JP3139450B2 - 結晶成長方法 - Google Patents

結晶成長方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の製造
方法に関し、特に、有機金属熱分解気相成長法を用いた
結晶成長法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】従来の結晶成長方法では、半導体基板上の
所望の位置に半導体層を選択的に成長する場合、酸化シ
リコン等の誘電体を半導体基板上に成膜し、これにフォ
トリソグラフィーの手法を用いて開口部を設け、この開
口部を有する誘電体をマスクとして、有機金属熱分解法
等を用いて開口部のみに選択的に成長を行わせ、その
後、選択成長を行った半導体基板を、結晶成長装置より
取り出し、化学エッチングにより誘電体層をとり除く。
このように加工した半導体基板を、再び結晶成長装置に
導入して、上記選択成長により形成された半導体層をさ
らに二回目の結晶成長により埋め込み、半導体層構造を
形成するのが一般的な工程であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この様な結
晶成長法の場合、誘電体層を除去するために、選択成長
を行った半導体基板を一度結晶成長装置から大気中へ取
り出さなくてはならず、この際に、選択成長により形成
された半導体層表面や、誘電体膜を除去した半導体基板
表面に自然酸化膜が形成されることになる。そのため、
界面に、表面準位に起因する欠陥等が形成されてしまう
という問題があった。
【0005】結晶の成長方法、または半導体装置の製造
方法として、特開平7−235722号公報には、活性
領域のストライプ幅の狭い半導体レーザを再現性よく作
製する製造方法が開示されている。
【0006】また、特開平8−78386号公報には、
エッチング液を使用しないで、半導体層を制御性よくエ
ッチングできるエッチング方法が開示されている。
【0007】さらに、上記公開公報には、いずれも、第
1層目の絶縁膜マスクを除去して第2層目の絶縁体マス
クを形成することが開示されている。
【0008】しかしながら、特開平7−235722号
公報および特開平8−78386号公報においては、第
1層目の絶縁膜マスクを除去して第2層目の絶縁体マス
クを形成することを開示してはいても、第1層目の絶縁
膜マスクの除去を成長室中においてなすことまでは開示
してはいない。また、当然ながら、それを可能にするた
めの具体的な技術に関して何らの開示もない。
【0009】本発明は、上記従来技術における結晶成長
方法の問題点に鑑みてなされたもので、その第1の目的
は、誘電体膜をマスクとして選択成長を連続的に行う
際、選択成長により形成された半導体層表面や、誘電体
膜を除去した半導体基板表面に自然酸化膜が形成されな
いようにすることである。
【0010】また、本発明の他の目的は、界面に、表面
準位に起因する欠陥等が形成されない様な結晶成長法を
実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の態様によれば、半導体層の結晶成長方法
に関し、半導体基板および/または半導体基板上に形成
された半導体最上部層の平面上部に毎分1ナノメートル
以下の成膜速度で形成した誘電体膜を形成する工程と、
前記形成した誘電体膜をマスクとして有機金属熱分解法
等を用いて成長室中にて結晶の選択成長を行わせる工程
と、前記形成した誘電体膜を前記の結晶選択成長後に前
記成長室中にて除去する工程とからなる一連の工程を基
本工程として有し、前記基本工程を所定の回数だけ反復
してなすことを特徴とする結晶成長方法が提供される。
【0012】また、前記基本工程の反復により形成され
る各半導体層のうち、少なくともいずれか1層の半導体
層においては、前記のマスクを使用しないで、当該半導
体層の結晶を成長させることを特徴とする前記結晶成長
方法も提供される。
【0013】また、前記結晶成長方法における前記誘電
体膜の材料として、アルミナを用いることも可能であ
る。また、前記結晶成長方法における前記誘電体膜の材
料として、酸化シリコンを用いることも可能である。
【0014】さらに、前記結晶成長方法における前記誘
電体膜の形成方法として、電子ビーム蒸着法を用いるこ
とも可能である。そして、前記結晶成長方法における前
記誘電体膜の除去方法において、塩化水素ガスまたはフ
ッ化水素ガスを使用することも可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の結晶成長方法を図
面を参照して説明する。図1は、本発明に係る結晶成長
法を適用した半導体の製作工程を示す図である。
【0016】先ず、本発明に係る結晶成長法の概要とそ
れにより形成される半導体の構造を示す。半導体基板1
上に毎分1ナノメートル以下の成膜速度で形成した誘電
体膜2を形成し、該誘電体膜2をマスクとして有機金属
熱分解法を用いて選択成長を行う。上記の選択成長後に
上記マスクとして用いた誘電体膜2を成長室中にて除去
し、その上から、選択成長により形成された第2の半導
体層4を形成して埋め込み成長する。
【0017】次に、上記工程の詳細を上記構造に基づい
て説明する。図1(a)の工程に示すように、半導体基
板1上に毎分1ナノメートル以下の成膜速度で誘電体膜
2を形成し、この誘電体膜2にフォトリソグラフィーの
手法を用いて、開口部5を設ける。この半導体基板1を
有機金属熱分解結晶成長装置に導入する。
【0018】次に、上記の有機金属熱分解結晶成長装置
を用いて、半導体基板1上に、第1の半導体層3を有機
金属熱分解法にて成長する。この際、図1(b)の工程
に示すように、誘電体膜2の上には半導体層は成長せ
ず、半導体表面が露出している開口部5の上のみに第1
の半導体層3は選択的に成長する。
【0019】次に、図1(c)の工程に示すように、図
1(b)の工程で示した選択成長のマスクとなった誘電
体膜2を、有機金属熱分解結晶成長装置中で塩化水素ガ
スを流すことにより除去する。通常、誘電体膜は、塩化
水素ガスにより除去は不可能であるが、上記の手法で形
成された誘電体膜2は、塩化水素ガスにより除去可能で
ある。そのため、通常は、一度有機金属熱分解結晶装置
の外に取り出し、フッ化水素等により除去し、再び有機
金属熱分解結晶装置へ導入しなければならないが、本発
明に係る結晶成長法によれば、この一度試料を外へ取り
出す工程が省略可能である。
【0020】最後に、図1(d)に完成図を示す工程に
おいては、第1の半導体層3を形成した半導体基板1上
に第1の半導体層3を埋め込んで、第2の半導体層4を
マスクを使用しないで形成し、該第2の半導体層4を成
長させることにより、半導体層を形成する。
【0021】上記図1(a)〜図1(d)に示す一連の
工程を基本工程とし、該基本工程を所定の回数だけ反復
することにより、多層構造の半導体の各層を連続して埋
め込み成長させることができる。
【0022】本発明に係る結晶成長法によれば、誘電体
膜の形成速度を上記のように設定したことにより、誘電
体膜除去のために、試料を装置外へ取り出す必要がない
ため、半導体基板1や、第1の半導体層3の表面上に自
然酸化膜が形成されず、第2の半導体層4との界面に見
られる酸化膜形成に起因する表面準位による欠陥の発生
を抑制することができる。
【0023】図2は、本発明に係る結晶成長法を適用し
た半導体の製作工程を示す図である。本発明に係る結晶
成長法においては、第2の半導体層の形成過程において
も、第1の半導体層の形成過程と同様に誘電体膜による
マスクが使用される。
【0024】まず、図2(a)に完成図を示す工程にお
いては、半導体基板21の上部全面に、第1の半導体層
22を有機金属熱分解法等により成長する。ここまでの
工程は、図1(a)〜(c)に示す結晶成長法の工程と
同じである。
【0025】次に、毎分1ナノメートル以下の成膜速度
で誘電体膜23を成膜する。次に、フォトリソグラフィ
ーの手法を用いて、誘電体膜23と第1の半導体層22
および半導体基板21に付着した余分な誘電体膜を化学
エッチングにより除去する。該エッチング後に残った誘
電体膜23は、第2の半導体層を形成する際のマスクと
して使用される。
【0026】次に、図2(b)に示す工程においては、
この半導体基板21を有機金属熱分解成長装置に導入
し、第1の半導体層22および誘電体膜23から成る構
造が形成された半導体基板21上に第2の半導体層24
を成長する。この際、誘電体膜23上には、マスク作用
により、半導体層は成長せず、よって、第2の半導体層
24は、半導体基板21上のみに選択的に成長する。
【0027】次に、図2(c)に示す工程で、本発明の
上記の結晶成長法と同様に、誘電体膜23を、半導体基
板21を有機金属熱分解成長装置の外に取り出すことな
く、塩化水素ガス等を流すことにより除去する。
【0028】最後に、図2(d)の工程に示すように誘
電体膜23を除去した上に、第3の半導体層25を成長
させ、第1の半導体層22と第2の半導体層24を埋め
込み成長し、最終的には、図2(d)の工程に示すよう
な半導体構造を完成させる。
【0029】上記図2(a)〜図2(d)に示す一連の
工程を基本工程とし、該基本工程を所定の回数だけ反復
することにより、多層構造の半導体の各層を連続して埋
め込み成長させることができる。
【0030】なお、上記の本発明の結晶成長方法の説明
においては、埋め込み成長における代表的な2つの場合
について説明したが、本発明に係る結晶成長方法は、誘
電体膜の形成速度を上記のように設定したことにより、
結晶の埋め込み形状によらず、結晶の選択成長を行った
後の誘電体膜のマスクを、試料全体を装置外へ取り出す
ことなく、有機金属熱分解成長装置等の装置内で除去し
て、2回目以降の結晶成長を連続的に行わせる埋め込み
成長が可能である。
【0031】以下、図面を参照しながら本発明の実施形
態について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態
に係る結晶成長法を適用した半導体の製作工程の例を示
す図である。
【0032】本実施形態に係る製作工程は、GaAsの
リッジ構造を選択成長させ、ウェハを装置外に取り出す
ことなく、1回目の選択成長で形成されたリッジ構造
を、GaAsで埋め込み成長した半導体構造を製作する
場合を示す。
【0033】まず、図3(a)に示す工程では、Siド
ープしたGaAsから成るGaAs(001)半導体基
板31上に毎分1ナノメートル以下の成膜速度で形成し
たアルミナから成る誘電体膜32を形成し、この誘電体
膜32にフォトリソグラフィーの手法を用いて開口部を
設けた後、このGaAs半導体基板31を有機金属熱分
解結晶成長装置に導入する。
【0034】次に、有機金属熱分解結晶成長装置を用い
て、半導体基板31上に、MgドープGaAsから成る
第1のGaAs半導体成長層33(不純物濃度1×10
17cm-3)を、成長温度700℃、V/III比100
の成長条件で、1.5μm選択成長させ、その後、有機
金属熱分解結晶成長装置中で塩化水素ガスを流すことに
より誘電体膜32を選択的に除去する。通常誘電体膜
は、塩化水素ガスにより除去は不可能であるが、本発明
の手法で形成された誘電体膜32は、塩化水素ガスによ
り除去可能である。そのため、通常は、一度有機金属熱
分解結晶装置の外に取り出し、フッ化水素等により除去
し、再び有機金属熱分解結晶装置へ導入しなければなら
ないが、本発明によれば、この一度試料を外へ取り出す
工程が省略可能である。
【0035】最後に、図3(b)に完成図示す工程で
は、上記の誘電体膜を除去した後、第1の半導体成長層
33を形成した半導体基板1上に、SiドープしたGa
Asから成る第2の半導体成長層34(不純物濃度1×
1017cm-3)を全面に成長させ、半導体埋め込み構造
の製作を終了する。
【0036】本実施形態に示す結晶成長法によれば、誘
電体膜除去のために、試料を装置外にまで取り出す必要
がないため、第1の半導体層33の表面上には自然酸化
膜が形成されず、第2の半導体層34との界面に見られ
る酸化膜形成時の表面準位に起因する欠陥の発生を抑制
することができる。
【0037】図4は、本発明の第2の実施形態に係る結
晶成長法を適用した半導体の製作工程の例を示す図であ
る。本実施形態に係る結晶異成長法では、GaInAs
から成る歪量子井戸構造を有する発振波長0.98μm
帯の半導体レーザウェハ選択成長を例にとり述べる。
【0038】本実施形態の半導体レーザウェハは、有機
気相成長法にて成長する。まず、SiドープしたGaA
s(001)基板41上に、SiドープしたGaAsか
ら成るバッファー層42(不純物濃度:1×1018cm
-3)を0.5μm成長させ、次に、SiドープしたAl
0.4Ga0.6Asから成る第1のクラッド層43(不純物
濃度1×1017cm-3)を成長温度700℃、V/III
比100の成長条件で、2μm成長させ、引き続き、そ
の上に発光層44を成長させる。
【0039】図5に発光層44の層構造を示す。この発
光層44は前記第1のクラッド層43上に、Al0.2
0.8Asから成る厚さ40nmの第1の光ガイド層5
1、GaAsから成る厚さ20nmの第1のバリア層5
2、Ga0.76In0.24Asから成る厚さ4.5nmの第
1の活性層53、GaAsから成る厚さ20nmの第2
のバリア層54、Ga0.76In0.24Asから成る厚さ
4.5nmの第2の活性層55、GaAsから成る厚さ
20nmの第3のバリア層56、Al0.2Ga0.8Asか
ら成る厚さ40nm第2の光ガイド層57を順次成長温
度680℃、V族/III族比が80の成長条件で成長さ
せることにより形成する。
【0040】さらに、前記発光層44の上に、Mgドー
プAl0.4Ga0.6Asから成る第2のクラッド層45
(不純物濃度1×1018cm-3)を、1.5μm成長さ
せ、その上に、MgドープGaAsから成るキャップ層
46(不純物濃度1×1019cm-3)を、前記発光層4
4と同様の条件で0.1μm成長させ、レーザウェハの
一回目の成長を終了する。
【0041】次に、このレーザウェハを成長装置より取
り出し、図4(a)の工程に示す様に、前記キャップ層
46上に、誘電体膜を全面に堆積し、フォトリソグラフ
ィーの手法と化学エッチングにより、[−110]方向
に幅5μmのストライプ状のアルミナから成る誘電体膜
47およびリッジ状のキャップ層46、第2のクラッド
層45を形成する。
【0042】次に、このGaAs(001)基板41を
再び有機金属熱分解成長装置へ導入し、2回目の結晶成
長を行う。まず、前記第2のクラッド層45上に膜厚
0.8μmのSiドープAl0.6Ga0.4Asから成る第
1の電流ブロック層48(不純物濃度1×1018
-3)、および、膜厚0.8μmのSiドープGaAs
から成る第2の電流ブロック層49(不純物濃度1×1
18cm-3)を成長させる。この際、結晶は、誘電体膜
47上には成長せず、第2のクラッド層45の上にの
み、選択的に成長する。
【0043】さらに、試料を有機金属熱分解成長装置の
外へ取り出すことなく、塩化水素ガスを流すことによ
り、誘電体膜47を除去する。この際、GaAsから成
る第2の電流ブロック層49は塩化水素ガスに対する耐
性があるため、エッチングされることはない。誘電体膜
47が無くなり、第1のGaAsから成るキャップ層4
6が露出した時点で塩化水素ガスによるエッチングは停
止する。最後に、この上に膜厚1μmのMgドープGa
Asから成る第2のキャップ層410(不純物濃度1×
1019cm-3)を成長させ、レーザウェハの成長を終了
する。
【0044】なお、本発明の上記第1、第2の実施形態
の説明においては、誘電体膜を除去する際に使用するガ
スとしては塩化水素ガスを例示し、表面に露出する材料
としては、GaAsを例示して、それぞれ説明を行った
が、誘電体膜はエッチングしても、表面に露出する材料
はエッチングしない様な組合せでありさえすれば、他の
組合せであっても良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
誘電体膜をマスクとして結晶の選択成長を行わせる際
に、選択成長により形成された半導体層表面や、誘電体
膜を除去した半導体基板表面に、自然酸化膜が形成され
ることにより、界面に、表面準位に起因する欠陥等が形
成されない様な結晶成長法を実現することが可能であ
る。
【0046】また、本発明による結晶成長方法は、埋め
込み形状によらず、選択成長を行う際に誘電体膜のマス
クを使用する方式の全ての埋め込み成長工程に適用可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の結晶成長法を適用した
半導体の製作工程を示す図である。
【図2】図2は、本発明の第2の結晶成長法を適用した
半導体の製作工程を示す図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態に係る結晶
成長法を適用した半導体の製作工程の例を示す図であ
る。
【図4】図4は、本発明の第2の実施の形態に係る結晶
成長法を適用した半導体の製作工程の1例を示す図であ
る。
【図5】図5は、第2の実施形態に係る結晶成長法を適
用した半導体の発光層の層構造を示す図である。
【符号の説明】
1,21,41 半導体基板 2,23,32,47 誘電体膜 3,22,33 第1の半導体層 4,24,34 第2の半導体層 5 開口部 25 第3の半導体層 42 バッファ層 43 第1のクラッド層 44 発光層 45 第2のクラッド層 46 第1のキャップ層 48 第1のブロック層 49 第2のブロック層 51 第1の光ガイド層 52 第1のバリア層 53 第1の活性層 54 第2のバリア層 55 第2の活性層 56 第3のバリア層 57 第2の光ガイド層 410 第2のキャップ層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 H01L 21/31 H01S 5/00 C23C 16/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の上面上または前記半導体基板
    上に形成された第1の半導体層の上に毎分1ナノメ
    ートル以下の成膜速度で誘電体膜を形成する工程と、 前記形成された誘電体膜をマスクとして成長室中にて
    記半導体基板の上面上または前記半導体基板上に形成さ
    れた前記第1の半導体層の上面上に第2の半導体層の選
    択成長を行工程と、第2の半導体層の選択成長後に、前記成長室中から
    前記半導体基板を取り出すことなく、前記成長室中にて
    前記成長室中に供給されるエッチングガスにより前記形
    成された誘電体膜を除去する工程とを具備することを特
    徴とする結晶成長方法。
  2. 【請求項2】半導体基板または半導体基板上に形成され
    た第1の半導体層の上面部に毎分1ナノメートル以下の
    成膜速度でアルミナからなる誘電体膜を形成する工程
    と、 前記形成された誘電体膜をマスクとして成長室中にて前
    記半導体基板の上面上または前記半導体基板上に形成さ
    れた前記第1の半導体層の上面上に第2の半導体層の選
    択成長を行う工程と前記第2の半導体層の選択成長後に前記成長室中にて前
    記成長室中に供給される塩化水素ガスを用いて前記形成
    された誘電体膜を除去する工程とを具備する ことを特徴
    とする結晶成長方法。
  3. 【請求項3】前記第2の半導体層を埋め込むように、前
    記第2の半導体層と、前記半導体基板及び/または前記
    第1の半導体層上に新たな半導体層を形成する工程を更
    に具備することを特徴する請求項1または2に記載の結
    晶成長方法。
  4. 【請求項4】前記形成する工程と、前記選択成長を行う
    工程と、前記除去する工程を含む一連の工程を所定の回
    数反復して行うことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載の結晶成長方法。
  5. 【請求項5】前記誘電体膜の材料として、アルミナまた
    は酸化シリコンを用いることを特徴とする請求項1、3
    及び4のいずれかに記載の結晶成長方法。
  6. 【請求項6】前記除する工程において、塩化水素ガス
    またはフッ化水素ガスを前記エッチングガスとして使用
    することを特徴とする請求項1、3,4,及び5のいず
    れかに記載の結晶成長方法。
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