JP3338634B2 - 分散処理型の制御装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散処理型の制御
装置に関し、詳しくは、EEPROMなどの書き込み可
能な不揮発メモリに制御デ−タを書き込むことによりプ
ログラマブルな制御を実施できる分散処理型の制御装置
に関する。
装置に関し、詳しくは、EEPROMなどの書き込み可
能な不揮発メモリに制御デ−タを書き込むことによりプ
ログラマブルな制御を実施できる分散処理型の制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】それぞれ異なる多数のロ−カル装置を個
別に制御する多数のサブコントロ−ラを有する完全分散
処理型の制御装置が知られている。特開平6−2191
87号公報は、それぞれ異なる部分制御を担当する多数
のサブコントロ−ラとそれらを統括制御するマスタ−コ
ントロ−ラとをそれぞれ個別の専用線で個別に接続し、
マスタ−コントロ−ラに複数の運転者に対応する自動車
制御特性パラメ−タを記憶しておき、特定の一人の運転
者に対応する自動車制御特性パラメ−タを選択してそれ
をサブコントロ−ラに指令するマスタ−スレイブ分散処
理型の制御装置を開示している。
別に制御する多数のサブコントロ−ラを有する完全分散
処理型の制御装置が知られている。特開平6−2191
87号公報は、それぞれ異なる部分制御を担当する多数
のサブコントロ−ラとそれらを統括制御するマスタ−コ
ントロ−ラとをそれぞれ個別の専用線で個別に接続し、
マスタ−コントロ−ラに複数の運転者に対応する自動車
制御特性パラメ−タを記憶しておき、特定の一人の運転
者に対応する自動車制御特性パラメ−タを選択してそれ
をサブコントロ−ラに指令するマスタ−スレイブ分散処
理型の制御装置を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した完全分散処理
型の制御装置では、たとえば診断装置やティ−チング装
置のような外部ツ−ルが各サブコントロ−ラからデ−タ
を収集したり、各サブコントロ−ラに指令などを発した
りする場合に、外部ツ−ルと各サブコントロ−ラとの間
でたとえばシリアルバスを通じて一々通信を行う必要が
あるという面倒があった。
型の制御装置では、たとえば診断装置やティ−チング装
置のような外部ツ−ルが各サブコントロ−ラからデ−タ
を収集したり、各サブコントロ−ラに指令などを発した
りする場合に、外部ツ−ルと各サブコントロ−ラとの間
でたとえばシリアルバスを通じて一々通信を行う必要が
あるという面倒があった。
【0004】更に説明すると、この完全分散処理型の制
御装置では、各サブコントロ−ラがそれぞれ外部ツ−ル
との通信機能を具備する必要がある。また、不揮発メモ
リを有する制御動作可変型のサブコントロ−ラを用いる
場合には、各サブコントロ−ラはそれぞれ不揮発メモリ
を保有する必要があり、このため、サブコントロ−ラ数
が増大するとシステムの規模が著しく増大してしまうと
いう問題があった。
御装置では、各サブコントロ−ラがそれぞれ外部ツ−ル
との通信機能を具備する必要がある。また、不揮発メモ
リを有する制御動作可変型のサブコントロ−ラを用いる
場合には、各サブコントロ−ラはそれぞれ不揮発メモリ
を保有する必要があり、このため、サブコントロ−ラ数
が増大するとシステムの規模が著しく増大してしまうと
いう問題があった。
【0005】また、規模が小さいサブコントロ−ラにと
っては、不揮発メモリをもつことは、コスト負担が大き
いという問題があった。一方、上述したマスタ−スレイ
ブ分散処理型の制御装置では、マスタ−コントロ−ラ
が、各サブコントロ−ラの制御プログラムの配布や診断
デ−タの収集を一元的に集中管理するので、外部ツ−ル
はこのマスタ−コントロ−ラと通信するだけでよいが、
その代わりにマスタ−コントロ−ラは各サブコントロ−
ラを個別に管理するために、制御規模や通信ワ−クが増
大し、更にこのマスタ−コントロ−ラのシステムダウン
が全体的な機能低下を生じさせる可能性があった。ま
た、車両制御装置では、車種ごとに各サブコントロ−ラ
の仕様がそれぞれ異なったり、サブコントロ−ラ自体も
異なったりするので、それに合わせてマスタ−コントロ
−ラの仕様を一々変更しなければならないという面倒も
あった。
っては、不揮発メモリをもつことは、コスト負担が大き
いという問題があった。一方、上述したマスタ−スレイ
ブ分散処理型の制御装置では、マスタ−コントロ−ラ
が、各サブコントロ−ラの制御プログラムの配布や診断
デ−タの収集を一元的に集中管理するので、外部ツ−ル
はこのマスタ−コントロ−ラと通信するだけでよいが、
その代わりにマスタ−コントロ−ラは各サブコントロ−
ラを個別に管理するために、制御規模や通信ワ−クが増
大し、更にこのマスタ−コントロ−ラのシステムダウン
が全体的な機能低下を生じさせる可能性があった。ま
た、車両制御装置では、車種ごとに各サブコントロ−ラ
の仕様がそれぞれ異なったり、サブコントロ−ラ自体も
異なったりするので、それに合わせてマスタ−コントロ
−ラの仕様を一々変更しなければならないという面倒も
あった。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、システム構成が簡素で各コントロ−ラ
の通信ワ−クの負担も軽く、小規模の回路で実現でき、
仕様変更も容易な分散処理型の制御装置を提供すること
を、その目的としている。
れたものであり、システム構成が簡素で各コントロ−ラ
の通信ワ−クの負担も軽く、小規模の回路で実現でき、
仕様変更も容易な分散処理型の制御装置を提供すること
を、その目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の分散処理
型の制御装置によれば、中継コントロ−ラは、外部ツ−
ルと第一の通信経路を通じて第一のプロトコルで通信
し、各サブコントロ−ラと第二の通信経路を通じて第二
のプロトコルで通信する。すなわち、外部ツ−ルと各サ
ブコントロ−ラとの交信を中継する(デ−タ通信中継手
段)。
型の制御装置によれば、中継コントロ−ラは、外部ツ−
ルと第一の通信経路を通じて第一のプロトコルで通信
し、各サブコントロ−ラと第二の通信経路を通じて第二
のプロトコルで通信する。すなわち、外部ツ−ルと各サ
ブコントロ−ラとの交信を中継する(デ−タ通信中継手
段)。
【0008】また、中継コントロ−ラは、各サブコント
ロ−ラのためにそれぞれ記憶領域が区分された書き換え
可能な不揮発メモリを有し、各サブコントロ−ラの上記
記憶領域への読み出しアクセス(メモリ読み込み要求)
に対して、該当する記憶領域の記憶デ−タを第二の通信
経路を通じてサブコントロ−ラに送信し、各サブコント
ロ−ラの上記記憶領域への書き込みアクセス(メモリ書
き込み要求)に対して、第二の通信経路を通じて受信し
た書き込みデ−タを該当する記憶領域に書き込む。すな
わち、各サブコントロ−ラの不揮発メモリアクセスを代
行する(共同不揮発メモリ管理手段)。
ロ−ラのためにそれぞれ記憶領域が区分された書き換え
可能な不揮発メモリを有し、各サブコントロ−ラの上記
記憶領域への読み出しアクセス(メモリ読み込み要求)
に対して、該当する記憶領域の記憶デ−タを第二の通信
経路を通じてサブコントロ−ラに送信し、各サブコント
ロ−ラの上記記憶領域への書き込みアクセス(メモリ書
き込み要求)に対して、第二の通信経路を通じて受信し
た書き込みデ−タを該当する記憶領域に書き込む。すな
わち、各サブコントロ−ラの不揮発メモリアクセスを代
行する(共同不揮発メモリ管理手段)。
【0009】したがって、この発明の構成によれば、シ
ステム規模および通信ワ−クが簡素化することができ、
各サブコントロ−ラや中継コントロ−ラ用のCPUも低
速小規模タイプのもので実現でき、仕様変更も容易であ
る。更に説明する。まず、この発明では、外部ツ−ルと
各サブコントロ−ラとの間の上述した中継機能を有する
中継コントロ−ラに共用不揮発メモリを配置しているの
で、中継コントロ−ラおよびサブコントロ−ラは、サブ
コントロ−ラによる上記共用不揮発メモリアクセスに対
して、上記中継時と同一のプロトコル、同一の通信経路
で通信を行えばよく、このような不揮発メモリの集中な
らびに外部ツ−ル/各サブコントロ−ラ間の交信を実現
するにもかかわらず、中継コントロ−ラは単に中継機能
と不揮発メモリアクセス代行機能とをもてばよく、上述
した従来技術のマスタ−コントロ−ラに比較して格段に
構成、処理が簡素となる。
ステム規模および通信ワ−クが簡素化することができ、
各サブコントロ−ラや中継コントロ−ラ用のCPUも低
速小規模タイプのもので実現でき、仕様変更も容易であ
る。更に説明する。まず、この発明では、外部ツ−ルと
各サブコントロ−ラとの間の上述した中継機能を有する
中継コントロ−ラに共用不揮発メモリを配置しているの
で、中継コントロ−ラおよびサブコントロ−ラは、サブ
コントロ−ラによる上記共用不揮発メモリアクセスに対
して、上記中継時と同一のプロトコル、同一の通信経路
で通信を行えばよく、このような不揮発メモリの集中な
らびに外部ツ−ル/各サブコントロ−ラ間の交信を実現
するにもかかわらず、中継コントロ−ラは単に中継機能
と不揮発メモリアクセス代行機能とをもてばよく、上述
した従来技術のマスタ−コントロ−ラに比較して格段に
構成、処理が簡素となる。
【0010】また、各サブコントロ−ラは、中継コント
ロ−ラの不揮発メモリを使用することで、サブコントロ
−ラ自身に不揮発メモリを装備する必要がないので、回
路構成を簡素化することができる。また、各サブコント
ロ−ラは、外部ツ−ルとの通信を実現する通信経路およ
びその通信を実現する通信回路部と、各サブコントロ−
ラ間または所定の統合処理的コントロ−ラとの間の通信
を実現する通信経路およびその通信を実現する通信回路
部という二重の通信経路および通信回路部をもつ必要は
なく、格段に構成、処理が簡素となる。
ロ−ラの不揮発メモリを使用することで、サブコントロ
−ラ自身に不揮発メモリを装備する必要がないので、回
路構成を簡素化することができる。また、各サブコント
ロ−ラは、外部ツ−ルとの通信を実現する通信経路およ
びその通信を実現する通信回路部と、各サブコントロ−
ラ間または所定の統合処理的コントロ−ラとの間の通信
を実現する通信経路およびその通信を実現する通信回路
部という二重の通信経路および通信回路部をもつ必要は
なく、格段に構成、処理が簡素となる。
【0011】また、中継コントロ−ラは単に中継のみを
行うだけであるので、たとえば車種ごとにサブコントロ
−ラの増減やサブコントロ−ラの仕様が変更されても、
中継コントロ−ラの内部仕様をそれに応じて変更する必
要がない。更に、外部ツ−ルは、まるで直接各サブコン
トロ−ラと交信するように通信を行うことができ、外部
ツ−ルの汎用化も容易である。 請求項2記載の構成に
よれば、請求項1記載の分散処理型の制御装置において
更に、中継コントロ−ラが、ロ−カル装置も制御する
(ロ−カル制御手段)。
行うだけであるので、たとえば車種ごとにサブコントロ
−ラの増減やサブコントロ−ラの仕様が変更されても、
中継コントロ−ラの内部仕様をそれに応じて変更する必
要がない。更に、外部ツ−ルは、まるで直接各サブコン
トロ−ラと交信するように通信を行うことができ、外部
ツ−ルの汎用化も容易である。 請求項2記載の構成に
よれば、請求項1記載の分散処理型の制御装置において
更に、中継コントロ−ラが、ロ−カル装置も制御する
(ロ−カル制御手段)。
【0012】このようにすれば、中継コントロ−ラはデ
−タ中継を必要としない期間にロ−カル装置を制御する
ことができるので、一層の構成簡素化を実現することが
できる。
−タ中継を必要としない期間にロ−カル装置を制御する
ことができるので、一層の構成簡素化を実現することが
できる。
【0013】
【発明を実施するための形態】上述した本発明の分散処
理型の制御装置について以下の実施例に基づいて具体的
に説明する。
理型の制御装置について以下の実施例に基づいて具体的
に説明する。
【0014】
【実施例】本発明の分散処理型の制御装置を適用した車
両制御装置の一実施例を図1に示す。1は中継コントロ
−ラ、2は第1番目のサブコントロ−ラ、3は第N番目
のサブコントロ−ラ、4は第1番目のロ−カル装置、5
は第N番目のロ−カル装置、6は第M番目のロ−カル装
置、7は外部ツ−ル、8、9はシリアルバスである。こ
の実施例では説明を簡素化するために、中継コントロ−
ラ1及び各サブコントロ−ラは車両バッテリから常時給
電されているものと仮定する。
両制御装置の一実施例を図1に示す。1は中継コントロ
−ラ、2は第1番目のサブコントロ−ラ、3は第N番目
のサブコントロ−ラ、4は第1番目のロ−カル装置、5
は第N番目のロ−カル装置、6は第M番目のロ−カル装
置、7は外部ツ−ル、8、9はシリアルバスである。こ
の実施例では説明を簡素化するために、中継コントロ−
ラ1及び各サブコントロ−ラは車両バッテリから常時給
電されているものと仮定する。
【0015】サブコントロ−ラ2、3と同一構成の多数
のサブコントロ−ラ(図示せず)がサブコントロ−ラ
2、3と同じようにシリアルバス9に接続され、これら
図示しない各サブコントロ−ラもそれぞれロ−カル装置
4〜6と異なる多数のロ−カル装置(図示せず)を一個
ずつ制御している。サブコントロ−ラ3や図示しない上
記他の多数のサブコントロ−ラの制御動作自体はサブコ
ントロ−ラ2と同じであるので、説明は省略する。
のサブコントロ−ラ(図示せず)がサブコントロ−ラ
2、3と同じようにシリアルバス9に接続され、これら
図示しない各サブコントロ−ラもそれぞれロ−カル装置
4〜6と異なる多数のロ−カル装置(図示せず)を一個
ずつ制御している。サブコントロ−ラ3や図示しない上
記他の多数のサブコントロ−ラの制御動作自体はサブコ
ントロ−ラ2と同じであるので、説明は省略する。
【0016】中継コントロ−ラ1は、マイコン11及び
通信回路12、13を有し、マイコン11はEEPRO
M111を有している。サブコントロ−ラ2はマイコン
21と通信回路22とを有し、この実施例ではマイコン
21はEEPROMを内蔵していない。中継コントロ−
ラ1のマイコン11はロ−カル装置6を制御し、サブコ
ントロ−ラ2はロ−カル装置4を制御し、サブコントロ
−ラ3はロ−カル装置5を制御している。
通信回路12、13を有し、マイコン11はEEPRO
M111を有している。サブコントロ−ラ2はマイコン
21と通信回路22とを有し、この実施例ではマイコン
21はEEPROMを内蔵していない。中継コントロ−
ラ1のマイコン11はロ−カル装置6を制御し、サブコ
ントロ−ラ2はロ−カル装置4を制御し、サブコントロ
−ラ3はロ−カル装置5を制御している。
【0017】ロ−カル装置4〜6やその他の図示しない
ロ−カル装置はそれぞれ、車載の電子制御可能な又は信
号出力可能な装置からなり、たとえば、エンジン制御、
空調制御、照明制御など各種制御機能が異なるサブコン
トロ−ラで個別に制御され、車体制御が中継コントロ−
ラ1により制御される構成となっている。外部ツ−ル7
は、各コントロ−ラ1、4〜5などからのデ−タを診断
するダイアグノ−シス装置や、各コントロ−ラ1、4〜
5へ制御定数や制御プログラムを設定する設定装置から
なる。
ロ−カル装置はそれぞれ、車載の電子制御可能な又は信
号出力可能な装置からなり、たとえば、エンジン制御、
空調制御、照明制御など各種制御機能が異なるサブコン
トロ−ラで個別に制御され、車体制御が中継コントロ−
ラ1により制御される構成となっている。外部ツ−ル7
は、各コントロ−ラ1、4〜5などからのデ−タを診断
するダイアグノ−シス装置や、各コントロ−ラ1、4〜
5へ制御定数や制御プログラムを設定する設定装置から
なる。
【0018】EEPROM111は、各ロ−カル装置4
〜6や他のロ−カル装置(図示せず)の制御プログラム
や設定数値を格納するために、多数の分割記憶領域を有
している。中継コントロ−ラ1の通信回路12はマイコ
ン11のI/O(図示せず)とシリアルバス(第一の通
信経路)8との間に介設され、外部ツ−ル7とシリアル
バス8を通じて第一のプロトコルで通信し、得た外部ツ
−ル7からの信号をマイコン11に出力し、更にマイコ
ン11から受け取った外部ツ−ル向けの信号をシリアル
バス8へ出力する。
〜6や他のロ−カル装置(図示せず)の制御プログラム
や設定数値を格納するために、多数の分割記憶領域を有
している。中継コントロ−ラ1の通信回路12はマイコ
ン11のI/O(図示せず)とシリアルバス(第一の通
信経路)8との間に介設され、外部ツ−ル7とシリアル
バス8を通じて第一のプロトコルで通信し、得た外部ツ
−ル7からの信号をマイコン11に出力し、更にマイコ
ン11から受け取った外部ツ−ル向けの信号をシリアル
バス8へ出力する。
【0019】中継コントロ−ラ1の通信回路13はマイ
コン11のI/O(図示せず)とシリアルバス(第二の
通信経路)9との間に介設され、サブコントロ−ラ2や
その他のサブコントロ−ラとシリアルバス9を通じて第
二のプロトコルで通信し、得たサブコントロ−ラ2やそ
の他のサブコントロ−ラ2からの信号をマイコン11に
出力し、更にマイコン11から受け取ったサブコントロ
−ラ向けの信号をシリアルバス9へ出力する。
コン11のI/O(図示せず)とシリアルバス(第二の
通信経路)9との間に介設され、サブコントロ−ラ2や
その他のサブコントロ−ラとシリアルバス9を通じて第
二のプロトコルで通信し、得たサブコントロ−ラ2やそ
の他のサブコントロ−ラ2からの信号をマイコン11に
出力し、更にマイコン11から受け取ったサブコントロ
−ラ向けの信号をシリアルバス9へ出力する。
【0020】サブコントロ−ラ2の通信回路22はマイ
コン21のI/O(図示せず)とシリアルバス9との間
に介設され、中継コントロ−ラ1(更にはその他のサブ
コントロ−ラ)とシリアルバス9を通じて第二のプロト
コルで通信し、得た中継コントロ−ラ1(更にはその他
のサブコントロ−ラ)からの信号をマイコン21に出力
し、更にマイコン21から受け取った中継コントロ−ラ
(更にはその他のサブコントロ−ラ)向けの信号をシリ
アルバス9へ出力する。
コン21のI/O(図示せず)とシリアルバス9との間
に介設され、中継コントロ−ラ1(更にはその他のサブ
コントロ−ラ)とシリアルバス9を通じて第二のプロト
コルで通信し、得た中継コントロ−ラ1(更にはその他
のサブコントロ−ラ)からの信号をマイコン21に出力
し、更にマイコン21から受け取った中継コントロ−ラ
(更にはその他のサブコントロ−ラ)向けの信号をシリ
アルバス9へ出力する。
【0021】中継コントロ−ラ1やサブコントロ−ラ2
など各コントロ−ラは、各ロ−カル装置4〜6を内蔵の
メモリに格納された所定の制御ル−チンにしたがって制
御するが、これらの制御ワ−ク自体は本実施例の要旨で
はないので、これ以上の説明は省略する。なおこの実施
例では、中継コントロ−ラ1内での通信回路12とマイ
コン11との信号授受はロ−カル装置6を制御するため
のマイコン11の上記制御ワ−クと順番に繰り返し実行
されるが、どちらか一方を優先して実行し、他方をアイ
ドル期間に実行するようにしてもよい。同様に、サブコ
ントロ−ラ2内での通信回路22とマイコン21との信
号授受はロ−カル装置4を制御するためのマイコン21
の上記制御ワ−クと順番に繰り返し実行されるが、どち
らか一方を優先して実行し、他方をアイドル期間に実行
するようにしてもよい。
など各コントロ−ラは、各ロ−カル装置4〜6を内蔵の
メモリに格納された所定の制御ル−チンにしたがって制
御するが、これらの制御ワ−ク自体は本実施例の要旨で
はないので、これ以上の説明は省略する。なおこの実施
例では、中継コントロ−ラ1内での通信回路12とマイ
コン11との信号授受はロ−カル装置6を制御するため
のマイコン11の上記制御ワ−クと順番に繰り返し実行
されるが、どちらか一方を優先して実行し、他方をアイ
ドル期間に実行するようにしてもよい。同様に、サブコ
ントロ−ラ2内での通信回路22とマイコン21との信
号授受はロ−カル装置4を制御するためのマイコン21
の上記制御ワ−クと順番に繰り返し実行されるが、どち
らか一方を優先して実行し、他方をアイドル期間に実行
するようにしてもよい。
【0022】この実施例では説明を簡素化するために、
中継コントロ−ラ1の通信回路12、13およびサブコ
ントロ−ラ2の通信回路22はマイコン11、21とは
独立に動作しているものとする。もちろん、実質的な通
信ワ−クをマイコン11やマイコン21に行わせること
により通信回路12、13、22の回路機能を簡素化し
てもよいことは当然である。
中継コントロ−ラ1の通信回路12、13およびサブコ
ントロ−ラ2の通信回路22はマイコン11、21とは
独立に動作しているものとする。もちろん、実質的な通
信ワ−クをマイコン11やマイコン21に行わせること
により通信回路12、13、22の回路機能を簡素化し
てもよいことは当然である。
【0023】またこの実施例では、サブコントロ−ラ同
士の通信は行わないものとし、シリアルバス9は中継コ
ントロ−ラ1の通信回路13と各サブコントロ−ラの通
信回路たとえば22との間の通信だけを行うものとす
る。更に、各サブコントロ−ラの通信回路は、中継コン
トロ−ラ1の通信回路13が他のサブコントロ−ラの通
信回路と通信中であってbusyの場合には、交信に成
功するまで発信動作を所定インタバルで繰り返すものと
する。上述したこれらの通信制御自体はこの実施例の要
旨ではないのでこれ以上の説明は省略する。この実施例
の特徴は、中継コントロ−ラ1が、後述するようにデ−
タ通信中継ワ−ク(デ−タ通信中継手段)及び共同不揮
発メモリ管理ワ−ク(共同不揮発メモリ管理手段)を行
う点にある。以下、これらワ−クについて更に説明す
る。
士の通信は行わないものとし、シリアルバス9は中継コ
ントロ−ラ1の通信回路13と各サブコントロ−ラの通
信回路たとえば22との間の通信だけを行うものとす
る。更に、各サブコントロ−ラの通信回路は、中継コン
トロ−ラ1の通信回路13が他のサブコントロ−ラの通
信回路と通信中であってbusyの場合には、交信に成
功するまで発信動作を所定インタバルで繰り返すものと
する。上述したこれらの通信制御自体はこの実施例の要
旨ではないのでこれ以上の説明は省略する。この実施例
の特徴は、中継コントロ−ラ1が、後述するようにデ−
タ通信中継ワ−ク(デ−タ通信中継手段)及び共同不揮
発メモリ管理ワ−ク(共同不揮発メモリ管理手段)を行
う点にある。以下、これらワ−クについて更に説明す
る。
【0024】(デ−タ通信中継ワ−ク)デ−タ通信中継
ワ−クは、外部ツ−ル7からサブコントロ−ラ向けデ−
タを受信する場合に受信デ−タに対して両プロトコル間
のデ−タ構造の変換を行って該当するサブコントロ−ラ
へ送信し、逆に、シリアルバス9から外部ツ−ル7向け
デ−タを受信する場合に受信デ−タに対して両プロトコ
ル間のデ−タ構造の変換を行って外部ツ−ル7へ送信す
るものである。
ワ−クは、外部ツ−ル7からサブコントロ−ラ向けデ−
タを受信する場合に受信デ−タに対して両プロトコル間
のデ−タ構造の変換を行って該当するサブコントロ−ラ
へ送信し、逆に、シリアルバス9から外部ツ−ル7向け
デ−タを受信する場合に受信デ−タに対して両プロトコ
ル間のデ−タ構造の変換を行って外部ツ−ル7へ送信す
るものである。
【0025】(共同不揮発メモリ管理ワ−ク)共同不揮
発メモリ管理ワ−クは、シリアルバス9を通じてサブコ
ントロ−ラからのメモリ読み込み要求を受信する場合に
EEPROM111の該当する記憶領域の記憶デ−タを
シリアルバス9を通じて該当サブコントロ−ラへ送信
し、更に、シリアルバス9からのメモリ書き込み要求お
よび書き込みデ−タを受信する場合にEEPROM11
1の該当する記憶領域に受信した書き込みデ−タを書き
込むものである。
発メモリ管理ワ−クは、シリアルバス9を通じてサブコ
ントロ−ラからのメモリ読み込み要求を受信する場合に
EEPROM111の該当する記憶領域の記憶デ−タを
シリアルバス9を通じて該当サブコントロ−ラへ送信
し、更に、シリアルバス9からのメモリ書き込み要求お
よび書き込みデ−タを受信する場合にEEPROM11
1の該当する記憶領域に受信した書き込みデ−タを書き
込むものである。
【0026】次に、中継コントロ−ラ1のマイコン11
におけるこの実施例に関連する制御動作を図2に示すフ
ロ−チャ−トを参照して説明する。中継コントロ−ラ1
は、外部ツ−ル7との交信オペレ−ション(S10
0)、各サブコントロ−ラ2との交信オペレ−ション
(S200)、ロ−カル装置6の制御オペレ−ション
(S300)、EEPROM制御オペレ−ション(S4
00)の順に繰り返し制御動作を実行する。
におけるこの実施例に関連する制御動作を図2に示すフ
ロ−チャ−トを参照して説明する。中継コントロ−ラ1
は、外部ツ−ル7との交信オペレ−ション(S10
0)、各サブコントロ−ラ2との交信オペレ−ション
(S200)、ロ−カル装置6の制御オペレ−ション
(S300)、EEPROM制御オペレ−ション(S4
00)の順に繰り返し制御動作を実行する。
【0027】外部ツ−ル7との交信オペレ−ション(S
100)を図3に示すフロ−チャ−トを参照して説明す
る。なお、通信回路12は、外部ツ−ル7と所定の第1
プロトコルで交信するものとし、シリアルバス8ではデ
−タは第1のデ−タ形式をもつものとする。まず、通信
回路12が外部ツ−ル7からデ−タを受け取ったかどう
かを調べ(S102)、受け取っていなければS110
へジャンプし、受け取っていればこの受信デ−タが自己
向けのデ−タかどうかを判別し(S104)、自己向け
デ−タであれば、自己がもつ受信レジスタr1に一時格
納し(S106)、自己向けデ−タでなければ、自己が
もつダウン用中継レジスタr2に一時格納する(S10
8)。
100)を図3に示すフロ−チャ−トを参照して説明す
る。なお、通信回路12は、外部ツ−ル7と所定の第1
プロトコルで交信するものとし、シリアルバス8ではデ
−タは第1のデ−タ形式をもつものとする。まず、通信
回路12が外部ツ−ル7からデ−タを受け取ったかどう
かを調べ(S102)、受け取っていなければS110
へジャンプし、受け取っていればこの受信デ−タが自己
向けのデ−タかどうかを判別し(S104)、自己向け
デ−タであれば、自己がもつ受信レジスタr1に一時格
納し(S106)、自己向けデ−タでなければ、自己が
もつダウン用中継レジスタr2に一時格納する(S10
8)。
【0028】次のS110では、自己がもつ送信レジス
タr3に外部ツ−ル7へ送信すべきデ−タがあるかどう
かを調べ、なければS114へジャンプし、あればこの
送信デ−タを通信回路12へ出力し(S112)、通信
回路12はそれを外部ツ−ル7に送信する。次のS11
4では、自己がもつアップ用送信レジスタr6に中継す
べきデ−タ(所定のサブコントロ−ラから外部ツ−ル7
への送信デ−タ)があるかどうかを調べ、なければメイ
ンル−チンへリタ−ンし、あればこの送信デ−タを通信
回路12へ出力し、通信回路12はそれを外部ツ−ル7
に送信する(S116)。
タr3に外部ツ−ル7へ送信すべきデ−タがあるかどう
かを調べ、なければS114へジャンプし、あればこの
送信デ−タを通信回路12へ出力し(S112)、通信
回路12はそれを外部ツ−ル7に送信する。次のS11
4では、自己がもつアップ用送信レジスタr6に中継す
べきデ−タ(所定のサブコントロ−ラから外部ツ−ル7
への送信デ−タ)があるかどうかを調べ、なければメイ
ンル−チンへリタ−ンし、あればこの送信デ−タを通信
回路12へ出力し、通信回路12はそれを外部ツ−ル7
に送信する(S116)。
【0029】次に、サブコントロ−ラ2との交信オペレ
−ション(S200)を図4に示すフロ−チャ−トを参
照して説明する。なお、通信回路13は、各サブコント
ロ−ラと所定の第2プロトコルで交信するものとし、シ
リアルバス9ではデ−タは第2のデ−タ形式をもつもの
とする。まず、通信回路13がサブコントロ−ラのどれ
かからデ−タを受け取ったかどうかを調べ(S20
2)、受け取っていなければS212へジャンプし、受
け取っていればこの受信デ−タが自己向けのデ−タか、
EEPROM111へのデ−タ(およびアクセス要求)
か更には外部ツ−ル7へ送信すべきデ−タのいずれかを
判別する(S204)。自己向けデ−タであれば、自己
がもつ受信レジスタr6に一時格納し(S206)、E
EPROM111への向かうべきデ−タ(書き込みアク
セスまたは読み出しアクセス)であれば自己がもつメモ
リアクセスレジスタr5に一時格納し(S208)、外
部ツ−ル7へ向かうデ−タであれば自己がもつアップ用
中継レジスタr6に一時格納する(S210)。
−ション(S200)を図4に示すフロ−チャ−トを参
照して説明する。なお、通信回路13は、各サブコント
ロ−ラと所定の第2プロトコルで交信するものとし、シ
リアルバス9ではデ−タは第2のデ−タ形式をもつもの
とする。まず、通信回路13がサブコントロ−ラのどれ
かからデ−タを受け取ったかどうかを調べ(S20
2)、受け取っていなければS212へジャンプし、受
け取っていればこの受信デ−タが自己向けのデ−タか、
EEPROM111へのデ−タ(およびアクセス要求)
か更には外部ツ−ル7へ送信すべきデ−タのいずれかを
判別する(S204)。自己向けデ−タであれば、自己
がもつ受信レジスタr6に一時格納し(S206)、E
EPROM111への向かうべきデ−タ(書き込みアク
セスまたは読み出しアクセス)であれば自己がもつメモ
リアクセスレジスタr5に一時格納し(S208)、外
部ツ−ル7へ向かうデ−タであれば自己がもつアップ用
中継レジスタr6に一時格納する(S210)。
【0030】次のS212では、自己がもつ送信レジス
タr7にサブコントロ−ラのどれかに送信すべきデ−タ
があるかどうかを調べ、なければS216へジャンプ
し、あればこの送信デ−タを通信回路13へ出力し(S
212)、通信回路13はそれをシリアルバス9を通じ
て該当するサブコントロ−ラに送信する。次のS216
では、自己がもつダウン用送信レジスタr2に中継すべ
きデ−タ(外部ツ−ル7から所定のサブコントロ−ラへ
の送信デ−タ)があるかどうかを調べ、なければS22
0へジャンプし、あれば、この中継デ−タを通信回路1
3へ出力し(S218)、通信回路13はそれをシリア
ルバス9を通じて該当するサブコントロ−ラに送信す
る。
タr7にサブコントロ−ラのどれかに送信すべきデ−タ
があるかどうかを調べ、なければS216へジャンプ
し、あればこの送信デ−タを通信回路13へ出力し(S
212)、通信回路13はそれをシリアルバス9を通じ
て該当するサブコントロ−ラに送信する。次のS216
では、自己がもつダウン用送信レジスタr2に中継すべ
きデ−タ(外部ツ−ル7から所定のサブコントロ−ラへ
の送信デ−タ)があるかどうかを調べ、なければS22
0へジャンプし、あれば、この中継デ−タを通信回路1
3へ出力し(S218)、通信回路13はそれをシリア
ルバス9を通じて該当するサブコントロ−ラに送信す
る。
【0031】次のS220では、自己がもつメモリ読み
出しレジスタr8にEEPROM111からの読み出し
デ−タがあるかどうかを調べ、なければS222へジャ
ンプし、あれば、この読み出しデ−タを通信回路13へ
出力し(S222)、通信回路13はそれをシリアルバ
ス9を通じて該当するサブコントロ−ラに送信する。次
に、中継コントロ−ラ1が行うEEPROM制御オペレ
−ション(S400)を図5に示すフロ−チャ−トを参
照して説明する。まず、サブコントロ−ラからのデ−タ
(書き込み要求(書き込みアクセス)または読み出し要
求(読み出しアクセス))が上述したメモリアクセスレ
ジスタr5にあるかどうかを調べ(S402)、なけれ
ば図2に示すメインル−チンへリタ−ンし、あれば、そ
れが書き込みアクセスと読み出しアクセスとのどちらか
を調べ(S404)、前者であればEEPROM111
の該当する記憶領域へメモリアクセスレジスタr5のデ
−タを書き込み(S406)、後者であればEEPRO
M111の該当する記憶領域のデ−タをメモリ読み出し
レジスタr8へ読み出し、メインル−チンへリタ−ンす
る。
出しレジスタr8にEEPROM111からの読み出し
デ−タがあるかどうかを調べ、なければS222へジャ
ンプし、あれば、この読み出しデ−タを通信回路13へ
出力し(S222)、通信回路13はそれをシリアルバ
ス9を通じて該当するサブコントロ−ラに送信する。次
に、中継コントロ−ラ1が行うEEPROM制御オペレ
−ション(S400)を図5に示すフロ−チャ−トを参
照して説明する。まず、サブコントロ−ラからのデ−タ
(書き込み要求(書き込みアクセス)または読み出し要
求(読み出しアクセス))が上述したメモリアクセスレ
ジスタr5にあるかどうかを調べ(S402)、なけれ
ば図2に示すメインル−チンへリタ−ンし、あれば、そ
れが書き込みアクセスと読み出しアクセスとのどちらか
を調べ(S404)、前者であればEEPROM111
の該当する記憶領域へメモリアクセスレジスタr5のデ
−タを書き込み(S406)、後者であればEEPRO
M111の該当する記憶領域のデ−タをメモリ読み出し
レジスタr8へ読み出し、メインル−チンへリタ−ンす
る。
【0032】次に、サブコントロ−ラ2のマイコン21
におけるこの実施例に関連する制御動作を図6に示すフ
ロ−チャ−トを参照して説明する。サブコントロ−ラ2
は、外部ツ−ル7及び中継コントロ−ラ1との交信オペ
レ−ション(S500)、ロ−カル装置4の制御オペレ
−ション(S600)、EEPROM制御オペレ−ショ
ン(S700)の順に繰り返し制御動作を実行する。
におけるこの実施例に関連する制御動作を図6に示すフ
ロ−チャ−トを参照して説明する。サブコントロ−ラ2
は、外部ツ−ル7及び中継コントロ−ラ1との交信オペ
レ−ション(S500)、ロ−カル装置4の制御オペレ
−ション(S600)、EEPROM制御オペレ−ショ
ン(S700)の順に繰り返し制御動作を実行する。
【0033】マイコン21の交信オペレ−ション(S5
00)を図7に示すフロ−チャ−トを参照して説明す
る。なお、上述したように通信回路22は、中継コント
ロ−ラ1と所定の第2プロトコルで交信するものとし、
シリアルバス9ではデ−タは第2のデ−タ形式をもつ。
00)を図7に示すフロ−チャ−トを参照して説明す
る。なお、上述したように通信回路22は、中継コント
ロ−ラ1と所定の第2プロトコルで交信するものとし、
シリアルバス9ではデ−タは第2のデ−タ形式をもつ。
【0034】まず、通信回路22が中継コントロ−ラ1
からデ−タを受け取ったかどうかを調べ(S502)、
受け取っていなければS506へジャンプし、受け取っ
ていればこの受信デ−タの種類に応じて受信デ−タを処
理する。受信デ−タには、外部ツ−ル7からの受信デ−
タ、中継コントロ−ラ1からの受信デ−タ、EEPRO
M111の自己の記憶領域からの読み出しデ−タがある
ことは前述の通りである。
からデ−タを受け取ったかどうかを調べ(S502)、
受け取っていなければS506へジャンプし、受け取っ
ていればこの受信デ−タの種類に応じて受信デ−タを処
理する。受信デ−タには、外部ツ−ル7からの受信デ−
タ、中継コントロ−ラ1からの受信デ−タ、EEPRO
M111の自己の記憶領域からの読み出しデ−タがある
ことは前述の通りである。
【0035】次に、自己の第一の送信レジスタに外部ツ
−ル7向けに送信すべきデ−タがあるかどうかを調べ
(S506)、あればそれを通信回路22にロ−ドして
から(S508)、なければ直接に、S510へ進む。
S510では、自己の第二の送信レジスタに中継コント
ロ−ラ1へ送信すべきデ−タがあるかどうかを調べ、あ
ればそれを通信回路22にロ−ドしてから(S51
2)、なければ直接に、S514へ進む。
−ル7向けに送信すべきデ−タがあるかどうかを調べ
(S506)、あればそれを通信回路22にロ−ドして
から(S508)、なければ直接に、S510へ進む。
S510では、自己の第二の送信レジスタに中継コント
ロ−ラ1へ送信すべきデ−タがあるかどうかを調べ、あ
ればそれを通信回路22にロ−ドしてから(S51
2)、なければ直接に、S514へ進む。
【0036】S514では、自己の第三の送信レジスタ
にEEPROM111の自己の記憶領域へ書き込むべき
デ−タがあるかどうかを調べ、あればそれを通信回路2
2にロ−ドしてから(S516)、なければ直接に、メ
インル−チンへリタ−ンする。上記説明した構成及び動
作によれば、前述した本発明の作用効果を実現すること
ができることは明白である。
にEEPROM111の自己の記憶領域へ書き込むべき
デ−タがあるかどうかを調べ、あればそれを通信回路2
2にロ−ドしてから(S516)、なければ直接に、メ
インル−チンへリタ−ンする。上記説明した構成及び動
作によれば、前述した本発明の作用効果を実現すること
ができることは明白である。
【0037】すなわち、この実施例では、外部ツ−ル7
と各サブコントロ−ラとの間の上述した中継機能を有す
る中継コントロ−ラ1に、EEPROM(書き込み可能
な共用不揮発メモリ)111を配置しているので、中継
コントロ−ラ1および各サブコントロ−ラは、各サブコ
ントロ−ラによるEEPROM111へのアクセスに対
して、上記中継時と同一のプロトコル、同一の通信経路
で通信を行えばよく、このようなEEPROM111の
集中ならびに外部ツ−ル7/各サブコントロ−ラ間の交
信を実現するにもかかわらず、中継コントロ−ラ1は単
に中継機能と不揮発メモリアクセス代行機能とをもてば
よく、その回路構成及び制御動作は従来のマスタ−−ス
レイブ式の分散処理型の制御装置におけるマスタ−コン
トロ−ラに比較して格段に構成、処理が簡素となる。
と各サブコントロ−ラとの間の上述した中継機能を有す
る中継コントロ−ラ1に、EEPROM(書き込み可能
な共用不揮発メモリ)111を配置しているので、中継
コントロ−ラ1および各サブコントロ−ラは、各サブコ
ントロ−ラによるEEPROM111へのアクセスに対
して、上記中継時と同一のプロトコル、同一の通信経路
で通信を行えばよく、このようなEEPROM111の
集中ならびに外部ツ−ル7/各サブコントロ−ラ間の交
信を実現するにもかかわらず、中継コントロ−ラ1は単
に中継機能と不揮発メモリアクセス代行機能とをもてば
よく、その回路構成及び制御動作は従来のマスタ−−ス
レイブ式の分散処理型の制御装置におけるマスタ−コン
トロ−ラに比較して格段に構成、処理が簡素となる。
【0038】また、各サブコントロ−ラは、外部ツ−ル
7との通信を実現するためのバスおよびその通信を実現
する通信回路と、各サブコントロ−ラと中継コントロ−
ラ1との間の通信を実現するシリアルバス9およびその
通信を実現する通信回路22という二重の通信経路およ
び通信回路をもつ必要はなく、格段に構成、処理が簡素
となる。
7との通信を実現するためのバスおよびその通信を実現
する通信回路と、各サブコントロ−ラと中継コントロ−
ラ1との間の通信を実現するシリアルバス9およびその
通信を実現する通信回路22という二重の通信経路およ
び通信回路をもつ必要はなく、格段に構成、処理が簡素
となる。
【0039】また、中継コントロ−ラ1は単に中継のみ
を行うだけであるので、たとえば車種ごとにサブコント
ロ−ラの増減やサブコントロ−ラ2仕様が変更されて
も、中継コントロ−ラ1の内部仕様をそれに応じて変更
する必要がない。更に、外部ツ−ル7は、まるで直接各
サブコントロ−ラと交信するように通信を行うことがで
き、更に上述した完全分散処理においても使用できるの
で外部ツ−ルの汎用化も容易となる。
を行うだけであるので、たとえば車種ごとにサブコント
ロ−ラの増減やサブコントロ−ラ2仕様が変更されて
も、中継コントロ−ラ1の内部仕様をそれに応じて変更
する必要がない。更に、外部ツ−ル7は、まるで直接各
サブコントロ−ラと交信するように通信を行うことがで
き、更に上述した完全分散処理においても使用できるの
で外部ツ−ルの汎用化も容易となる。
【0040】更に、中継コントロ−ラ1もロ−カル装置
6を制御するので、一層の構成簡素化を実現することが
できる。なお、上記中継コントロ−ラ1による中継動作
において、中継コントロ−ラ1がシリアルバス8から第
一のデ−タ形式で受信したサブコントロ−ラ2向けのデ
−タは、通信回路12、マイコン21、通信回路13の
どの段階でデ−タ構造の変換を行ってもよいことは当然
であるが、処理上、マイコン21で行うのが最も容易で
あり、マイコン21がそれを通信回路12から受信して
から、通信回路13へ送信するまでの間に、実行すれば
よい。
6を制御するので、一層の構成簡素化を実現することが
できる。なお、上記中継コントロ−ラ1による中継動作
において、中継コントロ−ラ1がシリアルバス8から第
一のデ−タ形式で受信したサブコントロ−ラ2向けのデ
−タは、通信回路12、マイコン21、通信回路13の
どの段階でデ−タ構造の変換を行ってもよいことは当然
であるが、処理上、マイコン21で行うのが最も容易で
あり、マイコン21がそれを通信回路12から受信して
から、通信回路13へ送信するまでの間に、実行すれば
よい。
【0041】(その他のオペレ−ション)上記中継コン
トロ−ラ1及び各サブコントロ−ラの動作を利用した外
部ツ−ル7によるロ−カル装置の動作設定は以下のよう
になされる。すなわち、外部ツ−ル7が所定のロ−カル
装置の動作設定を行うには、外部ツ−ル7は中継コント
ロ−ラ1を通じてたとえばサブコントロ−ラ2へ設定デ
−タや制御プログラムなどを送信し、サブコントロ−ラ
2は受信した上記設定デ−タや制御プログラムなどを中
継コントロ−ラ1に送信し、中継コントロ−ラ2は受信
した上記設定デ−タや制御プログラムなどをEEPRO
M111の該当する記憶領域に書き込む。
トロ−ラ1及び各サブコントロ−ラの動作を利用した外
部ツ−ル7によるロ−カル装置の動作設定は以下のよう
になされる。すなわち、外部ツ−ル7が所定のロ−カル
装置の動作設定を行うには、外部ツ−ル7は中継コント
ロ−ラ1を通じてたとえばサブコントロ−ラ2へ設定デ
−タや制御プログラムなどを送信し、サブコントロ−ラ
2は受信した上記設定デ−タや制御プログラムなどを中
継コントロ−ラ1に送信し、中継コントロ−ラ2は受信
した上記設定デ−タや制御プログラムなどをEEPRO
M111の該当する記憶領域に書き込む。
【0042】その他、電源投入時の上記中継コントロ−
ラ1及び各サブコントロ−ラの動作を以下に説明する。
コントロ−ラ電源のなんらかの停電後の電源回復直後又
は最初の電源投入直後における各コントロ−ラの動作は
以下のようになされる。すなわち、電源電圧入力ととも
に中継コントロ−ラ1及び各サブコントロ−ラはそれぞ
れ初期設定を行って立ち上がるが、その後、中継コント
ロ−ラ1はEEPROM111の自己用の領域から必要
なプログラムなどを読み込み、正常動作に復帰する。
ラ1及び各サブコントロ−ラの動作を以下に説明する。
コントロ−ラ電源のなんらかの停電後の電源回復直後又
は最初の電源投入直後における各コントロ−ラの動作は
以下のようになされる。すなわち、電源電圧入力ととも
に中継コントロ−ラ1及び各サブコントロ−ラはそれぞ
れ初期設定を行って立ち上がるが、その後、中継コント
ロ−ラ1はEEPROM111の自己用の領域から必要
なプログラムなどを読み込み、正常動作に復帰する。
【0043】各サブコントロ−ラは初期設定実施後、所
定タイミングで中継コントロ−ラ1と交信してEEPR
OM111の自己の領域から必要な設定デ−タやプログ
ラムをダウンロ−ドする。中継コントロ−ラ1は、ある
サブコントロ−ラからの要求による共同不揮発メモリ管
理ワ−ク中などにより、新たな要求が受け付けられない
場合には、各サブコントロ−ラに対して、その旨を通知
すればよい。このようにすれば、各サブコントロ−ラ
は、要求が中継コントロ−ラ1に達したか否か、要求が
受け付けられたか否か、などを判断することができ、結
果として一定時間後に再度要求するなどのリカバリ処理
を行うことができる。このようにすれば、各サブコント
ロ−ラはまったく同一構成とすることができる。
定タイミングで中継コントロ−ラ1と交信してEEPR
OM111の自己の領域から必要な設定デ−タやプログ
ラムをダウンロ−ドする。中継コントロ−ラ1は、ある
サブコントロ−ラからの要求による共同不揮発メモリ管
理ワ−ク中などにより、新たな要求が受け付けられない
場合には、各サブコントロ−ラに対して、その旨を通知
すればよい。このようにすれば、各サブコントロ−ラ
は、要求が中継コントロ−ラ1に達したか否か、要求が
受け付けられたか否か、などを判断することができ、結
果として一定時間後に再度要求するなどのリカバリ処理
を行うことができる。このようにすれば、各サブコント
ロ−ラはまったく同一構成とすることができる。
【0044】通信回路12、13、22は、シリアルバ
ス8や9又はマイコン11や21から、順次、送信すべ
きデ−タを受け取ることになるが、受信してまだ送信し
ていないデ−タは受信した順序で内部のバッファレジス
タにロ−ドされているものとする。 (変形態様)この発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記
実施例におけるデ−タ交信動作や順序の変更が可能であ
ることは当然である。
ス8や9又はマイコン11や21から、順次、送信すべ
きデ−タを受け取ることになるが、受信してまだ送信し
ていないデ−タは受信した順序で内部のバッファレジス
タにロ−ドされているものとする。 (変形態様)この発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記
実施例におけるデ−タ交信動作や順序の変更が可能であ
ることは当然である。
【0045】たとえば、マイコン11は中継すべきデ−
タを受け取ったらただちにそれを出力すべき通信回路1
2または13に送信することもできる。更に、上述した
通信回路12、13の上記第1のプロトコル、第2のプ
ロトコルでの通信動作を、マイコン11で代行させるよ
うにして、通信回路12、13の回路構成及び動作を簡
素化することも可能である。図8〜図10に上記代行動
作を示す。図8は、マイコン11による外部ツ−ル7と
の交信を行う割り込みル−チン−を示す。この割り込み
ル−チンは、所定インタバルで起動される。図9は、マ
イコン11によるサブコントロ−ラとの交信を行う割り
込みル−チン−を示す。この割り込みル−チンは、所定
インタバルで起動される。図10は、マイコン21によ
る中継コントロ−ラ1との交信を行う割り込みル−チン
−を示す。この割り込みル−チンは、所定インタバルで
起動される。
タを受け取ったらただちにそれを出力すべき通信回路1
2または13に送信することもできる。更に、上述した
通信回路12、13の上記第1のプロトコル、第2のプ
ロトコルでの通信動作を、マイコン11で代行させるよ
うにして、通信回路12、13の回路構成及び動作を簡
素化することも可能である。図8〜図10に上記代行動
作を示す。図8は、マイコン11による外部ツ−ル7と
の交信を行う割り込みル−チン−を示す。この割り込み
ル−チンは、所定インタバルで起動される。図9は、マ
イコン11によるサブコントロ−ラとの交信を行う割り
込みル−チン−を示す。この割り込みル−チンは、所定
インタバルで起動される。図10は、マイコン21によ
る中継コントロ−ラ1との交信を行う割り込みル−チン
−を示す。この割り込みル−チンは、所定インタバルで
起動される。
【図1】 本発明の分散処理型の制御装置を適用した車
両制御装置のブロック図である。
両制御装置のブロック図である。
【図2】 マイコン11の基本動作を示すフロ−チャ−
トである。
トである。
【図3】 図2の外部ツ−ル7との交信オペレ−ション
を示すフロ−チャ−トである。
を示すフロ−チャ−トである。
【図4】 図2のサブコントロ−ラとの交信オペレ−シ
ョンを示すフロ−チャ−トである。
ョンを示すフロ−チャ−トである。
【図5】 図2のEEPROM制御を示すフロ−チャ−
トである。
トである。
【図6】 マイコン21の基本動作を示すフロ−チャ−
トである。
トである。
【図7】 図6の交信オペレ−ションを示すフロ−チャ
−トである。
−トである。
【図8】 マイコン11による外部ツ−ル7との交信を
行う割り込みル−チン−を示すフロ−チャ−トである。
行う割り込みル−チン−を示すフロ−チャ−トである。
【図9】 マイコン11によるサブコントロ−ラとの交
信を行う割り込みル−チン−を示すフロ−チャ−トであ
る。
信を行う割り込みル−チン−を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図10】マイコン21による中継コントロ−ラ1との
交信を行う割り込みル−チン−を示すフロ−チャ−トで
ある。
交信を行う割り込みル−チン−を示すフロ−チャ−トで
ある。
1は中継コントロ−ラ、2、3はサブコントロ−ラ、4
〜6はロ−カル装置、7は外部ツ−ル、8はシリアルバ
ス(第一の通信経路)、9はシリアルバス(第二の通信
経路)、12は通信回路、13は通信回路、11はマイ
コン、111はEEPROM(不揮発メモリ)。
〜6はロ−カル装置、7は外部ツ−ル、8はシリアルバ
ス(第一の通信経路)、9はシリアルバス(第二の通信
経路)、12は通信回路、13は通信回路、11はマイ
コン、111はEEPROM(不揮発メモリ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G05B 19/05 G05B 19/05 F (72)発明者 神田 康志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (72)発明者 酒井 和憲 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 田中 昭裕 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−219187(JP,A) 特開 平1−282941(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】それぞれ異なる多数のロ−カル装置を個別
に制御する多数のサブコントロ−ラと、 前記各サブコントロ−ラのためにそれぞれ所定の記憶領
域が区分された書き換え可能な不揮発メモリを有すると
ともに、外部ツ−ルと第一の通信経路を通じて第一のプ
ロトコルで通信し、更に前記各サブコントロ−ラと第二
の通信経路を通じて第二のプロトコルで通信する中継コ
ントロ−ラとを備え、 前記中継コントロ−ラは、 前記第一の通信経路から前記サブコントロ−ラ行きのデ
−タを受信する場合に前記受信デ−タに対して前記両プ
ロトコル間のデ−タ構造の変換を行って前記第二の通信
経路に送信し、逆に、前記第二の通信経路から前記外部
ツ−ル行きのデ−タを受信する場合に前記受信デ−タに
対して前記両プロトコル間のデ−タ構造の変換を行って
前記第一の通信経路に送信するデ−タ通信中継手段と、 前記サブコントロ−ラからのメモリ読み込み要求を受信
する場合に前記不揮発メモリの該当する前記記憶領域の
記憶デ−タを第二の通信経路を通じて前記サブコントロ
−ラに送信し、更に、前記サブコントロ−ラからのメモ
リ書き込み要求および書き込みデ−タを受信する場合に
前記不揮発メモリの該当する前記記憶領域に前記書き込
みデ−タを書き込む共同不揮発メモリ管理手段と、 を備えることを特徴とする分散処理型の制御装置。 - 【請求項2】請求項1記載の分散処理型の制御装置にお
いて、 前記中継コントロ−ラは、前記サブコントロ−ラが制御
する前記ロ−カル装置とは異なる所定のロ−カル装置を
制御するロ−カル制御手段を有することを特徴とする分
散処理型の制御装置。
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-
1998
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