JP3329874B2 - コンプレッサのリード線固定構造 - Google Patents

コンプレッサのリード線固定構造

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JP3329874B2
JP3329874B2 JP05172293A JP5172293A JP3329874B2 JP 3329874 B2 JP3329874 B2 JP 3329874B2 JP 05172293 A JP05172293 A JP 05172293A JP 5172293 A JP5172293 A JP 5172293A JP 3329874 B2 JP3329874 B2 JP 3329874B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンプレッサに使用さ
れるリード線の処理構造に関し、特に、そのリード線を
コンプレッサ本体の外表面に固定する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カーエアコン用コンプレッサに
おいては電磁クラッチ等に通電するためにリード線が使
用されている。この種のリード線は、電磁クラッチ等か
ら引き出されてコンプレッサ本体の外表面に一旦固定さ
れ、その上で、通電を制御するためのコントローラに接
続されるのが普通である。
【0003】例えば実開昭58−14570号公報に
は、コンプレッサに使用されるリード線をコンプレッサ
本体の外面に固定補助具を用いて固定する構造が幾つか
開示されている。一例は、コンプレッサ本体にビス止め
されるクランプにてリード線をコンプレッサ本体の外面
に圧接保持させるものである。また、コンプレッサ本体
の外面に設けた突起部に受け口を設け、予めリード線に
取り付けたブッシュをその受け口に嵌合保持させる構造
もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者は、
クランプにてリード線をコンプレッサ本体の外面に圧接
させつつビス止め作業を行わなければならず、作業が面
倒である。後者は、リード線にブッシュを取り付ける作
業と、そのブッシュを受け口に嵌合させる作業とを必要
とし、作業が2段階になるため複雑である。
【0005】それ故に本発明の課題は、単純でかつ簡単
な作業でリード線をコンプレッサ本体の外表面に固定す
ることのできる構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、コンプ
レッサに使用されるリード線をコンプレッサ本体の外面
に設けた突起部に固定補助具を用いて固定する構造にお
いて、前記突起部は互いに対向した両側面と該両側面に
隣接した線受面とを有し、前記固定補助具は、前記線受
面に対向するリード線押え部と、該リード線押え部の両
端から前記両側面に対向しつつ延出して前記突起部に固
定される対の固定部とを有し、前記リード線押え部は、
前記対の固定部を互いに結合したブリッジ部と、前記ブ
リッジ部から突出して前記リード線を前記線受面に圧接
させて保持する指部とを有することを特徴とするコンプ
レッサのリード線固定構造が得られる。
【0007】前記両側面のうちの少なくとも一方に凹部
を設け、前記固定部には前記凹部に係止される凸部を設
けてもよいし、また両側面のうちの少なくとも一方に凸
部を設け、前記固定部には前記凸部に係止される凹部を
設けてもよい。これらの場合、前記対の固定部を前記両
側面に向けて付勢するよう弾力を持つことは望ましい。
【0008】前記線受面に前記リード線の側面の一部を
受ける溝を設けることは好ましい。
【0009】
【0010】前記突起部は前記コンプレッサの取り付け
に使用される部分であってもよい。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例につき
説明する。図1はカーエアコン用コンプレッサを概略的
に示す。このコンプレッサはコンプレッサ本体1とこれ
に伝える動力を掛け外しするための電磁クラッチ2とを
含んでいる。電磁クラッチ2からは、これに通電するた
めのリード線3が引き出されている。リード線3はコン
プレッサ本体1の外面に固定補助具即ちクリップ4を用
いて固定され、その上で、図示しないコントローラに接
続されている。こうして、コントローラにより電磁クラ
ッチ2の通電を制御できるようにしている。
【0012】図2を参照して、コンプレッサ本体1は自
動車のエンジン等への取り付けに使用される突起部即ち
ボス5を有している。ボス5は互いに対向した両側面6
とこれらの両側面に隣接した線受面7とを有している。
またボス5の両側面6間には取付ボルトを挿通するため
の取付穴8を有している。両側面6には切欠き即ち凹部
11がまた線受面7には溝12が形成されている。溝1
2は両側面6間にのび、図1に示したリード線3の側面
の一部を受けるためのものである。
【0013】クリップ4はボス5にこれを挟むように取
り付けられるものであり、線受面7に対向するリード線
押え部13と、リード線押え部13の両端からボス5の
両側面6に対向しつつ延出してボス5に固定される対の
固定部14とを有している。リード線押え部13は、対
の固定部14を互いに結合したブリッジ部15と、ブリ
ッジ部15から突出した指部16とを有する。対の固定
部14には凹部11に係止される爪部即ち凸部17を設
ける。このようなクリップ4は、ボス5に取り付けたと
きに対の固定部14がボス5の両側面6に向けて弾力的
に付勢されるように、合成樹脂又は金属にて作られる。
【0014】このクリップ4を用いて図1のリード線3
をボス5に固定するには、クリップ4を図3に示すよう
にリード線3に合わせてボス5に嵌め合せる。そして対
の固定部14の凸部17をボス5の両側面6の凹部11
に係合させる。この時に指部16がリード線3を線受面
7の溝12に圧接させるように寸法関係を設定する。こ
の結果、リード線3を線受面7の溝12に押しつけられ
て固定される。この固定作業はワンタッチで実施でき、
簡単である。
【0015】対の固定部14を互いに引き離して凸部1
7を凹部11から離脱させることで、クリップ4をボス
5から簡単に取り外すことができる。したがってこのク
リップ4は再使用が可能である。
【0016】なお図2に示すボス5の取付穴8はコンプ
レッサの軸心方向にのびているが、、図4に示すように
取付穴8がコンプレッサの軸心と交差する方向にのびた
ボス18に対しても同様に実施できる。
【0017】また両側面6に凸部を設け、固定部14に
はその凸部に係止される凹部を設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単純でかつ簡単な作業でリード線をコンプレッサの外表
面に固定することのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したカーエアコン用コ
ンプレッサを一部破断して示した概略側面図である。
【図2】(a)は図1のコンプレッサの要部のみの拡大
斜視図、(b)は図1のコンプレッサにおいて使用した
固定補助具の斜視図である。
【図3】リード線を固定する際の固定補助具とリード線
との関係を示した斜視図である。
【図4】コンプレッサの他の例の要部のみの拡大斜視図
である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ本体 2 電磁クラッチ 3 リード線 4 固定補助具即ちクリップ 5 突起部即ちボス 6 両側面 7 線受面 11 凹部 12 溝 13 リード線押え部 14 固定部 15 ブリッジ部 16 指部 17 爪部即ち凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−14570(JP,U) 実開 昭48−13615(JP,U) 実開 昭62−148792(JP,U) 実開 平2−100793(JP,U) 実開 昭61−171107(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 3/06 H02G 3/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサに使用されるリード線をコ
    ンプレッサ本体の外面に設けた突起部に固定補助具を用
    いて固定する構造において、前記突起部は互いに対向し
    た両側面と該両側面に隣接した線受面とを有し、前記固
    定補助具は、前記線受面に対向するリード線押え部と、
    該リード線押え部の両端から前記両側面に対向しつつ延
    出して前記突起部に固定される対の固定部とを有し、
    記リード線押え部は、前記対の固定部を互いに結合した
    ブリッジ部と、前記ブリッジ部から突出して前記リード
    線を前記線受面に圧接させて保持する指部とを有する
    とを特徴とするコンプレッサのリード線固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構造において、前記両側
    面のうちの少なくとも一方に凹部を設け、前記固定部に
    は前記凹部に係止される凸部を設けたことを特徴とする
    コンプレッサのリード線固定構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の構造において、前記両側
    面のうちの少なくとも一方に凸部を設け、前記固定部に
    は前記凸部に係止される凹部を設けたことを特徴とする
    コンプレッサのリード線固定構造。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の構造において、前
    記固定補助具は、前記対の固定部を前記両側面に向けて
    付勢するよう弾力を持つことを特徴とするコンプレッサ
    のリード線固定構造。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の構造において、前記線受
    面に前記リード線の側面の一部を受ける溝を設けたこと
    を特徴とするコンプレッサのリード線固定構造。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の構造において、前記突起
    部は前記コンプレッサの取り付けに使用される部分であ
    ることを特徴とするコンプレッサのリード線固定構造。
JP05172293A 1993-03-12 1993-03-12 コンプレッサのリード線固定構造 Expired - Fee Related JP3329874B2 (ja)

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