JP2000178594A - 漂白洗浄剤組成物 - Google Patents
漂白洗浄剤組成物Info
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Abstract
組成物を提供する。 【解決手段】 (a)過炭酸塩、(b)20℃の水100 g
(pH6)に対する溶解度が5g以下の漂白活性化剤、
(c)エステル系香料、並びに(d)陰イオン界面活性
剤、陰イオン基を有する水溶性ポリマー及び炭酸塩を含
有する粒子であって、炭酸塩が内部に偏在する粒子を含
有する漂白洗浄剤組成物。
Description
る漂白洗浄剤組成物に関する。
9-78093 号公報に開示されているように漂白活性化剤、
過炭酸塩、界面活性剤、アルカリ剤、香料を含有する漂
白洗浄剤組成物が知られている。しかしながら、親油性
の高いエステル系香料と親油性のアシルオキシベンゼン
型漂白活性化剤を配合した場合には、洗浄脱水終了後の
衣料に好ましくない匂いが残るという問題が生じる。こ
の原因は明らかではないが、親油性の漂白活性化剤から
生じる有機過酸若しくはアルカリ剤との接触により親油
性エステル系香料が変性分解するために、貯蔵中又は洗
浄中に匂いが変化するものと思われる。
善した漂白洗浄剤組成物を提供することにある。
下の漂白活性化剤 (c)エステル系香料 (d)陰イオン界面活性剤、陰イオン基を有する水溶性
ポリマー及び炭酸塩を含有する粒子であって、炭酸塩が
内部に偏在する粒子 を含有する漂白洗浄剤組成物(以下単に組成物という)
を提供する。
する。(a)成分の対イオンはナトリウム等のアルカリ
金属である。また、(a)成分は無機化合物等で被覆し
た過炭酸塩を使用できる。例えば特開昭59-196399 号公
報実施例1に記載の過炭酸ナトリウムをホウ酸塩で被覆
する方法等の公知の方法で製造することができる。
(a)成分は、漂白効果と貯蔵安定性の点から、組成物
中に 0.1〜5重量%、特に 0.5〜3重量%配合されるこ
とが好ましい。
る。(b)成分としては、親油性の汚れ洗浄力の点で、
親油性の高いものが好ましい。本発明の漂白活性化剤は
20℃の水 100g(pH6)に対する溶解度が5g以下、好
ましくは3g以下である。ここで、水への溶解度は、pH
6の水100 gに漂白活性化剤を10g添加した後、40分間
攪拌後、メンブランフィルター(0.2 μm)でろ別し、
ろ液を高速液体クロマトグラフィーで分析することによ
り、求めることができる。なお、溶解度の測定に用いる
pH6の水は、イオン交換水に1/10N-水酸化ナトリウム水
溶液及び/又は1/10N-硫酸水溶液を適宜添加して調製さ
れたものである。
式(I)又は一般式(II)の漂白活性化剤が好ましい。
R'は炭素数7〜11のアルキル基であり、M は水素原子又
はアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムもし
くはアルカノールアミンを示す。〕。
から、組成物中に 0.1〜2重量%、特に 0.1〜 1.5重量
%配合されることが好ましい。
に配合することが好ましい。造粒物中漂白活性化剤の量
は1〜90重量%、好ましくは10〜70重量%、より好まし
くは30〜70重量%である。また、該造粒物には漂白活性
化剤の洗濯浴中での溶解性を改善するために、陰イオン
界面活性剤、特にアルキル硫酸塩又はポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸塩或いはこれらの混合物を造粒
物中に0〜50重量%、好ましくは5〜45重量%、より好
ましくは10〜40重量%配合するのが好ましい。アルキル
硫酸塩は炭素数10〜18で、ナトリウム塩等のアルカリ金
属塩が好ましく、特にラウリル硫酸ナトリウム又はミリ
スチル硫酸ナトリウムが好ましい。また、アルキルエー
テル硫酸塩としては炭素数10〜18のポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸塩が好ましく、またナトリウム塩
等のアルカリ金属塩が良好である。このエチレンオキシ
ド平均付加モル数(以下、EOp )は1〜10、特に1〜5
が良好である。特にEOp が2〜5のポリオキシエチレン
ラウリルエーテル硫酸ナトリウムとポリオキシエチレン
ミリスチルエーテル硫酸ナトリウムが良好である。
コール又は脂肪酸から選ばれるバインダー物質を用いて
製剤化できる。ポリエチレングリコールとしては平均分
子量2000〜20000 、好ましくは4000〜10000 、より好ま
しくは4000〜8000が良好である。また、脂肪酸としては
炭素数8〜20、好ましくは10〜18、より好ましくは12〜
18であり、これらはナトリウムあるいはカリウム石鹸の
状態であってもよい。このようなバインダー物質は造粒
物中に 0.5〜30重量%、好ましくは1〜20重量%、より
好ましくは5〜20重量%配合される。
所望により造粒物中に酸性物質を配合してもよい。酸性
物質としてはカルボン酸類が好ましく、特にこはく酸、
マレイン酸、フマール酸、クエン酸、グリコール酸、p
−ヒドロキシ安息香酸から選ばれる少なくとも1種が好
ましい。酸性物質の配合量は造粒物中に0〜20重量%、
好ましくは1〜15重量%、より好ましくは1〜10重量%
が好適である。
の方法で混合し造粒して得ることができるが、特に漂白
活性化剤と陰イオン界面活性剤の一部もしくは全てを先
に混合し、その後バインダー物質を添加する方法が好ま
しい。また、バインダー物質は予め融解して添加するこ
とが好ましい。バインダー物質は40〜 100℃、好ましく
は50〜 100℃、より好ましくは50〜90℃で融解させて添
加する。これらは均一になるまで撹拌混合された後、通
常の造粒機により製剤化される。好ましい造粒法として
押し出し造粒を挙げることができ、平均粒径が 500〜50
00μm、好ましくは 500〜3000μmの造粒物が好まし
い。また、その他の造粒法としてはブリケット機による
造粒法等が挙げられる。
る。エステル系香料としては残香性の点から沸点が 220
℃以上、特に 250〜 300℃が好ましい。このようなエス
テル系香料としては「香料の化学」(日本化学会編、産
業化学シリーズ、赤星亮一著、大日本図書株式会社)に
示されているものが挙げられ、具体的にはベンジルサリ
シレート(沸点300 ℃)、p-t-ブチルシクロヘキシルア
セテート (沸点232 ℃)、ターピニルアセテート(沸点
220 ℃)、フェニルエチルアセテート (沸点245 ℃)、
フェニルエチルホルメート(沸点226 ℃)、n-ボルニル
アセテート (沸点223 ℃)、ゲラニルアセテート (沸点
245 ℃)、シトネリルプロピオネート (沸点242 ℃)、
ゲラニルプロピオネート (沸点253 ℃)、ターピニルプ
ロピオネート (沸点240 ℃)、ベンジルサリシレート
(沸点300 ℃)が挙げられ、特にp-t-ブチルシクロヘキ
シルアセテート、フェニルエチルアセテート、ゲラニル
プロピオネートが好ましい。(c)エステル系香料は、
組成物中に0.01〜5重量%、好ましくは0.1 〜3重量%
配合される。
陰イオン基を有する水溶性ポリマー及び炭酸塩を含有す
る粒子であって、炭酸塩が内部に偏在する粒子(d)を
含有する。ここで偏在とは、該粒子の構造において、そ
の表面近傍よりも内部に炭酸塩が多く存在することを意
味する。また、炭酸塩の偏在は次のように確認できる。
まず、FT-IR/PAS で粒子表面部分(深さ約20μm程度)
のCO3 のIR強度を測定する。次に該粒子を乳鉢ですりつ
ぶし、同じFT-IR でCO3 のIR強度を測定する。前者の強
度が後者の強度より小さいとき、炭酸塩が内部に偏在し
ていることになる。このとき、(粒子表面のIR強度)/
(すりつぶした後のIR強度)は0.8 未満が好ましく、特
に0.5 未満が好ましい。
ウム等のアルカリ金属塩が溶解性の点から好ましい。
剤を含有する。陰イオン界面活性剤としては、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルエー
テル硫酸塩等が挙げられる。陰イオン界面活性剤は、洗
浄力と洗浄時の泡立ちの面から、組成物中に15〜40重量
%、特に20〜40重量%で用いられるのが好ましい。
ゼンスルホン酸塩としては、炭素数10〜20が好ましく、
ナトリウム塩又はカリウム塩等のアルカリ金属塩が好適
である。また、アルキル硫酸塩又はアルキルエーテル硫
酸塩としては漂白活性化剤の造粒物で用いたものと同じ
である。
ン界面活性剤を配合してもよい。非イオン界面活性剤と
しては、ポリオキシエチレンもしくはポリオキシプロピ
レン又はこれらのコポリマー、ポリオキシエチレンアル
キルもしくはアルケニルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル、高級脂肪酸アルカノールア
ミドもしくはそのアルキレンオキシド付加物、蔗糖脂肪
酸エステル、アルキルグリコシド等を挙げることがで
き、特に炭素数8〜18、好ましくは10〜14のアルキル基
を有し、EOp が4〜20、好ましくは5〜15のポリオキシ
エチレンアルキルエーテルが好ましい。
剤あるいは両性界面活性剤を配合してもよい。陽イオン
界面活性剤としては第4級アンモニウム塩類等が、両性
界面活性剤としてはアミンオキシド、スルホベタイン、
カルボベタイン等が挙げられる。
る水溶性ポリマーを含有する。このようなポリマーとし
ては、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩、ポリマ
レイン酸塩、ポリスチレンスルホン酸塩等であり、これ
らはホモポリマー又は2種以上のコポリマーである。こ
れらの中でも特に分子量4000〜20000 のポリアクリル酸
塩、分子量20000 〜100000のアクリル酸−マレイン酸コ
ポリマーが好ましい。
性珪酸塩や金属封鎖剤を配合しても良い。珪酸塩類は組
成物中に1〜30重量%、好ましくは5〜20重量%、金属
封鎖剤は組成物中に1〜50重量%、好ましくは2〜30重
量%になるように添加される。金属封鎖剤としては、ゼ
オライトや、クエン酸、コハク酸、ニトリロ三酢酸塩、
エチレンジアミンテトラ酢酸塩等の有機カルボン酸塩が
好ましい。
〜800 μmが好ましい。
や界面活性剤の水スラリーを噴霧乾燥等の方法で粉末化
し、その後、造粒機又は整粒機により造粒又は整粒し、
さらにビルダー成分や香料、酵素等の成分を混合する方
法により製造されている。本発明では、炭酸塩を噴霧乾
燥前の水スラリー添加することが好ましい。水スラリー
中の炭酸塩濃度は1〜50重量%、好ましくは5〜30重量
%である。また、陰イオン界面活性剤は10〜50重量%、
好ましくは15〜40重量%である。また、陰イオン基を有
する水溶性ポリマーは0.5 〜20重量%、好ましくは1〜
10重量%である。さらに金属封鎖剤は5〜30重量%、好
ましくは7〜25重量%である。さらに水は上記成分の固
形分が40〜80重量%、好ましくは50〜70重量%になるよ
うな量である。また、本発明では、水スラリー中の陰イ
オン界面活性剤及び陰イオン基を有するポリマーの合計
に対する炭酸塩の重量比を1/10〜1/5にすることで
好ましい結果を与える。また、水スラリーを噴霧乾燥す
る際の温度は、 150℃〜 220℃、好ましくは 170℃〜 2
20℃である。このようにごく狭い噴霧乾燥条件を設定す
ることにより炭酸塩を粒子内部に偏在させることができ
る。
ない範囲で組成物に添加してもよいが、アルカリ剤の大
部分は、本発明の粒子(d)に偏在して配合されている
ことが好ましい。また、本発明の効果を損なわない範囲
でエステル系香料以外のその他香料を配合してもよい。
ルオキシベンゼン型漂白活性化剤を配合した、香気の安
定性及び洗浄脱水後の衣料の匂いに優れる漂白洗浄剤組
成物を提供することができる。
物を調製した。 A−1:ラウリル硫酸ナトリウム〔花王(株)製エマー
ル10パウダー〕 A−2:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナト
リウム〔花王(株)製エマールエー70C 〕 B−1:ポリエチレングリコール〔分子量8000、アルド
リッチ社製〕 B−2:ミリスチン酸〔花王(株)製ルナックMY-98 〕 C−1:ラウロイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム〔水への溶解度 0.1g/100g以下(20℃、pH6)〕 C−2:デカノイルオキシ安息香酸〔水への溶解度 0.1
g/100 g以下(20℃、pH6)〕 C'-1:ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム〔水への溶解度8.4 g/100 g(20℃、pH6)〕 D−1:こはく酸 ・造粒方法 表1に示す成分を合計5kgになるように深江工業(株)
製ハイスピードミキサー(FS-GC-10型)に仕込み、ジャ
ケット温度を80℃、主軸回転数200rpm、解砕羽根の回転
数1500rpm で混合・昇温し、粉体の温度が70℃になった
ところで抜き出した。次いで得られた混合物を押し出し
造粒機(不二パウダル(株)製、ペレッターダブルEXD-
100 型)により孔径 800μmのスクリーンを通して押し
出した。得られた押し出し物を振動冷却器(不二パウダ
ル(株)製、バイブロ/フロードライヤーVDF/6000型)
で冷却した後、整粒機(不二パウダル(株)製、ナイフ
カッターFL-200型)にて解砕した。得られた解砕物を分
級し、平均粒径 900μmの造粒物とした。
酸ナトリウム・4水和物5%で被覆された過炭酸ナトリ
ウムPC−1を調製した。
リウム(日本石油洗剤(株)製アルケンL)2kg、アル
キル硫酸ナトリウム(花王(株)製エマール10パウダ
ー)0.5kg 、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(日
本触媒社製エマルゲン510L)0.3kg 、アクリル酸−マレ
イン酸コポリマー(BASF社製ソカランcp-5)0.3kg 、牛
脂脂肪酸ナトリウム0.3kg 、炭酸ナトリウム0.6kg 、1
号シリケート1.5kg 、4A型ゼオライト1.5kg 、バラン
スに用いた芒硝、ポリエチレングリコール(分子量800
0) 0.1kgから60%固形分の水スラリーを調製し、これ
を噴霧乾燥(乾燥温度 190℃)して得られた粒子を深江
工業(株)製ハイスピードミキサー(FS-GC-10型)に入
れ造粒を行い、粒子Aを得た。平均粒径400 μm、嵩密
度 750g/L。炭酸塩/(陰イオン界面活性剤+水溶性
ポリマー)=0.194 。
リウム(日本石油洗剤(株)製アルケンL)1.5kg 、ア
ルキル硫酸ナトリウム(花王(株)製エマール10パウダ
ー)0.5kg 、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(日
本触媒社製エマルゲン510L)0.3kg 、炭酸ナトリウム2.
0kg 、1号シリケート 0.6kg、アクリル酸−マレイン酸
コポリマー(BASF社製ソカランcp-5)0.3kg 、牛脂脂肪
酸ナトリウム0.3kg 、バランスに用いた芒硝、ポリエチ
レングリコール(分子量8000) 0.1kgから30%固形分の
水スラリーを調製し、これを噴霧乾燥(250℃)して得ら
れた粒子を深江工業(株)製ハイスピードミキサー(FS
-GC-10型)に入れ造粒を行った。その後、ブレンドし、
粒子Bを得た。平均粒径 400μm、嵩密度 730g/L。
炭酸塩/(陰イオン界面活性剤+水溶性ポリマー)=0.
77。
EC(株)製PAS-300 )を取り付けたFT-IR 装置(バイオ
ラッド(株)製FTS-60A )を用い、上記粒子の深さ20μ
mのFT-IR を測定した。次に各粒子を乳鉢ですりつぶし
たものをFT-IR で測定した。乳鉢ですりつぶしたものの
CO3 吸収の強度を1としたときの粒子表面のCO3 の強度
は粒子Aが0.43、粒子Bが0.95であり、粒子AはNa2CO3
が内部に偏在し、粒子BはNa2CO3がほぼ粒子内に均一に
存在することを確認した。
価 上記の漂白活性化剤造粒物、PC−1、香料及び(d)
粒子を用いて表3の漂白洗浄剤組成物を調製した。それ
らの漂白性能と香気安定性を下記の方法で評価した。結
果を表3に示す。
物を20g添加し、40℃/80%湿度の条件で1ケ月貯蔵し
た。その後、10人の熟練パネラーにより匂い評価を行
い、下記の基準で評価し、それぞれの平均点を求めた。
平均点3.5 〜4.0 を「◎」、3.0 〜3.5 未満を「○」、
2.0 〜3.0 未満を「△」、2.0 未満を「×」とした。そ
の結果を表3に示した。 4…貯蔵前と同等 3…貯蔵前よりやや変化しているが気にならない程度 2…貯蔵前より変化している 1…貯蔵前よりかなり変化が激しく、使用に耐えない <漂白性能及び脱水後の香気評価>10×10cmの木綿金布
#2003に市販のラー油1mLをスポイトより滴らし、十分
液が広がった段階で風通しのよい日陰にて1日乾燥さ
せ、ラー油汚染布を調製した。表3に示す組成物 0.833
gを1L水道水に溶解し、ラー油汚染布5枚をターゴト
メータにて洗浄した(20℃、10分、100rpm) 。その後、
すすぎ/脱水を行い、脱水後の匂いをパネラー10人によ
り下記の基準で評価し、それぞれの平均点を求めた。平
均点3.5 〜4.0 を「◎」、3.0 〜3.5 未満を「○」、2.
0 〜3.0 未満を「△」、2.0 未満を「×」とした。その
結果を表3に示した。 4…さわやかな香りが残る 3…香りの中にやや異臭があるが気にならない程度であ
る 2…香りの中にやや異臭がある 1…異臭を強く感じる 次いで脱水後の汚染布をプレスし、次式により漂白率を
算出した。
460nmフィルターを使用して測定した。
の両方に良い結果が得られた。しかし、比較品1で用い
た粒子Bはアルカリ剤が粒子表面に存在するため、香気
安定性(洗浄後の残香性)が悪かった。また、比較品2
は水への溶解度が5g/100g以上の漂白活性化剤を用
いているため、親油性汚れに対する漂白洗浄力の点で劣
っていた。
Claims (2)
- 【請求項1】(a)過炭酸塩 (b)20℃の水100 g(pH6)に対する溶解度が5g以
下の漂白活性化剤 (c)エステル系香料 (d)陰イオン界面活性剤、陰イオン基を有する水溶性
ポリマー及び炭酸塩を含有する粒子であって、炭酸塩が
内部に偏在する粒子 を含有する漂白洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 漂白活性化剤が一般式(I)又は(II)
で表される化合物である請求項1記載の漂白洗浄剤組成
物。 【化1】 〔式中、R は炭素数10〜13のアルキル基、R'は炭素数7
〜11のアルキル基であり、M は水素原子又はアルカリ金
属、アルカリ土類金属、アンモニウムもしくはアルカノ
ールアミンを示す。〕
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JP35635198A JP3169584B2 (ja) | 1998-12-15 | 1998-12-15 | 漂白洗浄剤組成物 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003518164A (ja) * | 1999-12-20 | 2003-06-03 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 溶解度の改善された漂白活性化剤 |
KR100493458B1 (ko) * | 2002-07-09 | 2005-06-07 | 주식회사 엘지생활건강 | 옥시카보닐계 표백활성화 화합물 및 이를 함유하는 표백조성물 |
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- 1998-12-15 JP JP35635198A patent/JP3169584B2/ja not_active Expired - Lifetime
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