JP3333291B2 - 鉄骨耐火被覆構造および鉄骨耐火被覆工法 - Google Patents

鉄骨耐火被覆構造および鉄骨耐火被覆工法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建造物の鉄骨に取付
けられたロックウールブランケットまたはロックウール
成型板等の耐火被覆材に、セメントスラリーを含浸また
は塗布して固化させて成る鉄骨耐火被覆構造および鉄骨
耐火被覆工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建造物の鉄骨を耐火被覆する工法
としては、(1)ロックウールとセメントスラリーを同時
に吹付ける半乾式工法、(2)ロックウール、セメント、
石膏、増粘剤等の助剤に水を加えて混練しポンプで圧送
して吹付ける湿式工法、(3)ケイ酸カルシウム板や石膏
ボード等の耐火板を釘、ビス等で取付ける乾式工法、
(4)セラミックブランケット、ロックウールブランケッ
トを一体化したもの巻き付け、ピンやボルト、ナットで
留付ける乾式工法、(5)上述の乾式工法を用いて鉄骨の
建方前に先付けしておく先付耐火被覆工法、等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】併し乍ら、この様な従
来の工法には以下の様な問題点が有る。(1)の半乾式工
法の場合には、吹付けの際にロックウールとセメントの
飛散が多くて現場環境が非常に悪く、他の工程の作業が
出来ない。また、外への飛散防止のための養生が必要と
なって、現場の清掃作業にも多大な時間と費用が掛か
る。(2)の湿式工法の場合には、(1)の半乾式工法と比べ
て程度は軽いが、同様な問題点が見られる。(1)の半乾
式工法と、(2)の湿式工法の場合の吹付け作業では熟練
された作業が必要になり、被覆材の硬化まで1〜2カ月
の養生期間が必要となる。(3)の乾式工法の場合には、
吹付け作業の問題点は発生しないが、作業性が悪く、ま
た、鉄骨の形状に合わせて現場で加工するために、歩留
りが悪く不経済になる。(4)の乾式工法の場合には、鉄
骨の形状に合わせて容易に曲げて留め付けられるので、
加工性も良いが、無機繊維フエルトがむき出しのために
加工時や留め付け時に粉塵が発生して作業者の健康を害
する恐れがあり、また、肌に付着するとチクチクする等
の作業環境が悪い。また、3時間耐火性能が必要な鉄骨
の場合には、セラミックブランケット20mm、ロックウ
ールブランケット70mmの、合計90mmと非常に厚さが
厚くなり、取付作業が非常に困難になる。(5)の先付工
法の場合、通常屋外で施工することが多く、施工中また
は施工後に雨に晒された場合に吸水性の材料のために何
等かの養生が必要となる。
【0004】従って、この発明の目的は、この様な従来
の耐火被覆材の問題点を解決するために、ロックウール
ブランケットまたはロックウール成型板等の耐火被覆材
を用いて鉄骨の表面に取付るために施工性が良く、鉄骨
に取付けられた耐火被覆材にセメントスラリーを含浸、
或は塗布して固化させることによって十分な耐火性能を
有し、且つ経済的に耐火被覆することが出来る鉄骨耐火
被覆構造と鉄骨耐火被覆工法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明に依れば、鉄骨耐火被覆構造は、鉄骨に
取付けたスタッドピンによってロックウールブランケッ
トまたはロックウール成型板等の耐火被覆材を鉄骨に固
定し、該耐火被覆材内に注入器によってセメントスラリ
ーを注入含浸して固化させ、該耐火被覆材内に少なくも
1層以上のセメント層を形成したことを特徴としてい
る。
【0006】更に、この発明に依れば、鉄骨耐火被覆工
法は、鉄骨に取付けたスタッドピンによってロックウー
ルブランケットまたはロックウール成型板等の耐火被覆
材を鉄骨に固定し、該耐火被覆材内に少なくも1層以上
のセメント層を形成するよう該耐火被覆材内に注入器に
よってセメントスラリーを注入含浸して固化させること
を特徴としている。
【0007】この発明の他の目的と特長および利点は以
下の添付図面に沿っての詳細な説明から明らかになろ
う。
【0008】
【実施例】図面の図1および図2には、この発明の鉄骨
耐火被覆工法により構成される鉄骨耐火被覆構造の第1
の実施例が示されており、図示される様に、この発明の
鉄骨耐火被覆構造1は建造物の梁や柱等のH型やI型ま
たはボックス型の鉄骨2を耐火被覆材10を用いて耐火
被覆するもので、図1に示される実施例では耐火被覆材
10としてロックウールブランケット11が用いられる
よう図示されているが、ロックウールブランケットに限
らず、ロックウール成型板等も使用出来ることは勿論で
ある。
【0009】図1に示される如く、例えば建造物の梁を
構成する鉄骨2の上下フランジ3、4の先端部やウエブ
5の中央部にウエルドピンや、トンボと呼称されている
スピンドレルピン等のスタッドピン6が溶接等によって
植設され、これらスタッドピン6が耐火被覆材10、す
なわちロックウールブランケット11を突き抜ける様に
耐火被覆材10であるロックウールブランケット11に
スタッドピン6が突き刺されて、鉄骨2の周りにロック
ウールブランケット11が巻き付けられる。耐火被覆材
10のロックウールブランケット11を貫通して突出し
たスタッドピン6の先端には適宜な座金7またはナット
が取付けられるよう用いられて、スタッドピン6の先端
を曲げることによって耐火被覆材10のロックウールブ
ランケット11が鉄骨2に固定される。
【0010】この耐火被覆材10はセラミックブランケ
ット、ロックウールブランケット、ガラスウールブラン
ケットの様な一般的な断熱材と同様なものであり、取付
けは一般的な断熱材の取付け方、すなわち鉄骨の上下フ
ランジに先にピンやボルトを溶接して取付け、断熱材を
刺し込んだ後に座金やナットで固定する方法や、断熱材
を押し当てた後に座金付きのピンを突き刺して溶接して
固定する方法等が利用出来る。
【0011】従って、この様にして、鉄骨2に固定され
た耐火被覆材10のロックウールブランケット11に対
して、図2に示される様に本体16に複数個の注入針1
7が設けられた注入器15をロックウールブランケット
11に押し当て注入針17をロックウールブランケット
11に刺し込み、例えばスラリーポンプの様な適宜な圧
送手段によってセメントスラリー用ホース18を介して
圧送されたセメントスラリーを注入器15の注入針17
から吹き出すことによって、セメントスラリーがロック
ウールブランケット11に注入されて含浸される。従っ
て、ロックウールブランケット11に含浸されたセメン
トスラリーを自然に固化させれば、鉄骨2の周りに取付
けられたロックウールブランケット11に含浸したセメ
ントスラリーが固化してセメント層9を形成するので、
この含浸固化したセメント層9によって一層耐火性が向
上された耐火被覆が鉄骨2の周りに構成される。すなわ
ち、ロックウールブランケット自体は約700℃の温度
で溶融するが、セメントスラリーを含浸させて固化する
ことによって何等厚さを特別に厚くすること無く、約1
000℃もの温度に耐火性を向上することが出来る。
【0012】また、図示の注入器15は、本体16に複
数個の注入針17が設けられ、セメントスラリー用ホー
ス18が接続されていて、適宜な取っ手19が設けられ
ており、セメントスラリーの吹き出し停止を任意に行う
ことが出来るようセメントスラリーの吹き出し停止用の
切換弁機構20(図示しない)が設けられたものであ
る。また、注入器15の本体16に設けられる複数個の
注入針17はセメントスラリー注入用の吹き出し孔が適
宜に設けられたもので、例えば図2の左方に注入針17
はロックウールブランケット11内の中程に1層のセメ
ント層9を形成するよう注入針17の1箇所の一定の位
置でセメントスラリーを吹き出すよう成っており、ま
た、図2の右方に示される注入針17はロックウールブ
ランケット11内に適宜な間隔を置いて2層のセメント
層9を形成するよう注入針17の2箇所の位置でセメン
トスラリーを吹き出すように成っている。勿論、3層、
4層のセメント層を形成するよう注入針の多数箇所の位
置にセメントスラリー吹き出し孔を設けることが出来る
ものである。
【0013】この様に構成された注入器15をロックウ
ールブランケット11に押し当てゝ注入針17をロック
ウールブランケット11に突き刺し、吹き出し停止用の
切換弁機構20の切換作動によってセメントスラリーを
ロックウールブランケット11内に吹き出し作動するこ
とによって、セメントスラリーをロックウールブランケ
ット11内に好適に含浸し、セメントスラリーの固化に
よって1層または複数層のセメント層9をロックウール
ブランケット11内に形成するよう出来るものである。
【0014】図3には、この発明の鉄骨耐火被覆工法の
第2の実施例が示されており、図示される様に、この実
施例においては、先の実施例とは異なって、セメントス
ラリーが耐火被覆材に含浸される代わりに、耐火被覆材
10であるロックウールブランケット11の表面にセメ
ントスラリーが塗布されるものである。すなわち、先の
実施例と同様に、鉄骨に植設されたスタッドピン6に耐
火被覆材10であるロックウールブランケット11が鉄
骨2を取り巻くよう鉄骨2の周りに先ず取付られる。こ
の様にして、鉄骨2の周りに耐火被覆材10であるロッ
クウールブランケット11が取付けられたならば、ロッ
クウールブランケット11の表面に適宜な噴霧器21を
用いてセメントスラリーが吹き付け塗布される。このセ
メントスラリーの吹き付け塗布に際しては、特別に足場
を必要としないので、ロックウールブランケット11を
鉄骨2に取付けた後に、足場を撤去して好適に迅速且つ
簡単にセメントスラリーを適宜な噴霧器21によって吹
き付け塗布することが出来る。斯様に、セメントスラリ
ーがロックウールブランケット11に吹き付け塗布され
てセメントスラリーが自然固化したものは、先の実施例
と同様に耐火性が一層向上され、ロックウールブランケ
ット11の焼結、厚さ痩せ等の防止を計ることが出来、
断熱被覆層の厚さも何等減ることが無い。また、この時
にロックウールブランケット11に吹き付け塗布される
セメントスラリーの厚さは約1mm程度である。
【0015】図4および図5は、この発明の鉄骨耐火被
覆工法による鉄骨耐火被覆構造の第3の実施例を示すも
ので、耐火被覆材としてロックウール成型板を用いて耐
火被覆したものである。先ず、先の実施例と同じ様に、
鉄骨2に植設されたスタッドピン6に座金7を介して耐
火被覆材10であるロックウール成型板12が鉄骨2を
取り巻くよう鉄骨2の周りに取付られる。次いで、この
様にして鉄骨2の周りに耐火被覆材10であるロックウ
ール成型板12が取付けられたならば、ロックウール成
型板12の表面に適宜な噴霧器21を用いてセメントス
ラリーが同様に吹き付け塗布される。この様に、セメン
トスラリーがロックウール成型板12に吹き付け塗布さ
れてセメントスラリーが自然固化することによってロッ
クウール成型板11の表面にセメント層9が形成され、
セメントスラリーが吹き付け塗布されたロックウール成
型板12は先の実施例と同様に耐火性が一層向上され、
ロックウール成型板12の焼結、厚さ痩せ等の防止を計
ることが出来ると共に、断熱被覆層の厚さが何等減るこ
とが無く、ロックウールブランケットにセメントスラリ
ーを含浸させたものと同様にロックウール成型板12に
セメントスラリーを吹き付け塗布して固化させてセメン
ト層9を形成することによって効果的に活用できる。ま
た、ロックウール成型板12の代わりにロックウールブ
ランケットを使用出来ることは勿論である。
【0016】図6は、先の図4および図5に示される実
施例の変形例で、この変形例においては、図示される様
に耐火被覆材10として2枚のロックウール成型板12
を用いて、夫々セメントスラリーを吹き付け塗布して構
成された鉄骨耐火被覆構造を示すものである。すなわ
ち、建造物の鉄骨2に耐火被覆材10であるロックウー
ル成型板12の1枚目を先ず、スタッドピン6によって
取付けて第1の座金7で固定して、スタッドピン6を未
だ曲げずに置いてセメントスラリーをロックウール成型
板12の表面に吹き付け塗布して固化させてセメント層
9を形成する。次いで、この上に2枚目のロックウール
成型板12をスタッドピん6に取付けて座金7やナット
で固定した後、スタッドピン7の先端を曲げてロックウ
ール成型板12をしっかりと固定する。この様に固定し
た2枚目のロックウール成型板12の表面にもセメント
スラリーを吹き付け塗布すれば、セメントスラリーの固
化によってセメント層9が形成されて一層耐熱性の向上
された鉄骨耐火被覆構造が構成される。この様な2枚の
ロックウール成型板12を用いるこの鉄骨耐火被覆工法
は更に一層の耐火性が所要される場合に好適である。従
って、例えば、ロックウールブランケットの厚さの約1
/2の厚さの薄いロックウール成型板を2枚重ねて用い
て2層のセメント層を有する耐火性能の優れた鉄骨耐火
被覆構造を設けることが出来る。
【0017】図7には、更に別の鉄骨耐火被覆構造の変
形例が示されており、先の2枚のロックウール成型板を
2枚重ねて用いると同様にして3枚のロックウール成型
板12を重ねて用いて鉄骨耐火被覆構造を設けている。
すなわち、最初に1枚目のロックウール成型板12を取
付けてロックウール成型板12の表面にセメントスラリ
ーを塗布してセメント層9を形成し、次いで2枚目のロ
ックウール成型板12を取付けて表面にセメントスラリ
ーを塗布してセメント層9を形成し、更にその上に3枚
目のロックウール成型板12を取付けて、その上にセメ
ントスラリーを塗布してセメント層9を形成して鉄骨耐
火被覆構造を形成するもので、ロックウール成型板の取
付けとセメントスラリーの塗布等の手順は先の2枚構成
のものと同様であり、耐火性能を一層向上することが出
来るものである。
【0018】また、ロックウールブランケット或はロッ
クウール成型板は、例えば密度80kg/m3のものが
好適であり、セメントスラリーはセメントと水の比が
1:2位のセメントスラリーが好適であるが、いずれも
これに限定されるものでなく、ロックウールブランケッ
ト或はロックウール成型板の厚さやセメントスラリーの
含浸量等は所要に応じて適宜変更出来ることは勿論であ
る。
【0019】
【発明の効果】上述の様に構成されたこの発明の鉄骨耐
火被覆構造および鉄骨耐火被覆工法に依れば、ロックウ
ールブランケット或はロックウール成型板等の耐火被覆
材を用いて建造物の鉄骨の周りにスタッドピンを介して
取付け、この耐火被覆材にセメントスラリーを含浸また
は塗布して固化させてセメント層を形成して耐火被覆し
ているので、ロックウールブランケット或はロックウー
ル成型板だけの場合よりも耐火性が一層向上された鉄骨
耐火被覆構造が得られると共に、従来の如くロックウー
ルモルタル吹き付け或はロックウールセメントスラリー
吹き付け等の場合の様な粉塵飛散等が生じることが無
く、施工も簡単で、耐火被覆の構成も容易に出来、安価
に短期間で施工できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の鉄骨耐火被覆工法に依って構成され
た鉄骨耐火被覆構造の第1の実施例を示す概要図であ
る。
【図2】図1の鉄骨耐火被覆にて使用されるセメントス
ラリー注入器を示す断面概要部分図である。
【図3】この発明の鉄骨耐火被覆工法に依って構成され
た鉄骨耐火被覆構造の第2の実施例を示す概要図であ
る。
【図4】この発明の鉄骨耐火被覆工法に依って構成され
た鉄骨耐火被覆構造の第3の実施例を示す概要図であ
る。
【図5】図4の鉄骨耐火被覆構造の部分省略した断面図
である。
【図6】図4と図5の実施例の変形例を示す拡大断面部
分図である。
【図7】図4と図5の実施例の更に別の変形例を示す拡
大断面部分図である。
【符号の説明】
1 鉄骨耐火被覆構造 2 鉄骨 3 上フランジ 4 下フランジ 5 ウエブ 6 スタッドピン 7 座金 9 セメント層 10 耐火被覆材 11 ロックウールブランケット 12 ロックウール成型板 15 注入器 16 本体 17 注入針 18 セメントスラリー用ホース 19 取っ手 20 切換弁機構 21 噴霧器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末松 茂正 東京都港区芝浦1丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 西上 雅朗 東京都港区芝浦1丁目2番3号 清水建 設株式会社内 審査官 南澤 弘明 (56)参考文献 特開 昭63−210331(JP,A) 特開 平4−76138(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/94

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄骨に取付けたスタッドピンによってロ
    ックウールブランケットまたはロックウール成型板等の
    耐火被覆材を鉄骨に固定し、該耐火被覆材内に注入器に
    よってセメントスラリーを注入含浸して固化させ、該耐
    火被覆材内に少なくも1層以上のセメント層を形成した
    ことを特徴とする鉄骨耐火被覆構造。
  2. 【請求項2】 鉄骨に取付けたスタッドピンによってロ
    ックウールブランケットまたはロックウール成型板等の
    耐火被覆材を鉄骨に固定し、該耐火被覆材内に少なくも
    1層以上のセメント層を形成するよう該耐火被覆材内に
    注入器によってセメントスラリーを注入含浸して固化さ
    せることを特徴とする鉄骨耐火被覆工法。
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