JP3345558B2 - パーツカセットと実装機装着位置とのマッチング方法 - Google Patents

パーツカセットと実装機装着位置とのマッチング方法

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JP3345558B2
JP3345558B2 JP00079097A JP79097A JP3345558B2 JP 3345558 B2 JP3345558 B2 JP 3345558B2 JP 00079097 A JP00079097 A JP 00079097A JP 79097 A JP79097 A JP 79097A JP 3345558 B2 JP3345558 B2 JP 3345558B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、リール部材を
装着するレーンを多数備えた実装機を用いてプリント配
線板に部品を実装する際において、パーツカセットと実
装機装着位置とのマッチング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品を格納したリール部材をカセッ
トに収納し、実装機のレーンに装着して、電子部品をプ
リント配線板へ搭載することは一般に知られている。
【0003】図12は従来技術の説明図(その1)を示
すものである。同図(a)はスケジュールを示し、同図
(b)はリール部材とレーンとの関係をそれぞれ示すも
のである。同図(a)において、指示表70はプリント
回路板毎に対応する各機種名と、レーン番号とリール部
材の種別との対応を示している。この指示表70は紙等
で予め出力されている。同図(b)において、作業者
は、この指示表70に従って、リール部材aはレーン1
に装着し、リール部材bはレーン2に装着して、以下、
所定のリール部材を所定のレーンに装着していた。
【0004】なお、実装機はレーンを150レーン程度
備えており、プリント回路板の実装工程においては複数
台の実装機を配置して所定のプリント回路板を完成させ
ることになる。
【0005】また、全てのリール部材をレーンに装着し
た時点で、別の作業者は、所定のリール部材が所定のレ
ーンに正しく装着されているかチェックを行っている。
【0006】図13は従来技術の説明図(その2)を示
すものである。同図において、機種切替え時において
は、前の機種の全てのレーンのリール部材をカセットか
ら全て取外した後に、次の機種の全てのリール部材を出
材し、新たにカセットに収納して所定のレーンに装着し
ていた。
【0007】また、使用途中のリール部材に格納されて
いる部品の残数等の数量把握は作業者に任せていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術では次のような問題点がある。
【0009】1)リール部材を実装機の所定のレーンに
装着するマッチング作業と、装着後のチェック作業とは
作業者自身によって行っているため、指示表の見落しが
マッチングミスにつながっていた。また、マッチング作
業とチェック作業とに時間が多くかかっていた。
【0010】2)リール部材を供給する場合には、次の
機種での必要、不必要を問わずリール部材が出材されて
おり、リール部材に無駄が多かった。
【0011】3)リール部材に格納された部品の在庫管
理においては、作業者任せにして行われており、正確な
残数把握が不可能であった。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次のような手段を取る。
【0013】リール部材の認識表示とレーンの認識表示
とを備えて、生産スケジュールに従って、自動的に指示
されたリール部材と該リール部材を装着するレーンとの
マッチングを行う。
【0014】さらに、指定するリール部材について生産
する機種の切替え時には、前の機種と次の機種とのリー
ル部材の種類を比較する。
【0015】また、リール部材に格納されている部品の
個数を実装した実績値に基づいて算出する。
【0016】また、書き替え可能なリール部材ラベルを
用いて、所定のカセットに収納されるリール部材の種別
が変更される毎に、リール部材ラベルの情報を更新す
る。
【0017】上記のような手段をとることによって、次
に示すような作用がある。
【0018】リール部材認識表示とレーン認識表示との
マッチングをとることで、リール部材とレーンとのマッ
チングを正確に行う。
【0019】さらに、機種切替え時においては段取時間
を大幅に短縮する。
【0020】また、リール部材に格納されている部品の
残数を実績値に基づいて正確に把握する。
【0021】また、カセットの単位でリール部材の在庫
を管理することができる。
【0022】また、上位ホスト等からの指示によって、
リール部材とレーンとのマッチングを行うことで、マッ
チングを自動的に正確に行う。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示したような実
施の形態をとる。
【0024】図1および図2に示すごとく、リール部材
を装着機に装着して所定の部品を実装するに際して、リ
ール部材11のリール部材認識表示12と該リール部材
11を装着するレーン13のレーン認識表示14とを読
取って、指示されたリール部材11と該リール部材11
を装着するレーン13とのマッチングを行う。
【0025】そして、図3および図4に示すごとく、レ
ーン13に装着されているリール部材11をレーン13
の順番に所定のリール部材11が装着されているか確認
することが好ましい。
【0026】さらに、図5ないし図7に示すごとく、指
定するリール部材について生産する機種の切替え時に
は、前の機種と次の機種とのリール部材の種類を比較す
る。
【0027】さらに、機種切替え時には補充すべきリー
ル部材を指示することが好ましい。
【0028】さらに、機種切替え時には返却すべきリー
ル部材を指示することも望ましい。
【0029】さらに、機種切替え時には装着する位置を
変更すべきリール部材を指示することも有効な手段であ
る。
【0030】また、図8ないし図11に示すごとく、リ
ール部材に格納されている部品の個数を実装機31から
の実装情報とリンクさせて、所定の工程を終了した時点
でリール部材に格納されている部品の残数を算出する。
【0031】また、図9に示すごとく、書き替え可能な
リール部材ラベル47をリール部材を収納するカセット
45に装着し、所定のカセットに収納されるリール部材
44の種別が変更される毎にリール部材ラベル47の情
報を更新する。
【0032】また、図1に示すごとく、機種毎にリール
部材11とレーン13との対応を示す情報を格納するデ
ータファイル2と、リール部材認識表示12とレーン認
識表示14とを読取る読取り器3と、上位ホスト1の指
示に従ってリール部材11とレーン13とのマッチング
を行う制御ホスト5と、制御ホスト5の指示に従って所
定の情報を表示する表示部6とを備える。
【0033】また、図8に示すごとく、実装する部品の
種別情報を出力する識別コントローラ38と、部品の実
装情報を出力するマシン制御部35と、部品の種別情報
と部品の実装情報とによってリール部材に格納されてい
る部品の残数を算出する制御ホスト39とを備える。
【0034】また、図9に示すごとく、リール部材44
を収納するカセット45に装着された書き替え可能なリ
ール部材ラベル47と、該リール部材ラベル47の情報
を変更するラベル情報変換器43とを備える。
【0035】上記のような実施の形態をとることによっ
て、次に示すような作用がある。
【0036】リール部材のリール部材認識表示とレーン
のレーン認識表示とのマッチングをとることで、リール
部材と装着するレーンとのマッチングを正確に行うよう
に働く。
【0037】そして、レーンに装着されているリール部
材を確認することで、マッチングの精度が向上して、よ
り正確にリール部材と実装機の装着位置とのマッチング
をとるように働く。
【0038】さらに、機種の切替え時には前の機種と次
の機種とのリール部材の種類を比較することで、機種切
替え時においては段取時間を大幅に短縮する。また、機
種の切替え時にリール部材の補充や返却あるいは装着位
置変更の指示をするので、機種切替え時におけるリール
部材を実装機の所定の装着位置に容易にかつ正確に素早
く装着するように働く。
【0039】また、実装情報とリンクさせて、リール部
材に格納されている部品の残数を算出するので、リール
部材に格納されている部品の残数を実績値に基づいて正
確に把握するように働く。
【0040】また、リール部材の種別が変更される毎に
リール部材ラベルの情報を更新するので、カセットの単
位でリール部材の在庫を管理することが可能となる。
【0041】また、上位ホストからの指示によってデー
タファイルから所定の機種のリール部材とレーンとの対
応する情報を取出して、リール部材認識表示とレーン認
識表示とを読取り、リール部材とレーンとのマッチング
を行うので、自動的にリール部材と装着するレーンとの
マッチングを正確に行うように働く。また、作業者に的
確な指示を与える。
【0042】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図1ないし
図11によって説明する。
【0043】図1は本発明の構成図である。
【0044】同図において、1は上位ホストであり、機
種毎の生産台数等といったスケジュールデータを備えて
おり、所定のスケジュールを指示する。2はデータファ
イルであり、機種データを格納している。機種データは
例えば、機種毎のリール部材11とリール部材11に対
応して装着されるレーン13の番号とを格納している。
【0045】3は読取り器であり、各レーン13を示す
べく各レーンに装着されたレーン認識表示14と、各リ
ール部材11を示すべく各リール部材11に対応して装
着されたリール部材認識表示12とを読み取る。4は読
取りデコーダであり、読取り器3の読み取り結果を所定
の電気信号に変換して出力する。
【0046】5は制御ホストであり、上位ホスト1から
のスケジュールデータに従って、リール部材11とレー
ン13とのマッチングやチェック等の制御を行う。6は
表示部であり、制御ホスト5の指示に基づいて各情報を
表示する。
【0047】この例では、従来、作業者任せであったこ
の種のマッチング作業を、上位ホスト1からのスケジュ
ールデータに従って、リール部材11とレーン13との
マッチングやチェック等の制御を行うことで、作業者に
的確な指示を与えることができる。さらに、容易にかつ
正確にこの種の作業を行うことができるようになる。
【0048】図2は本発明の実施例のフローチャート
(その1)である。同図はマッチングのフローチャート
を示す。
【0049】ステップS01において、上位ホスト1よ
り、スケジュールデータを送信する。
【0050】ステップS02において、データファイル
2より、機種毎のリール部材11とリール部材11に対
応して装着されるレーン13の番号とを含む機種データ
を呼び出す。
【0051】ステップS03において、リール部材11
のリール部材認識表示12を読取り器3で読取ったか判
断する。リール部材認識表示12を読取ったならば、ス
テップS04に進む。また、そうでなければ、ステップ
S10に進む。
【0052】ステップS04において、該当する部材を
検索して該当部材の有無を判断する。該当部材が有れ
ば、ステップS05に進む。また、該当部材が無けれ
ば、ステップS08に進む。
【0053】ステップS05において、該当する部材に
対応するレーンを表示部6に表示する。
【0054】ステップS06において、該当する部材を
装着したレーン13のレーン認識表示14を読取り器3
で読取ったか判断する。読取ったならば、ステップS0
7に進む。また、読取っていなければ、ステップS06
に戻る。
【0055】ステップS07において、表示部6に表示
されたレーンと読取ったレーンとのマッチング、または
表示部6に表示された部材と読取った部材とのマッチン
グが取れているか判断する。マッチングが取れていれ
ば、ステップS08に進む。また、マッチングが取れて
いなければ、ステップS09に進んで表示部6にNGの
表示を行う、とともに次のレーンのレーン認識表示14
を読取るべく、ステップS06に戻る。
【0056】ステップS08において、該当する部材読
取りが全て終了したか判断する。終了していれば処理を
終了する。また、全て終了していなければ、ステップS
03に戻る。
【0057】ステップS10において、レーン認識表示
14を読取り器3で読取る。
【0058】ステップS11において、該当するレーン
を検索して該当レーンの有無を判断する。該当レーンが
有れば、ステップS12に進む。また、該当レーンが無
ければ、ステップS08に進む。
【0059】ステップS12において、対応するリール
部材を表示部6に表示する。
【0060】ステップS13において、該当するレーン
に装着されたリール部材のリール部材認識表示12を読
取り器3で読取ったか判断する。読取ったならば、ステ
ップS07に進む。また、読取っていなければ、ステッ
プS13に戻る。
【0061】図3は本発明の実施例の説明図(その1)
である。同図(a)は機種Aのレーンと部材との対応を
示した機種データを示す。同図(b)はリール部材とレ
ーンとの位置関係を示す。同図(c)は指示データとレ
ーンに装着されたリール部材をレーンの順番に読み取っ
たリール部材の内容をそれぞれ示す。
【0062】同図において、作業者が同図(a)に示す
機種データに基づいてリール部材11を所定のレーン1
3に装着することを間違えることを考慮すると、同図
(b)に示すごとく、全てのリール部材11をレーン1
3に装着した時点で、同図(c)に示すごとく、レーン
13に装着されたリール部材11をレーン13の番号の
順番に読取って認識するものである。
【0063】なお、順番に読み取るための読取りスピー
ドをアップさせるために、前述のリール部材認識表示1
2と、レーン認識表示14とを、横方向に連続的に読取
りが可能な二次元バーコード(QRコード)を使用する
とよい。
【0064】これにより、レーン13に所定のリール部
材11が正しく装着されているかセットミスのチェック
を行うことができる。さらに、リール部材11を所定の
装着レーン13に装着するマッチングの精度向上を図る
ことができる。
【0065】図4は本発明の実施例のフローチャート
(その2)である。同図はマッチングの精度向上のフロ
ーチャートを示す。
【0066】ステップS21において、指定された機種
のデータをデータファイル2から読み込む。
【0067】ステップS22において、レーンに装着さ
れている部材をチェックする。チェックが完了すれば、
ステップS23に進む。そうでなければ、ステップS2
2に戻る。
【0068】ステップS23において、指示データと実
際にレーンに装着されたリール部材とのマッチングが取
れているか判断する。マッチングが取れていれば、ステ
ップS24に進む。また、マッチングが取れていなけれ
ば、ステップS25に進む。
【0069】ステップS24において、上位ホストへマ
ッチングが完了したことを通知する。そして、処理を終
了する。
【0070】ステップS25において、マッチングの違
っているレーンを表示部6に表示する。
【0071】ステップS26において、正しい部材に交
換する。そして、次のレーンの部材をチェックすべく、
ステップS22に戻る。
【0072】図5は本発明の実施例の説明図(その2)
である。
【0073】同図において、機種切替え時の状況を説明
する。機種Aから機種Bに切り替える際には、機種Aの
機種データにおいては、レーンと部材との対応はレーン
1に部材aを、レーン2に部材bを、レーン3に部材c
を、レーン4に部材dを、レーン5に部材eを、レーン
6に部材fを、レーン7に部材gを、それぞれ対応させ
ている。
【0074】一方、機種Bの機種データにおいては、レ
ーンと部材との対応はレーン1に部材aを、レーン2に
部材bを、レーン3に部材dを、レーン4に部材eを、
レーン5に部材mを、レーン6に部材nを、レーン7に
部材lを、それぞれ対応させている。
【0075】図6は本発明の実施例の説明図(その3)
である。同図(a)は前の機種にない部材のみ供給する
場合を示し、同図(b)は返却と並び替えをする場合を
それぞれ示している。
【0076】同図(a)において、機種Aから機種Bに
切り替える際には、前の機種になくて次の機種にある部
材は供給する必要がある。すなわち、機種Aになく機種
Bにあるものがあるかを調査する。その結果は、機種A
になく機種Bにあるものは、部材mと、部材nと、部材
lとなる。
【0077】同図(b)において、機種Aから機種Bに
切り替える際には、前の機種にあって次の機種にない部
材は返却する必要がある。すなわち、機種Aにあって機
種Bにないものがあるかを調査する。その結果は、機種
Aにあって機種Bにないものは、部材cと、部材fと、
部材gとなる。
【0078】また、同図(b)において、機種Aから機
種Bに切り替える際には、同一部材であって前の機種の
レーンと違うレーンに装着する必要がある部材は並び替
えを必要とする。すなわち機種Aのレーンと違うレーン
になるものを調査する。その結果は、機種Aのレーンと
違うレーンになるものは、部材dと、部材eとなる。
【0079】この例では機種Aから機種Bに切り替える
際には、機種Aの機種データと機種Bの機種データとを
比較して、部材供給と、部材返却と、部材の並び替えと
いった指示を、例えば、上位ホスト1からの指示で表示
部6に表示することで、作業者は表示部6の表示内容に
従って、所定の作業を行うことになる。なお、上位ホス
ト1からの指示ではなく、制御ホスト5で指示するよう
にしてもよい。
【0080】この例では、機種の切替え時の準備時間が
大幅に短縮することができる。またセットミスも大幅に
減少することができる。
【0081】図7は本発明の実施例のフローチャート
(その3)である。同図において、機種切替え時のフロ
ーチャートを示す。
【0082】ステップS31において、前の機種にな
く、次の機種にあるものがあるか判断する。該当する部
材がなければ、ステップS32に進む。また、該当する
部材があればステップS35に進み、該当する部材を表
示部6に表示するように指示する。
【0083】ステップS32において、前の機種にあっ
て、次の機種にないものがあるか判断する。該当する部
材がなければ、ステップS33に進む。また、該当する
部材があればステップS36に進み、該当する部材を表
示部6に表示するように指示する。
【0084】ステップS33において、前の機種のレー
ンと違うレーンになるものがあるか判断する。違うレー
ンになるものがなければ、ステップS34に進む。ま
た、違うレーンになるものがあればステップS37に進
み、違うものを表示部6に表示するように指示する。
【0085】ステップS34において、確認を2回行っ
たか判断する。2回行っていれば処理を終了する。ま
た、そうでなければ、ステップ31に戻る。
【0086】図8は本発明の実施例の構成図である。
【0087】同図において、31は例えばプリント配線
板への部品搭載を行う実装機である。32は実装ヘッド
である。33はプリント配線板搬送レールである。34
はリール部材ストッカである。35はマシン制御部であ
り、所定の部品を実装したかどうかの実装情報を後述す
る制御ホスト39に出力する。36は部品識別器であ
り、各リール部材ストッカ34に装着された各部品を識
別する。37はデコーダであり、部品識別器36の識別
結果を所定の電気信号に変換して出力する。38は識別
コントローラであり、各部品を識別して部品の種別情報
を後述する制御ホスト39に出力する。
【0088】39は制御ホストであり、前記の識別コン
トローラ38からの部品の種別情報と、マシン制御部3
5からの部品を実装したがどうかの実装情報とが入力さ
れて、所定の機種のプリント配線板に実装し終えた時点
で部品毎の使用個数を算出するとともに、各リール部材
が格納する部品の残数も算出する。この例では、実際に
使用した部品の実績値で部品在庫を管理することができ
る。
【0089】図9は本発明の実施例の説明図(その4)
である。同図(a)はリール部材ラベルを示す図であ
り、同図(b)は構成図をそれぞれ示す。
【0090】同図(a)において、47はリール部材ラ
ベルであり、例えば、情報の書き替えが可能なIDコー
ドを備えて、リール部材44の種別情報とリール部材4
4が格納する部品の個数情報とを記憶する。またリール
部材ラベル47をリール部材44を収納するカセット4
5に装着する。
【0091】なお、リール部材ラベル47はデータの書
換にIDコードを用いた例で説明したがIDコードに限
定するものではなく、磁気カード等、データの書換えが
可能な媒体であればよい。
【0092】また、同図(b)において、43はラベル
情報変換器であり、所定のカセット45に収納するリー
ル部材44を変更した場合には、カセット45に装着さ
れた当該リール部材ラベル47の情報を、収納するリー
ル部材44に対応するようにリール部材44の種別情報
とリール部材44が格納する部品の個数情報とを書換え
るものである。
【0093】一方、識別コントローラ38は、各リール
部材の部品を識別して部品の種別情報を制御ホスト41
に出力する。マシン制御部35は、所定の部品を実装し
たかどうかの実装情報を制御ホスト41に出力する。制
御ホスト41は、前記の識別コントローラ38からの部
品の種別情報と、マシン制御部35からの部品を実装し
たかどうかの実装情報とが入力された情報を、上位ホス
ト42に出力する。上位ホスト42において所定の機種
のプリント配線板に実装し終えた時点で部品毎の使用個
数を算出するとともに、各リール部材が格納する部品の
残数も算出する。そして、上位ホスト42において部品
の在庫管理を行う。なお、部品の使用個数の算出および
残数算出を制御ホスト41で行ってもよい。
【0094】この例では、リール部材の入出庫管理をリ
ール部材を収納するカセットに装着されたリール部材ラ
ベルにて部品の在庫管理を行うものである。従って、カ
セット単位で部品の在庫管理をできることになる。な
お、所望により、電子データとして部品の在庫管理をし
たい場合には、前述のように上位ホスト等で管理するこ
ともできる。
【0095】図10は本発明の実施例の説明図(その
5)である。同図(a)はリール部材を示し、同図
(b)はリール部材の残数管理をそれぞれ示している。
【0096】同図(a)において、リール部材11は部
材a16を5000個格納している。同図(b)におい
て、機種毎の生産台数と、機種毎の1台当たりの部材a
の使用個数とを示す。また、部材aの使用個数とリール
部材が格納する部材aの残数において、理論値と、実績
値と、実績値と理論値との差とをそれぞれ示している。
【0097】実績値と理論値との差は、例えば、プリン
ト配線板に実装する場合には、タメシ打ちを行うこと
や、実装ミス等によってNGとなる数量分が発生してい
るためである。この例では理論値に差分を考慮した補正
値をかけるといったことで残数管理を行うのではなく
て、実際に使用した部品の実績値で管理することができ
る。従って、残数管理において誤差を発生させないとい
った利点がある。
【0098】図11は本発明の実施例のフローチャート
(その4)である。同図において、リール部材の残数管
理のフローチャートを示す。
【0099】ステップS41において、レーンが移動し
たか判断する。移動していれば、ステップS42に進
む。また、移動していなければ、ステップS46に進
み、メモリ内のデータを前のデータに加算する。そし
て、ステップS47に進み、メモリ内のデータをクリア
ーする。そして、ステップS42に進む。
【0100】ステップS42において、部品は登録され
ているか判断する。登録されていれば、ステップ43に
進む。また、登録されていなければ、ステップS48に
進み、移動したレールの部品をメモリに一旦登録する。
そして、ステップS43に進む。
【0101】ステップS43において、実装機が部品を
実装したか判断する。実装すれば、ステップS44に進
む。そうでなければ、ステップ41に戻る。
【0102】ステップS44において、実装した部品数
をメモリに一旦登録する。
【0103】ステップS45において、処理を終了する
か判断する。終了であれば、処理を終了する。また、そ
うでなければ、ステップS41に戻る。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
に示すような効果がある。
【0105】リール部材を装着機に装着して所定の部品
を実装するに際して、リール部材のリール部材認識表示
と該リール部材を装着するレーンのレーン認識表示とを
読取って、指示されたリール部材と該リール部材を装着
するレーンとのマッチングを行うので、リール部材を容
易にかつ正確に実装機の所定の装着位置に装着すること
ができる。
【0106】そして、レーンに装着されているリール部
材をレーンの順番に所定のリール部材が装着されている
か確認するので、マッチングの精度が向上して、より正
確にリール部材と実装機の装着位置とのマッチングをと
ることができる。
【0107】さらに、指定するリール部材について生産
する機種の切替え時には前の機種と次の機種とのリール
部材の種類を比較する。そして、補充すべきリール部材
を指示したり、返却すべきリール部材を指示したり、さ
らに、装着する位置を変更すべきリール部材を指示した
りするので、機種切替え時におけるリール部材を実装機
の所定の装着位置に容易にかつ正確に素早く装着するこ
とができる。従って、機種切替え時においては段取時間
を大幅に短縮することができる。
【0108】また、リール部材に格納されている部品の
個数を実装機からの実装情報とリンクさせて、所定の工
程を終了した時点でリール部材に格納されている部品の
残数を算出するので、リール部材に格納されている部品
の残数を実績値に基づいて正確に把握することができ
る。
【0109】また、書き替え可能なリール部材ラベルを
リール部材を収納するカセットに装着し、所定のカセッ
トに収納されるリール部材の種別が変更される毎にリー
ル部材ラベルの情報を更新するので、カセットの単位で
リール部材の在庫を管理することができる。
【0110】また、機種毎にリール部材とレーンとの対
応を示す情報を格納するデータファイルと、リール部材
に対応するリール部材認識表示とレーンに対応するレー
ン認識表示とを読取る読取り器と、上位ホストの指示に
従ってリール部材とレーンとのマッチングを行う制御ホ
ストと、制御ホストの指示に従って所定の情報を表示す
る表示部とを備えるので、指示された機種のリール部材
を容易にかつ正確に実装機の所定の装着位置とマッチン
グをとることができる。
【0111】さらに、実装する部品の種別情報を出力す
る識別コントローラと、部品の実装情報を出力するマシ
ン制御部と、部品の種別情報と部品の実装情報とによっ
てリール部材に格納されている部品の残数を算出する制
御ホストとを備えるので、リール部材に格納されている
部品の残数を実績値に基づいて正確に把握して、部品の
残数管理を正確に行うことができる。
【0112】また、リール部材を収納するカセットに装
着された書き替え可能なリール部材ラベルと、該リール
部材ラベルの情報を変更するラベル情報変換器とを備え
るので、カセットの単位でリール部材の在庫を管理する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】本発明の実施例のフローチャート(その1)で
ある。
【図3】本発明の実施例の説明図(その1)である。
【図4】本発明の実施例のフローチャート(その2)で
ある。
【図5】本発明の実施例の説明図(その2)である。
【図6】本発明の実施例の説明図(その3)である。
【図7】本発明の実施例のフローチャート(その3)で
ある。
【図8】本発明の実施例の構成図である。
【図9】本発明の実施例の説明図(その4)である。
【図10】本発明の実施例の説明図(その5)である。
【図11】本発明の実施例のフローチャート(その4)
である。
【図12】従来技術の説明図(その1)である。
【図13】従来技術の説明図(その2)である。
【符号の説明】
1:上位ホスト 2:データファイル 3:読取り器 4:読取りデコーダ 5:制御ホスト 6:表示部 11:リール部材 12:リール部材認識表示 13:レーン 14:レーン認識表示 35:マシン制御部 36:部品識別器 37:デコーダ 38:識別コントローラ 39:制御ホスト 41:制御ホスト 42:上位ホスト 43:ラベル情報変換器 44:リール部材 45:カセット 47:リール部材ラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細川 秀樹 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地 の2 株式会社ピーエフユー内 (56)参考文献 特開 平2−202100(JP,A) 特開 平7−22778(JP,A) 特開 平3−149145(JP,A) 特開 平8−78881(JP,A) 特開 平8−119221(JP,A) 特開 平6−6080(JP,A) 特開 平5−55792(JP,A) 特開 平4−155998(JP,A) 特開 平7−38285(JP,A) 特開 平6−291500(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/00 - 13/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール部材を実装機に装着して所定の部
    品を実装するに際して、リール部材を実装機の所定のレーンに装着する時に、 リール部材(11)のリール部材認識表示(12)を読
    取り、読取った部材に対応するレーンを表示するととも
    に、当該表示されたレーン(13)のレーン認識表示
    (14)を読み取るか、または、リール部材(11)を
    装着するレーン(13)のレーン認識表示(14)を読
    取り、読取ったレーンに対応するリール部材を表示する
    とともに、当該表示されたリール部材(11)のリール
    部材認識表示(12)を読み取ることで、 指示されたリール部材(11)と当該リール部材(1
    1)を装着するレーン(13)とのマッチングを行う、 ことを特徴とするパーツカセットと実装機装着位置との
    マッチング方法。
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