JP3340561B2 - 電子内視鏡の洗浄状態確認装置 - Google Patents

電子内視鏡の洗浄状態確認装置

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JP3340561B2
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努 滝沢
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旭光学工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、使用後には洗浄器に
よって洗浄される電子内視鏡の洗浄状態を確認するため
の電子内視鏡の洗浄状態確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡を介しての感染を防止するため
に、内視鏡は一回使用する毎に洗浄する必要がある。そ
のような洗浄の際に、電子内視鏡の映像信号用コネクタ
の電極が濡れると腐食やリークの恐れがあり、コネクタ
内へ漏水するとより大きな故障の原因となる。
【0003】そこで従来は、電子内視鏡を洗浄器に入れ
る際には、コネクタの電極が濡れたりその内部へ漏水す
るのを防ぐための防水キャップをコネクタに被せてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、内視鏡の管理
体制がしっかりしていないと、いざ使用しようとする内
視鏡が洗浄済なのか未洗浄なのか判らなくなってしまう
場合がある。そして、誤って未洗浄の不潔な内視鏡を使
用したり、洗浄済の内視鏡を未使用のまま繰り返し洗浄
してしまう可能性があった。
【0005】そこで本発明は、電子内視鏡が洗浄済であ
るかどうかなどの洗浄状態の把握を容易かつ正しく行う
ことができる電子内視鏡の洗浄状態確認装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子内視鏡の洗浄状態確認装置は、電子内
視鏡に設けられた映像信号用コネクタをビデオプロセッ
サに対して接続及び離脱自在に構成すると共に、上記内
視鏡を洗浄器で洗浄する際には上記コネクタに防水キャ
ップを接続するようにしたものにおいて、上記内視鏡の
洗浄状態を記憶するために上記コネクタに接続して上記
内視鏡に設けられた記憶素子と、上記内視鏡を洗浄した
時にその時の洗浄データを上記防水キャップを経由して
上記記憶素子に書き込むように上記洗浄器に設けられた
洗浄データ書き込み手段と、上記記憶素子に記憶されて
いる洗浄データを読み出して表示すると共に上記記憶素
子内に記憶されている洗浄データを「未洗浄」に書き換
えるように、上記ビデオプロセッサに設けられた洗浄デ
ータ読み出し・書き換え手段とを設けたことを特徴とす
る。
【0007】なお上記記憶素子には、その内視鏡が「洗
浄済」であるか「未洗浄」であるかの区別の他、その内
視鏡に対して行われた洗浄の方法と回数が記憶されるよ
うにしてもよい。
【0008】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1にお
いて、1は電子内視鏡であり、その挿入部2の先端の対
物レンズ3の結像位置に配置された固体撮像素子4から
映像信号が出力される。
【0009】電子内視鏡1の操作部5に連結された可撓
性の連結管6の先端には、映像信号用のコネクタ7が取
り付けられていて、固体撮像素子4から出力される映像
信号の信号ケーブル8がこのコネクタ7に達している。
【0010】また、例えばEEPROM(書き換え可能
な読み出し専用メモリ)などのメモリからなる記憶素子
9がコネクタ7内に配置されており、その記憶素子9に
は、その電子内視鏡1に対して行われた洗浄の方法と回
数、及びその電子内視鏡1が洗浄済であるか未洗浄であ
るかなどの洗浄データが格納される。
【0011】コネクタ7はビデオプロセッサ10に対し
て接続及び離脱自在であり、接続状態では、ビデオプロ
セッサ10内の映像信号処理回路11に固体撮像素子4
からの映像信号が入力されて、そこで処理されたビデオ
信号がモニタテレビ20に送られる。
【0012】また、ビデオプロセッサ10内のCPU
(中央演算装置)13が、入出力ポート14を介して記
憶素子9と接続され、記憶素子9から読みだされた洗浄
データが映像信号処理回路11に送られて、ビデオ信号
に文字情報が加えられる。
【0013】その結果モニタテレビ20には、例えば上
半部に、固体撮像素子4によって撮像された電子内視鏡
1の観察画像が表示されると共に、下半部には、記憶素
子9から読み出された洗浄データが文字で表示される。
【0014】30は、使用後の内視鏡を洗浄するための
洗浄器であり、洗浄槽31において何種類かの方法で内
視鏡を洗浄することができる。また、洗浄の際にコネク
タ7の電気接点部分に被せるための防水キャップ32に
は、記憶素子9に接続される接点が設けられていて、洗
浄器30内に設けられたCPU33に入出力ポート34
を介して接続されている。
【0015】その結果、防水キャップ32を電子内視鏡
1のコネクタ7に取り付けると、電子内視鏡1内の記憶
素子9が洗浄器30内のCPU33に接続されて、記憶
素子9に格納されている洗浄データが、CPU33によ
って書き換え、更新される。
【0016】なお、ビデオプロセッサ10及び洗浄器3
0に設けられているCPU13,33には、各々制御処
理を行うために、RAM(ランダムアクセスメモリ)や
ROM(読み出し専用メモリ)などが併設されている
が、その図示は省略されている。
【0017】図2は、洗浄器30のCPU33によって
行われる制御処理を示すフロー図であり、Sは処理ステ
ップを示す。ここでは、オペレータによって設定された
条件に従って電子内視鏡1を洗浄したら(S1)、電子
内視鏡1の記憶素子9内に格納されている洗浄方法と回
数のデータを、今回行った洗浄のデータを加えるように
更新し、「洗浄済」か「未洗浄」かのデータを「洗浄
済」にして終了する(S2)。
【0018】図3は、ビデオプロセッサ10のCPU1
3によって行われる制御処理を示すフロー図である。こ
こでは、電子内視鏡1のコネクタ7がビデオプロセッサ
10に接続されて電源がオンされると、まず記憶素子9
から洗浄データを読み出して(S11)、そのデータが
「洗浄済」であるかどうかを判定する(S12)。そし
て、洗浄済でないときはモニタテレビ20に「未洗浄」
である旨の表示をして終了する(S13)。
【0019】判定が「洗浄済」の場合には、モニタテレ
ビ20に、記憶素子9から読み出した洗浄方法と回数
を、例えば浸水10回・滅菌9回のように方法別の回数
で表示すると共に、「洗浄済」である旨を表示する(S
14)。
【0020】そして、電子内視鏡1がこれから使用され
ることになるので、記憶素子9内の洗浄データを「未洗
浄」に書き換えて終了する(S15)。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、電子内視鏡の映像信号
用コネクタに防水キャップを取り付けて洗浄する際に、
電子内視鏡に設けられた記憶素子にその時の洗浄データ
が書き込まれ、電子内視鏡を使用するためにビデオプロ
セッサに接続すると、記憶素子に記憶されている洗浄デ
ータが読み取られて、その電子内視鏡が洗浄済であるか
未洗浄であるかが表示される。
【0022】したがって、使用の直前に電子内視鏡の洗
浄状態の把握を容易かつ正しく行うことができ、未洗浄
の不潔な内視鏡による誤使用や、無駄な重複洗浄などを
未然に防止することができる。
【0023】また、その内視鏡に対して行われた洗浄の
方法と回数も合わせて記憶することにより、洗浄に関す
る来歴管理を容易かつ正確に行うことができ、内視鏡の
保守・整備を適正に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の内視鏡洗浄時の制御処理フロー図であ
る。
【図3】実施例の内視鏡使用時の制御処理フロー図であ
る。
【符号の説明】
1 電子内視鏡 7 コネクタ 9 記憶素子 10 ビデオプロセッサ 13 CPU 20 モニタテレビ 30 洗浄器 32 防水キャップ 33 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子内視鏡に設けられた映像信号用コネク
    タをビデオプロセッサに対して接続及び離脱自在に構成
    すると共に、上記内視鏡を洗浄器で洗浄する際には上記
    コネクタに防水キャップを接続するようにしたものにお
    いて、 上記内視鏡の洗浄状態を記憶するために上記コネクタに
    接続して上記内視鏡に設けられた記憶素子と、 上記内視鏡を洗浄した時にその時の洗浄データを上記防
    水キャップを経由して上記記憶素子に書き込むように上
    記洗浄器に設けられた洗浄データ書き込み手段と、 上記記憶素子に記憶されている洗浄データを読み出して
    表示すると共に上記記憶素子内に記憶されている洗浄デ
    ータを「未洗浄」に書き換えるように、上記ビデオプロ
    セッサに設けられた洗浄データ読み出し・書き換え手段
    とを設けたことを特徴とする電子内視鏡の洗浄状態確認
    装置。
  2. 【請求項2】上記記憶素子には、その内視鏡が「洗浄
    済」であるか「未洗浄」であるかの区別の他、その内視
    鏡に対して行われた洗浄の方法と回数が記憶される請求
    項1記載の電子内視鏡の洗浄状態確認装置。
JP16775794A 1994-07-20 1994-07-20 電子内視鏡の洗浄状態確認装置 Expired - Fee Related JP3340561B2 (ja)

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