JP2003199167A - 移動無線端末装置及び該装置間のメッセージ交換方法 - Google Patents

移動無線端末装置及び該装置間のメッセージ交換方法

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JP2003199167A
JP2003199167A JP2001399298A JP2001399298A JP2003199167A JP 2003199167 A JP2003199167 A JP 2003199167A JP 2001399298 A JP2001399298 A JP 2001399298A JP 2001399298 A JP2001399298 A JP 2001399298A JP 2003199167 A JP2003199167 A JP 2003199167A
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Toshiya Tamura
俊哉 田村
Takayasu Aoki
孝泰 青木
Kentaro Nagahama
健太郎 永濱
Tosaku Tanada
東作 棚田
Hiroshi Matsutani
寛 松谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近距離無線通信が切断された場合にも、該近
距離無線通信の状態の影響を受けることなくメッセージ
交換を継続できるようにする。 【解決手段】 移動無線端末10A−1と10A−2
は、共に図2に示す如く構成されて近距離無線通信を用
いたメッセージ交換手順を実行している。この時、移動
無線端末10A−1の近距離無線通信検出部18で上記
メッセージ交換手順の切断が検出された場合、移動無線
端末10A−1が要求元となって対向する移動無線端末
10A−2との間で無線電話通信機能を用いてメッセー
ジ交換手順実行機能を切り換える制御手順を実行し、双
方の無線電話通信接続管理部16の制御下で、移動無線
端末10A−1と移動無線端末10A−2間のメッセー
ジ交換手順を無線電話通信を用いたメッセージ交換手順
に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近距離距離無線通
信機能と無線電話通信機能を有する移動無線端末装置、
及びこれら移動無線端末装置間における近距離距離無線
通信機能と無線電話通信機能を併用したメッセージ交換
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、複数のデバイス間を接続する機能
として、Bluetooth(R)等の近距離無線通信機能が着
目されている。
【0003】特に、近年では、Bluetooth(R)等の近
距離無線通信機能を備え、同機能を有する複数の端末装
置同士でサーバを介さずにリアルタイム双方向通信(例
えば、チャット)を行なうことができる移動無線端末装
置等も実用化されている。
【0004】この種の移動無線端末装置の運用を考える
と、Bluetooth(R)は通信距離が短く、送信出力も小
さいために、例えば、ユーザが当該移動無線端末装置を
手に持って動きながらメッセージ交換を行なう場合など
には、近距離無線通信を利用したメッセージ交換セッシ
ョンが切断される危険性が非常に高いものであった。
【0005】また、同じ理由から、この種の移動無線端
末装置は、電波状態の悪化の影響を受け易く、メッセー
ジ交換中、電波状態の少しの悪化でも近距離無線通信が
簡単に切断され、メッセージ交換セッションが行なえな
くなることがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、近距離無
線通信機能を備えた従来の移動無線端末装置では、通信
距離が短く、送信出力も小さいという近距離無線通信機
能の特質から、例えば、リアルタイム双方向通信でのメ
ッセージ交換中にユーザが該端末装置を持って無意識に
移動した場合や無線状態の悪化等によって、近距離無線
通信が切断されて突然メッセージの交換が行なえなくな
る状態に陥り易いという問題点があった。
【0007】本発明は上記問題点を除去し、近距離無線
通信機能によりリアルタイム双方向通信等を実行中にユ
ーザが動いたり無線状態が悪化するなどにより近距離無
線通信が切断された場合にも、該近距離無線通信の状態
の影響を受けることなくメッセージ交換を継続できる移
動無線端末装置及び該移動無線端末装置間のメッセージ
交換方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、近距離無線通信機能と無線
電話通信機能を有する移動無線端末装置であって、近距
離無線通信を用いたメッセージ交換手順が切断されたこ
とを検出する近距離無線通信検出手段と、前記近距離無
線通信検出手段により前記切断が検出された場合、無線
電話通信機能によって対向移動無線端末装置に対して無
線電話通信によるメッセージ交換手順の確立要求を送信
する無線電話通信接続要求手段と、前記対向移動無線端
末装置から前記確立要求に同意する旨の接続応答を受信
する無線電話通信接続応答受信手段と、前記対向移動無
線端末装置から前記接続応答が受信された場合、無線電
話通信によるメッセージ交換手順を確立する無線電話通
信接続制御手段とを具備することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、近距離無線通信機
能と無線電話通信機能を有する移動無線端末装置であっ
て、無線電話通信機能によって対向移動無線端末装置か
ら無線電話通信によるメッセージ交換手順の確立要求を
受信する無線電話通信接続要求受信手段と、前記確立要
求に同意するか否かを判断する判断手段と、前記確立要
求に同意すると判断された場合、同意する旨を示す接続
応答を対向移動無線端末装置に送信する無線電話通信接
続応答手段と、対向移動無線端末装置に前記接続応答を
送信した場合、無線電話通信によるメッセージ交換手順
を確立する無線電話通信接続制御手段とを具備すること
を特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、近距離無線通信機
能と無線電話通信機能を有する移動無線端末装置であっ
て、近距離無線通信を用いたメッセージ交換手順が切断
されたことを検出する近距離無線通信検出手段と、前記
近距離無線通信検出手段により前記切断が検出された場
合、無線電話通信機能によって対向移動無線端末装置に
対して無線電話通信によるメッセージ交換手順の確立要
求を送信する無線電話通信接続要求手段と、無線電話通
信機能によって対向移動無線端末装置から無線電話通信
によるメッセージ交換手順の確立要求を受信する無線電
話通信接続要求受信手段と、受信された前記確立要求に
同意するか否かを判断する判断手段と、前記確立要求に
同意すると判断された場合、同意する旨を示す接続応答
を対向移動無線端末装置に送信する無線電話通信接続応
答手段と、送信した前記確立要求に対して対向移動無線
端末装置から該確立要求に同意する旨の接続応答を受信
する無線電話通信接続応答受信手段と、対向移動無線端
末装置から前記接続応答が受信された場合、あるいは対
向移動無線端末装置に前記接続応答を送信した場合、無
線電話通信によるメッセージ交換手順を確立する無線電
話通信接続制御手段とを具備することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、上記請求項2また
は3記載の発明において、近距離無線通信を用いたメッ
セージ交換手順から無線電話通信を用いたメッセージ交
換手順への切り換えに同意するか否かを予め設定する設
定手段を具備し、前記判断手段は、前記設定手段の設定
内容に応じて前記確立要求に同意するか否かを判断する
ことを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、上記請求項2また
は3記載の発明において、無線電話通信接続要求受信手
段により前記確立要求が受信された場合、近距離無線通
信を用いたメッセージ交換手順から無線電話通信を用い
たメッセージ交換手順への切り換えに同意するか否かを
選択する選択画面を表示する表示手段と、前記選択画面
の表示に従い前記切り換えに同意する否かを選択する選
択手段とを具備し、前記判断手段は、前記選択手段の選
択結果に応じて前記確立要求に同意するか否かを判断す
ることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、近距離無線通信機
能と無線電話通信機能を有する移動無線端末装置であっ
て、近距離無線通信を用いたメッセージ交換手順が切断
されたことを検出する近距離無線通信検出手段と、前記
近距離無線通信検出手段により前記切断が検出された場
合、無線電話通信機能によって対向移動無線端末装置に
対して無線電話通信によるメッセージ交換手順の確立要
求を送信する無線電話通信接続要求手段と、対向移動無
線端末装置に前記確立要求を送信した後、無線電話通信
によるメッセージ交換手順を確立する無線電話通信接続
制御手段とを具備することを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、近距離無線通信機
能と無線電話通信機能を有する移動無線端末装置であっ
て、無線電話通信機能によって対向移動無線端末装置か
ら無線電話通信によるメッセージ交換手順の確立要求を
受信する無線電話通信接続要求受信手段と、対向移動無
線端末装置から前記確立要求を受信した場合、無線電話
通信によるメッセージ交換手順を確立する無線電話通信
接続制御手段とを具備することを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、近距離無線通信機
能と無線電話通信機能を有する移動無線端末装置であっ
て、近距離無線通信を用いたメッセージ交換手順が切断
されたことを検出する近距離無線通信検出手段と、前記
近距離無線通信検出手段により前記切断が検出された場
合、無線電話通信機能によって対向移動無線端末装置に
対して無線電話通信によるメッセージ交換手順の確立要
求を送信する無線電話通信接続要求手段と、無線電話通
信機能によって対向移動無線端末装置から無線電話通信
によるメッセージ交換手順の確立要求を受信する無線電
話通信接続要求受信手段と、対向移動無線端末装置に前
記確立要求を送信した場合、あるいは対向移動無線端末
装置から前記確立要求を受信した場合、無線電話通信に
よるメッセージ交換手順を確立する無線電話通信接続制
御手段とを具備することを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明は、近距離無線通信機
能と無線電話通信機能を有する移動無線端末装置間のメ
ッセージ交換方法であって、前記移動無線端末装置間の
近距離無線通信を用いたメッセージ交換手順が切断され
た場合、前記切断を検出した移動無線端末装置が要求元
となって要求先の対向移動無線端末装置との間で無線電
話通信機能を用いてメッセージ交換手順実行機能を切り
換える制御手順を実行し、前記要求元と前記要求先の移
動無線端末装置間のメッセージ交換手順を無線電話通信
を用いたメッセージ交換手順に切り換えることを特徴と
する。
【0017】請求項10記載の発明は、上記請求項9記
載の発明において、前記制御手順は、前記要求元の移動
無線端末装置において、近距離無線通信を用いたメッセ
ージ交換手順が切断されたことが検出されることによ
り、前記要求先の移動無線端末装置に対して前記無線電
話通信機能によって無線電話通信によるメッセージ交換
手順の確立要求を送信するステップと、前記要求先の移
動無線端末装置から前記確立要求に同意する旨の接続応
答を受信して無線電話通信によるメッセージ交換手順に
切り換えるステップと、前記要求先の移動無線端末装置
において、前記要求元の移動無線端末装置から前記確立
要求を受信して当該確立要求に同意するか否かを判断す
るステップと、前記確立要求に同意する場合は、同意す
る旨を示す接続応答を前記要求元の移動無線端末装置に
送信して無線電話通信によるメッセージ交換手順に切り
換えるステップとから成ることを特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明は、上記請求項9記
載の発明において、前記制御手順は、前記要求元の移動
無線端末装置において、近距離無線通信を用いたメッセ
ージ交換手順が切断されたことが検出されることによ
り、前記要求先の対向移動無線端末装置に対して無線電
話通信機能によって無線電話通信によるメッセージ交換
手順の確立要求を送信するステップと、前記確立要求を
送信した後、無線電話通信によるメッセージ交換手順に
切り換えるステップと、前記要求先の移動無線端末装置
において、前記要求元の移動無線端末装置から前記確立
要求を受信することにより、自動的に、無線電話通信に
よるメッセージ交換手順に切り換えるステップとから成
ることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明に係わる移動無線端末を用
いた通信イメージを示す図である。
【0021】図1に示すように、本発明に係わる移動無
線端末10−1、10−2は、それぞれ、無線電話通信
機能部110と近距離無線通信機能部120を備えてい
る。
【0022】上記機能構成により、移動無線端末10−
1と10−2は、互いに、無線電話通信機能部110同
士の無線電話通信制御により無線電話基地局200を介
して無線電話通信を行なえる他、近距離無線通信機能部
120同士の近距離無線通信制御により近距離無線通信
を行なうこともできる。
【0023】特に、図1の例では、移動無線端末10−
1と10−2間で、近距離無線通信機能部120同士の
近距離無線通信制御によりリアルタイム双方向通信を行
なう場合のイメージを示している。
【0024】この場合のリアルタイム双方向通信として
は、移動無線端末10−1と10−2間でサーバを介さ
ずにメッセージ交換を行なうチャットを想定している。
【0025】また、移動無線端末10−1、10−2の
近距離無線通信機能部120は、それぞれ、例えば、Bl
uetooth(R)により実現されるものとする。
【0026】Bluetooth(R)は、2.4GHz帯の無
線周波数、最大無線電力100mWといった通信規格で
運用されるものであり、通信距離が短く(標準で10
m)かつ送信出力も小さいために、ユーザが手に持って
動きながらメッセージ交換を行なった場合や電波状態が
悪い場合、近距離無線通信が切断され、メッセージ交換
が行なえなくなる危険性が高い。
【0027】上記要因に基づく通信切断を回避するため
の対策として、本発明の移動無線端末10−1、10−
2では、近距離無線通信機能部120同士による通信
(例えば、リアルタイム双方向通信によるメッセージ交
換)が切断されたことを検出する機能と、近距離無線通
信が切断されたことが検出された場合、もう一方の無線
通信手段である無線電話通信機能部110同士による無
線電話通信に切り換えて当該通信を維持させる制御機能
とを備えている。
【0028】以下、本発明に係わる移動無線端末10−
1、10−2の各実施例について説明する。
【0029】第1の実施例:図2は、第1の実施例に係
わる移動無線端末10Aの構成を示すブロック図であ
る。
【0030】この移動無線端末10Aは、無線電話通信
部11、無線電話通信接続要求部12、無線電話通信接
続応答受信部13、無線電話通信接続要求受信部14、
無線電話通信接続応答部15、無線電話通信接続管理部
16、メッセージ処理部17、近距離無線通信検出部1
8、近距離無線通信部19、制御部20A、入力/操作
部21、表示部22を具備して構成される。
【0031】無線電話通信部11は、CDMAなどのデ
ジタル無線電話(図1における無線電話通信機能部11
0に相当)で実現され、対向移動無線端末と無線電話基
地局200を介した無線電話通信を可能にするものであ
る。
【0032】無線電話通信接続要求部12は、後で述べ
る近距離無線通信検出部18においてBluetooth(R)
を用いたメッセージ交換セッションが切断したことが検
出された場合、無線電話通信機能によって対向移動無線
端末に対して無線電話通信によるメッセージ交換セッシ
ョンの確立要求を送信するものである。
【0033】無線電話通信接続応答受信部13は、対向
移動無線端末の後述する無線電話通信接続応答部15か
ら送出される接続応答(対向移動無線端末からの無線電
話通信によるメッセージ交換セッション確立要求に同意
することを示す)受信するものである。
【0034】無線電話通信接続要求受信部14は、対向
移動無線端末の無線電話通信接続要求部12から無線電
話通信によるメッセージ交換セッション確立要求を受信
するものである。
【0035】無線電話通信接続応答部15は、無線電話
通信接続要求受信部14が受信したメッセージ交換セッ
ション確立要求に応じる(同意する)場合、その旨を示
す接続応答を対向移動無線端末に送信するものである。
【0036】無線電話通信接続管理部16は、対向移動
無線端末からの接続応答が無線電話通信接続応答受信部
13で受信された場合、あるいは無線電話通信接続応答
部15から対向移動無線端末装置に接続応答を送信した
場合、無線電話通信によるメッセージ交換セッションの
確立を行なうものである。
【0037】メッセージ処理部17は、メッセージ交換
セッションで送受するメッセージの作成、表示、履歴保
存などの処理を行なうものである。
【0038】近距離無線通信検出部18は、近距離無線
通信部19を通じて、対向移動無線端末との間のBlueto
oth(R)の接続状態をチェックする部分である。
【0039】近距離無線通信部19は、Bluetooth
(R)の通信モジュール(図1における近距離無線通信
機能部120に相当)であり、他のBluetooth(R)通
信モジュールを実装したデバイス(対向移動無線端末も
含む)とBluetooth(R)の仕様に従って通信を可能に
するものである。
【0040】制御部20Aは、移動無線端末10A全体
を制御するものである。
【0041】入力/操作部21は、テンキー等の各種キ
ーを操作して各種情報(メッセージや各種動作指示等)
を入力するものである。
【0042】表示部22は、メッセージ交換セッション
で送受するメッセージ等の各種情報を表示するものであ
る。
【0043】次に、この移動無線端末10Aの通信動作
について具体的な例を挙げて説明する。
【0044】この説明では、例えば、図1において、移
動無線端末10−1と10−2として、それぞれ、図2
に示す移動無線端末10Aと同じ構成を有する移動無線
端末10A−1と10A―2が用いられ、これら移動無
線端末10A−1と10A−2が近距離無線通信による
リアルタイム双方向通信(メッセージ交換:チャット)
を行なっている状態を前提とする。
【0045】図3は、上記前提下における移動無線端末
10A−1と10A−2間のメッセージ交換制御シーケ
ンスを示すものである。
【0046】このシーケンスに従って、メッセージ交換
セッション実行中に近距離無線通信が切断された場合の
メッセージ交換継続制御動作について説明する。
【0047】まず、移動無線端末10A−1と10A−
2間では、近距離無線通信を用いたメッセージ交換セッ
ション〔Bluetooth(R)〕が確立されている状態で、各々
の近距離無線通信部19を通じてメッセージのやりとり
が行なわれている。
【0048】この状態で、移動無線端末10A−1,1
0A−2では、それぞれの近距離無線通信検出部18に
より近距離無線通信が切断されたかどうかを監視してい
る。
【0049】この間、例えば、移動無線端末10A−1
の近距離無線通信検出部18で近距離無線通信の接続が
切断されたことが検出された場合(図中、BT切断検
出)、該移動無線端末10A−1の無線電話通信接続要
求部12は、対向移動無線端末10A−2に対して無線
電話通信によるメッセージ交換セッションの確立要求
(接続要求)を送出する。
【0050】これに対して、対向移動無線端末10A−
2では、無線電話通信接続要求受信部14で移動無線端
末10A−1からの上記無線電話通信によるメッセージ
交換セッション接続要求を受信すると、当該接続要求に
同意するか否か(応答するか否か)を判断する処理(ス
テップS301)に移る。
【0051】ここで、上記接続要求に同意しないとの判
断がなされた場合(ステップS301NO)、処理を終
了する。
【0052】これに対して、接続要求に同意するとの判
断がなされた場合(ステップS301YES)、移動無
線端末10A−2では、無線電話通信接続応答部15に
より対向移動無線端末10A−1に対して上記接続要求
に同意する旨を示す接続応答を送出する。
【0053】その後、移動無線端末10A−1は、対向
移動無線端末10A−2からの上記接続応答を無線電話
通信接続応答受信部13により受信すると、無線電話通
信接続管理部16を立ち上げ、無線電話基地局200に
対して移動無線端末10A−2を接続先とする接続要求
を行なう。
【0054】他方、対向移動無線端末10A−2は、上
記接続応答を移動無線端末10A−1に送出した後、無
線電話通信接続管理部16が無線電話基地局200に対
して移動無線端末10A−1を接続先とする接続要求を
行なう。
【0055】この接続要求に対して、無線電話基地局2
00での接続が完了し、該基地局200から接続応答が
送られてくると、移動無線端末10A−1と10A−2
はそれぞれの無線電話通信接続管理部16の制御の下に
無線電話通信部11を起動し、移動無線端末10A−
1、10A−2間に無線電話通信によるメッセージ交換
セッション(CDMA)を確立する。
【0056】これにより、移動無線端末10A−1、1
0A−2間では、切断された近距離無線通信によるメッ
セージ交換セッションに切り換わって無線電話通信によ
るメッセージ交換セッションが引き続き実行される。
【0057】なお、本実施例において、近距離無線通信
が切断されたことを検出した移動無線端末(無線電話通
信接続要求元端末:この例では、10A−1)側から送
られてくる接続要求(無線電話通信を利用したメッセー
ジ交換セッション確立要求)を受信した対向移動無線端
末(無線電話通信接続要求先端末:この例では、10B
−1)において、当該接続要求に同意するかどうかを判
断する処理についてはいくつかの方法が挙げられる。
【0058】例えば、近距離無線通信を用いたメッセー
ジ交換セッションから無線電話通信を用いたメッセージ
交換セッションへの切り換えに同意するか否かを入力/
操作部21より予め設定できるようにする一方、無線電
話通信接続管理部16に、上記設定内容に応じて上記接
続要求に同意するか否かを判断する機能を持たせてお
き、対向移動無線端末から上記接続要求が受信された場
合、無線電話通信接続管理部16が入力/操作部21か
ら予め設定されている設定内容に従って該接続要求に同
意するか否かを判断する方法がある。
【0059】また、対向移動無線端末から上記接続要求
を受信した場合、無線電話通信接続要求受信手段により
前記確立要求が受信された場合、近距離無線通信を用い
たメッセージ交換手順から無線電話通信を用いたメッセ
ージ交換手順への切り換えに同意するか否かを選択する
選択画面を表示部22に表示し、この画面上で、同意す
るか否かをユーザが入力/操作部21からのキー入力に
より選択させる一方、無線電話通信接続管理部16が上
記キー入力に基づく選択結果に応じて上記接続要求に同
意するか否かを判断する方法がある。
【0060】この場合、“同意した場合は課金が発生す
る”旨を上記画面上に併せ表示するようにしても良い。
【0061】このように、本発明では、移動無線端末装
置(10A−1,10A−2)間の近距離無線通信を用
いたメッセージ交換セッションが切断された場合、切断
を検出した移動無線端末装置(本実施例では、10A−
1)が要求元となって要求先の対向移動無線端末装置
(同、10A−2)との間で無線電話通信機能を用いて
メッセージ交換手順実行機能を切り換える制御手順〔図
3における無線電話通信接続要求からメッセージ交換セ
ッション(CDMA)までの手順〕を実行し、要求元と
要求先の移動無線端末装置間のメッセージ交換セッショ
ンを無線電話通信を用いたメッセージ交換セッションに
切り換えるようにしている。
【0062】これにより、本発明では、例えば、ユーザ
が移動無線端末を持って動きながらメッセージ交換を行
なうことで近距離無線通信が切断されたとしても、この
時の近距離無線通信の状態によって影響を受けることの
ないメッセージ交換を実現できる。
【0063】中でも、第1の実施例では、上記制御手順
において、近距離無線通信を用いたメッセージ交換手順
が切断されたことが検出された要求元の移動無線端末装
置から要求先の移動無線端末装置に対して無線電話通信
によるメッセージ交換手順の確立要求を送信し、要求先
の移動無線端末装置から上記確立要求に同意する(ステ
ップS301YES)旨を示す接続応答が受信された場
合に無線電話通信によるメッセージ交換手順に切り換え
るようにしているため、近距離無線通信から無線電話通
信に切り換えられたことをユーザが納得したうえでメッ
セージ交換を続けることができる。
【0064】第2の実施例:図4は、第2の実施例に係
わる移動無線端末10Bの構成を示すブロック図であ
る。
【0065】この移動無線端末10Bは、無線電話通信
部11、無線電話通信接続要求部12、無線電話通信接
続要求受信部14、無線電話通信接続管理部16B、メ
ッセージ処理部17、近距離無線通信検出部18、近距
離無線通信部19、制御部20B、入力/操作部21、
表示部22を具備して構成される。
【0066】これら構成要素のうち、図2に示した第1
の実施例に係わる移動無線端末10Aの各部と同一の符
号を付している部分は、同実施例の各部とそれぞれ同様
の機能を果たすものである。
【0067】第2の実施例に係わる移動無線端末10B
において、無線電話通信接続管理部16Bは、第1の実
施例に係わる移動無線端末10Aの無線電話通信管理部
16と異なり、対向移動無線端末から無線電話通信接続
要求があった場合、同意するか否かを判断することな
く、無線電話通信への接続手順へと自動的に移行すべく
無線電話通信への接続を制御するものである。
【0068】次に、この移動無線端末10Bの通信動作
について具体的な例を挙げて説明する。
【0069】この説明においても、図1において、移動
無線端末10−1と10−2として、それぞれ、図4に
示す移動無線端末10Bと同じ構成を有する移動無線端
末10B−1と10B―2が用いられ、これら移動無線
端末10B−1と10B−2が近距離無線通信によるリ
アルタイム双方向通信(メッセージ交換:チャット)を
行なっている状態を前提とする。
【0070】図5は、上記前提下における移動無線端末
10B−1と10B−2間のメッセージ交換制御シーケ
ンスを示すものである。
【0071】このシーケンスに従って、近距離無線通信
によるメッセージ交換セッション実行中に該通信が切断
された場合のメッセージ交換継続制御動作について説明
する。
【0072】まず、移動無線端末10B−1と10B−
2間では、近距離無線通信を用いたメッセージ交換セッ
ション〔Bluetooth(R)〕が確立されている状態で、各々
の近距離無線通信部19を通じてメッセージのやりとり
が行なわれている。
【0073】この状態で、移動無線端末10B−1,1
0B−2では、それぞれの近距離無線通信検出部18に
より近距離無線通信が切断されたかどうかを監視してい
る。
【0074】この間、例えば、移動無線端末10B−1
の近距離無線通信検出部18で近距離無線通信の接続が
切断されたことが検出された場合(図中、BT切断検
出)、該移動無線端末10B−1の無線電話通信接続要
求部12は、対向移動無線端末10B−2に対して無線
電話通信によるメッセージ交換セッションの確立要求
(接続要求)を送出する。
【0075】これに対して、対向移動無線端末10B−
2では、無線電話通信接続要求受信部14で移動無線端
末10B−1からの上記接続要求(無線電話通信による
メッセージ交換セッション接続要求)を受信すると、当
該接続要求を無線電話通信接続管理部16Bに渡す。
【0076】無線電話通信接続管理部16Bは、対向移
動無線端末10B−1から受信された上記接続要求に基
づき、無線電話基地局200に対して移動無線端末10
B−1を接続先とする接続要求を行なう。
【0077】他方、移動無線端末10B−1は、無線電
話通信接続要求部12から対向移動無線端末10B−2
に対して上記接続要求を送出した後、無線電話通信接続
管理部16Bが無線電話基地局200に対して移動無線
端末10B−2を接続先とする接続要求を行なう。
【0078】この移動無線端末10B−1及び10B−
2からの接続要求に対して、無線電話基地局200での
接続が完了し、該基地局200から接続応答が送られて
くると、移動無線端末10B−1と10B−2はそれぞ
れの無線電話通信接続管理部16Bの制御の下に無線電
話通信部11を起動し、移動無線端末10B−1、10
B−2間に無線電話通信によるメッセージ交換セッショ
ン(CDMA)を確立する。
【0079】これにより、移動無線端末10B−1、1
0B−2間では、切断された近距離無線通信に切り換わ
って無線電話通信によるメッセージ交換が引き続き実行
される。
【0080】このように、第2の実施例では、移動無線
端末装置(10B−1,10B−2)間の近距離無線通
信を用いたメッセージ交換セッションが切断された場
合、切断を検出した移動無線端末装置(本実施例では、
10B−1)が要求元となって要求先の対向移動無線端
末装置(同、10B−2)との間で無線電話通信機能を
用いてメッセージ交換手順実行機能を切り換える制御手
順〔図5における無線電話通信接続要求からメッセージ
交換セッション(CDMA)までの手順〕を実行する場
合に、要求元の移動無線端末装置が、要求先の移動無線
端末装置に対して無線電話通信によるメッセージ交換手
順の確立要求を送信して無線電話通信によるメッセージ
交換手順に切り換える一方、要求先の移動無線端末装置
が、要求元の移動無線端末装置から前記確立要求を受信
することにより、自動的に、無線電話通信によるメッセ
ージ交換手順に切り換えるようにしている。
【0081】この第2の実施例の構成によれば、移動無
線端末装置(10B−1,10B−2)間の近距離無線
通信を用いたメッセージ交換セッションが切断された場
合、シームレスに、近距離無線通信を用いたメッセージ
交換セッションから無線電話通信を用いたメッセージ交
換セッションへの切り換えが行なえる。
【0082】この他、本発明は、上記し、且つ図面に示
す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範
囲内で適宜変形して実施できるものである。
【0083】例えば、第1の実施例では、移動無線端末
10A−1,10A−2の双方とも同じ構成としたが、
同実施例特有の作用効果を得るには、要求元と成り得る
側(10A−1)に、近距離無線通信検出部18、無線
電話通信接続要求部12、無線電話通信接続応答受信部
13、無線電話通信接続管理部16(対向移動無線端末
装置から接続応答が受信された場合、無線電話通信によ
るメッセージ交換セッションを確立する機能部)とを最
低限備え、要求先となり得る側(10A−2)に、無線
電話通信接続要求受信部14、無線電話通信接続応答部
15(確立要求に同意するか否かの判断機能を含む)、
無線電話通信接続管理部16(対向移動無線端末装置に
接続応答を送信した場合、無線電話通信によるメッセー
ジ交換セッションを確立する機能部)を最低限備えれば
良い。
【0084】同様に、第2の実施例においても、同実施
例特有の作用効果を得るためには、要求元と成り得る側
(10B−1)に、近距離無線通信検出部18、無線電
話通信接続要求12、無線電話通信接続管理部16B
(対向移動無線端末装置に確立要求を送信した場合、無
線電話通信によるメッセージ交換セッションを確立する
機能)を最低限備え、要求先となり得る側(10B−
2)に、無線電話通信接続要求受信部14、無線電話通
信接続管理部16(対向移動無線端末装置から接続応答
を受信場合、無線電話通信によるメッセージ交換セッシ
ョンを確立する機能)を最低限備えれば良い。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動無線端末装置間の近距離無線通信を用いたメッセー
ジ交換手順が切断された場合、切断を検出した移動無線
端末装置が要求元となって要求先の対向移動無線端末装
置との間で無線電話通信機能を用いてメッセージ交換手
順実行機能を切り換える制御手順を実行し、要求元と要
求先の移動無線端末装置間のメッセージ交換手順を無線
電話通信を用いたメッセージ交換手順に切り換えるよう
にしたため、ユーザが当該端末装置を持って動いたり無
線状態が悪化するなどにより近距離無線通信が切断され
た場合にも、該近距離無線通信の状態によって影響を受
けることのないメッセージ交換を実現できる。
【0086】特に、近距離無線通信を用いたメッセージ
交換手順が切断されたことが検出された要求元の移動無
線端末装置から要求先の移動無線端末装置に対して無線
電話通信によるメッセージ交換手順の確立要求を送信
し、要求先の移動無線端末装置から上記確立要求に同意
する旨を示す接続応答が受信された場合に無線電話通信
によるメッセージ交換手順に切り換えるような形で上記
制御手順を構築すれば、近距離無線通信から無線電話通
信に切り換えられたことをユーザが納得したうえでメッ
セージ交換を継続できる。
【0087】また、近距離無線通信を用いたメッセージ
交換手順が切断されたことが検出された要求元の移動無
線端末装置が、要求先の移動無線端末装置に対して無線
電話通信によるメッセージ交換手順の確立要求を送信し
て無線電話通信によるメッセージ交換手順に切り換える
一方、要求先の移動無線端末装置が、要求元の移動無線
端末装置から前記確立要求を受信することにより、自動
的に、無線電話通信によるメッセージ交換手順に切り換
える形で上記制御手順を構築すれば、近距離無線通信を
用いたメッセージ交換手順から無線電話通信を用いたメ
ッセージ交換手順への切り換えをユーザに意識させるこ
となくシームレスに実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる移動無線端末を用いた通信イメ
ージを示す図。
【図2】第1の実施例に係わる移動無線端末の構成を示
すブロック図。
【図3】第1の実施例に係わる移動無線端末の近距離無
線通信切断時のメッセージ交換セッション継続制御シー
ケンスを示す図。
【図4】第2の実施例に係わる移動無線端末の構成を示
すブロック図。
【図5】第2の実施例に係わる移動無線端末の近距離無
線通信切断時のメッセージ交換セッション継続制御シー
ケンスを示す図。
【符号の説明】
10−1,10−2,10A,10A−1,10A−
2,10B−1,10B−2 移動無線端末 11 無線電話通信部 12 無線電話通信接続要求部 13 無線電話通信接続応答受信部 14 無線電話通信接続要求受信部 15 無線電話通信接続応答部 16,16B 無線電話通信接続管理部 17 メッセージ処理部 18 近距離無線通信検出部 19 近距離無線通信部 20A,20B 制御部 21 入力/操作部 22 表示部 110 無線電話通信機能部 120 近距離無線通信機能部 200 無線電話基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永濱 健太郎 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 棚田 東作 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 松谷 寛 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 Fターム(参考) 5K033 CB01 DA19 5K067 AA33 BB04 CC04 CC08 CC10 EE02 EE10 EE25 FF23 HH22 LL02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近距離無線通信機能と無線電話通信機能
    を有する移動無線端末装置であって、 近距離無線通信を用いたメッセージ交換手順が切断され
    たことを検出する近距離無線通信検出手段と、 前記近距離無線通信検出手段により前記切断が検出され
    た場合、無線電話通信機能によって対向移動無線端末装
    置に対して無線電話通信によるメッセージ交換手順の確
    立要求を送信する無線電話通信接続要求手段と、 前記対向移動無線端末装置から前記確立要求に同意する
    旨の接続応答を受信する無線電話通信接続応答受信手段
    と、 前記対向移動無線端末装置から前記接続応答が受信され
    た場合、無線電話通信によるメッセージ交換手順を確立
    する無線電話通信接続制御手段とを具備することを特徴
    とする移動無線端末装置。
  2. 【請求項2】 近距離無線通信機能と無線電話通信機能
    を有する移動無線端末装置であって、 無線電話通信機能によって対向移動無線端末装置から無
    線電話通信によるメッセージ交換手順の確立要求を受信
    する無線電話通信接続要求受信手段と、 前記確立要求に同意するか否かを判断する判断手段と、 前記確立要求に同意すると判断された場合、同意する旨
    を示す接続応答を対向移動無線端末装置に送信する無線
    電話通信接続応答手段と、 対向移動無線端末装置に前記接続応答を送信した場合、
    無線電話通信によるメッセージ交換手順を確立する無線
    電話通信接続制御手段とを具備することを特徴とする移
    動無線端末装置。
  3. 【請求項3】 近距離無線通信機能と無線電話通信機能
    を有する移動無線端末装置であって、 近距離無線通信を用いたメッセージ交換手順が切断され
    たことを検出する近距離無線通信検出手段と、 前記近距離無線通信検出手段により前記切断が検出され
    た場合、無線電話通信機能によって対向移動無線端末装
    置に対して無線電話通信によるメッセージ交換手順の確
    立要求を送信する無線電話通信接続要求手段と、 無線電話通信機能によって対向移動無線端末装置から無
    線電話通信によるメッセージ交換手順の確立要求を受信
    する無線電話通信接続要求受信手段と、 受信された前記確立要求に同意するか否かを判断する判
    断手段と、 前記確立要求に同意すると判断された場合、同意する旨
    を示す接続応答を対向移動無線端末装置に送信する無線
    電話通信接続応答手段と、 送信した前記確立要求に対して対向移動無線端末装置か
    ら該確立要求に同意する旨の接続応答を受信する無線電
    話通信接続応答受信手段と、 対向移動無線端末装置から前記接続応答が受信された場
    合、あるいは対向移動無線端末装置に前記接続応答を送
    信した場合、無線電話通信によるメッセージ交換手順を
    確立する無線電話通信接続制御手段とを具備することを
    特徴とする移動無線端末装置。
  4. 【請求項4】 近距離無線通信を用いたメッセージ交換
    手順から無線電話通信を用いたメッセージ交換手順への
    切り換えに同意するか否かを予め設定する設定手段を具
    備し、前記判断手段は、前記設定手段の設定内容に応じ
    て前記確立要求に同意するか否かを判断することを特徴
    とする請求項2または3記載の移動無線端末装置。
  5. 【請求項5】 無線電話通信接続要求受信手段により前
    記確立要求が受信された場合、近距離無線通信を用いた
    メッセージ交換手順から無線電話通信を用いたメッセー
    ジ交換手順への切り換えに同意するか否かを選択する選
    択画面を表示する表示手段と、 前記選択画面の表示に従い前記切り換えに同意する否か
    を選択する選択手段とを具備し、前記判断手段は、前記
    選択手段の選択結果に応じて前記確立要求に同意するか
    否かを判断することを特徴とする請求項2または3記載
    の移動無線端末装置。
  6. 【請求項6】 近距離無線通信機能と無線電話通信機能
    を有する移動無線端末装置であって、 近距離無線通信を用いたメッセージ交換手順が切断され
    たことを検出する近距離無線通信検出手段と、 前記近距離無線通信検出手段により前記切断が検出され
    た場合、無線電話通信機能によって対向移動無線端末装
    置に対して無線電話通信によるメッセージ交換手順の確
    立要求を送信する無線電話通信接続要求手段と、 対向移動無線端末装置に前記確立要求を送信した後、無
    線電話通信によるメッセージ交換手順を確立する無線電
    話通信接続制御手段とを具備することを特徴とする移動
    無線端末装置。
  7. 【請求項7】 近距離無線通信機能と無線電話通信機能
    を有する移動無線端末装置であって、 無線電話通信機能によって対向移動無線端末装置から無
    線電話通信によるメッセージ交換手順の確立要求を受信
    する無線電話通信接続要求受信手段と、 対向移動無線端末装置から前記確立要求を受信した場
    合、無線電話通信によるメッセージ交換手順を確立する
    無線電話通信接続制御手段とを具備することを特徴とす
    る移動無線端末装置。
  8. 【請求項8】 近距離無線通信機能と無線電話通信機能
    を有する移動無線端末装置であって、 近距離無線通信を用いたメッセージ交換手順が切断され
    たことを検出する近距離無線通信検出手段と、 前記近距離無線通信検出手段により前記切断が検出され
    た場合、無線電話通信機能によって対向移動無線端末装
    置に対して無線電話通信によるメッセージ交換手順の確
    立要求を送信する無線電話通信接続要求手段と、 無線電話通信機能によって対向移動無線端末装置から無
    線電話通信によるメッセージ交換手順の確立要求を受信
    する無線電話通信接続要求受信手段と、 対向移動無線端末装置に前記確立要求を送信した場合、
    あるいは対向移動無線端末装置から前記確立要求を受信
    した場合、無線電話通信によるメッセージ交換手順を確
    立する無線電話通信接続制御手段とを具備することを特
    徴とする移動無線端末装置。
  9. 【請求項9】 近距離無線通信機能と無線電話通信機能
    を有する移動無線端末装置間のメッセージ交換方法であ
    って、 前記移動無線端末装置間の近距離無線通信を用いたメッ
    セージ交換手順が切断された場合、前記切断を検出した
    移動無線端末装置が要求元となって要求先の対向移動無
    線端末装置との間で無線電話通信機能を用いてメッセー
    ジ交換手順実行機能を切り換える制御手順を実行し、 前記要求元と前記要求先の移動無線端末装置間のメッセ
    ージ交換手順を無線電話通信を用いたメッセージ交換手
    順に切り換えることを特徴とするメッセージ交換方法。
  10. 【請求項10】 前記制御手順は、 前記要求元の移動無線端末装置において、近距離無線通
    信を用いたメッセージ交換手順が切断されたことが検出
    されることにより、前記要求先の移動無線端末装置に対
    して前記無線電話通信機能によって無線電話通信による
    メッセージ交換手順の確立要求を送信するステップと、 前記要求先の移動無線端末装置から前記確立要求に同意
    する旨の接続応答を受信して無線電話通信によるメッセ
    ージ交換手順に切り換えるステップと、 前記要求先の移動無線端末装置において、前記要求元の
    移動無線端末装置から前記確立要求を受信して当該確立
    要求に同意するか否かを判断するステップと、 前記確立要求に同意する場合は、同意する旨を示す接続
    応答を前記要求元の移動無線端末装置に送信して無線電
    話通信によるメッセージ交換手順に切り換えるステップ
    とから成ることを特徴とする請求項9記載のメッセージ
    交換方法。
  11. 【請求項11】 前記制御手順は、 前記要求元の移動無線端末装置において、近距離無線通
    信を用いたメッセージ交換手順が切断されたことが検出
    されることにより、前記要求先の対向移動無線端末装置
    に対して無線電話通信機能によって無線電話通信による
    メッセージ交換手順の確立要求を送信するステップと、 前記確立要求を送信した後、無線電話通信によるメッセ
    ージ交換手順に切り換えるステップと、 前記要求先の移動無線端末装置において、前記要求元の
    移動無線端末装置から前記確立要求を受信することによ
    り、自動的に、無線電話通信によるメッセージ交換手順
    に切り換えるステップとから成ることを特徴とする請求
    項9記載のメッセージ交換方法。
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