JP3339232B2 - 自動車用リアパーセルトリム - Google Patents

自動車用リアパーセルトリム

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JP3339232B2
JP3339232B2 JP00795795A JP795795A JP3339232B2 JP 3339232 B2 JP3339232 B2 JP 3339232B2 JP 00795795 A JP00795795 A JP 00795795A JP 795795 A JP795795 A JP 795795A JP 3339232 B2 JP3339232 B2 JP 3339232B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用リアパーセル
トリムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用リアパーセルトリムとしては、
例えば図4乃至図6(実開昭62−67855号公報参
照)に示すように、ラゲッジサイドパネル2に支持され
たパーセルサイドトリム1と、バックドア4に支持され
たバックドアトリム3と、パーセルセンタトリム5とよ
りラゲッジルーム6を上から覆ってなる。符号23はシ
ートバックである。
【0003】前記パーセルサイドトリム1の受け面7上
には、前記パーセルセンタトリム5の側部9が支持され
ている。
【0004】前記バックドアトリム3に支持されたダン
パ11によって前記パーセルセンタトリム5の後端部1
3が圧接されて、走行に伴う振動によって、前記パーセ
ルセンタトリム5が共振するのを防いでいる。
【0005】前記パーセルサイドトリム1の前端部15
に配設した軸受部17内に、前記パーセルセンタトリム
5の前端部19に形成した軸部21が嵌合されている。
該軸部21は、該軸受け部17内を回転することで、軸
部21を中心に前記パーセルセンタトリム5の後端部1
3側が上下(矢印14)に回動自在なるように軸支され
てなる。
【0006】前記バックドア4は、図示しないヒンジを
中心に矢印26に示すように回転し、インナパネル25
及びアウタパネル27より形成され、前記バックドアト
リム3は該インナパネル25にクリップ24により支持
されてなる。
【0007】また、前記ダンパ11は、前記バックドア
トリム3に形成された貫通孔29を介して前記インナパ
ネル25にクリップ30でもって支持されてなる。
【0008】符号31は、前記バックドア4のアウタパ
ネル27に支持されたバックウインドパネルで、該バッ
クドア4のアウタパネル27のフランジ33周囲が外側
から見えないように黒色プリント35が端部内面に施さ
れている。
【0009】符号37は、前記ラゲッジサイドパネル2
のアウタパネル39に支持されたサイドウインドパネル
で、該ラゲッジサイドパネル2のアウタパネル39のフ
ランジ41周囲が外側から見えないように黒色プリント
43が端部内面に施されている。符号45は、前記ラゲ
ッジサイドパネル2のインナパネルである。
【0010】また、実開昭62−144752号或いは
実開昭63−34744号公報に示すように、ダンパが
前記したようなバックドアトリム3に形成された貫通孔
29を介して前記インナパネル25に支持されているの
ではなく、パーセルセンタトリムの後端部に支持され
て、バックドアに弾接されている例もある。
【0011】前記した自動車用リアパーセルトリムで
は、前記したように走行振動に伴うパーセルセンタトリ
ムの共振を防ぐために、ダンパをバックドアトリムに形
成された貫通孔を介してバックドアのインナパネルに支
持したり、バックドアトリムそのものに支持するなどし
て設定している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、ラゲッジ
ルームのレイアウトの制約などにより、前記パーセルセ
ンタトリム5の共振による振動モードに関係なく前記ダ
ンパを配設することで、振動抑止に改善が望まれてい
る。
【0013】また、同じく、ラゲッジルームのレイアウ
トの制約などにより、ダンパの振動による首振り対策の
ため、ダンパ内に鉄板をインサートして支持剛性を高め
ることで、原価高騰の一原因になって、改善が望まれて
いる。
【0014】また、図6に図示したように、前記バック
ドアトリム3に支持されたダンパ11の振動抑止部37
によって前記パーセルセンタトリム5の後端部13が圧
接されるはずが、該振動抑止部37の軸線39が車両水
平線Zに対して傾いて前記バックドアトリム3に支持さ
れるようにレイアウトされているため、該振動抑止部3
7の軸線39の傾きを誤った組付け、つまり表裏を逆側
にして取付けると、ダンパ11の振動抑止部37と、前
記パーセルセンタトリム5の後端部13との間に隙間が
生じてしまう恐れがあり、改善が望まれている。
【0015】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、前記パー
セルセンタトリムの振動抑止をより確実なるようにする
と共にダンパの原価を低減し、ダンパの誤組付けが確実
に防止できるようにした自動車用リアパーセルトリムを
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記、課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、パーセルサイドトリムと、バ
ックドアトリムと、パーセルセンタトリムとよりラゲッ
ジルームを覆ってなり、前記パーセルサイドトリムの受
け面上に前記パーセルセンタトリムの側部が支持され且
つ前記バックドアトリムに支持されたダンパによって前
記パーセルセンタトリムの後端部が圧接され、前記パー
セルサイドトリムの前端部によって前記パーセルセンタ
トリムの前端部を中心に上下に回動自在に軸支されてな
る自動車用リアパーセルトリムにおいて、前記ダンパ
は、前記バックドアトリムに支持される取付部と、該取
付部に対して傾かせて形成されてなると共に前記パーセ
ルセンタトリムの振動を抑止するよう形成された振動抑
止部とよりなり、前記バックドアトリムには、前記振動
抑止部の一方の面にのみ密接して沿うガイド壁を形成し
てなることを特徴とする。
【0017】請求項2の発明は、請求項1記載の自動車
用リアパーセルトリムであって、前記バックドアトリム
には、前記ガイド壁の根元近傍に前記ダンパの取付部が
挿入される取付穴を形成してなることを特徴とする。
【0018】請求項3の発明は、請求項1及び2何れか
記載の自動車用リアパーセルトリムであって、前記ダン
パの振動抑止部は、前記バックドアトリムの両側では前
記パーセルセンタトリムの上側から圧接可能に配され、
前記バックドアトリムの車両中央では前記パーセルセン
タトリムの下側から圧接可能に配されてなることを特徴
とする。
【0019】請求項4の発明は、請求項1乃至3何れか
記載の自動車用リアパーセルトリムであって、前記ダン
パの振動抑止部の軸線は、車両の水平軸線に対して47
°下を向いてなり且つ前記ダンパの取付部の軸線は、前
記ダンパの振動抑止部の軸線に対して30°下側を向い
てなると共に前記バックドアトリムのガイド壁は、前記
ダンパの振動抑止部の軸線に対して50°上側を向く位
置にあって、該ダンパの振動抑止部に対し8ミリのラッ
プ代を有してなることを特徴とする。
【0020】
【作用】上記手段の請求項1の発明によれば、前記ダン
パの振動抑止部が、前記パーセルセンタトリムの振動を
抑止するようパーセルセンタトリムに向けた傾きをもっ
て形成されてなるので、前記パーセルセンタトリムの振
動を確実に抑止できる。
【0021】また、前記バックドアトリムのガイド壁に
よって前記ダンパの振動抑止部の一方の面が他方側への
移動を防止するので、前記ダンパの振動抑止部の首振り
を確実に防止し、前記パーセルセンタトリムの振動を確
実に抑止できる。
【0022】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
発明の作用に加え、前記バックドアトリムに形成してな
る取付穴が前記ガイド壁の根元近傍なので、前記ダンパ
の取付部を挿入する時に、該ガイド壁に沿って前記ダン
パの取付部を挿入すれば良く、取付作業性が向上する。
【0023】請求項3の発明によれば、請求項1及び2
何れか記載の発明の作用に加え、車両両側を固定点とし
て車両中央側の前記パーセルセンタトリムの振動幅が最
大になるものの、前記バックドアトリムの車両両側と車
両中央とで、前記ダンパの振動抑止部によって、上下か
ら圧接されるので、前記パーセルセンタトリムの振動が
確実に抑止される。
【0024】請求項4の発明によれば、請求項1乃至3
何れか記載の発明の作用に加え、車両の水平軸線に対し
て前記ダンパの取付部の軸線が約17°なので、略水平
状態で前記ダンパが前記バックドアトリムに取付けるこ
とができ、取付易いことになる。
【0025】また、前記ダンパの振動抑止部の軸線が取
付部の軸線に対して30°傾いて形成されているので、
作業者が誤って振動抑止部を逆側に傾かせてバックドア
トリムに取付けようとしても、前記バックドアトリムの
ガイド壁に振動抑止部が干渉し、取付が不可能になり、
誤っての取付がないことになる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に説明す
る。
【0027】図1乃至図3は、本発明の一実施例に係る
自動車用リアパーセルトリムの構造を示している。図4
乃至図6と同一の部材には同一の符号を付して説明す
る。
【0028】ラゲッジサイドパネル2(図5参照)に支
持されたパーセルサイドトリム1と、バックドア4に支
持されたバックドアトリム51と、パーセルセンタトリ
ム5とよりラゲッジルーム6を上から覆ってなる。
【0029】前記パーセルサイドトリム1の受け面7
(図5参照)上には、前記パーセルセンタトリム5の側
部9が支持されている。
【0030】前記バックドアトリム51の中央側に支持
されたセンタダンパ53及び左右端部に支持されたサイ
ドダンパ55によって前記パーセルセンタトリム5の後
端部13が圧接されて、走行に伴う振動によって、前記
パーセルセンタトリム5が共振するのを防いでいる。
【0031】前記パーセルサイドトリム1の前端部15
に配設した軸受け部17(図4参照)内に、前記パーセ
ルセンタトリム5の前端部19に形成した軸部21が嵌
合されている。該軸部21は、該軸受け部17内を回転
することで、軸部21を中心に前記パーセルセンタトリ
ム5の後端部13側が上下(矢印14)に回動自在なる
ように軸支されてなる。
【0032】前記バックドア4は、図示しないヒンジを
中心に矢印26に示すように回転し、インナパネル25
及びアウタパネル27より形成され、前記バックドアト
リム51は該インナパネル25にクリップ24(図4参
照)により支持されてなる。
【0033】符号31は、前記バックドア4のアウタパ
ネル27に支持されたバックウインドパネルで、該バッ
クドア4のアウタパネル27のフランジ33周囲が外側
から見えないように黒色プリント35が端部内面に施さ
れている。
【0034】また、「ダンパ」としての前記センタダン
パ53及びサイドダンパ55は、夫々前記バックドアト
リム51に支持される取付部57,59と、該取付部5
7,59に対して傾かせて形成されてなると共に前記パ
ーセルセンタトリム5の振動を抑止するよう形成された
振動抑止部61,63とよりなる。
【0035】前記バックドアトリム51のサイドダンパ
55に対応した部位には、前記振動抑止部59の一方の
面65にのみ密接して沿うカイド壁67を形成してな
る。
【0036】前記バックドアトリム51には、前記ガイ
ド壁67の根元近傍に前記サイドダンパ55の取付部5
9が挿入される取付孔69を形成してなる。
【0037】前記バックドアトリム51の車両中央で
は、図2に示すように前記パーセルセンタトリム5の後
端部13の下側から前記センタダンパ53の振動抑止部
61が圧接可能に配されてなる。
【0038】前記バックドアトリム51の両側に対応し
た位置に配される前記サイドダンパ55の振動抑止部6
3は、図3に示すように前記パーセルセンタトリム5の
後端部13の上側から圧接可能に配されている。
【0039】前記サイドダンパ55の振動抑止部63の
軸線71は、車両の水平軸線Zに対してΘ1で示す47
°だけ下を向いている。
【0040】前記サイドダンパ55の取付部59の軸線
73は、サイドダンパ55の振動抑止部63の軸線71
に対してΘ2で示す30°だけ下側を向いてなる。
【0041】前記バックドアトリム51のガイド壁67
は、前記サイドダンパ55の振動抑止部63の軸線71
に対してΘ3で示す50°だけ上側を向く位置にあっ
て、該サイドダンパ55の振動抑止部63の一方の面6
5に対し寸法Lで示す8ミリのラップ代を有してなる。
【0042】従って、本実施例によれば、前記「ダン
パ」としての前記センタダンパ53及びサイドダンパ5
5の振動抑止部61,63が、前記パーセルセンタトリ
ム5の振動を抑止するよう該パーセルセンタトリム5の
後端部13に向けた傾きをもって形成されてなるので、
前記パーセルセンタトリム5の振動を確実に抑止でき
る。
【0043】また、前記バックドアトリム51のガイド
壁67によって前記サイドダンパ55の振動抑止部63
の一方の面65が他方側への移動を防止するので、前記
サイドダンパ55の振動抑止部63の首振りを確実に防
止し、前記パーセルセンタトリム5の振動を確実に抑止
できる。
【0044】前記バックドアトリム51に形成してなる
取付穴69が前記ガイド壁67の根元近傍なので、前記
サイドダンパ55の取付部59を挿入する時に、該ガイ
ド壁67に沿って前記サイドダンパ55の取付部59を
挿入すれば良く、取付作業性が向上する。
【0045】車両両側を固定点として車両中央側の前記
パーセルセンタトリム5の振動幅が最大になるものの、
前記パーセルセンタトリム5の車両両側と車両中央と
で、前記センタダンパ53及びサイドダンパ55,55
夫々の振動抑止部61,63によって前記パーセルセン
タトリム5の後端部13の上下から圧接されるので、前
記パーセルセンタトリム5の振動が確実に抑止される。
【0046】なお、図3に実線で示す前記サイドダンパ
55の振動抑止部63は、二点鎖線で示すフリー状態か
ら前記パーセルセンタトリム5の後端部13に圧接する
ことで撓んだ状態を示す。
【0047】また、車両の水平軸線Zに対して前記サイ
ドダンパ55の取付部59の軸線73が約17°の傾き
なので、略水平状態で前記サイドダンパ55が前記バッ
クドアトリム51に取付けることができ、取付易いこと
になる。
【0048】また、前記サイドダンパ55の振動抑止部
63の軸線71が取付部59の軸線73に対してΘ2で
示す30°の傾きに形成されているので、作業者が誤っ
て該振動抑止部63を逆側に傾かせてバックドアトリム
51に取付けようとしても、前記バックドアトリム51
のガイド壁67に振動抑止部63が干渉し、取付が不可
能になり、誤っての取付がないことになり、取付作業性
が著しく向上する。
【0049】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、パーセルサイドトリムと、バックドアトリ
ムと、パーセルセンタトリムとよりラゲッジルームを覆
ってなり、前記パーセルサイドトリムの受け面上に前記
パーセルセンタトリムの側部が支持され且つ前記バック
ドアトリムに支持されたダンパによって前記パーセルセ
ンタトリムの後端部が圧接され、前記パーセルサイドト
リムの前端部によって前記パーセルセンタトリムの前端
部を中心に上下に回動自在に軸支されてなる自動車用リ
アパーセルトリムにおいて、前記ダンパは、前記バック
ドアトリムに支持される取付部と、該取付部に対して傾
かせて形成されてなると共に前記パーセルセンタトリム
の振動を抑止するよう形成された振動抑止部とよりな
り、前記バックドアトリムには、前記振動抑止部の一方
の面にのみ密接して沿うガイド壁を形成してなることを
特徴とするので、前記ダンパの振動抑止部が、前記パー
セルセンタトリムの振動を抑止するようパーセルセンタ
トリムに向けた傾きをもって形成されてなるので、前記
パーセルセンタトリムの振動を確実に抑止できる。ま
た、前記バックドアトリムのガイド壁によって前記ダン
パの振動抑止部の一方の面が他方側への移動を防止する
ので、前記ダンパの振動抑止部の首振りを確実に防止
し、前記パーセルセンタトリムの振動を確実に抑止でき
る。
【0050】請求項2の発明によれば、前記バックドア
トリムには、前記ガイド壁の根元近傍に前記ダンパの取
付部が挿入される取付穴を形成してなることを特徴とす
るので、請求項1の発明の効果に加え、前記バックドア
トリムに形成してなる取付穴が前記ガイド壁の根元近傍
なので、前記ダンパの取付部を挿入する時に、該ガイド
壁に沿って前記ダンパの取付部を挿入すれば良く、取付
作業性が向上する。
【0051】請求項3の発明によれば、前記ダンパの振
動抑止部は、前記バックドアトリムの両側では前記パー
セルセンタトリムの上側から圧接可能に配され、前記バ
ックドアトリムの車両中央では前記パーセルセンタトリ
ムの下側から圧接可能に配されてなることを特徴とする
ので、請求項1及び請求項2何れか記載の発明の効果に
加え、車両両側の固定点として車両中央側の前記パーセ
ルセンタトリムの振動幅が最大になるものの、前記パー
セルセンタトリムの車両両側と車両中央とで、前記ダン
パの振動抑止部によって、上下から圧接されるので、前
記パーセルセンタトリムの振動が確実に抑止される。
【0052】請求項4の発明によれば、前記ダンパの振
動抑止部の軸線は、車両の水平軸線に対して47°下を
向いてなり且つ前記ダンパの取付部の軸線は、前記ダン
パの振動抑止部の軸線に対して30°下側を向いてなる
と共に前記バックドアトリムのガイド壁は、前記ダンパ
の振動抑止部の軸線に対して50°上側を向く位置にあ
って、該ダンパの振動抑止部に対し8ミリのラップ代を
有してなることを特徴とするので、請求項1乃至請求項
3記載の効果に加え、車両の水平軸線に対して前記ダン
パの取付部の軸線が約17°なので、略水平状態で前記
ダンパが前記バックドアトリムに取付けることができ、
取付易いことになる。また、前記ダンパの振動抑止部の
軸線が取付部の軸線に対して30°傾いて形成されてい
るので、作業者が誤って振動抑止部を逆側に傾かせてバ
ックドアトリムに取付けようとしても、前記バックドア
トリムのガイド壁に振動抑止部が干渉し、取付が不可能
になり、誤っての取付がないことになる。
【0053】以上により、前記パーセルセンタトリムの
振動抑止をより確実なるようにすると共にダンパの原価
を低減し、ダンパの誤組付けが確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる自動車用リアパー
セルトリムの斜視説明図である。
【図2】図1のSA−SA線に沿う断面説明図である。
【図3】図1のSB−SB線に沿う断面説明図である。
【図4】従来例の図3相当の断面説明図である。
【図5】図4のSC−SC線に沿う断面説明図である。
【図6】図4の要部拡大説明図である。
【符号の説明】
1 パーセルサイドトリム 2 ラゲッジサイドパネル 3 バックドアトリム 4 バックドア 5 パーセルセンタトリム 6 ラゲッジルーム 7 パーセルサイドトリムの受け面 9 パーセルセンタトリムの側部 11 ダンパ 13 パーセルセンタトリムの後端部 14 上下回動矢印 15 パーセルサイドトリムの前端部 17 軸受け部 19 パーセルセンタトリムの前端部 21 軸部 24 クリップ 25 バックドアのインナパネル 26 回転矢印 27 バックドアのアウタパネル 29 バックドアトリムに形成された貫通孔 30 クリップ 31 バックウインドパネル 33 バックドアのアウタパネルのフランジ 35 黒色プリント 37 サイドウインドパネル 39 ラゲッジサイドパネルのアウタパネル 41 ラゲッジサイドパネルのアウタパネルのフランジ 43 黒色プリント 45 ラゲッジサイドパネルのインナパネル
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−34744(JP,U) 実開 昭62−144752(JP,U) 実開 昭62−67855(JP,U) 実開 平6−33740(JP,U) 実開 平1−145750(JP,U) 実開 昭62−127046(JP,U) 実開 昭62−185648(JP,U) 実開 昭58−139247(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 7/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーセルサイドトリムと、バックドアト
    リムと、パーセルセンタトリムとよりララゲッジルーム
    を覆ってなり、前記パーセルサイドトリムの受け面上に
    前記パーセルセンタトリムの側部が支持され且つ前記バ
    ックドアトリムに支持されたダンパによって前記パーセ
    ルセンタトリムの後端部が圧接され、前記パーセルサイ
    ドトリムの前端部によって前記パーセルセンタトリムの
    前端部を中心に上下に回動自在に軸支されてなる自動車
    用リアパーセルトリムにおいて、 前記ダンパは、前記バックドアトリムに支持される取付
    部と、該取付部に対して傾かせて形成されてなると共に
    前記パーセルセンタトリムの振動を抑止するよう形成さ
    れた振動抑止部とよりなり、 前記バックドアトリムには、前記振動抑止部の一方の面
    にのみ密接して沿うガイド壁を形成してなることを特徴
    とする自動車用リアパーセルトリム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車用リアパーセルト
    リムであって、 前記バックドアトリムには、前記ガイド壁の根元近傍に
    前記ダンパの取付部が挿入される取付穴を形成してなる
    ことを特徴とする自動車用リアパーセルトリム。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2何れか記載の自動車用リ
    アパーセルトリムであって、 前記ダンパの振動抑止部は、前記バックドアトリムの両
    側では前記パーセルセンタトリムの上側から圧接可能に
    配され、前記バックドアトリムの車両中央では前記パー
    セルセンタトリムの下側から圧接可能に配されてなるこ
    とを特徴とする自動車用リアパーセルトリム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3何れか記載の自動車用リ
    アパーセルトリムであって、 前記ダンパの振動抑止部の軸線は、車両の水平軸線に対
    して47°下を向いてなり且つ前記ダンパの取付部の軸
    線は、前記ダンパの振動抑止部の軸線に対して30°下
    側を向いてなると共に前記バックドアトリムのガイド壁
    は、前記ダンパの振動抑止部の軸線に対して50°上側
    を向く位置にあって、該ダンパの振動抑止部に対し8ミ
    リのラップ代を有してなることを特徴とする自動車用リ
    アパーセルトリム。
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