JP3339469B2 - 無線データ通信装置および無線データ通信方法 - Google Patents
無線データ通信装置および無線データ通信方法Info
- Publication number
- JP3339469B2 JP3339469B2 JP20844699A JP20844699A JP3339469B2 JP 3339469 B2 JP3339469 B2 JP 3339469B2 JP 20844699 A JP20844699 A JP 20844699A JP 20844699 A JP20844699 A JP 20844699A JP 3339469 B2 JP3339469 B2 JP 3339469B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- condition
- wireless
- state
- data communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/02—Terminal devices
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/16—Circuits
- H04B1/1607—Supply circuits
- H04B1/1615—Switching on; Switching off, e.g. remotely
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/02—Power saving arrangements
- H04W52/0209—Power saving arrangements in terminal devices
- H04W52/0261—Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level
- H04W52/0274—Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level by switching on or off the equipment or parts thereof
- H04W52/028—Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level by switching on or off the equipment or parts thereof switching on or off only a part of the equipment circuit blocks
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線状態の通知機
能を利用した無線データ通信技術にかかり、特に回線状
態が悪く不安定な状況でも回線状態が良好になるまで電
界強度の取得と接続可能か否かの判定を繰り返すことを
回避して携帯端末の処理速度の低下および携帯端末と無
線機の消費電力量の増加を回避する無線データ通信装置
および無線データ通信方法に関する。
能を利用した無線データ通信技術にかかり、特に回線状
態が悪く不安定な状況でも回線状態が良好になるまで電
界強度の取得と接続可能か否かの判定を繰り返すことを
回避して携帯端末の処理速度の低下および携帯端末と無
線機の消費電力量の増加を回避する無線データ通信装置
および無線データ通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PHSやPDCなどの無線通信で
は、トンネルやビルの陰や地下街などの電波が届かなか
ったり、または届きにくかったりするような場所では無
線回線を接続できない。そこで、利用者は、通信を始め
る前に、無線機に表示されている回線状態(アンテナの
本数で回線状態を示しているのが一般的)を注視し、回
線状態が良好と判断したところで、無線回線を接続しな
ければならず、接続のための操作が非常に煩わしいとい
う問題が生じていた。
は、トンネルやビルの陰や地下街などの電波が届かなか
ったり、または届きにくかったりするような場所では無
線回線を接続できない。そこで、利用者は、通信を始め
る前に、無線機に表示されている回線状態(アンテナの
本数で回線状態を示しているのが一般的)を注視し、回
線状態が良好と判断したところで、無線回線を接続しな
ければならず、接続のための操作が非常に煩わしいとい
う問題が生じていた。
【0003】上記問題を解決するため、特願平10−7
8713号公報(従来技術)では、周期的に無線機から
電界強度を取得し、取得した電界強度が予め設定したし
きい値を越えた時に、無線回線の接続を試みる方法が提
案されている。また、従来のMCPC(Mobile
Computing Promotion Conso
rtium)では、上記方法を実現するための、無線機
とターミナルアダプタと携帯端末間のインタフェースに
ついて検討を始めている。
8713号公報(従来技術)では、周期的に無線機から
電界強度を取得し、取得した電界強度が予め設定したし
きい値を越えた時に、無線回線の接続を試みる方法が提
案されている。また、従来のMCPC(Mobile
Computing Promotion Conso
rtium)では、上記方法を実現するための、無線機
とターミナルアダプタと携帯端末間のインタフェースに
ついて検討を始めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、回線状態が悪く、不安定な状況では、回線
状態が良好になるまで、電界強度の取得と接続可能か否
かの判定を繰り返すこととなり、携帯端末の処理速度が
低下したり、携帯端末と無線機の消費電力量が増加する
可能性があるという問題点があった。
来技術では、回線状態が悪く、不安定な状況では、回線
状態が良好になるまで、電界強度の取得と接続可能か否
かの判定を繰り返すこととなり、携帯端末の処理速度が
低下したり、携帯端末と無線機の消費電力量が増加する
可能性があるという問題点があった。
【0005】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、回線状態が悪く不
安定な状況でも回線状態が良好になるまで電界強度の取
得と接続可能か否かの判定を繰り返すことを回避して携
帯端末の処理速度の低下および携帯端末と無線機の消費
電力量の増加を回避する無線データ通信装置および無線
データ通信方法を提供する点にある。
のであり、その目的とするところは、回線状態が悪く不
安定な状況でも回線状態が良好になるまで電界強度の取
得と接続可能か否かの判定を繰り返すことを回避して携
帯端末の処理速度の低下および携帯端末と無線機の消費
電力量の増加を回避する無線データ通信装置および無線
データ通信方法を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、無線回線と接続し無線通信網と公衆網と有線通
信網とを介してサーバとの間でデータを送受信する無線
データ通信装置であって、自身に供給されている電源情
報を基に無線機の回線状態の通知条件を決定し無線機に
通知する携帯端末と、前記回線状態が当該携帯端末から
通知された条件を満足した時に当該携帯端末に前記回線
状態を通知する無線機を備え、回線状態が悪く不安定な
状況でも回線状態が良好になるまで電界強度の取得と接
続可能か否かの判定を繰り返すことを回避して携帯端末
の処理速度の低下および携帯端末と無線機の消費電力量
の増加を回避することを特徴とする無線データ通信装置
に存する。また請求項2に記載の発明の要旨は、前記携
帯端末は、自身に供給されている前記電源情報を前記無
線機に通知する手段を有し、前記無線機は、当該通知さ
れた前記電源情報を基に前記回線状態の通知条件を決定
するとともに、前記回線状態が条件を満足した時に前記
携帯端末に前記回線状態を通知する手段を有することを
特徴とする請求項1に記載の無線データ通信装置に存す
る。また請求項3に記載の発明の要旨は、前記携帯端末
は、自身に供給されている前記電源情報を前記無線機に
通知する手段を有し、前記無線機は、当該通知された前
記電源情報を基に前記回線状態の通知条件を決定し前記
回線状態が条件を満足した時に回線を接続する手段を有
することを特徴とする請求項1に記載の無線データ通信
装置に存する。また請求項4に記載の発明の要旨は、前
記電源情報は、供給されている電源が交流電源か電池か
を示す情報である電源種別情報と、電源が電池の場合の
電池残量を示す情報である電池残量情報とを備えること
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無
線データ通信装置に存する。また請求項5に記載の発明
の要旨は、前記回線状態は、前記無線機が無線基地局か
ら受信した電波の強度である受信電界強度、前記無線機
が無線基地局から受信した制御データのエラーレートで
示される回線の状態のうちの少なくとも1つ以上を含む
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載
の無線データ通信装置に存する。また請求項6に記載の
発明の要旨は、前記携帯端末は、自身のCPUの動作状
態を基に前記回線状態の通知条件を決定して前記無線機
に通知する手段を有し、前記無線機は前記回線状態が前
記携帯端末から通知された条件を満足した時に前記携帯
端末に前記回線状態を通知する手段を有することを特徴
とする請求項1に記載の無線データ通信装置に存する。
また請求項7に記載の発明の要旨は、前記携帯端末は、
自身のCPUの動作状態を前記無線機に通知する手段を
有し、前記無線機は、当該通知された前記CPUの動作
状態を基に前記回線状態の通知条件を決定し前記回線状
態が条件を満足した時に前記携帯端末に前記回線状態を
通知する手段を有することを特徴とする請求項1に記載
の無線データ通信装置に存する。また請求項8に記載の
発明の要旨は、前記携帯端末は、自身のCPUの動作状
態を前記無線機に通知する手段を有し、前記無線機は、
当該通知された前記CPUの動作状態を基に前記回線状
態の通知条件を決定し前記回線状態が条件を満足した時
に回線を接続する手段を有することを特徴とする請求項
1に記載の無線データ通信装置に存する。また請求項9
に記載の発明の要旨は、前記CPUの動作状態は、CP
Uの処理速度や電源の消費電力量が異なる動作状態を示
す情報を含むことを特徴とする請求項6乃至8のいずれ
か一項に記載の無線データ通信装置に存する。また請求
項10に記載の発明の要旨は、携帯端末が無線機を用い
て無線回線と接続し無線通信網と公衆網と有線通信網と
を介してサーバとの間でデータを送受信する無線データ
通信方法であって、携帯端末が、自身に供給されている
電源情報を基に無線機の回線状態の通知条件を決定し無
線機に通知する第1の工程と、無線機が、前記回線状態
が当該携帯端末から通知された条件を満足した時に当該
携帯端末に前記回線状態を通知する第2の工程を備え、
回線状態が悪く不安定な状況でも回線状態が良好になる
まで電界強度の取得と接続可能か否かの判定を繰り返す
ことを回避して携帯端末の処理速度の低下および携帯端
末と無線機の消費電力量の増加を回避することを特徴と
する無線データ通信方法に存する。また請求項11に記
載の発明の要旨は、前記第1の工程は、自身に供給され
ている前記電源情報を前記無線機に通知する工程を含
み、前記第2の工程は、当該通知された前記電源情報を
基に前記回線状態の通知条件を決定するとともに、前記
回線状態が条件を満足した時に前記携帯端末に前記回線
状態を通知する工程を含むことを特徴とする請求項10
に記載の無線データ通信方法に存する。また請求項12
に記載の発明の要旨は、前記第1の工程は、自身に供給
されている前記電源情報を前記無線機に通知する工程を
含み、前記第2の工程は、当該通知された前記電源情報
を基に前記回線状態の通知条件を決定し前記回線状態が
条件を満足した時に回線を接続する工程を含むことを特
徴とする請求項10に記載の無線データ通信方法に存す
る。また請求項13に記載の発明の要旨は、前記電源情
報は、供給されている電源が交流電源か電池かを示す情
報である電源種別情報と、電源が電池の場合の電池残量
を示す情報である電池残量情報とを備えることを特徴と
する請求項10乃至12のいずれか一項に記載の無線デ
ータ通信方法に存する。また請求項14に記載の発明の
要旨は、前記回線状態は、前記無線機が無線基地局から
受信した電波の強度である受信電界強度、前記無線機が
無線基地局から受信した制御データのエラーレートで示
される回線の状態のうちの少なくとも1つ以上を含むこ
とを特徴とする請求項10乃至13のいずれか一項に記
載の無線データ通信方法に存する。また請求項15に記
載の発明の要旨は、前記第1の工程は、自身のCPUの
動作状態を基に前記回線状態の通知条件を決定して前記
無線機に通知する工程を含み、前記第2の工程は、前記
回線状態が前記携帯端末から通知された条件を満足した
時に前記携帯端末に前記回線状態を通知する工程を含む
ことを特徴とする請求項10に記載の無線データ通信方
法に存する。また請求項16に記載の発明の要旨は、前
記第1の工程は、自身のCPUの動作状態を前記無線機
に通知する工程を含み、前記第2の工程は、当該通知さ
れた前記CPUの動作状態を基に前記回線状態の通知条
件を決定し前記回線状態が条件を満足した時に前記携帯
端末に前記回線状態を通知する工程を含むことを特徴と
する請求項10に記載の無線データ通信方法に存する。
また請求項17に記載の発明の要旨は、前記第1の工程
は、自身のCPUの動作状態を前記無線機に通知する工
程を含み、前記第2の工程は、当該通知された前記CP
Uの動作状態を基に前記回線状態の通知条件を決定し前
記回線状態が条件を満足した時に回線を接続する工程を
含むことを特徴とする請求項10に記載の無線データ通
信方法に存する。また請求項18に記載の発明の要旨
は、前記CPUの動作状態は、CPUの処理速度や電源
の消費電力量が異なる動作状態を示す情報を含むことを
特徴とする請求項15乃至17のいずれか一項に記載の
無線データ通信方法に存する。
要旨は、無線回線と接続し無線通信網と公衆網と有線通
信網とを介してサーバとの間でデータを送受信する無線
データ通信装置であって、自身に供給されている電源情
報を基に無線機の回線状態の通知条件を決定し無線機に
通知する携帯端末と、前記回線状態が当該携帯端末から
通知された条件を満足した時に当該携帯端末に前記回線
状態を通知する無線機を備え、回線状態が悪く不安定な
状況でも回線状態が良好になるまで電界強度の取得と接
続可能か否かの判定を繰り返すことを回避して携帯端末
の処理速度の低下および携帯端末と無線機の消費電力量
の増加を回避することを特徴とする無線データ通信装置
に存する。また請求項2に記載の発明の要旨は、前記携
帯端末は、自身に供給されている前記電源情報を前記無
線機に通知する手段を有し、前記無線機は、当該通知さ
れた前記電源情報を基に前記回線状態の通知条件を決定
するとともに、前記回線状態が条件を満足した時に前記
携帯端末に前記回線状態を通知する手段を有することを
特徴とする請求項1に記載の無線データ通信装置に存す
る。また請求項3に記載の発明の要旨は、前記携帯端末
は、自身に供給されている前記電源情報を前記無線機に
通知する手段を有し、前記無線機は、当該通知された前
記電源情報を基に前記回線状態の通知条件を決定し前記
回線状態が条件を満足した時に回線を接続する手段を有
することを特徴とする請求項1に記載の無線データ通信
装置に存する。また請求項4に記載の発明の要旨は、前
記電源情報は、供給されている電源が交流電源か電池か
を示す情報である電源種別情報と、電源が電池の場合の
電池残量を示す情報である電池残量情報とを備えること
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無
線データ通信装置に存する。また請求項5に記載の発明
の要旨は、前記回線状態は、前記無線機が無線基地局か
ら受信した電波の強度である受信電界強度、前記無線機
が無線基地局から受信した制御データのエラーレートで
示される回線の状態のうちの少なくとも1つ以上を含む
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載
の無線データ通信装置に存する。また請求項6に記載の
発明の要旨は、前記携帯端末は、自身のCPUの動作状
態を基に前記回線状態の通知条件を決定して前記無線機
に通知する手段を有し、前記無線機は前記回線状態が前
記携帯端末から通知された条件を満足した時に前記携帯
端末に前記回線状態を通知する手段を有することを特徴
とする請求項1に記載の無線データ通信装置に存する。
また請求項7に記載の発明の要旨は、前記携帯端末は、
自身のCPUの動作状態を前記無線機に通知する手段を
有し、前記無線機は、当該通知された前記CPUの動作
状態を基に前記回線状態の通知条件を決定し前記回線状
態が条件を満足した時に前記携帯端末に前記回線状態を
通知する手段を有することを特徴とする請求項1に記載
の無線データ通信装置に存する。また請求項8に記載の
発明の要旨は、前記携帯端末は、自身のCPUの動作状
態を前記無線機に通知する手段を有し、前記無線機は、
当該通知された前記CPUの動作状態を基に前記回線状
態の通知条件を決定し前記回線状態が条件を満足した時
に回線を接続する手段を有することを特徴とする請求項
1に記載の無線データ通信装置に存する。また請求項9
に記載の発明の要旨は、前記CPUの動作状態は、CP
Uの処理速度や電源の消費電力量が異なる動作状態を示
す情報を含むことを特徴とする請求項6乃至8のいずれ
か一項に記載の無線データ通信装置に存する。また請求
項10に記載の発明の要旨は、携帯端末が無線機を用い
て無線回線と接続し無線通信網と公衆網と有線通信網と
を介してサーバとの間でデータを送受信する無線データ
通信方法であって、携帯端末が、自身に供給されている
電源情報を基に無線機の回線状態の通知条件を決定し無
線機に通知する第1の工程と、無線機が、前記回線状態
が当該携帯端末から通知された条件を満足した時に当該
携帯端末に前記回線状態を通知する第2の工程を備え、
回線状態が悪く不安定な状況でも回線状態が良好になる
まで電界強度の取得と接続可能か否かの判定を繰り返す
ことを回避して携帯端末の処理速度の低下および携帯端
末と無線機の消費電力量の増加を回避することを特徴と
する無線データ通信方法に存する。また請求項11に記
載の発明の要旨は、前記第1の工程は、自身に供給され
ている前記電源情報を前記無線機に通知する工程を含
み、前記第2の工程は、当該通知された前記電源情報を
基に前記回線状態の通知条件を決定するとともに、前記
回線状態が条件を満足した時に前記携帯端末に前記回線
状態を通知する工程を含むことを特徴とする請求項10
に記載の無線データ通信方法に存する。また請求項12
に記載の発明の要旨は、前記第1の工程は、自身に供給
されている前記電源情報を前記無線機に通知する工程を
含み、前記第2の工程は、当該通知された前記電源情報
を基に前記回線状態の通知条件を決定し前記回線状態が
条件を満足した時に回線を接続する工程を含むことを特
徴とする請求項10に記載の無線データ通信方法に存す
る。また請求項13に記載の発明の要旨は、前記電源情
報は、供給されている電源が交流電源か電池かを示す情
報である電源種別情報と、電源が電池の場合の電池残量
を示す情報である電池残量情報とを備えることを特徴と
する請求項10乃至12のいずれか一項に記載の無線デ
ータ通信方法に存する。また請求項14に記載の発明の
要旨は、前記回線状態は、前記無線機が無線基地局から
受信した電波の強度である受信電界強度、前記無線機が
無線基地局から受信した制御データのエラーレートで示
される回線の状態のうちの少なくとも1つ以上を含むこ
とを特徴とする請求項10乃至13のいずれか一項に記
載の無線データ通信方法に存する。また請求項15に記
載の発明の要旨は、前記第1の工程は、自身のCPUの
動作状態を基に前記回線状態の通知条件を決定して前記
無線機に通知する工程を含み、前記第2の工程は、前記
回線状態が前記携帯端末から通知された条件を満足した
時に前記携帯端末に前記回線状態を通知する工程を含む
ことを特徴とする請求項10に記載の無線データ通信方
法に存する。また請求項16に記載の発明の要旨は、前
記第1の工程は、自身のCPUの動作状態を前記無線機
に通知する工程を含み、前記第2の工程は、当該通知さ
れた前記CPUの動作状態を基に前記回線状態の通知条
件を決定し前記回線状態が条件を満足した時に前記携帯
端末に前記回線状態を通知する工程を含むことを特徴と
する請求項10に記載の無線データ通信方法に存する。
また請求項17に記載の発明の要旨は、前記第1の工程
は、自身のCPUの動作状態を前記無線機に通知する工
程を含み、前記第2の工程は、当該通知された前記CP
Uの動作状態を基に前記回線状態の通知条件を決定し前
記回線状態が条件を満足した時に回線を接続する工程を
含むことを特徴とする請求項10に記載の無線データ通
信方法に存する。また請求項18に記載の発明の要旨
は、前記CPUの動作状態は、CPUの処理速度や電源
の消費電力量が異なる動作状態を示す情報を含むことを
特徴とする請求項15乃至17のいずれか一項に記載の
無線データ通信方法に存する。
【0007】
【発明の実施の形態】回線状態の通知機能を利用した本
発明の無線データ通信方法および無線データ通信装置
は、携帯端末部(MT)とターミナルアダプタ部(T
A)と携帯無線部(MP)を備えた無線携帯端末が、携
帯無線部(MP)から通知される回線状態を基に無線回
線を接続し、無線通信網と公衆網と有線通信網とを介し
て、サーバとの間でデータを送受信するシステムであっ
て、以下に掲げる特徴を備えている。まず第1の特徴
は、携帯端末部(MT)は自身に供給されている電源情
報を基に回線状態の通知条件を決定し、携帯無線部(M
P)に通知する手段を有し、携帯無線部(MP)は回線
状態が携帯端末部(MT)から通知された条件を満足し
た時に携帯端末部(MT)に回線状態を通知する手段を
有することである。また第2の特徴は、携帯端末部(M
T)は自身に供給されている電源情報を携帯無線部(M
P)に通知する手段を有し、携帯無線部(MP)は当該
通知された電源情報を基に回線状態の通知条件を決定す
るとともに、回線状態が条件を満足した時に携帯端末部
(MT)に回線状態を通知する手段を有することであ
る。また第3の特徴は、携帯端末部(MT)は自身に供
給されている電源情報を携帯無線部(MP)に通知する
手段を有し、携帯無線部(MP)は、当該通知された電
源情報を基に回線状態の通知条件を決定し、回線状態が
条件を満足した時に回線を接続する手段を有することで
ある。上記第1、2、3の特徴において、電源情報は、
供給されている電源がAC電源か電池かを示す情報(電
源種別情報)と、電源が電池の場合の電池残量を示す情
報(電池残量情報)とを備え、回線状態とは、携帯無線
部(MP)が無線基地局から受信した電波の強度(受信
電界強度)や、携帯無線部(MP)が無線基地局から受
信した制御データのエラーレートで示される回線の状態
を意味する。また、回線状態の通知条件とは、しきい
値、回線状態を算出する間隔を意味する。携帯無線部
(MP)はしきい値を算出するための計算式を備えてい
る。また第4の特徴は、携帯端末部(MT)は、自身の
CPUの動作状態を基に回線状態の通知条件を決定して
携帯無線部(MP)に通知する手段を有し、携帯無線部
(MP)は回線状態が携帯端末部(MT)から通知され
た条件を満足した時に携帯端末部(MT)に回線状態を
通知する手段を有することである。また第5の特徴は、
携帯端末部(MT)は自身のCPUの動作状態を携帯無
線部(MP)に通知する手段を有し、携帯無線部(M
P)は、当該通知されたCPUの動作状態を基に回線状
態の通知条件を決定し、回線状態が条件を満足した時に
携帯端末部(MT)に回線状態を通知する手段を有する
ことである。そして第6の特徴は、携帯端末部(MT)
は、自身のCPUの動作状態を携帯無線部(MP)に通
知する手段を有し、携帯無線部(MP)は当該通知され
たCPUの動作状態を基に回線状態の通知条件を決定
し、回線状態が条件を満足した時に回線を接続する手段
を有することである。前記第4,5および6の特徴にお
いて、CPUの動作状態とは、CPUの処理速度や電源
の消費電力量が異なる動作状態を示す情報である。以
下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。
発明の無線データ通信方法および無線データ通信装置
は、携帯端末部(MT)とターミナルアダプタ部(T
A)と携帯無線部(MP)を備えた無線携帯端末が、携
帯無線部(MP)から通知される回線状態を基に無線回
線を接続し、無線通信網と公衆網と有線通信網とを介し
て、サーバとの間でデータを送受信するシステムであっ
て、以下に掲げる特徴を備えている。まず第1の特徴
は、携帯端末部(MT)は自身に供給されている電源情
報を基に回線状態の通知条件を決定し、携帯無線部(M
P)に通知する手段を有し、携帯無線部(MP)は回線
状態が携帯端末部(MT)から通知された条件を満足し
た時に携帯端末部(MT)に回線状態を通知する手段を
有することである。また第2の特徴は、携帯端末部(M
T)は自身に供給されている電源情報を携帯無線部(M
P)に通知する手段を有し、携帯無線部(MP)は当該
通知された電源情報を基に回線状態の通知条件を決定す
るとともに、回線状態が条件を満足した時に携帯端末部
(MT)に回線状態を通知する手段を有することであ
る。また第3の特徴は、携帯端末部(MT)は自身に供
給されている電源情報を携帯無線部(MP)に通知する
手段を有し、携帯無線部(MP)は、当該通知された電
源情報を基に回線状態の通知条件を決定し、回線状態が
条件を満足した時に回線を接続する手段を有することで
ある。上記第1、2、3の特徴において、電源情報は、
供給されている電源がAC電源か電池かを示す情報(電
源種別情報)と、電源が電池の場合の電池残量を示す情
報(電池残量情報)とを備え、回線状態とは、携帯無線
部(MP)が無線基地局から受信した電波の強度(受信
電界強度)や、携帯無線部(MP)が無線基地局から受
信した制御データのエラーレートで示される回線の状態
を意味する。また、回線状態の通知条件とは、しきい
値、回線状態を算出する間隔を意味する。携帯無線部
(MP)はしきい値を算出するための計算式を備えてい
る。また第4の特徴は、携帯端末部(MT)は、自身の
CPUの動作状態を基に回線状態の通知条件を決定して
携帯無線部(MP)に通知する手段を有し、携帯無線部
(MP)は回線状態が携帯端末部(MT)から通知され
た条件を満足した時に携帯端末部(MT)に回線状態を
通知する手段を有することである。また第5の特徴は、
携帯端末部(MT)は自身のCPUの動作状態を携帯無
線部(MP)に通知する手段を有し、携帯無線部(M
P)は、当該通知されたCPUの動作状態を基に回線状
態の通知条件を決定し、回線状態が条件を満足した時に
携帯端末部(MT)に回線状態を通知する手段を有する
ことである。そして第6の特徴は、携帯端末部(MT)
は、自身のCPUの動作状態を携帯無線部(MP)に通
知する手段を有し、携帯無線部(MP)は当該通知され
たCPUの動作状態を基に回線状態の通知条件を決定
し、回線状態が条件を満足した時に回線を接続する手段
を有することである。前記第4,5および6の特徴にお
いて、CPUの動作状態とは、CPUの処理速度や電源
の消費電力量が異なる動作状態を示す情報である。以
下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0008】(第1の実施の形態)図1は、回線状態の
通知機能を利用した本発明の無線データ通信方法および
無線データ通信装置の基本構成を示す図である。図1に
おいて、1は無線携帯端末、2は無線基地局、3はプロ
トコル変換装置、4は回線終端装置、5は回線インタフ
ェース、6はネットワークインタフェース装置、7は情
報サーバ機、8は単位無線区域、9は無線通信網、10
は公衆網、11は有線通信網を示している。図1を参照
すると、本実施の形態の無線データ通信装置は、無線携
帯端末1、無線基地局2、プロトコル変換装置3、回線
終端装置4、回線インタフェース5、ネットワークイン
タフェース装置6、情報サーバ機7、単位無線区域8、
無線通信網9、公衆網10、有線通信網11を備え、後
述する携帯端末部20(MT)とターミナルアダプタ部
40(TA)と携帯無線部60(MP)を備えた無線携
帯端末1が、無線通信網9と公衆網10と有線通信網1
1とを介して情報サーバ機7との間でデータを送受信す
るシステムである。無線通信網9とは、例えば、PHS
(Personal Handyphone Syst
em)やPDC(Personal Digital
Cellular)等を利用し、単位無線区域8内にあ
る無線携帯端末1との間で回線を確立する無線基地局2
および無線通信網9と公衆網10との間で通信されるデ
ータを通信網に合わせて変換するプロトコル変換装置3
とを介して公衆網10と接続する通信網である。公衆網
10とは、例えば、PSTN(Public Swit
ched Telephone Network)やI
SDN(Integrated ServicesDi
gital Network)のような通信網を意味
し、例えば、DSU(Digital Service
Unit)等の回線終端装置4と、モデム等の回線イ
ンタフェース5とを介して、有線通信網11と接続され
ている。また、有線通信網11とは例えば、LAN(L
ocal Area Network)等を利用し、ル
ータ等のネットワークインタフェース装置6を介して、
情報サーバ機7に接続している通信網である。
通知機能を利用した本発明の無線データ通信方法および
無線データ通信装置の基本構成を示す図である。図1に
おいて、1は無線携帯端末、2は無線基地局、3はプロ
トコル変換装置、4は回線終端装置、5は回線インタフ
ェース、6はネットワークインタフェース装置、7は情
報サーバ機、8は単位無線区域、9は無線通信網、10
は公衆網、11は有線通信網を示している。図1を参照
すると、本実施の形態の無線データ通信装置は、無線携
帯端末1、無線基地局2、プロトコル変換装置3、回線
終端装置4、回線インタフェース5、ネットワークイン
タフェース装置6、情報サーバ機7、単位無線区域8、
無線通信網9、公衆網10、有線通信網11を備え、後
述する携帯端末部20(MT)とターミナルアダプタ部
40(TA)と携帯無線部60(MP)を備えた無線携
帯端末1が、無線通信網9と公衆網10と有線通信網1
1とを介して情報サーバ機7との間でデータを送受信す
るシステムである。無線通信網9とは、例えば、PHS
(Personal Handyphone Syst
em)やPDC(Personal Digital
Cellular)等を利用し、単位無線区域8内にあ
る無線携帯端末1との間で回線を確立する無線基地局2
および無線通信網9と公衆網10との間で通信されるデ
ータを通信網に合わせて変換するプロトコル変換装置3
とを介して公衆網10と接続する通信網である。公衆網
10とは、例えば、PSTN(Public Swit
ched Telephone Network)やI
SDN(Integrated ServicesDi
gital Network)のような通信網を意味
し、例えば、DSU(Digital Service
Unit)等の回線終端装置4と、モデム等の回線イ
ンタフェース5とを介して、有線通信網11と接続され
ている。また、有線通信網11とは例えば、LAN(L
ocal Area Network)等を利用し、ル
ータ等のネットワークインタフェース装置6を介して、
情報サーバ機7に接続している通信網である。
【0009】図2は、本発明の、無線携帯端末1の一実
施の形態を示す構成図である。図2において、20は携
帯端末部(MT),21,41,61はCPU(Cent
ral Processing Unit)、22,4
2,66はROM(ReadOnly Memor
y)、23,43,67はRAM(Random Ac
cess Memory)、24,63は表示装置、2
5,64は入力装置、26は外部インタフェース、2
7,69は電源装置、28は回線制御部、29はデータ
送受信部、30は状態通知部、31は通知条件決定部、
40はターミナルアダプタ部(TA),44は外部インタ
フェースA、45は外部インタフェースB、46は無線
プロトコル制御部、60は携帯無線部(MP),62は外
部インタフェース、65は音声出力装置、68はアンテ
ナ、70は無線制御部、71は回線状態取得・通知部を
示している。
施の形態を示す構成図である。図2において、20は携
帯端末部(MT),21,41,61はCPU(Cent
ral Processing Unit)、22,4
2,66はROM(ReadOnly Memor
y)、23,43,67はRAM(Random Ac
cess Memory)、24,63は表示装置、2
5,64は入力装置、26は外部インタフェース、2
7,69は電源装置、28は回線制御部、29はデータ
送受信部、30は状態通知部、31は通知条件決定部、
40はターミナルアダプタ部(TA),44は外部インタ
フェースA、45は外部インタフェースB、46は無線
プロトコル制御部、60は携帯無線部(MP),62は外
部インタフェース、65は音声出力装置、68はアンテ
ナ、70は無線制御部、71は回線状態取得・通知部を
示している。
【0010】図2を参照すると、本実施の形態の無線携
帯端末1は、携帯端末部20(MT)とターミナルアダ
プタ部40(TA)と携帯無線部60(MP)を備えて
いる。
帯端末1は、携帯端末部20(MT)とターミナルアダ
プタ部40(TA)と携帯無線部60(MP)を備えて
いる。
【0011】本実施の形態の携帯端末部20(MT)
は、携帯端末部20(MT)全体の動作を制御し、RO
M22やRAM23に記憶されているプログラムを実行
することで、回線制御部28、データ送受信部29、状
態通知部30、通知条件決定部31を実行可能とし、例
えば処理速度や電源の消費電力量が異なる複数の動作状
態を有するCPU21と、例えばBIOS(Basic
Input/Output System)等の制御
プログラムや制御データが記憶されているROM22
と、通信プログラムや送受信するデータ等が一時的また
は恒久的に記憶されるRAM23と、例えばディスプレ
イやLCD(Liquid CrystalDispl
ay)等、プログラムの表示画面や回線状態などを表示
する表示装置24と、例えばキーボードやペン等ユーザ
からの入力を受け付ける入力装置25と、表示装置24
や入力装置25やターミナルアダプタ部40(TA)等
の外部機器とCPU21との間で、制御命令やデータ等
をやり取りする外部インタフェース26と、電池または
AC(Alternative Current)電源
を動作電源とし電池とAC電源の判別や電池残量の検出
が可能な電源装置27と、通信プログラムからの接続要
求を受けた旨を通知条件決定部31に通知し携帯無線部
60(MP)から回線状態を通知されたタイミングで回
線を接続する回線制御部28と、回線接続後に情報サー
バ機7との間でデータを送受信するデータ送受信部29
と、電源装置27から取得した電源情報やCPU21の
動作状態を通知条件決定部31に通知する状態通知部3
0と、前記電源情報やCPU21の動作状態とを基に通
知条件を決定し、外部インタフェース26を介して携帯
無線部60(MP)に通知する通知条件決定部31を備
えている。
は、携帯端末部20(MT)全体の動作を制御し、RO
M22やRAM23に記憶されているプログラムを実行
することで、回線制御部28、データ送受信部29、状
態通知部30、通知条件決定部31を実行可能とし、例
えば処理速度や電源の消費電力量が異なる複数の動作状
態を有するCPU21と、例えばBIOS(Basic
Input/Output System)等の制御
プログラムや制御データが記憶されているROM22
と、通信プログラムや送受信するデータ等が一時的また
は恒久的に記憶されるRAM23と、例えばディスプレ
イやLCD(Liquid CrystalDispl
ay)等、プログラムの表示画面や回線状態などを表示
する表示装置24と、例えばキーボードやペン等ユーザ
からの入力を受け付ける入力装置25と、表示装置24
や入力装置25やターミナルアダプタ部40(TA)等
の外部機器とCPU21との間で、制御命令やデータ等
をやり取りする外部インタフェース26と、電池または
AC(Alternative Current)電源
を動作電源とし電池とAC電源の判別や電池残量の検出
が可能な電源装置27と、通信プログラムからの接続要
求を受けた旨を通知条件決定部31に通知し携帯無線部
60(MP)から回線状態を通知されたタイミングで回
線を接続する回線制御部28と、回線接続後に情報サー
バ機7との間でデータを送受信するデータ送受信部29
と、電源装置27から取得した電源情報やCPU21の
動作状態を通知条件決定部31に通知する状態通知部3
0と、前記電源情報やCPU21の動作状態とを基に通
知条件を決定し、外部インタフェース26を介して携帯
無線部60(MP)に通知する通知条件決定部31を備
えている。
【0012】本実施の形態のターミナルアダプタ部40
(TA)は、全体の動作を制御し、ROM42やRAM
43に記憶されているプログラムを実行することで、無
線プロトコル制御部46を実行可能とするCPU41
と、例えばBIOS等の制御プログラムや制御データが
記憶されているROM42と、外部インタフェースA4
4またはB45から入出力する制御命令やデータが一時
的に記憶されるRAM43と、携帯端末部20(MT)
とCPU41との間で制御命令やデータ等をやり取りす
る外部インタフェースA44と、携帯無線部60(M
P)とCPU41との間で、制御命令やデータ等をやり
取りする外部インタフェースB45と、PIAFS(P
HS Internet Access Forum
Standard)のような無線環境でデータ通信を行
うための仕様に基づく処理を行う無線プロトコル制御部
46を備えている。なお、本発明の実施の形態の無線携
帯端末1の構成において、ターミナルアダプタ部40
(TA)の無線プロトコル制御部46を携帯端末部20
(MT)または携帯無線部60(MP)のいずれかに内
装することは十分考えられ、また、携帯無線部60(M
P)の電源装置69を削除して、携帯端末部20(M
T)の電源装置27から携帯無線部60(MP)へ電源
を供給することも十分考えられる。
(TA)は、全体の動作を制御し、ROM42やRAM
43に記憶されているプログラムを実行することで、無
線プロトコル制御部46を実行可能とするCPU41
と、例えばBIOS等の制御プログラムや制御データが
記憶されているROM42と、外部インタフェースA4
4またはB45から入出力する制御命令やデータが一時
的に記憶されるRAM43と、携帯端末部20(MT)
とCPU41との間で制御命令やデータ等をやり取りす
る外部インタフェースA44と、携帯無線部60(M
P)とCPU41との間で、制御命令やデータ等をやり
取りする外部インタフェースB45と、PIAFS(P
HS Internet Access Forum
Standard)のような無線環境でデータ通信を行
うための仕様に基づく処理を行う無線プロトコル制御部
46を備えている。なお、本発明の実施の形態の無線携
帯端末1の構成において、ターミナルアダプタ部40
(TA)の無線プロトコル制御部46を携帯端末部20
(MT)または携帯無線部60(MP)のいずれかに内
装することは十分考えられ、また、携帯無線部60(M
P)の電源装置69を削除して、携帯端末部20(M
T)の電源装置27から携帯無線部60(MP)へ電源
を供給することも十分考えられる。
【0013】本実施の形態の携帯無線部60(MP)
は、携帯無線部60(MP)全体の動作を制御し、RO
M66やRAM67に記憶されているプログラムを実行
することで、無線制御部70、回線状態取得・通知部7
1を実行可能とするCPU61と、例えば自局番号など
が記憶されているROM66と、制御プログラムや相手
先電話番号等が一時的または恒久的に記憶されるRAM
67と、例えばLCD等、通信状態や相手先電話番号な
どを表示する表示装置63と、例えばボタン等ユーザか
らの入力を受け付ける入力装置64と、着信音や相手先
の音声を出力する音声出力装置65と、表示装置63や
入力装置64や音声出力装置65やターミナルアダプタ
部40(TA)等の外部機器とCPU61との間で、制
御命令やデータ等をやり取りする外部インタフェース6
2と、無線基地局2との間で電波の送受信を行うアンテ
ナ68と、電池またはAC電源を動作電源とし、電池と
AC電源の判別や電池残量の検出が可能な電源装置69
と、発着信時の呼接続や単位無線区域8移動時の接続切
り替え等の無線制御に関する処理を行う無線制御部70
と、携帯端末部20(MT)から通知された通知条件を
基に回線状態を算出し当該算出した回線状態が条件を満
足した時に外部インタフェース62を介して携帯端末部
20(MT)に回線状態を通知する回線状態取得・通知
部71を備えている。
は、携帯無線部60(MP)全体の動作を制御し、RO
M66やRAM67に記憶されているプログラムを実行
することで、無線制御部70、回線状態取得・通知部7
1を実行可能とするCPU61と、例えば自局番号など
が記憶されているROM66と、制御プログラムや相手
先電話番号等が一時的または恒久的に記憶されるRAM
67と、例えばLCD等、通信状態や相手先電話番号な
どを表示する表示装置63と、例えばボタン等ユーザか
らの入力を受け付ける入力装置64と、着信音や相手先
の音声を出力する音声出力装置65と、表示装置63や
入力装置64や音声出力装置65やターミナルアダプタ
部40(TA)等の外部機器とCPU61との間で、制
御命令やデータ等をやり取りする外部インタフェース6
2と、無線基地局2との間で電波の送受信を行うアンテ
ナ68と、電池またはAC電源を動作電源とし、電池と
AC電源の判別や電池残量の検出が可能な電源装置69
と、発着信時の呼接続や単位無線区域8移動時の接続切
り替え等の無線制御に関する処理を行う無線制御部70
と、携帯端末部20(MT)から通知された通知条件を
基に回線状態を算出し当該算出した回線状態が条件を満
足した時に外部インタフェース62を介して携帯端末部
20(MT)に回線状態を通知する回線状態取得・通知
部71を備えている。
【0014】以下に、無線データ通信方法が記述されて
いる通信アプリケーションが起動され、携帯端末部20
(MT)から回線状態が通知されたタイミングで回線を
接続し、情報サーバ機へデータを送信する本実施の形態
の動作について、図3を用いて説明する。図3は、図1
の無線データ通信装置の動作(無線データ通信方法)を
説明するフローチャートである。図3を参照すると、本
実施の形態の通信アプリケーションは、まず、ユーザの
操作によりデータ送信機会が生じると、データ送受信部
29に対して、セッションの確立を要求し(ステップS
1)、データ送受信部29から”セッション確立成功/
失敗”通知を受けるまで待機する(ステップS2)。
いる通信アプリケーションが起動され、携帯端末部20
(MT)から回線状態が通知されたタイミングで回線を
接続し、情報サーバ機へデータを送信する本実施の形態
の動作について、図3を用いて説明する。図3は、図1
の無線データ通信装置の動作(無線データ通信方法)を
説明するフローチャートである。図3を参照すると、本
実施の形態の通信アプリケーションは、まず、ユーザの
操作によりデータ送信機会が生じると、データ送受信部
29に対して、セッションの確立を要求し(ステップS
1)、データ送受信部29から”セッション確立成功/
失敗”通知を受けるまで待機する(ステップS2)。
【0015】これに応じてデータ送受信部29は、回線
制御部28に接続要求を行い(ステップS3)、回線制
御部28から”回線接続成功/失敗”通知を受けるまで
待機する(ステップS4)。
制御部28に接続要求を行い(ステップS3)、回線制
御部28から”回線接続成功/失敗”通知を受けるまで
待機する(ステップS4)。
【0016】これに応じて回線制御部28は、携帯端末
部20(MT)のハードウェア設定またはターミナルア
ダプタ部40(TA)の有無から、無線回線の接続の要
/不要を確認し(ステップS5)、肯定(ステップS5
のY)の場合はステップS7に進み通知条件決定部31
に通知条件の決定要求を行い(ステップS7)携帯無線
部60(MP)から回線状態が通知されるまで待機し
(ステップS8)、否定(ステップS5のN)の場合は
ステップS6に進み有線網を介した本発明の範囲外のデ
ータ送信を行う(ステップS6)。
部20(MT)のハードウェア設定またはターミナルア
ダプタ部40(TA)の有無から、無線回線の接続の要
/不要を確認し(ステップS5)、肯定(ステップS5
のY)の場合はステップS7に進み通知条件決定部31
に通知条件の決定要求を行い(ステップS7)携帯無線
部60(MP)から回線状態が通知されるまで待機し
(ステップS8)、否定(ステップS5のN)の場合は
ステップS6に進み有線網を介した本発明の範囲外のデ
ータ送信を行う(ステップS6)。
【0017】通知条件の決定要求に応じて通知条件決定
部31は、携帯無線部60(MP)の回線状態取得・通
知部71との間で回線状態の通知条件を決定する(ステ
ップS9)。
部31は、携帯無線部60(MP)の回線状態取得・通
知部71との間で回線状態の通知条件を決定する(ステ
ップS9)。
【0018】これに応じて回線状態取得・通知部71
は、決定した通知条件を基に回線状態を算出し(ステッ
プS10)、算出値が通知条件をクリアしたか否かを確
認し(ステップS11)、肯定(ステップS11のY)
の場合はステップS13に進み携帯端末部20(MT)
に回線状態を通知し(ステップS13)、否定(ステッ
プS11のN)の場合はステップS12に進み、通知さ
れた状態を破棄する(ステップS12)。
は、決定した通知条件を基に回線状態を算出し(ステッ
プS10)、算出値が通知条件をクリアしたか否かを確
認し(ステップS11)、肯定(ステップS11のY)
の場合はステップS13に進み携帯端末部20(MT)
に回線状態を通知し(ステップS13)、否定(ステッ
プS11のN)の場合はステップS12に進み、通知さ
れた状態を破棄する(ステップS12)。
【0019】回線状態の通知に応じて回線制御部28
は、回線状態が通知されたタイミングで、回線の接続要
求を携帯無線部60(MP)に通知する(ステップS1
4)。
は、回線状態が通知されたタイミングで、回線の接続要
求を携帯無線部60(MP)に通知する(ステップS1
4)。
【0020】これに応じて携帯無線部60(MP)は、
無線基地局2との間で回線の確立を行い(ステップS1
5)、回線の確立に成功したか否かをチェックし失敗し
た場合はその失敗理由を携帯端末部20(MT)に通知
する(ステップS16)。
無線基地局2との間で回線の確立を行い(ステップS1
5)、回線の確立に成功したか否かをチェックし失敗し
た場合はその失敗理由を携帯端末部20(MT)に通知
する(ステップS16)。
【0021】これに応じて回線制御部28は、回線の確
立に成功したか否かを確認し(ステップS17)、肯定
(ステップS17のY)の場合はステップS22に進
み、否定(ステップS17のN)の場合はステップS1
8に進み失敗理由が回線状態によるものか否かを確認し
(ステップS18)、その結果肯定(ステップS18の
Y)の場合はステップS21に進み、否定(ステップS
18N)の場合はステップS19に進み、”回線接続失
敗”をデータ送受信部29に通知する(ステップS1
9)。
立に成功したか否かを確認し(ステップS17)、肯定
(ステップS17のY)の場合はステップS22に進
み、否定(ステップS17のN)の場合はステップS1
8に進み失敗理由が回線状態によるものか否かを確認し
(ステップS18)、その結果肯定(ステップS18の
Y)の場合はステップS21に進み、否定(ステップS
18N)の場合はステップS19に進み、”回線接続失
敗”をデータ送受信部29に通知する(ステップS1
9)。
【0022】これに応じてデータ送受信部29は、”セ
ッション接続失敗”を通信アプリケーションに通知する
(ステップS20)。
ッション接続失敗”を通信アプリケーションに通知する
(ステップS20)。
【0023】この後の通信アプリケーションの動作はア
プリケーションの実装による。ステップS21では、ユ
ーザによってあらかじめ設定されたリトライ回数を越え
たか否かを確認し、肯定(ステップS21のY)の場合
はステップS20に進み、否定(ステップS21のN)
の場合はステップS7に進む。ステップS22では、”
回線接続成功”をデータ送受信部29に通知する。
プリケーションの実装による。ステップS21では、ユ
ーザによってあらかじめ設定されたリトライ回数を越え
たか否かを確認し、肯定(ステップS21のY)の場合
はステップS20に進み、否定(ステップS21のN)
の場合はステップS7に進む。ステップS22では、”
回線接続成功”をデータ送受信部29に通知する。
【0024】これに応じてデータ送受信部29は、情報
サーバ機7との間でセッションを確立し(ステップS2
3)、”セッション接続成功”を通信アプリケーション
に通知する(ステップS24)。この後、携帯端末部2
0(MT)から情報サーバ機7にデータが送信される
(ステップS25)。
サーバ機7との間でセッションを確立し(ステップS2
3)、”セッション接続成功”を通信アプリケーション
に通知する(ステップS24)。この後、携帯端末部2
0(MT)から情報サーバ機7にデータが送信される
(ステップS25)。
【0025】ステップS9の回線状態の通知条件を決定
する処理について、図4を用いて説明する。図4は、図
3のステップS9の回線状態の通知条件を決定する処理
を説明するフローチャートである。図4を参照すると、
ステップS9の回線状態の通知条件を決定する処理で
は、まず、通知条件決定部31が、表1,2または3で
示す通知条件決定テーブルのいずれかをRAM23に読
み込み(ステップS41)、携帯無線部60(MP)の
回線状態取得・通知部71に機能取得要求を行う(ステ
ップS42)。本実施の形態の通知条件決定テーブル
は、あらかじめRAM23またはRAM67に用意さ
れ、ユーザによる変更または選択が可能なテーブルであ
り、携帯端末部20(MT)と携帯無線部60(MP)
間の通知インタフェースはあらかじめ取り決めておくも
のとする。
する処理について、図4を用いて説明する。図4は、図
3のステップS9の回線状態の通知条件を決定する処理
を説明するフローチャートである。図4を参照すると、
ステップS9の回線状態の通知条件を決定する処理で
は、まず、通知条件決定部31が、表1,2または3で
示す通知条件決定テーブルのいずれかをRAM23に読
み込み(ステップS41)、携帯無線部60(MP)の
回線状態取得・通知部71に機能取得要求を行う(ステ
ップS42)。本実施の形態の通知条件決定テーブル
は、あらかじめRAM23またはRAM67に用意さ
れ、ユーザによる変更または選択が可能なテーブルであ
り、携帯端末部20(MT)と携帯無線部60(MP)
間の通知インタフェースはあらかじめ取り決めておくも
のとする。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】 これに応じて回線状態取得・通知部71は、携帯無線部
60(MP)が取得し得る最小間隔と、回線状態の段階
とを携帯端末部20(MT)の通知条件決定部31に通
知する(ステップS43)。
60(MP)が取得し得る最小間隔と、回線状態の段階
とを携帯端末部20(MT)の通知条件決定部31に通
知する(ステップS43)。
【0029】これに応じて通知条件決定部31は、通知
された機能を基に表4で示すようなテーブルに内容を補
正し(ステップS44)、状態通知部30に電源情報通
知要求を行う(ステップS45)。
された機能を基に表4で示すようなテーブルに内容を補
正し(ステップS44)、状態通知部30に電源情報通
知要求を行う(ステップS45)。
【0030】
【表4】
【0031】これに応じて状態通知部30は、供給され
ている電源がAC電源か電池かを示す情報と、電源が電
池の場合の電池残量を示す情報とを通知条件決定部31
に通知する(ステップS46)。
ている電源がAC電源か電池かを示す情報と、電源が電
池の場合の電池残量を示す情報とを通知条件決定部31
に通知する(ステップS46)。
【0032】これに応じて通知条件決定部31は、前記
情報と前記テーブルとを基に通知条件を決定し(ステッ
プS47)、携帯無線部60(MP)の回線状態取得・
通知部71に条件を通知する(ステップS48)。
情報と前記テーブルとを基に通知条件を決定し(ステッ
プS47)、携帯無線部60(MP)の回線状態取得・
通知部71に条件を通知する(ステップS48)。
【0033】(第2の実施の形態)次に、図面に基づき
発明の第2の実施の形態を説明する。図5は、本発明の
第2の実施の形態にかかる無線データ通信装置の動作
(無線データ通信方法)を説明するフローチャートであ
る。なお、上記実施の形態において既に記述したものと
同一の部分については、同一符号を付し、重複した説明
は省略する。第2の実施の形態は、図2で示した第1の
実施の形態の構成と同様の構成を備え、電源装置27か
ら取得した電源情報を通知条件決定部31に通知する第
1の実施の形態の機能に代えてCPU21の状態を通知
する機能を状態通知部30に設け、図3で示した第1の
実施の形態の動作を実現するステップS9の処理に代え
て、図5に示す処理を実行する点に特徴を有している。
発明の第2の実施の形態を説明する。図5は、本発明の
第2の実施の形態にかかる無線データ通信装置の動作
(無線データ通信方法)を説明するフローチャートであ
る。なお、上記実施の形態において既に記述したものと
同一の部分については、同一符号を付し、重複した説明
は省略する。第2の実施の形態は、図2で示した第1の
実施の形態の構成と同様の構成を備え、電源装置27か
ら取得した電源情報を通知条件決定部31に通知する第
1の実施の形態の機能に代えてCPU21の状態を通知
する機能を状態通知部30に設け、図3で示した第1の
実施の形態の動作を実現するステップS9の処理に代え
て、図5に示す処理を実行する点に特徴を有している。
【0034】本実施の形態の通知条件決定部31は、表
5,6または7で示す通知条件決定テーブルのいずれか
をRAM23に読み込み(ステップS61)、携帯無線
部60(MP)の回線状態取得・通知部71に機能取得
要求を行う(ステップS62)。
5,6または7で示す通知条件決定テーブルのいずれか
をRAM23に読み込み(ステップS61)、携帯無線
部60(MP)の回線状態取得・通知部71に機能取得
要求を行う(ステップS62)。
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】
【表7】
【0038】本実施の形態の回線状態取得・通知部71
は、これに応じて、携帯無線部60(MP)が取得し得
る最小取得間隔と、回線状態の段階とを携帯端末部20
(MT)の通知条件決定部31に通知する(ステップS
63)。本実施の形態の通知条件決定部31は、これに
応じて、当該通知を基に表8で示すようなテーブルに内
容を補正し(ステップS64)、状態通知部30にCP
U21の状態通知要求を行う(ステップS65)。本実
施の形態の状態通知部30は、これに応じて、CPU2
1がどの状態で動作しているかを示す情報を通知条件決
定部31に通知する(ステップS66)。本実施の形態
の通知条件決定部31は、これに応じて、状態通知部3
0からの情報(CPU21がどの状態で動作しているか
を示す情報)と前記テーブルとを基に表8に示すような
通知条件を決定し(ステップS67)、携帯無線部60
(MP)の回線状態取得・通知部71に条件を通知する
(ステップS68)。
は、これに応じて、携帯無線部60(MP)が取得し得
る最小取得間隔と、回線状態の段階とを携帯端末部20
(MT)の通知条件決定部31に通知する(ステップS
63)。本実施の形態の通知条件決定部31は、これに
応じて、当該通知を基に表8で示すようなテーブルに内
容を補正し(ステップS64)、状態通知部30にCP
U21の状態通知要求を行う(ステップS65)。本実
施の形態の状態通知部30は、これに応じて、CPU2
1がどの状態で動作しているかを示す情報を通知条件決
定部31に通知する(ステップS66)。本実施の形態
の通知条件決定部31は、これに応じて、状態通知部3
0からの情報(CPU21がどの状態で動作しているか
を示す情報)と前記テーブルとを基に表8に示すような
通知条件を決定し(ステップS67)、携帯無線部60
(MP)の回線状態取得・通知部71に条件を通知する
(ステップS68)。
【0039】
【表8】
【0040】(第3の実施の形態)次に、図面に基づき
発明の第3の実施の形態を説明する。なお、上記実施の
形態において既に記述したものと同一の部分について
は、同一符号を付し、重複した説明は省略する。第3の
実施の形態は、図2で示した第1の実施の形態の構成と
同様の構成を備え、電源装置27から取得した電源情報
を通知条件決定部31に通知する第1の実施の形態で説
明した機能およびCPU21の状態を通知する第2の実
施の形態で説明した機能を状態通知部30に設け、図3
で示した第1の実施の形態の動作を実現するステップS
9の処理実行する点に特徴を有している。
発明の第3の実施の形態を説明する。なお、上記実施の
形態において既に記述したものと同一の部分について
は、同一符号を付し、重複した説明は省略する。第3の
実施の形態は、図2で示した第1の実施の形態の構成と
同様の構成を備え、電源装置27から取得した電源情報
を通知条件決定部31に通知する第1の実施の形態で説
明した機能およびCPU21の状態を通知する第2の実
施の形態で説明した機能を状態通知部30に設け、図3
で示した第1の実施の形態の動作を実現するステップS
9の処理実行する点に特徴を有している。
【0041】(第4の実施の形態)次に、図面に基づき
発明の第4の実施の形態を説明する。なお、上記実施の
形態において既に記述したものと同一の部分について
は、同一符号を付し、重複した説明は省略する。第4の
実施の形態として、図2で示した第1の実施の形態の構
成において、通知条件決定部131を携帯無線部120
(MP)に置いた時の構成を図6に示す。図6は、本発
明の第4の実施の形態にかかる無線データ通信装置の基
本構成を示す図である。図6において、80は携帯端末
部(MT),81,101,121はCPU,82,10
2,126はROM(Read Only Memor
y)、83,103,127はRAM,84,123は
表示装置、85,124は入力装置、86は外部インタ
フェース、87,129は電源装置、88は回線制御
部、89はデータ送受信部、90は状態通知部、100
はターミナルアダプタ部(TA),104は外部インタフ
ェースA、105は外部インタフェースB、106は無
線プロトコル制御部、120は携帯無線部(MP),12
2は外部インタフェース、125は音声出力装置、12
8はアンテナ、130は無線制御部、131は通知条件
決定部、132は回線状態取得・通知部を示している。
発明の第4の実施の形態を説明する。なお、上記実施の
形態において既に記述したものと同一の部分について
は、同一符号を付し、重複した説明は省略する。第4の
実施の形態として、図2で示した第1の実施の形態の構
成において、通知条件決定部131を携帯無線部120
(MP)に置いた時の構成を図6に示す。図6は、本発
明の第4の実施の形態にかかる無線データ通信装置の基
本構成を示す図である。図6において、80は携帯端末
部(MT),81,101,121はCPU,82,10
2,126はROM(Read Only Memor
y)、83,103,127はRAM,84,123は
表示装置、85,124は入力装置、86は外部インタ
フェース、87,129は電源装置、88は回線制御
部、89はデータ送受信部、90は状態通知部、100
はターミナルアダプタ部(TA),104は外部インタフ
ェースA、105は外部インタフェースB、106は無
線プロトコル制御部、120は携帯無線部(MP),12
2は外部インタフェース、125は音声出力装置、12
8はアンテナ、130は無線制御部、131は通知条件
決定部、132は回線状態取得・通知部を示している。
【0042】図6を参照すると、本実施の形態の無線携
帯端末1は、携帯端末部80(MT)とターミナルアダ
プタ部100(TA)と携帯無線部120(MP)を備
えている。
帯端末1は、携帯端末部80(MT)とターミナルアダ
プタ部100(TA)と携帯無線部120(MP)を備
えている。
【0043】本実施の形態の携帯端末部80(MT)
は、携帯端末部80(MT)全体の動作を制御し、RO
M82やRAM83に記憶されているプログラムを実行
することで、回線制御部88、データ送受信部89、状
態通知部90を実行可能とし、例えば処理速度や電源の
消費電力量が異なる複数の動作状態を有するCPU81
と、例えばBIOS等の制御プログラムや制御データが
記憶されているROM82と、通信プログラムや送受信
するデータ等が一時的または恒久的に記憶されるRAM
83と、例えばディスプレイやLCD等、プログラムの
表示画面や回線状態などを表示する表示装置84と、例
えばキーボードやペン等ユーザからの入力を受け付ける
入力装置85と、表示装置84や入力装置85やターミ
ナルアダプタ部100(TA)等の外部機器とCPU8
1との間で、制御命令やデータ等をやり取りする外部イ
ンタフェース86と、電池またはAC電源を動作電源と
し電池とAC電源の判別や電池残量の検出が可能な電源
装置87と、携帯無線部120(MP)から回線状態を
通知されたタイミングで回線を接続する回線制御部88
と、回線接続後に情報サーバ機7との間でデータを送受
信するデータ送受信部89と、電源装置87から取得し
た電源情報やCPU81の動作状態をターミナルアダプ
タ部100(TA)を介して通知条件決定部131に通
知する状態通知部90とを備えている。
は、携帯端末部80(MT)全体の動作を制御し、RO
M82やRAM83に記憶されているプログラムを実行
することで、回線制御部88、データ送受信部89、状
態通知部90を実行可能とし、例えば処理速度や電源の
消費電力量が異なる複数の動作状態を有するCPU81
と、例えばBIOS等の制御プログラムや制御データが
記憶されているROM82と、通信プログラムや送受信
するデータ等が一時的または恒久的に記憶されるRAM
83と、例えばディスプレイやLCD等、プログラムの
表示画面や回線状態などを表示する表示装置84と、例
えばキーボードやペン等ユーザからの入力を受け付ける
入力装置85と、表示装置84や入力装置85やターミ
ナルアダプタ部100(TA)等の外部機器とCPU8
1との間で、制御命令やデータ等をやり取りする外部イ
ンタフェース86と、電池またはAC電源を動作電源と
し電池とAC電源の判別や電池残量の検出が可能な電源
装置87と、携帯無線部120(MP)から回線状態を
通知されたタイミングで回線を接続する回線制御部88
と、回線接続後に情報サーバ機7との間でデータを送受
信するデータ送受信部89と、電源装置87から取得し
た電源情報やCPU81の動作状態をターミナルアダプ
タ部100(TA)を介して通知条件決定部131に通
知する状態通知部90とを備えている。
【0044】本実施の形態のターミナルアダプタ部10
0(TA)は、全体の動作を制御し、ROM102やR
AM103に記憶されているプログラムを実行すること
で、無線プロトコル制御部106を実行可能とするCP
U101と、例えばBIOS等の制御プログラムや制御
データが記憶されているROM102と、外部インタフ
ェースA104またはB105から入出力する制御命令
やデータが一時的に記憶されるRAM103と、携帯端
末部80(MT)とCPU41との間で制御命令やデー
タ等をやり取りする外部インタフェースA104と、携
帯無線部120(MP)とCPU41との間で、制御命
令やデータ等をやり取りする外部インタフェースB10
5と、PIAFSのような無線環境でデータ通信を行う
ための仕様に基づく処理を行う無線プロトコル制御部1
06を備えている。
0(TA)は、全体の動作を制御し、ROM102やR
AM103に記憶されているプログラムを実行すること
で、無線プロトコル制御部106を実行可能とするCP
U101と、例えばBIOS等の制御プログラムや制御
データが記憶されているROM102と、外部インタフ
ェースA104またはB105から入出力する制御命令
やデータが一時的に記憶されるRAM103と、携帯端
末部80(MT)とCPU41との間で制御命令やデー
タ等をやり取りする外部インタフェースA104と、携
帯無線部120(MP)とCPU41との間で、制御命
令やデータ等をやり取りする外部インタフェースB10
5と、PIAFSのような無線環境でデータ通信を行う
ための仕様に基づく処理を行う無線プロトコル制御部1
06を備えている。
【0045】本実施の形態の携帯無線部120(MP)
は、携帯無線部120(MP)全体の動作を制御し、R
OM126やRAM127に記憶されているプログラム
を実行することで、無線制御部130、回線状態取得・
通知部132を実行可能とするCPU121と、例えば
自局番号などが記憶されているROM126と、制御プ
ログラムや相手先電話番号等が一時的または恒久的に記
憶されるRAM127と、例えばLCD等、通信状態や
相手先電話番号などを表示する表示装置123と、例え
ばボタン等ユーザからの入力を受け付ける入力装置12
4と、着信音や相手先の音声を出力する音声出力装置1
25と、表示装置123や入力装置124や音声出力装
置125やターミナルアダプタ部100(TA)等の外
部機器とCPU121との間で、制御命令やデータ等を
やり取りする外部インタフェース122と、無線基地局
2との間で電波の送受信を行うアンテナ128と、電池
またはAC電源を動作電源とし、電池とAC電源の判別
や電池残量の検出が可能な電源装置129と、発着信時
の呼接続や単位無線区域8移動時の接続切り替え等の無
線制御に関する処理を行う無線制御部130と、前記電
源情報やCPU81の動作状態とを基に通知条件を決定
し、外部インタフェース86を介して携帯無線部120
(MP)に通知する通知条件決定部131と、携帯端末
部80(MT)から通知された通知条件を基に回線状態
を算出し当該算出した回線状態が条件を満足した時に外
部インタフェース122を介して携帯端末部80(M
T)に回線状態を通知する回線状態取得・通知部132
を備えている。
は、携帯無線部120(MP)全体の動作を制御し、R
OM126やRAM127に記憶されているプログラム
を実行することで、無線制御部130、回線状態取得・
通知部132を実行可能とするCPU121と、例えば
自局番号などが記憶されているROM126と、制御プ
ログラムや相手先電話番号等が一時的または恒久的に記
憶されるRAM127と、例えばLCD等、通信状態や
相手先電話番号などを表示する表示装置123と、例え
ばボタン等ユーザからの入力を受け付ける入力装置12
4と、着信音や相手先の音声を出力する音声出力装置1
25と、表示装置123や入力装置124や音声出力装
置125やターミナルアダプタ部100(TA)等の外
部機器とCPU121との間で、制御命令やデータ等を
やり取りする外部インタフェース122と、無線基地局
2との間で電波の送受信を行うアンテナ128と、電池
またはAC電源を動作電源とし、電池とAC電源の判別
や電池残量の検出が可能な電源装置129と、発着信時
の呼接続や単位無線区域8移動時の接続切り替え等の無
線制御に関する処理を行う無線制御部130と、前記電
源情報やCPU81の動作状態とを基に通知条件を決定
し、外部インタフェース86を介して携帯無線部120
(MP)に通知する通知条件決定部131と、携帯端末
部80(MT)から通知された通知条件を基に回線状態
を算出し当該算出した回線状態が条件を満足した時に外
部インタフェース122を介して携帯端末部80(M
T)に回線状態を通知する回線状態取得・通知部132
を備えている。
【0046】以下に、図6の構成で、無線データ通信方
法が記述されている通信アプリケーションが起動され、
携帯無線部120(MP)から回線状態が通知されるま
での本実施の形態の動作について、図7を用いて説明す
る。図7は、本発明の第5の実施の形態にかかる無線デ
ータ通信装置の動作(無線データ通信方法)を説明する
フローチャートである。図7を参照すると、本実施の形
態の通信アプリケーションでは、まず、ユーザの操作に
よりデータ送信機会が生じると、データ送受信部89に
対してセッションの確立を要求し(ステップS81)、
データ送受信部89から”セッション確立成功/失敗”
通知を受けるまで待機する(ステップS82)。
法が記述されている通信アプリケーションが起動され、
携帯無線部120(MP)から回線状態が通知されるま
での本実施の形態の動作について、図7を用いて説明す
る。図7は、本発明の第5の実施の形態にかかる無線デ
ータ通信装置の動作(無線データ通信方法)を説明する
フローチャートである。図7を参照すると、本実施の形
態の通信アプリケーションでは、まず、ユーザの操作に
よりデータ送信機会が生じると、データ送受信部89に
対してセッションの確立を要求し(ステップS81)、
データ送受信部89から”セッション確立成功/失敗”
通知を受けるまで待機する(ステップS82)。
【0047】データ送受信部89は、これに応じて、回
線制御部88に接続要求を行い(ステップS83)、回
線制御部88から”回線接続成功/失敗”通知を受ける
まで待機する(ステップS84)。
線制御部88に接続要求を行い(ステップS83)、回
線制御部88から”回線接続成功/失敗”通知を受ける
まで待機する(ステップS84)。
【0048】回線制御部88は、これに応じて、携帯端
末部80(MT)のハードウェア設定またはターミナル
アダプタ部100(TA)の有無から、無線回線の接続
の要/不要を確認し(ステップS85)、肯定(ステッ
プS85のY)の場合はステップS87に進み状態通知
部90に電源情報通知要求を行い(ステップS87)携
帯無線部120(MP)から回線状態が通知されるまで
待機し(ステップS88)、否定(ステップS85の
N)の場合はステップS86に進み有線網を介した本発
明の範囲外のデータ送信を行う(ステップS86)。
末部80(MT)のハードウェア設定またはターミナル
アダプタ部100(TA)の有無から、無線回線の接続
の要/不要を確認し(ステップS85)、肯定(ステッ
プS85のY)の場合はステップS87に進み状態通知
部90に電源情報通知要求を行い(ステップS87)携
帯無線部120(MP)から回線状態が通知されるまで
待機し(ステップS88)、否定(ステップS85の
N)の場合はステップS86に進み有線網を介した本発
明の範囲外のデータ送信を行う(ステップS86)。
【0049】状態通知部90は、電源情報通知要求に応
じて、携帯無線部120(MP)の通知条件決定部13
1に電源情報を通知する(ステップS89)。
じて、携帯無線部120(MP)の通知条件決定部13
1に電源情報を通知する(ステップS89)。
【0050】通知条件決定部131は、これに応じて、
回線状態の通知条件を決定する(ステップS90)。
回線状態の通知条件を決定する(ステップS90)。
【0051】回線状態取得・通知部132は、これに応
じて、決定した通知条件を基に回線状態を算出し(ステ
ップS91)、算出値が通知条件をクリアしたか否かを
確認し(ステップS92)、肯定(ステップS92の
Y)の場合はステップS94に進み携帯端末部80(M
T)に回線状態を通知し(ステップS94)、否定(ス
テップS92のN)の場合はステップS93に進み通知
された状態を破棄する(ステップS93)。
じて、決定した通知条件を基に回線状態を算出し(ステ
ップS91)、算出値が通知条件をクリアしたか否かを
確認し(ステップS92)、肯定(ステップS92の
Y)の場合はステップS94に進み携帯端末部80(M
T)に回線状態を通知し(ステップS94)、否定(ス
テップS92のN)の場合はステップS93に進み通知
された状態を破棄する(ステップS93)。
【0052】次に、ステップS90の回線状態の通知条
件を決定する処理について、図8を用いて説明する。図
8を参照すると、本実施の形態では、まず、通知条件決
定部131が、携帯端末部80(MT)の状態通知部9
0から電源情報を受け取る(ステップS89)と、表
1,2または3で示す通知条件決定テーブルのいずれか
をRAM83に読み込み(ステップS101)、回線状
態取得・通知部132に機能取得要求を行う(ステップ
S102)。回線状態取得・通知部132は、これに応
じて、携帯無線部120(MP)が回線状態を取得し得
る最小取得間隔と回線状態の段階とを通知条件決定部1
31に通知する(ステップS103)。通知条件決定部
131は、これに応じて、通知された機能を基に表4で
示すようなテーブルに内容を補正し(ステップS10
4)、前記情報と前記テーブルとを基に通知条件を決定
し(ステップS105)、回線状態取得・通知部132
に条件を通知する(ステップS106)。
件を決定する処理について、図8を用いて説明する。図
8を参照すると、本実施の形態では、まず、通知条件決
定部131が、携帯端末部80(MT)の状態通知部9
0から電源情報を受け取る(ステップS89)と、表
1,2または3で示す通知条件決定テーブルのいずれか
をRAM83に読み込み(ステップS101)、回線状
態取得・通知部132に機能取得要求を行う(ステップ
S102)。回線状態取得・通知部132は、これに応
じて、携帯無線部120(MP)が回線状態を取得し得
る最小取得間隔と回線状態の段階とを通知条件決定部1
31に通知する(ステップS103)。通知条件決定部
131は、これに応じて、通知された機能を基に表4で
示すようなテーブルに内容を補正し(ステップS10
4)、前記情報と前記テーブルとを基に通知条件を決定
し(ステップS105)、回線状態取得・通知部132
に条件を通知する(ステップS106)。
【0053】(第5の実施の形態)次に、図面に基づき
発明の第5の実施の形態を説明する。図7は、本発明の
第5の実施の形態にかかる無線データ通信装置の動作
(無線データ通信方法)を説明するフローチャートであ
る。なお、上記実施の形態において既に記述したものと
同一の部分については、同一符号を付し、重複した説明
は省略する。第5の実施の形態は、図6で示した第4の
実施の形態の構成と同様の構成を備え、電源装置87か
ら取得した電源情報を通知条件決定部131に通知する
第4の実施の形態の機能に代えてCPU81の状態を通
知する機能を状態通知部90に設け、図7で示した第4
の実施の形態の処理を実行する点に特徴を有している。
発明の第5の実施の形態を説明する。図7は、本発明の
第5の実施の形態にかかる無線データ通信装置の動作
(無線データ通信方法)を説明するフローチャートであ
る。なお、上記実施の形態において既に記述したものと
同一の部分については、同一符号を付し、重複した説明
は省略する。第5の実施の形態は、図6で示した第4の
実施の形態の構成と同様の構成を備え、電源装置87か
ら取得した電源情報を通知条件決定部131に通知する
第4の実施の形態の機能に代えてCPU81の状態を通
知する機能を状態通知部90に設け、図7で示した第4
の実施の形態の処理を実行する点に特徴を有している。
【0054】(第6の実施の形態)次に、図面に基づき
発明の第6の実施の形態を説明する。なお、上記実施の
形態において既に記述したものと同一の部分について
は、同一符号を付し、重複した説明は省略する。第6の
実施の形態として、図6で示した第4の実施の形態の構
成と同様の構成を備え、電源装置87から取得した電源
情報を通知条件決定部131に通知する第4の実施の形
態の機能およびCPU81の状態を通知する第5の実施
の形態で説明した機能を状態通知部90に設け、図7で
示した第4の実施の形態の処理を実行する点に特徴を有
している。
発明の第6の実施の形態を説明する。なお、上記実施の
形態において既に記述したものと同一の部分について
は、同一符号を付し、重複した説明は省略する。第6の
実施の形態として、図6で示した第4の実施の形態の構
成と同様の構成を備え、電源装置87から取得した電源
情報を通知条件決定部131に通知する第4の実施の形
態の機能およびCPU81の状態を通知する第5の実施
の形態で説明した機能を状態通知部90に設け、図7で
示した第4の実施の形態の処理を実行する点に特徴を有
している。
【0055】(第7の実施の形態)次に、図面に基づき
発明の第7の実施の形態を説明する。図9は、本発明の
第7の実施の形態にかかる無線データ通信装置の基本構
成を示す図である。なお、上記実施の形態において既に
記述したものと同一の部分については、同一符号を付
し、重複した説明は省略する。図9において、140は
携帯端末部(MT),141,161,181はCPU,
142,162,186はROM,143,163,1
87はRAM,144,183は表示装置、145,1
84は入力装置、146は外部インタフェース、14
7,189は電源装置、148はデータ送受信部、14
9は状態通知部、160はターミナルアダプタ部(T
A),164は外部インタフェースA、165は外部イ
ンタフェースB、106は無線プロトコル制御部、18
0は携帯無線部(MP),182は外部インタフェース、
185は音声出力装置、188はアンテナ、190は無
線制御部、191は通知条件決定部、192は回線状態
取得・通知部、193は回線制御部を示している。
発明の第7の実施の形態を説明する。図9は、本発明の
第7の実施の形態にかかる無線データ通信装置の基本構
成を示す図である。なお、上記実施の形態において既に
記述したものと同一の部分については、同一符号を付
し、重複した説明は省略する。図9において、140は
携帯端末部(MT),141,161,181はCPU,
142,162,186はROM,143,163,1
87はRAM,144,183は表示装置、145,1
84は入力装置、146は外部インタフェース、14
7,189は電源装置、148はデータ送受信部、14
9は状態通知部、160はターミナルアダプタ部(T
A),164は外部インタフェースA、165は外部イ
ンタフェースB、106は無線プロトコル制御部、18
0は携帯無線部(MP),182は外部インタフェース、
185は音声出力装置、188はアンテナ、190は無
線制御部、191は通知条件決定部、192は回線状態
取得・通知部、193は回線制御部を示している。
【0056】図9を参照すると、本実施の形態の無線携
帯端末1は、携帯端末部140(MT)とターミナルア
ダプタ部160(TA)と携帯無線部180(MP)を
備えている。
帯端末1は、携帯端末部140(MT)とターミナルア
ダプタ部160(TA)と携帯無線部180(MP)を
備えている。
【0057】本実施の形態の携帯端末部140(MT)
は、携帯端末部140(MT)全体の動作を制御し、R
OM142やRAM143に記憶されているプログラム
を実行することで、データ送受信部148、状態通知部
149を実行可能とし、例えば処理速度や電源の消費電
力量が異なる複数の動作状態を有するCPU141と、
例えばBIOS等の制御プログラムや制御データが記憶
されているROM142と、通信プログラムや送受信す
るデータ等が一時的または恒久的に記憶されるRAM1
43と、例えばディスプレイやLCD等、プログラムの
表示画面や回線状態などを表示する表示装置144と、
例えばキーボードやペン等ユーザからの入力を受け付け
る入力装置145と、表示装置144や入力装置145
やターミナルアダプタ部160(TA)等の外部機器と
CPU141との間で、制御命令やデータ等をやり取り
する外部インタフェース146と、電池またはAC電源
を動作電源とし電池とAC電源の判別や電池残量の検出
が可能な電源装置147と、回線接続後に情報サーバ機
7との間でデータを送受信するデータ送受信部148
と、電源装置147から取得した電源情報やCPU14
1の動作状態を通知条件決定部191に通知する状態通
知部149を備えている。
は、携帯端末部140(MT)全体の動作を制御し、R
OM142やRAM143に記憶されているプログラム
を実行することで、データ送受信部148、状態通知部
149を実行可能とし、例えば処理速度や電源の消費電
力量が異なる複数の動作状態を有するCPU141と、
例えばBIOS等の制御プログラムや制御データが記憶
されているROM142と、通信プログラムや送受信す
るデータ等が一時的または恒久的に記憶されるRAM1
43と、例えばディスプレイやLCD等、プログラムの
表示画面や回線状態などを表示する表示装置144と、
例えばキーボードやペン等ユーザからの入力を受け付け
る入力装置145と、表示装置144や入力装置145
やターミナルアダプタ部160(TA)等の外部機器と
CPU141との間で、制御命令やデータ等をやり取り
する外部インタフェース146と、電池またはAC電源
を動作電源とし電池とAC電源の判別や電池残量の検出
が可能な電源装置147と、回線接続後に情報サーバ機
7との間でデータを送受信するデータ送受信部148
と、電源装置147から取得した電源情報やCPU14
1の動作状態を通知条件決定部191に通知する状態通
知部149を備えている。
【0058】本実施の形態のターミナルアダプタ部16
0(TA)は、全体の動作を制御し、ROM162やR
AM163に記憶されているプログラムを実行すること
で、無線プロトコル制御部106を実行可能とするCP
U161と、例えばBIOS等の制御プログラムや制御
データが記憶されているROM162と、外部インタフ
ェースA164またはB165から入出力する制御命令
やデータが一時的に記憶されるRAM163と、携帯端
末部140(MT)とCPU41との間で制御命令やデ
ータ等をやり取りする外部インタフェースA164と、
携帯無線部180(MP)とCPU41との間で、制御
命令やデータ等をやり取りする外部インタフェースB1
65と、PIAFSのような無線環境でデータ通信を行
うための仕様に基づく処理を行う無線プロトコル制御部
106を備えている。
0(TA)は、全体の動作を制御し、ROM162やR
AM163に記憶されているプログラムを実行すること
で、無線プロトコル制御部106を実行可能とするCP
U161と、例えばBIOS等の制御プログラムや制御
データが記憶されているROM162と、外部インタフ
ェースA164またはB165から入出力する制御命令
やデータが一時的に記憶されるRAM163と、携帯端
末部140(MT)とCPU41との間で制御命令やデ
ータ等をやり取りする外部インタフェースA164と、
携帯無線部180(MP)とCPU41との間で、制御
命令やデータ等をやり取りする外部インタフェースB1
65と、PIAFSのような無線環境でデータ通信を行
うための仕様に基づく処理を行う無線プロトコル制御部
106を備えている。
【0059】本実施の形態の携帯無線部180(MP)
は、携帯無線部180(MP)全体の動作を制御し、R
OM186やRAM187に記憶されているプログラム
を実行することで、無線制御部190、回線状態取得・
通知部192を実行可能とするCPU181と、例えば
自局番号などが記憶されているROM186と、制御プ
ログラムや相手先電話番号等が一時的または恒久的に記
憶されるRAM187と、例えばLCD等、通信状態や
相手先電話番号などを表示する表示装置183と、例え
ばボタン等ユーザからの入力を受け付ける入力装置18
4と、着信音や相手先の音声を出力する音声出力装置1
85と、表示装置183や入力装置184や音声出力装
置185やターミナルアダプタ部160(TA)等の外
部機器とCPU181との間で、制御命令やデータ等を
やり取りする外部インタフェース182と、無線基地局
2との間で電波の送受信を行うアンテナ188と、電池
またはAC電源を動作電源とし、電池とAC電源の判別
や電池残量の検出が可能な電源装置189と、発着信時
の呼接続や単位無線区域8移動時の接続切り替え等の無
線制御に関する処理を行う無線制御部190と、前記電
源情報やCPU141の動作状態とを基に通知条件を決
定し、外部インタフェース146を介して携帯無線部1
80(MP)に通知する通知条件決定部191と、携帯
端末部140(MT)から通知された通知条件を基に回
線状態を算出し当該算出した回線状態が条件を満足した
時に外部インタフェース182を介して携帯端末部14
0(MT)に回線状態を通知する回線状態取得・通知部
192と、通信プログラムからの接続要求を受けた旨を
通知条件決定部191に通知し携帯無線部180(M
P)から回線状態を通知されたタイミングで回線を接続
する回線制御部193を備えている。
は、携帯無線部180(MP)全体の動作を制御し、R
OM186やRAM187に記憶されているプログラム
を実行することで、無線制御部190、回線状態取得・
通知部192を実行可能とするCPU181と、例えば
自局番号などが記憶されているROM186と、制御プ
ログラムや相手先電話番号等が一時的または恒久的に記
憶されるRAM187と、例えばLCD等、通信状態や
相手先電話番号などを表示する表示装置183と、例え
ばボタン等ユーザからの入力を受け付ける入力装置18
4と、着信音や相手先の音声を出力する音声出力装置1
85と、表示装置183や入力装置184や音声出力装
置185やターミナルアダプタ部160(TA)等の外
部機器とCPU181との間で、制御命令やデータ等を
やり取りする外部インタフェース182と、無線基地局
2との間で電波の送受信を行うアンテナ188と、電池
またはAC電源を動作電源とし、電池とAC電源の判別
や電池残量の検出が可能な電源装置189と、発着信時
の呼接続や単位無線区域8移動時の接続切り替え等の無
線制御に関する処理を行う無線制御部190と、前記電
源情報やCPU141の動作状態とを基に通知条件を決
定し、外部インタフェース146を介して携帯無線部1
80(MP)に通知する通知条件決定部191と、携帯
端末部140(MT)から通知された通知条件を基に回
線状態を算出し当該算出した回線状態が条件を満足した
時に外部インタフェース182を介して携帯端末部14
0(MT)に回線状態を通知する回線状態取得・通知部
192と、通信プログラムからの接続要求を受けた旨を
通知条件決定部191に通知し携帯無線部180(M
P)から回線状態を通知されたタイミングで回線を接続
する回線制御部193を備えている。
【0060】以下に、図9の構成で、無線データ通信方
法が記述されている通信アプリケーションが起動され、
回線状態が接続条件を満足したタイミングで回線を接続
する動作について、図10を用いて説明する。図10
は、本発明の第8の実施の形態にかかる無線データ通信
装置の動作(無線データ通信方法)を説明するフローチ
ャートである。図10を参照すると、本実施の形態の通
信アプリケーションでは、まず、ユーザの操作によりデ
ータ送信機会が生じると、データ送受信部148に対し
て、セッションの確立を要求し(ステップS121)、
データ送受信部148から”セッション確立成功/失
敗”通知を受けるまで待機する(ステップS122)。
法が記述されている通信アプリケーションが起動され、
回線状態が接続条件を満足したタイミングで回線を接続
する動作について、図10を用いて説明する。図10
は、本発明の第8の実施の形態にかかる無線データ通信
装置の動作(無線データ通信方法)を説明するフローチ
ャートである。図10を参照すると、本実施の形態の通
信アプリケーションでは、まず、ユーザの操作によりデ
ータ送信機会が生じると、データ送受信部148に対し
て、セッションの確立を要求し(ステップS121)、
データ送受信部148から”セッション確立成功/失
敗”通知を受けるまで待機する(ステップS122)。
【0061】データ送受信部148は、これに応じて、
携帯端末部140(MT)のハードウェア設定またはタ
ーミナルアダプタ部160(TA)の有無から、無線回
線の接続の要/不要を確認し(ステップS123)、肯
定(ステップS123のY)の場合はステップS125
に、否定(ステップS123のN)の場合はステップS
124に進む。ステップS124では、有線網を介した
本発明の範囲外のデータ送信を行う。ステップS125
では、状態通知部149に電源情報通知要求を行い、携
帯無線部180(MP)の回線制御部193から”回線
接続成功/失敗”通知を受けるまで待機する(ステップ
S126)。
携帯端末部140(MT)のハードウェア設定またはタ
ーミナルアダプタ部160(TA)の有無から、無線回
線の接続の要/不要を確認し(ステップS123)、肯
定(ステップS123のY)の場合はステップS125
に、否定(ステップS123のN)の場合はステップS
124に進む。ステップS124では、有線網を介した
本発明の範囲外のデータ送信を行う。ステップS125
では、状態通知部149に電源情報通知要求を行い、携
帯無線部180(MP)の回線制御部193から”回線
接続成功/失敗”通知を受けるまで待機する(ステップ
S126)。
【0062】状態通知部149は、これに応じて、携帯
無線部180(MP)の通知条件決定部191に電源情
報を通知する(ステップS127)。通知条件決定部1
91は、これに応じて、回線状態の通知条件を決定する
(ステップS128)。
無線部180(MP)の通知条件決定部191に電源情
報を通知する(ステップS127)。通知条件決定部1
91は、これに応じて、回線状態の通知条件を決定する
(ステップS128)。
【0063】回線状態取得・通知部192は、決定した
通知条件を基に回線状態を算出し(ステップS12
9)、算出値が通知条件をクリアしたか否かを確認し
(ステップS130)、肯定(ステップS130のY)
の場合はステップS132に、否定(ステップS130
のN)の場合はステップS131に進む。ステップS1
31では、通知された状態を破棄する。ステップS13
2では、回線制御部193に回線接続要求を行う。
通知条件を基に回線状態を算出し(ステップS12
9)、算出値が通知条件をクリアしたか否かを確認し
(ステップS130)、肯定(ステップS130のY)
の場合はステップS132に、否定(ステップS130
のN)の場合はステップS131に進む。ステップS1
31では、通知された状態を破棄する。ステップS13
2では、回線制御部193に回線接続要求を行う。
【0064】この後、回線制御部193は、無線基地局
2との間で回線の確立を行う(ステップS133)。こ
こで、ステップS133の処理は、図8で示したステッ
プS101〜ステップS106と同様である。
2との間で回線の確立を行う(ステップS133)。こ
こで、ステップS133の処理は、図8で示したステッ
プS101〜ステップS106と同様である。
【0065】(第8の実施の形態)次に、図面に基づき
発明の第8の実施の形態を説明する。図10は、本発明
の第8の実施の形態にかかる無線データ通信装置の動作
(無線データ通信方法)を説明するフローチャートであ
る。なお、上記実施の形態において既に記述したものと
同一の部分については、同一符号を付し、重複した説明
は省略する。第8の実施の形態として、図9で示した第
7の実施の形態の構成において、状態通知部90をCP
U状態通知部に置き換え、図10で示した第7の実施の
形態の動作を実現することが可能である。
発明の第8の実施の形態を説明する。図10は、本発明
の第8の実施の形態にかかる無線データ通信装置の動作
(無線データ通信方法)を説明するフローチャートであ
る。なお、上記実施の形態において既に記述したものと
同一の部分については、同一符号を付し、重複した説明
は省略する。第8の実施の形態として、図9で示した第
7の実施の形態の構成において、状態通知部90をCP
U状態通知部に置き換え、図10で示した第7の実施の
形態の動作を実現することが可能である。
【0066】(第9の実施の形態)次に、図面に基づき
発明の第9の実施の形態を説明する。なお、上記実施の
形態において既に記述したものと同一の部分について
は、同一符号を付し、重複した説明は省略する。第9の
実施の形態として、図9で示した第7の実施の形態の構
成において、状態通知部90を電源情報・CPU状態通
知部に置き換え、図10で示した第7の実施の形態の動
作を実現することが可能である。
発明の第9の実施の形態を説明する。なお、上記実施の
形態において既に記述したものと同一の部分について
は、同一符号を付し、重複した説明は省略する。第9の
実施の形態として、図9で示した第7の実施の形態の構
成において、状態通知部90を電源情報・CPU状態通
知部に置き換え、図10で示した第7の実施の形態の動
作を実現することが可能である。
【0067】以上説明したように上記各実施の形態によ
れば、回線状態が悪く不安定な状況でも回線状態が良好
になるまで電界強度の取得と接続可能か否かの判定を繰
り返すことを回避できるようになり、その結果、携帯端
末の処理速度の低下を回避して携帯端末と無線機の消費
電力量の増加を回避できるようになるといった効果を奏
する。
れば、回線状態が悪く不安定な状況でも回線状態が良好
になるまで電界強度の取得と接続可能か否かの判定を繰
り返すことを回避できるようになり、その結果、携帯端
末の処理速度の低下を回避して携帯端末と無線機の消費
電力量の増加を回避できるようになるといった効果を奏
する。
【0068】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形
態は適宜変更され得ることは明らかである。また上記構
成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。また、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
れず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形
態は適宜変更され得ることは明らかである。また上記構
成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。また、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0069】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、回線状態が悪く不安定な状況でも回線状態が良好に
なるまで電界強度の取得と接続可能か否かの判定を繰り
返すことを回避できるようになり、その結果、携帯端末
の処理速度の低下を回避して携帯端末と無線機の消費電
力量の増加を回避できるようになるといった効果を奏す
る。
で、回線状態が悪く不安定な状況でも回線状態が良好に
なるまで電界強度の取得と接続可能か否かの判定を繰り
返すことを回避できるようになり、その結果、携帯端末
の処理速度の低下を回避して携帯端末と無線機の消費電
力量の増加を回避できるようになるといった効果を奏す
る。
【図1】回線状態の通知機能を利用した本発明の無線デ
ータ通信方法および無線データ通信装置の基本構成を示
す図である。
ータ通信方法および無線データ通信装置の基本構成を示
す図である。
【図2】本発明の無線携帯端末の一実施の形態を示す構
成図である。
成図である。
【図3】図1の無線データ通信装置の動作(無線データ
通信方法)を説明するフローチャートである。
通信方法)を説明するフローチャートである。
【図4】図3のステップS9の回線状態の通知条件を決
定する処理を説明するフローチャートである。
定する処理を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態にかかる無線データ
通信装置の動作(無線データ通信方法)を説明するフロ
ーチャートである。
通信装置の動作(無線データ通信方法)を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第4の実施の形態にかかる無線データ
通信装置の基本構成を示す図である。
通信装置の基本構成を示す図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態にかかる無線データ
通信装置の動作(無線データ通信方法)を説明するフロ
ーチャートである。
通信装置の動作(無線データ通信方法)を説明するフロ
ーチャートである。
【図8】ステップS90の回線状態の通知条件を決定す
る処理を説明するフローチャートである。
る処理を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の第7の実施の形態にかかる無線データ
通信装置の基本構成を示す図である。
通信装置の基本構成を示す図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態にかかる無線デー
タ通信装置の動作(無線データ通信方法)を説明するフ
ローチャートである。
タ通信装置の動作(無線データ通信方法)を説明するフ
ローチャートである。
1…無線携帯端末 2…無線基地局 3…プロトコル変換装置 4…回線終端装置 5…回線インタフェース 6…ネットワークインタフェース装置 7…情報サーバ機 8…単位無線区域 9…無線通信網 10…公衆網 11…有線通信網 20,80,140…携帯端末部(MT) 21,41,61,81,101,121,141,1
61,181…CPU 22,42,66,82,102,126,142,1
62,186…ROM 23,43,67,83,103,127,143,1
63,187…RAM 24,63,84,123,144,183…表示装置 25,64,85,124,145,184…入力装置 26,86,122,146,182…外部インタフェ
ース 27,69,87,129,147,189…電源装置 28,88,193…回線制御部 29,89,148…データ送受信部 30,90,149…状態通知部 31,131,191…通知条件決定部 40,100,160…ターミナルアダプタ部(TA) 44,104,164…外部インタフェースA 45,105,165…外部インタフェースB 46,106…無線プロトコル制御部 60,120,180…携帯無線部(MP) 62…外部インタフェース 65,125,185…音声出力装置 68,128,188…アンテナ 70,130,190…無線制御部 71,132,192…回線状態取得・通知部
61,181…CPU 22,42,66,82,102,126,142,1
62,186…ROM 23,43,67,83,103,127,143,1
63,187…RAM 24,63,84,123,144,183…表示装置 25,64,85,124,145,184…入力装置 26,86,122,146,182…外部インタフェ
ース 27,69,87,129,147,189…電源装置 28,88,193…回線制御部 29,89,148…データ送受信部 30,90,149…状態通知部 31,131,191…通知条件決定部 40,100,160…ターミナルアダプタ部(TA) 44,104,164…外部インタフェースA 45,105,165…外部インタフェースB 46,106…無線プロトコル制御部 60,120,180…携帯無線部(MP) 62…外部インタフェース 65,125,185…音声出力装置 68,128,188…アンテナ 70,130,190…無線制御部 71,132,192…回線状態取得・通知部
Claims (18)
- 【請求項1】 無線回線と接続し無線通信網と公衆網と
有線通信網とを介してサーバとの間でデータを送受信す
る無線データ通信装置であって、 自身に供給されている電源情報を基に無線機の回線状態
の通知条件を決定し無線機に通知する携帯端末と、前記
回線状態が当該携帯端末から通知された条件を満足した
時に当該携帯端末に前記回線状態を通知する無線機を備
え、回線状態が悪く不安定な状況でも回線状態が良好になる
まで電界強度の取得と接続可能か否かの判定を繰り返す
ことを回避して携帯端末の処理速度の低下および携帯端
末と無線機の消費電力量の増加を回避する ことを特徴と
する無線データ通信装置。 - 【請求項2】 前記携帯端末は、自身に供給されている
前記電源情報を前記無線機に通知する手段を有し、 前記無線機は、当該通知された前記電源情報を基に前記
回線状態の通知条件を決定するとともに、前記回線状態
が条件を満足した時に前記携帯端末に前記回線状態を通
知する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
無線データ通信装置。 - 【請求項3】 前記携帯端末は、自身に供給されている
前記電源情報を前記無線機に通知する手段を有し、 前記無線機は、当該通知された前記電源情報を基に前記
回線状態の通知条件を決定し前記回線状態が条件を満足
した時に回線を接続する手段を有することを特徴とする
請求項1に記載の無線データ通信装置。 - 【請求項4】 前記電源情報は、供給されている電源が
交流電源か電池かを示す情報である電源種別情報と、電
源が電池の場合の電池残量を示す情報である電池残量情
報とを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
か一項に記載の無線データ通信装置。 - 【請求項5】 前記回線状態は、前記無線機が無線基地
局から受信した電波の強度である受信電界強度、前記無
線機が無線基地局から受信した制御データのエラーレー
トで示される回線の状態のうちの少なくとも1つ以上を
含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に
記載の無線データ通信装置。 - 【請求項6】 前記携帯端末は、自身のCPUの動作状
態を基に前記回線状態の通知条件を決定して前記無線機
に通知する手段を有し、 前記無線機は前記回線状態が前記携帯端末から通知され
た条件を満足した時に前記携帯端末に前記回線状態を通
知する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
無線データ通信装置。 - 【請求項7】 前記携帯端末は、自身のCPUの動作状
態を前記無線機に通知する手段を有し、 前記無線機は、当該通知された前記CPUの動作状態を
基に前記回線状態の通知条件を決定し前記回線状態が条
件を満足した時に前記携帯端末に前記回線状態を通知す
る手段を有することを特徴とする請求項1に記載の無線
データ通信装置。 - 【請求項8】 前記携帯端末は、自身のCPUの動作状
態を前記無線機に通知する手段を有し、 前記無線機は、当該通知された前記CPUの動作状態を
基に前記回線状態の通知条件を決定し前記回線状態が条
件を満足した時に回線を接続する手段を有することを特
徴とする請求項1に記載の無線データ通信装置。 - 【請求項9】 前記CPUの動作状態は、CPUの処理
速度や電源の消費電力量が異なる動作状態を示す情報を
含むことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に
記載の無線データ通信装置。 - 【請求項10】 携帯端末が無線機を用いて無線回線と
接続し無線通信網と公衆網と有線通信網とを介してサー
バとの間でデータを送受信する無線データ通信方法であ
って、携帯端末が、 自身に供給されている電源情報を基に無線
機の回線状態の通知条件を決定し無線機に通知する第1
の工程と、無線機が、 前記回線状態が当該携帯端末から通知された
条件を満足した時に当該携帯端末に前記回線状態を通知
する第2の工程を備え、回線状態が悪く不安定な状況でも回線状態が良好になる
まで電界強度の取得と接続可能か否かの判定を繰り返す
ことを回避して携帯端末の処理速度の低下および携帯端
末と無線機の消費電力量の増加を回避する ことを特徴と
する無線データ通信方法。 - 【請求項11】 前記第1の工程は、自身に供給されて
いる前記電源情報を前記無線機に通知する工程を含み、 前記第2の工程は、当該通知された前記電源情報を基に
前記回線状態の通知条件を決定するとともに、前記回線
状態が条件を満足した時に前記携帯端末に前記回線状態
を通知する工程を含むことを特徴とする請求項10に記
載の無線データ通信方法。 - 【請求項12】 前記第1の工程は、自身に供給されて
いる前記電源情報を前記無線機に通知する工程を含み、 前記第2の工程は、当該通知された前記電源情報を基に
前記回線状態の通知条件を決定し前記回線状態が条件を
満足した時に回線を接続する工程を含むことを特徴とす
る請求項10に記載の無線データ通信方法。 - 【請求項13】 前記電源情報は、供給されている電源
が交流電源か電池かを示す情報である電源種別情報と、
電源が電池の場合の電池残量を示す情報である電池残量
情報とを備えることを特徴とする請求項10乃至12の
いずれか一項に記載の無線データ通信方法。 - 【請求項14】 前記回線状態は、前記無線機が無線基
地局から受信した電波の強度である受信電界強度、前記
無線機が無線基地局から受信した制御データのエラーレ
ートで示される回線の状態のうちの少なくとも1つ以上
を含むことを特徴とする請求項10乃至13のいずれか
一項に記載の無線データ通信方法。 - 【請求項15】 前記第1の工程は、自身のCPUの動
作状態を基に前記回線状態の通知条件を決定して前記無
線機に通知する工程を含み、 前記第2の工程は、前記回線状態が前記携帯端末から通
知された条件を満足した時に前記携帯端末に前記回線状
態を通知する工程を含むことを特徴とする請求項10に
記載の無線データ通信方法。 - 【請求項16】 前記第1の工程は、自身のCPUの動
作状態を前記無線機に通知する工程を含み、 前記第2の工程は、当該通知された前記CPUの動作状
態を基に前記回線状態の通知条件を決定し前記回線状態
が条件を満足した時に前記携帯端末に前記回線状態を通
知する工程を含むことを特徴とする請求項10に記載の
無線データ通信方法。 - 【請求項17】 前記第1の工程は、自身のCPUの動
作状態を前記無線機に通知する工程を含み、 前記第2の工程は、当該通知された前記CPUの動作状
態を基に前記回線状態の通知条件を決定し前記回線状態
が条件を満足した時に回線を接続する工程を含むことを
特徴とする請求項10に記載の無線データ通信方法。 - 【請求項18】 前記CPUの動作状態は、CPUの処
理速度や電源の消費電力量が異なる動作状態を示す情報
を含むことを特徴とする請求項15乃至17のいずれか
一項に記載の無線データ通信方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20844699A JP3339469B2 (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 無線データ通信装置および無線データ通信方法 |
US09/621,691 US6970710B1 (en) | 1999-07-23 | 2000-07-21 | Radio data communication apparatus and radio data communication method |
EP00115762A EP1071300A3 (en) | 1999-07-23 | 2000-07-21 | Radio data communication apparatus and radio communication method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20844699A JP3339469B2 (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 無線データ通信装置および無線データ通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001036460A JP2001036460A (ja) | 2001-02-09 |
JP3339469B2 true JP3339469B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=16556351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20844699A Expired - Fee Related JP3339469B2 (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 無線データ通信装置および無線データ通信方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6970710B1 (ja) |
EP (1) | EP1071300A3 (ja) |
JP (1) | JP3339469B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3824511B2 (ja) * | 2001-09-18 | 2006-09-20 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | コンピュータ装置および無線通信モジュールの制御方法 |
KR100813332B1 (ko) * | 2003-08-06 | 2008-03-12 | 인텔 코오퍼레이션 | 전화선을 갖는 인터넷 기지국 |
JP4818581B2 (ja) | 2003-10-27 | 2011-11-16 | 京セラ株式会社 | 通信端末 |
TWM266644U (en) * | 2004-10-22 | 2005-06-01 | Uniwill Comp Corp | Wireless conversion device |
US7583984B2 (en) * | 2005-08-12 | 2009-09-01 | Lg Electronics Inc. | Method of providing notification for battery power conservation in a wireless system |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5497507A (en) * | 1991-09-27 | 1996-03-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Portable wireless telephone apparatus with use specific power monitoring |
US5333176A (en) * | 1992-04-30 | 1994-07-26 | Murata Machinery, Ltd. | Cellular hand held portable speakerphone system having an interface adapter |
DE69327866T2 (de) * | 1992-09-09 | 2000-11-02 | Hitachi, Ltd. | Mobile Kommunikationseinrichtung |
AU6093194A (en) * | 1993-01-22 | 1994-08-15 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for establishing data communications between power-conserving devices |
JPH07322350A (ja) * | 1994-05-23 | 1995-12-08 | Nec Corp | 親機と子機から成る携帯用移動電話機 |
FR2725103B1 (fr) * | 1994-09-23 | 1996-12-27 | Alcatel Mobile Comm France | Economie d'energie dans un systeme incluant un radiotelephone portatif connecte a un dispositif peripherique |
US5651052A (en) * | 1995-03-03 | 1997-07-22 | Alliance Research Corporation | Apparatus and method for incoming call detection and alarm circuitry for cellular telephones |
US5802469A (en) * | 1995-03-29 | 1998-09-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Radio communication system selectable low speed bi-directional communication and high-speed down link communication |
JP2786169B2 (ja) * | 1996-06-25 | 1998-08-13 | 静岡日本電気株式会社 | 表示付無線選択呼出受信機 |
US5794146A (en) * | 1996-08-14 | 1998-08-11 | Sharp Microelectronics Technology, Inc. | System and method for conserving battery power in a mobile station searching to select a serving cell |
JP2877116B2 (ja) * | 1996-12-26 | 1999-03-31 | 日本電気株式会社 | 無線通信システム |
JP3134802B2 (ja) * | 1997-03-24 | 2001-02-13 | 日本電気株式会社 | 移動体通信装置、移動体通信装置の電源供給装置および電源供給方法、および、移動体通信装置に接続可能なデータ端末接続モデムカード |
JP3058115B2 (ja) | 1997-03-24 | 2000-07-04 | 日本電気株式会社 | 移動体通信装置、移動体通信装置の電源供給装置および電源供給方法、および、移動体通信装置に接続可能なデータ端末接続カード装置 |
JPH10304578A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-13 | Canon Inc | 電気機器及び電気機器の運用制御方法 |
KR100234132B1 (ko) | 1997-07-26 | 1999-12-15 | 윤종용 | 이동통신단말기의 배터리 사용기간 연장방법 |
JP3299927B2 (ja) * | 1998-01-29 | 2002-07-08 | 沖電気工業株式会社 | 移動体通信システム、および移動局の位置推定方法 |
US6236214B1 (en) * | 1999-12-23 | 2001-05-22 | Ericsson Inc. | Method and apparatus for determining the remaining operation time of a mobile communication unit |
-
1999
- 1999-07-23 JP JP20844699A patent/JP3339469B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-07-21 EP EP00115762A patent/EP1071300A3/en not_active Withdrawn
- 2000-07-21 US US09/621,691 patent/US6970710B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001036460A (ja) | 2001-02-09 |
EP1071300A2 (en) | 2001-01-24 |
US6970710B1 (en) | 2005-11-29 |
EP1071300A3 (en) | 2001-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1650992B1 (en) | Management server and mobile terminal | |
WO2003039039A1 (en) | Method for increasing standby time using access history to 1x ev-do network with access terminal and device thereof | |
JP4308151B2 (ja) | 移動通信システムのメッセージ発信者情報確認装置及び方法 | |
JP3339469B2 (ja) | 無線データ通信装置および無線データ通信方法 | |
JP4078143B2 (ja) | ハンズフリー通話システムおよびハンズフリー通話システムにおける中継装置 | |
JPH10164660A (ja) | 無線通信装置 | |
US20230021273A1 (en) | Method, apparatus, and device for determining protocol architecture | |
US6212375B1 (en) | Method and apparatus providing residential base carrier inactivation after line failure or line in use | |
KR20020044176A (ko) | 무선 핸드셋을 통한 통화에 대한 접속 특성을 표시하기위한 시스템및 방법 | |
JP4564040B2 (ja) | 無線通信システム、無線通信装置、無線通信端末 | |
JP2002057618A (ja) | 無線中継装置 | |
JP5657909B2 (ja) | 移動体通信端末 | |
JP2008092600A (ja) | ハンズフリー通話システムおよびハンズフリー通話システムにおける中継装置 | |
JP4152817B2 (ja) | 無線通信システム、無線通信装置、無線通信端末 | |
JP2004229143A (ja) | 通信システム、データ送信方法、通信装置、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2003199167A (ja) | 移動無線端末装置及び該装置間のメッセージ交換方法 | |
JPH11177713A (ja) | 通信端末装置 | |
JPH11122670A (ja) | 移動局及び移動体通信システム | |
CN114531722B (zh) | 本地网络中设备的联网方法、装置和电子设备 | |
JP2005339124A (ja) | 電子メール通信システム | |
JPH11252661A (ja) | 携帯電話通信切替方式 | |
KR101732513B1 (ko) | 휴대용 단말기에서 이종 망 간의 핸드오프를 지원하기 위한 장치 및 방법 | |
CN108966366B (zh) | WiFi断开调整方法、装置、移动终端以及存储介质 | |
JP2010135951A (ja) | 通信端末および通信システムならびにそのベアラ切り替え方法 | |
JP3431797B2 (ja) | 携帯電話端末 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |