーションチュー
ブを移動させ、連続して行なわれる。ついでカッター
で、図1の点線の部分6(ボトムの底部)及び7(肩部
の上部)に沿って切断し、連続して所望の数のバッグを
製造した。次に図4に示すポートを、ポート部分に挿入
固定し、略菱形の溶着金型により約 200 ℃(金型表面
約 180 ℃)で、約5〜6kg/cm2 の圧力下、約4
秒間加熱溶着して、図3に示す医療用プラスチックバッ
グを製造した。溶着強化部9は上金型に設けられ、ボト
ム部および肩部の両方のシール内容液側の両端部に設け
られる。これにより、ピンホールや液もれを顕著に防止
することができる。
【0013】得られたバッグは、洗浄 ⇒ 薬液充鎮 ⇒
口栓溶着 ⇒ 滅菌 ⇒ 包装の各工程を経て出荷される。
【0014】実施例2 図2に示すように合成樹脂よりなるインフレーションチ
ューブ1を長方形状のシリコンゴムの板からなる下金型
の上に置き、ついでチューブ中央部に、バッグボトム部
分を形成するための中央に穴を有する略帽子型の上金型
2、及びポートを挿入するためのその頂上部はシールさ
れないポート部分を有する肩部を形成するための略富士
山型の上金型3を該上金型2のボトム部分と該上金型3
のポート部分との各先端が隣接するように配置された上
金型2及び3を一体とした金型を使用し、実施例1と同
様にして、溶着、冷却をおこない、バッグ1個分づつ移
動させて溶着、冷却操作を繰り返し、連続的に所望の数
のバッグを製造した。ついで実施例1と同様にポート8
を固定し、図3に示す医療用プラスチックバッグを製造
した。
【0015】
【発明の効果】本発明では、上金型をバッグのボトム部
及び肩部のシール部分がチューブ側面と直線で交わる形
状のものとし、それぞれ帽子型および富士山型にしたの
で、それによりボトム部及び肩部の溶着端部がチューブ
側面に対して垂直(90〜120°)にシールされる形状の
バッグを製造するものであり、この溶着端部の形状によ
り溶着端部が従来の丸形(R型)のものでは不可能であ
ったところの同一の金型で幅の異なるバッグを連続的に
製造することを可能にするという効果を有するものであ
る。又ボトム部分の形状が略帽子型であり、その中央の
凸状部が中心部に向かって食い込んでいるため、製造工
程で横置きにしたとき、ボトム部分が折れにくいという
形状効果も有する。また、融着強化部を特定の位置に設
けたことにより、ピンホールや液もれのないものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合成樹脂製チューブから医療用プラス
チックバッグを製造するための上金型配置の模式図であ
る。
【図2】本発明の合成樹脂製チューブから医療用プラス
チックバッグを製造するための上金型配置の模式図であ
る。
【図3】本発明の医療用プラスチックバッグの平面図で
ある。
【図4】ポートの模式図である。
【符号の説明】
A.医療用プラスチックバッグ 1.合成樹脂製チューブ 2.ボトム部の上金型 2’バッグのボトム部溶着部 3.肩部の上金型 3’バッグの肩部溶着部 4.上金型のボトム部の吊り下げ穴 4’バッグボトム部の吊り下げ穴 5.上金型の肩部のバッグ固定穴形成用の穴 5’バッグ固定穴 6.ボトム部の切断部 7.肩部の切断部 8.ポート 9.溶着強化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61J 1/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製チューブを上・下金型で挾んで
    該チューブの底部及び上部を溶融し、医療用プラスチッ
    クバッグを製造する方法において、上金型が、ポート部
    分を有する肩部を形成するための下部が直線状の略富士
    山型のものであって、該金型2個が該ポート部分で隣接
    するようにフィルムの中央に配置された上金型、及びフ
    ィルムの両端にあってバッグのボトム部分を形成するた
    めの中央に穴を有する上部が直線状の略帽子型の2つの
    上金型からなり、これらの中央と両端とよりなる3つの
    上金型を溶着面が面一となるように配置し、加圧下加熱
    して該合成樹脂製チューブを溶着し、ポート部溶着部及
    びボトム部溶着部のそれぞれ先端部に沿って切断し、得
    られたバッグの上部ポート部分に略菱形のポートを略菱
    形の金型で加圧下加熱して溶着することを特徴とする
    一金型で幅の異なるチューブより医療用プラスチックバ
    ッグを製造する方法。
  2. 【請求項2】合成樹脂製チューブを上・下金型で挾んで
    該チューブの底部及び上部を溶融し、医療用プラスチッ
    クバッグを製造する方法において、ポート部分を有する
    肩部を形成する下部が直線状の略富士山型の上金型、及
    びバッグのボトム部分を形成するための中央に穴を有す
    る上部が直線状の略帽子型の上金型を、そのポート部及
    びボトム部の各先端が隣接するように配置したものから
    なる、上金型を用いて該合成樹脂製チューブを加圧下加
    熱してフィルムを溶着し、合成樹脂製チューブを移動さ
    せてフィルムを順次溶着し、ポート部溶着部及びボトム
    溶着部のそれぞれ先端部に沿って切断し、得られたバッ
    グの上部ポート部に略菱形のポートを略菱形の金型で加
    圧下加熱して溶着することを特徴とする同一金型で幅の
    異なるチューブより医療用プラスチックバッグを製造す
    る方法。
  3. 【請求項3】請求項1及び請求項2記載の肩部及びボト
    ム部形成用上金型に、バッグのシール内容液側の端部で
    あって、バッグ両側端部に融着強化部を設けるために凸
    状部を設けてなる請求項1及び2記載の同一金型で幅の
    異なるチューブより医療用プラスチックバッグを製造す
    る方法。
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