JP3345326B2 - パイプ等取付具 - Google Patents

パイプ等取付具

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JP3345326B2
JP3345326B2 JP33366897A JP33366897A JP3345326B2 JP 3345326 B2 JP3345326 B2 JP 3345326B2 JP 33366897 A JP33366897 A JP 33366897A JP 33366897 A JP33366897 A JP 33366897A JP 3345326 B2 JP3345326 B2 JP 3345326B2
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浩 渡辺
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曽根湯布院機械株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手摺りやタオル掛
け等のパイプ等からなる棒状物(バー)を廊下や浴室、
階段や公共の場所等の板材等の固定部材や壁面等に取り
付ける際のパイプ等取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、手摺りやタオル掛け等のパイ
プ等からなる棒状物(バー)は端部等の所定部を廊下や
浴室、階段や公共の場所等の板材等の固定部材や壁面等
に取り付けて使用されており、板材等の固定部材や壁面
等に取り付ける際の従来のパイプ等取付具として、以下
のものが開示されている。 a.特開平6−237875号公報(以下、イ号公報と
いう)に開示された、壁面に対し直角に当接される取付
部を持つ金属管と、取付部の端縁に一体固定状に取付け
られるか又は止着具により取付けられるかした鍔体と、
壁面に対して中心に挿通された一本のネジにより該ネジ
を中心に回転のみ自在に取付けられる係合環と、からな
る壁面への握棒等の取付装置。 b.特開平8−98785号公報(以下、ロ号公報とい
う)に開示された、端部あるいは中間部に突出部を有し
た棒本体と、外周にネジ溝部を形成したリング部とリン
グ部の後側に突出した筒部を有し突出部に筒部を挿入し
て突出部にリベットで固定する棒側取付部材と、壁面に
固定される円柱部および該円柱部より大径のフランジ部
からなる壁側固定部材と、壁側固定部材と棒側取付部材
の間に設けられリング部とフランジ部を有した中間取付
部材と、からなるタオル掛等の調節可能取付装置。 c.特開平8−154863号公報(以下、ハ号公報と
いう)に開示された、壁面と直交する方向の突出部を有
し僅かに湾曲し得る本体と、突出部に回転自在に挿着さ
れた内周にネジ溝部を有する本体側取付部材と、壁面の
任意の複数箇所に固定される、外周面にネジ溝部を設け
た円柱部および円柱部の反壁面側に形成した突出部の内
周面に係合する係合突起を有する壁側固定部材と、から
なるタオル掛け等の取付装置。 d.特開平8−191778号公報(以下、ニ号公報と
いう)に開示された、タオル掛け等の本体の端部に設け
た突出部と、内周面にネジ溝部を有し突出部に回転のみ
自在に設けた本体側取付部材と、フランジ部と柱部を有
し壁面に柱部を固定した壁側取付部材と、柱部より大き
い挿入孔を有し外周面にネジ溝部を有した壁側環状移動
部材と、からなり壁側環状移動部材のネジ溝部を本体側
取付部材のネジ溝部に螺合して取り付ける握り棒等の取
付装置。 e.特開平9−56634号公報(以下、ホ号公報とい
う)に開示された、タオル掛け等の本体の端部に設けた
対面部と、対面部に回転のみ自在に設けた本体側取付部
材と、係合部とフランジ部を有し壁面に固定された壁側
取付部材の固定部材と、固定部材の係合部に挿入係合さ
せる挿入孔を有し外周に本体側取付部材を取付るように
構成し、固定部材に移動自在に取付けた壁側環状移動部
材と、からなる握り棒等の取付装置。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の手摺りやタオル掛け等のパイプ等からなる棒状物(バ
ー)を廊下や浴室、階段や公共の場所等の板材等の固定
部材や壁面等に取り付ける際のパイプ等取付具は、以下
の課題を有していた。イ号公報に記載の壁面への握棒等
の取付装置では、金属管の端部に鍔体の円筒部を嵌合し
てリベット等の止着具や溶接等で鍔体を固定しているた
め、金属管の端部への鍔体の取付けに手間がかかり、作
業が煩雑で作業性に欠ける。また、リベット等の止着具
で金属管の端部に鍔体を固定する場合、金属管の端部に
止着具取付け用の加工を要し作業工数が多く、金属管の
端部への鍔体の取付け作業の作業性に欠ける。更に、金
属管の表面に合成樹脂を被覆した被覆管を用いた場合、
鍔部を溶接して固定すると熱で樹脂が変質する。ロ号公
報に記載のタオル掛等の調整可能取付装置では、棒本体
の突出部にリベット用の透孔を形成し、棒側取付部材の
筒部を挿入して棒本体と棒側取付部材をリベットで固定
するため、棒側取付部材の棒本体への取り付けに手間が
かかり作業が煩雑で作業性に欠ける。また、壁面に壁側
固定部材を固定し、中間取付部材で壁側固定部材と棒側
取付部材を固定しているため、部品点数が多く取り付け
作業の作業性に欠ける。ハ号公報に記載のタオル掛け等
の取付方法および装置では、タオル掛け等の本体の端部
等の突出部に本体側取付部材をボルトで固定し、壁側固
定部材を壁面にボルトで固定して本体側取付部材と壁側
固定部材を螺合して本体を壁面に固定しているため、部
品点数が多く取り付け作業の作業性に欠けるとともに、
各部品の構造も複雑で生産性に欠ける。ニ号公報に記載
の握り棒等の取付装置では、タオル掛け等の端部に設け
た突出部の端面に本体側取付部材をボルトで回転のみ自
在に設け、壁面に固定した壁側取付部材に壁側環状移動
部材を介して本体側取付部材を固定しているため、部品
点数が多く構造が複雑で、生産性に欠けるとともに、握
り棒と本体側取付部材との取り付け作業の作業性に欠け
る。ホ号公報に記載の握り棒等の取付装置では、本体の
端部の対面部に回転のみ自在に本体側取付部材を取り付
け、壁面に固定した固定部材と壁側環状移動部材からな
る壁側取付部材に本体側取付部材を取り付けて本体を固
定しているため、本体の壁面への取り付けに要する部品
点数が多く、取り付け作業の作業性に欠けるとともに、
各部品の構造が複雑で生産性に欠ける。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、構造が簡単で部品点数が少なくパイプ等からなる棒
状物(バー)の端部等のパイプ状取付部に加工を加える
ことなく容易に取り付けることができ、取り付け作業の
作業性に優れるとともに、生産性に優れたパイプ等取付
具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明におけるパイプ等取付具は、以下の構成
を有している。本発明の請求項1に記載のパイプ等取付
具は、外側接合面とパイプ側接合面とを備えたフランジ
部と、前記フランジ部の略中央に凸状に形成されたパイ
プ嵌合部と、前記フランジ部の前記外側接合面から前
記パイプ嵌合部の略中央に穿設された螺合孔部と、前記
螺合孔部の端部に形成された円錐状や円錐台状の摺動部
と、前記パイプ嵌合部の端部を前記螺合孔部を中心に分
割し2乃至複数の拡開部を形成する1乃至複数のスリッ
トと、先端側に円錐状や円錐台状に形成された拡大部を
有し前記拡大部の底面側に連設された円柱部と、前記円
柱部に形成された螺溝部と、前記円柱部の端面に形成さ
れドライバーやレンチと係合する係合部と、を備え、前
記螺合孔部に螺合されながら前記螺合孔部に埋め込まれ
前記拡開部を拡開する拡開固定具と、を備え、前記フ
ランジ部と前記パイプ嵌合部が脱着自在に形成され、前
記パイプ嵌合部の基部に、前記フランジ部を係止させる
鍔部等の係止部を備えた構成を有している。これによ
り、廊下や浴室、階段や公共の場所等の板材等の固定部
材や壁面等に取り付ける手摺りやタオル掛け等の棒状物
(バー)の端部のパイプ状取付部にパイプ嵌合部を嵌合
させ螺合孔部に拡開固定具を螺合させ拡開固定具を回転
させて奥に進めることにより、拡開固定具の拡大部や円
柱部が螺合孔部の奥の摺動部に挿入され、パイプ嵌合部
の拡開部を拡開させてパイプ状取付部の内周壁に拡開部
を押しつけて圧接しパイプ嵌合部をパイプ状取付部に固
定することができるという作用を有する。また、フラン
ジ部とパイプ嵌合部を各々作成することができるととも
に、手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)の取り付け
場所等に応じてフランジ部だけを交換することができる
という作用を有する。更に、パイプ嵌合部の基部に、フ
ランジ部を係止させる鍔部等の係止部を備えているた
め、フランジ部を係止部に当接してパイプ嵌合部とフラ
ンジ部を係止できるという作用を有する。ここで、パイ
プ嵌合部の断面は丸形でも三角形や四角形等の角形でも
よい。丸形の場合は圧接面が広いので長さ方向に折れ曲
がり部のない手摺り等の棒状物(バー)の端部のパイプ
状取付部を板材等の固定部材や壁面等に固定する場合で
も棒状物(バー)とパイプ嵌合部との回転を防止でき、
また、角形の場合は板材等の固定部材や壁面等への取付
後に回転することのない長さ方向に折れ曲がり部を有し
た手摺り等の棒状物(バー)を板材等の固定部材や壁面
等に固定する場合に利用できる。スリットとしては、該
パイプ等取付具の材質等に応じて、パイプ嵌合部の摺動
部乃至基部まで形成される。拡開固定具を螺合孔部に螺
合した際に拡開部が拡開してパイプ嵌合部を嵌合したパ
イプ状取付部の内周壁に拡開部を圧接固定できればよ
い。パイプ等からなる棒状物(バー)としては、パイプ
は勿論のこと端部等の板材等の固定部材や壁面等との取
付部にパイプ状の中空部を有するものであれば中間部が
中実の棒状のものでもよい。また、棒状物(バー)は表
面を合成樹脂で被覆したものでもよい。拡開固定具の円
柱部の端面の係合部としては、レンチを脱着自在に固定
できる角穴やドライバーを係合する−や+の溝状に形成
される。螺合孔部や螺溝部は全面に溝を形成してもよい
が、溝に代えて螺着できる作用を有する突起又は突条を
1乃至複数形成してもよい。
【0006】本発明の請求項2に記載のパイプ等取付具
は、請求項1に記載の発明において、前記フランジ部に
1乃至複数穿孔された穿孔部、及び/又は、前記フラン
ジ部の前記外側接合面に配設された接着部を備えた構成
を有している。これにより、フランジ部の外側接合面を
板材等の固定部材や壁面等に接合して接着や穿孔部にネ
ジで螺着させたり釘打により該パイプ等取付具を板材等
の固定部材や壁面等に固定することができ、手摺りやタ
オル掛け等のパイプ状取付部に該パイプ等取付具を取り
付けるだけでフランジ部を介して手摺りやタオル掛け等
を容易に板材等の固定部材や壁面等に取り付けることが
できるという作用を有する。また、手摺りやタオル掛け
等の棒状物(バー)のパイプ状取付部に該パイプ等取付
具を取り付け、フランジ部を板材等の固定部材や壁面等
に接着や螺着等で固定するだけで手摺りやタオル掛け等
の板材等の固定部材や壁面等への取り付けができ、板材
等の固定部材や壁面等への取り付けに要する部品点数を
少なくできるという作用を有する。また、フランジ部に
配設された接着部でフランジ部の外側接合面を接着して
ネジや釘等の止着具でフランジ部を板材等の固定部材や
壁面等に取り付ける場合、接着部で外側接合面を板材等
の固定部材や壁面等に接着することにより止着具による
固定時にフランジ部が移動するのを防止できるととも
に、より強固に該パイプ等取付具を板材等の固定部材や
壁面等に固定できるという作用を有する。
【0007】本発明の請求項3に記載のパイプ等取付具
は、請求項1又は2の内いずれか1項に記載の発明にお
いて、前記パイプ側接合面の前記パイプ嵌合部の周囲に
凹状に形成されたパイプ端部固定部を備えた構成を有し
ている。これにより、手摺りやタオル掛け等の棒状物
(バー)の端部等のパイプ状取付部にパイプ嵌合部を嵌
合した際に、凹状に形成されたパイプ端部固定部にパイ
プ状取付部の端部を嵌合して固定することができ、該パ
イプ等取付具の取り付け作業時にパイプ状取付部とパイ
プ嵌合部がずれるのを防止できるという作用を有する。
【0008】本発明の請求項4に記載のパイプ等取付具
は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の発明にお
いて、前記パイプ嵌合部の前記拡開部が、外周面に装着
されたゴム等の弾性部材からなる滑り止め部を備え、及
び/又は前記拡開部の先端側の断面積が基部側の断面積
より小さく形成された構成を有している。これにより、
手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)の端部等のパイ
プ状取付部にパイプ嵌合部を嵌合して拡開固定具を螺合
孔部に螺合し、拡開部をパイプ状取付部の内周壁に押し
つけて圧接した際に、パイプ状取付部の内周壁に滑り止
め部が当接するため、パイプ状取付部の内周壁と滑り止
め部の滑り摩擦を大きくでき、パイプ状取付部とパイプ
嵌合部との回転を防止することができるという作用を有
する。また、パイプ嵌合部の拡開部の先端側の断面積を
基部側の断面積より小さくした場合、パイプ嵌合部をパ
イプ状取付部に挿入し易く作業性を向上させることがで
きるという作用を有する。ここで、滑り止め部として
は、少なくとも、パイプ嵌合部の拡開部の、拡開部を拡
開した際にパイプ状取付部の内周壁に当接する位置に装
着される。また、各拡開部の外周面に各々硬質のゴム等
からなる滑り止め部を装着しても、全ての拡開部の外周
面を覆うゴム環からなる滑り止め部を装着してもよい。
また、滑り止め部を拡開部の外周面に脱着自在に装着し
てもよく、これにより、該パイプ等取付具を取り付ける
手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)の端部等のパイ
プ状取付部の大きさ等に応じて拡開部に装着する滑り止
め部を交換することができる。更に、拡開部の外周面の
滑り止め部の装着位置に滑り止め部を固定する切欠部や
段差部等からなる装着固定部を形成し、滑り止め部を装
着固定してもよい。これにより、該パイプ等取付具の取
付作業時に滑り止め部が所定位置から移動するのを防止
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) 以下、本発明におけるパイプ等取付具の実施の形態1に
ついて、図面を用いて説明する。図1は実施の形態1に
おけるパイプ等取付具の要部分解断面図である。図中、
は実施の形態1におけるパイプ等取付具、2は廊下
や浴室、階段や公共の場所等の板材等の固定部材や壁面
等に取り付ける手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)
の端部のパイプ状取付部、2aはパイプ状取付部2の内
周壁、3´はパイプ等取付具1のフランジ部、3´
はフランジ部3´の外側接合面、3´bはフランジ部3
´のパイプ側接合面、4はフランジ部3´の所定部に穿
孔された穿孔部、5´はフランジ部3´の略中央に着脱
自在に形成された凸状のパイプ嵌合部、5´aはパイプ
嵌合部5´の基部側の外周縁に形成された鍔部、6はフ
ランジ部3´の外側接合面3´からパイプ嵌合部5
´の略中央に穿設された螺合孔部、6aは螺合孔部6の
先端部に形成された円錐状又は円錐台状に形成された摺
動部、6bは螺合孔部6のネジ部、7はパイプ嵌合部5
´の端部側から基部側にかけて螺合孔部6の中心に十字
状や三叉状に形成されたスリット、8はスリット7で4
分割等複数に分割されたパイプ嵌合部5´の拡開部、1
0は螺合孔部6に螺合されて埋め込まれる拡開固定具、
10aは拡開固定具10の先端側に形成された拡大部、
10bは拡大部10aの底面側に連設された円柱部、1
0cは円柱部10bに形成された螺溝部、11は拡開固
定具10の端面に形成され六角レンチやドライバー等の
回動具が嵌合される六角穴等からなる係合部、12は穿
孔部4に挿通されフランジ部3´を板材等の固定部材や
壁面等に固定するネジ等の止着具、20はフランジ部3
´の略中央にパイプ嵌合部5´より大きく鍔部5´aよ
り小さく穿設されたパイプ嵌合部5´の挿入孔部、21
はフランジ 部3´の外側接合面3´aに段差状に形成さ
れパイプ嵌合部5´の鍔部5´aが嵌合される嵌合固定
である。尚、フランジ部3´にフランジ部3´を板材
等の固定部材や壁面等に固定する止着具12の穿孔部4
を穿孔する代わりに、フランジ部3´の外側接合面3´
aに接着剤を塗布した接着部を配設し、フランジ部3´
を接着により板材等の固定部材や壁面等に固定してもよ
い。
【0010】以上のように構成されたパイプ等取付具に
おいて、以下手摺りを廊下や浴室、階段や公共の場所等
の壁面へ取り付ける場合について説明する。図は実施
の形態1におけるパイプ等取付具を手摺り等の棒状物
(バー)の端部のパイプ状取付部に取り付けた状態を示
す要部断面図である。図中、13は手摺り等の棒状物
(バー)を取り付ける廊下や浴室、階段や公共の場所等
の壁面である。パイプ嵌合部5´の先端部側をフランジ
部3´の略中央に穿設した挿入孔部20に外側接合面3
´a側から挿入し、パイプ嵌合部5´の鍔部5´aをフ
ランジ部3´に形成された嵌合固定部21に嵌合する。
次に、パイプ嵌合部5´をパイプ状取付部2に嵌合して
パイプ状取付部2の端部をフランジ部3´のパイプ側接
合面3´bに当接させる。続いて、パイプ嵌合部5´
略中央に穿設された螺合孔部6に拡開固定具10を挿入
して係合部11に六角レンチを係合し螺溝部10cとネ
ジ部6bを螺合する。拡開固定具10が螺合孔部6内へ
螺合しながら進入するのに伴い、拡開固定具10の拡大
部10aや円柱部10bが螺合孔部6の摺動部6aに挿
入されて拡開部8がスリット7で拡開されてパイプ状取
付部2の内周壁2aに押しつけられ、図に示すよう
に、パイプ嵌合部5´がパイプ状取付部2に固定され
る。その後、フランジ部3´の壁面側接合部3´aを壁
面13に接合させてフランジ部3´の穿孔部4にネジ等
の止着具12を挿通させ壁面13に止着具12を螺着
し、フランジ部3´を壁面13に固定する。
【0011】以上のように実施の形態1におけるパイプ
等取付具は構成されているため、以下の作用を有する。
手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)の端部のパイプ
状取付部に、該パイプ等取付具のパイプ嵌合部を嵌合し
て拡開固定具をパイプ嵌合部の螺合孔部に螺合させるだ
けで、パイプ嵌合部の拡開部を拡開してパイプ状取付部
の内周壁に拡開部を押しつけて圧接しパイプ嵌合部をパ
イプ状取付部に固定できるという作用を有する。フラン
ジ部の穿孔部にネジ等の止着具を挿通して板材等の固定
部材や壁面等に螺着するだけで、フランジ部を介して手
摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)を廊下や浴室、階
段や公共の場所等の板材等の固定部材や壁面等に取り付
けることができるという作用を有する。パイプ嵌合部と
フランジ部が脱着自在に形成されているため、手摺りや
タオル掛け等の棒状物(バー)の板材等の固定部材や壁
面等の取り付け場所に応じてフランジ部を普及品や高級
品等に交換することができ、製品の互換性を広げるとと
もに、フランジ部だけ多種多様のものを作成し製品の広
がりを拡大できるという作用を有する。また、パイプ嵌
合部とフランジ部を各々形成することができ、各部品の
形状が簡単にできるという作用を有する。 また、パイプ
嵌合部の基部側の外周縁に鍔部を有しているため、鍔部
とパイプ状取付部の端部でフランジ部を挟み付けてフラ
ンジ部を固定することができるという作用を有する。
【0012】(実施の形態2,3) 以下、本発明におけるパイプ等取付具の実施の形態2に
ついて、図面を用いて説明する。図は実施の形態2に
おけるパイプ等取付具の要部分解断面図であり、図
実施の形態2におけるパイプ等取付具の平面図である。
尚、実施の形態1と同様のものには同一の符号を付して
説明を省略する。図中、15は実施の形態2におけるパ
イプ等取付具、3´cはフランジ部3´の外側接合面3
´aの周縁部に形成されフランジ部3´のパイプ側接合
面3´bを覆設するカバー(図示省略)が係止されるカ
バー係止部、9はパイプ側接合面 3´bのパイプ嵌合部
5´の周囲に凹状に形成されパイプ状取付部2の端部を
嵌合し縁部の見栄えをよくするパイプ端部固定部、8a
は各拡開部8の端部の外周面の所定部を切り欠いた切欠
部からなる装着固定部、16はパイプ嵌合部5´の各拡
開部8の装着固定部8aに各々装着固定された硬質ゴム
等からなる複数の滑り止め部である。次に、パイプ等取
付具のパイプ嵌合部に滑り止め部を装着した他の例であ
実施の形態3について、図面を用いて説明する。図
は実施の形態3におけるパイプ等取付具の要部分解断面
図であり、図実施の形態3におけるパイプ等取付具
の平面図である。尚、実施の形態1と同様のものには同
一の符号を付して説明を省略する。図中、17は実施の
形態3におけるパイプ等取付具、8bはパイプ嵌合部5
´の端部の外周面に段差状に形成された装着固定部、1
8は装着固定部8bに脱着自在に装着されパイプ嵌合部
´の外周面を覆うゴム環からなる滑り止め部である。
ここで、パイプ等取付具15,17のパイプ状取付部2
への取り付け及び板材等の固定部材や壁面等への取り付
けは、実施の形態1と同様なので説明を省略する。以上
のように、実施の形態2,3におけるパイプ等取付具1
5,17は構成されているため、以下の作用を有する。
パイプ嵌合部の端部の外周面に形成された装着固定部に
硬質ゴムやゴム環等からなる滑り止め部を装着固定して
いるため、パイプ嵌合部をパイプ状取付部に嵌合して拡
開固定具により拡開部を拡開してパイプ状取付部の内周
壁に圧接した際に、内周壁と滑り止め部が圧接されて滑
り摩擦が大きくなり、該パイプ等取付具とパイプ状取付
部を回転させることなく固定することができるという作
用を有する。また、硬質ゴムやゴム環等からなる滑り止
め部を拡開部の装着固定部で脱着自在に装着することに
より、該パイプ等取付具を取り付けるパイプ状取付部の
大きさ等に応じて大きさ等の異なる滑り止め部に交換し
て使用することができるという作用を有する。また、フ
ランジ部のパイプ側接合面のパイプ嵌合部の周囲に凹状
のパイプ端部固定部を形成しているため、パイプ状取付
部の端部にパイプ嵌合部を嵌合した際 に、パイプ端部固
定部にパイプ状取付部の端部を嵌合して固定することが
でき、該パイプ等取付具のパイプ状取付部への取り付け
作業時にパイプ状取付部の端部とフランジ部を略直角に
固定することができるという作用を有する。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明におけるパイプ等取
付具によれば、以下の優れた効果を実現できる。請求項
1に記載の発明によれば、 (1)パイプ嵌合部の略中央に端部が円錐状の螺合孔部
と、螺合孔部を中心にパイプ嵌合部を複数の拡開部に分
割したスリットを有しているため、手摺りやタオル掛け
等の棒状物(バー)の端部等のパイプ状取付部にパイプ
嵌合部を嵌合して螺合孔部に拡開固定具を螺合するだけ
で、拡開固定具の拡大部や円柱部が螺合孔部の摺動部に
挿入されるとともにパイプ嵌合部のスリットが拡開さ
れ、拡開部をパイプ状取付部の内周壁に押しつけて圧接
することができ、手摺りやタオル掛け等の棒状物(バ
ー)のパイプ状取付部に取付用の加工を加えることなく
パイプ嵌合部を容易に固定することができ、手摺りやタ
オル掛け等の棒状物(バー)の端部等のパイプ状取付部
への該パイプ等取付具の取り付け作業の作業性に優れ
る。 (2)パイプ嵌合部をパイプ状取付部に嵌合して拡開固
定具を螺合孔部に螺合するだけでパイプ嵌合部をパイプ
状取付部に取り付けることができ、簡単な構造で、か
つ、少ない部品点数で該パイプ等取付部をパイプ状取付
部に取り付けることができ、該パイプ等取付具の生産性
に優れる。 (3)表面に合成樹脂等を被覆した被覆管からなる手摺
りやタオル掛け等の棒状物(バー)を廊下や浴室、階段
や公共の場所等の板材等の固定部材や壁面等に取り付け
る際にも、手摺りやタオル掛け等のパイプ状取付部にパ
イプ嵌合部を嵌合して拡開固定具により拡開部をパイプ
状取付部の内周壁に圧接するだけで、該パイプ等取付具
を手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)のパイプ状取
付部に取り付けることができ、従来のように、手摺りや
タオル掛け等の棒状物(バー)を板材等の固定部材や壁
面等に取り付ける際に、パイプ状取付部と取付具の溶接
等を要さず取り付けることができ取り付け作業性に優れ
るとともに、被覆管を変質させることなく取り付けるこ
とができ取り付け精度を向上できる。(4)フランジ部とパイプ嵌合部が脱着自在に形成され
ているため、フランジ部とパイプ嵌合部を各々作成する
ことができ、各部品の形状が簡単で生産性に優れるとと
もに、手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)の板材等
の固定部材や壁面等の取り付け場所に応じてフランジ部
を普及品や高級品等に交換することができ、製品の互換
性に優れ、また、フランジ部だけ多種多様のものを作成
することにより製品の広がりを拡大できる。 (5)フランジ部とパイプ嵌合部が脱着自在に形成され
ているため、手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)の
取り付け場所等に応じてフランジ部だけを交換すること
ができ、利便性に優れる。 請求項2に記載の発明によれ
ば、請求項1の効果に加えて、 ()フランジ部に穿孔部や接着部を備えているため、
フランジ部の外側接合面を板材等の固定部材や壁面等に
接合させ接着や穿孔部にネジで螺着させたり釘打してフ
ランジ部を固定することができ、手摺りやタオル掛け等
の棒状物(バー)のパイプ状取付部に該パイプ等取付具
を取り付けるだけでフランジ部を介して手摺りやタオル
掛け等の棒状物(バー)を板材等の固定部材や壁面等に
容易に固定することができ、取り付け作業の作業性に優
れる。 ()手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)のパイプ
状取付部に該パイプ等取付具を取り付けてフランジ部を
板材等の固定部材や壁面等に接着や螺着等で固定するだ
けで廊下や浴室、階段や公共の場所等の板材等の固定部
材や壁面等への取り付けができ、手摺りやタオル掛け等
の棒状物(バー)の板材等の固定部材や壁面等への取り
付けに要する部品点数を少なくでき、該パイプ等取付具
の生産性に優れるとともに、取り付け作業の作業性に優
れる。 ()フランジ部に配設された接着部でフランジ部の外
側接合面を接着してネジや釘等の止着具でフランジ部を
板材等の固定部材や壁面等に取り付ける場合、接着部で
外側接合面を板材等の固定部材や壁面等に接着すること
により止着具による固定時にフランジ部が所定位置から
移動するのを防止でき取り付け作業の作業性に優れると
ともに、該パイプ等取付具をより強固に壁面に固定でき
る。請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の
効果に加えて、 ()手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)のパイプ
状取付部にパイプ嵌合部を嵌合した際に、凹状に形成さ
れたパイプ端部固定部にパイプ状取付部の端部を嵌合し
て固定することができ、パイプへの該パイプ等取付具の
取り付け作業時にパイプ状取付部の端部とパイプ嵌合部
がずれるのを防止できパイプ嵌合部の固定作業性に優れ
るとともに、パイプ状取付部とフランジ部を略直角に固
定することができ取り付け精度を向上できる。請求項4
に記載の発明によれば、請求項1乃至3の効果に加え
て、 (10)パイプ嵌合部の拡開部の外周面に滑り止め部を
備えているため、手摺りやタオル掛け等の棒状物(バ
ー)の端部等のパイプ状取付部にパイプ嵌合部を嵌合し
て拡開固定具を螺合孔部に螺合し、拡開部をパイプ状取
付部の内周壁に押しつけて圧接した際に、パイプ状取付
部の内周壁に滑り止め部が当接してパイプ状取付部の内
周壁と滑り止め部の滑り摩擦を大きくでき、パイプ状取
付部とパイプ嵌合部との回転を防止することができ、よ
り強固に確実にパイプ状取付部に固定することができ
る。 (11)パイプ嵌合部の拡開部の先端側の断面積を基部
側の断面積より小さくした場合、パイプ嵌合部をパイプ
状取付部に挿入し易く作業性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるパイプ等取付具の要部分
解断面図
【図2】実施の形態1におけるパイプ等取付具の要部断
面図
【図3】実施の形態2におけるパイプ等取付具の要部分
解断面図
【図4】実施の形態2におけるパイプ等取付具の平面図
【図5】実施の形態3におけるパイプ等取付具の要部分
解断面図
【図6】実施の形態3におけるパイプ等取付具の平面図
【符号の説明】
2 パイプ状取付部 2a 内周壁3´ フランジ部3´a 外側接合面3´b パイプ側接合面 3´c カバー係止部 4 穿孔部5´ パイプ嵌合部 5´a 鍔部 6 螺合孔部 6a 摺動部 6b ネジ部 7 スリット 8 拡開部 8a 装着固定部 8b 装着固定部 9 パイプ端部固定部 10 拡開固定具 10a 拡大部 10b 円柱部 10c 螺溝部 11 係合部 12 止着具 13 壁面 15 パイプ等取付具 16 滑り止め部 17 パイプ等取付具 18 滑り止め部 19 パイプ等取付具 20 挿入孔部 21 嵌合固定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 10/04 A47K 10/10 A47K 17/02 E04F 11/18 F16B 9/02 F16B 12/10 F16B 12/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側接合面とパイプ側接合面とを備えた
    フランジ部と、前記フランジ部の略中央に凸状に形成さ
    れたパイプ嵌合部と、前記フランジ部の前記外側接合面
    から前記パイプ嵌合部の略中央に穿設された螺合孔部
    と、前記螺合孔部の端部に形成された円錐状や円錐台状
    の摺動部と、前記パイプ嵌合部の端部を前記螺合孔部を
    中心に分割し2乃至複数の拡開部を形成する1乃至複数
    のスリットと、 先端側に円錐状や円錐台状に形成された拡大部を有し前
    記拡大部の底面側に連設された円柱部と、前記円柱部に
    形成された螺溝部と、前記円柱部の端面に形成されドラ
    イバーやレンチと係合する係合部と、を備え、前記螺合
    孔部に螺合されながら前記螺合孔部に埋め込まれて前記
    拡開部を拡開する拡開固定具と、 を備え 前記フランジ部と前記パイプ嵌合部が脱着自在に形成さ
    れ、前記パイプ嵌合部の基部に、前記フランジ部を係止
    させる鍔部等の係止部を備え ていることを特徴とするパ
    イプ等取付具。
  2. 【請求項2】 前記フランジ部に1乃至複数穿孔された
    穿孔部、及び/又は、前記フランジ部の前記外側接合面
    に配設された接着部を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載のパイプ等取付具。
  3. 【請求項3】 前記パイプ側接合面の前記パイプ嵌合部
    の周囲に凹状に形成されたパイプ端部固定部を備えてい
    ることを特徴とする請求項1又は2の内いずれか1項に
    記載のパイプ等取付具。
  4. 【請求項4】 前記パイプ嵌合部の前記拡開部が、外周
    面に装着されたゴム等の弾性部材からなる滑り止め部を
    備え、及び/又は前記拡開部の先端側の断面積が基部側
    の断面積より小さく形成されていることを特徴とする請
    求項1乃至3の内いずれか1項に記載のパイプ等取付
    具。
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