JP3340710B2 - 台車移動装置 - Google Patents

台車移動装置

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JP3340710B2
JP3340710B2 JP34915999A JP34915999A JP3340710B2 JP 3340710 B2 JP3340710 B2 JP 3340710B2 JP 34915999 A JP34915999 A JP 34915999A JP 34915999 A JP34915999 A JP 34915999A JP 3340710 B2 JP3340710 B2 JP 3340710B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軌道上から台車を
移動するための台車移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シールド工法によりトンネルを構築する
場合、立坑内やトンネル内には、セグメント(資材)を
搬送するためのセグメント搬送設備が設けられる。この
セグメント搬送設備は、地上から立坑内(立坑底部)へ
とセグメントを搬送する鉛直搬送部と、この鉛直搬送部
により立坑内に搬送されたセグメントを受け取ってトン
ネル掘削位置へと搬送する水平搬送部とにより概略構成
される。水平搬送部は、例えば、立坑を起点としてトン
ネル内に敷設される軌道と、セグメントを積載して軌道
上を走行する台車とを備える。さらに、例えば、立坑よ
り複数のトンネルが掘削される場合には、台車を他の軌
道上やセグメント積込み位置(鉛直搬送部より搬送され
るセグメントを積み込む位置)へと移動させるための台
車移動装置が立坑内に設けられる。
【0003】従来の台車移動装置としては、例えば、図
3に示すトラバーサや、図4に示すターンテーブルなど
が知られている。ここで、図3及び図4に示す立坑2
は、シールド機を発進させるための発進立坑であり、こ
の立坑2からは、2つのトンネル3A、3Bが平行に掘
削されている。各トンネル3A、3Bには、立坑2を起
点とする軌道4A、4Bがそれぞれ敷設されている。
【0004】先ず、図3に示すように、トラバーサ50
は、所定長さのレール53を有するレール部51と、こ
のレール部51を軌道4A、4Bと直交する方向に平行
移動させる平行移動機構52とを備えている。即ち、こ
のトラバーサ50によれば、レール部51に台車7Bを
載せ、該レール部51を平行移動機構52により平行移
動することによって、レール部51上の台車7Bをセグ
メント積込み位置6や各軌道4A、4B上に移動させる
ことができる。
【0005】一方、図4に示すように、ターンテーブル
60は、所定長さのレール63を有するレール部61
A、61Bと、各レール部61A、61Bを回転する回
転機構62A、62Bと、両レール部61A、61Bを
それぞれ90度ずつ回転した状態(図4に示す状態)に
おいて両レール部61A、61Bを連結する連結部64
と、一方のレール部上の台車7Bを牽引してもう一方の
レール部上に移動する牽引装置65とを備えている。即
ち、このターンテーブル60によれば、レール部61
A、61Bの何れか一方に台車7Bを載せ、その後、各
回転機構62A、62Bにより両レール部61A、61
Bを90度ずつ回転して両レール部61A、61Bを連
結し、次いで、牽引装置65により一方のレール部上の
台車7Bを牽引してもう一方のレール部上に移動させる
と共に、各回転機構62A、62Bにより両レール部6
1A、61Bを回転して両レール部61A、61Bを各
軌道4A、4Bに接続することによって、台車7Bをセ
グメント積込み位置6や他の軌道上に移動させることが
可能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
台車移動装置では、レール部の長さが次のように制限さ
れている。即ち、図3のトラバーサ50においては、レ
ール部51が平行移動するので、レール部51の移動方
向に障害物がある場合には、障害物にぶつからない長さ
にレール部51の長さを設定する必要がある。例えば、
図3の場合には、軌道4A、4B間に杭9があるので、
レール部51のとり得る長さが台車2台分となってい
る。一方、図4のターンテーブル60においては、両レ
ール部61A、61Bが回転するので、少なくともレー
ル部61A、61B同士がぶつからない長さに各レール
部61A、61Bの長さを設定する必要がある。例え
ば、図4の場合には、レール部61A、61Bのとり得
る長さが台車2台分となっている。
【0007】このように、上記従来の台車移動装置で
は、例えば、図3及び図4に示すような立坑2に設置し
た場合に、レール部のとり得る長さが何れも台車2台分
となって、これより長い台車列を一度にレール部上に載
せることができなかった。例えば、図3及び図4に示す
ように、単位台車列7が機関車7Aと2台の台車7Bと
からなる場合には、機関車7Aと台車7Bの切離し作業
や連結作業が発生し、それら作業に手間と時間がかかる
という問題点があった。例えば、機関車7Aに連結する
台車数7Bを1とすることも考えられるが、その場合、
一度に搬送可能なセグメント数が減少して、搬送効率が
低下してしまうという問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、例えば、立坑内など、限られ
たスペースの中で、一度により多くの台車を軌道上から
移動させることが可能な台車移動装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1及び図2に示
すように、一方または他方の軌道(例えば、立坑2内か
らトンネル3A、3Bに続く軌道4A、4Bなど)上か
ら台車(7B)を移動するための台車移動装置(1)で
あって、前記台車が移動可能なレール(11)を備え、
一端を中心として回動可能なレール部(10)と、この
レール部を回動させる回動手段(20)とを備え、前記
レール部の回動中心となる一端は、他方の軌道(4B)
の延長線上に配置され、前記回動手段により前記レール
部を回動し前記レール部を所定の回動位置(例えば、図
2(a)のL1、L2の回動位置など)に配置したとき
に、前記レール部のレールと前記一方または他方の軌道
とが前記台車が通行可能な状態に接続されるようになっ
ている構成とした。
【0010】具体的に、上記回動手段としては、例え
ば、レール部を回動自在な状態で保持する回動保持部
(例えば、軸受け21、支軸22、ガイドレール23
A、23B、車輪24A、24Bなど)と、レール部を
回動させるための駆動装置(25)と、この駆動装置を
制御する制御装置(例えば、制御操作盤26など)とを
備える回動手段(20)などが挙げられる。なお、レー
ル部の回動中心側を軌道に接続するようにしても、レー
ル部の自由端側を軌道に接続するようにしてもよい。
【0011】この請求項1記載の発明によれば、回動手
段によりレール部を回動しレール部を所定の回動位置に
配置したときに、レール部のレールと軌道とが台車が通
行可能な状態に接続されるようになっているので、軌道
からレール部に台車を載せることができると共に、レー
ル部に台車を載せた状態でレール部を回動手段により回
動することによって、レール部上の台車を、例えば、資
材積込み位置や他の軌道上などに移動させることができ
る。また、レール部の一端を中心にレール部を回動する
ようにしたので、例えば、同じ長さのレール部を有する
従来のトラバーサや従来のターンテーブルなどと比べ
て、レール部の移動に必要とされる空間を狭めることが
できる。つまり、スペースの限られた立坑内において、
当該台車移動装置のレール部の長さを、上記従来のトラ
バーサやターンテーブルのレール部の長さ以上とするこ
とができる。従って、従来より多くの台車を一度に軌道
上から移動させることが可能となる。
【0012】
【0013】
【0014】請求項記載の発明は、請求項1に記載の
台車移動装置において、例えば、図2に示すように、前
記レール部の回動位置を位置決めする位置決め手段(3
0)を備える構成とした。
【0015】具体的に、上記位置決め手段としては、例
えば、レール部の回動軌道上に設けられる基準部(例え
ば、ガイドブロック31、32など)と、レール部に設
けられ基準部と係合可能な係合部(例えば、シリンダ装
置33など)とを備え、基準部と係合部とが係合した状
態において、レール部の回動位置を位置決めする位置決
め手段(30)などが挙げられる。
【0016】この請求項記載の発明によれば、位置決
め手段によりレール部の回動位置を位置決めするように
したので、軌道に対してレール部を正確に位置決めする
ことができ、台車の脱線等を低減することができる。
【0017】請求項記載の発明は、請求項1又は2
記載の台車移動装置において、例えば、図1及び図2に
示すように、機関車(7A)に所要数の台車(7B)を
連結することにより単位台車列(7)が構成され、前記
レール部の長さは、前記単位台車列の長さ以上とされる
構成とした。
【0018】この請求項記載の発明によれば、レール
部の長さが単位台車列の長さ以上とされるので、単位台
車列をレール部に一度に載せることができる。従って、
台車列の切離し作業や連結作業を省略することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1及び図2の図面を参照しがら説明する。図1
は本発明に係る台車移動装置の一例を示す平面図であ
る。図2は図1の台車移動装置の拡大図であり、(a)
は一部破断平面図、(b)は正面図、(c)は側面図で
ある。図1及び図2において、1は台車移動装置、2は
立坑、3A、3Bはトンネル、4A、4Bは軌道、5は
セグメント、6はセグメント積込み位置(資材積込み位
置)、7Aは機関車、7Bは台車、8は分岐軌道、9は
杭である。
【0020】この実施の形態の台車移動装置1は、図1
に示すように、シールド機を発進させるための発進立坑
2内に設けられている。この立坑2からは、2つのトン
ネル3A、3Bが平行に掘削されており、各トンネル3
A、3Bには、立坑2を起点とする軌道4A、4Bがそ
れぞれ2線ずつ敷設されている。
【0021】台車移動装置1は、図2に示すように、所
定長さのレール11を有するレール部10と、このレー
ル部10を回動する回動手段20と、レール部10の回
動位置を位置決めする位置決め手段30とを備えてい
る。
【0022】レール部10は、図1及び図2(a)に示
すように、軌道4Aより分岐する分岐軌道8の延長線と
軌道4Bの延長線との交点C上に一端が配置され、この
交点C上の一端を中心に回動可能となっている。レール
部10が図2(a)のL1の回動位置に配置された状態
において、レール11が分岐軌道8に接続される一方、
レール部10が図2(a)のL2の回動位置に配置され
た状態において、レール11が軌道4Bに接続されるよ
うになっている。また、レール部10の長さは、図2
(b)に示すように、機関車7Aに2台の台車7Bを連
結してなる単位台車列7を一度に載せることが可能な長
さに設定されている。
【0023】回動手段20は、軸受け21、支軸22、
ガイドレール23A、23B、車輪24A、24B、駆
動装置25、制御操作盤26などにより構成されてい
る。軸受け21は、図2(a)に示すように、前記交点
C上に設置されており、この交点Cを中心とする円弧に
沿って、ガイドレール23A、23Bが敷設されてい
る。支軸22は、図2(b)に示すように、レール部1
0の下面に突設され、軸受け21により回転可能な状態
で支持されている。車輪24A、24Bは、図2(a)
及び図2(b)に示すように、車輪支持部27A、27
Bを介してレール部10の下面に取り付けられ、それぞ
れ対応するガイドレール23A、23Bに沿って走行可
能となっている。車輪24Bには、図2(b)に示すよ
うに、この車輪24Bを回転するためのモータ等の駆動
装置25が接続され、この駆動装置25には、図2
(c)に示すように、この駆動装置25を制御するため
の制御操作盤26が端子箱28を介して接続されてい
る。例えば、制御操作盤26を操作して駆動装置25を
駆動すると、車輪24Bが回転すると共に、この車輪2
4Bの回転により各車輪24A、24Bがガイドレール
23A、23Bに沿って走行して、支軸22を中心にレ
ール部10が回動するようになっている。一方、制御操
作盤26を操作して駆動装置25の駆動を停止すると、
車輪24Bの回転が停止すると共に、この車輪24Bの
回転停止によりブレーキがかかってレール部10の回動
が停止するようになっている。
【0024】位置決め手段30は、ガイドブロック3
1、32と、これらガイドブロック31、32に係合可
能なシリンダ装置33とにより構成されている。ガイド
ブロック31は、図2(a)に示すように、分岐軌道8
の端部に設けられる一方、ガイドブロック32は、軌道
4Bの端部に設けられ、それぞれ、前記交点C方向に開
口する凹部31a、32aを有している。シリンダ装置
33は、レール部10の自由端に設けられ、レール部1
0の長手方向に進退自在な作動片33aを有している。
このシリンダ装置33には、制御操作盤26が接続さ
れ、この制御操作盤26を操作することによって作動片
33aを進退させることができるようになっている。即
ち、図2(a)に示すように、制御操作盤26を操作し
てシリンダ装置33の作動片33aをガイドブロック3
2の凹部32aに嵌入することにより、つまりシリンダ
装置33とガイドブロック32とを係合させることによ
り、軌道4Bとレール11とが接続される回動位置にレ
ール部10の回動位置を位置決めすることができる。同
様に、制御操作盤26を操作してシリンダ装置33とガ
イドブロック31とを係合させることにより、分岐軌道
8とレール11とが接続される回動位置にレール部10
の回動位置を位置決めすることができる。一方、制御操
作盤26を操作してシリンダ装置33の作動片33aを
凹部31a、32aから退避させることにより、シリン
ダ装置33とガイドブロック31、32との係合を解除
して、レール部10を回動可能な状態に変換することが
できる。
【0025】次に、台車7Bにセグメント5を積み込む
ときの、上記台車移動装置1の動作について説明する。
【0026】例えば、軌道4Aを走行する台車7Bにセ
グメント5を積み込むときには、先ず、分岐軌道8とレ
ール部10とを接続する。即ち、回動手段20により、
図2(a)のL1の回動位置にレール部10を回動した
後、位置決め手段30により、レール部10の回動位置
を位置決めする。次に、単位台車列7をセグメント積込
み位置6に配置する。即ち、分岐軌道8からレール部1
0に単位台車列7を進行させ、全車両がレール部10に
載ったところで、図2(a)のL1からL2の回動位置
にレール部10を回動する。ここで、セグメント5の積
み込みを行い、この積み込みが完了したら、単位台車列
7を軌道4A上に戻す。即ち、図2(a)のL2からL
1の回動位置にレール部10を回動して、レール部10
と分岐軌道8とを接続した後、レール部10から分岐軌
道8に向けて単位台車列7を進行させる。
【0027】また、例えば、軌道4Bを走行する台車7
Bにセグメント5を積み込むときには、先ず、軌道4B
とレール11とを接続する。次に、単位台車列7をレー
ル部10に進行させて、単位台車列7をセグメント積込
み位置6に配置する。ここで、セグメント5の積み込み
を行い、この積み込みが完了したら、レール部10から
軌道4Bに向けて単位台車列7を進行させて、単位台車
列7を軌道4B上に戻す。
【0028】また、例えば、軌道4B上を走行する台車
7Bを軌道4A上に移動させるときには、先ず、軌道4
Bとレール11とを接続する。次に、単位台車列7をレ
ール部10に進行させ、全車両がレール部10に載った
ところで、図2(a)のL2からL1の回動位置にレー
ル部10を回動して、分岐軌道8とレール11とを接続
する。この接続が完了したら、レール部10から分岐軌
道8に向けて単位台車列7を進行させて、単位台車列7
を軌道4A上に移動させる。
【0029】以上のように、この実施の形態の台車移動
装置1によれば、回動手段20によりレール部10を回
動しレール部10を所定の回動位置(図2(a)のL
1、L2の回動位置)に配置したときに、レール部10
のレール11と各軌道4A、4Bとが台車7Bが通行可
能な状態に接続されるようになっているので、各軌道4
A、4Bからレール部10に台車7Bを載せることがで
きると共に、レール部10に台車7Bを載せた状態でレ
ール部10を回動手段20により回動することによっ
て、レール部10上の台車7Bを、例えば、セグメント
積込み位置6や他の軌道上などに移動させることができ
る。また、レール部10の一端を中心にレール部10を
回動するようにしたので、例えば、同じ長さのレール部
を有する従来のトラバーサ50(図3参照)や従来のタ
ーンテーブル60(図4参照)などと比べて、レール部
の移動に必要とされる空間を狭めることができる。つま
り、スペースの限られた立坑20内において、当該台車
移動装置1のレール部10の長さを、上記従来のトラバ
ーサ50やターンテーブル60のレール部の長さ以上と
することができる。従って、一度により多くの台車7B
や機関車7Aを各軌道4A、4Bから移動させることが
可能となる。また、位置決め手段30がレール部10の
回動位置を位置決めするようにしたので、各軌道4A、
4Bに対してレール部10を正確に位置決めすることが
でき、台車7Bの脱線等を低減することができる。ま
た、レール部10の長さが単位台車列7の長さ以上とさ
れるので、単位台車列7をレール部10に一度に載せる
ことができる。従って、台車列の切離し作業や連結作業
を省略することができる。
【0030】なお、本発明は、この実施の形態の台車移
動装置1に限定されるものではなく、これ以外にも種々
のバリエーションがありえる。例えば、レール部10の
回動範囲や設置位置、或いはレール部10に接続される
軌道の数など任意に変更することが可能である。また、
この実施の形態では、立坑2内に台車移動装置1を設け
るようにしたが、例えば、トンネル3A、3B内に台車
移動装置1を設けることも可能である。また、この実施
の形態では、台車として、セグメントを搬送するための
台車を例示したが、セグメント以外の資材や機材を搬送
するための台車であってもよい。また、回動手段20や
位置決め手段30の構成など、その他、具体的な細部構
造等についても本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に
変更可能であることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、レール部
に台車を載せた状態でレール部を回動手段により回動す
ることによって、レール部上の台車を、例えば、資材積
込み位置や他の軌道上などに移動させることができる。
また、レール部の一端を中心にレール部を回動するよう
にしたので、スペースの限られた立坑内において、当該
台車移動装置のレール部の長さを、上記従来のトラバー
サやターンテーブルのレール部の長さ以上とすることが
できる。従って、従来より多くの台車を一度に軌道上か
ら移動させることが可能となる。
【0032】請求項記載の発明によれば、軌道に対し
てレール部を正確に位置決めすることができ、台車の脱
線等を低減することができる。請求項記載の発明によ
れば、単位台車列をレール部に一度に載せることができ
る。従って、台車列の切離し作業や連結作業を省略する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る台車移動装置の一例を示す平面図
である。
【図2】図1の台車移動装置の拡大図であり、(a)は
一部破断平面図、(b)は正面図、(c)は側面図であ
る。
【図3】従来の台車移動装置として例示するトラバーサ
を示す平面図である。
【図4】従来の台車移動装置として例示するターンテー
ブルを示す平面図である。
【符号の説明】
1 台車移動装置 2 立坑 3A、3B トンネル 4A、4B 軌道 5 セグメント 6 セグメント積込み位置 7A 機関車 7B 台車 8 分岐軌道 9 杭 10 レール部 11 レール 20 回転手段 21 軸受け 22 支軸 23A、23B ガイドレール 24A、24B 車輪 25 駆動装置 26 制御操作盤 30 位置決め手段 31、32 ガイドブロック 33 シリンダ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/40 E21F 13/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方または他方の軌道上から台車を移動す
    るための台車移動装置であって、 前記台車が移動可能なレールを備え、一端を中心として
    回動可能なレール部と、 このレール部を回動させる回動手段とを備え、前記レール部の回動中心となる一端は、他方の軌道の延
    長線上に配置され、 前記回動手段により前記レール部を回動し前記レール部
    を所定の回動位置に配置したときに、前記レール部のレ
    ールと前記一方または他方の軌道とが前記台車が通行可
    能な状態に接続されるようになっていることを特徴とす
    る台車移動装置。
  2. 【請求項2】前記レール部の回動位置を位置決めする位
    置決め手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の
    台車移動装置。
  3. 【請求項3】機関車に所要数の台車を連結することによ
    り単位台車列が構成され、前記レール部の長さは、前記
    単位台車列の長さ以上とされることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の台車移動装置。
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