JP2002322782A - 手摺り用取付具 - Google Patents

手摺り用取付具

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JP2002322782A
JP2002322782A JP2001125568A JP2001125568A JP2002322782A JP 2002322782 A JP2002322782 A JP 2002322782A JP 2001125568 A JP2001125568 A JP 2001125568A JP 2001125568 A JP2001125568 A JP 2001125568A JP 2002322782 A JP2002322782 A JP 2002322782A
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clamp
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JP2001125568A
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Hiroshi Watanabe
博 渡辺
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FUKEI SECOLO KK
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FUKEI SECOLO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】支柱本体と手摺りとの間の取付けに自由度が得
られ、効率良くしっかりとした手摺りの取付けを可能に
することができ、しかも取付具の表面に不要な突出部分
がなくなり、障害者や高齢者に安全な手摺り用取付具を
提供する。 【解決手段】支柱本体2の上端に固定される支柱キャッ
プ4の上面に手摺り1を連結固定するための挟持クラン
プ50は、弾性的に径変化できるようにしている。分離
端50bは一対の挟持片50cを有し、全体が略Ω状断
面に形成されている。支柱キャップ4のブラケット4b
に対する挟持クランプ50の取付けは、挟持片50cに
よる両面からの挟着取付けによりなされるため、取付ブ
ラケット4bと挟持片50cとの間に大きな摩擦力が得
られる。このため、手摺り1に過大な外力が直接加わっ
たとしても、支柱キャップ4と挟持クランプ50との間
の接合部分が緩むことなく強固に且つ効率的に取り付け
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は手摺り用取付具に係わ
り、特に、手摺りの設置場所に応じて取付方向を自由に
選定できる手摺り用取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、移動や姿勢変換の補助用とし
て安全性を確保するための手摺りが知られている。この
種の手摺りはバルコニーや階段等に使用されるばかりで
なく、広場、公園や緑道等にも多用されている。この従
来の手摺りは、上端部分を地盤上に露出させて立設する
支柱本体と別体に形成され、支柱本体を通路に沿って順
次立設すると共に、その上端に手摺りを取り付けること
により施工している。
【0003】図6に平坦な緑道に階段状の緑道が続く上
下方向に勾配の異なる緑道に沿って屈曲状態で手摺り1
を施工する従来の一例を示す。同図において、前記緑道
に沿って下端部分を地盤中に埋設すると共に所要の高さ
をもって複数の支柱本体2を立設する。この支柱本体2
は中空円筒状柱からなり、前記手摺り1は長尺棒材から
構成されている。平坦路に立設された複数の支柱本体2
の各上端には手摺り1が手摺り用取付具3を介して水平
に架設され、勾配のある緑道では所定の間隔をおいて路
面から同じ高さに立設された複数本の支柱本体2の上端
に、同じく手摺り用取付具3を介して手摺り1が前記勾
配をもって架設される。勾配の変わる手摺り1の端部同
士の接続は、前記手摺り用取付具3を使い、手摺り1を
屈曲状態として接続している。
【0004】図7に前述の手摺り施工時に使われる従来
の手摺り用取付具3の一例を示す。同図において、この
手摺り用取付具3は、前記支柱本体2の上端に嵌挿固定
され、上面にブラケット4bを有する支柱キャップ4、
中空円筒体5aの外周面の一部から径方向に突設された
ブラケット5bをもち、前記支柱キャップ4に各ブラケ
ット4b,5bを介して取り付けられる連結具5、及び
この連結具5に一端か嵌挿固定された一方の手摺り1
と、連結すべき他方の手摺り1との間を屈曲状態で連結
する一対のアタッチメント6,6’等を備えている。
【0005】前記支柱キャップ4は、前記支柱本体2の
上端に嵌脱可能なキャップ本体4aを有する有蓋円筒構
造からなる。同キャップ本体4aの蓋部上面にはブラケ
ット4bが突設されており、同ブラケット4bには単一
のボルト挿入孔4cが穿設されている。前記キャップ本
体4aの下端部は、前記蓋部よりも小さな外径を有する
中空円筒状の挿脱部4dを有している。同挿脱部4d
は、前記支柱本体2の内径に等しい外径を有しており、
その周方向に3つの内ねじの切られたビス取付孔4eが
同一間隔をもって穿設されている。
【0006】前記支柱本体2の外周面上端部には、前記
挿脱部4dのビス取付孔4eと対応する部位に3つのビ
ス挿入孔2aが穿設されている。前記支柱本体2の筒内
に前記支柱キャップ4の挿脱部4dを嵌挿したのち、前
記支柱本体2の各孔2aを介して図示せぬビスを前記ビ
ス取付孔4eに螺着し、前記支柱キャップ4を支柱本体
2に固定する。
【0007】前記連結具5の外周面下端部は、前記支柱
キャップ4の上記ブラケット4bと対応する部位に同じ
くブラケット5bを突設しており、同ブラケット5bに
単一のボルト挿入孔5cが穿設されている。更に、前記
連結具5の周面には、長さ方向の両側端部であって中空
円筒体5aの中心軸線に平行な直線上に2つのビス挿入
孔5dが穿設されている。前記連結具5は、そのブラケ
ット5bのボルト挿入孔5c及び前記支柱キャップ4の
ブラケット4bに形成されたボルト挿入孔4cを介し
て、ボルト7及びナット8により支柱キャップ4に締付
け固定される。
【0008】前記一方のアタッチメント6は、前記連結
具5の中空円筒体5aの内径に等しい外径をもつ円柱状
の挿脱部6aと、同挿脱部6aから軸線に平行に延設さ
れて同挿脱部6aの2分割断面形状をなす半割円柱部6
bとを有している。この挿脱部6a及び半割円柱部6b
の境界部には前記連結具5の中空円筒体5aの外径より
大きな径のリング状フランジ6cを有している。前記挿
脱部6aには前記連結具5の上記ビス挿入孔5dと対応
する部位にビス取付孔6dが穿設されている。前記半割
円柱部6bの先端部は外方に円弧状に突出しており、半
割円柱部6bの略中央部には単一のボルト挿入孔6eが
穿設されている。他方のアタッチメント6’は、前記一
方のアタッチメント6と同一の形状を有しているが、前
記ボルト挿入孔6eが形成されている部分に図示せぬボ
ルト取付孔が形成されている。
【0009】一方の手摺り1と他方の手摺り1との間を
屈曲状態で連結するにあたっては、一対の同一形状を有
する前記アタッチメント6,6’の半割円柱部6b,
6’b同士の相対する平面部分を重ね合わせ、ボルト挿
入孔6eと図示せぬボルト取付孔を介して両者を螺着
し、そのボルト9の軸部周りに各アタッチメント6,
6’を相対的に回動可能に固定する。
【0010】前記アタッチメント6,6’の挿脱部6
a,6’aを介して手摺り1の端部を連結固定する際に
は、一方のアタッチメント6の挿脱部6aに前記手摺り
1の端部を嵌挿したのち、同挿脱部6aを支柱2の上端
に固着した連結具5に嵌挿してビス止めする。ここで、
一方のアタッチメント6に対して他方のアタッチメント
6’を回動させて所望の角度に屈曲させる。このときの
屈曲方向は、一方のアタッチメント6の挿脱部6aと連
結具5との間を、前述のごとくビス挿入孔5dとビス取
付孔6dを介してビスにより固定するため、そのビス挿
入孔5d及びビス取付孔6dの形成位置により決まって
しまう。通常、この屈曲方向は水平面上又は垂直面上に
限られているため、手摺り1の屈曲も水平方向又は垂直
方向の2方向に限られる。
【0011】特に、前記アタッチメント6,6’を使
い、手摺り1を屈曲させて連結するときは、更に中空円
筒状をなす中空筒金具10が使用される。同金具10
は、前記一対のアタッチメント6,6’の各挿脱部6
a,6’a及び前記手摺り1の各外径に等しい内径を有
している。前記中空筒金具10の長さ方向両端部には、
各アタッチメント6,6’の前記挿脱部6a,6’aの
各ビス取付孔6d,6’dと対応する部位にそれぞれビ
ス挿入孔10a,10aが穿設されている。
【0012】前記中空筒金具10を使って、前記アタッ
チメント6,6’の各挿脱部6a,6’aとを介して手
摺り1の端部同士を水平方向に屈曲させて連結するとき
は、図7に示すように、互いに連結された各アタッチメ
ント6の半割円柱部6bの合わせ面を水平方向に向けた
状態で、一方のアタッチメント6の挿脱部6aを前記連
結具5の新たに手摺り1を取り付ける側の半部中空円筒
体5a内に嵌挿して、そのリング状フランジ6cを当接
させて位置決めし、ビス11により前記中空円筒体5a
のビス挿入孔5dを介して前記挿脱部6aのビス取付孔
6dに螺着してビス止めする。
【0013】次いで、他方の前記アタッチメント6’の
挿脱部6’aに前記中空筒金具10の一端を嵌挿してそ
のリング状フランジ6’cに当接させて位置決めしたの
ち、ビス12により前記中空筒金具10のビス挿入孔1
0aを介して前記挿脱部6aのビス取付孔6dに螺着し
てビス止めする。続いて、一対のアタッチメント6,
6’をボルト9の軸部周りで水平に所定の角度回動した
のち、新たに連結した手摺り1の自由端部を次位に配さ
れた支柱2の上部に固着された連結具5に挿入する。こ
うして、上述の操作を繰り返して複数本の支柱本体2の
上端に手摺り1を屈曲させながら連続して固定する。
【0014】上記のごとく組立てられる従来の手摺り1
は、一対のアタッチメント6,6’及び中空筒金具10
を使い、水平方向の設定角度を変更し、或いは上下方向
の設定角度を変更することにより、次の手摺り1の設置
場所に応じて手摺り1の取付方向を設定するようにして
いる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば自然
状態にある公園等にあっては、直線上や曲線上に延在す
る傾斜地が多いため、多様な傾斜勾配や屈曲部を有する
傾斜部やコーナ部に沿って順次手摺りを取り付けなけれ
ばならない。同手摺りを取り付ける際には、例えば傾斜
地の斜面に沿って略同一の設置高さで前記支柱本体の下
端部分を地盤に支持固定し、上述のごとく手摺り用取付
具を使って前記支柱本体の上端に先の手摺りの先端と次
に取り付ける手摺りの後端とを屈曲させて接続し、上述
のように前記支柱本体の上端に取付られる手摺りの上下
方向、或いは水平方向の角度を変更することにより、傾
斜地の傾斜部やコーナ部の取付角度に応じて手摺りを取
り付けている。
【0016】一方、上述のごとく、従来の手摺り用取付
具にあって、前記支柱本体の上端に嵌挿固定される支柱
キャップに取り付けられる連結具はパイプ状の中空円筒
体により構成されている。そのため、一端が嵌挿固定さ
れる一方の手摺りの端部、或いは一方の手摺りと連結す
べき他方の手摺りとの間を屈曲状態で連結するためのア
タッチメントの挿脱部を、前記連結具の中空円筒体に挿
入可能な外径をもつ円柱状に形成して、手摺りの端部或
いはアタッチメントの挿脱部を前記連結具の中空円筒体
に嵌挿する。
【0017】この嵌挿時のガタツキを防ぐには、前記連
結具の内径だけでなく前記手摺りの端部及びアタッチメ
ントの挿脱部の外径に対する厳格な寸法精度が要求され
る。しかるに、前記手摺りの端部及びアタッチメントの
挿脱部を高精度に加工できたとしても、前記連結具の内
部で軸線中心に回転しやすいため、前記手摺りの端部及
びアタッチメントの挿脱部を前記連結具の中空円筒体内
に挿入したのち、前記連結具との間を、ビス挿入孔とビ
ス取付孔を介して不動状態に固定せざるを得ず、そのた
めの部品点数が増加するだけでなく、それに伴う作業量
も増大する。更に、このビスによる固定のため、ビス挿
入孔及びビス取付孔の形成位置にも加工精度が要求さ
れ、好ましくない。
【0018】また、前記連結具に前記手摺りの端部及び
前記アタッチメントの挿脱部をビスにより固定すると、
そのためのビス挿入孔や取付孔の形成部位は予め決まっ
てしまう。因みに、従来の手摺りの取付けにあたって
は、傾斜勾配の異なる傾斜面に対して手摺りの高さ、長
さ等を確保すると共に、手摺りを次の設置部の傾斜面に
沿わせるように前記支柱本体に対して屈曲させようとし
ても、その屈曲方向はせいぜい上下或いは水平方向に屈
曲させることができるに過ぎない。
【0019】このように、前記傾斜部やコーナ部に沿っ
た上下方向及び水平方向以外の方向に変えることはでき
ないため、前記支柱本体の設置場所に制約を受け、上記
手摺り用取付具の屈曲機構に合わせて支柱本体の設置場
所や設置数の変更を余儀なくされることが多く、作業数
の増加と共に作業の煩雑化につながりやすく、この種の
施工時間の増大につながって、経済性の観点からも好ま
しくない。
【0020】また、上述のごとく連結具は円筒中空体に
より構成されており、その連結具に手摺りの端部やアタ
ッチメントの挿脱部をビスにて螺着するため、ビス頭部
が前記連結具の表面に露呈し、把手部分に突出して配さ
れることとなり、歩行者の掌や指先が引っ掛かりやすく
なり、好ましくない。
【0021】本発明は、上記従来の課題を解消すべくな
されたものであり、その具体的な目的は、分割構成とさ
れた簡単な構造で支柱本体と手摺りとの間の取付けに自
由度が得られ、効率良くしっかりとした手摺りの取付け
を可能にすることができ、しかも取付具の表面に不要な
突出部分がなくなり、障害者や高齢者の安全に資するこ
とができる手摺り用取付具を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段及び作用効果】本件請求項
1に係る発明は、歩道等に所望の間隔をおいて配される
支柱本体に手摺りを連結固定する手摺り用取付具であっ
て、前記支柱本体の上端に嵌脱可能なキャップ本体と、
そのキャップ本体の上面に突設された取付ブラケットと
を有してなる支柱キャップと、軸線に沿って分離する分
離端を有し、弾性的に径変化して前記手摺りの端部が挿
脱できる弾性筒部本体を有すると共に、同筒部本体の前
記各分離端に略直交して一体に延設され、前記支柱キャ
ップの取付ブラケットを挟持固定する挟持片を有してな
る略Ω状の挟持クランプとを備えてなることを特徴とす
る手摺り用取付具にある。
【0023】挟持クランプは、その弾性筒部本体の軸線
に平行に直線状に分離している分離端を有しており、弾
性的に径変化できるようにしている。また、その分離端
には、前記筒部本体の径方向に延設される一対の挟持片
を有し、全体が略Ω状断面に形成されている。本発明の
手摺り用取付具にあっては、前記挟持クランプの挟持片
をもって上記支柱キャップの取付ブラケットを挟持固定
するに先立って、まず前記手摺りの端部を前記筒部本体
に挿入する。このとき、前記キャップ本体の取付ブラケ
ットに対して前記挟持片を回動自在に緩めた状態で仮り
固定しておく。
【0024】前記弾性筒部本体を弾性変形させて左右に
僅かに開き、同弾性筒部本体に先の手摺りの先端や後述
するアタッチメントの挿脱部、或いは次に取り付ける手
摺りの後端を嵌挿して接続させたのち、次の設置部の傾
斜勾配や、路面の曲がり具合に応じて手摺りの連結角度
を決める。この角度が決まったのちに、前記キャップ本
体の取付ブラケットに仮り固定された前記挟持片を、例
えばボルトとナットなどにより強く締め付けて、弾性筒
部本体の内径を小さくし、前記手摺りの端部を前記弾性
筒部本体の内面により密着保持した状態で不動に固定す
る。
【0025】本発明にあっては、前記支柱キャップの取
付ブラケットに対する前記挟持クランプの取付けが、挟
持クランプの挟持片による両面からの挟着取付けである
ため、取付ブラケットと挟持片との間に大きな摩擦力を
得ることができ、従来のごとき一面同士の接触固定の場
合と比較するとそのクランプ力は極めて大きなものとな
る。そのため、手摺りに過大な外力が直接加わったとし
ても、その力により前記支柱キャップと前記挟持クラン
プとの間の接合部分が緩むことなく強固に取り付けるこ
とができる。
【0026】また、従来のごとくビスにより螺着する煩
雑な作業が不要となり、前記支柱キャップに対する前記
挟持クランプの挟持力を緩めて同挟持クランプの弾性筒
部本体を弾性的に径変化させることができるようにな
り、次の設置部の傾斜勾配に応じて前記手摺りを無理に
こじることなく容易に取り付けることができ、作業効率
を大幅に向上させることができる。
【0027】また、前記手摺りの自由端部を前記挟持ク
ランプにより、その径を変化させて挟持固定することが
できるようになるため、手摺りの各種の断面形状や太さ
に対応することができる。更に、ビス止めが不要となる
ばかりでなく、前記挟持クランプの把手部分にビス頭部
等の突起物を排除させることができるため、歩行者の掌
や指先が引っ掛かり、歩行者に切り傷等を負わせること
もなく極めて安全である。
【0028】請求項2に係る発明は、端部に、前記挟持
クランプの弾性筒部本体に挿脱可能な断面形状を有する
挿脱部を有すると共に、同挿脱部から軸線に平行に延設
され、同挿脱部の2分割断面形状を断面形状とする連結
部を有するアタッチメントを更に備えていることを特徴
としている。
【0029】この発明によれば、異なる傾斜勾配や屈曲
部を有する傾斜部やコーナ部に沿って、前記支柱本体の
上端に先の手摺りと次に取り付ける手摺りの端部同士を
屈曲状態で接続させるとき、アタッチメントを前記挟持
クランプの弾性筒部本体に挿嵌して挟着固定し、同アタ
ッチメントを介して手摺りを取り付ける。
【0030】前記アタッチメントは、前記挟持クランプ
の弾性筒部本体に挿脱可能な断面形状を有する挿脱部
と、同挿脱部から軸線に平行に延設された同挿脱部の2
分割断面形状をなす連結部とを有しており、同一形状を
有する一対のアタッチメントの連結部の接合面同士を重
ね合わせ、六角穴付きボルトなどの固定具をもってその
軸部周りを中心として回動自在に固定して使われる。
【0031】このアタッチメントを使い、所要の角度を
もって手摺り同士を連結しようとするときは、上述のよ
うに上記支柱本体の上端キャップ本体に仮り固定された
挟持クランプの一端に先の手摺りの一端を取り付けると
共に、同クランプの他端に前述のようにして組付けた一
対のアタッチメントの一端挿入部を取り付ける。ここ
で、一対のアタッチメントの屈曲方向を調整して、次回
の手摺りの取付方向に合わせたのち、挟持クランプの挟
持片を締め付けて、先の手摺りの一端と一方のアタッチ
メントを不動に固定する。次に、他方のアタッチメント
に次回に連結する手摺りの一端を取り付け、他方のアタ
ッチメントを次回の設置部の傾斜面や屈曲部に沿わせる
ように屈曲させて、次回の支柱本体の上端に仮り固定さ
れている挟持クランプに前記手摺りの他端を取り付ける
準備をする。
【0032】このように、本発明による上記アタッチメ
ントを使えば、手摺りを上下或いは水平方向を含む全方
向に向けさせることができるようになり、あらゆる傾斜
勾配を有する傾斜面に適用することができると共に、傾
斜面や屈曲部に沿った施工が容易に且つ効率的に行うこ
とができ、作業期間を大幅に短縮することができる。
【0033】請求項3に係る発明は、前記アタッチメン
トの挿脱部及び連結部の境界部に前記挟持クランプの弾
性筒部本体の内径より大きな径のリング状フランジを有
していることを特徴としている。この発明にあっては、
上記アタッチメントの挿脱部を前記挟持クランプの弾性
筒部本体内に嵌挿すると、同弾性筒部本体の長さ方向開
口端に上記アタッチメントのリング状フランジが当接し
て、同アタッチメントの挿脱部を位置決めして固定でき
るようになり、組立作業を正確に且つ効率的に行なうこ
とができるようになる。また、そのフランジ径を上記挟
持クランプの弾性筒部本体の外径と一致するように設定
すれば、前記弾性筒部本体及び前記アタッチメントの間
の境界部を滑らかに接合することができるようになり、
歩行者の違和感を与えることがなくなる。
【0034】請求項4に係る発明は、前記挿脱部及び前
記手摺りが挿脱可能な中空筒金具を更に有していること
を特徴としている。この発明によれば、上述したように
上記アタッチメントを使い、異なる多様な傾斜勾配や屈
曲部を有する傾斜部やコーナ部に沿って、前記支柱本体
の上端に先の手摺りの先端と次に取り付ける手摺りの後
端とを屈曲状態で接続させるとき、中空筒金具を介して
上記アタッチメントの挿脱部と前記手摺りの端部とを連
結固定するようにしている。
【0035】前記挿脱部及び前記手摺りの接合部位を前
記中空筒金具により被覆することができるようになり、
その接合部位を外部に露呈させずに済み、外観意匠上の
見栄えが向上して商品価値が高められる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明
の代表的な実施形態である手摺り用取付具の一例を示す
分解斜視図、図2は同手摺り用取付具に適用される挟持
クランプの取付状態を示す側面図、図3は同挟持クラン
プを使って架設される手摺りの取付状態を示す正面図、
図4は同手摺りの端末部分における取付状態を示す正面
図であり、図5は同手摺り用取付具に適用されるアタッ
チメントを使って架設される手摺りの取付状態を示す正
面図である。なお、上記従来の手摺り用取付具3と実質
的に同様の部材には図7に付した符号と同一の符号と部
材名を付している。従って、これらの部材に関する詳細
な説明は省略する。
【0037】上記従来の手摺り用取付具3と異なるとこ
ろは、挟持クランプ50が従来のビス挿入孔が形成され
た連結具に代わってビス固定を不要にしている点、及び
本発明によるアタッチメント6,6’が従来のアタッチ
メントと外形上及び構造上は一致する部分はあるもの
の、前記挟持クランプ50との間のビスによる固定を不
要にする点にある。
【0038】前記挟持クランプ50は弾性金属材により
構成されている。この挟持クランプ50は所要の幅を有
する金属製板材を円筒形に形成すると共に、その両端部
を外側に略直角に屈曲して形成される略Ω字断面を有し
ている。すなわち、前記挟持クランプ50は、中空円筒
状の弾性筒部本体50aがその中心線に平行に直線状に
分離する一対の分離端50b,50bを有すると共に、
各分離端50bに略直交して一体に延設される一対の挟
持片50c,50cとを有している。前記筒部本体50
aは弾性的に径変化できるようになっており、先の手摺
り1と次に取り付ける手摺り1の端部同士、或いは一方
の手摺り1と連結すべき他方の手摺り1との間を屈曲状
態で連結する一対のアタッチメント6,6’の挿脱部6
a,6’aを挟持して固定する。
【0039】前記挟持片50cは、図2に示すように支
柱本体2の上端に固着されるキャップ本体4aの上面に
突出する板片からなるブラケット4bを両面側から挟持
して、六角穴付きボルト7及び袋ナット8により締付け
固定し、手摺り1等の端部を挟持する挟持クランプ50
を上記支柱本体2の上端に取り付ける。この挟持片50
cの先端部は前記キャップ本体4aのブラケット4bに
形成された取付面4fと略合致する形状を有しており、
同挟持片50cの略中央部には、前記キャップ本体4a
のボルト挿入孔4cと対応する部位に単一のボルト挿入
孔50dが穿設され、前記ナット8の締付けを緩めたと
き、挟持クランプ50とキャップ本体4aとが前記ボル
ト7を中心として垂直面内で相対的な回動が許容される
ようになっている。
【0040】前記一対のアタッチメント6,6’は同一
形状を有しており、前記挟持クランプ50の弾性筒部本
体50aに挿脱できる円柱状の挿脱部6a,6’aと、
同挿脱部6a,6’aから軸線に平行に延設された挿脱
部6a,6’aの2分割断面形状をなす連結部である半
割円柱部6b,6’bとを有している。本実施形態にあ
っては、前記弾性筒部本体50aに嵌挿固定する側の一
方のアタッチメント6の挿脱部6aにはビス取付孔が形
成されていないが、他方のアタッチメント6’aの挿脱
部6’aには、チーク材からなる手摺り1の端部を挿入
する中空筒金具10の一端部を嵌挿して固定するための
図示せぬビス取付孔が穿設されている。
【0041】この挿脱部6a,6’a及び半割円柱部6
b,6’bの境界部は前記挟持クランプ50の筒部本体
50aの外径よりも大きな径のリング状フランジ6c,
6’cを有しており、前記挿脱部6aに前記筒部本体5
0a、或いは前記挿脱部6’aに前記中空筒金具10を
嵌挿して固定するとき、それらの長さ方向開口端を前記
リング状フランジ6c,6’cに当接させて位置決めが
なされるようになっている。
【0042】他方のアタッチメント6’は、一方の前記
アタッチメント6の半割円柱部6bに形成されたボルト
挿入孔6eと対応する部分に図示せぬボルト取付孔が形
成されている。各アタッチメント6,6’は、一対の同
一形状を有する前記半割円柱部6b,6’b同士の相対
する平面部分を重ね合わせ、前記ボルト挿入孔6eと図
示せぬボルト取付孔を介して六角穴付きボルト9を螺着
し、同ボルト9の軸部周りを中心として回動可能に固定
される。各アタッチメント6,6’の半割円柱部6b,
6’bの先端部は円弧状に突出しており、互いに自由に
回動できるようにしてある。
【0043】上記手摺り用取付具3の取付けにあたっ
て、上記支柱本体2は、その下端部分を地盤内に固定さ
せ、残りの上部を地盤上に露出させて立設する。前記支
柱本体2の施工の一例として、例えば常法に従って掘削
孔内に敷設された割栗石の上に筒状の基礎ブロックを設
置し固定したのち、同基礎ブロックの筒内に前記支柱本
体2を立設し、同基礎ブロックと前記支柱本体2の下端
部分との間にコンクリートを打ち込んで固定する。
【0044】前記支柱本体2の外周面上端部は、その周
方向に3つのビス挿入孔2aを同一間隔をもって穿設し
ている。前記支柱キャップ4は前記支柱本体2の上端筒
内に嵌脱可能なキャップ本体4aを有しており、同キャ
ップ本体4aの上面には上記ブラケット4bが突設さ
れ、その下端部には前記支柱本体2の内径に等しい外径
を有する中空円筒状の挿脱部4dが形成されている。同
挿脱部4dの周方向には前記ビス挿入孔2aの設定間隔
と対応して3つのビス取付孔4eが穿設されている。前
記キャップ本体4aのブラケット4bの両側面部には、
その上端縁から中間部に向けて連続して段部形状をなす
取付面4fがそれぞれ形成されている。この取付面4f
は前記挟持クランプ50の挟持片50cに係合する円弧
状段部を有しており、その取付面4fの略中央部には単
一のボルト挿入孔4cが穿設されている。
【0045】平坦路に立設された複数本の支柱本体2の
各上端には、手摺り1が前記手摺り用取付具3を介して
水平に架設され、異なる多様な傾斜勾配や屈曲部を有す
る傾斜部やコーナ部等では、その勾配等に応じて取付方
向が変わる手摺り1の端部は、前記手摺り用取付具3を
介して屈曲状態として接続される。こうして、複数本の
前記支柱本体2は、広場、公園や緑道等に所望の間隔を
おいて地盤面から同一高さで配され、前記手摺り用取付
具3を介して複数の手摺り1が連結して固定される。
【0046】前記キャップ本体4aの取付けにあたって
は、前記支柱本体2の筒内に前記キャップ本体4aの挿
脱部4dを嵌挿し、ビス12により前記支柱本体2の表
面側から前記各ビス挿入孔2aを介して前記挿脱部4d
のビス取付孔4eに螺着して取り付ける。前記キャップ
本体4aに前記挟持クランプ50を取り付けるにあたっ
ては、同挟持クランプ50の挟持片50cの先端部を前
記キャップ本体4aの取付面4fの円弧状段部に当接さ
せ、各ボルト挿入孔50d,4cを介して上記ボルト7
及びナット8により前記キャップ本体4aのブラケット
4bに対して前記挟持クランプ50の挟持片50cを回
動自在に僅かに緩めた状態で仮り固定しておく。
【0047】図3に示すように平坦路に沿って複数本の
手摺り1を取り付けるとき、前記挟持クランプ50の弾
性筒部本体50aを弾性変形させて左右に僅かに開き、
前記筒部本体50aに先の手摺り1の先端と次に取り付
ける手摺り1の後端とを嵌挿して接続させ、次の設置部
の設置場所に応じて手摺り1の連結角度を決めて位置決
めする。手摺り1の角度を決めたのち、前記ブラケット
4bに仮り固定された前記挟持片50cを前記ボルト7
及びナット8により強く締め付けて、前記弾性筒部本体
50aの内径を小さくする。これにより、前記挟持片5
0cを前記ブラケット4bに不動状態に挟持固定すると
共に、ビスを使用することなく各手摺り1の端部同士を
前記弾性筒部本体50aの内面により密着保持して固定
する。
【0048】このように、前記キャップ本体4aのブラ
ケット4bに対する取付けは、前記挟持クランプ50の
挟持片50cによる両面側からの挟着取付けによりなさ
れるため、前記ブラケット4bと前記挟持片50cとの
間に極めて大きな挟持力を得ることができる。その結
果、手摺り1に過大な外力が直接加わったとしても、そ
の力により前記ブラケット4bと前記挟持片50cとの
間の接合部分が緩むことなく強固に固定することができ
るようになる。
【0049】こうして、平坦路に所望の間隔をおいて路
面から同じ高さに立設された複数本の支柱本体2の各上
端には複数の手摺り1が前記挟持クランプ50を介して
水平に架設され、連続する手摺り1の端末部分は、図4
に示すように、同じく前記挟持クランプ50を介して、
下側に弧状に湾曲させた手摺り1−1の端部と接続して
架設される。なお、傾斜路に沿って手摺り1を施工する
ときは、各ボルト挿入孔50d,4cを介して上記ボル
ト7及びナット8により前記キャップ本体4aのブラケ
ット4bに対して前記挟持クランプ50の挟持片50c
を回動すれば、設置部の傾斜勾配をもって手摺り1を架
設させることができる。
【0050】前記挟持クランプ50を備えることによ
り、ビスにより螺着する煩雑な作業が不要となり、上述
したごとく前記支柱キャップ4に対する前記挟持クラン
プ50の挟持力を緩めて、その弾性筒部本体50aを弾
性的に径変化させることができるようになり、次の設置
部の傾斜勾配に応じて前記手摺り1を無理にこじること
なく容易に取り付けることができると共に、作業効率を
大幅に向上させることができるようになる。また、前記
挟持クランプ50の把手部分にビス頭部等の突起物を排
除させることができるため、歩行者の掌や手先の障害に
ならず、歩行者の掌や手先が引っ掛かり、歩行者に切り
傷等を負わせることなく歩行者の安全性が十分に得られ
る。
【0051】上述のごとく平坦路に沿って所要数の手摺
り1を架設したのち、次の異なる傾斜勾配や屈曲部を有
する傾斜部やコーナ部に沿って、前記支柱本体2の上端
に先の手摺り1の先端と次に取り付ける手摺り1の後端
とを屈曲状態で接続させるときは、上述のように一方の
手摺り1と連結すべき他方の手摺り1との間を屈曲状態
で連結する一対のアタッチメント6,6’を使用して手
摺り1を取り付ける。
【0052】図5に示すごとく各アタッチメント6,
6’を使い、所要の角度をもって手摺り1の自由端部同
士を上下方向に屈曲させて連結するときは、上述のよう
に上記支柱本体2の上端に固定されたキャップ本体4a
のブラケット4bに前記挟持クランプ50の挟持片50
cを仮り固定し、互いに連結された各アタッチメント
6,6’の半割円柱部6b,6’bの重ね合わせ面を水
平方向に向けた状態で、前記挟持クランプ50の弾性筒
部本体50aに各アタッチメント6,6’のうちの前記
一方のアタッチメント6の挿脱部6aを嵌挿して前記リ
ング状フランジ6cに当接させて位置決めする。
【0053】前記挟持クランプ50の弾性筒部本体50
aに前記一方のアタッチメント6の挿脱部6aを嵌挿し
たのち、同挿脱部6aを前記弾性筒部本体50aの内面
で回動させると共に、他方の前記アタッチメント6’を
前記ボルト9の軸部周りを中心として回動させることに
より、次の設置部の上下方向の傾斜勾配に合わせるよう
に屈曲させる。
【0054】このとき、前記一方のアタッチメント6の
挿脱部6aを前記弾性筒部本体50aの内面で回動させ
ることができると共に、前記アタッチメント6に対して
前記ボルト9の軸部周りを中心として、新たに手摺り1
を取り付ける側の前記他方のアタッチメント6’を回動
させることができるため、この他方のアタッチメント
6’の屈曲方向をあらゆる方向に自由に変えることがで
きるようになる。
【0055】そして、次の連結すべき手摺り1の取付方
向に合わせたのち、前記挟持クランプ50の挟持片50
cを強く締め付けて、先の手摺り1の一端と一方のアタ
ッチメント6とを不動状態に固定する。次に、他方のア
タッチメント6’に次に連結する手摺り1の端部を取り
付け、他方のアタッチメント6’を次の設置部の傾斜面
や屈曲部に沿わせるように屈曲させて、次の設置部に配
された支柱本体2の上端に仮り固定されている挟持クラ
ンプ50に前記手摺り1の他端を取り付ける。
【0056】本実施形態によれば、他方の前記アタッチ
メント6’の挿脱部6’aに新たに手摺り1の端部を連
結固定するときに上記中空筒金具10が使用される。こ
の中空筒金具10は前記一対のアタッチメント6,6’
の各挿脱部6a,6’a及び前記手摺り1の各外径に等
しい内径を有し、前記挟持クランプ50の筒部本体50
aの外径と略同一寸法を有している。
【0057】本実施形態にあって、前記中空筒金具10
を使い、図5に示すごとく前記アタッチメント6’の挿
脱部6’aを介して新たに連結すべき手摺り1を上下方
向に屈曲させて連結するときは、前記中空筒金具10の
一端を前記挿脱部6’aに嵌挿して、前記アタッチメン
ト6’のリング状フランジ6’cに当接させて位置決め
したのち、ビス12により締付け固定する。上述のごと
く前記アタッチメント6に対して前記他方のアタッチメ
ント6’を前記ボルト9の軸部周りで所定の角度回動し
たのち、前記中空筒金具10の他端に新たに連結すべき
手摺り1の自由端部を挿入してビス12により締付け固
定すると共に、次位に配された支柱本体2の上端に固着
された前記挟持クランプ50の弾性筒部本体50aに挿
入する。
【0058】前記挿脱部6’a及び前記手摺り1の自由
端部の各接合部分は、前記中空筒金具10により被覆さ
れて、その各接合部分を外部に露呈させずに済むため、
外観意匠上の見栄えが良く商品価値が高められる。こう
して、上述の操作を繰り返すことにより、異なる多様な
傾斜勾配や屈曲部を有する傾斜部やコーナ部等に沿っ
て、前記支柱本体2の上端に先の手摺り1の先端と次に
取り付ける手摺り1の後端とを屈曲させながら連続して
固定する。
【0059】上記のごとく組立てられた手摺り1は、上
下或いは水平方向を含むあらゆる方向に向けて架設させ
ることができるようになり、手摺り1の動きに自由度が
増して、手摺り1の設定範囲を大幅に拡大することがで
きる。また、前記支柱本体2の設置場所に応じて手摺り
1の取付箇所を自由に選定することができるようにな
り、あらゆる傾斜勾配を有する傾斜面やコーナ部等に適
用することができると共に、傾斜面やコーナ部等に沿っ
て施工を正確に且つ効率的に行うことができ、作業期間
が大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態である手摺り用取付
具の一例を示す分解斜視図である。
【図2】同手摺り用取付具に適用される挟持クランプの
取付状態を示す側面図である。
【図3】同挟持クランプを使って架設される手摺りの取
付状態を示す正面図である。
【図4】同手摺りの端末部分における取付状態を示す正
面図である。
【図5】同手摺り用取付具に適用されるアタッチメント
を使って架設される手摺りの取付状態を示す正面図であ
る。
【図6】手摺りの架設の一例を示す立面図である。
【図7】従来の手摺り用取付具の一例を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1,1−1 手摺り 2 支柱本体 2a ビス挿入孔 3 手摺り用取付具 4 支柱キャップ 4a キャップ本体 4b ブラケット 4c ボルト挿入孔 4d 挿脱部 4e ビス取付孔 4f 取付面 5 連結具 5a 中空円筒体 5b ブラケット 5c ボルト挿入孔 5d ビス挿入孔 6,6’ アタッチメント 6a,6’a 挿脱部 6b,6’b 半割円柱部 6c,6’c リング状フランジ 6d,6’d ビス取付孔 6e,6’e ボルト挿入孔 7,9 ボルト 8 ナット 10 中空筒金具 10a ビス挿入孔 11,12 ビス 50 挟持クランプ 50a 筒部本体 50b 分離端 50c 挟持片 50d ボルト挿入孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歩道等に所望の間隔をおいて配される支
    柱本体に手摺りを連結固定する手摺り用取付具であっ
    て、 前記支柱本体の上端に嵌脱可能なキャップ本体と、その
    キャップ本体の上面に突設された取付ブラケットとを有
    してなる支柱キャップと、 軸線に沿って分離する分離端を有し、弾性的に径変化し
    て前記手摺りの端部が挿脱できる弾性筒部本体を有する
    と共に、同筒部本体の前記各分離端に略直交して一体に
    延設され、前記支柱キャップの取付ブラケットを挟持固
    定する挟持片を有してなる略Ω状の挟持クランプと、を
    備えてなることを特徴とする手摺り用取付具。
  2. 【請求項2】 端部に、前記挟持クランプの弾性筒部本
    体に挿脱可能な断面形状を有する挿脱部を有すると共
    に、同挿脱部から軸線に平行に延設され、同挿脱部の2
    分割断面形状を断面形状とする連結部を有するアタッチ
    メントを更に備えてなることを特徴とする請求項1記載
    の手摺り用取付具。
  3. 【請求項3】 前記アタッチメントの挿脱部及び連結部
    の境界部に前記挟持クランプの弾性筒部本体の内径より
    大きな径のリング状フランジを有してなることを特徴と
    する請求項2記載の手摺り用取付具。
  4. 【請求項4】 前記挿脱部及び前記手摺りが挿脱可能な
    中空筒金具を更に有してなることを特徴とする2又は3
    記載の手摺り用取付具。
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