JP3334327B2 - 防振取付構造 - Google Patents

防振取付構造

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JP3334327B2 JP09892294A JP9892294A JP3334327B2 JP 3334327 B2 JP3334327 B2 JP 3334327B2 JP 09892294 A JP09892294 A JP 09892294A JP 9892294 A JP9892294 A JP 9892294A JP 3334327 B2 JP3334327 B2 JP 3334327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自身が振動する振動体
を車体側部材に取付けるにあたり,当該振動体の振動入
力が車体側部材に伝達されることを抑制防止可能な防振
取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジン(以下,E/Gとも記す)やト
ランスミッション(以下,T/Mとも記す)を車体に搭
載するにあたり、これらの振動発生体(以下,単に振動
体或いは加振体とも記す)を車体構成部材(以下,単に
車体側部材とも記す)に直接的且つリジッドに連結して
しまったのでは、その振動入力が車体側部材を通じて,
例えば車室内にまで騒音や振動として伝達されてしま
い、所謂居住性が低下してしまう。そこで、このような
振動体を車体側部材に取付ける際には,この振動入力を
抑制防止する構造としなければならない。
【0003】図3は、前記振動体のうち,所謂横置きエ
ンジンに直結された横置きトランスミッションを車体側
にマウントするための従来の防振取付構造の一例を示す
ものである。この防振取付構造では、振動体側のマウン
トブラケット101と車体側のマウントブラケット10
2とが用いられているが、このうち振動体側マウントブ
ラケット101についてまず説明すると、振動体(トラ
ンスミッション)T/Mに直接的に取付けられる平板状
の基体101aからマウントインシュレータ取付部10
1bが突設されていて、このマウントインシュレータ取
付部101bに,マウントインシュレータ103と呼ば
れる防振部材の金属製外筒103aが溶接等により固着
されている。このマウントインシュレータ103は、前
述の外筒103aと,それに同軸に配設され且つ当該外
筒103aより長い金属製内筒103bと,両筒103
a,103b間に固定された高ロスファクターのゴム部
材103cとから構成されている。一方、前記車体側マ
ウントブラケット102は、車体側部材B/Mに直接的
に取付られる平板状の基体102aから,互いに対向す
る二つのブッシュ取付部102bが突設されていて、こ
の各ブッシュ取付部102bの互いに対向する位置に,
ブッシュ104からなる防振部材の金属製外筒104a
が嵌入(実質的には圧入)されている。このブッシュ1
04は、前述の外筒104aと,それに同軸に配設され
且つ当該外筒104aより長い金属製内筒104bと,
両筒104a,104b間に固定された高ロスファクタ
ーのゴム部材104cとから構成されている。そして、
両ブッシュ104の内筒104bは,前記車体側マウン
トブラケット102に取付けられた状態で,互いに同軸
になるようにしてある。
【0004】これらの各ブラケット101,102やマ
ウントインシュレータ103,ブッシュ104を用いた
図3の防振取付構造は,凡そ以下のようにして構成され
ている。まず、前記マウントインシュレータ103の固
定された振動体側マウントブラケット101の平板状基
体101aを,前記横置きトランスミッション等の振動
体T/Mの所定取付部位にあてがい、この基体101a
に形成されている図示されない貫通孔に座付きボルト1
05を貫通し、このボルト105を振動体T/Mに形成
されている図示されないネジ孔にネジ込んで,当該振動
体側マウントブラケット101を振動体T/Mに固着す
る。一方、前記ブッシュ104が嵌入された車体側マウ
ントブラケット102の平板状基体102aを車体側部
材B/Mの所定取付部位にあてがい、この基体102a
に形成されている図示されない貫通孔に座付きボルト1
06を貫通し、このボルト106を車体側部材B/Mに
形成されている図示されないネジ孔にネジ込んで,当該
車体側マウントブラケット102を車体側部材B/Mに
固着する。なお、この車体側マウントブラケット102
の取付けに際しては、前記ブッシュ104の劣化等によ
り当該ブッシュ104を交換しなければならなくなった
ときなどを想定し,このブッシュ104が前記ブッシュ
取付部102bに嵌入(圧入)により固定されているこ
とから,当該ブッシュ交換にあたっては車体側マウント
ブラケット102ごと所謂アッセンブリ交換する必要が
あり、そのために前述のようにボルト106を用いて車
体側部材B/Mに固着されている。そして、前記振動体
側マウントブラケット101に固定されているマウント
インシュレータ103の内筒103bを,前記対向する
ブッシュ104の内筒104b間に挿入して、両者の内
孔を連通状態に保持し、その状態で一方のブッシュ10
4の内筒104bの内孔内から,前記マウントインシュ
レータやブッシュ等の防振部材の弾性力や減衰力が作用
する質量体107に貫通した座付きボルト108を挿入
し、このボルト108を,マウントインシュレータ10
3の内筒103bの内孔を通して,他方のブッシュ10
4の内筒104bの内孔まで貫通して、当該ボルト10
8のネジ先端部108aを当該他方のブッシュ104の
内筒104bから突出させ、更にこのボルト108のネ
ジ先端部108aに座付きナット109を螺合・締付け
て,これらの部材を一体に固定する。
【0005】この防振取付構造をモデル化すると、図3
cのように表せよう。即ち、振動体T/Mはマウントブ
ラケット(振動体側マウントブラケット)101を介し
て,質量体107との間がマウントインシュレータ10
3で連結され、更に質量体107と車体側部材B/Mと
の間がブッシュ104で連結されて、マウントインシュ
レータ103及びブッシュ104が共に防振部材である
ことから二重防振取付構造と称されている。なお、前記
マウントインシュレータ103もブッシュ104も,通
常のゴム製防振部材と同様に,弾性力と共に減衰力を発
現するものであるから、それらの減衰力が振動体T/M
からの振動入力に対して減衰効果を発揮して車体側部材
B/Mへの伝達をより一層抑制防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
防振取付構造は以下のような問題点がある。まず、マウ
ントインシュレータ103やブッシュ104等の各防振
部材の弾性力や減衰力が作用する質量体107を個別に
設ける必要があり、その分だけコストがかかるととも
に,重量の面でも増加し、構造も複雑で大掛かりにな
る。
【0007】また、例えば車両発進時等に振動体T/M
が図3aの矢印a−a方向に回転して、例えばマウント
インシュレータ103の外筒103aが車体側マウント
ブラケット102に当ってしまうと、振動体T/Mの振
動入力は振動体側マウントブラケット101からマウン
トインシュレータ103の外筒103a,車体側マウン
トブラケット102を介して車体側部材B/Mに直接的
に伝達されてしまい、二重防振が機能しなくなってしま
う虞れがある。
【0008】また、車体側マウントブラケット102に
ブッシュ104を圧入する,或いはブッシュ104交換
に際してマウントブラケット102ごと交換する必要が
あるため、当該車体側マウントブラケット102を車体
側部材B/Mとは個別にする必要があり、従って両者を
ボルト106等によって脱着可能に固定しなければなら
ない。従って、この車体側マウントブラケット102を
ボルト106で車体側部材B/Mに固定するための工数
や部品点数が増加し、コストが増加する。また、車体側
部材B/Mがアルミニウム又はアルミニウム合金製であ
る場合には,ボルト結合による強度信頼性を検討する必
要もある。
【0009】また、前記ブッシュ104は車体側マウン
トブラケット102に圧入されているだけであるから、
前述のようにマウントインシュレータ103をセットし
てボルト108を挿通する際にブッシュ104がずれて
しまい、作業性が低下してその分だけコストが増加す
る。本発明はこれらの諸問題に鑑みて開発されたもので
あり、前述の振動体側マウントブラケットを二つの防振
部材の弾性力や減衰力が作用する質量体とみなし,更に
この質量体であるマウントブラケット周りの構成を見直
して、確実な二重防振効果を得ながらコストを低減可能
な防振取付構造を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】ここでは、前述のような
振動体側部ラケットを,例えば前記マウントインシュレ
ータの外筒部材とみなし、車体側ブラケットを,例えば
前記マウントインシュレータの内筒部材とみなし、これ
らは夫々,マウントインシュレータの外筒及び内筒と一
体であると考え、特に外筒部材を質量体として,この外
筒部材と振動体との間に弾性ブッシュを介装して二重防
振取付構造を構成する。
【0011】而して本発明のうち請求項1に係る防止取
付構造は、機関や変速機等の振動体を車体側部材に取付
けるに当たり、外筒部材の内側に弾性体を介して内筒部
材を設けたマウント部材を用いて、外筒部材を振動体に
取付けると共に内筒部材を車体側部材に取付けて、当該
振動体の振動入力が前記弾性体を介して車体側部材に伝
達され、その車体側部材への振動入力を抑制防止する防
振取付構造において、前記外筒部材を質量体にして前記
振動体と前記外筒部材との間に弾性体からなるブッシュ
を介装し、前記振動体から車体側部材への所定周波数以
上の振動入力を抑制防止する共振系を形成し、前記ブッ
シュによる振動体と外筒部材との間の連結箇所が2以上
で、それらの距離が最小となる連結箇所の並び方向と、
前記車体側部材と内筒部材との連結方向とが異なると
き、前記振動体と内筒部材との連結距離を、前記ブッシ
ュの連結箇所間の距離に対して小さく設定したことを
徴とするものである。
【0012】また本発明のうち請求項に係る防振取付
構造は、前記ブッシュと振動体との連結箇所に,間座を
介装したことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明のうち請求項1に係る防振取付構造で
は、機関や変速機等の振動体を車体側部材に取付けるに
あたり、外筒部材の内側に弾性体を介して内筒部材を設
けたマウント部材を用いて、外筒部材を振動体に,ブッ
シュを介して取付けているため、前記外筒部材を質量体
とする共振系が形成され、この共振系の減衰効果を,前
記車体側部材への所定周波数以上の振動入力に対して設
定することで、前記振動体の振動入力が車体側部材に伝
達される際に、二重防振構造が構成される。このとき、
前記外筒部材は,その内側に弾性体及び内筒部材を設け
ていることから、形状を大きく変化させることなく,そ
の質量を容易に大きくすることができる。従って、各防
振部材の弾性力や減衰力が作用する質量体としての個別
の質量体を設ける必要がなく、その分だけ構造が簡潔で
コンパクトになり、また重量が低減されると共にコスト
も低廉化される。また、内筒部材を車体側部材に取付け
る際には、両者の間に,例えば圧入されたブッシュ等の
防振部材が介在しないから、前記従来のように両者の取
付時にブッシュ等の防振部材がずれて工数,即ちコスト
が増加することもない。また、内筒部材には質量体が負
荷されないため、内筒等が前記マウントブラケットに直
接的に当たることはなく、確実な防振効果を得ることが
できる。
【0014】また、前記ブッシュによる振動体と外筒部
材との間の連結箇所が2以上で、それらの距離が最小と
なる連結箇所の並び方向と、前記車体側部材と内筒部材
との連結方向とが異なるとき、即ち振動体からの振動入
力が車体側部材にモーメントして作用するとき、前記振
動体と内筒部材との連結距離を、前記ブッシュの連結箇
所間の距離に対して小さく設定したことにより、例えば
振動体から内筒部材を介して車体側部材に入力される振
動入力が、各ブッシュによる振動体との連結箇所を円弧
上に有する偶力(モーメント)方向への振動入力として
作用したとき、夫々のモーメントアーム比によって当該
ブッシュなどの防振部材への振動入力が過大となるのを
抑制することができる。即ち、ブッシュから外筒部材へ
のモーメント方向への振動入力は、内筒部材から車体側
部材への振動入力に対して、当該振動体と内筒部材の連
結箇所との距離を乗じ、且つブッシュによる連結箇所の
最小距離で除した値から求められるが、このとき前者の
距離よりも後者の距離を小さく設定すると、前記マウン
トインシュレータ等の弾性体の弾性係数を一定として車
体側部材への振動入力を規制したときに、モーメントア
ームの比からブッシュへの振動入力が大きくなってしま
うから、このブッシュの弾性係数や減衰係数も大きくし
なければならない。ところが、このブッシュの弾性係数
や減衰係数は、当該防振取付構造に要求される減衰効果
から設定される場合もあるから、前記大き過ぎる振動入
力への要求を満足でいない可能性がある。そこで、本発
明のように前記内筒部材と振動体との連結挙を小さく設
定することにより、当該ブッシュ等の防振部材への振動
入力をより小さくして当該防振部材の弾性係数や減衰係
数の設定範囲、即ちチューニングの範囲を広げて設定の
余裕を持たせることができる。
【0015】また、前述のように質量体である取付部材
との間をブッシュ等の防振部材を介して振動体に連結す
るに際しては、ゴム製ブッシュ等の劣化を抑制防止する
ために当該ブッシュ等の防振部材が振動体に十分な接触
面積をもって,つまり十分な座面をもって当接される必
要があるが、例えば当該振動体がアルミニウム又はアル
ミニウム合金製の鋳物で構成される場合には,前記ブッ
シュ等の防振部材が当接する当該振動体の座面を大きく
設定すると、つまり肉厚にすればするほど当該座面に所
謂鋳物巣の発生する可能性が大きくなる。そこで、本発
明のうち請求項3に係る防振取付構造では、前記防振部
材による振動体との連結箇所に,間座を介装することに
より、前記ブッシュ等の防振部材の座面を間座との間で
確保して当該ブッシュ等の防振部材の劣化を抑制防止す
ると共に、振動体からの振動入力は間座に分散されるこ
とにして当該振動体に形成する取付座面を小さくするこ
とができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の防振取付構造の一実施例を示
すものであり、所謂横置きエンジンに直結された横置き
トランスミッションを車体側にマウントするために開発
されたものである。この防振取付構造では、振動体側の
マウントブラケット1と車体側のマウントブラケット2
とが用いられているが、このうち振動体側マウントブラ
ケット1についてまず説明すると、振動体であるトラン
スミッションT/Mに取付けられる平板状の基体1aか
らマウントインシュレータ取付部1bが突設されてい
て、このマウントインシュレータ取付部1bに,マウン
トインシュレータ3と呼ばれる防振部材の金属製外筒3
aが溶接等により固着されている。このマウントインシ
ュレータ3は、前述の外筒3aと,それに同軸に配設さ
れ且つ当該外筒3aより長い金属製内筒3bと,両筒3
a,3b間に固定された高ロスファクターのゴム部材3
cとから構成されている。この防振取付構造では、前記
振動体側マウントブラケット1の平板状基体1aが図1
aに示すように斜めに傾斜して振動体であるトランスミ
ッションT/Mに取付けられるようになっており、前記
マウントインシュレータ3の軸線もこの基体1aの取付
方向に合致又はほぼ合致させて斜めに設定されている。
【0017】一方、この平板状基体1aは図示されない
平面視にてほぼ長方形に形成されており、その四隅部に
は夫々,ブッシュ取付孔1cが形成されていて、このブ
ッシュ取付孔1c内にブッシュ4と称せられる防振部材
が取付けられ、更に当該平板状基体1aの四辺縁部1d
は図1a,bに示すように上方に折り曲げられて強度向
上が図られている。そして、前記各ブッシュ4は,後述
する座付きボルトが挿通可能な金属製内筒4aと、その
周囲に固定された高ロスファクターのゴム部材4bとで
構成されており、このゴム部材4bには,前記ブッシュ
取付孔1c内に挿入される連結部4cと、その上下で平
板状基体1aに密着するフランジ部4dとが形成されて
いて、前記基体1aの何れかの一面からブッシュ取付孔
1c内に,何れかのフランジ部4dを押し込んでそのフ
ランジ部4dを基体1aの他面に押し出すと、両フラン
ジ部4dによって平板状基体1aが挟持されながら前記
連結部4cがブッシュ取付孔1c内に緊密に嵌入される
構造となっている。なお、この各ブッシュ4について
は,後述するように図1a,bに示すH寸法を変更した
結果、前記振動体であるトランスミッションT/Mのギ
ヤノイズに対して有効な減衰力が発現されるように当該
ブッシュ4の弾性力(弾性係数)を設定してある。
【0018】そして、本発明ではこれらのマウントイン
シュレータ3及びブッシュ4を振動体側マウントブラケ
ット1を介して車体側部材B/Mに取付けた結果,種々
の防振作用並びに構造的なメリットが発現するのである
が、ここでは理解を容易化するために全体的な構造を先
に説明する。前記車体側マウントブラケット2は、車体
側部材B/Mに直接的に取付られる平板状の基体2aか
ら,互いに対向する平板状のボルト連結部2bが突設さ
れていて、当該ボルト連結部2bの突出先端部の互いに
対向する位置には後述する座付きボルトが貫通する貫通
孔2cが形成され、その周囲には当該座付きボルト及び
それに螺合・締付けられる座付きナットの座面より大き
な受面2dが形成され、各ボルト連結部2bの周囲縁部
2eは図1a,bに示すように外側に折り曲げられて強
度向上が図られている。なお、この車体側マウントブラ
ケット2は,前記ボルト連結部2bにボルトを貫通して
ナットを螺合・締付けるだけであるから、当該車体側マ
ウントブラケット2の前記平板状基体2aは車体側部材
B/Mに溶接等により予め固着されている。
【0019】これらの各ブラケット1,2やマウントイ
ンシュレータ3,ブッシュ4を用いた図1の防振取付構
造は,凡そ以下のようにして構成されている。まず、振
動体であるトランスミッションT/Mのケースの取付部
位に形成された取付ボルト孔5に,ワッシャ6で構成さ
れる間座の内孔6aを一致させて、当該取付ボルト孔5
の周囲に形成されている突出座面7にワッシャ6を当接
する。そして、この状態で,前記マウントインシュレー
タ3の固定された振動体側マウントブラケット1の平板
状基体1aを,前記振動体であるトランスミッションT
/Mのケースの所定取付部位にあてがい、図1a,bの
場合は,前記各ブッシュ取付孔1cに内挿されているブ
ッシュ4の下方フランジ部4dの下面を,対応するワッ
シャ6の上面に当接して、各ブッシュ4の内筒4aの内
孔が,前記取付ボルト孔5と連通するようにセットす
る。そして、各ブッシュ4の内筒4aの内孔内に座付き
ボルト8を差込み、更にこのボルト8をワッシャ6の内
孔6aを通して取付ボルト孔5内に突出させ、当該ボル
ト8を取付ボルト孔5に螺合・締付けて振動体側マウン
トブラケット1を振動体であるトランスミッションT/
Mに固着する。
【0020】そして、前記振動体側マウントブラケット
1に固定されているマウントインシュレータ3の内筒3
bを,前記車体側部材B/Mに予め固定されている車体
側マウントブラケット2の対向するボルト連結部2b間
に挿入して、当該マウントインシュレータ3の内筒3b
の内孔を各ボルト連結部2bの貫通孔2cと連通状態に
保持し、その状態で一方のボルト連結部2bの貫通孔2
cから前記座付きボルト9を挿入し、このボルト9を,
マウントインシュレータ3の内筒3bの内孔を通して,
他方のボルト連結部2bの貫通孔2cまで貫通して、当
該ボルト9のネジ先端部9aを当該他方のボルト連結部
2bの貫通孔2cから突出させ、更にこのボルト9のネ
ジ先端部9aに座付きナット10を螺合・締付けて,こ
れらの部材を一体に固定する。
【0021】次に本実施例の防振取付構造の作用につい
て説明する。この防振取付構造をモデル化すると、図1
cのように表せよう。即ち、振動体であるトランスミッ
ション(T/M)はマウントブラケットにブッシュ等の
防振部材を介して連結され、更にこのマウントブラケッ
トがマウントインシュレータ等の防振部材を介して車体
側部材に連結されている。ここで、マウントブラケット
(前述の振動体側マウントブラケット1を示す)は当然
の如く質量を有するので、ブッシュ4等の防振部材及び
マウントインシュレータ3等の防振部材が弾性力並びに
減衰力を発現するための質量体であると解せられ、従っ
てこの質量体であるマウントブラケット1の前後で二重
防振取付構造が構成されるため、前記従来のように個別
の質量体を設けることなく振動入力の抑制防止効果を得
ることができ、具体的には重量面での軽減化や防振取付
構造全体のコンパクト化を図るとともに,コスト面でも
低廉化が可能となる。つまり、前記マウントインシュレ
ータ3の外筒3aと振動体側マウントブラケット1とが
本発明の防振取付構造の外筒部材に相当し、マントイン
シュレータ3の内筒3bと車体側マウントブラケット2
とが本発明の防振取付構造の内筒部材に相当し、マウン
トインシュレータ3のゴム部材3cが本発明の防振取付
構造の弾性体に相当している。
【0022】ここで、前記ブッシュによる減衰効果を考
察する。前述のように本実施例で振動体となるトランス
ミッションのギヤノイズが,本実施例の防振取付構造で
最も抑制防止したい振動入力周波数となる。一方、前記
質量体であるマウントブラケット1及びマウントインシ
ュレータ3,ブッシュ4等の防振部材で構成される本実
施例の防振取付構造では、当該マウントブラケット1の
質量,及びマウントインシュレータ3及びブッシュ4の
弾性係数によって系全体の伝達関数及び共振周波数が設
定される。従って、この共振周波数及び伝達関数で,ボ
ード線図上のゲインが負となる領域に,前記ギヤノイズ
の振動入力周波数を設定すれば、防振取付構造の減衰効
果が最も理想的な状態となる。図2は本実施例の防振取
付構造で得られる伝達関数をボード線図化したゲインの
周波数特性である。ここでは、図1a,bのH寸法を変
更することでブッシュ4の弾性係数を変更し、これによ
り前記減衰周波数特性を評価してみる。例えば、設定さ
れるギヤノイズが250Hz前後であるとすると、この
250Hz前後の周波数帯域でゲインが負となるように
ブッシュ4の弾性係数,即ち前述の例ではH寸法を設定
することで、防振取付構造の減衰効果は最も理想的にな
ることになる。従って、このようにブッシュ4やマウン
トインシュレータ3の弾性係数(弾性力)を設定するこ
とで十分な減衰効果を有する二重防振取付構造とするこ
とができる。なお、本実施例ではブッシュ4を4か所に
取付けたことで,前記伝達関数や共振周波数の算出に用
いられる弾性係数は,個々のブッシュのそれを4倍する
ことになるが、例えば車両の仕様諸元によってブッシュ
の使用箇所数がこれ以外である場合には,単に個々のブ
ッシュの弾性係数を当該使用箇所数倍すればよい。
【0023】次に、図1aに示すように振動体であるト
ランスミッションT/Mが同図の矢印a−a方向に回転
するように振動した場合を考察する。このモーメント方
向への振動入力は,ブッシュ4を介してマウントインシ
ュレータ3に伝達される。具体的にブッシュ4への振動
入力は、マウントインシュレータ3への振動入力に対し
て,マウントインシュレータ3の軸線と振動入力位置,
即ち前記振動体側マウントブラケット1の平板状基体1
aとの距離(同図では取付寸度L’)を乗じ且つブッシ
ュ4による連結箇所間の距離(同図では取付寸度L)で
除した値となる。ここで、マウントインシュレータ3へ
の振動入力は,モーメントアームに相当する前記取付寸
度L’と振動体であるトランスミッションT/Mの最大
振動入力とから一意に設定されるから、他方のモーメン
トアームに相当する取付寸度Lが小さいとブッシュ4へ
の振動入力は大きくなり、このようにブッシュ4への振
動入力が大きくなると,その分だけ防振効果が発現する
ように当該ブッシュ4の弾性力(弾性係数)や減衰力
(減衰係数)を大きくしなければならない。ところが、
前述のように各ブッシュ4の弾性係数や減衰係数は,所
望する減衰効果周波数特性を満足するように設定される
ことが優先されるから、当該ブッシュ4への大きな振動
入力に対して防振効果が発現するだけの要求に応答しき
れない可能性がある。そこで、本実施例では,前記図1
aにおけるブッシュ4による連結箇所間の距離(同図で
は取付寸度L)を,マウントインシュレータ3の軸線と
振動入力位置,即ち前記平板状基体1aとの距離(同図
では取付寸度L’)よりも大きく設定することにより、
モーメントアームの比からブッシュ4への振動入力が小
さくなるようにして前記減衰効果周波数特性との両立を
可能とするようにした。
【0024】また、本実施例の防振取付構造では、従来
と同様に車体側マウントブラケット2を用いて振動体側
マウントブラケット1や振動体であるトランスミッショ
ンT/M等を車体側部材B/Mに取付けるのではある
が、従来のように車体側マウントブラケットにブッシュ
を圧入する,或いはブッシュ交換に際してマウントブラ
ケットごと交換する必要がないため、当該車体側マウン
トブラケット2を車体側部材B/Mとは個別にする必要
もなく、従って両者をボルト等によって脱着可能に固定
しなければならないといった限定もない。従って、この
車体側マウントブラケット2を予め車体側部材に溶接等
により固着しておくことが可能となるから、従来のよう
にボルトで車体側部材に固定するための工数や部品点数
を低減し、コストも低廉化することができる。また、車
体側部材B/Mがアルミニウム又はアルミニウム合金製
である場合には,このようにボルト結合による強度信頼
性を検討する必要もない。
【0025】また、本実施例の振動体であるトランスミ
ッションT/Mのケースは,通常アルミニウム又はアル
ミニウム合金等の鋳造物で構成される場合が多い。一
方、前記ブッシュ4の劣化を抑制防止するためには,例
えば前記ブッシュ4のゴム部材4bのフランジ部4dに
相当する面が当接するための十分な接触面積を有する座
面を必要とする。ところが、この座面を確保するために
アルミニウム又はアルミニウム合金等の鋳造物で構成さ
れる振動体であるトランスミッションT/Mのケースに
大きな突出座面7を形成すると、その接触面内に所謂鋳
物巣が発生する可能性が大きくなる。また、前記座付き
ボルト8によって当該ブッシュ4を前記座面7に押付け
ると,その金属製内筒4aが当該座面7に押付けられる
ので、その座面7には当該金属製内筒4aの押圧に抗す
るだけの機械的強度が必要となるが、このブッシュ4を
前記アルミニウム又はアルミニウム合金等の鋳造物で構
成される振動体であるトランスミッションT/Mのケー
スの突出座面7に直接的に押付けたのでは,アルミニウ
ム又はアルミニウム合金等の鋳造物の機械的強度の小さ
さに依存して,その座面7が押圧力に屈して座屈変形し
て窪んでしまうという問題が生じる。そこで、本実施例
では,このブッシュ4と振動体であるトランスミッショ
ンT/Mのケースに形成された突出座面7との間に金属
製間座としてのワッシャ6を介装し、このワッシャ6に
よってブッシュ4が劣化しないための十分な接触面積を
確保すると共に、アルミニウム又はアルミニウム合金等
の鋳造物で構成されるトランスミッションT/Mのケー
スに形成される突出座面7の大きさを小さくして鋳物巣
の発生率を低減し、更にこのワッシャ6によって前記ブ
ッシュ4の金属製内筒4aの押圧に抗するだけの機械的
強度を確保して前記トランスミッションT/Mの突出座
面7の座屈に伴う変形を抑制防止することとした。な
お、本実施例では,この金属製間座を各ブッシュと突出
座面との間に個々に介装するワッシャで構成したが、幾
つかの対応するブッシュと突出座面との間に共通に介装
される金属製間座を予め形成し、これをブッシュと突出
座面との間に介装するようにしてマウントブラケットと
トランスミッションとの組付けを実施するようにすれ
ば,その組立作業性が向上する。
【0026】また、本実施例の防振取付構造では,従来
のようにブッシュを車体側マウントブラケットに圧入さ
れていないので、このブッシュを介してマウントインシ
ュレータや振動体側マウントブラケット及び振動体を組
付ける際に,当該ブッシュがずれるなどによる作業性の
低下がない。なお、前記実施例では,車体側部材とマウ
ントブラケットとの間をマウントインシュレータで連結
し、またマウントブラケットと振動体であるトランスミ
ッションとの間をブッシュで連結する構成についてのみ
詳述したが、本発明ではこれらの連結に使用される防振
部材はこれに限定されるものではなく、その他の防振部
材をこれに代えて適用することも可能であり、例えばゴ
ム製の弾性体からなる防振部材であってもよく、その場
合には弾性力と共に減衰力が発現するから,所望する減
衰力が所望する振動入力周波数に対して発現するように
その弾性力をチューニングし易いという利点がある。
【0027】また、前記実施例では,振動体であるトラ
ンスミッションとマウントブラケットとを連結するブッ
シュへの振動入力を低減するために、マウントインシュ
レータによる振動入力間距離よりも複数のブッシュの連
結間最小距離を大きく設定する構成としたが、これは夫
々の防振部材に入力される振動入力の方向が異なるため
に,夫々の距離をモーメントアームとして振動入力を調
整可能であり、且つブッシュへの振動入力を,その弾性
係数及び減衰係数に応じて低減する必要があるためであ
るから、これらの諸条件に合致しない場合には前述の距
離の設定を必ずしも満足する必要はないことになる。
【0028】また、前記実施例では,ブッシュやマウン
トインシュレータの弾性力及び減衰力が作用する質量体
としてマウントブラケットから構成される取付部材を兼
用する構成についてのみ詳述したが、この質量体として
の取付部材は必ずしもマウントブラケットという構成で
なくともよく、要はこのような車体側部材と振動体との
間に介装される取付部材は,何らかの質量を有するか
ら、この質量を前記質量体として兼用するものであれ
ば,その具体的な構成については特に限定されない。
【0029】また、前記実施例では,振動体又は加振体
としてトランスミッションを車体側にマウントする場合
についてのみ詳述したが、本発明の防振取付構造はその
他の振動体を車体側部材にマウントする際にも同様に適
用することができ、例えばその対象は,エンジン(機
関)やディファレンシャルギヤ(差動装置)等も適用し
得る。但し、夫々の振動体の振動入力特性に応じて減衰
力や弾性力を個々にチューニングしなければならないこ
とは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の防振取付構
造によれば、機関や変速機等の振動体を車体側部材に取
付けるにあたり、外筒部材の内側に弾性体を介して内筒
部材を設けたマウント部材を用いて、外筒部材を振動体
に,ブッシュを介して取付けているため、前記外筒部材
を質量体とする共振系が形成され、この共振系の減衰効
果を,前記車体側部材への所定周波数以上の振動入力に
対して設定することで、前記振動体の振動入力が車体側
部材に伝達される際に、二重防振構造が構成されるため
に、前記共振系を構成する前記外筒部材は,その形状を
大きく変化させることなく,その質量を容易に大きくす
ることができる。従って、各防振部材の弾性力や減衰力
が作用する質量体としての個別の質量体を設ける必要が
なく、その分だけ構造が簡潔でコンパクトになり、また
重量が低減されると共にコストも低廉化される。また、
内筒部材を車体側部材に取付ける際には、両者の間に,
例えば圧入されたブッシュ等の防振部材が介在しないか
ら、前記従来のように両者の取付時にブッシュ等の防振
部材がずれて工数,即ちコストが増加することもない。
また、内筒部材には質量体が負荷されないため、内筒等
が前記マウントブラケットに直接的に当たることはな
く、確実な防振効果を得ることができる。
【0031】また、振動体からの振動入力が車体側部材
にモーメントとして作用するとき、前記振動体と内筒部
材の連結箇所との距離を、ブッシュの連結箇所間の距離
に対して小さく設定したことにより、ブッシュへのモー
メント方向への振動入力を車体側部材への振動入力に対
して小さくすることができるために、当該ブッシュの弾
性係数や減衰係数の設定範囲、即ちチューニングの範囲
を広げて設定の余裕を持たせることができる。
【0032】また、前記ブッシュ等の防振部材による振
動体との連結箇所に,間座を介装することにより、当該
ブッシュ等の防振部材の座面を間座との間で確保して当
該ブッシュ等の防振部材の劣化を抑制防止すると共に、
振動体からの振動入力は間座に分散されることにして当
該振動体に形成する取付座面を小さくすることができる
から,当該振動体がアルミニウム又はアルミニウム合金
製の鋳物である場合にも当該取付座面に巣の発生するの
を抑制防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防振取付構造の一実施例を示すもので
あり、(a)はトランスミッションを車体側部材に取付
けた状態の正面図であり、(b)はその側面図であり、
(c)はこの防振取付構造のモデル図である。
【図2】図1の防振取付構造の伝達関数をボード線図化
したゲイン周波数特性の説明図である。
【図3】従来の防振取付構造の一実施例を示すものであ
り、(a)はトランスミッションを車体側部材に取付け
た状態の正面図であり、(b)はその側面図であり、
(c)はこの防振取付構造のモデル図である。
【符号の説明】
1は振動体側マウントブラケット(外筒部材) 2は車体側マウントブラケット(内筒部材) 3はマウントインシュレータ(弾性体) 4はブッシュ 5はボルト取付孔 6はワッシャ(間座) 7は座面 8はボルト 9はボルト 10はナット T/Mはトランスミッション(振動体) B/Mは車体側部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 15/02 - 15/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関や変速機等の振動体を車体側部材に
    取付けるに当たり、外筒部材の内側に弾性体を介して内
    筒部材を設けたマウント部材を用いて、外筒部材を振動
    体に取付けると共に内筒部材を車体側部材に取付けて、
    当該振動体の振動入力が前記弾性体を介して車体側部材
    に伝達され、その車体側部材への振動入力を抑制防止す
    る防振取付構造において、前記外筒部材を質量体にして
    前記振動体と前記外筒部材との間に弾性体からなるブッ
    シュを介装し、前記振動体から車体側部材への所定周波
    数以上の振動入力を抑制防止する共振系を形成し、前記
    ブッシュによる振動体と外筒部材との間の連結箇所が2
    以上で、それらの距離が最小となる連結箇所の並び方向
    と、前記車体側部材と内筒部材との連結方向とが異なる
    とき、前記振動体と内筒部材との連結距離を、前記ブッ
    シュの連結箇所間の距離に対して小さく設定したことを
    特徴とする防振取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ブッシュと振動体との連結箇所に、
    間座を介装したことを特徴とする請求項1に記載の防振
    取付構造。
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