JP3340267B2 - 半導体記憶装置における配線形成方法 - Google Patents
半導体記憶装置における配線形成方法Info
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Description
に係り、特にDRAMメモリセルに代表される集積度の
高い、稠密な繰り返し配線パターンの形成方法に関する
ものである。
高集積化に対して単純にその素子寸法を縮小することで
対処されてきた。
タ・タイプのDRAMメモリセルの一部のパターンの概
略平面図である。ここでは、DRAMメモリセルの一部
であるワード線、アクティブ・パターン、ストレージ・
ノード・コンタクトのみを抜粋して図示している。
一部であるワード線1,2…、アクティブ・パターン
5、ストレージ・ノード・コンタクト6が示され、メモ
リの高集積化に対しては、ワード線の間隔、線幅の縮
小、アクティブ・パターンの縮小、ストレージ・ノード
・コンタクト6の径の縮小などにより、その実現が図ら
れてきた。
配線パターンの形成方法では、各素子の高集積化が進む
と、前記したDRAMメモリセルに代表されるような、
集積度の高い稠密な繰り返しパターンは、全体としての
寸法バランスを保ったまま、健全な状態で形成すること
が困難な状況になってきている。すなわち、図2を用い
て説明すると、デバイス上の設計基準として最小間隔、
最小線幅を使用するワード線では、メモリセル・ブロッ
クの最外周の様に極端にパターン密度が密から疎へと変
化する部分において、フォトリソグラフィにおける配線
の間隔、線幅の変化を生じ、図2のAの様な部分での配
線間のショート或いは、図2のBの様な部分での配線幅
の減少によるトランジスタ特性の低下などの問題があ
り、技術的に満足できるものは得られなかった。
メモリセル・ブロックの最外周の様に極端にパターン密
度が密から疎へと変化する部分におけるパターン疎密の
影響によるフォトリソグラフィ時のレジストパターニン
グ性能が劣化しても、配線間のショートや配線幅の減少
によるトランジスタ特性の低下などを防止することがで
きる半導体装置の配線パターンの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
成するために、 (1)半導体装置の稠密な繰り返し配線パターンの形成
方法において、極端にパターン密度が密から疎へと変化
するメモリセル・ブロック最外周近傍の部分において、
フォトリソグラフィにおける配線の間隔、線幅の変化が
生じるのを補償するために、メモリセル・ブロック最外
周近傍のワード線配線間の最小間隔部分を形成する部分
の間隔をメモリセル・ブロック内部のワード線配線間隔
に比べて広く形成するとともに、前記メモリセル・ブロ
ック最外周近傍のワード線の配線幅をこのワード線の線
幅の減少が予測される分だけ太くすることを特徴とす
る。
近傍のワード線配線間の最小間隔部分を形成する部分
を、よりメモリセル・ブロック内部に位置させるととも
に、前記メモリセル・ブロック最外周近傍のワード線の
配線幅をその配線幅の減少を補償する線幅に設定するよ
うにしたので、メモリセル・ブロックの最外周の様に極
端にパターン密度が密から疎へと変化する部分における
パターン疎密の影響によるフォトリソグラフィ時のレジ
ストパターニング性能が劣化しても、配線間のショート
や配線幅の減少によるトランジスタ特性の低下などを防
止することができる。
がら詳細に説明する。
メモリセルの一部のパターンを示す概略平面図である。
ここでは、素子の位置関係を分かり易くするために、図
2と同様に、ワード線・アクティブ・パターン、ストレ
ージ・ノード・コンタクトのみを抜粋して図示してい
る。
周のワード線11は、隣接するワード線12に対して、
他のワード線よりも大きい間隔Dをもって形成されてい
る。なお、15はアクティブ・パターン、16はストレ
ージ・ノード・コンタクトを示している。
セル・ブロック最外周でのワード線11の配線間隔Dを
十分に広くしているため、仮にパターン疎密の影響によ
るフォトリソグラフィ時のレジスト・パターニング性能
が劣化しても、従来の図2のAの様な部分での配線間シ
ョート不良が防止できる。更に、図示はしていないが、
このメモリセル・ブロック最外周のワード線11のフォ
トリソグラフィ時の配線幅減少が発生する場合には、上
記構成に加えて、メモリセル・ブロック最外周のワード
線11のみを配線幅減少分だけ太く設計しておけば良
い。
メモリセルの一部のパターンを示す概略平面図である。
ここでも、素子の位置関係を分かり易くするために、図
2と同様に、ワード線・アクティブ・パターン、ストレ
ージ・ノード・コンタクトのみを抜粋して図示してい
る。
周のワード線21は、図2の従来例に比べて、1本追加
された型になっている。なお、25はアクティブ・パタ
ーン、26はストレージ・ノード・コンタクトを示して
いる。
セル・ブロック最外周のワード線21は、ワード線配線
としての最小間隔部分を形成する部分を有しないため、
仮にパターン疎密の影響によるフォトリソグラフィ時の
レジスト・パターニング性能が多少劣化しても、図2の
Aの様な部分をメモリセル・ブロック最外周部に配置し
ないことによる、メモリセル・ブロック最外周のワード
線21をパターニングするフォトリソグラフィの露光マ
ージン、すなわち、レジストパターニング時の露光量の
不足によるブリッジ発生による配線ショート不良から、
逆にオーバー露光による配線ノッチ不良が発生する迄の
露光量の許容範囲を、所望のパターン目標寸法を得る場
合の露光量に対して、十分な余裕を持って設定すること
ができる。
の配線歩留向上が期待できる。
ル・ブロック最外周のワード線21のフォトリソグラフ
ィ時の配線幅減少が発生する場合には、第1実施例と同
様にメモリセル・ブロック最外周のワード線21のみ
を、ストレージ・ノード・コンタクト26との余裕を考
慮して、メモリセル・ブロック外周側に配線幅減少分だ
け太く設計しておけば良い。
る。
メモリセルの一部のパターンを示す概略平面図である。
ここでも、素子の位置関係を分かり易くするために、図
2と同様に、ワード線・アクティブ・パターン、ストレ
ージ・ノード・コンタクトのみを抜粋して図示してい
る。
周のワード線31は、図2の従来例に比べ、更にその外
側にダミー配線38を追加するようになっている。な
お、35はアクティブ・パターン、36はストレージ・
ノード・コンタクトを示している。
ら明らかな様に、この方法によっても、メモリセル・ブ
ロック最外周のワード線31は、ワード線配線としての
最小間隔部分を形成する部分を有しないため、ワード線
をパターニングする場合、前述した第1及び第2実施例
と同様の効果が得られる。しかも、この実施例の場合、
追加されるダミー配線38は電気的に、回路動作上、全
く寄与しないので、局所的にパターン不良が発生して、
ダミー配線38とメモリセル・ブロック最外周のワード
線31が短絡したとしても、回路の不良につながること
はない。
て、更に、製造歩留りの向上が期待できる。
リセルのワード線に適用した例を説明したが、同様な稠
密な繰り返し配線パターンを有する場合であれば、SR
AM、ROMなどのメモリセルにも適用可能である。ま
た、第2実施例では、メモリセル・ブロック最外周のワ
ード線配線を工夫した例を用いて説明したが、電気的に
メモリセル動作に寄与しないダミー配線を、メモリセル
・ブロック最外周部に配置して同様の効果を得ることが
できる。
・ブロック最外周のワード線についてのみ述べたが、最
外周から2本目まで、もしくはそれ以上、つまり、メモ
リセル・ブロック最外周近傍のワード線にまでに広げ
て、適用することも本発明に含まれることは言うまでも
ない。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
ロック最外周のワード線の配線間隔を十分に広く有して
いるため、仮にパターン疎密の影響によるフォトリソグ
ラフィ時のレジスト・パターニング性能が劣化しても、
ワード線配線としての最小間隔部分での配線間ショート
不良を防止することができる。
ワード線のフォトリソグラフィ時の配線幅減少が発生す
る場合には、上記構成に加えて、メモリセル・ブロック
最外周のワード線のみを予め配線幅減少分だけ太く設定
するようにしているので、配線幅の減少によるトランジ
スタ特性の低下などを防止することができる。
のワード線は、ワード線配線としての最小間隔部分を形
成する部分を有しないので、仮にパターン疎密の影響に
よるフォトリソグラフィ時のレジスト・パターン性能が
多少劣化しても、ワード線配線としての最小間隔部分が
メモリセル・ブロック最外周部に配置されないので、メ
モリセル・ブロック最外周のワード線をパターニングす
るフォトリソグラフィの露光マージン、すなわち、レジ
ストパターニング時の露光量の不足によるブリッジ発生
での配線ショート不良から、逆にオーバー露光による配
線ノッチ不良が発生するまでの、露光量の許容範囲を、
所望のパターン目標寸法を得る場合の露光量に対して、
十分な余裕を持って設定することができる。
量産時の配線歩留向上が期待できる。
ワード線のフォトリソグラフィ時の配線幅減少が発生す
る場合には、上記構成に加えて、メモリセル・ブロック
最外周のワード線のみをストレージ・ノード・コンタク
トとの余裕を考慮して、予めメモリセル外周側に配線幅
減少分だけ太く設定したので、配線幅の減少によるトラ
ンジスタ特性の低下などを防止することができる。
AD(Computer Aided Design)
によってマスクを設計する際に、メモリセル・ブロック
最外周のワード線を一本コピーするのみで済むため、マ
スク設計上の労力を大幅に低減することができる。
のワード線はワード線配線としての最小間隔部分を形成
する部分を有しないので、ワード線をパターニングする
場合、前述した(1)及び(2)と同様の効果が得られ
る。しかも、ここでは、追加されるダミー配線は電気的
に、回路動作上、全く寄与しないので、局所的にパター
ン不良が発生して、ダミー配線とメモリセル・ブロック
最外周のワード線が短絡したとしても、回路の不良につ
ながることはない。
て、更に、製造歩留の向上が期待できる。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
の一部のパターンを示す概略平面図である。
示す概略平面図である。
の一部のパターンを示す概略平面図である。
の一部のパターンを示す概略平面図である。
ード線 12 ワード線 15,25,35 アクティブ・パターン 16,26,36 ストレージ・ノード・コンタクト 38 ダミー配線
Claims (1)
- 【請求項1】マスク上の複数のマスク配線パターンを半
導体基板上に転写することにより、所望の配線幅を有す
る複数の配線をメモリセル領域上に互いに所定の間隔で
形成する半導体記憶装置における配線形成方法におい
て、 前記複数のマスク配線パターンの内、前記メモリセル領
域において最外側の配線に対応するマスク配線パターン
は、他のマスク配線パターンよりも配線パターンの幅が
太く設定され、かつ、前記最外側の配線に対応するマス
ク配線パターンとそのマスク配線パターンに隣接するマ
スク配線パターンとの間隔は、他の隣接するマスク配線
パターンの間隔よりも大きく設定されていることを特徴
とする半導体記憶装置における配線形成方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP29616194A JP3340267B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 半導体記憶装置における配線形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29616194A JP3340267B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 半導体記憶装置における配線形成方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08153859A JPH08153859A (ja) | 1996-06-11 |
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ID=17829953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP29616194A Expired - Fee Related JP3340267B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 半導体記憶装置における配線形成方法 |
Country Status (1)
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-
1994
- 1994-11-30 JP JP29616194A patent/JP3340267B2/ja not_active Expired - Fee Related
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