JP3332838B2 - 漂白活性化剤造粒物 - Google Patents
漂白活性化剤造粒物Info
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Description
及び該造粒物を配合した漂白洗浄剤組成物に関するもの
であり、さらに詳しくはゼオライトを含有する漂白洗浄
剤組成物に添加された場合でも漂白活性化剤が分解され
ない着色された漂白活性化剤造粒物及び該造粒物を配合
してなる漂白洗浄剤組成物に関する。
り、漂白効果を付与するために衣料用洗浄剤に漂白剤を
配合することがなされており、水に溶解して過酸化水素
を放出する過炭酸ナトリウム、過ほう酸ナトリウムなど
の酸素系漂白剤が漂白性能、安定性等の点で広く利用さ
れている。
塩素系漂白剤に比べて漂白力が弱いために、各種漂白活
性化剤を併用して漂白力を高めることが行われている。
そのような漂白活性化剤としては、テトラアセチルエチ
レンジアミン、テトラアセチルグリコリル、グルコース
ペンタアセテートなど洗濯浴中で過酢酸を生成する漂白
活性化剤や、特開昭59-22999号公報や特開平8-218096号
公報、特開平6-316700号公報に開示されているような洗
濯浴中でアルキル基を有する有機過酸を生成する漂白活
性化剤などを挙げることができる。
るために造粒物として配合されることが多く、嗜好性の
点から顔料や染料で着色する試みがなされている。特開
平2-258872号公報では安定な水溶性色素の水溶液又は水
分散性顔料の水分散液を漂白活性化剤造粒物にスプレー
する方法で着色することが行われている。
浄剤、特にゼオライトを配合するような漂白洗浄剤に配
合する場合において、漂白活性化剤の安定性を著しく低
下させるという問題が生じる。
剤を漂白洗浄剤組成物に配合しても漂白活性化剤の安定
性を損なわない方法を提供することにある。
行った結果、特定の漂白活性化剤及び特定の顔料を配合
し造粒することにより目的を達成できることを見出し
た。
及びシアニングリーンから選ばれる顔料と、少なくとも
1種の漂白活性化剤を含む漂白活性化剤造粒物を提供す
るものである。
漂白活性化剤造粒物を提供するものである。 a)アルキル硫酸塩またはアルキルエーテル硫酸塩あるい
はこれらの混合物 0〜50重量% b)脂肪酸またはポリオキシエチレンあるいはこれらの混
合物から選ばれるバインダー物質 0.5〜30重量% c)下記一般式(I)または(II)の漂白活性化剤 1.0
〜70重量% d)ウルトラマリンブルー及びシアニングリーンから選ば
れる顔料 0.01 〜1.0重量%
剤造粒物を0.5 〜10重量%、過炭酸ナトリウム及び
/又は過ほう酸ナトリウムを0.1 〜20重量%含有する漂
白洗浄剤組成物を提供するものである。
してなる漂白洗浄剤組成物を提供するものである。 (1) 過炭酸ナトリウム及び/又は過ほう酸ナトリウム
0.1 〜20重量% (2) アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩及
びアルキルエーテル硫酸塩から選ばれる少なくとも1種
のアニオン界面活性剤 15〜40重量% (3) 下記a)〜d)成分からなる漂白活性化剤造粒物 0.5
〜10重量% a)アルキル硫酸塩またはアルキルエーテル硫酸塩あるい
はこれらの混合物 0〜50重量% b)脂肪酸またはポリオキシエチレンあるいはこれらの混
合物から選ばれるバインダー物質 0.5〜30重量% c)下記一般式(I)または(II)の漂白活性化剤 1.0
〜70重量% d)ウルトラマリンブルー及びシアニングリーンから選ば
れる顔料 0.01 〜1.0重量%
物について説明する。本発明は着色した漂白活性化剤造
粒物に関するものであり、着色物質としてはウルトラマ
リンブルー及びシアニングリーンから選ばれる顔料が使
用され、他の染料あるいは顔料を併用することも可能で
はあるが、効果が低下することが考えられ、好ましくは
他の染料あるいは顔料を実質的に用いない方がよい。ウ
ルトラマリンブルー及びシアニングリーンから選ばれる
顔料の配合量は造粒物中に0.01〜1.0 重量%、好ましく
は0.05〜0.7 重量%、より好ましくは0.05〜0.5 重量%
である。
も1種の漂白活性化剤を含有する。漂白活性化剤として
は、テトラアセチルエチレンジアミン、アルカノイルオ
キシベンゼンスルホン酸塩及びアルカノイルオキシベン
ゼンカルボン酸もしくはその塩から選ばれる少なくと1
種が好ましく、特に上記一般式(I)の漂白活性化剤ま
たは一般式(II)の漂白活性化剤を使用するのが好まし
い。造粒物中の漂白活性化剤の量は1〜90重量%、好ま
しくは10〜90重量%、より好ましくは30〜70重量%であ
る。
ル硫酸塩及び/又はアルキルエーテル硫酸塩を配合する
ことが好ましい。これらは、漂白活性化剤の洗濯浴中で
の溶解性を改善するために望ましい成分である。これら
は0〜50重量%の範囲で配合でき、好ましくは1〜45重
量%、より好ましくは5〜40重量%である。アルキル硫
酸塩としては炭素数10〜18であり、しかもナトリウム塩
が好ましく、特にラウリル硫酸ナトリウム又はミリスチ
ル硫酸ナトリウムが特に好ましい。また、アルキルエー
テル硫酸塩としては炭素数10〜18のポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸塩が好ましく、またナトリウム塩
が良好である。ここでポリオキシエチレン基の重合度は
1〜10、好ましくは1〜5が良好であり、特にポリオキ
シエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(エチレン
オキシド平均付加モル数=2〜5)、ポリオキシエチレ
ンミリスチルエーテル硫酸ナトリウム(エチレンオキシ
ド平均付加モル数=2〜5)が良好である。
シエチレン(ポリエチレングリコールとも呼ばれる)ま
たは脂肪酸から選ばれるバインダー物質を用いて製剤化
されることが好ましい。ポリオキシエチレンとしては平
均分子量2000〜20000 、好ましくは4000〜10000 、より
好ましくは4000〜8000のものが良好である。また、脂肪
酸としては炭素数8〜20、好ましくは10〜18、より好ま
しくは12〜18のものが好適であり、これらはナトリウム
あるいはカリウム石鹸の状態であってもよい。このよう
なバインダー物質は造粒物中に0.5 〜30重量%、好まし
くは1〜20重量%、より好ましくは5〜20重量%使用さ
れる。
上記組成物を上記比率で配合することにより良好な結果
を得ることができ、漂白活性化剤の安定性に優れ、漂白
活性化剤の良好な溶解性を示し、十分な漂白効果を得る
ことができる。
し造粒することができるが、特に漂白活性化剤と、着色
物質と、アニオン界面活性剤の一部もしくはすべてを先
に混合し、その後バインダー物質を添加する方法が好ま
しい。また、バインダー物質は予め融解して添加するこ
とで好ましい結果を得ることができる。バインダー物質
は40〜100 ℃、好ましくは50〜100 ℃、より好ましくは
50〜90℃で融解させて添加する。これらは均一になるま
で攪拌混合された後、通常の造粒機により製剤化され
る。好ましい造粒法として押し出し造粒を挙げることが
でき、平均粒径が500 〜5000μm、好ましくは500 〜30
00μmの造粒物にすることが好ましい。また、その他の
造粒法としてはブリケット機による錠剤形状にすること
も好ましい造粒法として挙げることができる。
せる目的で造粒物中に酸剤を配合することが好ましい。
酸剤としては有機カルボン酸類が好ましく、特にこはく
酸、マレイン酸、フマール酸、クエン酸、グリコール酸
置及びp-ヒドロキシ安息香酸から選ばれる少なくとも1
種が好ましい。このような酸剤は造粒物組成物中に0〜
20重量%、好ましくは1〜15重量%、より好ましくは1
〜10重量%配合することが好適である。
説明する。上記に示した着色した漂白活性化剤造粒物を
漂白洗浄剤組成物に配合する場合、該造粒物は組成物中
に0.5 〜10重量%配合される。また、漂白洗浄剤組成物
には、漂白活性種を生成するために過炭酸ナトリウム及
び/又は過ほう酸ナトリウムが、好ましくは0.1 〜20重
量%配合される。特に漂白洗浄剤組成物の好ましい組成
として以下のものを挙げることができる。 (1) 過炭酸ナトリウム及び/又は過ほう酸ナトリウム
0.1 〜20重量% (2) アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩及
びアルキルエーテル硫酸塩から選ばれる少なくとも1種
のアニオン界面活性剤 15〜40重量% (3) 本発明の漂白活性化剤造粒物 0.5〜10重量% (4) ゼオライト 5〜40重量%。
(1)成分としては好ましくは過ほう酸ナトリウムを使用
する。(1)成分の配合量は0.1 〜20重量%、好ましくは
0.5〜10重量%、より好ましくは0.5 〜8重量%であ
り、この範囲において十分な漂白効果と良好な漂白活性
化剤の安定性得られる。なお、これら(1)成分は、造粒
物であってもよく、洗剤生地粒子と漂白活性化剤造粒物
とドライブレンドされることが好ましい。
としてアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩
及びアルキルエーテル硫酸塩から選ばれる少なくとも1
種のアニオン界面活性剤〔(2) 成分〕を使用する。(2)
成分の配合量は15〜40重量%、好ましくは20〜40重量%
である。アルキルベンゼンスルホン酸塩としては、炭素
数10〜20が好ましく、ナトリウム塩またはカリウム塩が
好適である。またアルキル硫酸塩は炭素数8〜18、好ま
しくは10〜14あり、ナトリウム塩またはカリウム塩が好
適である。さらにアルキルエーテル硫酸塩としてはポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩が好ましく、特
に炭素数8〜18、好ましくは10〜14であり、ポリオキシ
エチレンの平均付加モル数は1〜20、好ましくは1〜1
0、より好ましくは1〜5であり、またナトリウム塩ま
たはカリウム塩が好適である。また、(2) 成分の界面活
性剤は、好ましくは洗剤生地中に配合される。
れた漂白活性化剤造粒物であり、漂白洗浄剤組成物中に
0.5 〜10重量%、好ましくは0.5 〜8重量%、より好ま
しくは0.5 〜5重量%配合される。(3) 成分の配合量が
0.5 重量%に満たない場合は十分な漂白効果を得ること
ができず、また10重量%を範囲を超える場合は漂白洗浄
剤組成物のケーキングを引き起こすなどの不都合を生じ
る。
は、下記a)〜d)成分からなるものが好ましい。 a)アルキル硫酸塩またはアルキルエーテル硫酸塩あるい
はこれらの混合物 0〜50重量% b)脂肪酸またはポリオキシエチレンあるいはこれらの混
合物から選ばれるバインダー物質 0.5〜30重量% c)下記一般式(I)または(II)の漂白活性化剤 1.0
〜70重量% d)ウルトラマリンブルー及びシアニングリーンから選ば
れる顔料 0.01 〜1.0重量%
分〕が配合される。ゼオライトとしてはA型、X型、P
型ゼオライトに代表され、特にA型ゼオライトが好まし
い。ゼオライトの平均1次粒径は0.1 〜10μm、特に0.
1 〜5μmのものが好適である。このようなゼオライト
を漂白洗浄剤組成物に5〜40重量%、好ましくは10〜40
重量%配合される。ゼオライトは洗剤生地中に配合する
ことが好ましい。
以外に通常洗浄剤に添加される成分を配合しても差し支
えない。界面活性剤としては上記必須成分である(2) 成
分のアニオン界面活性剤以外に、非イオン界面活性剤、
(2) 成分以外のアニオン界面活性剤、カチオン界面活性
剤あるいは両性界面活性剤を所望により配合してもよ
い。具体例としては、、オレフィンスルホン酸塩類、ア
ルカンスルホン酸塩類、飽和又は不飽和脂肪酸塩類、ア
ルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩類、α−ス
ルホ脂肪酸塩類、又はαスルホ脂肪酸エステル類などの
アニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン又はポリオキ
シプロピレンあるいはこれらのコポリマー、ポリオキシ
エチレンアルキル又はアルケニルエーテル類、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル類、高級脂肪酸ア
ルカノールアミド類またはそのアルキレンオキシド付加
物、蔗糖脂肪酸エステル類、アルキルグリコシド類など
の非イオン界面活性剤、アミンオキシド、スルホベタイ
ン、カルボベタインなどの両性界面活性剤、あるいは第
4級アンモニウム塩類などの陽イオン界面活性剤を挙げ
ることができる。
るいは脂肪酸石鹸類の少なくとも1種を配合することが
好ましい。非イオン界面活性剤としては炭素数10〜20、
好ましくは10〜18のアルキル基もしくはアルケニル基及
び平均縮合度4〜20、好ましくは4〜15のポリオキシエ
チレン鎖を分子内に有するものが好適であり、脂肪酸石
鹸としては炭素数8〜18、好ましくは10〜18の飽和また
は不飽和のヤシあるいは牛脂由来のナトリウム塩もしく
はカリウム塩が良好である。
浄剤組成物中に0〜30重量%、好ましくは1〜20重量%
配合すると良好な結果を得ることができる。
所望により配合しても差し支えない。このような金属封
鎖剤としては以下の化合物を具体的に挙げることができ
る。
ポリリン酸塩、メタリン酸塩、ヘキサリン酸塩、フィチ
ン酸塩等のリン酸塩類 2) エタン−1,1 −ジホスホン酸塩、エタン−1,1,2 −
トリホスホン酸塩、エタン−1−ヒドロキシ−1,1 −ジ
ホスホン酸塩及びその誘導体、エタンヒドロキシ−1,1,
2 −トリホスホン酸塩、エタン−1,2 −ジカルボキシ−
1,2 −ジホスホン酸塩、メタンヒドロキシホスホン酸塩 3) 2−ホスホノブタン−1,2 −ジカルボン酸、1−ホ
スホノブタン−2,3,4−トリカルボン酸、α−メチルホ
スホノコハク酸等のホスホノカルボン酸の塩 4) アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシンなどのア
ミノ酸の塩 5) ニトリロトリ酢酸塩、イミノジ酢酸塩、エチレンジ
アミン4酢酸塩、ジエチレントリアミン5酢酸塩、グリ
コールエーテルジアミン4酢酸塩、ヒドロキシエチルイ
ミノジ酢酸塩、トリエチレンテトラミン6酢酸塩、ジエ
ンコル酸塩等のアミノポリ酢酸塩 6) ポリアクリル酸、アクリル酸・マレイン酸共重合
体、ポリフマル酸、ポリマレイン酸、ポリ−α−ヒドロ
キシアクリル酸、ポリアセタールカルボン酸又はこれら
の塩等の高分子電解質 7) ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシメ
チルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、シュウ
酸、リンゴ酸、グルコン酸、カルボキシメチル酒石酸、
カルボキシメチルコハク酸等の有機カルボン酸塩 上記のようなゼオライト以外の金属封鎖剤は組成物中に
0〜50重量%配合することができる。
な成分を任意にすることができる。カルボキシメチルセ
ルロース等のカルボン酸系ポリマー、ソーダ灰等のアル
カリ金属炭酸塩及びJIS1、2もしくは3号珪酸ナト
リウム等のアルカリ金属珪酸塩等のアルカリ剤、硫酸ナ
トリウム等の増量剤、ポリビニルピロリドン(PV
P)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリエチレン
グリコール、カルボキシメチルセルロース等の等の分散
剤もしくは色移り防止剤もしくは再起汚染防止剤、プロ
テアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ及びリパーゼ等の酵
素、ホウ素化合物及び亜硫酸ナトリウム等の酵素安定
剤、ビフェニル型、スチルベン型の蛍光染料、シリコー
ン/シリカ系等の消泡剤、酸化防止剤、青味付剤並びに
香料等の従来から公知の成分を公知の配合量で配合する
ことができる。上記成分として具体的には特開平8-2180
93号公報に記載されているものを使用することができ
る。
は次の範囲が好ましい。 (1)プロテアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ及びリパー
ゼ等の酵素;0〜10重量% (2) 4,4'- ビス-(2-スルホスチリル)-ビフェニル塩、4,
4'- ビス-(トリアゾール-2- イル)スチルベン誘導体、
ビス(トリアジニルアミノ)スチルベンジスルホン酸誘
導体等の蛍光染料;0〜5重量% (3) 珪酸塩、炭酸塩、硫酸塩等のアルカリ剤、電解質
(塩としてはナトリウム塩、カリウム塩が好適であ
る);1〜50重量% (4) ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース等
の再汚染防止剤;0〜10重量%
粒物を洗浄剤組成物、特にゼオライトを含む洗浄剤組成
物に配合しても漂白活性化剤の安定性を損なわない漂白
活性化剤造粒物及び漂白洗浄剤組成物を提供することが
できる。
明はこれら実施例に限定されるものではない。
の調製> 以下の化合物を用い、下記の方法1〜4により表1、2
に示す漂白活性化剤造粒物を調製した。 A−1:ラウリル硫酸ナトリウム、花王(株)製エマー
ル10パウダー A−2:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナト
リウム、花王(株)製エマールエー70C B−1:ポリオキシエチレン、分子量8000、アルド
リッチ製 B−2:ミリスチン酸、花王(株)製ルナックMY−9
8 C−1:ラウロイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム C−2:デカノイルオキシ安息香酸 C−3:テトラアセチルエチレンジアミン C−4:ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム D−1:ウルトラマリンブルー、第一化成工業製 D−2:シアニングリーン、大日精化製 D' −1:フード・ドラッグ&コスメティックブルー色
素#1 D' −2:フタロシアニンブルーB(東京インキ製) E−1:こはく酸。
−1成分又はB−1成分と、C−1成分、C−2成分、
C−3成分又はC−2成分と、D−1成分又はD−2成
分と、E−1成分とを合計5000gになるように深江
工業(株)製ハイスピードミキサー(FS−GC−10
型)に仕込み、ジャケット温度を80℃、主軸回転数2
00rpm、解砕羽根の回転数1500rpmで混合・
昇温し、粉体の温度が70℃になったところで抜き出し
た。次いで得られた混合物を押し出し造粒機(不二パウ
ダル(株)製、ペレッターダブルEXD−100型)に
より孔径800μmのスクリーンを通して押し出しし
た。得られた押し出し物を振動冷却器(不二パウダル
(株)製、バイブロ/フロードライヤーVDF/600
0型)で冷却した後、整粒機(不二パウダル(株)製、
ナイフカッターFL−200型)にて解砕した。得られ
た解砕物を分級し、平均粒径900μmの造粒物とし
た。
−1成分以外の成分又はB−1成分及びB−2成分以外
の成分を(方法1)と同様の方法で混合し、粉体の温度
が70℃になったところで、予め70℃で融解したB−
1成分又はB−1成分及びB−2成分を添加し、さらに
30分間攪拌混合した。その後方法1と同様の方法で造
粒物とした。
−1成分及びA−2成分以外の成分又はB−1成分、B
−2成分及びA−2成分以外の成分を(方法1)と同様
の方法で混合し、粉体の温度が70℃になったところ
で、予め70℃で融解したB−1成分及びA−2成分又
はB−1成分、B−2成分及びA−2成分を添加し、さ
らに30分間攪拌混合した。その後方法1と同様の方法
で造粒物とした。
D' −1成分を除く成分で漂白活性化剤の造粒物を調製
した。また、これとは別にD' −1を1.3重量%、無
水硫酸ナトリウム5.0重量%含有する水溶液を調製し
た。これらを特開平2−258872号公報の例1に示
される方法で造粒物に着色を行った。
リウム及び上記実施例1で得られた漂白活性化剤造粒物
を用いて表3、4の漂白洗浄剤組成物を調製した。得ら
れた組成物を表3、4に示す貯蔵条件で貯蔵後以下に示
す方法で漂白活性化剤の残存率を求めた。結果を表3、
4に示す。
ホン酸ソーダ2kg、アルキル硫酸ナトリウム(花王
(株)製エマール10パウダー)0.5kg、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル(日本触媒製エマルゲン5
10L)0.3kg、アクリル酸−マレイン酸コポリマ
ー(BASF製ソカランcp−5)0.3kg、脂肪酸
塩(牛脂、Na塩)0.3kg、炭酸ソーダ0.6k
g、1号シリケート1.5kg、4A型ゼオライト1.
5kg、PEG(平均分子量6000のポリエチレング
リコール)0.1kg及びバランスに用いたぼう硝から
60%固形分の水スラリーを調製し、これを噴霧乾燥し
て得られた粒子を深江工業(株)製ハイスピードミキサ
ー(FS−GC−10型)に入れ造粒を行い洗剤生地A
を得た。平均粒径400μm、嵩密度750g/L。
ホン酸ソーダ3kg、0.3kg、アクリル酸−マレイ
ン酸コポリマー(BASF製ソカランcp−5)0.1
kg、炭酸ソーダ1.5kg、4A型ゼオライト1k
g、トリポリリン酸ナトリウム2kg、PEG(平均分
子量6000のポリエチレングリコール)0.1kg及
びバランスに用いたぼう硝から60%固形分の水スラリ
ーを調製し、これを噴霧乾燥して得られた粒子を深江工
業(株)製ハイスピードミキサー(FS−GC−10
型)に入れ造粒を行い洗剤生地Bを得た。平均粒径40
0μm、嵩密度750g/L。
示す漂白洗浄剤組成物500gをコーヒーミルにて粉砕
し、得られた粉体1gを100mlメスフラスコに精秤
し、亜硫酸ナトリウムを1重量%濃度となるように0.
2Nの塩酸水溶液に溶解した溶液により、100mlに
メスアップした。この溶液を表3、4に示す条件で保存
し、保存前後の溶液を高速液体クロマトグラフィーにて
分析し、下式により漂白活性化剤の残存率を求めた。
Claims (9)
- 【請求項1】 ウルトラマリンブルー及びシアニングリ
ーンから選ばれる顔料と、少なくとも1種の漂白活性化
剤を含む漂白活性化剤造粒物であって、前記顔料と前記
漂白活性化剤とが均一に混合されている漂白活性化剤造
粒物。 - 【請求項2】 ウルトラマリンブルー及びシアニングリ
ーンから選ばれる顔料の含有量が0.01〜1.0 重量%であ
り、漂白活性化剤の含有量が1.0 〜90重量%である請求
項1記載の漂白活性化剤造粒物。 - 【請求項3】 漂白活性化剤が、テトラアセチルエチレ
ンジアミン、アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸塩
及びアルカノイルオキシベンゼンカルボン酸もしくはそ
の塩から選ばれる少なくとも1種の漂白活性化剤である
請求項1又は2記載の漂白活性化剤造粒物。 - 【請求項4】 下記a)〜d)成分からなり、且つ下記a)〜
d)成分が均一に混合されている漂白活性化剤造粒物。 a)アルキル硫酸塩またはアルキルエーテル硫酸塩あるい
はこれらの混合物 0〜50重量% b)脂肪酸またはポリオキシエチレンあるいはこれらの混
合物から選ばれるバインダー物質 0.5〜30重量% c)下記一般式(I)または(II)の漂白活性化剤 1.0
〜70重量% d)ウルトラマリンブルー及びシアニングリーンから選ば
れる顔料 0.01 〜1.0重量% 【化1】 - 【請求項5】 こはく酸、マレイン酸、フマール酸、ク
エン酸、グリコール酸及びp-ヒドロキシ安息香酸から選
ばれる酸剤を含有する請求項4記載の漂白活性化剤造粒
物。 - 【請求項6】 c)成分と、d)成分と、a)成分の一部また
はすべてを予め混合し、その後a)成分の残り及びb)成分
を加えて均一に混合し、0.5 〜2.5mm の平均粒径になる
ように押し出し造粒することを特長とする請求項4記載
の漂白活性化剤造粒物の製造法。 - 【請求項7】 b)成分のバインダー物質の融点が40℃以
上であり、該バインダー物質を予め融解させて添加する
請求項6記載の漂白活性化剤造粒物の製造法。 - 【請求項8】 請求項1〜4の何れか1項記載の漂白活
性化剤造粒物を0.5〜10重量%、過炭酸ナトリウム及び
/又は過ほう酸ナトリウムを0.1 〜20重量%含有する漂
白洗浄剤組成物。 - 【請求項9】 下記成分(1) 〜(4) を含有してなる漂白
洗浄剤組成物。 (1) 過炭酸ナトリウム及び/又は過ほう酸ナトリウム
0.1 〜20重量% (2) アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩及
びアルキルエーテル硫酸塩から選ばれる少なくとも1種
のアニオン界面活性剤 15〜40重量% (3) 下記a)〜d)成分からなり、且つ下記a)〜d)成分が均
一に混合されている漂白活性化剤造粒物 0.5〜10重量
% a)アルキル硫酸塩またはアルキルエーテル硫酸塩あるい
はこれらの混合物 0〜50重量% b)脂肪酸またはポリオキシエチレンあるいはこれらの混
合物から選ばれるバインダー物質 0.5〜30重量% c)下記一般式(I)または(II)の漂白活性化剤 1.0
〜70重量% d)ウルトラマリンブルー及びシアニングリーンから選ば
れる顔料 0.01 〜1.0重量% 【化2】 (4) ゼオライト 5〜40重量%
Priority Applications (1)
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