JP3335644B2 - 部品保持体 - Google Patents

部品保持体

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JP3335644B2
JP3335644B2 JP52346398A JP52346398A JP3335644B2 JP 3335644 B2 JP3335644 B2 JP 3335644B2 JP 52346398 A JP52346398 A JP 52346398A JP 52346398 A JP52346398 A JP 52346398A JP 3335644 B2 JP3335644 B2 JP 3335644B2
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component
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理 疋田
知司 小杉
政光 宮崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/02Feeding of components
    • H05K13/021Loading or unloading of containers
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/0084Containers and magazines for components, e.g. tube-like magazines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、電子部品や光学部品や機械部品などの各種
部品を収納する部品保持単位体を複数個連結して構成す
る部品保持体に関するものであって、詳しくは、その部
品保持体を構成する部品保持単位体同士を連結する連結
装置の改良に関するものである。
背景技術 従来、多数の部品を保持して部品集合体として部品供
給装置に搭載するための部品保持体としては、所定間隔
おきに多数の収納凹部を形成した保持テープが用いら
れ、収納凹部に部品を収納した後保持テープの上面をカ
バーテープで被覆して部品の飛び出しを押さえていた。
しかし、このような部品保持体では部品収納時にカバ
ーテープで被覆し供給時にカバーテープをはぎ取って巻
き取る作業が必要であり、複雑な部品供給装置を必要と
し、またはぎ取ったカバーテープは使い捨てとなってコ
スト高になる等の問題があった。
そこで、このような問題を解消する部品保持体とし
て、本出願人は先に図4に示すように、多数(図中では
2つのみ表示)の保持単位体122を連結して成る部品保
持体121を提案している。保持単位体122には、その中央
部に部品の保持部123が形成され、連結方向に沿う両側
部に送り穴124が所定ピッチで形成されている。保持部1
23の両側部には係合片125が配設され、その両側が保持
単位体122の連結方向に対向する両側壁にそれぞれ一対
のリンク片126にて一体的に連結されて、保持部123の上
面開口に突出した位置と上面開口から退避した位置との
間で移動可能に構成されている。この係合片125が突出
位置にある状態では保持部123に収納された部品の上面
に係合して部品の飛び出しを防止し、退避位置にある状
態では部品を保持部123に挿入保持させ、又は取り出す
ことができるように成されている。
保持単位体122の連結方向の一端縁には、この保持体1
21の連結方向と直交する方向に細長い連結穴134が形成
された一対の突出部133が適当間隔あけて突設されてい
る。保持単位体122の連結方向の他端縁には、連結穴134
に嵌入する係合突部132が連結穴134に対応する位置に配
置されている。係合突部132には、その一側面に係止爪1
15が突出されている。係止爪115の内側にはその幅より
も広い凹入部116が形成されるとともに、係止爪115の両
端と凹入部116の側端壁とが薄い連結壁で連結され、係
止爪115が適当な外力で凹入部116内に没入するとともに
確実に復元するように構成されている。
しかしながら、上記連結装置の構成では、係止爪115
が連結穴134内に嵌入したのち、係止爪115が連結穴113
の内壁との間に隙間があり、保持単位体122同士の連結
において連結方向に直交する方向に遊びが発生するた
め、部品保持体121は、その真直性を確保することがで
きない。そのため、部品保持体送り装置によって保持単
位体122を位置決めしても位置決めされた保持単位体122
以外の単位体の位置は決めることはできなかった。その
結果、保持体送り装置の駆動スプロケットを保持体の送
り穴内に係合させるときに一部の送り穴と係合できず、
保持体の送りにずれが生じ、保持体のガタ付きが発生し
たり、保持体の送り量に誤差が生じる可能性があった。
従って、本発明は、保持単位体同士を容易に連結でき
るとともに精度の高い連結状態が得られる部品保持体を
提供することを目的としている。
発明の開示 本発明は、上記目的を達成するために以下のように構
成する。
本発明の第1態様によれば、部品を保持する部品保持
単位体を複数個連結して構成する部品保持体において、 上記各保持単位体の連結方向の一端に、第1連結部
と、連結位置決め穴を有する第1連結位置決め部とを備
えるとともに、 上記各保持単位体の上記連結方向の他端に、上記第1
連結部と連結される第2連結部と、上記連結位置決め穴
に密着嵌合する連結位置決め突起部を有する第2連結位
置決め部とを備えるようにした部品保持体。
本発明の第2態様によれば、上記第1連結部は、上記
各保持単位体の連結方向の上記一端に少なくとも2個配
置され、2つの第1連結部間に上記第1連結位置決め部
を配置し、 上記第2連結部は、上記各保持単位体の上記連結方向
の上記他端に少なくとも2個配置され、2つの第2連結
部間に上記第2連結位置決め部を配置するようにした第
1態様に記載の部品保持体を提供する。
本発明の第3態様によれば、上記各保持単位体の連結
方向の上記一端の一側部近傍に上記第1連結部を配置
し、他側部近傍に上記第1連結位置決め部を配置し、上
記各保持単位体の上記連結方向の上記他端の上記一側部
近傍に上記第2連結部を配置し、上記他側部近傍に上記
第2連結位置決め部を配置するようにした第1態様に記
載の部品保持体を提供する。
本発明の第4態様によれば、上記第1連結部は、上記
連結方向と直交しかつ上記部品を上記保持単位体に対し
て出し入れする方向沿いに貫通する連結穴を有し、 上記第2連結部は、上記連結方向と直交しかつ上記部
品を上記保持単位体に対して出し入れする方向沿いに延
び、かつ、上記連結穴に嵌合しかつ上記連結方向と直交
する方向に張り出して係合する連結突部を有し、上記連
結突部は上記連結方向と直交する方向に間隔をあけて並
列するとともに互いに近づく方向に弾性変形可能な一対
の係合片にて構成し、これら一対の係合片の先端部外側
面に、上記連結穴の長手方向両端の周縁に係合して抜け
止めする係止突部を有するようにした第1〜3態様のい
ずれかに記載の部品保持体を提供する。
本発明の第5態様によれば、上記第1連結位置決め部
は、上記連結方向と直交しかつ上記部品を上記保持単位
体に対して出し入れする方向沿いに貫通する円形穴を有
し、 上記第2連結位置決め部は、上記連結方向と直交しか
つ上記部品を上記保持単位体に対して出し入れする方向
沿いに延び、かつ、上記円形穴に密着嵌合される円柱ピ
ンを有する第1〜4態様のいずれかに記載の部品保持体
を提供する。
本発明の第6態様によれば、上記第1連結位置決め部
は、上記連結方向と直交しかつ上記部品を上記保持単位
体に対して出し入れする方向沿いに貫通する円形穴を有
し、 上記第2連結位置決め部は、上記連結方向と直交しか
つ上記部品を上記保持単位体に対して出し入れする方向
沿いに延び、かつ、上記円形穴に密着嵌合され、かつ、
上記第1連結部の上記連結突部よりも軸方向に長い円柱
ピンを有し、 上記複数の部品保持単位体を連結するとき、上記複数
の部品保持単位体のうちの一方の部品保持単位体の上記
第1連結部の上記連結突部のそれぞれが他方の部品保持
単位体の上記第2連結部の上記連結穴のそれぞれに嵌合
される前に、上記第1連結位置決め部の上記円柱ピンが
上記第2連結位置決め部の上記円形穴内に密着嵌合開始
されるようにした第4態様に記載の部品保持体を提供す
る。
本発明の第7態様によれば、上記部品保持単位体から
上記第2連結部を突出させる部分及び上記第2連結位置
決め部を突出させる部分に、それぞれ、切り込みを有し
て上記第2連結部及び上記第2連結位置決め部が上記部
品保持単位体に対して同様に撓み可能とし、複数の上記
部品保持単位体を連結しかつ上記したように上記第2連
結部及び上記第2連結位置決め部が上記部品保持単位体
に対して同様に撓むことによりテープ状に巻き取り可能
な第1〜6態様のいずれかに記載の部品保持体を提供す
る。
図面の簡単な説明 本発明のこれらと他の目的と特徴は、添付された図面
についての好ましい実施形態に関連した次の記述から明
らかになる。この図面においては、 図1Aは本発明の一実施形態にかかる部品保持体におけ
る保持単位体の平面図、 図1Bは上記実施形態における連結保持部の連結穴と連
結突部の連結直前の状態を示す縦断面図、 図1Cは上記実施形態における連結保持部の連結穴と連
結突部の連結状態を示す縦断面図、 図1Dは上記実施形態における連結位置決め部の連結穴
と連結突部の連結直前の状態を示す縦断面図、 図1Eは上記実施形態における連結位置決め部の連結穴
と連結突部の連結状態を示す縦断面図、 図2Aは上記実施形態における部品保持体の連結保持部
の連結突起部の正面図、 図2Bは上記実施形態における連結突起部の側面図、 図2Cは図2Bの連結突起部の下面図、 図3Aは上記実施形態における部品保持体の連結保持部
の連結穴の平面図、 図3Bは上記実施形態の連結穴の正面図、 図4は従来例の部品保持体の外観斜視図、 図5は上記実施形態における部品保持体の製造装置の
斜視図、 図6は上記実施形態における保持単位体同士の連結動
作を示す斜視図、 図7は上記実施形態における保持単位体同士の連結動
作を示す断面図、 図8は本発明の他の実施形態の保持単位体の平面図で
ある。
発明を実施するための最良の形態 本発明の記述を続ける前に、添付図面において同じ部
品については同じ参照符号を付している。
以下、本発明の一実施形態にかかる部品保持体につい
て、図1〜図3を参照して説明する。
1は保持単位体であって、この保持単位体1を多数連
結することによって部品保持体が構成され、各保持単位
体1の保持部2内にそれぞれ例えばQFP(Quad Flat Pac
kage)などの電子部品などの部品を収納保持させること
によりテープ状の部品集合体が構成される。保持単位体
1は、ポリプロピレン又はポリエンチレンなどの樹脂材
料の射出成形品から成り、平面形状が連結方向と直交す
る方向に長い略長方形状に形成され、その中央部に平坦
な凹部を形成して保持部2が構成されている。また、保
持単位体1の連結方向に沿う両側部には送り穴3が所定
ピッチで形成されている。
保持部2の両側部には、保持部2の上面開口に突出し
た位置と上面開口から退避した位置との間で移動可能な
係合片4が配設されている。この係合片4が突出位置に
ある状態(図4の手前側の保持単位体122に係合片125と
同様な突出状態)で保持部2に収納された部品の上面に
係合して部品の飛び出しを防止し、退避位置にある状態
(図4の奥側の保持単位体122の係合片125と同様な退避
状態)では部品を保持部2に挿入保持させ、又は取り出
すことができる。
係合片4は、その両側がそれぞれ保持単位体1の連結
方向に対向する両支持壁5に一対のリンク片6にて一体
的に連結されている。各リンク片6の長さは両支持壁
5、5間の距離から係合片4の幅を差し引いた長さの半
分よりも若干長く形成され、かつこれらリンク片6と両
支持壁5及び係合片4との連結部は薄肉部に形成したセ
ルフヒンジにて回動自在に連結されており、その結果上
記のように係合片4は突出位置と退避位置の2位置で安
定するとともに、一定以上の付勢力にて2位置間を移動
可能となっている。
上記各保持単位体1の連結方向の一端には、少なくと
も2個の第1連結部81を配置し、この第1連結部81の間
には、連結位置決め穴23を有する第1連結位置決め部71
を備える。一方、上記各保持単位体1の上記連結方向の
他端には、少なくとも2個の第2連結部82を配置し、第
2連結部82の間には、上記連結位置決め穴23に密着嵌合
する連結位置決め突起部21を有する第2連結位置決め部
72を備える。
詳しくは、保持単位体1の連結方向の一端の端面に
は、適当間隔あけて、この保持単位体1の連結方向と直
交しかつ上記部品を部品保持単位体1に対して出し入れ
する方向に貫通しかつ外貫通方向及び連結方向と直交す
る方向に細長い連結穴12が形成された一対の突出部11が
設けられている。この一対の突出部11は第1連結部81の
一例としてそれぞれ機能する。また、上記一対の突出部
11の中間部には、円形の連結位置決め穴23が形成された
突部22が突設されている。この突部22は第1連結位置決
め部71の一例として機能する。なお、突部22の位置は、
図1Aでは一対の突出部11の真ん中に配置されているが、
これに限られるものではない。
また、保持単位体1の連結方向の他端の端面には、上
記連結穴12に嵌合可能に、この保持単位体1の連結方向
と直交しかつ上記部品を部品保持単位体1に対して出し
入れする方向に延びかつ該延びる方向及び上記連結方向
と直交する方向に細長い連結突部14を有する連結帯部13
が設けられている。この連結帯部13は第2連結部82の一
例として機能する。また、上記一対の連結帯部13の中間
部には、上記連結位置決め穴23に密着嵌合可能な円柱ピ
ンより構成する連結位置決めピン21が形成された連結位
置決め帯部20が突設されている。この連結位置決め帯部
20は第2連結位置決め部72の一例として機能する。な
お、連結帯部20の位置は、図1Aでは一対の連結突部14の
真ん中に配置されているが、これに限られるものではな
い。
また、上記部品保持単位体1から上記各第2連結部82
を突出させる部分及び上記第2連結位置決め部72を突出
させる部分に、それぞれ、切り込み100,101を有して上
記各第2連結部82及び上記第2連結位置決め部72が上記
部品保持単位体1に対して同様に撓み可能とし、複数の
上記部品保持単位体1同士を連結しかつ上記したように
上記各第2連結部82及び上記第2連結位置決め部72が上
記部品保持単位体1に対して同様に撓むことによりテー
プ状に巻き取ることができるようにしている。
連結突部14は、図2A〜2Cに詳細に示すように、連結方
向と直交する方向に間隔をあけて並列するとともに互い
に近づく方向に弾性変形可能な一対の係合片15を備え、
これら一対の係合片15の先端部外側面には連結穴12の長
手方向両端の周縁下面の被係合面17に係合して抜け止め
する係止突部16が突設されている。係止突部16は、その
外側面16aが係合片15の先端から基部に向かって外側に
広がるように傾斜する略三角形状に形成されている。ま
た、連結穴12は、図1B,1C及び図3A,3Bに詳細に示すよう
に、長手方向両端の側面12aに、連結突部14の嵌入方向
と反対側に向かって外側に広がるガイド面18が形成され
ている。このガイド面18は、図示の如く傾斜平面にて構
成しても、図において上向き凸の曲面にて構成してもよ
い。また、係合片15の先端部の連結方向両端縁には面取
り19が施されて嵌め易くしている。
以上の構成において、保持単位体1同士の連結すると
きには、図1Bに示すように、一方の保持単位体1の一端
縁の連結穴12および連続位置決め穴23の直上に他方の保
持単位体1の他端縁の連結突部14及び位置決めピン21を
それぞれ位置させ、他方の保持単位体1とともに連結突
部14及び位置決めピン21を矢印aのごとく下降させる
と、一対の係合片15の係止突部16の傾斜した外側面16a
は連結穴12の両側側面のガイド面18衝合することによっ
て一対の係合片15が互いに内側に矢印bに示すように弾
性変形し、連結突部14は連結穴12に嵌入し、この嵌入動
作よりも早く、位置決めピン21も連結位置決め穴23に嵌
入する。なお、この嵌入動作は、位置決めピン21の方が
連結突部14よりも早く嵌入させれば、部品保持単位体1
同士の位置決めが行い易くなる利点がある。しかしなが
ら、位置決めピン21と連結突部14の嵌入を同時に行うよ
うにしてもよいし、逆に、連結突部14の嵌入を位置決め
ピン21の嵌入よりも早くしてもよい。
連結突部14が連結穴12に完全に嵌入すると、係止突部
16は連結穴12を通過し係合片15が弾性復帰し、図1Cに示
すように、係止突部16が連結穴12の長手方向両端の周縁
下面の被係合面12に係合し、連結突部14の抜け出しが防
止され、保持単位体1同士が連結される。
係合片15のヒステリシスによって発生した連結穴12と
の隙間2hは保持単位体1同士の連結において、連結方向
と直交する方向に遊びを生じる原因となるが、位置決め
ピン21が連結位置決め穴23と嵌入することで、この方向
の遊びを規正するため、連結精度は確保され、一方、係
止突部16と被係合面17とは保持単位体1同士の連結方向
とは直交する方向に係合しているため連結強度の高い連
結状態が得られる。
一方、必要があって保持単位体1同士の連結を解除す
る場合には、図1Cに矢印cで示すように、係合片15の先
端部が互いに近づくように引き寄せて矢印dで示すよう
に押し上げることにより、係合片15が弾性変形して係止
突部16と被係合面17の係合が解除され、連結穴12から連
結突部14を抜き出すことができ、また位置決めピン21も
連結位置決め穴23から容易に引き抜くことができるた
め、比較的簡単に連結を解除することができる。
なお、上記説明では理解しやすいように連結時に連結
穴12及び連結位置決め穴23に対して連結突部14及び位置
決めピン21を下降させて嵌入させるように説明した。し
かしながら、実際の製造工程では、図5のように、成型
機45にて成型した保持単位体1を、吸着部材44で吸着し
ながら、先に成型した保持単位体1が載置されている連
結部47まで移送部材46により移載し、連結穴12及び連結
位置決め穴23に係合片15及び位置決めピン21を嵌入させ
て連結した後に、部品保持体送り用の駆動モータに連結
されたスプロケット48に連結された部品保持体1を1つ
の保持単位体分順送りするようにしている。このため、
図6、7のように、移送部材46の吸着部材44により吸着
された部品保持単位体1の連結突部14及び位置決めピン
21に対して上方から連結穴12及び連結位置決め穴23を、
部品保持単位体1を支持する支持部材51と押圧部材50と
の案内により、嵌入させた方が、連結突部14及び位置決
めピン21が載置面で支持されて連結しやすく、保持単位
体1を成型して順次連結することができるため、量産性
良く生産できる。
また、上記位置決めピン21を大略円柱ピンにより構成
し、この位置決めピン21を円形の連結位置決め穴23に密
着嵌合するようにしたので、部品保持単位体1の連結方
向、該連結方向と直交する方向でかつ部品保持単位体1
に対して部品を出し入れする方向において精度良く位置
決めすることができる。しかしながら、位置決めピン21
の構成としてはこれに限られるものではなく、直方体状
のものより構成し、少なくとも上記2方向に対して精度
良く位置決めできるようにしたものでもよい。
また、第1連結部81及び第2連結部82は一対設けるも
のに限らず、図8に示すように、小型の部品保持単位体
1では1個ずつ設けるようにしてもよい。すなわち、図
8に示すように、上記各保持単位体1の連結方向の上記
一端の一側部近傍に上記第1連結部81を配置し、他側部
近傍に上記第1連結位置決め部71を配置し、上記各保持
単位体1の上記連結方向の上記他端の上記一側部近傍に
上記第2連結部82を配置し、上記他側部近傍に上記第2
連結位置決め部72を配置するようにしてもよい。
本発明の上記実施形態の部品保持体によれば、以上の
説明から明らかなように、一対の第2連結部82の連結突
部14の中間に第2連結位置決め部72の位置決めピン21を
設けるとともに、一対の連結突部14がそれぞれ嵌合する
第1連結部81の連結穴12の中間に、上記位置決めピン21
が密着嵌合する第1連結位置決め部71の連結位置決め穴
23を設けるようにしたので、部品保持単位体1の連結方
向の端面において、2組の第1連結部81と第2連結部82
との連結動作の中間位置で、連結動作と並行して第1連
結位置決め部71と第2連結位置決め部72とによる位置決
め動作を行うことにより、各連結部分での部品保持単位
体1での上記連結方向及び該連結方向に直交する部品出
し入れ方向に直交する方向の遊びを抑えることができ
る。よって、この2方向において部品保持単位体1同士
を精度良く位置決めすることができて、部品保持単位体
同士を容易に連結できるとともに精度の高い連結状態を
得ることができる。
また、上記各保持単位体1の連結方向の上記一端の一
側部近傍に上記第1連結部81を配置し、他側部近傍に上
記第1連結位置決め部71を配置し、上記各保持単位体1
の上記連結方向の上記他端の上記一側部近傍に上記第2
連結部82を配置し、上記他側部近傍に上記第2連結位置
決め部72を配置するようにしたので、部品保持単位体1
の連結方向の端面において、第1連結部81と第2連結部
82との連結動作に並行して、第1連結位置決め部71と第
2連結位置決め部72とによる位置決め動作を行うことに
より、上記連結部81,82の連結部分での部品保持単位体
1での上記連結方向及び該連結方向に直交する部品出し
入れ方向に直交する方向の遊びを抑えることができる。
よって、この2方向において部品保持単位体1同士を精
度良く位置決めすることができて、部品保持単位体同士
を容易に連結できるとともに精度の高い連結状態を得る
ことができる。
また、上記各第1連結部81は、上記連結方向と直交し
かつ上記部品を上記保持単位体1に対して出し入れする
方向沿いに貫通する連結穴12を有し、上記各第2連結部
82は、上記連結方向と直交しかつ上記部品を上記保持単
位体1に対して出し入れする方向沿いに延び、かつ、上
記連結穴12に嵌合しかつ上記連結方向と直交する方向に
張り出して係合する連結突部14を有し、上記連結突部14
は上記連結方向と直交する方向に間隔をあけて並列する
とともに互いに近づく方向に弾性変形可能な一対の係合
片15にて構成し、これら一対の係合片15の先端部外側面
に、上記連結穴12の長手方向両端の周縁に係合して抜け
止めする係止突部16を有するように構成して、一対の係
合片15を互いに近づくように弾性変形させることで連結
突部14を連結穴12に嵌入させれば、剛性の高い連結が得
られるとともに、加えて、保持単位体1の連結方向の一
端の連結位置決め穴23に位置決めピン21を密着嵌合させ
ることにより、他方の保持単位体1での上記連結方向及
び部品出し入れ方向に直交する方向の遊びを抑えること
ができ、精度の高い連結状態を得ることができる。
明細書、請求の範囲、図面、要約書を含む1996年11月
18日に出願された日本特許出願第8−306211号に開示さ
れたものの総ては、参考としてここに総て取り込まれる
ものである。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態
に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練し
た人々にとっては種々の変形や修正は明白である。その
ような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明
の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると
理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−165287(JP,A) 特開 平7−187227(JP,A) 実開 平4−96899(JP,U) 特公 平8−15914(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/38 H05K 13/02 B23P 19/00 B65D 73/02 B23Q 3/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品を保持する部品保持単位体(1)を複
    数個連結して構成する部品保持体において、 上記各保持単位体の連結方向の一端に、第1連結部(8
    1)と、連結位置決め穴(23)を有する第1連結位置決
    め部(71)とを備えるとともに、 上記各保持単位体の上記連結方向の他端に、上記第1連
    結部と連結される第2連結部(82)と、上記連結位置決
    め穴(23)に密着嵌合する連結位置決め突起部(21)を
    有する第2連結位置決め部(72)とを備えるようにした
    部品保持体。
  2. 【請求項2】上記第1連結部(81)は、上記各保持単位
    体の連結方向の上記一端に少なくとも2個配置され、2
    つの第1連結部間に上記第1連結位置決め部(71)を配
    置し、 上記第2連結部(82)は、上記各保持単位体の上記連結
    方向の上記他端に少なくとも2個配置され、2つの第2
    連結部間に上記第2連結位置決め部(72)を配置するよ
    うにした請求項1に記載の部品保持体。
  3. 【請求項3】上記各保持単位体の連結方向の上記一端の
    一側部近傍に上記第1連結部(81)を配置し、他側部近
    傍に上記第1連結位置決め部(71)を配置し、上記各保
    持単位体の上記連結方向の上記他端の上記一側部近傍に
    上記第2連結部(82)を配置し、上記他側部近傍に上記
    第2連結位置決め部(72)を配置するようにした請求項
    1に記載の部品保持体。
  4. 【請求項4】上記第1連結部(81)は、上記連結方向と
    直交しかつ上記部品を上記保持単位体に対して出し入れ
    する方向沿いに貫通する連結穴(12)を有し、 上記第2連結部(82)は、上記連結方向と直交しかつ上
    記部品を上記保持単位体に対して出し入れする方向沿い
    に延び、かつ、上記連結穴に嵌合しかつ上記連結方向と
    直交する方向に張り出して係合する連結突部(14)を有
    し、上記連結突部は上記連結方向と直交する方向に間隔
    をあけて並列するとともに互いに近づく方向に弾性変形
    可能な一対の係合片(15)にて構成し、これら一対の係
    合片の先端部外側面に、上記連結穴の長手方向両端の周
    縁に係合して抜け止めする係止突部(16)を有するよう
    にした請求項1〜3のいずれかに記載の部品保持体。
  5. 【請求項5】上記第1連結位置決め部(71)は、上記連
    結方向と直交しかつ上記部品を上記保持単位体に対して
    出し入れする方向沿いに貫通する円形穴(23)を有し、 上記第2連結位置決め部(72)は、上記連結方向と直交
    しかつ上記部品を上記保持単位体に対して出し入れする
    方向沿いに延び、かつ、上記円形穴に密着嵌合される円
    柱ピン(21)を有する請求項1〜4のいずれかに記載の
    部品保持体。
  6. 【請求項6】上記第1連結位置決め部(71)は、上記連
    結方向と直交しかつ上記部品を上記保持単位体に対して
    出し入れする方向沿いに貫通する円形穴(23)を有し、 上記第2連結位置決め部(72)は、上記連結方向と直交
    しかつ上記部品を上記保持単位体に対して出し入れする
    方向沿いに延び、かつ、上記円形穴に密着嵌合され、か
    つ、前記第1連結部の上記連結突部(14)よりも軸方向
    に長い円柱ピン(21)を有し、 上記複数の部品保持単位体を連結するとき、上記複数の
    部品保持単位体のうちの一方の部品保持単位体の上記第
    1連結部の上記連結突部のそれぞれが他方の部品保持単
    位体の上記第2連結部の上記連結穴のそれぞれに嵌合さ
    れる前に、上記第1連結位置決め部の上記円柱ピンが上
    記第2連結位置決め部の上記円形穴内に密着嵌合開始さ
    れるようにした請求項4に記載の部品保持体。
  7. 【請求項7】上記部品保持単位体(1)から上記第2連
    結部(82)を突出させる部分及び上記第2連結位置決め
    部(72)を突出させる部分に、それぞれ、切り込み(10
    0,101)を有して上記第2連結部及び上記第2連結位置
    決め部が上記部品保持単位体に対して同様に撓み可能と
    し、複数の上記部品保持単位体を連結しかつ上記したよ
    うに上記第2連結部及び上記第2連結位置決め部が上記
    部品保持単位体に対して同様に撓むことによりテープ状
    に巻き取り可能な請求項1〜6のいずれかに記載の部品
    保持体。
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