JP3342527B2 - ミシンの糸調子器 - Google Patents

ミシンの糸調子器

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JP3342527B2 JP06892793A JP6892793A JP3342527B2 JP 3342527 B2 JP3342527 B2 JP 3342527B2 JP 06892793 A JP06892793 A JP 06892793A JP 6892793 A JP6892793 A JP 6892793A JP 3342527 B2 JP3342527 B2 JP 3342527B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はミシンの糸調子器に係
わり、特に糸調子皿がミシン本体の面板に対して垂直に
設けられたミシンの糸調子器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
らオーバーロックミシンには、布の堅さや布の織り方、
または糸の太さ、強さによる縫目の乱れを調整するため
の糸調子器と、縫糸を糸調子器を介してミシン縫針、上
ルーパ、下ルーパに供給するための糸立て装置とを備え
ている。この糸立て装置から糸調子器を介してミシン縫
針、上ルーパ、下ルーパに縫糸を供給する際、作業者に
よる糸掛け作業を簡単にするために、図6、図7に示す
ように糸調子器50に設けられた糸調子皿51、51′
を布送り方向に対して平行に設けている。
【0003】糸調子器50は図8に示すように、糸巻7
0から繰り出される縫糸を所定の押圧力で挟持するため
の一対の糸調子皿51、51′と、この糸調子皿51、
51′を支持するための糸調子軸52と、糸調子皿5
1、51′に所定の押圧力を与えるための糸調子ダイヤ
ル53、バネ受け54、糸調子バネ55、バネ受け56
とから成る。糸調子軸52は布送り方向に直交した方向
に設けられ、この糸調子軸52に直接、糸調子ダイヤル
53が固定されている。この糸調子ダイヤル53はオー
バーロックミシンの前面板に対して部分的に突出させて
設けられている。
【0004】しかし、このような作業性を考慮した糸調
子器50の場合、作業者が縫糸に所定の張力を付与する
ために糸調子ダイヤル53を調整するときに、糸調子ダ
イヤル53をオーバーロックミシンの面板57の上下方
向へ動かさなければならず、調整作業がやりにくくなる
問題点があった。
【0005】また、このように構成される糸調子器に容
易に縫糸を引掛けるために、糸調子皿の縫糸を引掛ける
側を開口させる上糸調節装置の糸ゆるめ構造が提案され
ている(特開昭64−17675号公報)。この上糸調
節装置の糸ゆるめ構造は図9に示すように、押え上げレ
バー58を矢印方向に回転させることによりベルクラン
ク59を介して、第1糸調子皿60、60′に係合する
つめ62aが形成された糸ゆるめ板62を、糸調子軸6
3、63′の軸線方向に移動させ、第1糸調子皿60、
60′の周縁を第2糸調子皿61、61′に向けて押圧
させる。
【0006】これにより糸調子ダイヤル64、64′の
端面に臨ませた第2糸調子皿61、61′の一部分を中
心に第1糸調子皿60、60′を開口させることができ
る。
【0007】しかし、この上糸調節装置の糸ゆるめ構造
は、例えば縫製中における縫糸に対する押圧力が1.2
Kgに達するため、作業者が第1糸調子皿60、第2糸
調子皿61間に縫糸を引掛けるために押え上げレバー5
8を矢印方向に回転させようとするが、通常、糸調子皿
の直径が30mm位なので第1糸調子皿60、第2糸調
子皿61間を開口させるのが非常に困難であった。
【0008】また、糸調子ダイヤル64、64′は通
常、樹脂で形成されているので、この糸調子ダイヤル6
4、64′を直接、第1糸調子皿60、第2糸調子皿6
1及び第1糸調子皿60′、第2糸調子皿61′に接触
させて最大押圧力が1.2Kgに達すると、糸調子ダイ
ヤル64、64′を破損する虞があった。更に、押え上
げレバー58を上げた状態では、糸調子ダイヤル64、
64′を回転させることができず、縫糸に対する糸張力
を調整することができなかった。
【0009】
【目的】本発明は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、作業者が縫糸に所定の張力を付
与する糸調子作業の操作性を向上させ、しかも糸掛け作
業の操作が容易なミシンの糸調子器を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明のミシンの糸調子器は、縫糸を挟持して張力を
付与するための一対の糸調子部材と、一対の糸調子部材
を支持する支持軸と、支持軸が固定され一対の糸調子部
材が嵌装される糸調子部材受部と、一対の糸調子部材に
弾発力を付与するために、糸調子部材受部に固定された
支持軸に嵌装されるバネの弾発力を調整する張力調整手
段とを有し、一対の糸調子部材の支持軸は布送り方向に
対して実質的に交差する方向に設けられているミシンの
糸調子器において、張力調整手段は、支持軸に嵌装され
バネを一方の糸調子部材に当接させるバネ押えと、糸調
子部材受部に軸支されると共にバネ押えに係合され当該
バネ押えの軸方向の位置を変化させてバネの弾発力を変
化させるレバーと、レバーに固定されたピンに係合する
渦巻き状のみぞが設けられた渦巻き板と、布送り方向に
対して平行に設けられ渦巻き板の中心に固定される回転
軸と、回転軸に固定され当該回転軸を回動させることに
よりレバーに固定されたピンが当該回転軸に固定された
渦巻き板の渦巻き状のみぞに添って移動し、このピンの
移動に基づき移動するレバーに係合するバネ押えを介し
バネの弾発力を調整する糸調子ツマミとから成るもの
である。
【0011】更に、一方の前記糸調子部材の一端に形成
される突設部と、突設部に係合させるためのつめが設け
られ、当該つめで突設部を他方の糸調子部材方向に押圧
することにより一対の糸調子部材の縫糸を挟持する当接
部の一点を中心に一方の糸調子部材を傾斜させる連動板
とを設け、連動板は支持軸の軸線方向に移動可能に糸調
子部材受部に取付けられているものである。
【0012】
【作用】布送り方向に対して平行に設けられた回転軸に
固定される糸調子ツマミを回動させることにより、回転
軸に固定された渦巻き板の渦巻き状のみぞに添ってレバ
ーに固定されたピンが移動し、バネ押えが一対の糸調子
部材に弾発力を付与する。これによりミシン本体の面板
に対して垂直に設けられている糸調子器の糸調子ツマミ
を容易に操作することができる。
【0013】また、一方の糸調子部材に形成された突設
部に係合されるつめを設けた連動板で、突設部を他方の
糸調子部材方向に押圧して、糸調子部材の縫糸を挟持す
る当接部の一点を中心に一方の糸調子部材を傾斜させる
ことにより糸調子部材を開口させることができるので、
縫糸を糸調子部材に容易に引掛けることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明をする。
【0015】まず本発明の糸調子器が適用されるミシン
の構成を簡単に説明する。
【0016】本発明の糸調子器が適用されるミシンは図
1(a)、(b)に示すような2本針3本糸オーバロッ
クミシンであり、このオーバロックミシン1においては
4個の糸巻30から糸案内9を介して繰り出される2本
の針糸2A、2B及び2本のルーパ糸3A、3Bが用い
られ、これら4本の縫糸に対応してミシン本体の内部に
4個の糸調子器8の糸調子皿(図示せず)が布送り方向
に対して平行に設けられる。
【0017】この糸調子器8は面板4上において糸調子
を行なうことができ、また糸調子器8に縫糸を掛ける為
のスリット5が糸調子器8に平行して面板4上に4箇所
設けられる。更に針棒天秤7へ縫針用の糸調子器8から
の針糸2A、2Bを案内する為の糸案内6が2箇所に設
けられる。
【0018】このように構成されたオーバロックミシン
1に適用される糸調子器8は、図2に示すように主とし
て糸巻30から繰り出される縫糸を所定の弾発力で挟持
させるための一対の糸調子部材である糸調子皿14b、
14′と、糸調子皿14′を支持するための糸調子軸1
2及び支持管13と、糸調子皿14b、14′に所定の
押圧力を与えるための張力調整手段であるバネ受け1
5、糸調子バネ16、バネ押え17及びこれらに弾発力
を付与させる糸調子ツマミ18と、バネ押え17に係合
させるレバー19とから成る。
【0019】糸調子皿受部14には糸調子皿14b、1
4′を支持するために糸引出し側Bに糸調子軸12が固
定され、縫糸を挟持させるための糸調子皿14b、1
4′が嵌装される。また糸調子皿受部14の糸供給側A
に縫糸を挟持させるための凸部が形成されている。
【0020】糸調子皿14′には糸引出し側Bに糸調子
軸12が貫通されるように軸穴14′cを設け、この軸
穴14′cの周りには第1の半月状凸部14′bの開口
部が縫糸の進入方向に設けられる。糸供給側Aには支持
管13が貫通されるように軸穴14′dを設け、この軸
穴14′dの周りに設けられた第2の半月状凸部14′
aが半月状凸部14′bと同方向に設けられる。この第
1の半月状凸部14′bと第2の半月状凸部14′aと
は、縫糸捩れをスムーズに解消させるためのものであ
る。
【0021】このように構成された糸調子皿14′は糸
調子軸12と支持管13とに嵌装される。糸調子皿1
4′を嵌装後、支持管13はネジにて固定する。一方、
糸調子軸12にはバネ受け15、糸調子バネ16、バネ
押え17の順に嵌装する。バネ押え17は糸調子皿受部
14に形成されたフレーム14aに回動自在に軸着され
るレバー19に係合される。これにより糸調子皿14
b、14′は支持管13及び糸調子軸12から外れなく
なる。
【0022】このような一対の糸調子皿14b、14′
に張力を付与するために、回転軸21を布送り方向に平
行にして糸調子皿受部14に形成されたフレーム14a
に回動自在に軸着させる。この回転軸21の糸引出し側
Bの端部には糸調子ツマミ18が固定され、もう一端に
は渦巻き状のみぞが設けられた渦巻き板20が固定され
る。この渦巻き板20の渦巻き状のみぞには、レバー1
9の一端に固定されたピン19aが係合されている。従
って糸調子ツマミ18を回動させると、渦巻き板20の
渦巻き状のみぞに添ってピン19aが移動することによ
りレバー19が移動し、バネ押え17の軸方向の位置が
変化するので糸調子バネ16の弾発力が変化し、糸調子
を変えることができる。
【0023】更に、糸調子皿14b、14′に縫糸を引
掛けるときに、作業者が容易に縫糸を引掛けることがで
きる機構が設けられている。このような機構は、図2
(b)、図3に示すように、例えば4連にされた糸調子
器8に備えられる各糸調子皿14′の糸引出し側Bの下
端部に形成された突設部14′eと、この突設部14′
eに係合させる連動板24と、縫製するための布を押え
るための布押え(図示せず)を上下動させる押えレバー
27と、押えレバー27を回動させることにより連動板
24を糸調子軸12の軸線方向に移動させるベルクラン
ク23とから構成される。
【0024】連動板24は各糸調子皿14′の突設部1
4′eに係合させるためのつめ24aが4箇所に設けら
れ、また、この連動板24を糸調子軸12の軸線方向に
移動させることができるように、各糸調子皿受部14に
形成されたフレーム14aにネジで移動可能に取付られ
る。ベルクランク23はオーバロックミシンのフレーム
の一端に軸支されており、ベルクランク23の一端が連
動板24の端部に折曲された折曲部に係合される。
【0025】このような糸調子器8は、オーバロックミ
シン1のフレームに固定板26を介してネジ等により固
定されている。
【0026】以上のように構成されたミシンの糸調子器
の動作について説明する。
【0027】縫製作業を行うために縫製するための布を
布板(図示せず)に載せるために押えレバー27を上方
に回転させ、ベルクランク23の軸支部を中心にベルク
ランク23を左回りに回転させる。このときにベルクラ
ンク23の一端が連動板24の端部に折曲された折曲部
を引掛けた状態で、連動板24を左方向に移動させる。
この動作に従って連動板24のつめ24aが、各糸調子
皿14′の突設部14′eを左方向に移動させるので、
各糸調子皿14b、14′の当接部の下部を中心に各糸
調子皿14′の上部を右方向に傾斜させることができ
る。このときに、各糸調子皿14′の下端部に形成され
た突設部14′eを連動板24のつめ24aで押圧する
ので、押えレバー27を上方に回転させることにより、
てこの原理による小さい力で各糸調子皿14′の上部を
右方向に傾斜させることができる。
【0028】また、縫製作業中に糸巻30から糸案内9
を介して繰り出される縫糸に図4(a)、(b)に示す
ように糸調子バネ16の弾発力により所定の押圧力を与
えられる一対の糸調子皿14b、14′によって縫糸に
所定のテンションを付与する時、オーバロックミシン1
の面板4に垂直に設けられた糸調子ツマミ18を回動さ
せる。糸調子ツマミ18は、図5(a)、(b)に示す
ように回転軸21に固定された渦巻き板24の渦巻き状
のみぞを、糸調子ツマミ18を右に回すことによりレバ
ー19の一端に固定されたピン19aが渦巻き板24の
内側に移動するように形成させると、バネ押え17が糸
調子皿14b、14′側へ移動し、これによって糸調子
は強くなり、糸調子ツマミ18を左に回すことによりバ
ネ押え17が糸調子皿14b、14′から離反する方向
へ移動し、これによって糸調子が弱くなる。また、回転
軸21に固定された渦巻き板24の渦巻き状のみぞを、
糸調子ツマミ18を左に回すことによりレバー19の一
端に固定されたピン19aが渦巻き板24の内側に移動
するように形成させると、バネ押え17が糸調子皿14
b、14′側へ移動し、これによって糸調子は強くな
り、糸調子ツマミ18を左に回すことによりバネ押え1
7が糸調子皿14b、14′から離反する方向へ移動
し、これによって糸調子が弱くなる。
【0029】このようにオーバロックミシン1の面板4
に垂直に設けられた糸調子ツマミ18を、面板4上で左
右に回動させることにより糸調子を行なうことができる
ので、作業者は容易に糸調子の作業を行うことができ
る。
【0030】尚、本発明の糸調子器が適用されるミシン
は2本針3本糸オーバロックミシンに限らず、どのよう
なタイプのミシンでも適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明のミシンの糸調子器によれば、布送り方向に対して
平行に設けられた糸調子部材を備えた糸調子器に、糸調
子ツマミが固定された回転軸を布送り方向に対して平行
に設けたことにより、糸調子部材がミシン本体の面板に
対して垂直に設けられている糸調子器の糸調子ツマミを
容易に回動させることができるので、糸調子作業の操作
性が向上する。
【0032】更に一方の糸調子部材に形成された突設部
に係合された連動板で、突設部を他方の糸調子部材方向
に押圧することにより糸調子部材の縫糸を挟持する当接
部の一点を中心に一方の糸調子部材を傾斜させることに
より糸調子部材を開口させることができるので、縫糸を
糸調子部材に容易に引掛けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミシンの糸調子器が適用されるオーバ
ロックミシンを示す図で、(a)は正面図で、(b)は
側面図。
【図2】図1の本発明のミシンの糸調子器を示す斜視図
で、(a)は分解図、(b)は部分組立図。
【図3】図1の本発明のミシンの糸調子器を示す組立斜
視図。
【図4】図1の本発明のミシンの糸調子器の動作を表す
組立図で、(a)は正面図、(b)は側面図。
【図5】図1の本発明のミシンの糸調子器の動作を表す
組立図で、(a)は正面図、(b)は側面図。
【図6】従来のミシンの糸調子器が適用されるオーバロ
ックミシンを示す側面図。
【図7】従来のミシンの糸調子器が適用されるオーバロ
ックミシンを示す正面図。
【図8】従来のミシンの糸調子器を示す組立図。
【図9】従来のミシンの糸調子器を示す組立図。
【符号の説明】
8…糸調子器 12…糸調子軸 13…支軸管 14…糸調子皿受部 14b、14′…糸調子皿 14′a、14′b…半月状凸部 14′c、14′d…軸穴 14′e…突設部 15…バネ受ケ 16…糸調子バネ 17…バネ押え 18…糸調子ツマミ 19…レバー 20…渦巻き板 21…回転軸 23…ベルクランク 24…連動板 25…スプリング 26…固定板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縫糸(2A、2B、3A、3B)を挟持し
    て張力を付与するための一対の糸調子部材(14b、1
    4′)と、前記一対の糸調子部材を支持する支持軸(1
    2)と、前記支持軸が固定され前記一対の糸調子部材が
    嵌装される糸調子部材受部(14)と、前記一対の糸調
    子部材に弾発力を付与するために、前記糸調子部材受部
    に固定された前記支持軸に嵌装されるバネ(16)の前
    記弾発力を調整する張力調整手段とを有し、前記一対の
    糸調子部材の前記支持軸は布送り方向に対して実質的に
    交差する方向に設けられているミシンの糸調子器におい
    て、 前記張力調整手段は、前記支持軸に嵌装され前記バネを
    一方の前記糸調子部材(14′)に当接させるバネ押え
    (17)と、前記糸調子部材受部に軸支されると共に前
    記バネ押えに係合され当該バネ押えの軸方向の位置を変
    化させて前記バネの弾発力を変化させるレバー(19)
    と、前記レバーに固定されたピン(19a)に係合する
    渦巻き状のみぞが設けられた渦巻き板(20)と、布送
    り方向に対して平行に設けられ前記渦巻き板の中心に固
    定される回転軸(21)と、前記回転軸に固定され当該
    回転軸を回動させることにより前記レバーに固定された
    前記ピンが当該回転軸に固定された前記渦巻き板の前記
    渦巻き状のみぞに添って移動し、このピンの移動に基づ
    き移動するレバーに係合する前記バネ押えを介して前記
    バネの弾発力を調整する糸調子ツマミ(18)とから成
    ることを特徴とするミシンの糸調子器。
  2. 【請求項2】一方の前記糸調子部材(14′)の一端に
    形成される突設部(14′e)と、前記突設部に係合
    せるためのつめ(24a)が設けられ、当該つめで前記
    突設部を他方の前記糸調子部材(14b)方向に押圧す
    ることにより前記一対の糸調子部材の前記縫糸を挟持す
    る当接部の一点を中心に一方の前記糸調子部材を傾斜さ
    せる連動板(24)とを設け、前記連動板は前記支持軸
    の軸線方向に移動可能 に前記糸調子部材受部に取付けら
    れていることを特徴とする請求項1記載のミシンの糸調
    子器。
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