JP2002129679A - 建物の土台・壁・床の接合方法及び凸型土台 - Google Patents

建物の土台・壁・床の接合方法及び凸型土台

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JP2002129679A
JP2002129679A JP2000325126A JP2000325126A JP2002129679A JP 2002129679 A JP2002129679 A JP 2002129679A JP 2000325126 A JP2000325126 A JP 2000325126A JP 2000325126 A JP2000325126 A JP 2000325126A JP 2002129679 A JP2002129679 A JP 2002129679A
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JP
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base
floor
wall
wall panel
sill
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JP2000325126A
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English (en)
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Ikuo Sano
郁夫 佐野
Naoki Okada
直喜 岡田
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SXL Corp
Original Assignee
SXL Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工性の改善と、壁パネルと土台と床パネル
の接合を一気に行うことができる建物の土台・壁・床の
接合方法及び凸型土台を提供すること。 【解決手段】 建物の土台・壁・床の接合方法の発明
は、接合用凸部6を上部に一体に有する土台2を基礎1
の上に設置し、この土台の接合用凸部に、断熱材11を両
側から面材12,13で挾んで構成した壁パネル3の対向端
面に断熱材を切欠くことにより形成した凹溝15を嵌め
て、壁パネルを土台の上に設立した後、床パネル17をそ
の桟材19が土台2と壁パネル3の側面に当接するように
設置したうえ、壁パネル3の面材12,13と土台2の接合
用凸部6と床パネル17の桟材19を1個の止具23で止める
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の土台・壁
・床の接合方法及びこの接合方法に使用される凸型土台
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前記のような接合方法として、図
3に示すように基礎51の上に土台52を設置し、この土台
52の上に角形木材からなって土台52の略半分の幅に形成
された接合材53を設置する。しかる後、断熱材54を両側
から面材55,56で挾み、かつ対向端面に断熱材54を切欠
くことにより形成した凹溝57に接合材58を嵌めて面材5
5,56側から釘59を打って止め構成した床パネル60を大
引き61の上に、その接合材58側を土台52の上に位置する
ように載せ、接合材58と接合材53を当接させ釘62を打っ
て止める。しかる後、断熱材64を両側から面材65,66で
挾み、かつ対向端面に断熱材64を切欠くことにより形成
した凹溝67に接合材68を嵌めて面材65,66側から釘69を
打って止め構成した壁パネル70を接合材53及び床パネル
60の上に載せて立設する。このように従来は、土台52に
床パネル60を取り付けてから壁パネル70の施工をしてい
て、床パネル60の取り付けと、壁パネル70の取り付けが
別々の作業となっていた。尚、図中72はサイディング、
73は防風透湿シート、74は通気空間、75は内装下地材で
あり、76は土間床、77はプラ束である。
【0003】ところで、従来の前記のものは、図3から
わかるように釘打ち本数が多くなり、接続作業に時間も
かかって施工性が悪いという問題があった。また、床パ
ネルの土台への接合と、床パネル及び土台への壁パネル
の接合とを順次、別々に行わなければならず、これを一
気に行うことができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記のような従来の問題点を解決し、施工性の改善と、壁
パネルと土台と床パネルの接合を一気に行うことができ
る建物の土台・壁・床の接合方法及び凸型土台を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に係る建物の土台・壁・床の接合方法の発
明は、接合用凸部を上部に一体に有する土台を基礎の上
に設置し、この土台の接合用凸部に、断熱材を両側から
面材で挾んで構成した壁パネルの対向端面に断熱材を切
欠くことにより形成した凹溝を嵌めて、壁パネルを土台
の上に設立した後、床パネルをその桟材が土台と壁パネ
ルの側面に当接するように設置したうえ、壁パネルの面
材と土台の接合用凸部と床パネルの桟材を1個の止具で
止めることを特徴とする。
【0006】請求項2に係る建物の土台・壁・床の接合
方法の発明は、請求項1において、土台を設置する前に
基礎の上面にパッキンを取り付け、かつ壁パネルを設立
する前に土台の上面にパッキンを取り付けることを特徴
とする。
【0007】請求項3に係る凸型土台の発明は、請求項
1又は2記載の建物の土台・壁・床の接合方法に使用さ
れるものであって、両側に壁パネルの面材の厚みと同程
度の溝部が形成された接合用凸部を土台本体の上部に一
体に有することを特徴とする。
【0008】請求項4に係る凸型土台の発明は、請求項
3において、土台本体と接合用凸部が、複数個の構成部
片が横並びにより一体化した集成材からなっていること
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1は土台・壁・床が接合された建物
の縦断面図である。図1において1は基礎で、この基礎
1の上には土台2が設置され、さらにその上には断熱壁
パネル3が設置されている。土台2は土台本体5と、そ
の上部に一体に設けられた接合用凸部6とからなるが、
これらは図示のように複数個の構成部片が横並びにより
一体化した集成材からなっている。この例では3個ある
構成部片のうち、両側の構成部片に壁パネルの面材の厚
みと同程度の溝部7が切欠き形成され、これにより土台
本体5の上部に接合用凸部6を設けている。勿論、この
ような構成部片で構成することなく、土台本体5と接合
用凸部6を一体のもので構成してもよい。
【0010】壁パネル3は断熱材11を両側から面材12,
13で挾んで構成されるが、土台2の接合用凸部6と対向
する下端面には断熱材11を切欠くことにより接合用凸部
6に嵌入可能な凹溝15が形成されている。17は床パネル
で、大引き18の上に角形木材からなる桟材19を脚とし
て、かつ桟材19が土台2と同じ水平面となるように設置
されている。大引き18は基礎1の内側に打たれた土間床
21にプラ束22で支えられている。23は壁パネル3の面材
12,13と、土台2の接合用凸部6及び床パネル17の桟材
19を止める1個の止具としてのビスである。26はサイデ
ィング、27は防風透湿シート、18は通気空間である。
【0011】土台2・壁パネル3・床パネル17を前記の
ように接合するには、まず基礎1の上に土台2を設置
し、この土台2の上部に設けた接合用凸部6に壁パネル
3の凹溝15を嵌めて、壁パネル3を土台2の上に設立す
る。しかる後、床パネル17をその桟材19が土台2と壁パ
ネル3の側面に当接するように設置したうえ、壁パネル
3の面材12,13と土台2の接合用凸部6、及び床パネル
17の桟材19をビス23で止める。
【0012】前記のような接合方法によれば土台2と壁
パネル3と床パネル17を1本のビス23で止めて接合する
ことができ、施工性の向上を図ることができる。
【0013】図2は変形例で、この変形例では土台2a
を設置する前に基礎1の上面に複数個のパッキン31を取
り付け、かつ壁パネル3を設立する前に土台2aの上面
にパッキン32を取り付けている。パッキン31,32の取り
付けに際しては図示しない粘着テープを用いているが、
これは一例である。この例の土台2aは土台本体と接合
用凸部が一体となっている。このようなパッキン31,32
を取り付ければ基礎1と土台2と壁パネル3間の気密性
がさらに高くなる。
【0014】
【発明の効果】請求項1,2発明は前記のようであっ
て、接合用凸部を上部に一体に有する土台を基礎の上に
設置し、この土台の接合用凸部に、断熱材を両側から面
材で挾んで構成した壁パネルの対向端面に断熱材を切欠
くことにより形成した凹溝を嵌めて、壁パネルを土台の
上に設立した後、床パネルをその桟材が土台と壁パネル
の側面に当接するように設置したうえ、壁パネルの面材
と土台の接合用凸部と床パネルの桟材を1個の止具で止
めるので、従来できなかった壁パネルと土台と床パネル
の接合を一気に行うことができ、施工性の大幅な改善を
図ることができる。請求項3,4の発明は前記のような
構成からなるので、接合作業を容易に行えるという優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示す土台・壁・床が接合
された建物の縦断面図である。
【図2】変形例の斜視図である。
【図3】従来例を示す土台・壁・床が接合された建物の
縦断面図である。
【符号の説明】
1 基礎 2 土台 3 断熱壁パネル 5 土台本体 6 接合用凸部 11 断熱材 12,13 面材 15 凹溝 17 床パネル 18 大引き 19 桟材 23 ビス(止具) 31,32 パッキン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合用凸部を上部に一体に有する土台を
    基礎の上に設置し、この土台の接合用凸部に、断熱材を
    両側から面材で挾んで構成した壁パネルの対向端面に断
    熱材を切欠くことにより形成した凹溝を嵌めて、壁パネ
    ルを土台の上に設立した後、床パネルをその桟材が土台
    と壁パネルの側面に当接するように設置したうえ、壁パ
    ネルの面材と土台の接合用凸部と床パネルの桟材を1個
    の止具で止めることを特徴とする建物の土台・壁・床の
    接合方法。
  2. 【請求項2】 土台を設置する前に基礎の上面にパッキ
    ンを取り付け、かつ壁パネルを設立する前に土台の上面
    にパッキンを取り付ける請求項1記載の建物の土台・壁
    ・床の接合方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の建物の土台・壁・
    床の接合方法に使用されるものであって、両側に壁パネ
    ルの面材の厚みと同程度の溝部が形成された接合用凸部
    を土台本体の上部に一体に有することを特徴とする凸型
    土台。
  4. 【請求項4】 土台本体と接合用凸部が、複数個の構成
    部片が横並びにより一体化した集成材からなっている請
    求項3記載の凸型土台。
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Cited By (1)

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JP2008267097A (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 Sekisui Chem Co Ltd 窓枠化粧材、窓枠構造及び建物

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Effective date: 20030204