JP3344205B2 - シリコンウェーハの製造方法及びシリコンウェーハ - Google Patents

シリコンウェーハの製造方法及びシリコンウェーハ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンウェーハ
及びその製造方法に係り、特に、ゲッタリング層として
プラズマ化学気相成長(以下、プラズマCVDと呼
ぶ。)膜を有するシリコンウェーハ及びその製造方法に
関し、また、そのシリコンウェーハにエピタキシャル層
を成長させたシリコンエピタキシャルウェーハに関す
る。本発明は、さらに、シリコンエピタキシャルウェー
ハの製造方法にも関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンウェーハのデバイスを作製する
面とは反対側の面(以下、裏面と呼ぶ。)に薄膜を形成
する技術には、主として2つの目的がある。その1つ
は、裏面の薄膜を重金属等の不純物のゲッタリング層と
して利用するものであり、もう1つは、シリコンウェー
ハにエピタキシャル成長を行う際のオートドープ防止用
の保護膜として利用するものである。
【0003】前者のゲッタリングとは、シリコンウェー
ハを用いてシリコンデバイスを作製する工程で発生する
重金属等の不純物を、デバイス領域となるシリコンウェ
ーハの表面付近の領域外の部分に集める技術であり、こ
れによりデバイス特性の劣化を防ぐことができる。後者
のオートドープとは、シリコンウェーハ中に含まれてい
たドーパントがエピタキシャル成長を行う気相中に揮散
し、エピタキシャル層に取り込まれる現象のことであ
り、このオートドープの発生が顕著であると、所望する
抵抗率のエピタキシャル層が得られないため、このエピ
タキシャル層を用いて作製したシリコンデバイスが設計
通りの特性を示さず不良となる。
【0004】ゲッタリングの代表的な手法の一つとし
て、シリコンウェーハの裏面に多結晶シリコンを堆積し
てゲッタリング層とする手法がある。ゲッタリング層と
しての多結晶シリコンの堆積は、通常、減圧CVD法で
行っている。しかし、多結晶シリコンを成長させること
により、ウェーハにストレスが働き、多結晶シリコン層
の無いウェーハと比較してウェーハの反りが大きくな
る。また、口径の異なるウェーハに同一条件で多結晶シ
リコン層を成長しても、ウェーハが大口径になるに従い
反りは大きくなってしまう。また、デバイス作製中に熱
処理を受けるに従って、多結晶シリコンの単結晶化が進
み、ゲッタリング能力が低下するといった欠点もあっ
た。
【0005】一方、オートドープを防ぐための保護膜と
しては、シリコンウェーハの裏面にシリコン酸化膜を形
成する手法が一般的に用いられている。従来、この裏面
に形成する酸化膜としては、 1)常圧CVD装置で成長させた常圧CVD酸化膜 または、 2)熱処理炉中で酸化処理をすることにより形成した熱
酸化膜が用いられていた。
【0006】しかし、どちらの酸化膜ともシリコンウェ
ーハに対するストレスが大きく、シリコンウェーハの反
りやシリコンウェーハ中の結晶欠陥を誘発することが危
惧されている。さらに熱酸化膜の場合、熱酸化膜が形成
される際に、シリコンウェーハ中に含まれていたドーパ
ントが熱酸化膜中に取り込まれるため、その後のエピタ
キシャル成長中に熱酸化膜からのオートドープが発生し
てしまい、オートドープ防止膜としての充分な効果が得
られない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】シリコンデバイスを作
製する際に使用されているシリコンウェーハのゲッタリ
ング能力とその持続性の向上とが求められていると同時
に、シリコンウェーハの大口径化が進み、それに伴いウ
ェーハの反りが大きな問題になっている。しかし、裏面
に多結晶シリコンのゲッタリング層を持ったシリコンウ
ェーハにおいては、ゲッタリング能力を高めるために
は、ウェーハに働くストレスを大きくする必要があるた
め、ゲッタリング能力の向上とストレスの低下、即ち反
りの低下は同時に達成出来ない。また、デバイス作製中
の熱処理を受けるに従って、多結晶シリコンの単結晶化
が進むため、ゲッタリング能力の持続性にも問題があ
る。
【0008】また、エピタキシャル成長にドーパント濃
度の低いシリコンウェーハを用いる場合は、オートドー
プの心配がないので、ゲッタリング層のみを形成すれば
よいが、ドーパント濃度の高いシリコンウェーハを用い
る場合は、ゲッタリング能力があり、かつオートドープ
防止効果がある保護膜が必要である。しかし、ドーパン
ト濃度の高いシリコンウェーハの裏面に多結晶シリコン
を形成した場合、ゲッタリング効果は得られるが、シリ
コンウェーハ中のドーパントは多結晶シリコン中を容易
に拡散してしまうため、オートドープ防止効果は得られ
ない。
【0009】また、常圧CVD酸化膜を形成した場合
は、オートドープ防止効果が得られ、しかもシリコンウ
ェーハとの間にストレスが働くため、ゲッタリング効果
も得られるが、ストレス制御が難しく、シリコンウェー
ハの反りが大きくなってしまう。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上記問題に鑑みて研究を重ねた結果、シリコンウェーハ
の裏面にプラズマCVD膜形成すると、 1)シリコンウェーハとの間に作用するストレスによ
り、持続性に優れたゲッタリング効果を有すること、 2)膜の成長条件を変えることにより、容易にストレス
を制御でき、そのストレスを1×108 〜1×109
yne/cm2 の範囲に制御する事により、ゲッタリン
グ効果を有し、しかも反りを小さくできること、 3)プラズマCVD膜として酸化珪素膜、窒化珪素膜ま
たはシリコンオキシナイトライド膜を形成すると、上記
1)2)に加えて、優れたオートドープ防止効果が得ら
れること、を見いだした。
【0011】従って、本発明は、持続性に優れたゲッタ
リング能力とオートドープ防止効果を持っていて、しか
も、シリコンウェーハに働くストレスが小さく、そのた
め反りが小さいシリコンウェーハを提供することを目的
とし、 1)一主面にプラズマCVD膜を有するシリコンウェー
ハの製造方法において、シリコンウェーハの一主面に、
該プラズマCVD膜と該シリコンウェーハとの間のスト
レスが1×108 〜1×109 dyne/cm2 になる
ようにプラズマCVD膜を形成することを特徴とする、
シリコンウェーハの製造方法(請求項1)、および、 2)一主面にプラズマCVD膜を有するシリコンウェー
ハの製造方法において、シリコンウェーハの一主面にプ
ラズマCVD膜を形成した後、該プラズマCVD膜と該
シリコンウェーハとの間のストレスが1×108 〜1×
109 dyne/cm2 になるように該シリコンウェー
ハを熱処理することを特徴とするシリコンウェーハの製
造方法(請求項4)を要旨とするものである。
【0012】本発明の製造方法において、通常、プラズ
マCVD膜の形成後、または、シリコンウェーハの熱処
理後、プラズマCVD膜が形成されていない他方の一主
面を研磨するが、プラズマCVD膜を、少なくとも一主
面が鏡面研磨されたシリコンウェーハの一鏡面を除く一
主面に形成することもできる。また、本発明の製造方法
において、前記プラズマCVD膜は酸化珪素膜、窒化珪
素膜またはシリコンオキシナイトライド膜のいずれかで
あることが好ましい。これらは、優れたオートドープ防
止効果を有するし、原料ガスが汎用であるからである。
【0013】本発明は、また、 3)上記方法で製造されたシリコンウェーハ(請求項
8)、および 4)上記方法で製造されたシリコンウェーハのプラズマ
CVD膜が形成されていない一主面にシリコン薄膜がエ
ピタキシャル成長されたシリコンエピタキシャルウェー
ハ(請求項9)を要旨とするものである。本発明は、さ
らに、 5)シリコンウェーハの一主面にプラズマCVD膜を形
成した後、プラズマCVD膜が形成されていない他方の
一主面にシリコン薄膜をエピタキシャル成長させること
を特徴とする、シリコンエピタキシャルウェーハの製造
方法(請求項10)をも要旨とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。まず、公知の作製方法により作製さ
れたシリコンウェーハ1を用意する(図1(a))。こ
のシリコンウェーハ1としては、通常、鏡面研磨工程前
のケミカルエッチングウェーハを用いるが、片面あるい
は両面を鏡面研磨した鏡面研磨ウェーハを用いても良
い。
【0015】次に用意されたシリコンウェーハの一方の
面に、平行平板型のプラズマCVD装置を用いて、プラ
ズマCVD膜2を、シリコンウェーハに作用するストレ
スが1×108 〜1×109 dyne/cm2 となるよ
う堆積する(図1(b))。このようにシリコンウェー
ハに作用するストレスが1×108 〜1×109 dyn
e/cm2 となるよう堆積するのは、このようなストレ
スが作用するところが歪層となって、金属等の不純物を
ゲッタリングするようになり、ゲッタリング層として作
用するからであり、ストレスが1×108 dyne/c
2 より小さいと、ゲッタリング能力が充分に得られ
ず、1×109 dyne/cm2 より大きいとウェーハ
の反りが大きくなってしまう為である。ストレスの大き
さは、市販のレーザーラマン分光装置を用いてレーザー
光をプラズマCVD膜堆積面から入射することにより、
非破壊で測定できる。
【0016】堆積するプラズマCVD膜の種類は限定さ
れないが、オートドープ防止効果および原料ガスの汎用
性を考慮すると、酸化珪素膜、窒化珪素膜、シリコンオ
キシナイトライド膜が好ましい。プラズマCVD膜の堆
積は、通常、堆積温度300〜450℃、堆積圧力1〜
10torr、堆積膜厚100〜500nmの範囲で行わ
れ、これらの範囲で適切に調整することによって、堆積
するプラズマCVDのシリコンウェーハに作用するスト
レスが1×108 〜1×109 dyne/cm2 となる
ように制御する。
【0017】あるいは、プラズマCVD膜の堆積後、プ
ラズマCVD膜とシリコンウェーハとの間のストレスが
1×108 〜1×109 dyne/cm2 になるように
シリコンウェーハを熱処理して、歪層3を形成してもよ
い(図1(c))。形成されたプラズマCVD膜は、デ
バイス作製時に熱処理が加わっても、シリコンウェーハ
に働くストレスは低下せず、むしろ幾分大きくなるた
め、ゲッタリング能力が低下することはない。
【0018】プラズマCVD膜を堆積後または熱処理
後、プラズマCVD膜の堆積面とは反対側の面を鏡面研
磨することにより目的とする持続性に優れたゲッタリン
グ能力とオートドープ防止効果を持っていて、しかも、
シリコンウェーハに働くストレスが小さく、そのため反
りが小さいシリコンウェーハを得ることができる(図1
(d))。この際、研磨する面に堆積しているプラズマ
CVD膜は、熱酸化膜や常圧CVD酸化膜に比べ研磨速
度が非常に速いため、研磨により簡単に除去でき、シリ
コンウェーハの平坦度は損なわれない。また、堆積面と
は反対側の面が鏡面である場合は、その鏡面側にプラズ
マCVD膜が回り込んで堆積されないようにする事によ
り、その後の研磨を省略できる。
【0019】更に上記工程により得られたシリコンウェ
ーハを用いて、市販のエピタキシャル装置によりエピタ
キシャル成長を行うことにより、オートドープがなく、
持続性に優れたゲッタリング能力を有し、シリコンウェ
ーハに働くストレスが小さく、そのため反りが小さいエ
ピタキシャルウェーハを得ることができる。プラズマC
VD膜を堆積したシリコンウェーハに加える熱処理を、
エピタキシャル成長で代用することもできる。すなわ
ち、シリコンウェーハ1を用意し(図2(a))、この
シリコンウェーハの一方の面に、プラズマCVD膜2を
堆積する(図2(b))。次いで、プラズマCVD膜の
堆積面とは反対側の面を鏡面研磨する(図2(c))。
その後、鏡面研磨された面にエピタキシャル層5を成長
させる。エピタキシャル成長は、800〜1200℃で
行われ、それによって、プラズマCVD膜のシリコンウ
ェーハに作用するストレスが1×108 〜1×109
yne/cm2 となって、ストレスが作用するところが
歪層3となる(図2(d))。
【0020】
【実施例】チョクラルスキー法により作製されたシリコ
ンインゴットからシリコンウェーハ(直径150mm、
主面が(100)面、厚さ630μm、導電型p型、抵
抗率0.01Ω・cm)を4枚用意し、3枚の一主面にプ
ラズマCVD装置(ノベラス社Concept-One)により、プ
ラズマCVD膜として、酸化珪素膜、窒化珪素膜および
シリコンオキシナイトライド膜をそれぞれ堆積し、残り
の1枚は堆積せずにそのまま使用した。尚、プラズマC
VD膜堆積においては、酸化珪素膜は、キャリアガスと
して窒素を用いてモノシランと亜酸化窒素をプラズマ反
応容器に供給し、成長温度425℃、成長圧力3tor
rで500nm堆積した。このときプラズマ反応容器内
の基板上にある上部平板の高周波供給電力を700W、
基板下部の平板に低周波電力を300W供給して、1×
108 dyne/cm2 のストレスの酸化珪素膜を堆積
した。
【0021】窒化珪素膜は、原料としてモノシランとア
ンモニアを用いた以外は酸化珪素膜と同様の条件により
1×108 dyne/cm2 のストレスで、100nm
堆積した。また、シリコンオキシナイトライド膜は、原
料としてモノシラン、亜酸化窒素、アンモニアを用いた
以外は酸化珪素膜と同様の条件により、1×108 dy
ne/cm2 のストレスで、300nm堆積した。3種
類とも1×108 dyne/cm2 のストレスではウェ
ーハの反りは3μm以下であった。その後、これらのウ
ェーハを図のようにプラズマCVD膜を堆積した面とは
反対側の面を研磨して1100℃で5μmの厚さのエピ
タキシャル成長を行った。いずれのプラズマCVD膜を
ウェーハ裏面に堆積した場合においても、シリコンエピ
タキシャル層のウェーハ面内における抵抗率分布は±5
%以下であり、遷移幅は、プラズマCVD膜のないウェ
ーハ上に堆積したエピタキシャル層と比較して、半分程
度であった。なお、抵抗率は、ウェーハ面内で9点測定
し、その抵抗率分布はその測定値の最大値(M)と最小
値(m)を用い、次式により算出した。 抵抗率分布(%)=±(M−m)/(M+m)
【0022】また、ゲッタリング能力に関しては、上記
4枚のウェーハと同一条件で作製したウェーハの表面に
鉄イオンを含む溶液を塗布し、強制的に汚染した後、こ
れらのシリコンウェーハを1000℃で1時間熱処理
し、鉄をシリコンウェーハの内部に拡散させた。その
後、さらに650℃で10時間熱処理した後、プラズマ
CVD膜を除く各シリコンウェーハ中の鉄の濃度を測定
した。そして、得られた鉄の濃度の測定値から、プラズ
マCVD膜を持たないシリコンウェーハ中の鉄の濃度を
基準に、各プラズマCVD層にゲッタリングされた鉄の
割合を算出し、ゲッタリング能力とした。その結果、本
発明によりプラズマCVD膜を形成したシリコンウェー
ハのゲッタリング能力は、93〜96%であった。
【0023】これらの結果から、本発明によりプラズマ
CVD膜を形成したシリコンウェーハは、持続性に優れ
たゲッタリング能力とオートドープ防止効果を有するこ
とがわかる。また、エピタキシャル層形成前後のウェー
ハの反り増加量は5μm以下と非常に少なく、本発明に
よりプラズマCVD膜を形成したシリコンウェーハの反
りが小さいこともわかる。
【0024】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上記実施の形態は例示であり、本発
明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に
同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、い
かなるものであっても本発明の技術的範囲に包含され
る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、持続性に優れたゲッタ
リング能力とオートドープ防止効果を持っていて、しか
も、シリコンウェーハに働くストレスが小さく、そのた
め反りが小さいシリコンウェーハ及びシリコンエピタキ
シャルウェーハを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(d)は、本発明によるシリコンウ
ェーハの製造方法の工程の一例を示す図である。図
(d)中、点線より上部は、鏡面研磨により削り取られ
る部分を示している。
【図2】 (a)〜(d)は、本発明によるシリコンエ
ピタキシャルウェーハの製造方法の工程の一例を示す図
である。図(c)中、点線より上部は、鏡面研磨により
削り取られる部分を示している。
【符号の説明】
1…シリコンウェーハ、 2…プラズマCVD膜、 3…歪層、 5…エピタキシャル層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C30B 33/02 C30B 33/02 H01L 21/205 H01L 21/205 21/31 21/31 C

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一主面にプラズマ化学気相成長膜を有す
    るシリコンウェーハの製造方法において、シリコンウェ
    ーハの一主面に、該プラズマ化学気相成長膜と該シリコ
    ンウェーハとの間のストレスが1×10〜1×10
    dyne/cm になるようにプラズマ化学気相
    成長膜を形成することを特徴とする、シリコンウェーハ
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 プラズマ化学気相成長膜の形成後、プラ
    ズマ化学気相成長膜が形成されていない他方の一主面を
    研磨する、請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 プラズマ化学気相成長膜を、少なくとも
    一主面が鏡面研磨されたシリコンウェーハの一鏡面を除
    く一主面に形成する、請求項1に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 一主面にプラズマ化学気相成長膜を有す
    るシリコンウェーハの製造方法において、シリコンウェ
    ーハの一主面にプラズマ化学気相成長膜を形成した後、
    該プラズマ化学気相成長膜と該シリコンウェーハとの間
    のストレスが1×10〜1×10dyne/c
    になるように該シリコンウェーハを熱処理するこ
    とを特徴とするシリコンウェーハの製造方法。
  5. 【請求項5】 シリコンウェーハの熱処理後、プラズマ
    化学気相成長膜が形成されていない他方の一主面を研磨
    する、請求項4記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 プラズマ化学気相成長膜を、少なくとも
    一主面が鏡面研磨されたシリコンウェーハの一鏡面を除
    く一主面に形成する、請求項4に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記プラズマ化学気相成長膜が酸化珪素
    膜、窒化珪素膜またはシリコンオキシナイトライド膜の
    いずれかであることを特徴とする請求項1ないし6のい
    ずれか1項に記載のシリコンウェーハの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    された方法で製造されたシリコンウェーハ。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    された方法で製造されたシリコンウェーハのプラズマ化
    学気相成長膜が形成されていない他方の一主面にシリコ
    ン薄膜がエピタキシャル成長された、シリコンエピタキ
    シャルウェーハ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし7のいずれか1項に記
    載された方法によりシリコンウェーハの一主面にプラズ
    マ化学気相成長膜を形成した後、プラズマ化学気相成長
    膜が形成されていない他方の一主面にシリコン薄膜をエ
    ピタキシャル成長させることを特徴とする、シリコンエ
    ピタキシャルウェーハの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記プラズマ化学気相成長膜を形成し
    た後に加える熱処理を、その後行われる、エピタキシャ
    ル成長で代用することを特徴とする請求項4ないし7の
    いずれか1項に記載のシリコンウェーハの製造方法。
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