JPH11146842A - パイプ等取付具 - Google Patents

パイプ等取付具

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JPH11146842A
JPH11146842A JP33366897A JP33366897A JPH11146842A JP H11146842 A JPH11146842 A JP H11146842A JP 33366897 A JP33366897 A JP 33366897A JP 33366897 A JP33366897 A JP 33366897A JP H11146842 A JPH11146842 A JP H11146842A
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pipe
fitting
flange
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pipe fitting
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Hiroshi Watanabe
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SOKO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で部品点数が少なく棒状物(バ
ー)のパイプ状取付部に加工を加えることなく容易に取
り付けることができ、取り付け作業の作業性に優れると
ともに、生産性に優れたパイプ等取付具を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 外側接合面3aとパイプ側接合面3bを
備えたフランジ部3と、フランジ部3のパイプ側接合面
3bの略中央に凸状に形成されたパイプ嵌合部5と、外
側接合面3aからパイプ嵌合部5の略中央に穿設された
螺合孔部6と、螺合孔部6の端部に形成された円錐状等
の摺動部6aと、パイプ嵌合部5の端部を螺合孔部6を
中心に分割し拡開部8を形成するスリット7と、先端側
に拡大部10aを有し拡大部10aの底面側に連設され
螺溝部10cを有した円柱部10bと、円柱部10bの
端面に形成された係合部11と、を備え、螺合孔部6に
螺合され拡開部8を拡開する拡開固定具10と、を備え
た構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手摺りやタオル掛
け等のパイプ等からなる棒状物(バー)を廊下や浴室、
階段や公共の場所等の板材等の固定部材や壁面等に取り
付ける際のパイプ等取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、手摺りやタオル掛け等のパイ
プ等からなる棒状物(バー)は端部等の所定部を廊下や
浴室、階段や公共の場所等の板材等の固定部材や壁面等
に取り付けて使用されており、板材等の固定部材や壁面
等に取り付ける際の従来のパイプ等取付具として、以下
のものが開示されている。 a.特開平6−237875号公報(以下、イ号公報と
いう)に開示された、壁面に対し直角に当接される取付
部を持つ金属管と、取付部の端縁に一体固定状に取付け
られるか又は止着具により取付けられるかした鍔体と、
壁面に対して中心に挿通された一本のネジにより該ネジ
を中心に回転のみ自在に取付けられる係合環と、からな
る壁面への握棒等の取付装置。 b.特開平8−98785号公報(以下、ロ号公報とい
う)に開示された、端部あるいは中間部に突出部を有し
た棒本体と、外周にネジ溝部を形成したリング部とリン
グ部の後側に突出した筒部を有し突出部に筒部を挿入し
て突出部にリベットで固定する棒側取付部材と、壁面に
固定される円柱部および該円柱部より大径のフランジ部
からなる壁側固定部材と、壁側固定部材と棒側取付部材
の間に設けられリング部とフランジ部を有した中間取付
部材と、からなるタオル掛等の調節可能取付装置。 c.特開平8−154863号公報(以下、ハ号公報と
いう)に開示された、壁面と直交する方向の突出部を有
し僅かに湾曲し得る本体と、突出部に回転自在に挿着さ
れた内周にネジ溝部を有する本体側取付部材と、壁面の
任意の複数箇所に固定される、外周面にネジ溝部を設け
た円柱部および円柱部の反壁面側に形成した突出部の内
周面に係合する係合突起を有する壁側固定部材と、から
なるタオル掛け等の取付装置。 d.特開平8−191778号公報(以下、ニ号公報と
いう)に開示された、タオル掛け等の本体の端部に設け
た突出部と、内周面にネジ溝部を有し突出部に回転のみ
自在に設けた本体側取付部材と、フランジ部と柱部を有
し壁面に柱部を固定した壁側取付部材と、柱部より大き
い挿入孔を有し外周面にネジ溝部を有した壁側環状移動
部材と、からなり壁側環状移動部材のネジ溝部を本体側
取付部材のネジ溝部に螺合して取り付ける握り棒等の取
付装置。 e.特開平9−56634号公報(以下、ホ号公報とい
う)に開示された、タオル掛け等の本体の端部に設けた
対面部と、対面部に回転のみ自在に設けた本体側取付部
材と、係合部とフランジ部を有し壁面に固定された壁側
取付部材の固定部材と、固定部材の係合部に挿入係合さ
せる挿入孔を有し外周に本体側取付部材を取付るように
構成し、固定部材に移動自在に取付けた壁側環状移動部
材と、からなる握り棒等の取付装置。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の手摺りやタオル掛け等のパイプ等からなる棒状物(バ
ー)を廊下や浴室、階段や公共の場所等の板材等の固定
部材や壁面等に取り付ける際のパイプ等取付具は、以下
の課題を有していた。 イ号公報に記載の壁面への握棒等の取付装置では、金属
管の端部に鍔体の円筒部を嵌合してリベット等の止着具
や溶接等で鍔体を固定しているため、金属管の端部への
鍔体の取付けに手間がかかり、作業が煩雑で作業性に欠
ける。また、リベット等の止着具で金属管の端部に鍔体
を固定する場合、金属管の端部に止着具取付け用の加工
を要し作業工数が多く、金属管の端部への鍔体の取付け
作業の作業性に欠ける。更に、金属管の表面に合成樹脂
を被覆した被覆管を用いた場合、鍔部を溶接して固定す
ると熱で樹脂が変質する。 ロ号公報に記載のタオル掛等の調整可能取付装置では、
棒本体の突出部にリベット用の透孔を形成し、棒側取付
部材の筒部を挿入して棒本体と棒側取付部材をリベット
で固定するため、棒側取付部材の棒本体への取り付けに
手間がかかり作業が煩雑で作業性に欠ける。また、壁面
に壁側固定部材を固定し、中間取付部材で壁側固定部材
と棒側取付部材を固定しているため、部品点数が多く取
り付け作業の作業性に欠ける。 ハ号公報に記載のタオル掛け等の取付方法および装置で
は、タオル掛け等の本体の端部等の突出部に本体側取付
部材をボルトで固定し、壁側固定部材を壁面にボルトで
固定して本体側取付部材と壁側固定部材を螺合して本体
を壁面に固定しているため、部品点数が多く取り付け作
業の作業性に欠けるとともに、各部品の構造も複雑で生
産性に欠ける。 ニ号公報に記載の握り棒等の取付装置では、タオル掛け
等の端部に設けた突出部の端面に本体側取付部材をボル
トで回転のみ自在に設け、壁面に固定した壁側取付部材
に壁側環状移動部材を介して本体側取付部材を固定して
いるため、部品点数が多く構造が複雑で、生産性に欠け
るとともに、握り棒と本体側取付部材との取り付け作業
の作業性に欠ける。 ホ号公報に記載の握り棒等の取付装置では、本体の端部
の対面部に回転のみ自在に本体側取付部材を取り付け、
壁面に固定した固定部材と壁側環状移動部材からなる壁
側取付部材に本体側取付部材を取り付けて本体を固定し
ているため、本体の壁面への取り付けに要する部品点数
が多く、取り付け作業の作業性に欠けるとともに、各部
品の構造が複雑で生産性に欠ける。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、構造が簡単で部品点数が少なくパイプ等からなる棒
状物(バー)の端部等のパイプ状取付部に加工を加える
ことなく容易に取り付けることができ、取り付け作業の
作業性に優れるとともに、生産性に優れたパイプ等取付
具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明におけるパイプ等取付具は、以下の構成
を有している。本発明の請求項1に記載のパイプ等取付
具は、外側接合面とパイプ側接合面とを備えたフランジ
部と、前記フランジ部の前記パイプ側接合面の略中央に
凸状に形成されたパイプ嵌合部と、前記フランジ部の前
記外側接合面から前記パイプ嵌合部の略中央に穿設され
た螺合孔部と、前記螺合孔部の端部に形成された円錐状
や円錐台状の摺動部と、前記パイプ嵌合部の端部を前記
螺合孔部を中心に分割し2乃至複数の拡開部を形成する
1乃至複数のスリットと、先端側に円錐状や円錐台状に
形成された拡大部を有し前記拡大部の底面側に連設され
た円柱部と、前記円柱部に形成された螺溝部と、前記円
柱部の端面に形成されドライバーやレンチと係合する係
合部と、を備え、前記螺合孔部に螺合されながら前記拡
開部を拡開する拡開固定具と、を備えた構成を有してい
る。これにより、廊下や浴室、階段や公共の場所等の板
材等の固定部材や壁面等に取り付ける手摺りやタオル掛
け等の棒状物(バー)の端部のパイプ状取付部にパイプ
嵌合部を嵌合させ螺合孔部に拡開固定具を螺合させ拡開
固定具を回転させて奥に進めることにより、拡開固定具
の拡大部や円柱部が螺合孔部の奥の摺動部に挿入され、
パイプ嵌合部の拡開部を拡開させてパイプ状取付部の内
周壁に拡開部を押しつけて圧接しパイプ嵌合部をパイプ
状取付部に固定することができるという作用を有する。
ここで、パイプ嵌合部の断面は丸形でも三角形や四角形
等の角形でもよい。丸形の場合は圧接面が広いので長さ
方向に折れ曲がり部のない手摺り等の棒状物(バー)の
端部のパイプ状取付部を板材等の固定部材や壁面等に固
定する場合でも棒状物(バー)とパイプ嵌合部との回転
を防止でき、また、角形の場合は板材等の固定部材や壁
面等への取付後に回転することのない長さ方向に折れ曲
がり部を有した手摺り等の棒状物(バー)を板材等の固
定部材や壁面等に固定する場合に利用できる。スリット
としては、該パイプ等取付具の材質等に応じて、パイプ
嵌合部の摺動部乃至基部まで形成される。拡開固定具を
螺合孔部に螺合した際に拡開部が拡開してパイプ嵌合部
を嵌合したパイプ状取付部の内周壁に拡開部を圧接固定
できればよい。パイプ等からなる棒状物(バー)として
は、パイプは勿論のこと端部等の板材等の固定部材や壁
面等との取付部にパイプ状の中空部を有するものであれ
ば中間部が中実の棒状のものでもよい。また、棒状物
(バー)は表面を合成樹脂で被覆したものでもよい。拡
開固定具の円柱部の端面の係合部としては、レンチを脱
着自在に固定できる角穴やドライバーを係合する−や+
の溝状に形成される。螺合孔部や螺溝部は全面に溝を形
成してもよいが、溝に代えて螺着できる作用を有する突
起又は突条を1乃至複数形成してもよい。
【0006】本発明の請求項2に記載のパイプ等取付具
は、請求項1に記載の発明において、前記フランジ部に
1乃至複数穿孔された穿孔部、及び/又は、前記フラン
ジ部の前記外側接合面に配設された接着部を備えた構成
を有している。これにより、フランジ部の外側接合面を
板材等の固定部材や壁面等に接合して接着や穿孔部にネ
ジで螺着させたり釘打により該パイプ等取付具を板材等
の固定部材や壁面等に固定することができ、手摺りやタ
オル掛け等のパイプ状取付部に該パイプ等取付具を取り
付けるだけでフランジ部を介して手摺りやタオル掛け等
を容易に板材等の固定部材や壁面等に取り付けることが
できるという作用を有する。また、手摺りやタオル掛け
等の棒状物(バー)のパイプ状取付部に該パイプ等取付
具を取り付け、フランジ部を板材等の固定部材や壁面等
に接着や螺着等で固定するだけで手摺りやタオル掛け等
の板材等の固定部材や壁面等への取り付けができ、板材
等の固定部材や壁面等への取り付けに要する部品点数を
少なくできるという作用を有する。また、フランジ部に
配設された接着部でフランジ部の外側接合面を接着して
ネジや釘等の止着具でフランジ部を板材等の固定部材や
壁面等に取り付ける場合、接着部で外側接合面を板材等
の固定部材や壁面等に接着することにより止着具による
固定時にフランジ部が移動するのを防止できるととも
に、より強固に該パイプ等取付具を板材等の固定部材や
壁面等に固定できるという作用を有する。
【0007】本発明の請求項3に記載のパイプ等取付具
は、請求項1又は2の内いずれか1項に記載の発明にお
いて、前記パイプ側接合面の前記パイプ嵌合部の周囲に
凹状に形成されたパイプ端部固定部を備えた構成を有し
ている。これにより、手摺りやタオル掛け等の棒状物
(バー)の端部等のパイプ状取付部にパイプ嵌合部を嵌
合した際に、凹状に形成されたパイプ端部固定部にパイ
プ状取付部の端部を嵌合して固定することができ、該パ
イプ等取付具の取り付け作業時にパイプ状取付部とパイ
プ嵌合部がずれるのを防止できるという作用を有する。
【0008】本発明の請求項4に記載のパイプ等取付具
は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の発明にお
いて、前記パイプ嵌合部の前記拡開部が、外周面に装着
されたゴム等の弾性部材からなる滑り止め部を備え、及
び/又は前記拡開部の先端側の断面積が基部側の断面積
より小さく形成された構成を有している。これにより、
手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)の端部等のパイ
プ状取付部にパイプ嵌合部を嵌合して拡開固定具を螺合
孔部に螺合し、拡開部をパイプ状取付部の内周壁に押し
つけて圧接した際に、パイプ状取付部の内周壁に滑り止
め部が当接するため、パイプ状取付部の内周壁と滑り止
め部の滑り摩擦を大きくでき、パイプ状取付部とパイプ
嵌合部との回転を防止することができるという作用を有
する。また、パイプ嵌合部の拡開部の先端側の断面積を
基部側の断面積より小さくした場合、パイプ嵌合部をパ
イプ状取付部に挿入し易く作業性を向上させることがで
きるという作用を有する。ここで、滑り止め部として
は、少なくとも、パイプ嵌合部の拡開部の、拡開部を拡
開した際にパイプ状取付部の内周壁に当接する位置に装
着される。また、各拡開部の外周面に各々硬質のゴム等
からなる滑り止め部を装着しても、全ての拡開部の外周
面を覆うゴム環からなる滑り止め部を装着してもよい。
また、滑り止め部を拡開部の外周面に脱着自在に装着し
てもよく、これにより、該パイプ等取付具を取り付ける
手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)の端部等のパイ
プ状取付部の大きさ等に応じて拡開部に装着する滑り止
め部を交換することができる。更に、拡開部の外周面の
滑り止め部の装着位置に滑り止め部を固定する切欠部や
段差部等からなる装着固定部を形成し、滑り止め部を装
着固定してもよい。これにより、該パイプ等取付具の取
付作業時に滑り止め部が所定位置から移動するのを防止
できる。
【0009】本発明の請求項5に記載のパイプ等取付具
は、請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の発明にお
いて、前記フランジ部と前記パイプ嵌合部が、脱着自在
に形成され、前記パイプ嵌合部の基部に鍔部等の係止部
を備えた構成を有している。これにより、フランジ部と
パイプ嵌合部を各々作成することができるとともに、手
摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)の取り付け場所等
に応じてフランジ部だけを交換することができるという
作用を有する。また、パイプ嵌合部の基部に鍔部等の係
止部を備えているため、フランジ部を係止部に当接して
パイプ嵌合部とフランジ部を係止できるという作用を有
する。
【0010】本発明の請求項6に記載のパイプ等取付具
は、請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の発明にお
いて、前記フランジ部の周縁部に形成されたカバー係止
部と、前記カバー係止部に係止され前記フランジ部の前
記パイプ側接合面を覆設するカバーと、を備えた構成を
有している。これにより、フランジ部を板材等の固定部
材や壁面等に取り付け固定した際に、フランジ部のパイ
プ側接合面をカバーで覆うことができ、特に、フランジ
部をネジ等で板材等の固定部材や壁面等に固定した場合
にネジ等をカバーで覆うことができ、ネジ等が外部に露
出するのを防止できるという作用を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明に
おけるパイプ等取付具の実施の形態1について、図面を
用いて説明する。図1は実施の形態1におけるパイプ等
取付具の要部分解断面図であり、図2は図1のフランジ
部の平面図である。図中、1は実施の形態1におけるパ
イプ等取付具、2は廊下や浴室、階段や公共の場所等の
板材等の固定部材や壁面等に取り付ける手摺りやタオル
掛け等の棒状物(バー)の端部のパイプ状取付部、2a
はパイプ状取付部2の内周壁、3はパイプ等取付具1の
フランジ部、3aはフランジ部3の外側接合面、3bは
フランジ部3のパイプ側接合面、3cはフランジ部3の
外側接合面3aの周縁部に形成されたカバー係止部、4
はフランジ部3の所定部に穿孔された穿孔部、5はフラ
ンジ部3のパイプ側接合面3bの略中央に凸状に形成さ
れたパイプ嵌合部、6はフランジ部3の外側接合面3a
からパイプ嵌合部5の略中央に穿設された螺合孔部、6
aは螺合孔部6の先端部に形成された円錐状又は円錐台
状に形成された摺動部、6bは螺合孔部6のネジ部、7
はパイプ嵌合部5の端部側から基部側にかけて螺合孔部
6の中心に十字状や三叉状に形成されたスリット、8は
スリット7で4分割等複数に分割されたパイプ嵌合部5
の拡開部、9はパイプ側接合面3bのパイプ嵌合部5の
周囲に凹状に形成されパイプ状取付部2の端部を嵌合し
縁部の見栄えをよくするパイプ端部固定部、10は螺合
孔部6に螺合される拡開固定具、10aは拡開固定具1
0の先端側に形成された拡大部、10bは拡大部10a
の底面側に連設された円柱部、10cは円柱部10bに
形成された螺溝部、11は拡開固定具10の端面に形成
され六角レンチやドライバー等の回動具が嵌合される六
角穴等からなる係合部、12は穿孔部4に挿通されフラ
ンジ部3を板材等の固定部材や壁面等に固定するネジ等
の止着具である。尚、フランジ部3にフランジ部3を板
材等の固定部材や壁面等に固定する止着具12の穿孔部
4を穿孔する代わりに、フランジ部3の外側接合面3a
に接着剤を塗布した接着部を配設し、フランジ部3を接
着により板材等の固定部材や壁面等に固定してもよい。
【0012】以上のように構成されたパイプ等取付具に
おいて、以下手摺りを廊下や浴室、階段や公共の場所等
の壁面へ取り付ける場合について説明する。図3は実施
の形態1におけるパイプ等取付具を手摺り等の棒状物
(バー)の端部のパイプ状取付部に取り付けた状態を示
す要部断面図であり、図4は実施の形態1におけるパイ
プ等取付具で手摺り等の棒状物(バー)を壁面に取り付
けた状態を示す要部断面図である。図中、13は手摺り
等の棒状物(バー)を取り付ける廊下や浴室、階段や公
共の場所等の壁面、14はパイプ等取付具1のパイプ側
接合面3bを覆設するカバー、14aはフランジ部3の
カバー係止部3cに係止される係止部、14bは手摺り
等の棒状物(バー)のパイプ状取付部2が挿通される挿
通部である。手摺り等の棒状物(バー)のパイプ状取付
部2をカバー14の挿通部14bに挿通させた後、パイ
プ状取付部2にパイプ嵌合部5を嵌合するとともに、パ
イプ状取付部2の端部をフランジ部3のパイプ側接合面
3bに形成されたパイプ端部固定部9に嵌合する。次
に、パイプ嵌合部5の略中央に穿設された螺合孔部6に
拡開固定具10を挿入して係合部11に六角レンチを係
合し螺溝部10cとネジ部6bを螺合する。拡開固定具
10が螺合孔部6内へ螺合しながら進入するのに伴い、
拡開固定具10の拡大部10aや円柱部10bが螺合孔
部6の摺動部6aに挿入されて拡開部8がスリット7で
拡開されてパイプ状取付部2の内周壁2aに押しつけら
れ、図3に示すように、パイプ嵌合部5がパイプ状取付
部2に固定される。次に、フランジ部3の壁面側接合部
3aを壁面13に接合させてフランジ部3の穿孔部4に
ネジ等の止着具12を挿通させ壁面13に止着具12を
螺着し、フランジ部3を壁面13に固定する。その後、
パイプ状取付部2に挿通したカバー14の係止部14a
をフランジ部3のカバー係止部3cに係止し、図4に示
すように、フランジ部3のパイプ側接合面3bにカバー
14を覆設して手摺り等の棒状物(バー)の壁面13へ
の取り付けが終了する。
【0013】以上のように実施の形態1におけるパイプ
等取付具は構成されているため、以下の作用を有する。
手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)の端部のパイプ
状取付部に、該パイプ等取付具のパイプ嵌合部を嵌合し
て拡開固定具をパイプ嵌合部の螺合孔部に螺合させるだ
けで、パイプ嵌合部の拡開部を拡開してパイプ状取付部
の内周壁に拡開部を押しつけて圧接しパイプ嵌合部をパ
イプ状取付部に固定できるという作用を有する。フラン
ジ部の穿孔部にネジ等の止着具を挿通して板材等の固定
部材や壁面等に螺着するだけで、フランジ部を介して手
摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)を廊下や浴室、階
段や公共の場所等の板材等の固定部材や壁面等に取り付
けることができるという作用を有する。フランジ部のパ
イプ側接合面のパイプ嵌合部の周囲に凹状のパイプ端部
固定部を形成しているため、パイプ状取付部の端部にパ
イプ嵌合部を嵌合した際に、パイプ端部固定部にパイプ
状取付部の端部を嵌合して固定することができ、該パイ
プ等取付具のパイプ状取付部への取り付け作業時にパイ
プ状取付部の端部とフランジ部を略直角に固定すること
ができるという作用を有する。該パイプ等取付具を手摺
りやタオル掛け等の棒状物(バー)のパイプ状取付部に
取り付けて板材等の固定部材や壁面等に固定し、カバー
の係止部をフランジ部のカバー係止部に係止することに
より、フランジ部のパイプ側接合面をカバーで覆設する
ことができ、フランジ部を板材等の固定部材や壁面等に
固定したネジをカバーで覆って隠すことができるという
作用を有する。
【0014】(実施の形態2,3)以下、本発明におけ
るパイプ等取付具の実施の形態2について、図面を用い
て説明する。図5は実施の形態2におけるパイプ等取付
具の要部分解断面図であり、図6はフランジ部の平面図
である。尚、実施の形態1と同様のものには同一の符号
を付して説明を省略する。図中、15は実施の形態2に
おけるパイプ等取付具、8aは各拡開部8の端部の外周
面の所定部を切り欠いた切欠部からなる装着固定部、1
6はパイプ嵌合部5の各拡開部8の装着固定部8aに各
々装着固定された硬質ゴム等からなる複数の滑り止め部
である。次に、パイプ等取付具のパイプ嵌合部に滑り止
め部を装着した実施の形態3について、図面を用いて説
明する。図7は実施の形態3における他の例のパイプ等
取付具の要部分解断面図であり、図8はフランジ部の平
面図である。尚、実施の形態1と同様のものには同一の
符号を付して説明を省略する。図中、17は実施の形態
3におけるパイプ等取付具、8bはパイプ嵌合部5の端
部の外周面に段差状に形成された装着固定部、18は装
着固定部8bに脱着自在に装着されパイプ嵌合部5の外
周面を覆うゴム環からなる滑り止め部である。ここで、
パイプ等取付具15,17のパイプ状取付部2への取り
付け及び板材等の固定部材や壁面等への取り付けは、実
施の形態1と同様なので説明を省略する。以上のよう
に、実施の形態2,3におけるパイプ等取付具15,1
7は構成されているため、以下の作用を有する。パイプ
嵌合部の端部の外周面に形成された装着固定部に硬質ゴ
ムやゴム環等からなる滑り止め部を装着固定しているた
め、パイプ嵌合部をパイプ状取付部に嵌合して拡開固定
具により拡開部を拡開してパイプ状取付部の内周壁に圧
接した際に、内周壁と滑り止め部が圧接されて滑り摩擦
が大きくなり、該パイプ等取付具とパイプ状取付部を回
転させることなく固定することができるという作用を有
する。また、硬質ゴムやゴム環等からなる滑り止め部を
拡開部の装着固定部で脱着自在に装着することにより、
該パイプ等取付具を取り付けるパイプ状取付部の大きさ
等に応じて大きさ等の異なる滑り止め部に交換して使用
することができるという作用を有する。
【0015】(実施の形態4)以下、本発明におけるパ
イプ等取付具の実施の形態4について、図面を用いて説
明する。図9は実施の形態4におけるパイプ等取付具の
要部分解断面図である。尚、実施の形態1と同様のもの
には同一の符号を付して説明を省略する。図中、19は
実施の形態4におけるパイプ等取付具、3′はパイプ等
取付具19のフランジ部、3′aはフランジ部3′の外
側接合面、3′bはフランジ部3′のパイプ側接合面、
5′はフランジ部3′に脱着自在に形成されたパイプ等
取付具19のパイプ嵌合部、5′aはパイプ嵌合部5′
の基部側の外周縁に形成された鍔部、20はフランジ部
3′の略中央にパイプ嵌合部5′より大きく鍔部5′a
より小さく穿設されたパイプ嵌合部5′の挿入孔部、2
1はフランジ部3′の外側接合面3′aに段差状に形成
されパイプ嵌合部5′の鍔部5′aが嵌合される嵌合固
定部である。以上のように構成されたパイプ等取付具の
パイプ状取付部への取り付けについて、図面を用いて説
明する。図10は実施の形態4におけるパイプ等取付具
の要部断面図である。パイプ状取付部2にパイプ嵌合部
5′の先端部側をフランジ部3′の略中央に穿設した挿
入孔部20に外側接合面3′a側から挿入し、パイプ嵌
合部5′の鍔部5′aをフランジ部3′に形成された嵌
合固定部21に嵌合する。次に、パイプ嵌合部5′をパ
イプ状取付部2に嵌合しパイプ状取付部2の端部をフラ
ンジ部3′のパイプ側接合面3′bに当接させて、実施
の形態1と同様に拡開固定具10をパイプ嵌合部5′の
螺合孔部6に螺合させて拡開部8を拡開し、パイプ状取
付部2の内周壁2aに拡開部8を押しつけ、図10に示
すように、パイプ等取付具19をパイプ状取付部2に取
り付ける。その後、実施の形態1と同様にして壁面13
等へパイプ等取付具19を取り付ける。以上のように実
施の形態4におけるパイプ等取付具は構成されているた
め、以下の作用を有する。パイプ嵌合部とフランジ部が
脱着自在に形成されているため、手摺りやタオル掛け等
の棒状物(バー)の板材等の固定部材や壁面等の取り付
け場所に応じてフランジ部を普及品や高級品等に交換す
ることができ、製品の互換性を広げるとともに、フラン
ジ部だけ多種多様のものを作成し製品の広がりを拡大で
きるという作用を有する。また、パイプ嵌合部とフラン
ジ部を各々形成することができ、各部品の形状が簡単に
できるという作用を有する。また、パイプ嵌合部の基部
側の外周縁に鍔部を有しているため、鍔部とパイプ状取
付部の端部でフランジ部を挟み付けてフランジ部を固定
することができるという作用を有する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明におけるパイプ等取
付具によれば、以下の優れた効果を実現できる。請求項
1に記載の発明によれば、 (1)パイプ嵌合部の略中央に端部が円錐状の螺合孔部
と、螺合孔部を中心にパイプ嵌合部を複数の拡開部に分
割したスリットを有しているため、手摺りやタオル掛け
等の棒状物(バー)の端部等のパイプ状取付部にパイプ
嵌合部を嵌合して螺合孔部に拡開固定具を螺合するだけ
で、拡開固定具の拡大部や円柱部が螺合孔部の摺動部に
挿入されるとともにパイプ嵌合部のスリットが拡開さ
れ、拡開部をパイプ状取付部の内周壁に押しつけて圧接
することができ、手摺りやタオル掛け等の棒状物(バ
ー)のパイプ状取付部に取付用の加工を加えることなく
パイプ嵌合部を容易に固定することができ、手摺りやタ
オル掛け等の棒状物(バー)の端部等のパイプ状取付部
への該パイプ等取付具の取り付け作業の作業性に優れ
る。 (2)パイプ嵌合部をパイプ状取付部に嵌合して拡開固
定具を螺合孔部に螺合するだけでパイプ嵌合部をパイプ
状取付部に取り付けることができ、簡単な構造で、か
つ、少ない部品点数で該パイプ等取付部をパイプ状取付
部に取り付けることができ、該パイプ等取付具の生産性
に優れる。 (3)表面に合成樹脂等を被覆した被覆管からなる手摺
りやタオル掛け等の棒状物(バー)を廊下や浴室、階段
や公共の場所等の板材等の固定部材や壁面等に取り付け
る際にも、手摺りやタオル掛け等のパイプ状取付部にパ
イプ嵌合部を嵌合して拡開固定具により拡開部をパイプ
状取付部の内周壁に圧接するだけで、該パイプ等取付具
を手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)のパイプ状取
付部に取り付けることができ、従来のように、手摺りや
タオル掛け等の棒状物(バー)を板材等の固定部材や壁
面等に取り付ける際に、パイプ状取付部と取付具の溶接
等を要さず取り付けることができ取り付け作業性に優れ
るとともに、被覆管を変質させることなく取り付けるこ
とができ取り付け精度を向上できる。請求項2に記載の
発明によれば、請求項1の効果に加えて、 (4)フランジ部に穿孔部や接着部を備えているため、
フランジ部の外側接合面を板材等の固定部材や壁面等に
接合させ接着や穿孔部にネジで螺着させたり釘打してフ
ランジ部を固定することができ、手摺りやタオル掛け等
の棒状物(バー)のパイプ状取付部に該パイプ等取付具
を取り付けるだけでフランジ部を介して手摺りやタオル
掛け等の棒状物(バー)を板材等の固定部材や壁面等に
容易に固定することができ、取り付け作業の作業性に優
れる。 (5)手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)のパイプ
状取付部に該パイプ等取付具を取り付けてフランジ部を
板材等の固定部材や壁面等に接着や螺着等で固定するだ
けで廊下や浴室、階段や公共の場所等の板材等の固定部
材や壁面等への取り付けができ、手摺りやタオル掛け等
の棒状物(バー)の板材等の固定部材や壁面等への取り
付けに要する部品点数を少なくでき、該パイプ等取付具
の生産性に優れるとともに、取り付け作業の作業性に優
れる。 (6)フランジ部に配設された接着部でフランジ部の外
側接合面を接着してネジや釘等の止着具でフランジ部を
板材等の固定部材や壁面等に取り付ける場合、接着部で
外側接合面を板材等の固定部材や壁面等に接着すること
により止着具による固定時にフランジ部が所定位置から
移動するのを防止でき取り付け作業の作業性に優れると
ともに、該パイプ等取付具をより強固に壁面に固定でき
る。請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の
効果に加えて、 (7)手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)のパイプ
状取付部にパイプ嵌合部を嵌合した際に、凹状に形成さ
れたパイプ端部固定部にパイプ状取付部の端部を嵌合し
て固定することができ、パイプへの該パイプ等取付具の
取り付け作業時にパイプ状取付部の端部とパイプ嵌合部
がずれるのを防止できパイプ嵌合部の固定作業性に優れ
るとともに、パイプ状取付部とフランジ部を略直角に固
定することができ取り付け精度を向上できる。請求項4
に記載の発明によれば、請求項1乃至3の効果に加え
て、 (8)パイプ嵌合部の拡開部の外周面に滑り止め部を備
えているため、手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)
の端部等のパイプ状取付部にパイプ嵌合部を嵌合して拡
開固定具を螺合孔部に螺合し、拡開部をパイプ状取付部
の内周壁に押しつけて圧接した際に、パイプ状取付部の
内周壁に滑り止め部が当接してパイプ状取付部の内周壁
と滑り止め部の滑り摩擦を大きくでき、パイプ状取付部
とパイプ嵌合部との回転を防止することができ、より強
固に確実にパイプ状取付部に固定することができる (9)パイプ嵌合部の拡開部の先端側の断面積を基部側
の断面積より小さくした場合、パイプ嵌合部をパイプ状
取付部に挿入し易く作業性の向上を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4の効果
に加えて、 (10)フランジ部とパイプ嵌合部が脱着自在に形成さ
れているため、フランジ部とパイプ嵌合部を各々作成す
ることができ、各部品の形状が簡単で生産性に優れると
ともに、手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)の板材
等の固定部材や壁面等の取り付け場所に応じてフランジ
部を普及品や高級品等に交換することができ、製品の互
換性に優れ、また、フランジ部だけ多種多様のものを作
成することにより製品の広がりを拡大できる。 (11)フランジ部とパイプ嵌合部が脱着自在に形成さ
れているため、手摺りやタオル掛け等の棒状物(バー)
の取り付け場所等に応じてフランジ部だけを交換するこ
とができ、利便性に優れる。請求項6に記載の発明によ
れば、請求項1乃至5の効果に加えて、 (12)フランジ部を板材等の固定部材や壁面等に取り
付け固定した際に、フランジ部のパイプ側接合面をカバ
ーで覆うことができ、特に、フランジ部をネジ等で板材
等の固定部材や壁面等に固定した場合にネジ等をカバー
で覆うことができ、ネジ等の突起が外部に露出せずネジ
等の突起による怪我等の事故を防止でき安全性や美観性
に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるパイプ等取付具の要部分
解断面図
【図2】フランジ部の平面図
【図3】実施の形態1におけるパイプ等取付具を手摺り
等の棒状物(バー)の端部のパイプ状取付部に取り付け
た状態を示す要部断面図
【図4】実施の形態1におけるパイプ等取付具で手摺り
等の棒状物(バー)を壁面に取り付けた状態を示す要部
断面図
【図5】実施の形態2におけるパイプ等取付具の要部分
解断面図
【図6】フランジ部の平面図
【図7】実施の形態3における他の例のパイプ等取付具
の要部分解断面図
【図8】フランジ部の平面図
【図9】実施の形態4におけるパイプ等取付具の要部分
解断面図
【図10】実施の形態4におけるパイプ等取付具の要部
断面図
【符号の説明】
1 パイプ等取付具 2 パイプ状取付部 2a 内周壁 3,3′ フランジ部 3a,3′a 外側接合面 3b,3′b パイプ側接合面 3c カバー係止部 4 穿孔部 5,5′ パイプ嵌合部 5′a 鍔部 6 螺合孔部 6a 摺動部 6b ネジ部 7 スリット 8 拡開部 8a 装着固定部 8b 装着固定部 9 パイプ端部固定部 10 拡開固定具 10a 拡大部 10b 円柱部 10c 螺溝部 11 係合部 12 止着具 13 壁面 14 カバー 14a 係止部 14b 挿通部 15 パイプ等取付具 16 滑り止め部 17 パイプ等取付具 18 滑り止め部 19 パイプ等取付具 20 挿入孔部 21 嵌合固定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側接合面とパイプ側接合面とを備えた
    フランジ部と、前記フランジ部の前記パイプ側接合面の
    略中央に凸状に形成されたパイプ嵌合部と、前記フラン
    ジ部の前記外側接合面から前記パイプ嵌合部の略中央に
    穿設された螺合孔部と、前記螺合孔部の端部に形成され
    た円錐状や円錐台状の摺動部と、前記パイプ嵌合部の端
    部を前記螺合孔部を中心に分割し2乃至複数の拡開部を
    形成する1乃至複数のスリットと、 先端側に円錐状や円錐台状に形成された拡大部を有し前
    記拡大部の底面側に連設された円柱部と、前記円柱部に
    形成された螺溝部と、前記円柱部の端面に形成されドラ
    イバーやレンチと係合する係合部と、を備え、前記螺合
    孔部に螺合されながら前記拡開部を拡開する拡開固定具
    と、 を備えていることを特徴とするパイプ等取付具。
  2. 【請求項2】 前記フランジ部に1乃至複数穿孔された
    穿孔部、及び/又は、前記フランジ部の前記外側接合面
    に配設された接着部を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載のパイプ等取付具。
  3. 【請求項3】 前記パイプ側接合面の前記パイプ嵌合部
    の周囲に凹状に形成されたパイプ端部固定部を備えてい
    ることを特徴とする請求項1又は2の内いずれか1項に
    記載のパイプ等取付具。
  4. 【請求項4】 前記パイプ嵌合部の前記拡開部が、外周
    面に装着されたゴム等の弾性部材からなる滑り止め部を
    備え、及び/又は前記拡開部の先端側の断面積が基部側
    の断面積より小さく形成されていることを特徴とする請
    求項1乃至3の内いずれか1項に記載のパイプ等取付
    具。
  5. 【請求項5】 前記フランジ部と前記パイプ嵌合部が、
    脱着自在に形成され、前記パイプ嵌合部の基部に鍔部等
    の係止部を備えていることを特徴とする請求項1乃至4
    の内いずれか1項に記載のパイプ等取付具。
  6. 【請求項6】 前記フランジ部の周縁部に形成されたカ
    バー係止部と、前記カバー係止部に係止され前記フラン
    ジ部の前記パイプ側接合面を覆設するカバーと、を備え
    ていることを特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1
    項に記載のパイプ等取付具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006348521A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Yahata Neji:Kk 手摺の取付け金具
KR101240491B1 (ko) 2010-09-13 2013-03-11 김화정 탈착 가능한 창호용 안전난간 모듈
JP2015140526A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 株式会社シロクマ 手摺用エルボ部材
JP2020060242A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 スペーシア株式会社 管材用取付部材

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