JP3346274B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP3346274B2 JP11659598A JP11659598A JP3346274B2 JP 3346274 B2 JP3346274 B2 JP 3346274B2 JP 11659598 A JP11659598 A JP 11659598A JP 11659598 A JP11659598 A JP 11659598A JP 3346274 B2 JP3346274 B2 JP 3346274B2
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    • G11C16/3459Circuits or methods to verify correct programming of nonvolatile memory cells

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性半導体記憶
装置、特に、フラッシュEEPROM等の電気的書込お
よび消去可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】近年、紫外線で記憶内容を消去するUVP
ROMや、特別な装置によって記憶内容を電気的に書き
換えるEEPROM(Electrically Er
asable and Programmable R
OM)が広く使用されるようになっている。EEPRO
Mは、古くから用いられてきたROMが、製造時に内容
をマスクとして作り込むマスクROMに代表されるよう
に、構造的な書き込み技法を採用するのに対し、ユーザ
が電気的に書き換えることができるため手軽であり便利
でもあるという特徴を有する。しかし、その一方で、書
込や消去に対する信頼性は一般にROMより低くなる。
つまり、フローティング・ゲートに電荷を投入して書き
込んだ後は、容易に出力が無いことを保証する書込ベリ
ファイと、フローティング・ゲート内の電荷を放出させ
る消去後には、確実に出力が有ることを保証する消去ベ
リファイが重要な意味をもつようになるのである。
【0003】
【従来の技術】従来のこの種の不揮発性半導体記憶装置
の一例を図9に示す。本不揮発性半導体記憶装置は、特
開平5−36288号公報に記載されたEEPROMで
ある。メモリ・セル・トランジスタTCOO等の読み出
し出力はYゲート・トランジスタ部B2を経てロード・
トランジスタ部B4へ導かれ、ダミー・トランジスタT
RDO等の読み出し出力は接続部B3を経てダミー・ロ
ード・トランジスタ部B5へ導かれる。
【0004】ロード・トランジスタ部B4,ダミー・ロ
ード・トランジスタ部B5および差動増幅器B6はセン
スアンプを構成し、差動増幅器B6は、動作時にパワー
・ダウン信号線PDが“L”になると、ロード・トラン
ジスタ部B4からの入力IN1とダミー・ロード・トラ
ンジスタ部B5からの入力IN2の差分を増幅して出力
する。ダミー・ロード・トランジスタ部B5では、2つ
のダミー・ロード・トランジスタTL1とTL2が電源
電圧VCCとダミー・トランジスタTRDO等の出力との
間に並列接続されている。したがって、ダミー・ロード
・トランジスタTL1とTL2による等価抵抗の値は、
ロード・トランジスタ部B4側のロード・トランジスタ
TL0による等価抵抗の値の半分となる。ここで、メモ
リ・セル・トランジスタTCOOとダミー・トランジス
タTRDOのゲートは同一のワード線XOに接続されて
いるため、同一の電流駆動力となる。また、ゲート電圧
制御回路B7において、リード・バー信号線#Rは
“L”のため、リファレンス・トランジスタTRについ
ても同様である。故に、入力IN2は入力IN1が
“1”読み出しである場合と“0”読み出しである場合
との中間の電圧を出力することになり、差動増幅器B6
に対し適切なリファレンス電圧を与えていることにな
る。なお、“0”とは書き込み時、“1”とは消去時を
いう。
【0005】次に、書込ベリファイ時には、リード・バ
ー信号線#Rが“H”となるため、リファレンス・トラ
ンジスタ・ゲート線XRはトランジスタTG0とプルダ
ウン側のTG1等とのレシオにより規定される低い電圧
となる。そのため、リファレンス・トランジスタTRは
メモリ・セル・トランジスタTCOOに比べてゲート電
圧が低い分、低い電流駆能力となり、入力IN2は上述
の“1”読み出し時と“0”読み出し時の中間の電圧よ
りも“0”を読み出している電圧に近い値となる。これ
により、“0”として書き込まれたデータを判定する基
準が厳しくなり、充分な書き込みがなされていることの
保証を得ようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の不揮発性半導体記憶装置では、リファレンス・
トランジスタTRの閾値電圧は製造工程で精密に作り込
まれておらず、書込ベリファイ時には、リファレンス・
トランジスタ・ゲート線XRの電圧がトランジスタTG
0,TG1等多くの素子によって定まる。また、ベリフ
ァイ時においても、ダミー・トランジスタTL1とTL
2が並列接続されたままであるのでその抵抗はロード・
トランジスタTL0の半分となり、さらに、ベリファイ
時にはリファレンス電流の値も小さいので、前述の特開
平5−36288号公報図2を転載する図10に示すよ
うに、リファレンス・トランジスタTRの電流VS電圧
曲線の傾斜が低い領域で動作して動作点のばらつきが大
きく、このため、書込ベリファイを行うときの判定条件
は読み出し時に比べて、おおまかであり厳密さに欠ける
という問題点がある。
【0007】この問題点は、紫外線の援用の下に消去を
行う一般のEPROMでは、あまり問題とはならないか
もしれない。しかし、最近のパソコンや携帯電話器の普
及等に伴うポータブルユース分野で急速に使用されるよ
うになったフラッシュEEPROMにおいては深刻であ
る。すなわち、フラッシュEEPROMの消去は紫外線
の助けは借りずに電気的手段によってのみ行うので、そ
れに適したデバイス構造が採られることになるため、消
去のばらつきが大きくなり、紫外線消去であれば無かっ
たような消去のむらが発生する。このため、書込ベリフ
ァイを精密に行う必要があるとともに、消去ベリファイ
の外に過消去ベリファイをも行う必要がある。
【0008】本発明の第1の目的は、EEPROMのベ
リファイを行う場合のリファレンスレベルを厳密に設定
できる不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、フラッシュEEP
ROMに要求される厳密なベリファイを極めて精度高く
行うことができる不揮発性半導体記憶装置を提供するこ
とにある。
【0010】本発明の第3の目的は、単純な素子構成に
より上記目的を達成することができる不揮発性半導体記
憶装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、メモリセルの出力とリファレンスセルの出
力をセンスアンプで比較してデータを読み出し・電気的
に書き込み・消去可能な不揮発性半導体記憶装置であっ
て、所定の閾値電圧に設定されたリファレンスセルと、
直列に接続された第1乃至第4抵抗と、前記第1抵抗の
一端に供給される第1電圧と、前記第4抵抗の他端に供
給される第2電圧と、前記第1乃至第4抵抗により分割
された第1乃至第3ベリファイ電圧と、前記第1乃至第
3ベリファイ電圧を選択して出力する第1乃至第4スイ
ッチとを少なくとも備え、前記第1乃至第4スイッチの
出力を前記メモリセルのゲートとリファレンスセルのゲ
トに独立して供給する第1、第2電圧供給手段を有す
ことを特徴とする。また、本発明の好ましい実施の形
態としての不揮発性半導体記憶装置は、前記第1抵抗と
前記第2抵抗との接続点は前記第1スイッチの一端と接
続され、前記第1ベリファイ電圧を出力し、前記第2抵
抗と前記第3抵抗との接続点は前記第2、第3スイッチ
の一端と接続され、前記第2ベリファイ電圧を出力し、
前記第3抵抗と前記第4抵抗との接続点は前記第4スイ
ッチの一端と接続され、前記第3ベリファイ電圧を出力
し、前記第1、第2、第4スイッチの他端は第1電圧供
給手段と接続され、前記第2スイッチの他端は第2電圧
供給手段と接続されることを特徴とする。また、本発明
の好ましい実施の形態としての不揮発性半導体記憶装置
は、過消去ベリファイ時には、前記第1スイッチと第3
スイッチとが導通し、消去ベリファイ時には、前記第2
スイッチと第3スイッチとが導通し、書き込みベリファ
イ時には、前記第4スイッチと第3スイッチとが導通す
ことを特徴とする。また、本発明の好ましい実施の形
態としての不揮発性半導体記憶装置は、前記第1抵抗と
前記第2抵抗との接続点は前記第1スイッチの一端と接
続され、前記第1ベリファイ電圧を出力し、前記第2抵
抗と前記第3抵抗との接続点は前記第2スイッチの一端
と接続され、前記第2ベリファイ電圧を出力し、前記第
3抵抗と前記第4抵抗との接続点は前記第3、第4スイ
ッチの一端と接続され、前記第3ベリファイ電圧を出力
し、前記第1、第4スイッチの他端は第1電圧供給手段
と接続され、前記第2、第3スイッチの他端は第2電圧
供給手段と接続されることを特徴とする。また、本発明
の好ましい実施の形態としての不揮発性半導体記憶装置
は、過消去ベリファイ時には、前記第1スイッチと第3
スイッチとが導通し、消去ベリファイ時には、前記第4
スイッチと第3スイッチとが導通し、書き込みベリファ
イ時には、前記第4スイッチと第2スイッチとが導通す
ことを特徴とする。
【0012】また、本発明の好ましい実施の形態として
の不揮発性半導体記憶装置は、リファレンスセルの閾値
電圧を消去状態にあるメモリセルの閾値電圧の上限値
したことを特徴とする。
【0013】本発明の好ましい実施の形態としての不揮
発性半導体記憶装置は、ベリファイ時には、センスアン
プの感度をメモリセル側とリファレンスセル側とで同一
としたことを特徴とする。
【0014】本発明の好ましい実施の形態としての不揮
発性半導体記憶装置は、消去ベリファイ時には、メモリ
セルのゲート電圧とリファレンスセルのゲート電圧と等
しくしたことを特徴とする。
【0015】本発明の好ましい実施の形態としての不揮
発性半導体記憶装置は、書き込みベリファイ時には、メ
モリセルのゲート電圧が前記リファレンスセルのゲート
電圧より相対的に高くなるように設定したことを特徴と
する。
【0016】本発明の好ましい実施の形態としての不揮
発性半導体記憶装置は、フラッシュEEPROMであっ
て、過消去ベリファイ時には、前記リファレンスセルの
ゲート電圧が前記メモリセルのゲート電圧より相対的に
高くなるように設定したことを特徴とする。
【0017】本発明の好ましい実施の形態としての不揮
発性半導体記憶装置は、前記メモリセルとリファレンス
セルのゲート電圧の相対的差分は、メモリセルのゲート
電圧は一定とし、リファレンスセルのゲート電圧を前記
消去ベリファイ時および前記過消去ベリファイ時に変更
することにより実現することを特徴とする。
【0018】本発明の好ましい実施の形態としての不揮
発性半導体記憶装置は、前記メモリセルとリファレンス
セルのゲート電圧の相対的差分は、リファレンスセルの
ゲート電圧は一定とし、メモリセルのゲート電圧を前記
消去ベリファイ時および前記過消去ベリファイ時に変更
することにより実現することを特徴とする。
【0019】また、本発明の好ましい実施の形態として
の不揮発性半導体記憶装置は、前記ゲート電圧の相対的
差分は、書き込み状態にあるメモリセルの閾値電圧の下
限値と消去状態にあるメモリセルの閾値電圧の上限値の
差としたことを特徴とする。
【0020】本発明の好ましい実施の形態としての不揮
発性半導体記憶装置は、前記ゲート電圧の相対的差分
は、消去閾値分布幅としたことを特徴とする。
【0021】
【0022】本発明では、リファレンスセルの閾値電圧
をリファレンスセルの製造工程において厳密な値となる
よう作り込んでおく。その値は、同一チップ内のメモリ
セルの消去時における閾値電圧の上限値とする。そし
て、リファレンスセルは唯一つとし、そのゲート電圧を
メモリセルのゲート電圧とは独立して設定できることと
した。また、センスアンプの感度をベリファイ時に左右
同一とする。このため、単純な素子構成の下に、ベリフ
ァイを精密に行うことができ、特にフラッシュEEPR
OMの信頼性を高めるのにきわめて効果的である。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0024】本発明の不揮発性半導体記憶装置は、メモ
リセルの出力とリファレンスセルの出力をセンスアンプ
で比較してデータを読み出す電気的に書き込み・消去可
能な不揮発性半導体記憶装置であって、前記リファレン
スセルはその閾値電圧が一定の値になるように作り込ま
れており、かつ前記メモリセルのゲート電圧とリファレ
ンスセルのゲート電圧を独立して設定できるようにした
ことを特徴とする。
【0025】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0026】先ず、EEPROMにおける書き込みベリ
ファイと消去ベリファイ、さらにはフラッシュEEPR
OMにおける過消去ベリファイについて簡単に説明す
る。周知のように、EEPROMでは、浮遊ゲートに電
荷を投入することによって書き込みを行い、またその電
荷を電気的手段によって浮遊ゲートから放出させること
によって消去を行う。しかしながら、製造上の理由によ
り、書き込み状態にあるメモリセル(OFFセル)と消
去状態にあるメモリセル(ONセル)の閾値電圧は、図
2に示すように、正規分布状のばらつきを示すものであ
る。なお、図2の横軸はメモリセルの個数を示す。この
ばらつきが生ずる主な理由は、コントロールゲートに印
加する電圧や印加時間のばらつき、あるいはゲート酸化
膜の膜厚やゲートサイズがばらつくことにより、浮遊ゲ
ートへの電子の注入量や抽出量がばらつくためである。
【0027】したがって、高信頼性のEEPROMを得
るためには、書き込み状態下のメモリセルの閾値電圧は
その下限値(書き込みベリファイレベル)以上であるこ
とを確かめる書き込みベリファイと、消去状態のメモリ
セルの閾値電圧はその上限値(消去ベリファイレベル)
以下であることを確かめる消去ベリファイとを行う必要
がある。このような書き込みベリファイと消去ベリファ
イは、近年急速に普及してきたフラッシュEEPROM
においては、前述ような理由から一般のEEPROMよ
り精密さが要求される。さらに、フラッシュEEPRO
Mにおいては、過消去ベリファイも必要とされる。過消
去とは、過度の消去を意味し、浮遊ゲートからの電荷の
放出に行き過ぎがあったことにより、メモリセルがデプ
レッション型、即ち、ゲート電圧が0Vであってもドレ
イン電流が流れて選択されていないのに選択されている
かのようにセンスされる結果をもたらすことをいう。し
たがって、この過消去ベリファイは、消去状態下のメモ
リセルの閾値電圧はその下限値(過消去ベリファイレベ
ル)以上であることを確かめるものでなければならな
い。
【0028】図3は書き込みベリファイのフローチャー
ト、図4は消去ベリファイおよび過消去ベリファイのフ
ローチャートを示す。図4において、消去処理をする前
に全メモリセルを一旦、書き込み状態にする必要があ
る。これは、“0”を記憶しているメモリセルと、
“1”を記憶しているメモリセルで、浮遊ゲートの電子
注入量が異なるので、これらのセルを同時に消去する
と、一方が過消去状態になってしまうためである。その
後、消去してそのベリファイを行う。また、過消去ベリ
ファイで過消去状態なら書き戻し、すなわち浮遊ゲート
への若干の電荷の投入による修復を図る。
【0029】以上の説明において、フラッシュEEPR
OMでは3種類のベリファイレベルが必要であることが
わかるが、それぞれのベリファイでメモリセルのゲート
電圧とリファレンスセルのゲート電圧の相対的な大小関
係が重要となる。いま、メモリセルの書き込みベリファ
イ時,消去ベリファイ時、過消去ベリファイ時の各ゲー
ト電圧をVMW,VME,VMRとし、リファレンスセルの書
き込みベリファイ,消去ベリファイ,過消去ベリファイ
時の各ゲート電圧をVRW,VRE,VRRとすると、単純に
MW=VME=VMRなら、前述の各ベリファイの意義を想
起すればVRW<VRE<VRRとなることがわかる。すなわ
ち、メモリセルのゲート電圧とリファレンスセルのゲー
ト電圧の相対的差分は、メモリセルのゲート電圧を基準
にすれば、書き込みベリファイ,消去ベリファイ,過消
去ベリファイの順に小さく、リファレンスセルのゲート
電圧を基準にすればその逆となる。
【0030】いずれにせよ、メモリセルのゲート電圧と
の相対的差分を異にする3個のリファレンスセルが必要
とされる。しかしながら、その閾値を精密に製造工程で
作り込むことは長時間を要し容易でない。そこで、本発
明では、現実のリファレンスセルは1個のみ用意し、他
の2個は現実のリファレンスセル上に仮想的に実現する
ようにしたものである。そのため、メモリセルのゲート
電圧とリファレンスセルのゲート電圧とは独立して設定
できるようにした。そして、現実のリファレンスセルの
閾値電圧は、最も高精密が要求される消去ベリファイレ
ベルとした。
【0031】また、本発明では、前述のような理由か
ら、ベリファイ時にはセンスアンプを左右対称な構成と
し、図9に示したように、ダミー・ロード・トランジス
タTL1,TL2を2つとも動作させることはない。し
たがって、図10に示したように、リファレンス・セル
・トランジスタの電流VSゲート電圧曲線の勾配がメモ
リ・セル・トランジスタのそれより小さくなることはな
い。図5は本発明における消去ベリファイ時のメモリセ
ルの電流VSゲート電圧曲線(点線)と、リファレンス
セルの電流VSゲート電圧曲線(右の実線)と、書き込
みベリファイ時のリファレンスセルの電流VSゲート電
圧曲線(左の実線)を示す。図5から、各曲線の勾配は
同じであり、したがってセンスアンプの感度もメモリセ
ル側とリファレンスセル側の左右で同一であることがわ
かる。
【0032】以上のような状態下では、消去ベリファイ
時には、メモリセルのゲート電圧とリファレンスセルの
ゲート電圧とは等しくしてもよい。何故なら、リファレ
ンスセルの閾値電圧は消去ベリファイレベルに精密に作
り込まれているため、図2に示したような正規分布の閾
値電圧を有するONメモリセルからは確実に出力があ
り、またセンスアンプの感度も同一だからである。
【0033】さて、図6は本発明の不揮発性半導体記憶
装置を示すブロック図であり、フラッシュメモリセル群
であるメモリセルアレイ101と、メモリセルアレイ1
01から特定のメモリセルを選択するためのロウデコー
ダ102,カラムデコーダ103およびカラムセレクタ
104と、1つのリファレンスセルを含むリファレンス
セルアレイ105と、メモリセルの出力とリファレンス
セルの出力を比較するセンスアンプ107と、センスア
ンプを制御するタイミング回路108と、センスアンプ
出力DOUTに対してベリファイの判定を行いベリファ
イ判定結果を出力する比較回路109と、動作モード信
号によってベリファイ電圧を切り替え、ロウデコーダ1
02とリファレンスセル105とに供給するベリファイ
電圧切替回路111と、ベリファイ電圧切替回路111
に内部高電圧VPPを給電する高電圧発生回路112
と、ベリファイ電圧切替回路111およびタイミング回
路108を制御するベリファイ制御回路110とで構成
される。なお、本図はメモリセルアレイ101に対する
ベリファイを行うために必要な回路を示しており、通常
動作時にのみ使用される回路の図示は省略している。
【0034】メモリセルアレイ101のベリファイを実
施するときには、ベリファイ制御回路110は、例え
ば、ベリファイのプログラムに従って、ベリファイ信
号,書き込みモード信号,消去モード信号,過消去モー
ド信号等を出力する。なお、書き込みベリファイ時には
書き込み、消去ベリファイ時および過消去ベリファイ時
には消去が、図3,図4に示すように先行することはい
うまでもない。ベリファイ電圧切替回路111は、これ
らの信号に応答して、高電圧発生回路112からの内部
高電圧VPPから、それぞれのベリファイに必要とされ
るベリファイ電圧を生成して、ロウデコーダ102とリ
ファレンスセルアレイ105に供給する。ロウデコーダ
102は、ベリファイ電圧を選択されたメモリセルのゲ
ートに印加し、リファレンスセルアレイ105ではリフ
ァレンスセルのゲートに印加する。
【0035】メモリセルの選択は、図6には明示しない
が、ロウデコーダ102,カラムデコーダ103および
カラムセレクタ104へのアドレス信号を切り替えるこ
とによって、メモリセルアレイ101中の全メモリセル
について行う。一方、リファレンスセルは全メモリセル
に対して1個のみである。
【0036】メモリセルからの出力とリファレンスセル
の出力は、タイミング回路108からのセンスアンプ制
御信号に応答してセンスアンプ107において比較さ
れ、センスアンプ出力DOUTは比較回路109におい
てベリファイの判定に供される。書き込みベリファイ
は、メモリセルアレイ101中の所定(あらかじめ書き
込むと指定されたアドレス)のメモリセルの電流がリフ
ァレンスセルの電流より小さい場合にベリファイ判定結
果は良となる。また、消去ベリファイでは、いずれのメ
モリセルの電流もリファレンスセルの電流より大きい場
合にベリファイ結果は良となる。さらに、過消去ベリフ
ァイでは、いずれのメモリセルの電流もリファレンスセ
ルの電流より小さい場合にベリファイ判定結果は良とな
る。なお、不良と判断された場合、書き戻し処理を行
い、過消去レベル以上になるまで過消去ベリファイを繰
り返す。
【0037】これらのベリファイ判定結果はベリファイ
制御回路110に入力し、ベリファイ制御回路110は
ベリファイ判定結果を記録し、必要に応じてCRT表示
したり、プリンタに出力することができる。
【0038】図7は、図6の要部の具体例の詳細図であ
る。メモリセルアレイ101は、フラッシュメモリセル
であるメモリセル441が(m+1)行×(n+1)列
のマトリクス状に配列されて成り、各ワード線WL0〜
WLmのうちの選択された1つには、ロウデコーダ10
2からゲート電圧が供給される。なお、参照番号442
と443は、ベリファイ電圧切替回路111からのベリ
ファイ電圧をワード線WL0〜WLmに供給し、ロウデ
コーダ102の最終段となるトランジスタである。ビッ
ト線BL0〜BLnのうちの1つはカラムセレクタ10
4によって選択され、結局、半選択されたワード線とビ
ット線とで全選択されたメモリセル441の出力がセン
スアンプ107に入力する。
【0039】一方、リファレンスセルアレイ105に
は、その閾値電圧が精密に作り込まれた1つのリファレ
ンスセル445と、リファレンスセル445と同一線に
ドレインが接続され、かつゲートが接地されたm個のメ
モリセル446と、リファレンスセル445のゲートに
ベリファイ電圧切替回路111からのベリファイ電圧を
供給するトランジスタ447および448とから構成さ
れる。なお、m個のメモリセル446は、ビット線BL
0〜BLnとリファレンスセル445が接続されたリフ
ァレンス線とが同一の浮遊容量を有することになり読み
出し動作を改善するために設けられたものである。
【0040】センスアンプ107は、差動増幅器401
を中心に、左にメモリセル441の出力電流を電圧に変
換するメモリ電圧発生回路431、右にリファレンスセ
ル445の出力電流を電圧に変換するリファレンス電圧
発生回路106が配されている。差動増幅器401は、
メモリ電圧発生回路431からの電流電圧変換部出力V
Diとリファレンス電圧発生回路106からの電流電圧
変換部出力VREFとの差の電圧を増幅してセンスアン
プ出力DOUTとする。
【0041】ここで、リファレンス電圧発生回路106
からのベリファイ信号VERIFYが非活性化(ロウレ
ベル)されている通常動作時においては、PMOSトラ
ンジスタ417がオン状態となるため、NMOSトラン
ジスタ412が2個並列接続され、またベリファイ信号
VERIFYが活性化(ハイレベル)されているベリフ
ァイ時においては、PMOSトランジスタ417がオフ
状態となるため、メモリ電圧発生回路431とリファレ
ンス電圧発生回106の構成は同一となり、センスアン
プ107は左右対称となる。
【0042】この結果、センスアンプ107の基準電圧
VREFは通常動作時において、ベリファイ時の1/2
倍となる。これは、メモリセル441とリファレンスセ
ル445のゲート電圧を等しく設定して、通常動作時に
おいては、センスアンプ107のリファレンスレベル
を、“1”読み出しの場合のメモリセル出力と“0”読
み出しの場合のメモリセル出力の中間に設定している。
一方、ベリファイ時には、メモリセルの閾値が所定のレ
ベル以上か以下かを判断する。閾値電圧は測定が困難で
あるため、ゲートに一定の電圧を印加したときに流れる
電流を比較する。例えば、書き込みベリファイでは、メ
モリセルに流れる電流(図5の点線)が基準の電流(図
5の右側実線)より少なければ(図5の点線“0”、Δ
Ib)、所望の閾値より大きい(ΔVb)と判断し、電
流が大きければ(図5の点線“1”、ΔIa)、閾値は
小さい(ΔVa)と判断する。本実施の形態のように電
圧センス型のセンスアンプを用いた場合、電流−電圧変
換率をメモリ電圧発生回路431とリファレンス電圧発
生回路106とで同一とすることで、上述の電流で比較
する場合と同じ判断ができる。
【0043】また、図5の左側実線は、リファレンスセ
ルに設定した消去ベリファイ用の基準特性曲線である。
リファレンスセル445のゲートに電圧VWrefを印
加したとき、電流IREFが流れる。また、メモリセル
441のゲートに電圧VWを印加したとき、メモリセル
が書き込みベリファイレベルであれば、電流IREFが
流れる。ここで、 VW−VWref=(書き込みベリファイレベル)−
(消去ベリファイレベル) となるように電圧VWを設定する。このように設定する
ことで、書き込みベリファイレベル用のリファレンスセ
ルを準備しておかなくても、消去ベリファイレベル用の
リファレンスセルで、書き込みベリファイレベルを判定
することができる。
【0044】なお、センスアンプ107は、タイミング
回路108からのセンスアンプ活性化信号SAEに応答
して作動し、また参照番号420と421が付された部
分はメモリセルアレイ101とリファレンスセルアレイ
105に、低定電圧を供給するための回路である。
【0045】ベリファイ電圧切替回路111は高電圧発
生回路112からの内部高電圧VPPをV1 ,V2 ,V
3 に3分割する4つの抵抗461〜464と、3つのN
ANDゲート471,472,474とインバータ47
3と、4つのPMOSトランジスタ451〜454とか
ら成る。ベリファイ信号VERIFYが活性化される
と、インバータ473とPMOSトランジスタとにより
リファレンスセルアレイ105に電圧V2 が供給され
る。
【0046】そして、メモリセルアレイ101には、書
き込みベリファイ信号PGが活性化されると電圧V3
消去モード信号ERが活性化されると電圧V2 ,過消去
モード信号DPが活性化されると電圧V1 が供給され
る。すなわち、いずれのモードのベリファイであって
も、リファレンスセルアレイ105には同一の電圧V2
が印加されるのに対し、メモリセルアレイ101にはモ
ードに応じて3種類の電圧V1 ,V2 ,V3 が印加され
ることになる。かつ、消去ベリファイ時には、メモリセ
ルアレイ101とリファレンスセルアレイ105には同
一の電圧V2 が印加される。
【0047】ここで、リファレンスセル445の閾値電
圧をVTM、図2のOFFセルの閾値電圧をVF 、ONセ
ルの閾値電圧をVN とすると、書き込みベリファイ時,
消去ベリファイ時,過消去ベリファイ時にそれぞれ次式
が成立する。
【0048】f(V1 −VF )<f(V2 −VTM) f(V2 −VN )>f(V2 −VTM) f(V3 −VN )<f(V2 −VTM) ここで、f(x)はID =f(VG −VTM)として与え
られる。
【0049】いま、VTM=3[V]、閾値電圧VF の最
小値(書き込みベリファイレベル)を6[V]、閾値電
圧VN の最大値(消去ベリファイレベル)を3[V]、
最小値を1[V]とすると、 V1 −6=V2 −3 ∴V1 =V2 +3 V2 −3=V2 −3 V3 −1=V2 −3 ∴V3 =V2 −2 したがって、例えば、V2 =5[V]とすると、V1
8[V],V3 =3[V]となる。
【0050】この具体例において、消去ベリファイ時に
おいては、メモリセル441のゲート電圧V2 はリファ
レンスセル445のゲート電圧と等しく4[V]として
いる。これは、リファレンスセル445では、閾値電圧
TM=3[V]に対して1[V]だけ大きいゲート電圧
が印加されるのに合わせて、ONセルの閾値電圧VN
消去ベリファイレベル(=VTM)以下となるか否かを確
かめるためである。
【0051】また、書き込みベリファイ時においては、
メモリセル441のゲート電圧V2は4[V]であるの
に対し、リファレンスセル445のゲート電圧V3 は1
[V]であり、その差分3[V]は書き込みベリファイ
レベルの6[V]と消去ベリファイレベルの3[V]と
の差分に等しい。これは、最も厳しい書き込みが行われ
て閾値電圧VF が最小であるOFFセルに対しても、O
Nセルに転化するのに3[V]だけのマージンを保証す
るためである。
【0052】さらに、過消去ベリファイ時においては、
リファレンスセル445のゲート電圧V1 は6[V]で
あるのに対し、メモリセル441のゲート電圧V2 は4
[V]であり、その差分は、消去ベリファイレベルの3
[V]と過消去ベリファイレベル1[V]との差分2
[V]に等しい。これは、リファレンスセル445と閾
値電圧が3[V]に等しい消去ベリファイレベルの閾値
電圧を有するONセルから、消去閾値分布幅分だけ閾値
電圧が低い過消去ベリファイレベルの閾値電圧1[V]
を有するONセルに至るまでの全てのメモリセル441
からの出力電流より、リファレンスセル445からの出
力電流が大きいことを確かめるためである。
【0053】図7の具体例では、リファレンスセル44
5のゲート電圧を全ベリファイモードで一定としたが、
本発明はこれに限定されることはなく、メモリセル44
1のゲート電圧とリファレンスセル445のゲート電圧
について上述のような相対的関係があれば、電圧V1
2 ,V3 について様々な値を持たせることができる。
【0054】なお、図面の繁雑化を回避して図示しなか
ったが、通常動作示にはメモリセル441とリファレン
スセル445には同一のゲート電圧が印加されるように
切り替わるようになっている。
【0055】図8は、他の具体例を示し、消去ベリファ
イ時にはメモリセル441のゲート電圧とリファレンス
セル445のゲート電圧は共にV3 =4[V]としてい
るが、書き込みベリファイ時にはメモリセル441のゲ
ート電圧はV1 =7[V]、リファレンスセル445の
ゲート電圧はV1 =4[V]、また過消去ベリファイ時
にはメモリセル441のゲート電圧はV3 =4[V]、
リファレンスセル445のゲート電圧はV2 =6[V]
としている。
【0056】この数値例においても、図7の例と同様
に、消去ベリファイ時においてメモリセル441のゲー
ト電圧とリファレンスセル445のゲート電圧は等し
く、書き込みベリファイ時においてはメモリセル441
のゲート電圧は書き込みベリファイレベルと消去ベリフ
ァイレベルの差分に相当する分だけリファレンスセル4
45のゲート電圧より高く設定され、さらに過消去ベリ
ファイ時にはリファレンスセル445のゲート電圧は消
去閾値分布幅に相当する分だけメモリセル441のゲー
ト電圧より高く設定されている。
【0057】図1は、この2つ目の具体例を要約的に明
示した図であり、図2に示したOFFセルおよびONセ
ルの閾値電圧分布と合わせて参照すれば、各ゲート電圧
の値の意義がよく理解できる。
【0058】なお、本実施の形態では、正電圧だけで構
成した回路例を示したが、正と負電源を有する不揮発性
半導体記憶装置に適用することもできる。
【0059】
【発明の効果】本発明は、閾値電圧を製造工程に厳密な
値になるように作り込んだリファレンスセルをチップ内
に唯一つ設け、メモリセルのゲート電圧とリファレンス
セルのゲート電圧を独立して設定できる構成としたた
め、複数のベリファイモードに対応した複数のリファレ
ンスセルを現実1つのリファレンスセルで仮想的に実現
できる。しかも、その閾値電圧は精密に設定された値を
持つので、特に厳密なベリファイが要請されるフラッシ
ュEEPROMのベリファイに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を示す図である。
【図2】フラッシュEEPROMの閾値電圧分布を示す
図である。
【図3】EEPROMの書き込みベリファイの処理を示
すフローチャートである。
【図4】フラッシュEEPROMの消去ベリファイおよ
び過消去ベリファイの処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明における消去ベリファイ時と書き込みベ
リファイ時におけるリファレンスセルの電流VSゲート
電圧曲線を示す図である。
【図6】本発明の不揮発性半導体記憶装置の一実施例の
ブロック図である。
【図7】図6の実施例要部の一具体例の回路図である。
【図8】図6の実施例要部の他の具体例の回路図であ
る。
【図9】従来の一例を示す回路図である。
【図10】図9の従来例におけるリファレンス・トラン
ジスタのリード時およびベリファイ時の電流VSゲート
電圧曲線を示す図である。
【符号の説明】
101 メモリセルアレイ 102 ロウデコーダ 103 カラムデコーダ 104 カラムセレクタ 105 リファレンスセルアレイ 106 リファレンス電圧発生回路 107 センスアンプ 108 タイミング回路 109 比較回路 110 ベリファイ制御回路 111 ベリファイ電圧切替回路 112 高電圧発生回路 401 差動増幅器 431 メモリ電圧発生回路 441 メモリセル 445 リファレンスセル 461〜468 抵抗

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリセルの出力とリファレンスセルの出
    力をセンスアンプで比較してデータを読み出し・電気的
    に書き込み・消去可能な不揮発性半導体記憶装置であっ
    て、所定の閾値電圧に設定されたリファレンスセルと、 直列に接続された第1乃至第4抵抗と、 前記第1抵抗の一端に供給される第1電圧と、 前記第4抵抗の他端に供給される第2電圧と、 前記第1乃至第4抵抗により分割された第1乃至第3ベ
    リファイ電圧と、 前記第1乃至第3ベリファイ電圧を選択して出力する第
    1乃至第4スイッチとを少なくとも備え、 前記第1乃至第4スイッチの出力を前 記メモリセルのゲ
    トとリファレンスセルのゲートに独立して供給する第
    1、第2電圧供給手段を有することを特徴とする不揮発
    性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記第1抵抗と前記第2抵抗との接続点は
    前記第1スイッチの一端と接続され、前記第1ベリファ
    イ電圧を出力し、 前記第2抵抗と前記第3抵抗との接続点は前記第2、第
    3スイッチの一端と接続され、前記第2ベリファイ電圧
    を出力し、 前記第3抵抗と前記第4抵抗との接続点は前記第4スイ
    ッチの一端と接続され、前記第3ベリファイ電圧を出力
    し、 前記第1、第2、第4スイッチの他端は第1電圧供給手
    段と接続され、 前記第2スイッチの他端は第2電圧供給手段と接続され
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】過消去ベリファイ時には、前記第1スイッ
    チと第3スイッチとが導通し、 消去ベリファイ時には、前記第2スイッチと第3スイッ
    チとが導通し、 書き込みベリファイ時には、前記第4スイッチと第3ス
    イッチとが導通する ことを特徴とする請求項2記載の不
    揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】前記第1抵抗と前記第2抵抗との接続点は
    前記第1スイッチの一端と接続され、前記第1ベリファ
    イ電圧を出力し、 前記第2抵抗と前記第3抵抗との接続点は前記第2スイ
    ッチの一端と接続され、前記第2ベリファイ電圧を出力
    し、 前記第3抵抗と前記第4抵抗との接続点は前記第3、第
    4スイッチの一端と接続され、前記第3ベリファイ電圧
    を出力し、 前記第1、第4スイッチの他端は第1電圧供給手段と接
    続され、 前記第2、第3スイッチの他端は第2電圧供給手段と接
    続される ことを特徴とする請求項記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  5. 【請求項5】過消去ベリファイ時には、前記第1スイッ
    チと第3スイッチとが導通し、 消去ベリファイ時には、前記第4スイッチと第3スイッ
    チとが導通し、 書き込みベリファイ時には、前記第4スイッチと第2ス
    イッチとが導通することを特徴とする請求項3記載の不
    揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】リファレンスセルの閾値電圧を消去状態に
    あるメモリセルの閾値電圧の上限値としたことを特徴と
    する請求項1〜請求項4のいずれかに記載の不揮発性半
    導体記憶装置。
  7. 【請求項7】ベリファイ時には、センスアンプの感度を
    メモリセル側とリファレンスセル側とで同一としたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の不
    揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】消去ベリファイ時には、メモリセルのゲー
    ト電圧とリファレンスセルのゲート電圧を等しくしたこ
    とを特徴とする請求項記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  9. 【請求項9】書き込みベリファイ時には、メモリセルの
    ゲート電圧が前記リファレンスセルのゲート電圧より相
    対的に高くなるように設定したことを特徴とする請求項
    1〜請求項のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  10. 【請求項10】フラッシュEEPROMであって、過消
    去ベリファイ時には、前記リファレンスセルのゲート電
    圧が前記メモリセルのゲート電圧より相対的に高くなる
    ように設定したことを特徴とする請求項1〜請求項
    いずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】前記メモリセルとリファレンスセルのゲ
    ート電圧の相対的差分は、メモリセルのゲート電圧は一
    定とし、リファレンスセルのゲート電圧を前記消去ベリ
    ファイ時および前記過消去ベリファイ時に変更すること
    により実現することを特徴とする請求項または請求項
    10記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】前記メモリセルとリファレンスセルのゲ
    ート電圧の相対的差分は、リファレンスセルのゲート電
    圧は一定とし、メモリセルのゲート電圧を前記消去ベリ
    ファイ時および前記過消去ベリファイ時に変更すること
    により実現することを特徴とする請求項または請求項
    10記載の不揮発性半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】前記ゲート電圧の相対的差分は、書き込
    状態にあるメモリセルの閾値電圧の下限値と消去状態
    にあるメモリセルの閾値電圧の上限値の差としたことを
    特徴とする請求項記載の不揮発性半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】前記ゲート電圧の相対的差分は、消去閾
    値分布幅としたことを特徴とする請求項10記載の不揮
    発性半導体記憶装置。
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