JP3331787B2 - シリコン量子ドットの製造方法 - Google Patents

シリコン量子ドットの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、量子デバイスに用いら
れるシリコン量子ドットの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】量子ドットとは、寸法が数nm〜数十n
mの3次元量子井戸である。寸法が小さいために井戸中
で取りうるエネルギーは量子化され、準位を持つように
なる。そのため、準位間遷移による発光のような量子力
学的効果が現れるものと期待されている。ここで従来の
量子ドットを製作する方法を簡単に説明する。
【0003】第1の方法は、図5の(1)に示すよう
に、絶縁層111上の薄い金属層(または薄い半導体
層)112上に電子線ビームリソグラフィー等によって
レジストパターン113を形成する。そのレジストパタ
ーン113をマスクにして、薄い金属層112(または
薄い半導体層)を上記絶縁層111とともにエッチング
することにより、図5の(2)に示すような薄い金属層
112(または薄い半導体層)の一部分からなる量子ド
ット114を形成する。なお図(2)はレジストパター
ン113を除去した状態を示している。
【0004】第2の方法は、図6に示すように、ガリウ
ムヒ素(GaAs)基板121上に、例えばアルミニウ
ムガリウムヒ素(AlGaAs)122をファセット成
長させ、さらにその頂点にガリウムヒ素をヘテロエピタ
キシャル成長させてガリウムヒ素からなる量子ドット1
23を形成する。
【0005】第3の方法は、図7に示すように、例えば
ヘテロエピタキシー法を用いてガリウムヒ素基板131
に2次元電子面132を作り、さらに絶縁層133を介
してガリウムヒ素基板131上にゲート電極134,1
35を狭い間隔に設け、そのゲート電極134,135
の電場によって2次元電子面132の電子を閉じ込める
ことで、量子ドット136を形成する。
【0006】上記第1〜第3の方法によって製作される
量子ドットは、通常、他の量子ドットからは大きく離れ
ている。そのため、量子ドット間の相互作用は非常に小
さい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
製造技術で上記第1,第3の方法によって製造される量
子ドットは、そのサイズが大きいために、十分な量子効
果が出現せず、準位間遷移エネルギーが小さい。一方、
第2の方法では、小さいサイズの量子ドットを製作する
ことができる。しかし閉じ込めポテンシャルの障壁高さ
が小さく、準位間遷移エネルギーが小さいという欠点が
ある。さらに上記第1〜第3の各方法に対して、前述し
たように相互作用は非常に小さく、実際にその相互作用
を用いることは非常に困難である。そこで量子ドット間
の距離を、例えば、トンネル効果を利用するならば数n
m、光によって相互作用を起こさせるならば数10nm
以内になるように形成する必要が生じる。
【0008】したがって、上記課題は以下のようにな
る。 準位間遷移エネルギーが小さい。 量子ドット間の相互作用が小さく、実際にその相互作
用を用いることが非常に困難である。また、第2,第3
の方法で製作される量子ドットはガリウムヒ素系の半導
体層表面にしか形成できない。
【0009】本発明は、準位間遷移エネルギーが大き
く、量子ドット間の相互作用が大きいシリコン系半導体
の量子ドットの製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたシリコン量子ドットの製造方法で
ある。すなわち、第1工程で、半導体基板の表面に第1
絶縁層を形成し、第2工程で、第1絶縁層上に非晶質シ
リコン層を形成する。次いで第3工程で、熱処理を行っ
て、非晶質シリコン層を多結晶シリコン層に改質する。
その後第4工程で、多結晶シリコン層の結晶粒界を除去
することでこの多結晶シリコンの各結晶粒を分離して量
子ドットを形成した後、第5工程で、各量子ドットを覆
う第2絶縁層を形成する。
【0011】上記第5工程は、第4工程で分離形成した
各量子ドットの表面に絶縁材料を堆積して第2絶縁層を
形成する。または、各量子ドットの表面を酸化すること
で第2絶縁層を形成する。もしくは各量子ドットの表面
を酸化して酸化層を形成した後該酸化層を除去し、その
後各量子ドットを覆う状態に絶縁材料を堆積して第2絶
縁層を形成する。
【0012】
【作用】上記シリコン半導体の量子ドットの製造方法で
は、量子ドットは第1,第2絶縁層で覆われた構造に製
造される。そのため、閉じ込めポテンシャルは、第1,
第2絶縁層と半導体との伝導帯間エネルギー差となる。
これは、通常数eVあり、半導体ヘテロ接合によって作
られた量子ドットと比較して大きくなる。また、この量
子ドットのサイズは非晶質シリコン膜の膜厚によって決
まるため、この膜厚を薄くすることによって量子ドット
のサイズが小さくなる。そのため、準位間遷移エネルギ
ーが大きくなる。また、多結晶シリコンの結晶粒界を利
用して各結晶粒を分離するため、各結晶粒は密集した状
態に形成される。その結果、、各量子ドットは近接した
量子ドットを持つことになる。そのため、大きな量子ド
ット間相互作用を持つ。
【0013】
【実施例】本発明の第1実施例を図1の製造工程図によ
って説明する。
【0014】図1の(1)に示すように第1工程では、
例えば熱酸化法によって、半導体基板(例えばシリコン
基板)11の表面を酸化して3nmの厚さの酸化膜(S
iO 2 膜)からなる第1絶縁層12を形成する。この熱
酸化は、例えば酸素を窒素で希釈した分圧酸化によって
行う。この方法では、高温度酸化と同程度の品質の酸化
膜を数nmの厚さに形成できる。当然のことながら、他
の酸化法で酸化膜を形成することも可能である。
【0015】続いて図1の(2)に示す第2工程を行
う。この工程では、例えばCVD法によって、上記第1
絶縁層12上に非晶質シリコン層13を形成する。この
非晶質シリコン層13は、例えば10nmの膜厚になる
ように形成する。上記非晶質シリコン層13の形成に
は、例えば低圧CVD装置を用い、例えば、原料ガスに
モノシラン(SiH4 )を用い、成膜雰囲気の圧力を1
0Pa、成膜温度を550℃に設定する。
【0016】次いで図1の(3)に示す第3工程を行
う。この工程では、熱処理によって、上記非晶質シリコ
ン層(13)を結晶化して微細結晶粒からなる多結晶シ
リコン層14を生成する。この熱処理は、例えばRTA
(Rapid Thermal Annealing )装置を用いて行う。この
アニーリングプロセスでは、例えば不活性な雰囲気(例
えば窒素雰囲気または不活性ガス雰囲気)中で1000
℃程度まで急速に加熱して数10秒間保持し、その後非
晶質化しない冷却速度で室温(例えば23℃)まで急冷
する。この熱処理によって形成される多結晶シリコン層
14の結晶粒径は数nm〜数10nm程度になる。
【0017】そして図1の(4)に示す第4工程を行
う。この工程では、上記各処理を行った半導体基板11
を希フッ酸溶液に浸漬し、上記多結晶シリコン層14の
結晶粒界部分をエッチングによって取り除いて、多結晶
シリコン層14の各結晶粒15を分離する。上記エッチ
ングでは結晶粒界のみをエッチングするため、希フッ酸
溶液に浸漬する時間は例えば10秒〜数10秒程度であ
る。
【0018】その後図1の(5)に示す第5工程を行
う。この工程では、例えばCVD法によって、上記各結
晶粒15からなる各量子ドット16を覆う状態に二酸化
シリコンを堆積して第2絶縁層17を形成する。上記C
VD法には、例えばプラズマCVD法を用い、原料ガス
にはモノシラン(SiH4 )と酸化二窒素(N2 O)と
を用い、成膜温度を250℃、成膜雰囲気の圧力を13
3Paに設定する。
【0019】上記シリコン量子ドットの製造方法の第1
実施例では、量子ドット16のサイズは数nm〜10数
nmになる。そのため、量子ドット16の準位間遷移エ
ネルギーは1eV〜3eV程度になる。また第1,第2
絶縁層12,17がポテンシャルバリアとなるので、量
子ドット16はポテンシャルバリアで囲まれることにな
る。そのため、閉じ込めポテンシャルは、第1,第2絶
縁層12,17と量子ドット16との伝導帯間エネルギ
ー差となるので、数eV程度になり、半導体ヘテロ接合
によって作られた量子ドットとよりも大きくなる。そし
て量子ドット16は、その1面が3nmの第1絶縁層1
2によって囲まれているので、例えば他の面が数100
nmの第2絶縁層17で囲まれていても、第1絶縁層1
2によってトンネル効果が得られる。このように、量子
ドット16を囲む第1,第2絶縁層12,17は、量子
ドット16の少なくとも1面に形成する絶縁層(ここで
は第1絶縁層12)の膜厚をトンネル効果が得られる膜
厚、例えば5nm以下の膜厚に形成する必要がある。さ
らに量子ドット間の最小の距離を数nm程度に形成する
ことができるので、量子ドット間相互作用を十分に得る
ことができる。
【0020】次に第2実施例として、上記第1実施例で
説明した製造方法よりも小さな量子ドットを製作する方
法を図2によって説明する。図では、上記第1実施例で
説明したのと同様の構成部品には同一符号を付す。
【0021】上記第1実施例と同様にして、第1工程か
ら第4工程までを行い、図2の(1)に示すように、半
導体基板11上に設けた第1絶縁層12上に多結晶シリ
コン層の結晶粒界部分を除去することで分離した状態に
多数の結晶粒15を形成する。その後図2の(2)に示
すように、第5工程を行う。この工程では、例えば熱酸
化法によって、各結晶粒15の表面を酸化して第2絶縁
層17を形成する。上記熱酸化は、例えば酸素を窒素で
希釈した分圧酸化によって行う。この方法では、高温度
酸化と同程度の品質の酸化膜を数nmの厚さに形成でき
る。当然のことながら、他の酸化法で行うことも可能で
ある。その結果、結晶粒15の表面を酸化して残った結
晶粒15の部分が量子ドット16になる。
【0022】上記シリコン量子ドットの製造方法の第2
実施例では、上記第1実施例と同様の作用効果が得られ
る。それとともに、各結晶粒15の表面を酸化している
ので、第1実施例で形成した結晶粒15と比較して、第
2実施例の各結晶粒15は酸化した分だけ小さくなる。
そのため、量子ドット16は数nm程度のサイズのもの
が形成できる。したがって準位間遷移エネルギーは2e
V〜3eV程度になる。
【0023】次に第1,第2絶縁層を窒化シリコンで形
成する製造方法を、第3実施例として図3の製造工程図
によって説明する。図では、上記第1実施例と同様の構
成部品には同一の符号を付す。
【0024】図3の(1)に示すように第1工程では、
例えばCVD法によって、半導体基板(例えばシリコン
基板)11の表面に3nmの厚さの窒化シリコン(Si
3 4 )からなる第1絶縁層21を形成する。上記窒化
シリコン膜は、例えば、原料ガスにモノシラン(SiH
4 )とアンモニア(NH3 )とを用いた熱CVD法によ
って形成する。成膜条件としては、例えば成膜温度を9
00℃、成膜雰囲気の圧力を50Paに設定する。当然
のことながら、他のCVD法によって窒化シリコンを堆
積することも可能である。
【0025】続いて図3の(2)に示す第2工程を行
う。この工程では、例えばCVD法によって、上記第1
絶縁層21上に非晶質シリコン層13を形成する。この
非晶質シリコン層13は、例えば10nmの膜厚になる
ように形成する。この非晶質シリコンの成膜は、上記第
1実施例で説明したのと同様の方法によって行えばよ
い。
【0026】次いで図3の(3)に示す第3工程を行
う。この工程では、熱処理によって、上記非晶質シリコ
ン層13を結晶化して、微細結晶粒からなる多結晶シリ
コン層14を生成する。この熱処理は、上記第1実施例
で説明したのと同様の方法によって行えばよい。その結
果、形成される多結晶シリコン層14の結晶粒径は数n
m〜数10nm程度になる。
【0027】そして図3の(4)に示す第4工程を行
う。この工程では、上記各処理を行った半導体基板11
を希フッ酸溶液に浸漬して、上記多結晶シリコン層14
の結晶粒界部分をエッチングによって取り除き、多結晶
シリコン層14の各結晶粒15を分離する。このエッチ
ングは、上記第1実施例で説明したのと同様の方法によ
って行えばよい。
【0028】その後図3の(5)に示す第5工程を行
う。この工程では、例えばCVD法によって、上記各結
晶粒15からなる量子ドット16を覆う状態に窒化シリ
コン(Si3 4 )を堆積して第2絶縁層22を形成す
る。この窒化シリコンの堆積は、例えば、原料ガスにモ
ノシラン(SiH4 )とアンモニア(NH3 )とを用い
た熱CVD法によって行う。成膜条件としては、例えば
成膜温度を900℃、成膜雰囲気の圧力を50Paに設
定する。当然のことながら、他のCVD法によって窒化
シリコンを堆積することも可能である。
【0029】上記シリコン量子ドットの製造方法の第3
実施例では、上記第1実施例と同等の作用効果が得られ
る。そのため、量子ドット16のサイズは数nm〜10
数nmになり、準位間遷移エネルギーは1eV〜3eV
程度になる。また閉じ込めポテンシャルは数eV程度に
なる。そして上記量子ドット16の1面が3nmの第1
絶縁層21によって囲まれているのでトンネル効果が得
られる。さらに量子ドット間の距離が数nm程度のもの
を形成することができるので、量子ドット間相互作用を
十分に得ることができる。
【0030】次に第4実施例として、上記第3実施例で
説明した製造方法よりも小さな量子ドットを製作する方
法を図4によって説明する。図では、上記第3実施例で
説明したのと同様の構成部品には同一符号を付す。
【0031】上記第3実施例と同様にして、第1工程か
ら第4工程までを行い、図4の(1)に示すように、半
導体基板11上に設けた第1絶縁層12上に結晶粒界部
分を除去することで分離した多数の結晶粒15を形成す
る。その後図4の(2)に示すように、第5工程を行
う。この工程では、例えば熱酸化法によって、各結晶粒
15の表面を酸化して酸化層23を形成する。上記熱酸
化は、例えば酸素を窒素で希釈した分圧酸化によって行
う。この方法では、高温度酸化と同程度の品質の酸化膜
を数nmの厚さに形成できる。当然のことながら、他の
熱酸化法で行うことも可能である。
【0032】続いて図4の(3)に示すように、例えば
希フッ酸溶液を用いたウェットエッチングによって上記
酸化層23(2点鎖線で示す部分)をエッチングして除
去する。そして結晶粒(15)が量子ドット16にな
る。次いで図4の(4)に示すように、例えばCVD法
によって、上記量子ドット16を覆う状態に窒化シリコ
ン(Si3 4 )を堆積して第2絶縁層22を形成す
る。上記窒化シリコンの堆積は、上記第3実施例で説明
したのと同様の方法によって行えばよい。
【0033】上記シリコン量子ドットの製造方法の第4
実施例では、上記第1実施例と同様の作用効果が得られ
る。それとともに、各結晶粒15の表面を酸化している
ので、第3実施例で形成した結晶粒15と比較して、第
4実施例の各結晶粒15は酸化した分だけ小さくなる。
そのため、量子ドット16は数nm程度のサイズのもの
が形成できる。したがって準位間遷移エネルギーは2e
V〜3eV程度になる。
【0034】上記第1,第2実施例では、第2絶縁層1
7を二酸化シリコンで形成したが、例えば窒化シリコン
で形成することも可能である。また上記第3,第4実施
例では、第2絶縁層22を窒化シリコンで形成したが、
例えば二酸化シリコンで形成することも可能である。さ
らに上記各第1絶縁層12,21および各第2絶縁層1
7,22は、シリコン酸窒化物(SiON)で形成する
ことも可能である。また金属酸化物,金属酸窒化物,金
属窒化物等の絶縁物で形成することも可能である。それ
らの一例としては、酸化アルミニウム(Al2 3 )、
酸化タンタル(Ta2 5 )、酸化チタン(Ti
2 )、ストロンチウム酸バリウム(BaSrO)、チ
タン酸バリウム(BaTiO3 )、窒化アルミニウム
(AlN)、窒化チタン(Ti3 4 )、酸窒化チタン
(TiON)等がある。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
多結晶シリコンの結晶粒を用いて量子ドットを製造する
ので、シリコンからなる量子ドットを製造することがで
きる。さらに多結晶シリコンの結晶粒界を分離部分とし
て各結晶粒を分離しているので、各結晶粒からなる量子
ドットは密集して形成される。そのため、量子ドット間
相互作用の大きな量子ドット群を形成することができ
る。また量子ドットは第1,第2絶縁層からなる高いポ
テンシャルバリアに囲まれているので、大きな準位間遷
移エネルギーが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の製造工程図である。
【図2】本発明の第2実施例の製造工程図である。
【図3】本発明の第3実施例の製造工程図である。
【図4】本発明の第4実施例の製造工程図である。
【図5】従来例の量子ドットの製造工程図である。
【図6】従来例の量子ドット製造の説明図である。
【図7】従来例の量子ドット製造の説明図である。
【符号の説明】
11 半導体基板 12,21 第1絶縁層 13 非晶質シリコン層 14 多結晶シリコン層 15 結晶粒 16 量子ドット 17,22 第2絶縁層 23 酸化層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/20 H01L 21/203 H01L 21/205 H01L 29/06 601 H01L 29/66

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面に第1絶縁層を形成す
    る第1工程と、 前記第1絶縁層上に非晶質シリコン層を形成する第2工
    程と、 熱処理を行って、前記非晶質シリコン層を多結晶シリコ
    ン層に改質する第3工程と、 前記多結晶シリコン層の結晶粒界を除去することで該多
    結晶シリコンの各結晶粒を分離して量子ドットを形成す
    る第4工程と、 前記各量子ドットを覆う第2絶縁層を形成する第5工程
    とからなることを特徴とするシリコン量子ドットの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシリコン量子ドットの製
    造方法において、 前記第5工程は、前記第4工程で分離することで形成し
    た各量子ドットの表面に絶縁材料を堆積して第2絶縁層
    を形成することを特徴とするシリコン量子ドットの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシリコン量子ドットの製
    造方法において、 前記第5工程は、前記第4工程で分離形成した各量子ド
    ットの表面を酸化して第2絶縁層を形成することを特徴
    とするシリコン量子ドットの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシリコン量子ドットの製
    造方法において、 前記第5工程は、前記第4工程で分離形成した各量子ド
    ットの表面を酸化して酸化層を形成した後、該酸化層を
    除去し、その後前記各量子ドットを覆う状態に絶縁材料
    を堆積して第2絶縁層を形成することを特徴とするシリ
    コン量子ドットの製造方法。
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