JP3335316B2 - 断熱パネル - Google Patents

断熱パネル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱パネルに係
り、特に枠組と気密材の間の寸法誤差を吸収可能とした
断熱パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】建物としては、在来工法の軸組からなる
躯体に、断熱パネルからなる壁パネルや屋根パネル等を
取付けることにより、施工性の向上を図った木造建物が
知られている。この建物に使用される断熱パネルは、枠
組(木枠)と、この枠組の両面に張り付けられる面材
と、これら枠組と面材で区画された内部に設けられる断
熱材とから構成されている。
【0003】この断熱パネルは、断熱性に優れているだ
けでなく、面材として構造用面材を使用することにより
耐力壁となり、建物の強度の向上が図れる。壁パネルの
場合、枠組を軸組間に挿入し、室外側の面材を軸組の室
外面に当接させて取付けるように構成されており、枠組
の周囲には軸組との間をシールする気密材が設けられて
いる。気密材は、枠組の側面に固定される基部と、この
基部から外側に突出した気密片とからなっている。気密
材は、枠組のコーナー部で隣接する端部同士が突き合わ
されるように、端部が斜めに切断加工されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記気密材
においては、その端部の切断加工時に寸法誤差が発生し
易く、また、枠組においては、その組立時だけでなく、
組立後の自然乾燥によっても寸法誤差が発生し易い。こ
のため、断熱パネルを組立てる際に、枠組と気密材の間
に寸法誤差が発生し易い。これにより、例えば枠組に対
して気密材が短い場合あるいは気密材に対して枠組が大
きい場合には、枠組のコーナー部で隣接する気密材の端
部間に隙間が発生する。逆に、枠組に対して気密材が長
い場合あるいは気密材に対して枠組が小さい場合には、
隣接する気密材の端部同士が干渉し合って枠組のコーナ
ー部から離反し、枠組と気密材の間に隙間が発生する。
このように、従来の断熱パネルにおいては、枠組と気密
材の間に寸法誤差があると、気密材の端部間や枠組と気
密材の間に隙間が発生し易く、気密性能が低下する問題
があった。
【0005】そこで、本発明は、上記事情を考慮してな
されたもので、枠組と気密材の間に寸法誤差があったと
しても、その寸法誤差を吸収することができると共に気
密性能を確保することができる断熱パネルを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、建物に取付け
られる断熱パネルであって、該断熱パネルは枠組と、該
枠組の両面に張り付けられる面材と、これら枠組と面材
で区画された内部に設けられる断熱材と、枠組に設けら
れ建物の躯体との間をシールする気密材とを備え、該気
密材は枠組に固定される基部と、該基部から外側に突出
した気密片とを有し、これら基部および気密片は長手方
向の端部が斜めに切断加工されており、基部の端部は気
密片の端部よりも長手方向の寸法が短く設定されている
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。
【0008】図1ないし図3において、1は木造の建物
で、この建物1は躯体例えば在来工法の軸組2における
壁部や屋根部に断熱パネルからなる壁パネル3や屋根パ
ネル(図示省略)を取付けて構成されている。壁パネル
3としては、方形の標準壁パネル、窓サッシ等を取付け
る開口部を有する開口壁パネル、切妻壁部に取付けられ
る矢切りパネル等があるが、本実施の形態では基本的な
標準壁パネルについて説明する。
【0009】前記壁パネル3は、図4にも示すように、
枠材からなる上下の横枠4a,4bおよび左右の縦枠4
c,4dを方形に配して固着具例えば釘で組立てられた
枠組(木枠、四方枠ともいう。)5と、この枠組5の両
面に張り付けられる面材6a,6bと、これら枠組5と
面材6a,6bで区画された内部に設けられる断熱材7
と、枠組5の周囲に設けられ軸組2との間を気密にシー
ルする気密材(断熱パッキンともいう。)8とから主に
構成されている。
【0010】枠材は、例えばランバー材または木材から
なっている。枠組5内には、必要に応じて中間縦枠4e
や中間横枠(図示省略)等が設けられている。枠組5
は、軸組2内、すなわち左右の柱2aと上下の桁(梁、
土台を含む。)2bで区画された内部に室外側から挿入
されるようになっている。この場合、枠組5は、軸組2
との間に上下左右にそれぞれ所定の隙間例えば7mm程
度の隙間Sが形成される大きさに設計されている。
【0011】前記枠組5の室外面に張り付けられる面材
6aとしては、耐力壁用の面材、例えば構造用合板、パ
ーティクルボード、OSB(オリエンテッド・ストラン
ド・ボード)等が用いられる。室外側の面材6aは、枠
組5よりも大きく形成されており、枠組5より張り出し
た鍔部6xを軸組2の室外面に当接させて固着具例えば
釘で張り付け固定されるようになっている。前記面材6
aの鍔部6xには、軸組2との間を気密にシールするた
めの気密シール材9が設けられていることが好ましい。
なお、室内側の面材6bとしては、紙、シート等が用い
られる場合があるが、本実施の形態では板材(合板)が
用いられている。これらの面材6a,6bは、枠組に固
着具例えばステープルで張り付けられることが好まし
い。
【0012】断熱材7としては、枠組5と面材6a,6
bで区画された内部に注入発泡により充填される例えば
発泡ポリウレタンフォーム等の発泡断熱材であることが
好ましい。発泡断熱材は、枠組5に設けられた注入口
(図示省略)から注入される。
【0013】前記気密材8は、図5にも示すように、断
面L字状の基部(ベース部)10と、この基部10の一
片10aに設けられ軸組2との間を気密にシールする気
密片(気密ヒレともいう)11(11a,11b)とか
ら主に構成されている。基部10は硬質合成樹脂例えば
硬質塩化ビニルにより形成され、気密片11は軟質合成
樹脂例えば軟質塩化ビニルにより形成されている。気密
材8は、基部10の他片10bを枠組5と室内側面材6
bの間に介在させ、この面材6bと共に固着具であるス
テープル12にて枠組5に固着することにより取付けら
れている。
【0014】気密材8は、基部10の一片10aと他片
10bを枠組5の側面と室内側端面に当接させて枠組5
の各辺の長手方向に沿って配置し、他片10bを枠組5
の室内側端面に少量のステープルで予め仮止めし、次い
で室内側面材6bの取付けと同時に本止めすることが上
手に取付ける上で好ましい。なお、基部10の一片10
aもステープルで枠組5に適宜固定してもよい。
【0015】前記気密材8の基部10の一片10aは、
軸組2と対向しており、その一片10aに室内外方向に
複数段(図示例では二段)となるように、複数(図示例
では二枚)の気密片11a,11bが対向する軸組2と
接するように室内側から室外側に向って斜め方向に突設
されている。これら気密片11a,11bは、基部10
の一片10aに長手方向に連続して一体的に設けられて
いる。また、気密片11a,11bは、基端部から先端
部に向って漸次厚さ(肉厚)が薄くなるように形成され
ていることが好ましい。
【0016】前記気密片11a,11bのうち、室内側
の一方の気密片11aの少なくとも先端側は、他方の気
密片11bの傾斜角度よりも大きく室外側方向へ傾斜し
て形成されていることが施工時のめくれを防止する上で
好ましい。また、枠組5の少なくとも下辺(下横枠4
b)に設けられる気密材8においては、室内側の気密片
11aが枠組5の室内端よりも室外側寄りに所定の寸法
例えば5mm程度後退させて設けられていることによ
り、前記基部10に軸組2への仮置き部13が形成され
ていることが好ましい。これにより、施工時に重い壁パ
ネル3を軸組2に一時的に仮置きしてから押し込むこと
により容易に取付けることができるようになっている。
【0017】前記気密材8は、枠組5のコーナー部で隣
接する端部同士が突き合わされるように、端部が斜めに
45度で切断加工されている。すなわち、気密材8を構
成する基部10および気密片11は、図2に示すよう
に、長手方向の端部(少なくとも一端、図示例では両
端)10x,11xが斜めに切断加工されている。これ
らの端部10x,11xは、加工端または傾斜部ともい
う。この場合、特に、基部10の端部10xは気密片1
1の端部11xよりも長手方向に所定の寸法u例えばu
=2mmだけ長手方向に後退して設定されている。換言
すれば、基部10と気密片11の境界線g上において、
基部10の長手方向の寸法mは、気密片11の長手方向
の寸法nよりも所定寸法2uだけ短く設定されている。
【0018】前記気密材8は、先ず所定の長さ寸法で端
部を直角切り(長手方向に対して直角に切断)し、次に
端部を二段斜め加工(斜めの切断箇所を長手方向に二段
にオフセットした状態に切断加工)することにより得ら
れる。直角切り(一次加工)および2段斜め加工(二次
加工)は、それぞれ専用の金型を備えた裁断機を用いて
行われる。枠組5に4辺に気密材8を取付ける場合、上
下辺に対応する気密材8と、左右辺に対応する気密材8
が用意される。
【0019】図6は、気密材の取付状態を示す図で、
(a)は標準の取付状態図、(b)は標準よりも引っ込
んだ取付状態図、(c)は標準よりもはみ出した取付状
態図である。枠組5に気密材8を取付ける場合、標準の
取付状態では、図6の(a)に示すように、枠組5の角
pから気密片11の端部11xまでの水平もしくは垂直
寸法z0が例えば2mmと設定されている。この状態で
は、隣接する気密材8における基部10の端部10x間
に若干(1mm程度)の隙間があるが、気密片11の端
部11x同士が重なっている。なお、基部10の厚さt
は、例えば1mmとされている。
【0020】枠組5に対して気密材8が短い場合あるい
は気密材8に対して枠組5が大きい場合の取付状態(気
密材が標準よりも引っ込んだ取付状態)では、図6の
(b)に示すように、枠組5の角pから気密片11の端
部11xまでの水平もしくは垂直寸法z1を例えば1m
mとする。この状態では、隣接する気密材8における基
部10の端部10x間に若干(3mm程度)の隙間があ
るが、気密片11の端部11x同士は接していて端部1
1x間に隙間がないものとする。
【0021】また、枠組5に対して気密材8が長い場合
あるいは気密材8に対して枠組5が小さい場合の取付状
態(気密材が標準よりもはみ出した取付状態)では、図
6の(c)に示すように、枠組5の角pから気密片11
の端部11xまでの水平もしくは垂直寸法z2を例えば
3mmとする。この状態では、隣接する気密材8におけ
る気密片11の端部11x同士が重なっており、基部1
0の端部10x同士は接しているが重なっていないもの
とする。このように気密材8の取付基準を設定する。こ
の場合、気密材8の取付寸法の公差は、2±1mmとす
る。なお、前記何れの場合も、気密片11の端部11x
同士が接しているか、重なっているため、気密性能を確
保することができる。
【0022】以上の構成からなる壁パネル3によれば、
枠組5と、この枠組5の両面に張り付けられる面材6
a,6bと、これら枠組5と面材6a,6bで区画され
た内部に設けられる断熱材7と、枠組5に設けられ建物
1の躯体2との間をシールする気密材8とを備え、この
気密材8は枠組5に固定される基部10と、この基部1
0から外側に突出した気密片11とを有し、これら基部
10および気密片11a,11bは長手方向の端部10
x,11xが斜めに切断加工されており、基部10の端
部10xは気密片11の端部11xよりも長手方向の寸
法が短く設定されているため、枠組5と気密材8の間に
寸法誤差があったとしても、その寸法誤差を吸収するこ
とができ、気密性能を確保することができる。
【0023】すなわち、前記気密材8の基部10および
気密片11は、枠組5のコーナー部で端部同士を突き合
わせるべく長手方向の端部が斜めに45度で切断加工さ
れた端部10x、11xを有しているが、基部10の端
部10xが気密片11の端部11xよりも長手方向に所
定の寸法u例えばu=2mmで後退しているため、その
寸法uの範囲内で枠組5と気密材8の間の寸法誤差を吸
収することが可能となる。この場合、図6の(a)に示
すように、枠組5に気密材8を取付ける場合、枠組5の
角pから気密片11の端部11xまでの水平もしくは垂
直寸法z0が例えばz0=2mmの状態を標準と設定すれ
ば、図6の(b),(c)に示すように、その前後、z
1例えばz1=1mmからz2例えばz2=3mmの範囲で
気密性を損なうことなく寸法誤差を吸収することが可能
となる。
【0024】また、枠組5と気密材8の間に寸法誤差が
あったとしても、前記範囲内であれば、枠組5に対して
気密材8をその基部10の端部10x同士が重ならない
ように取付けることができるため、見栄えがよい。すな
わち、枠組5のコーナー部で隣接する気密材8の基部1
0の端部10x同士が重なっていると、その上面に室内
側面材6bを張り付けた場合、室内側面材6bが部分的
に盛り上がって見栄えが悪くなるが、基部10の端部1
0x同士が重ならないように取付基準を設定しているた
め、室内側面材10bが部分的に盛り上がるようなこと
がなく、従って、見栄えが悪くなるようなことがない。
しかも、基部10の端部同士10xが重なっていると、
その上面に室内側面材6bを張り付けた場合、枠組5と
室内側面材6bとの間に重なった端部10xの段差によ
る隙間が発生し、その隙間から発泡断熱材が漏れ易い
が、基部10の端部10x同士が重ならないため、発泡
断熱材が漏れ難い。
【0025】枠組5の周囲に設けられ建物1の躯体であ
る軸組2との間をシールする気密材8が断面L字状の基
部10の一片1aに気密片11を設け、基部10の他片
10bを枠組5と面材6bの間に介在させ、面材6bと
共に固着具例えばステープル12にて枠組5に固着して
なるため、気密材8の取付けが容易にできると共に、施
工時の気密材8のめくれや剥離を防止でき、施工性の向
上が図れる。すなわち、面材6bの取付けと同時に気密
材8を取付ける(本止めする)ことができるため、気密
材8の取付けが迅速かつ容易に行え、組立性の向上が図
れる。
【0026】また、壁パネル3を軸組2に取付ける場
合、枠組5を軸組2内に挿入する時に枠組5の周囲に設
けられている気密材8が軸組2に引っ掛かったり、抵抗
を受けるが、気密材8の断面L字状の基部10の一端
(他片10b)が枠組5の挿入側の端面に固定されてい
るため、基部10がめくれたり、剥離したりすることが
なく、耐久性の向上が図れると共に、壁パネル3の取付
けが容易にでき、施工性の向上が図れる。
【0027】更に、前記気密材8は、気密片11を枠組
5の下辺(下横材4b)の室内端よりも室外側寄りに設
けることにより、基部10に軸組2への仮置き部13を
形成しているため、施工時に前記仮置き部13にて壁パ
ネル3を軸組2に仮置きして壁パネル3を軸組2に容易
に取付けることが可能となり、施工性の向上が図れる。
すなわち、重い壁パネル3を一度に軸組2に取付けるこ
とは困難であるが、気密材8の基部10に軸組2への仮
置き部13が形成されているため、軸組(例えば土台)
2に仮置きすることにより、壁パネル3の荷重を軸組2
に預けることができると共に壁パネル3の左右方向の位
置決めを容易に行うことができ、また、この状態から壁
パネル3を押し込むことにより、枠組5を軸組2内に挿
入して壁パネル3を容易に取付けることが可能となり、
施工性の向上が図れる。
【0028】更に、前記気密材8は、室内側から室外側
に向って斜め方向に複数の気密片11a,11bを有
し、室内側の一方の気密片11aの少なくとも先端側が
他方の気密片11bの傾斜角度よりも大きく室外側方向
へ傾斜して形成されているため、軸組2内に枠組5を挿
入する時の抵抗を低減することができると共に、施工時
に発生しやすい気密片11aのめくれを防止でき、壁パ
ネル3を躯体2に容易に取付けることが可能となり、施
工性の向上が図れる。
【0029】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、枠組と面材で区画さ
れた内部に設けられる断熱材としては、注入発泡により
充填される断熱材が好ましいが、予めブロック状に形成
された定形断熱材であってもよい。本発明は、壁パネル
以外に、例えば小屋パネルや屋根パネル等にも適用可能
である。枠組に面材や気密材を固定する固着具として
は、ステープルが好ましいが、釘等であってもよい。ま
た、気密材の気密片は、三枚以上であってもよく、ある
いは一枚であってもい。
【0030】
【発明の効果】以上要する本発明によれば、建物に取付
けられる断熱パネルであって、該断熱パネルは枠組と、
該枠組の両面に張り付けられる面材と、これら枠組と面
材で区画された内部に設けられる断熱材と、枠組に設け
られ建物の躯体との間をシールする気密材とを備え、該
気密材は枠組に固定される基部と、該基部から外側に突
出した気密片とを有し、これら基部および気密片は長手
方向の端部が斜めに切断加工されており、基部の端部は
気密片の端部よりも長手方向の寸法が短く設定されてい
るため、枠組と気密材の間に寸法誤差があったとして
も、その寸法誤差を吸収することができて気密性能を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を壁パネルに適用した実施の形態を示す
要部断面図である。
【図2】図1の壁パネルに設けられた気密材の平面図で
ある。
【図3】建物の躯体に取付けられる壁パネルの斜視図で
ある。
【図4】壁パネルの室内側正面図である。
【図5】気密材の断面図である。
【図6】気密材の取付状態を示す図で、(a)は標準の
取付状態図、(b)は標準よりも引っ込んだ取付状態
図、(c)は標準よりもはみ出した取付状態図である。
【符号の説明】
1 建物 2 軸組(躯体) 3 壁パネル(断熱パネル) 5 枠組 6a,6b 面材 7 断熱材 8 気密材 10 基部 10x 基部の端部 11 気密片 11x 気密片の端部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に取付けられる断熱パネルであっ
    て、該断熱パネルは枠組と、該枠組の両面に張り付けら
    れる面材と、これら枠組と面材で区画された内部に設け
    られる断熱材と、枠組に設けられ建物の躯体との間をシ
    ールする気密材とを備え、該気密材は枠組に固定される
    基部と、該基部から外側に突出した気密片とを有し、こ
    れら基部および気密片は長手方向の端部が斜めに切断加
    工されており、基部の端部は気密片の端部よりも長手方
    向の寸法が短く設定されていることを特徴とする断熱パ
    ネル。
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