JP2002294289A - 漂白洗浄剤組成物 - Google Patents

漂白洗浄剤組成物

Info

Publication number
JP2002294289A
JP2002294289A JP2001098892A JP2001098892A JP2002294289A JP 2002294289 A JP2002294289 A JP 2002294289A JP 2001098892 A JP2001098892 A JP 2001098892A JP 2001098892 A JP2001098892 A JP 2001098892A JP 2002294289 A JP2002294289 A JP 2002294289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
bleaching
mass
sodium
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001098892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4647126B2 (ja
Inventor
Muneo Aoyanagi
宗郎 青柳
Hiroshi Danjo
洋 檀上
Masakazu Furukawa
昌和 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2001098892A priority Critical patent/JP4647126B2/ja
Publication of JP2002294289A publication Critical patent/JP2002294289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4647126B2 publication Critical patent/JP4647126B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣料の劣化を引き起こさず、高い漂白洗浄効
果を有し、しかも衣類の金属汚染による変色を引き起こ
さない漂白洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 (a)大環状テトラアミドを配位子とす
る特定の金属錯化合物、(b)分子中にアクリル酸又は
メタクリル酸に由来する構成単位を含有する重量平均分
子量3000〜100000の重合体、並びに(c)無
機過酸化物を含有する漂白洗浄剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は漂白洗浄剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
しみ汚れや肌着の黄ばみを除去する目的から洗浄剤に過
酸化水素や無機過酸化物などの酸素系漂白剤が用いられ
ている。また、漂白効果増強のために漂白触媒を用いる
試みがなされている。
【0003】漂白触媒は非常に高い漂白効果を有するも
のであり、近年多数の研究が行われている。特開平4−
216899号公報にはマンガン触媒が優れた漂白効果
を有することが示されている。また、特表平10−51
3215号公報にはコバルト触媒が硬表面用漂白剤とし
て有用であることが開示されている。しかしながら、漂
白触媒は多々にして洗濯中に衣料等を劣化させるという
重要な課題があり、この改善が強く求められている。
【0004】衣料の劣化を改善する目的で特開平9−2
5499号公報には漂白触媒と粘土鉱物化合物を併用す
る技術が開示されている。特表平9−511774号公
報には遊離基捕捉酸化防止剤物質を併用する技術が開示
されている。特表平9−511775号公報には、特定
の漂白活性化剤等と金属錯体を併用した布帛損傷の少な
い洗濯漂白組成物が開示されている。しかしながら、こ
れら技術においても衣類の劣化を満足できるレベルまで
防ぐことはできない。
【0005】一方、特表2000−515194号公報
には大環状テトラアミドを配位子とした金属錯体が漂白
触媒として有用であることが開示されている。この触媒
はパルプ中のリグニンの漂白に使用されるものであり、
家庭用の漂白剤としても使用できることが示唆されてい
る。しかしながら、この漂白触媒を家庭用の漂白剤に応
用した場合、今だ満足できる漂白洗浄効果を得ることが
できないばかりか、洗浄中に金属が溶出し衣料を汚染し
て変色を生じさせるという問題があり、家庭で行う洗濯
処理に利用することは今だ技術的課題が多い。
【0006】従って本発明の課題は衣料の劣化を引き起
こさず、高い漂白洗浄効果を有し、しかも衣類の金属汚
染による変色を引き起こさない漂白洗浄剤組成物を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)下記一
般式(1)で表される化合物〔以下、(a)成分とい
う〕、(b)分子中にアクリル酸又はメタクリル酸に由
来する構成単位を含有する重量平均分子量3000〜1
00000の重合体〔以下、(b)成分という〕、及び
(c)無機過酸化物〔以下、(c)成分という〕を含有
する漂白洗浄剤組成物に関する。
【0008】
【化2】
【0009】[式中:R1は炭素数2〜8のアルキレン
基、アルケニレン基、フェニレン基、シクロアルキレン
基、シクロアルケニレン基、好ましくはフェニレン基で
あり、R 2、R3、R4は、同一でも異なっていても良
く、それぞれ炭素数1〜8、好ましくは1〜6のアルキ
レン基もしくはアルケニレン基もしくはシクロアルキレ
ン基もしくはシクロアルケニレン基、又はフェニレン
基、好ましくは炭素数1〜3のアルキレン基である。ま
た、R1、R2、R3、R4は、それぞれヒドロキシ基、ア
ルコキシ基、ハロゲン基、アミノ基、硫酸基、スルホン
酸基、ニトロ基、カルボン酸基から選ばれる置換基を有
していても良い。MはI、II、III、IV、V、VI、VII又
はVIIIの酸化状態を有する遷移金属から選択される。X
は、化学量論基準で化合物の電荷と平衡する任意の対イ
オンである。]
【0010】
【発明の実施の形態】<(a)成分>一般式(1)にお
いて、R1は、アルキレン基、フェニレン基が好まし
く、さらにフェニレン基が好ましく、特にオルトフェニ
レン基が好ましい。またR2、R4は炭素数1〜8、更に
1〜6のアルキレン基が好ましく、さらに好ましくは炭
素数1〜3のアルキレン基である。MはFeが最も好ま
しく、Xはアンモニウム塩、特に炭素数2〜10のアル
キル基が4個結合したテトラアルキルアンモニウム塩が
好ましい。一般式(1)の化合物は、例えば特表平20
00−515152号公報に記載の方法で合成すること
ができる。
【0011】<(b)成分>本発明の(b)成分は、分
子中にアクリル酸又はメタクリル酸に由来する構成単位
を、好ましくは50モル%以上、より好ましくは60〜
100モル%含有する、重量平均分子量が3000〜1
00000の重合体である。特に重量平均分子量5千〜
4万、好ましくは5千〜3万、より好ましくは5千〜2
万のポリアクリル酸もしくはポリメタクリル酸又はその
塩、重量平均分子量3万〜10万、好ましくは4万〜8
万、アクリル酸/マレイン酸のモル比が5/5〜9/
1、好ましくは6/4〜8/2のアクリル酸とマレイン
酸のコポリマー又はその塩が良好である。
【0012】(b)成分において、アクリル酸又はメタ
クリル酸以外の構成単位としては、アクリル酸又はメタ
クリル酸と共重合可能な次のモノマーに由来する構成単
位である。共重合可能なモノマーとしてはアクリロイル
(又はメタクリロイル)アミノアルキル(炭素数1〜
5)−N,N,N−トリアルキル(炭素数1〜3)4級
アンモニウム塩、アクリロイル(又はメタクリロイル)
オキシアルキル(炭素数1〜5)−N,N,N−トリア
ルキル(炭素数1〜3)4級アンモニウム塩、N−(ω
−アルケニル(炭素数2〜10))−N,N,N−トリ
アルキル(炭素数1〜3)4級アンモニウム塩、N,N
−ジ(ω−アルケニル(炭素数2〜10))−N,N−
ジアルキル(炭素数1〜3)4級アンモニウム塩、マレ
イン酸又はその塩、無水マレイン酸、スチレンスルホン
酸塩、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸塩、アリルスルホン酸塩、ビニルスルホン酸塩、メ
タリルスルホン酸塩、スルホプロピルメタクリレート、
リン酸モノ−ω−メタクリロイルオキシアルキル(炭素
数1〜12)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノ
プロピルアクリル酸(又はメタクリル酸)アミド、N,
N−ジメチルアクリル(又はメタクリル)アミド、N,
N−ジメチルアミノエチルアクリル酸(又はメタクリル
酸)アミド、N,N−ジメチルアミノエチルアクリル酸
(又はメタクリル酸)アミド、N−ビニル−2−カプロ
ラクタム、N−ビニル−2−ピロリドン、アクリル酸
(又はメタクリル酸)アルキル(炭素数1〜5)、アク
リル酸(又はメタクリル酸)2−ヒドロキシエチル、ア
クリル酸(又はメタクリル酸)−N,N−ジメチルアミ
ノアルキル(炭素数1〜5)、酢酸ビニル、エチレン、
プロピレン、N−ブチレン、イソブチレン、N−ペンテ
ン、イソプレン、2−メチル−1−ブテン、N−ヘキセ
ン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペン
テン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブ
テン、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン
を挙げることができる。これらの中でも特にマレイン酸
又はその塩、無水マレイン酸、エチレン、プロピレンが
好ましく、特にマレイン酸又はその塩、無水マレイン酸
が良好である。
【0013】(b)成分として、塩を用いる場合にはナ
トリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、アルカノー
ルアミン塩、アンモニウム塩が好ましく、特にナトリウ
ム塩、カリウム塩が洗浄効果の点から好ましい。
【0014】なお、ここでいう重量平均分子量とはゲル
パーミエーションクロマトグラフィーを用い、ポリエチ
レングリコールを標準物質として求めた値である。
【0015】<(c)成分>本発明の(c)成分として
は、過酸化水素、過炭酸塩あるいは過ホウ酸塩が好まし
い。また、ゼオライトを含有する洗浄剤に使用する場合
には、被覆した過炭酸ナトリウムを使用することが好ま
しい。被覆した過炭酸ナトリウムとしては、公知の方法
で製造することができ、例えば特開昭59−19639
9号公報(過炭酸ナトリウムをホウ酸塩で被覆)、に掲
載されている方法を挙げることができる。
【0016】<漂白洗浄剤組成物>本発明の漂白洗浄剤
組成物は(a)成分を好ましくは0.0001〜5質量
%、さらに好ましくは0.0001〜3質量%、特に好
ましくは0.01〜2質量%含有する。また、(b)成
分を好ましくは0.01〜20質量%、さらに好ましく
は0.1〜15質量%、特に好ましくは1〜15質量%
含有する。また、(c)成分を好ましくは0.5〜99
質量%、より好ましくは1〜95質量%、特に好ましく
は1〜90質量%含有する。
【0017】また、本発明では優れた漂白洗浄効果及び
金属汚染による変色防止効果を付与するために、(a)
成分/(b)成分の質量比は、1/5000〜1/4、
特に1/1000〜1/10が好適である。さらに
(c)成分/(a)成分の質量比は、5000/1〜1
/1、特に1000/1〜1/1が好適である。
【0018】本発明では漂白洗浄効果をさらに向上させ
る目的から漂白活性化剤を併用することが好ましい。具
体的に好ましい化合物としてはテトラアセチルエチレン
ジアミン、炭素数7〜13のアルカノイルオキシベンゼ
ンスルホン酸及び炭素数7〜13のアルカノイルオキシ
ベンゼンカルボン酸もしくはこれらの塩から選ばれる漂
白活性化剤〔以下、(d)成分という〕である。具体的
に好ましい化合物としてはオクタノイルオキシ−p−ベ
ンゼンスルホン酸塩、ノナノイルオキシ−p−ベンゼン
スルホン酸塩、デカノイルオキシ−p−ベンゼンスルホ
ン酸塩、ドデカノイルオキシ−p−ベンゼンスルホン酸
塩、オクタノイルオキシ−p−(又は−o−)ベンゼン
カルボン酸又はその塩、ノナノイルオキシ−p−(又は
−o−)ベンゼンカルボン酸又はその塩、デカノイルオ
キシ−p−(又は−o−)ベンゼンカルボン酸又はその
塩、ドデカノイルオキシ−p−(又は−o−)ベンゼン
カルボン酸又はその塩であり、特にノナノイルオキシ−
p−ベンゼンスルホン酸塩、デカノイルオキシ−p−ベ
ンゼンスルホン酸塩、ドデカノイルオキシ−p−ベンゼ
ンスルホン酸塩、デカノイルオキシ−p−ベンゼンカル
ボン酸又はその塩が好ましく、漂白効果の点からドデカ
ノイルオキシ−p−ベンゼンスルホン酸塩が最も好まし
い。
【0019】塩としてはナトリウム塩、カリウム塩、マ
グネシウム塩、アルカノールアミン塩、アンモニウム塩
を挙げることができ、溶解性の点からナトリウム塩、カ
リウム塩、マグネシウム塩が好適である。
【0020】本発明の(a)成分及び(d)成分は造粒
物として組成物に配合することが好ましく、(a)成分
と(d)成分を別々の造粒物として配合してもよく、
(a)成分と(d)成分を同一の造粒物としたものを用
いても差し支えない。造粒物中の(a)成分及び/又は
(d)成分の含有量は、好ましくは0.01〜90質量
%、より好ましくは0.1〜85質量%、特に好ましく
は1〜80質量%である。これらはポリオキシエチレン
及び脂肪酸から選ばれるバインダー物質を用いて製剤化
されるのが好ましい。ポリオキシエチレンとしては好ま
しくは重量平均分子量2千〜2万、より好ましくは4千
〜1万、特に好ましくは4千〜8千のものが良好であ
る。また、脂肪酸としては好ましくは炭素数8〜20、
より好ましくは10〜18、特に好ましくは12〜18
であり、これらはナトリウムあるいはカリウム石鹸の状
態であってもよい。このようなバインダー物質は造粒物
中に0.5〜30質量%、好ましくは1〜20質量%、
より好ましくは5〜20質量%使用する。
【0021】また、該造粒物には(d)成分である漂白
活性化剤の洗濯浴中での溶解性を改善するために、ポリ
オキシアルキレンアルキルエーテル、アルキル硫酸エス
テル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エス
テル塩又はこれらの混合物を好ましくは0〜50質量
%、より好ましくは5〜45質量%、特に好ましくは1
0〜40質量%配合する。ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテルとしては、アルキル基の炭素数は10〜14
が好ましく、好ましくはエチレンオキシド(以下EOと
いう)及び/又はプロピレンオキシド(以下POとい
う)の付加体、より好ましくはEOとPOのブロック付
加体である。平均付加モル数はEO、PO、あるいはE
OとPOの混合の何れも場合も、合計で好ましくは4〜
30、より好ましくは5〜15であり、EO/POのモ
ル比は、好ましくは5/1〜1/5、より好ましくは3
/1〜1/2である。また、アルキル硫酸エステル塩と
しては、アルキル基の炭素数が10〜18であり、しか
もナトリウム塩などのアルカリ金属塩が好ましく、特に
ラウリル硫酸エステルナトリウム又はミリスチル硫酸エ
ステルナトリウムが好ましい。また、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸エステル塩としては、炭素数1
0〜18のアルキル基を有するポリオキシエチレンアル
キルエーテル硫酸エステル塩が好ましく、またナトリウ
ム塩が良好である。ここでオキシエチレン基の平均重合
度(以下、平均重合度をPOEで示す)は1〜10、好
ましくは1〜5が良好であり、特にポリオキシエチレン
ラウリルエーテル硫酸エステルナトリウム(POE=2
〜5)、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル硫酸エ
ステルナトリウム(POE=2〜5)が良好である。
【0022】本発明では上記成分を任意の方法で混合し
造粒することができる。また、バインダー物質は予め融
解して添加することで好ましい結果を得ることができ
る。バインダー物質は40〜100℃、好ましくは50
〜100℃、より好ましくは50〜90℃で融解させて
添加する。これらは均一になるまで攪拌混合された後、
通常の造粒機により製剤化される。好ましい造粒法とし
て押し出し造粒を挙げることができ、平均粒径が500
μm〜5000μm、好ましくは500〜3000μm
の造粒物にすることが好ましい。また、その他の造粒法
としてはブリケット機による錠剤形状にすることも好ま
しい造粒法として挙げることができる。
【0023】また、本発明では(d)成分である漂白活
性化剤の安定性を向上させる目的で所望により造粒物中
に酸性物質を配合してもよい。酸性物質としては有機カ
ルボン酸類が好ましく、特にこはく酸、マレイン酸、フ
マール酸、クエン酸、グリコール酸、p−ヒドロキシ安
息香酸から選ばれる少なくとも1種が好ましい。このよ
うな酸性物質の配合量は好ましくは造粒物中0.5〜2
0質量%、より好ましくは1〜15質量%、最も好まし
くは1〜10質量%が好適である。
【0024】本発明の漂白洗浄剤組成物は、漂白洗浄効
果を向上させる目的で界面活性剤を含有することが好ま
しい。具体例としてはアルキル基の炭素数が10〜2
0、好ましくは10〜15のアルキルベンゼンスルホン
酸塩、アルキル基の炭素数が8〜18、好ましくは10
〜14のアルキル硫酸エステル塩、アルキル基の炭素数
が8〜18、好ましくは10〜14のポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸エステル塩から選ばれる1種以
上の陰イオン界面活性剤が挙げられる。ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸エステル塩の好ましいEO平
均付加モル数は1〜20、より好ましくは1〜10、特
に好ましくは1〜5である。これら陰イオン界面活性剤
の対イオンとしては、ナトリウム、カリウム等のアルカ
リ金属が好ましい。また、上記以外の陰イオン界面活性
剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、或いは
両性界面活性剤を配合してもよい。具体例としては、オ
レフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、脂肪酸
塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α
−スルホ脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル等の陰イ
オン界面活性剤、ポリオキシエチレン又はポリオキシプ
ロピレン或いはこれらのコポリマー、ポリオキシエチレ
ンアルキル又はアルケニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル、高級脂肪酸アルカノール
アミド又はそのアルキレンオキシド付加物、蔗糖脂肪酸
エステル、アルキルグリコシド等の非イオン界面活性
剤、アミンオキシド、スルホベタイン、カルボベタイン
等の両性界面活性剤、或いは第4級アンモニウム塩等の
陽イオン界面活性剤が挙げられる。特に炭素数10〜2
0、好ましくは10〜18のアルキル基若しくはアルケ
ニル基と、平均縮合度4〜20、好ましくは4〜15の
ポリオキシエチレン鎖を分子内に有するポリオキシエチ
レンアルキル又はアルケニルエーテル、又は炭素数8〜
18、好ましくは10〜18のアルキル基あるいはヤシ
油もしくは牛脂由来のアルキル基組成を有する脂肪酸も
しくはそのナトリウムあるいはカリウム塩を配合するこ
とが好ましい。本発明において界面活性剤の好ましい配
合量は、漂白洗浄力、泡立ち性の点で、組成物中に好ま
しくは0.1〜60質量%、より好ましくは0.1〜5
0質量%、特に好ましくは0.5〜40質量%である。
【0025】本発明の漂白洗浄剤組成物には、漂白洗浄
効果を高めるために、アルカリ金属炭酸塩を配合するこ
とが好ましい。アルカリ金属炭酸塩としては、安定性の
上で、ナトリウム塩が好ましく、炭酸ナトリウム、重炭
酸ナトリウム及びセスキ炭酸ナトリウムを挙げることが
できる。最も好ましいものは炭酸ナトリウムであり、漂
白活性化剤粒子や、無機過酸化物と共に別途ドライブレ
ンドしてもよく、その際は平均粒径が100〜500μ
mのものを使用することが好ましい。また、界面活性
剤、ゼオライト及びその他洗浄助剤と共に、スラリーあ
るいは捏和された緊密混合物を形成し、それを乾燥する
ことで得られる洗剤生地の粒子として配合してもよい。
アルカリ金属炭酸塩は、漂白洗浄剤組成物中に、好まし
くは0.5〜60質量%、より好ましくは1〜50質量
%配合される。
【0026】本発明の漂白洗浄剤組成物には、珪酸塩を
配合することが好ましい。珪酸塩は1〜3号珪酸ナトリ
ウム等の非晶質珪酸ナトリウム、特開平7−89712
号公報、特開昭60−227895号公報及び Phys. C
hem. Glasses. 7, p127-p138(1966)、Z.Kristallogr.,
129, p396-p404(1969)に記載されている結晶性珪酸塩、
並びにクラリアント社より商品名「Na−SKS−6」
(δ−Na2Si25)として市販されている結晶性珪
酸ナトリウムが好ましい。
【0027】なお、本発明でいう珪酸塩は20℃のイオ
ン交換水に0.1質量%分散した場合の最大pHが11
以上であり、上記分散液1Lに対してpHを10にする
ために0.1NのHCl水溶液を5ml以上必要とする
アルカリ能に優れるものであり、ゼオライトである結晶
性アルミノ珪酸塩とは区別される。
【0028】非晶質珪酸塩は、前記の界面活性剤やアル
カリ金属炭酸塩や、その他洗浄助剤と共に洗剤生地に配
合するか、又は別途造粒してドライブレンドすることに
より漂白洗浄剤組成物中に配合されるが、洗剤生地とし
て配合する場合は、非晶質珪酸塩は、粒子を強固にする
骨格形成剤として作用することから好ましい。また、結
晶性珪酸塩は、イオン交換能を損なわないよう、漂白洗
浄剤組成物にドライブレンドすることが好ましい。珪酸
塩は、漂白洗浄剤組成物中に、好ましくは0.1〜20
質量%、より好ましくは0.5〜10質量%配合され
る。
【0029】本発明ではセルラーゼ、プロテアーゼ、リ
パーゼ等の酵素を配合することが好ましく、特に好アル
カリ性微生物バチルス・エスピー KSM−635(F
ERM BP−1485)又はその変異株から生産され
るアルカリセルラーゼを使用することでさらに漂白洗浄
効果を向上させる目的で好ましい。このアルカリセルラ
ーゼはカルボキシメチルセルロースを基質とした時の至
適pHが7以上であるか、或いはpH8以上での相対活
性が至適条件に対し50%以上である。市販されている
酵素造粒物として具体的にはKAC500(花王(株)
製)が挙げられる。
【0030】また、本発明ではアルカリプロテアーゼを
配合することが好ましい。このようなプロテアーゼとし
ては、バチルス エスピー KSM−K16(微工研菌
寄第11418号)、バチルス エスピー KSM−K
14(微工研菌寄第12587号)から生産されるアル
カリプロテアーゼが良好である。市販されているプロテ
アーゼとしては、アルカラーゼ、サビナーゼ(ノボ・ノ
ルディック社製)、マクサペム(ジェネンコア社製)、
KAP4.3G(花王(株)製)などが挙げられる。
【0031】本発明で用いる酵素は、培養液をろ過、濃
縮した濃縮液を乾燥して得られる酵素粉末を造粒した形
態で配合することが好ましく、造粒物中の酵素粉末の含
有量は0.5〜30質量%、更に0.8〜25質量%が
安定性の点から好適である。また、このような酵素造粒
物は、漂白洗浄剤組成物中に0.1〜10質量%、更に
0.2〜8質量%、特に0.3〜5質量%含有されるこ
とが好ましい。
【0032】本発明の漂白洗浄剤組成物には、水道水中
のカルシウムやマグネシウム等の濃度を低下させたり、
粒子の粉末物性を向上させるための平均粒径が0.1〜
10μmのA型又はP型ゼオライト等の金属イオン交換
体、重金属による漂白種の分解を抑制するエチレンジア
ミン四酢酸塩、エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン
−1,1,2−トリホスホン酸塩等の金属イオン補足
剤、シリコーンオイルとシリカをポリエチレングリコー
ルやセルロース系化合物に担持した消泡剤、洗剤生地の
増量剤としてのぼう硝(硫酸ナトリウム)、その他蛍光
染料、香料等を配合することができる。
【0033】本発明では上述の洗浄剤成分を粉末ないし
は塊状で使用でき、組成物の製造方法は特に限定される
ことはなく、従来より公知の方法を用いることができ
る。好ましくは高嵩密度の粒状の組成物である。高嵩密
度化は、例えば、洗剤の噴霧乾燥粒子に非イオン界面活
性剤を噴霧して高密度化する方法や、また吸油担体を含
む粉体成分に直接非イオン界面活性剤を吸蔵させながら
高密度化する方法等が挙げられる。具体的には、特開昭
61−69897号公報、特開昭61−69899号公
報、特開昭61−69900号公報、特開平2−222
498号公報、特開平2−222499号公報、特開平
3−33199号公報、特開平5−86400号公報、
特開平5−209200号公報、特開平9−87690
号公報及びWO99/29830号公報に記載の方法を
挙げることができる。また、ゼオライトは、造粒物の表
面改質剤として使用するために、少量を造粒中又は造粒
終了直前に添加してもよい。また、結晶性珪酸塩を配合
する場合、結晶性珪酸塩は高嵩密度化時に添加するか、
ドライブレンドにて添加した方が好ましい。またアルカ
リ金属炭酸塩を配合する場合はスラリー中、造粒中又は
ドライブレンドの何れに添加してもよい。
【0034】本発明の漂白洗浄剤組成物の平均粒径は、
好ましい粉末物性を得るために200〜1000μm、
特に200〜600μmであることが望ましい。また、
本発明の漂白洗浄剤組成物の嵩密度は、好ましくは0.
5〜1.2g/cm3、より好ましくは0.6〜1.0
g/cm3である。
【0035】本発明の漂白洗浄剤組成物は洗濯機洗浄、
漬け置き洗浄などの洗浄方法、並びに衣類や水の量、汚
れの度合い、機械の使用方法などにより、それぞれの洗
浄に適した濃度にして使用することができる。例えば、
洗濯機洗浄の場合、0.03〜0.3質量%の濃度、漬
け置き洗浄では0.1〜2質量%の濃度で使用すること
が好ましい。
【0036】
【実施例】以下の化合物を用い、下記の製造例により造
粒物を調製した。
【0037】
【化3】
【0038】・AS;ラウリル硫酸エステルナトリウム ・ES;ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エス
テルナトリウム(EO平均付加モル数3) ・POEO;ラウリルアルコールにEOを平均2モル、
POを平均3モル、EOを平均3モル、この順にブロッ
ク状に付加させたもの ・PEG;ポリオキシエチレン(重量平均分子量8千、
アルドリッチ社製) ・FA;ミリスチン酸 ・こはく酸。
【0039】製造例1−1(造粒物a−1の製造) 漂白触媒(A)5質量部、PEG95質量部の割合で合
計5000gになるように深江工業(株)製ハイスピー
ドミキサー(FS−GC−10型)に仕込んだ(PEG
及びFAは予め80℃で融解したものを用いた)。ジャ
ケット温度を80℃、主軸回転数200回転/分、解砕
羽根の回転数1500回転/分で混合・昇温し、粉体の
温度が70℃になったところで抜き出した。次いで得ら
れた混合物を押し出し造粒機(不二パウダル(株)製、
ペレッターダブルEXD−100型)により孔径800
μmのスクリーンを通して押し出しした。得られた押し
出し物を振動冷却器(不二パウダル(株)製、バイブロ
/フロードライヤーVDF/6000型)で冷却した
後、整粒機(不二パウダル(株)製、ナイフカッターF
L−200型)にて解砕した。得られた解砕物を分級
し、平均粒径900μmの造粒物a−1とした。
【0040】製造例1−2(造粒物a’−1の製造) 漂白触媒(A)を漂白触媒(B)に変更した以外は製造
例1−1と同様の方法で造粒物a’−1を製造した。
【0041】製造例1−3(造粒物a’−2の製造) 漂白触媒(A)を漂白触媒(C)に変更した以外は製造
例1−1と同様の方法で造粒物a’−2を製造した。
【0042】製造例1−4(造粒物d−1の製造) ハイスピードミキサーへの仕込み原料をドデカノイルオ
キシベンゼンスルホン酸ナトリウム70質量部、POE
O5質量部、ES5質量部、こはく酸5質量部、PEG
15質量部とした以外は製造例1−1と同様の方法で造
粒物d−1を製造した。
【0043】製造例2(被覆された過炭酸ナトリウムP
C−1の調製方法) 特開昭59−196399号公報の実施例1に基づいて
メタホウ酸ナトリウム・4水和物を過炭酸ナトリウムに
対して3%被覆してPC−1を得た。
【0044】製造例3−1(洗剤生地Aの製造) 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(アルキル
基の炭素数が12のもの)2kg、ラウリル硫酸エステ
ルナトリウム0.5kg、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル(炭素数12、13の一級分岐鎖アルコールに
EOを平均10モル付加させたもの)0.3kg、アク
リル酸−マレイン酸コポリマー(モル比80:20のも
の、重量平均分子量4万)0.6kg、脂肪酸塩(牛
脂、Na塩)0.3kg、炭酸ナトリウム0.6kg、
1号珪酸ナトリウム1.5kg、4A型ゼオライト(平
均粒径0.3μm)1.5kg、ぼう硝0.4kg、P
EG0.1kgから60%固形分の水スラリーを調製
し、これを噴霧乾燥して得られた粒子を深江工業(株)
製ハイスピードミキサー(FS−GC−10型)に入れ
造粒を行い洗剤生地A(平均粒径400μm、嵩密度7
50g/L)を得た。
【0045】製造例3−2(洗剤生地Bの製造) 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム2kg、ラ
ウリル硫酸エステルナトリウム0.5kg、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル(炭素数12,13の一級分
岐鎖アルコールEOを平均10モル付加させたもの)
0.3kg、ポリアクリル酸ナトリウム(重量平均分子
量1万)0.6kg、脂肪酸塩(牛脂、Na塩)0.3
kg、炭酸ナトリウム0.6kg、1号珪酸ナトリウム
1.5kg、4A型ゼオライト(平均粒径0.3μm)
1.5kg、ぼう硝0.4kg、PEG0.1kgから
60%固形分の水スラリーを調製し、これを噴霧乾燥し
て得られた粒子を深江工業(株)製ハイスピードミキサ
ー(FS−GC−10型)に入れ造粒を行い洗剤生地B
(平均粒径400μm、嵩密度750g/L)を得た。
【0046】製造例3−3(洗剤生地Cの製造) 製造例3−1において、アクリル酸−マレイン酸コポリ
マー(モル比80:20のもの、重量平均分子量4万)
を、アクリル酸−マレイン酸コポリマー(モル比40:
60のもの、重量平均分子量12万)に変更した以外は
同様の方法で洗剤生地Cを得た。
【0047】製造例3−4(洗剤生地Dの製造) 製造例3−2において、ポリアクリル酸ナトリウム(重
量平均分子量1万)を、ポリアクリル酸ナトリウム(重
量平均分子量3千)に変更した以外は同様の方法で洗剤
生地Dを得た。
【0048】製造例3−5(洗剤生地Eの製造) 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム2kg、ラ
ウリル硫酸エステルナトリウム0.5kg、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル(炭素数12,13の一級分
岐鎖アルコールEOを平均10モル付加させたもの)
0.3kg、ポリエチレングリコール(重量平均分子量
6千)0.6kg、脂肪酸塩(牛脂、Na塩)0.3k
g、炭酸ナトリウム0.6kg、1号珪酸ナトリウム
1.5kg、4A型ゼオライト(平均粒径0.3μm)
1.5kg、ぼう硝0.4kg、PEG0.1kgから
60%固形分の水スラリーを調製し、これを噴霧乾燥し
て得られた粒子を深江工業(株)製ハイスピードミキサ
ー(FS−GC−10型)に入れ造粒を行い洗剤生地E
(平均粒径400μm、嵩密度750g/L)を得た。
【0049】実施例 上記の方法で調製した造粒物、被覆過炭酸ナトリウムP
C−1、洗剤生地を用いて表1の漂白洗浄剤組成物を調
製した。これら組成物の漂白洗浄効果、衣料劣化防止効
果及び金属汚染による変色防止効果を下記の方法で評価
した。結果を表1に示す。
【0050】<漂白洗浄効果>表1に示す組成物10g
を2Lの水道水に溶解させ、下記のように調製したカレ
ー汚染布又は紅茶汚染布を5枚ずつ該溶液に60分間浸
漬させた。その後水道水ですすぎ、乾燥させ下式によっ
て漂白率を算出した。
【0051】
【数1】
【0052】反射率は日本電色工業(株)製NDR−1
01DPで460nmフィルターを使用して測定した。
【0053】*紅茶汚染布の調製 日東紅茶(黄色パッケ−ジ)80gを3Lのイオン交換
水にて約15分間煮沸後、糊抜きしたさらし木綿でこ
し、この液に木綿金布#2003を浸し、約15分間煮
沸した。そのまま火よりおろし、約2時間程度放置後、
布を取りだし自然乾燥させ、洗液に色がつかなくなるま
で水洗し、脱水、プレス後、10cm×10cmの試験
片として実験に供した。
【0054】*カレー汚染布の調製 ハウス食品製レトルトカレー(カレーマルシェ)の固形
分をメッシュで除去した後、得られた液を沸騰するまで
加熱した。この液に木綿金布#2003を浸し、約15
分間煮沸した。そのまま火よりおろし、約2時間程度放
置後、布を取りだし、余分に付着しているカレー液をへ
らで除去し自然乾燥させた。プレス後、10cm×10
cmの試験片として実験に供した。
【0055】<衣料劣化防止効果>赤色ポロシャツ(シ
ンメン株社製ポロシャツS−701レッド)5枚を表1
の組成物を用いて洗濯した(東芝製2槽式洗濯機VH−
360S1、表1の組成物濃度0.0667質量%、水
道水30L使用、水温20℃、10分間洗浄、1分間脱
水後、30Lの水道水を注水して5分間すすぎを行っ
た。脱水後室内で自然乾燥させた)。30回洗濯を繰り
返した後の衣料の状態を以下の基準で判定した。5枚の
平均点を求め、平均点が1以上2未満を○、2以上2.
5未満を□、2.5以上3.5未満を△、3.5以上を
×として表2に示した。
【0056】判定基準 1:ほとんど新品衣料と差がない 2:やや色褪せしているが気にならない程度である。
【0057】 3:色褪せしており、袖口の糸がほつれなどの繊維の傷
みがみられる 4:かなりの色褪せと、繊維の傷みがみられる 5:衣料が裂けるなどの著しい傷みがみられる。
【0058】<変色防止効果>表1の組成物の2質量%
水溶液2Lに木綿金布#2003(10cm×10c
m、初期布帛という)5枚を浸し、静置下24時間放置
した。その後、布を取り出し水洗、プレス後の処理布帛
の外観を目視で観察し、下記基準で判定した。5枚の平
均が1以上1.5未満を○、1.5以上2未満を△、2
以上を×として表2に示す。 1:ほとんど初期布帛と差がない 2:やや茶色みがかっている 3:明らかに茶色に変色している
【0059】
【表1】
【0060】・KAP4.3G;プロテアーゼ(花王
(株)製) ・KAC500;セルラーゼ(花王(株)製) ・炭酸ナトリウム;デンス灰
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 昌和 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 Fターム(参考) 4H003 AB03 AB19 AB27 AC08 BA10 DA01 EA12 EA15 EA16 EA20 EA28 EB22 EB26 EB30 EB32 EB36 EC02 EC03 EE04 EE05 FA08 FA15 FA43

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)下記一般式(1)で表される化合
    物、(b)分子中にアクリル酸又はメタクリル酸に由来
    する構成単位を含有する重量平均分子量3000〜10
    0000の重合体、及び(c)無機過酸化物を含有する
    漂白洗浄剤組成物。 【化1】 [式中:R1は炭素数2〜8のアルキレン基、アルケニレ
    ン基、フェニレン基、シクロアルキレン基、シクロアル
    ケニレン基であり、R2、R3、R4は、同一でも異なっ
    ていても良く、それぞれ炭素数1〜8のアルキレン基も
    しくはアルケニレン基もしくはシクロアルキレン基もし
    くはシクロアルケニレン基、又はフェニレン基である。
    また、R1、R2、R3、R4は、それぞれヒドロキシ基、
    アルコキシ基、ハロゲン基、アミノ基、硫酸基、スルホ
    ン酸基、ニトロ基、カルボン酸基から選ばれる置換基を
    有していても良い。MはI、II、III、IV、V、VI、VII
    又はVIIIの酸化状態を有する遷移金属から選択される。
    Xは、化学量論基準で化合物の電荷と平衡する任意の対
    イオンである。]
JP2001098892A 2001-03-30 2001-03-30 漂白洗浄剤組成物 Expired - Fee Related JP4647126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001098892A JP4647126B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 漂白洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001098892A JP4647126B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 漂白洗浄剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002294289A true JP2002294289A (ja) 2002-10-09
JP4647126B2 JP4647126B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=18952498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001098892A Expired - Fee Related JP4647126B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 漂白洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4647126B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0925499A (ja) * 1994-11-05 1997-01-28 Procter & Gamble Co:The 漂白組成物
JP2001503073A (ja) * 1996-07-22 2001-03-06 カーネギー・メロン・ユニバーシティ 金属配位子含有漂白組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0925499A (ja) * 1994-11-05 1997-01-28 Procter & Gamble Co:The 漂白組成物
JP2001503073A (ja) * 1996-07-22 2001-03-06 カーネギー・メロン・ユニバーシティ 金属配位子含有漂白組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP4647126B2 (ja) 2011-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH045080B2 (ja)
JP3810854B2 (ja) 高密度粉末洗剤組成物
JP3810847B2 (ja) 高密度粉末洗剤組成物
US6833343B2 (en) Bleaching detergent formulation
BR0112852B1 (pt) composição detergente particulada para lavagem de roupa, e, composição particulada colorida para uso como uma composição para salpicos coloridos em uma composição detergente particulada para lavagem de roupa.
US8034760B2 (en) Softening detergent composition
JP4694020B2 (ja) 漂白洗浄剤組成物
JP2002294289A (ja) 漂白洗浄剤組成物
JP4163058B2 (ja) 漂白剤含有洗浄剤組成物
JPS61231099A (ja) 濃縮粉末洗剤組成物
JP2002265998A (ja) 洗浄剤組成物
JP3332838B2 (ja) 漂白活性化剤造粒物
JP2002294290A (ja) 漂白洗浄剤組成物
JP3352353B2 (ja) 洗浄剤組成物
EP1046702A2 (en) Granulated bleaching activator
JPH1135978A (ja) 漂白剤含有洗剤組成物
JP3694063B2 (ja) 高密度粒状洗剤組成物の製造方法
JP3676028B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP4376405B2 (ja) 漂白洗浄剤組成物
JP4346792B2 (ja) 漂白洗浄剤組成物
JP3877808B2 (ja) 高密度粒状洗剤組成物
JPS61231098A (ja) 濃縮粉末洗剤組成物
JP4265860B2 (ja) 漂白洗浄剤組成物
JP2801137B2 (ja) 漂白洗浄剤組成物
JP2000073089A (ja) 漂白洗浄剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071026

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees