JP3329526B2 - 外科手術用センサー装置 - Google Patents
外科手術用センサー装置Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/03—Detecting, measuring or recording fluid pressure within the body other than blood pressure, e.g. cerebral pressure; Measuring pressure in body tissues or organs
- A61B5/031—Intracranial pressure
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンサーと、一端が前記
センサーに取り付けられ、他端がカップリングに接続さ
れているケーブルとから成る外科手術用センサーに関す
る。本発明はこれに限定されるものてはないが、より詳
細には頭蓋骨間の圧力センサーに関する。
センサーに取り付けられ、他端がカップリングに接続さ
れているケーブルとから成る外科手術用センサーに関す
る。本発明はこれに限定されるものてはないが、より詳
細には頭蓋骨間の圧力センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】頭蓋骨間圧力センサーは、通常電線によ
り電気カップリングに接続された電気的圧力センサーま
たは電気変換器によって構成される。このカップリング
は通常型のカップリングが用いられ、使用中は交配型カ
ップリングに接続され、圧力値を記録又は表示する電気
モニター装置に伸びる電線に接続されている。
り電気カップリングに接続された電気的圧力センサーま
たは電気変換器によって構成される。このカップリング
は通常型のカップリングが用いられ、使用中は交配型カ
ップリングに接続され、圧力値を記録又は表示する電気
モニター装置に伸びる電線に接続されている。
【0003】この装置は次の手順で患者の体内に装着さ
れる。即ち頭蓋骨に孔が開けられ、頭皮にメス又は類似
の器具によって、間隔を置いて2本の切れ目が設けら
れ、頭蓋骨上の頭皮と皮下組織を通して前記孔に向けト
ンネルが形成される。ピンセットの先端部が一方の切れ
目から挿入され、皮下組織のトンネルを通り他方の切れ
目から外に出る。ピンセットの先端が開かれ、センサー
がその間に挿入され、ピンセットの把手を閉じることに
より、センサーはしっかりと挟み付けられる。次にピン
セットは後退してセンサーと共にトンネル内を通り、第
一の切れ目から体外に出る。センサーはその後頭蓋骨の
孔を通して頭内に導かれ、圧力感知側が内側になるよう
にして脳硬皮膜と頭蓋骨との間に設置される。
れる。即ち頭蓋骨に孔が開けられ、頭皮にメス又は類似
の器具によって、間隔を置いて2本の切れ目が設けら
れ、頭蓋骨上の頭皮と皮下組織を通して前記孔に向けト
ンネルが形成される。ピンセットの先端部が一方の切れ
目から挿入され、皮下組織のトンネルを通り他方の切れ
目から外に出る。ピンセットの先端が開かれ、センサー
がその間に挿入され、ピンセットの把手を閉じることに
より、センサーはしっかりと挟み付けられる。次にピン
セットは後退してセンサーと共にトンネル内を通り、第
一の切れ目から体外に出る。センサーはその後頭蓋骨の
孔を通して頭内に導かれ、圧力感知側が内側になるよう
にして脳硬皮膜と頭蓋骨との間に設置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記手術上の問題点
は、圧力センサーが比較的繊細に造られており、しばし
ばピンセットによって損傷を受けることである。このた
め手術の失敗や圧力の読み違いが起こる。本発明の目的
は、このような損傷が起こることを少なくしたセンサー
装置を得ることにある。
は、圧力センサーが比較的繊細に造られており、しばし
ばピンセットによって損傷を受けることである。このた
め手術の失敗や圧力の読み違いが起こる。本発明の目的
は、このような損傷が起こることを少なくしたセンサー
装置を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、センサーと、
一端を前記センサーに他端をカップリングに接続された
ケーブルとからなる外科手術用センサー装置において、
装置はアタッチメントを有する柔軟なリードからなる案
内を含み、この案内 をカップリングに対し着脱自在に
装着し、アタッチメントがカップリングに装着された時
に装置はテーパ状の外側表面を呈し、頭皮と皮下組織の
下側に挿通された把持具によりリードを把持し、引き戻
すことにより装置を頭皮の切り欠きと皮下組織内のトン
ネルを通過させ、カップリング及びケーブルを持つセン
サーを前記切り欠き内に挿通して設置される。
一端を前記センサーに他端をカップリングに接続された
ケーブルとからなる外科手術用センサー装置において、
装置はアタッチメントを有する柔軟なリードからなる案
内を含み、この案内 をカップリングに対し着脱自在に
装着し、アタッチメントがカップリングに装着された時
に装置はテーパ状の外側表面を呈し、頭皮と皮下組織の
下側に挿通された把持具によりリードを把持し、引き戻
すことにより装置を頭皮の切り欠きと皮下組織内のトン
ネルを通過させ、カップリング及びケーブルを持つセン
サーを前記切り欠き内に挿通して設置される。
【0006】望ましくはセンサーは電気センサー、ケー
ブルは電線、カップリングは電気カップリングであり、
この電気カップリングにはその全長に亘って伸びる、互
いに離間させた一連の接触部材が設けられる。これら複
数の接触部材は環状に形成され、互いに同軸に配置され
る。アタッチメントと電気カップリングは互いにネジ結
合され、アタッチメント側に内側ネジ溝、電気カップリ
ング側に外側ネジ溝が刻設される。リードとアタッチメ
ントはプラスチック材により形成される。後述するよう
に、圧力センサーが患者に設置された後、案内は装置か
ら外され、取り去られる。電気カップリングの電気接続
は装着リードにより行われる。リードは一端に取り付け
られた圧力モニター装置から他端の装着カップリングに
伸びるケーブルを含む。装着カップリングはその先端内
側にネジ溝を刻設した外側絶縁シェルを有する。またシ
ェルの内側には、多段階のステップを含む筒状孔が設け
られ、患者側の電気カップリングの電気接触部材に夫々
対応している。各ステップは夫々電気接触端子を具え、
夫々の端子がケーブルの電線の1つに接続している。こ
の装着カップリングが患者側の電気カップリングにネジ
結合される時、装着カップリングの電気端子は患者側の
カップリングの電気接触部材に接続され、このようにし
てセンサーはモニター装置と電気的に接続される。
ブルは電線、カップリングは電気カップリングであり、
この電気カップリングにはその全長に亘って伸びる、互
いに離間させた一連の接触部材が設けられる。これら複
数の接触部材は環状に形成され、互いに同軸に配置され
る。アタッチメントと電気カップリングは互いにネジ結
合され、アタッチメント側に内側ネジ溝、電気カップリ
ング側に外側ネジ溝が刻設される。リードとアタッチメ
ントはプラスチック材により形成される。後述するよう
に、圧力センサーが患者に設置された後、案内は装置か
ら外され、取り去られる。電気カップリングの電気接続
は装着リードにより行われる。リードは一端に取り付け
られた圧力モニター装置から他端の装着カップリングに
伸びるケーブルを含む。装着カップリングはその先端内
側にネジ溝を刻設した外側絶縁シェルを有する。またシ
ェルの内側には、多段階のステップを含む筒状孔が設け
られ、患者側の電気カップリングの電気接触部材に夫々
対応している。各ステップは夫々電気接触端子を具え、
夫々の端子がケーブルの電線の1つに接続している。こ
の装着カップリングが患者側の電気カップリングにネジ
結合される時、装着カップリングの電気端子は患者側の
カップリングの電気接触部材に接続され、このようにし
てセンサーはモニター装置と電気的に接続される。
【0007】
【実施例】本発明による外科手術用電気圧力センサー及
びその設置方法を、以下に実施例により図面を参照しな
がら説明する。図1及び図2に、患者に設置する装置4
からその後部に取り付けられた案内6に至る外科手術用
圧力センサー装置2を示す。
びその設置方法を、以下に実施例により図面を参照しな
がら説明する。図1及び図2に、患者に設置する装置4
からその後部に取り付けられた案内6に至る外科手術用
圧力センサー装置2を示す。
【0008】患者に設置する装置4は、右端にケーブル
42に接続された通常型の電気圧力センサー40を備え、
ケーブルの長さは100 mmが典型的である。ケーブル42内
には4本の電線が伸びて、図の左端で低い側面を持つ電
気カップリング46に接続されている。カップリング46
は、後述する理由により断面形状が可及的に小さくなる
ように設計されている。
42に接続された通常型の電気圧力センサー40を備え、
ケーブルの長さは100 mmが典型的である。ケーブル42内
には4本の電線が伸びて、図の左端で低い側面を持つ電
気カップリング46に接続されている。カップリング46
は、後述する理由により断面形状が可及的に小さくなる
ように設計されている。
【0009】カップリング46は外径が4mmで先端部にネ
ジ溝48を刻設された絶縁円筒スリーブ47により、ケーブ
ル42に接続されている。金属製円筒状シェル49がスリー
ブ47の端部から突出し、このシェルが絶縁スリーブの端
から露出する箇所において第1の環状接触部材を形成す
る。電線44の1本はその先端がシェル49にハンダ付けそ
の他の結合手段により接続される。第2の金属製シェル
50が第1シェル49の内側同軸に伸び、且つそれより少し
の距離だけ外側に突出して第2の環状接触部材を形成す
る。この場合2つのシェルの重なりあう部分は絶縁カフ
ス51を両者の間に介在させることによって、互いに電気
的に絶縁されている。第2シェル50は電線44の内の1本
に接続されている。
ジ溝48を刻設された絶縁円筒スリーブ47により、ケーブ
ル42に接続されている。金属製円筒状シェル49がスリー
ブ47の端部から突出し、このシェルが絶縁スリーブの端
から露出する箇所において第1の環状接触部材を形成す
る。電線44の1本はその先端がシェル49にハンダ付けそ
の他の結合手段により接続される。第2の金属製シェル
50が第1シェル49の内側同軸に伸び、且つそれより少し
の距離だけ外側に突出して第2の環状接触部材を形成す
る。この場合2つのシェルの重なりあう部分は絶縁カフ
ス51を両者の間に介在させることによって、互いに電気
的に絶縁されている。第2シェル50は電線44の内の1本
に接続されている。
【0010】カップリング46の第3の環状接触は、第2
シェル50の端部より突出し且つ第2絶縁カフス53により
絶縁された第3金属製シェル52によって行われる。3本
目の電線44が第3シェル52の先端部に接続される。カッ
プリング46の第4の環状接触は、第3シェル52の端部よ
り突出し且つ第3絶縁カフス54により絶縁された、前記
シェルと同軸の金属製棒体57によって行われる。4本目
の電線44が棒体57の先端部に接続される。以上4個の接
触部材シェル49、50、52及び棒体57はカップリングの長
さ方向に夫々間隔を保たれ、且つカップリングの直径は
最小限度に保たれる。
シェル50の端部より突出し且つ第2絶縁カフス53により
絶縁された第3金属製シェル52によって行われる。3本
目の電線44が第3シェル52の先端部に接続される。カッ
プリング46の第4の環状接触は、第3シェル52の端部よ
り突出し且つ第3絶縁カフス54により絶縁された、前記
シェルと同軸の金属製棒体57によって行われる。4本目
の電線44が棒体57の先端部に接続される。以上4個の接
触部材シェル49、50、52及び棒体57はカップリングの長
さ方向に夫々間隔を保たれ、且つカップリングの直径は
最小限度に保たれる。
【0011】案内6は種々の異なる形状をとることが出
来る。一般的に、案内は患者に設置する装置のカップリ
ング46に接続されるアタッチメント62を含む、柔軟性の
あるリードより成る。図示の実施例では、リードは約50
mm長さの固形で柔軟性のあるプラスチック製コードより
なる。この代わりに、一定長さの有孔プラスチック製チ
ューブを用いることも出来る。案内6のアタッチメント
62は内側にネジ溝64を刻設したプラスチック製円筒状ス
リーブであり、スリーブ47のネジ溝48とネジ結合する。
アタッチメント62の右側端部は解放されており、患者に
設置する装置4に連結固着することが出来るようになっ
ており、又アタッチメント62の左側端部はテーパ状66を
呈している。案内6は患者に設置する装置6に被せるこ
とだけに用いられ、電気的機能には何ら参与しない。
来る。一般的に、案内は患者に設置する装置のカップリ
ング46に接続されるアタッチメント62を含む、柔軟性の
あるリードより成る。図示の実施例では、リードは約50
mm長さの固形で柔軟性のあるプラスチック製コードより
なる。この代わりに、一定長さの有孔プラスチック製チ
ューブを用いることも出来る。案内6のアタッチメント
62は内側にネジ溝64を刻設したプラスチック製円筒状ス
リーブであり、スリーブ47のネジ溝48とネジ結合する。
アタッチメント62の右側端部は解放されており、患者に
設置する装置4に連結固着することが出来るようになっ
ており、又アタッチメント62の左側端部はテーパ状66を
呈している。案内6は患者に設置する装置6に被せるこ
とだけに用いられ、電気的機能には何ら参与しない。
【0012】後述するような手順で圧力センサーが患者
に設置された後、案内6は装置から外され、取り去られ
る。カップリング46の電気接続は、図3に示す装着リ
ード70により行われる。リード70は一端に取り付けられ
た圧力モニター装置72から他端のカップリング73に伸び
るケーブル71を含む。装着カップリング73はその先端内
側にネジ溝75を刻設した外側絶縁シェル74を有する。ま
たシェル74の内側には、4段階のステップ76から79迄の
次第に小径になる筒状孔が設けられ、患者側カップリン
グ46の4個の接触部材49、50、52及び57に夫々対応して
いる。各ステップ76〜79は夫々電気接触端子83〜86を具
え、夫々の端子がケーブル71の4本の電線の1つに接続
している。この装着カップリング73が患者側のカップリ
ング状にネジ結合される時、装着カップリングの端子83
〜86は患者側のカップリングの接触部材49、50、52及び
57に接続され、このようにしてセンサー40はモニター装
置72と電気的に接続される。
に設置された後、案内6は装置から外され、取り去られ
る。カップリング46の電気接続は、図3に示す装着リ
ード70により行われる。リード70は一端に取り付けられ
た圧力モニター装置72から他端のカップリング73に伸び
るケーブル71を含む。装着カップリング73はその先端内
側にネジ溝75を刻設した外側絶縁シェル74を有する。ま
たシェル74の内側には、4段階のステップ76から79迄の
次第に小径になる筒状孔が設けられ、患者側カップリン
グ46の4個の接触部材49、50、52及び57に夫々対応して
いる。各ステップ76〜79は夫々電気接触端子83〜86を具
え、夫々の端子がケーブル71の4本の電線の1つに接続
している。この装着カップリング73が患者側のカップリ
ング状にネジ結合される時、装着カップリングの端子83
〜86は患者側のカップリングの接触部材49、50、52及び
57に接続され、このようにしてセンサー40はモニター装
置72と電気的に接続される。
【0013】圧力センサー装置2は図4から図7に示す
手順で患者の体内にに設置される。最初に、図4に示す
ように外科用メス104 により、2本の互いに平行な切り
欠き100 及び102 が頭蓋骨108 上に張られた頭皮と皮下
組織106 に設けられる。切り欠き100 及び102 は各々20
mmの長さを持ち、互いに約40mmの間隔を保っている。第
2の切り欠き102 の下側の頭蓋骨108 には孔109 がさく
孔される。
手順で患者の体内にに設置される。最初に、図4に示す
ように外科用メス104 により、2本の互いに平行な切り
欠き100 及び102 が頭蓋骨108 上に張られた頭皮と皮下
組織106 に設けられる。切り欠き100 及び102 は各々20
mmの長さを持ち、互いに約40mmの間隔を保っている。第
2の切り欠き102 の下側の頭蓋骨108 には孔109 がさく
孔される。
【0014】次の段階で、図5に示すように、一対の把
手を持つ把持具すなはちピンセット112 の曲がった先端
110 が第1の切り欠き100 から挿入され、頭皮と皮下組
織106 の下側に挿通される間に上向きに転じ、その先端
部が少し離れた第2の切り欠き102 から再び外に出る。
ピンセット112 の把手114 は互いに離れており、従って
先端110 も少しだけ開いている。リード60の左端がピン
セットの先端110 の顎部の間に置かれ、次いでピンセッ
トが閉じられると、案内6は図6に示すように固く把持
される。
手を持つ把持具すなはちピンセット112 の曲がった先端
110 が第1の切り欠き100 から挿入され、頭皮と皮下組
織106 の下側に挿通される間に上向きに転じ、その先端
部が少し離れた第2の切り欠き102 から再び外に出る。
ピンセット112 の把手114 は互いに離れており、従って
先端110 も少しだけ開いている。リード60の左端がピン
セットの先端110 の顎部の間に置かれ、次いでピンセッ
トが閉じられると、案内6は図6に示すように固く把持
される。
【0015】次にピンセット112 を引き戻すと、案内6
のリード60は切り欠き102 を通過し、頭皮組織106 の下
側に引き込まれる。アタッチメント62のテーパ66と断面
小径部分及びカップリング46は格別の困難も無く切り欠
きを通過することが出来る。ピンセット112 を更に引き
戻すと、案内6は第1の切り欠き100 を通って外に引き
出され、その間ケーブル42は第2の切り欠き102 を通
って引き込まれ、圧力センサー40が第2切り欠き102 の
近くに引き寄せられる。その後ピンセット112は解放さ
れ、圧力センサー40は切り欠きを通して頭蓋骨の孔109
に差し込まれ、頭蓋骨と脳硬皮質との間に圧力検知側を
内側にして埋め込まれる。その後案内6はネジが緩めら
れ患者側のカップリング46より外され、電気カップリン
グ73がその代わりに取り付けられ、センサー40は図7に
示すように、患者用モニター装置72に接続される。
のリード60は切り欠き102 を通過し、頭皮組織106 の下
側に引き込まれる。アタッチメント62のテーパ66と断面
小径部分及びカップリング46は格別の困難も無く切り欠
きを通過することが出来る。ピンセット112 を更に引き
戻すと、案内6は第1の切り欠き100 を通って外に引き
出され、その間ケーブル42は第2の切り欠き102 を通
って引き込まれ、圧力センサー40が第2切り欠き102 の
近くに引き寄せられる。その後ピンセット112は解放さ
れ、圧力センサー40は切り欠きを通して頭蓋骨の孔109
に差し込まれ、頭蓋骨と脳硬皮質との間に圧力検知側を
内側にして埋め込まれる。その後案内6はネジが緩めら
れ患者側のカップリング46より外され、電気カップリン
グ73がその代わりに取り付けられ、センサー40は図7に
示すように、患者用モニター装置72に接続される。
【0016】上記の手法を用いると、圧力センサー40を
把持する必要がなく、従ってセンサーの損傷の恐れも除
去される。この装置の組合せは例えば、温度センサー、
化学センサー、血液中の酸素検知センサー等にも応用で
きる。またセンサー及びケーブルは必ずしも電気によら
ず、光学的検知及び通信手段であっても良い。この時の
カップリングは当然光学カップリングが用いられる。
把持する必要がなく、従ってセンサーの損傷の恐れも除
去される。この装置の組合せは例えば、温度センサー、
化学センサー、血液中の酸素検知センサー等にも応用で
きる。またセンサー及びケーブルは必ずしも電気によら
ず、光学的検知及び通信手段であっても良い。この時の
カップリングは当然光学カップリングが用いられる。
【図1】本発明装置の見取り図。
【図2】本発明装置の部分の断面図。
【図3】本発明装置をモニター装置に接続した場合の部
分断面図。
分断面図。
【図4】本発明装置を患者の頭部に設置する手順のその
1を示す。
1を示す。
【図5】本発明装置を患者の頭部に設置する手順のその
2を示す。
2を示す。
【図6】本発明装置を患者の頭部に設置する手順のその
3を示す。
3を示す。
【図7】本発明装置を患者の頭部に設置する手順のその
4を示す。
4を示す。
2 センサー装置 4 患者に設置する装置 6 案内 40 圧力センサー 42 ケーブル 44 電線 46 カップリング 47 スリーブ 48 ネジ溝 49、50、52 接触部材又はシェル 51、53、54 絶縁カフス 57 接触部材又は棒体 60 プラスチックコード 62 アタッチメント 64 ネジ溝 66 テーパ 70 リード 71 ケーブル 72 圧力モニター装置 73 カップリング 74 シェル 75 ネジ溝 76、77、78、79 ステップ 83、84、85、86 端子 87 電線 100、102 切り欠き 104 外科用メス 106 頭皮及び皮下組織 108 頭蓋骨 109 孔 112 ピンセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−144438(JP,A) 特開 昭53−34386(JP,A) 実開 昭62−107804(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/00
Claims (6)
- 【請求項1】 センサーと、一端を前記センサーに他端
をカップリングに接続されたケーブルとからなる外科手
術用センサー装置において、装置はアタッチメント(62)
を有する柔軟なリード(60)からなる案内(6) を含み、前
記案内(6) をカップリング(46)に対し着脱自在に装着
し、アタッチメント(62)がカップリング(46)に装着され
た時に装置はテーパ状の外側表面を呈し、頭皮と皮下組
織の下側に挿通された把持具によりリード(60)を把持
し、引き戻すことにより装置を頭皮の切り欠き(100) と
皮下組織内のトンネルを通過させ、カップリング(46)及
びケーブル(42)を持つセンサー(40)を前記切り欠き(10
0) 内に挿通するようにしたことを特徴とする、外科手
術用センサー装置。 - 【請求項2】 センサーは電気センサーであり、ケーブ
ルは電気ケーブルであり、カップリングは電気カップリ
ングであって、前記カップリング(46)はカップリングの
長さ方向に互いに間隔を置いて配置された一連の電気接
触部材 (49 、50、52及び57) を有することを特徴とす
る、請求項1に記載のセンサー装置。 - 【請求項3】 電気接触部材(49 、50、52及び57) は夫
々環状を呈し、且つ互いに同軸に配列されていることを
特徴とする、請求項2に記載のセンサー装置。 - 【請求項4】 アタッチメント(62)とカップリング(46)
とは互いにネジ結合するネジ溝(64 及び48) が設けられ
ていることを特徴とする、請求項1乃至3の内1項に記
載のセンサー装置。 - 【請求項5】 アタッチメント(62)は内側ネジ溝(64)
を、カップリング(46)は外側ネジ溝(48)を有することを
特徴とする、請求項4に記載のセンサー装置。 - 【請求項6】 リード(60)とアタッチメント(62)とはプ
ラスチック材によって形成されていることを特徴とす
る、請求項1乃至5の内1項に記載のセンサー装置。
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