JP2000265592A - 建物の外断熱構造 - Google Patents
建物の外断熱構造Info
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- JP2000265592A JP2000265592A JP7587999A JP7587999A JP2000265592A JP 2000265592 A JP2000265592 A JP 2000265592A JP 7587999 A JP7587999 A JP 7587999A JP 7587999 A JP7587999 A JP 7587999A JP 2000265592 A JP2000265592 A JP 2000265592A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物の外断熱構造において、板状断熱材に締
結具を打ち込んだり締め込んだりせずに、十分な強度を
有する外断熱構造を提供する。 【解決手段】 骨組材10,11の屋内側及び屋外側のそれ
ぞれに面材15,16が取り付けられ、該骨組材と屋外側面
材15との間に板状断熱材12を配設する、建物の外断熱構
造である。骨組材の屋外側端面上に当接され、少なくと
も板状断熱材の厚さを有すると共に骨組材と略同等の強
度を有し、且つ骨組材に当接する箇所の両側縁部が、骨
組材との間に凹所19,20を形成すべく窪んだ形状の断面
を有する中間部材13,14を設ける。中間部材が骨組材に
当接される箇所に形成される凹部に、板状断熱材の端縁
部を嵌合させ、屋外側面材を、中間部材を介して骨組材
に締結手段17で取り付ける。
結具を打ち込んだり締め込んだりせずに、十分な強度を
有する外断熱構造を提供する。 【解決手段】 骨組材10,11の屋内側及び屋外側のそれ
ぞれに面材15,16が取り付けられ、該骨組材と屋外側面
材15との間に板状断熱材12を配設する、建物の外断熱構
造である。骨組材の屋外側端面上に当接され、少なくと
も板状断熱材の厚さを有すると共に骨組材と略同等の強
度を有し、且つ骨組材に当接する箇所の両側縁部が、骨
組材との間に凹所19,20を形成すべく窪んだ形状の断面
を有する中間部材13,14を設ける。中間部材が骨組材に
当接される箇所に形成される凹部に、板状断熱材の端縁
部を嵌合させ、屋外側面材を、中間部材を介して骨組材
に締結手段17で取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外断熱構造
に係り、特にウレタンフォーム等の板状発泡材を断熱材
として用いて、建物の外壁や屋根、床等の箇所に施され
る断熱の構造に関する。
に係り、特にウレタンフォーム等の板状発泡材を断熱材
として用いて、建物の外壁や屋根、床等の箇所に施され
る断熱の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば木造軸組工法により建築さ
れる一般的な建物の外壁における断熱構造としては、柱
または間柱の間にグラスウール等の綿状材を詰め込み、
その上から防湿紙を介して外壁材で覆う断熱構造(以
下、内断熱構造と称す)と、柱や間柱の外側にウレタン
フォーム等の板状発泡材を張り付け、その上から同様に
防湿紙を介して外壁材で覆う断熱構造(以下、外断熱構
造と称す)とが知られている。
れる一般的な建物の外壁における断熱構造としては、柱
または間柱の間にグラスウール等の綿状材を詰め込み、
その上から防湿紙を介して外壁材で覆う断熱構造(以
下、内断熱構造と称す)と、柱や間柱の外側にウレタン
フォーム等の板状発泡材を張り付け、その上から同様に
防湿紙を介して外壁材で覆う断熱構造(以下、外断熱構
造と称す)とが知られている。
【0003】内断熱構造では、外壁の骨組材である柱や
間柱の間に、主としてグラスウールやロックウール等の
無機繊維質の綿状断熱材が、またときにはウレタンフォ
ーム等の板状断熱材が挿入充填され、最も広く採用され
た断熱工法である。この内断熱構造では、断熱材を挟ん
で内壁側に石膏ボード等の内壁下地材(屋内側面材)
が、外壁側にサイディング材等の化粧外壁材(屋外側面
材)が、それぞれビスや釘あるいは鋲等の締結材で柱や
間柱に固定される。したがって、屋内側面材と屋外側面
材との間に柱および間柱の厚さで形成される空間内に断
熱材が詰め込まれる構造となる。
間柱の間に、主としてグラスウールやロックウール等の
無機繊維質の綿状断熱材が、またときにはウレタンフォ
ーム等の板状断熱材が挿入充填され、最も広く採用され
た断熱工法である。この内断熱構造では、断熱材を挟ん
で内壁側に石膏ボード等の内壁下地材(屋内側面材)
が、外壁側にサイディング材等の化粧外壁材(屋外側面
材)が、それぞれビスや釘あるいは鋲等の締結材で柱や
間柱に固定される。したがって、屋内側面材と屋外側面
材との間に柱および間柱の厚さで形成される空間内に断
熱材が詰め込まれる構造となる。
【0004】内断熱構造に対して、図4に示すのが従来
の外断熱構造の例である。発泡プラスチック材のボード
でなる板状断熱材50が柱51および間柱52の屋外側
(図4において矢印A側)に張り付けられ、その上から
後述の胴縁53で押さえるかたちで胴縁53と共に釘5
4で柱51および間柱52に打ち付け固定される。化粧
外壁板材(屋外側面材)55は、その固定された胴縁5
3および断熱材50の上からこれらを介して柱51また
は間柱52に釘56で固定される。胴縁53は、板状断
熱材50と化粧外壁材55との間での結露を防止するた
めに、それらの間に通気空間を形成すべく介在されるも
ので、厚さ50mm程の板状断熱材50に対して12〜
30mm程の深さの通風路57が設けられることが多
い。通常、柱51の間隔は910mmの整数倍で設定さ
れることが多く、それらの間に455mmピッチで間柱
52が入れられるようになっており、板状断熱材50も
その寸法に合わせた長方形状となって、その継ぎ目が柱
または間柱の位置にくるようにされている。板状断熱材
50は、直角に切り落とされた側端縁を突き合わせて継
がれ、その継ぎ目の間に防湿シールテープを介して接合
される。尚、符号58は石膏ボード等の内装下地材(屋
内側面材)である。
の外断熱構造の例である。発泡プラスチック材のボード
でなる板状断熱材50が柱51および間柱52の屋外側
(図4において矢印A側)に張り付けられ、その上から
後述の胴縁53で押さえるかたちで胴縁53と共に釘5
4で柱51および間柱52に打ち付け固定される。化粧
外壁板材(屋外側面材)55は、その固定された胴縁5
3および断熱材50の上からこれらを介して柱51また
は間柱52に釘56で固定される。胴縁53は、板状断
熱材50と化粧外壁材55との間での結露を防止するた
めに、それらの間に通気空間を形成すべく介在されるも
ので、厚さ50mm程の板状断熱材50に対して12〜
30mm程の深さの通風路57が設けられることが多
い。通常、柱51の間隔は910mmの整数倍で設定さ
れることが多く、それらの間に455mmピッチで間柱
52が入れられるようになっており、板状断熱材50も
その寸法に合わせた長方形状となって、その継ぎ目が柱
または間柱の位置にくるようにされている。板状断熱材
50は、直角に切り落とされた側端縁を突き合わせて継
がれ、その継ぎ目の間に防湿シールテープを介して接合
される。尚、符号58は石膏ボード等の内装下地材(屋
内側面材)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来の建物の外断熱構造では、胴縁53および化粧
外壁板材55を取り付け固定する釘56が板状断熱材5
0を介して柱51または間柱52に打ち付けられる。し
かし板状断熱材50には、釘打ちやビス締め等による締
結に対して十分な強度はなく、したがって十分な外壁取
付強度が得られない問題が生じる。
うな従来の建物の外断熱構造では、胴縁53および化粧
外壁板材55を取り付け固定する釘56が板状断熱材5
0を介して柱51または間柱52に打ち付けられる。し
かし板状断熱材50には、釘打ちやビス締め等による締
結に対して十分な強度はなく、したがって十分な外壁取
付強度が得られない問題が生じる。
【0006】また、上述のように通気空間を形成するた
めに胴縁をわざわざ取り付ける作業が含まれるのは施工
性の煩雑さを伴い、作業能率の低下にもつながるもので
あった。
めに胴縁をわざわざ取り付ける作業が含まれるのは施工
性の煩雑さを伴い、作業能率の低下にもつながるもので
あった。
【0007】本発明は、上述のごとき従来の技術的課題
に鑑みて創案されたもので、屋外側面材の取り付け強度
を損わない建物の外断熱構造を提供することを目的とし
ている。
に鑑みて創案されたもので、屋外側面材の取り付け強度
を損わない建物の外断熱構造を提供することを目的とし
ている。
【0008】また本発明に係る建物の外断熱構造は、断
熱板材と屋外側面材との間の通気空間を、さらに簡単に
形成することもできる構造を提供しようとするものであ
る。
熱板材と屋外側面材との間の通気空間を、さらに簡単に
形成することもできる構造を提供しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る木造軸組工
法による建物の断熱構造は、上述のごとき従来の技術上
の課題を解決し、上記目的を達成するために以下のよう
な構成を備えている。即ち、骨組材の屋内側及び屋外側
のそれぞれに面材が取り付けられ、該骨組材と屋外側面
材との間に板状断熱材を配設する、建物の外断熱構造に
おいて、上記骨組材の屋外側端面上に当接され、少なく
とも上記板状断熱材の厚さを有すると共に該骨組材と略
同等の強度を有し、且つ該骨組材に当接する箇所の両側
縁部が、該骨組材との間に凹所を形成すべく窪んだ形状
の断面を有する中間部材を設け、上記中間部材が骨組材
に当接される箇所に形成される凹部内に、上記板状断熱
材の端縁部を嵌合させ、上記屋外側面材を、上記中間部
材を介して上記骨組材に締結手段で取り付ける。
法による建物の断熱構造は、上述のごとき従来の技術上
の課題を解決し、上記目的を達成するために以下のよう
な構成を備えている。即ち、骨組材の屋内側及び屋外側
のそれぞれに面材が取り付けられ、該骨組材と屋外側面
材との間に板状断熱材を配設する、建物の外断熱構造に
おいて、上記骨組材の屋外側端面上に当接され、少なく
とも上記板状断熱材の厚さを有すると共に該骨組材と略
同等の強度を有し、且つ該骨組材に当接する箇所の両側
縁部が、該骨組材との間に凹所を形成すべく窪んだ形状
の断面を有する中間部材を設け、上記中間部材が骨組材
に当接される箇所に形成される凹部内に、上記板状断熱
材の端縁部を嵌合させ、上記屋外側面材を、上記中間部
材を介して上記骨組材に締結手段で取り付ける。
【0010】上記中間部材は、上記板状断熱材の厚さよ
りも厚くするのが好ましく、胴縁を用いずとも該板状断
熱材と上記屋外側面材との間に通気空間を形成すること
ができる。
りも厚くするのが好ましく、胴縁を用いずとも該板状断
熱材と上記屋外側面材との間に通気空間を形成すること
ができる。
【0011】
【発明の実施形態】図1は、本発明の実施形態に係る建
物の外断熱構造を示した部分断面平面図であり、この例
は建物の外壁の外断熱構造を示している。木造軸組工法
における柱10および間柱11の外壁側端面に板状断熱
材12を取り付けるに際して、中間部材13,14が用
いられる。図中の符号15は外壁材、16は合板からな
る内装下地材を示している。
物の外断熱構造を示した部分断面平面図であり、この例
は建物の外壁の外断熱構造を示している。木造軸組工法
における柱10および間柱11の外壁側端面に板状断熱
材12を取り付けるに際して、中間部材13,14が用
いられる。図中の符号15は外壁材、16は合板からな
る内装下地材を示している。
【0012】中間部材13,14は、釘や鋲、またはビ
ス等の締結具17によって柱10または間柱11に取り
付け固定される。また中間部材13,14の外側から外
壁材15が、同様の締結具17で中間部材13,14に
取付固定される。中間部材13,14は、柱10や間柱
11と同様の木材か、あるいは所謂合成木材と呼ばれる
低発泡の合成樹脂成形品であってもよい。この合成木材
は、板状断熱材よりも強く、少なくとも木材と同等の材
質強度を有するものである。したがって釘で打ち付けた
りビスで締めつけたりしても、十分な強度を得ることが
できる。
ス等の締結具17によって柱10または間柱11に取り
付け固定される。また中間部材13,14の外側から外
壁材15が、同様の締結具17で中間部材13,14に
取付固定される。中間部材13,14は、柱10や間柱
11と同様の木材か、あるいは所謂合成木材と呼ばれる
低発泡の合成樹脂成形品であってもよい。この合成木材
は、板状断熱材よりも強く、少なくとも木材と同等の材
質強度を有するものである。したがって釘で打ち付けた
りビスで締めつけたりしても、十分な強度を得ることが
できる。
【0013】図1には、中間部材として二つのタイプを
示している。第1のタイプは中間部材13であり、図示
のように断面形状が略「凸」字状の棒状部材である。柱
10または間柱11の外壁側端面に当接されるのが、幅
狭にされて突出した部分の先端面であり、その両側には
柱10または間柱11の外壁側端面との間に窪んだ凹所
19が形成される。板状断熱材12の端縁は階段状に形
成されており、その階段状に突出した部分がその凹所1
9内に嵌合する。板状断熱材12は、その両端縁に、凹
所19に嵌合する形状で突出部分が形成されており、こ
の両突出部分を凹所19内に嵌め込むことによって保持
される。
示している。第1のタイプは中間部材13であり、図示
のように断面形状が略「凸」字状の棒状部材である。柱
10または間柱11の外壁側端面に当接されるのが、幅
狭にされて突出した部分の先端面であり、その両側には
柱10または間柱11の外壁側端面との間に窪んだ凹所
19が形成される。板状断熱材12の端縁は階段状に形
成されており、その階段状に突出した部分がその凹所1
9内に嵌合する。板状断熱材12は、その両端縁に、凹
所19に嵌合する形状で突出部分が形成されており、こ
の両突出部分を凹所19内に嵌め込むことによって保持
される。
【0014】第2タイプの中間部材14は、図示のよう
に断面形状が略「十」字状の棒状部材である。第2タイ
プの中間部材14も、柱10または間柱11に当接する
箇所の部分的断面形状は略「凸」字状を呈しており、第
1タイプの中間部材13と同様の凹所20を柱10また
は間柱11の外壁側端面との間に形成する。したがっ
て、その凹所20内に板状断熱材12の両端の突出部分
を嵌め込むことによって板状断熱材12が保持される。
に断面形状が略「十」字状の棒状部材である。第2タイ
プの中間部材14も、柱10または間柱11に当接する
箇所の部分的断面形状は略「凸」字状を呈しており、第
1タイプの中間部材13と同様の凹所20を柱10また
は間柱11の外壁側端面との間に形成する。したがっ
て、その凹所20内に板状断熱材12の両端の突出部分
を嵌め込むことによって板状断熱材12が保持される。
【0015】いずれのタイプの中間部材も板状断熱材1
2よりは厚くされている。したがって、中間部材13,
14に取り付けられた外壁材15と板状断熱材12との
間には空間18が形成され、この空間が通気空間とな
る。しかし、板状断熱材自身に通気空間用の溝が形成さ
れていることもあり、そのような場合には中間部材と板
状断熱材との厚さは同じであってもよい。第1タイプの
中間部材13よりも第2タイプの中間部材14の方が大
きな通気空間をとることができる一方、第2タイプより
も第1タイプの方が成形加工は容易であり、釘打ちやビ
スの締め込みに対しても大きな強度を有する。
2よりは厚くされている。したがって、中間部材13,
14に取り付けられた外壁材15と板状断熱材12との
間には空間18が形成され、この空間が通気空間とな
る。しかし、板状断熱材自身に通気空間用の溝が形成さ
れていることもあり、そのような場合には中間部材と板
状断熱材との厚さは同じであってもよい。第1タイプの
中間部材13よりも第2タイプの中間部材14の方が大
きな通気空間をとることができる一方、第2タイプより
も第1タイプの方が成形加工は容易であり、釘打ちやビ
スの締め込みに対しても大きな強度を有する。
【0016】また、図1の例では階段状に段差を形成す
る凹所19,20を示したが、図2および図3に示すよ
うに、凹所を斜面状に形成することも勿論可能である。
この場合、中間部材の成形加工は第1タイプまたは第2
タイプのものよりも、さらに容易である。
る凹所19,20を示したが、図2および図3に示すよ
うに、凹所を斜面状に形成することも勿論可能である。
この場合、中間部材の成形加工は第1タイプまたは第2
タイプのものよりも、さらに容易である。
【0017】上述した実施の形態では、外壁に適用した
場合について述べたが、本発明の外断熱構造は外壁に限
らず屋根や天井、あるいは床にも適用される。屋根に適
用される場合の骨組材としては垂木であり、天井に適用
される場合の骨組材は野縁となる。また、床に適用され
る場合の骨組材は床根太となる。
場合について述べたが、本発明の外断熱構造は外壁に限
らず屋根や天井、あるいは床にも適用される。屋根に適
用される場合の骨組材としては垂木であり、天井に適用
される場合の骨組材は野縁となる。また、床に適用され
る場合の骨組材は床根太となる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る建物の外断熱構造によれ
ば、釘や鋲、またはビス等の締結具を、強度の低い断熱
材に打ち付けたり締めつけたりすることなく、木材と同
等の強度を有する中間部材に打ち付けるので、あるいは
締め込むので、十分な強度の外断熱構造を得ることがで
きる。
ば、釘や鋲、またはビス等の締結具を、強度の低い断熱
材に打ち付けたり締めつけたりすることなく、木材と同
等の強度を有する中間部材に打ち付けるので、あるいは
締め込むので、十分な強度の外断熱構造を得ることがで
きる。
【0019】また、中間部材の厚さを、板状断熱材の厚
さよりも厚くすると、胴縁を用いずとも通気空間を形成
することができ、通気工法を簡単に施工することができ
る。
さよりも厚くすると、胴縁を用いずとも通気空間を形成
することができ、通気工法を簡単に施工することができ
る。
【図1】 本発明に係る建物の外断熱構造の一実施形態
を示した部分断面平面図である。
を示した部分断面平面図である。
【図2】 本発明に係る建物の外断熱構造の他の実施形
態を示した部分断面平面図である。
態を示した部分断面平面図である。
【図3】 本発明に係る建物の外断熱構造のさらに別の
実施形態を示した部分断面平面図である。
実施形態を示した部分断面平面図である。
【図4】 従来技術による建物の外断熱構造を示した部
分断面平面図である。
分断面平面図である。
10 柱 11 間柱 12 板状断熱材 13 中間部材 14 中間部材 15 外壁材 16 内装下地材 17 締結具 18 通気空間 19 凹所 20 凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東山 英訓 大阪府大阪市中央区久太郎町2丁目4番31 号 倉敷紡績株式会社大阪本社内 Fターム(参考) 2E001 DD05 FA04 FA11 FA16 GA12 GA43 GA82 HD03 KA01 KA08 LA09
Claims (2)
- 【請求項1】 骨組材(10,11)の屋内側及び屋外側の
それぞれに面材(15,16)が取り付けられ、該骨組材(1
0,11)と屋外側面材(15)との間に板状断熱材(12)を
配設する、建物の外断熱構造において、 上記骨組材(10,11)の屋外側端面上に当接され、少な
くとも上記板状断熱材(12)の厚さを有し、且つ該骨組
材と略同等の強度を有し、且つ該骨組材に当接する箇所
の両側縁部が、該骨組材との間に凹所(19,20)を形成
すべく窪んだ形状の断面を有する中間部材(13,14)を
設け、 上記中間部材(13,14)が骨組材(10,11)に当接される
箇所に形成される凹部内に、上記板状断熱材(12)の端
縁部を嵌合させ、 上記屋外側面材(15)を、上記中間部材(13,14)を介
して上記骨組材(10,11)に締結手段(17)で取り付け
ることを特徴とする建物の外断熱構造。 - 【請求項2】 上記中間部材(13,14)は、上記板状断
熱材(12)の厚さよりも厚く、該板状断熱材(12)と上
記屋外側面材(15)との間に通気空間(18)を形成する
請求項1記載の建物の外断熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7587999A JP2000265592A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 建物の外断熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7587999A JP2000265592A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 建物の外断熱構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000265592A true JP2000265592A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13589021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7587999A Pending JP2000265592A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 建物の外断熱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000265592A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2449185B1 (en) * | 2009-06-29 | 2017-06-07 | Saint-Gobain Isover AB | Supplementary insulation system and a method for insulating a façade |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP7587999A patent/JP2000265592A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2449185B1 (en) * | 2009-06-29 | 2017-06-07 | Saint-Gobain Isover AB | Supplementary insulation system and a method for insulating a façade |
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