JP2005530585A - 熱による縫合糸切断の方法および器具 - Google Patents

熱による縫合糸切断の方法および器具 Download PDF

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マイケル エー. ロルニック
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Abstract

本明細書は、新規の抜糸器具および技法について説明する。本発明は、縫合部分を加熱し切断するため、抜糸器具先端を縫合部分の下部に滑り込ませることができるよう新しく設計された熱フィラメントを利用する。現在の抜糸技法では鋏、鉗子および/またはメスが使用される。これらの技法は当技術分野では周知であるが、縫合部分に張力をかけることになり患者に苦痛をもたらすという問題がある。縫合部分が小さい場合には、鋏を挿入するための縫合糸のゆるみが少ないため、抜糸がより困難となる。したがって本発明により、競争力のあるコストまたはより低いコストで、抜糸をより迅速に行い且つ患者の苦痛を軽減できる。

Description

優先権情報
本出願は、2002年6月27日出願の米国仮出願第60/391,887号の恩典を主張するものである。同仮出願の内容は参照として完全に本明細書に組み入れられる。
発明の技術分野
本発明は抜糸の分野に関する。より具体的には、本発明は、縫合糸を熱によって切断する方法および器具であって、抜糸時に縫合糸にかかる張力を最小にし、これにより疼痛、出血、および組織破壊を軽減するような方法および器具を提供する。
発明の背景
医療において、抜糸は創傷修復の重要な一部分である。体内用縫合糸は身体によって実質的に「除去される」よう吸収性である。体外用縫合糸または身体表面用縫合糸は非吸収性である。非吸収性縫合糸は吸収性縫合糸と比較して引っ張り強度が高いという利点がある。したがって非吸収性縫合糸は外傷の閉創用として好ましい縫合糸である。しかし、追加の作業として手作業による抜糸が必要となる。
抜糸は多くの医師にとって問題となる。現在の抜糸技報では縫合部分を操作し切断するための標準的な器具が使用される。この技法は、縫合部分に対してかなりの張力および操作を必要とする。その結果生じる疼痛、出血および組織破壊は患者にとって不快感および不安をもたらし、且つ、創傷修復の外見を損ねる。さらに、この技法は医師にとって時間がかかる。
現在の手作業による抜糸技法は2つの方法に依拠している。第一の技法では、鉗子、鋏およびガーゼを含む抜糸キットを使用する。この技法は、鉗子で縫合糸の結び目をつかむ段階、および縫合糸の下に鋏を滑り込ませることができるまで縫合部分を持ち上げる段階を含む。次に、縫合糸を鋏で切断し、鉗子で皮膚から引き抜く。残念ながら、一般的に鋏の先端は鋭利でないため、縫合部分の下に鋏の遠位端を滑り込ませられるほど十分に縫合部分を皮膚から持ち上げることは困難である。さらに、縫合部分を切断するため鋏の両刃を合わせる動きは、縫合部分にかなりの張力を与える。抜糸キットに含まれるガーゼは、主として抜糸に必要な操作により生じる出血を拭き取るために使用される。現在の第二の抜糸方法では、鋏の代わりに細いナイフが使用されるが、同じ操作が必要であり、同様の組織破壊および出血が生じる。
以上より、本発明の目的は、現在の方法と比較して縫合糸に与える張力が少ない抜糸の方法および器具を提供することである。
また以上より、本発明の別の目的は、疼痛、出血および組織破壊を最小にする抜糸の方法および器具を提供することである。
さらに、本発明の目的は、現在利用可能な方法および装置と比較して短い時間で縫合糸を除去できる抜糸の方法および器具を提供することである。
発明の概要
本発明は、閉創に使用された縫合糸の材料を溶かして縫合糸のループを破断させるため、縫合糸のループ部分を加熱する方法および器具を提供する。本明細書に開示される切断方法およびその関連器具により、縫合糸にかかる張力を現在の方法よりも小さくし、これにより患者の不快感、組織破壊および出血を最小にして縫合糸を切断することが可能になる。
本発明の好ましい方法では、閉創に使用された縫合糸のループに抵抗発熱体を接触させる。発熱体は縫合糸のループ(または縫合部分)の下に配置され、好ましくは患者の皮膚と縫合糸の結び目部分との間に配置される。パワーは、発熱体が接触している縫合糸を加熱し溶かしてループを破断する間の短時間、発熱体に供給される。その後、通常の方法、すなわち鉗子または類似の器具を使用して残った縫合糸材料を引き抜くことにより縫合糸を除去する。
したがって本発明は、以下を含む抜糸器具を提供する:
(a)近位のハンドル部分と絶縁された遠位部分とを有する細長の本体;
(b)細長本体の絶縁遠位部分から伸び、終点が先細の先端である第一の伝導性部品;
(c)第一の伝導性部品と並んで伸び、且つ遠位端が第一の伝導性部品の先細の先端に付着される抵抗発熱体;
(d)発熱体にパワーを供給するための伝導手段;および
(e)発熱体へのパワー供給を制御するための駆動手段。
細長の本体は、操作者が握るためのハンドルとして、ならびに/または、パワー源、伝導手段および駆動手段などの作動用部品のハウジングとして機能する。細長本体は、プラスチック、金属、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニルなど、任意の適切な医療等級材料でつくられていてよい。好ましい態様において、細長本体は円筒形のハウジングを含む。
伝導性部品は縫合糸のループへの挿入が容易となるように形成される。先細の先端により、患者の皮膚と縫合糸の結び目部分との間で、縫合糸のループの下に無理な力を加えずに先端を滑り込ませることが可能となる。例えば、先細の先端は円錐形部分を含んでいてもよい。または、先細の先端は平らなショベルまたはスペード形スクープの形状であってもよい。
抵抗発熱体は、好ましくは、ニクロム、タングステン、ニッケル、ステンレス鋼などの材料でつくられた細いフィラメントである。発熱体は好ましくは伝導性部品の先細の先端に接触し、先細の先端の軸と約5〜約40度の鋭角を形成する。
抵抗発熱体の加熱に必要なパワー源は抜糸器具自体に搭載してもよい。例えば、好ましい態様において、パワー源は細長本体内に収容される1つまたは複数の電池を含む。または、細長本体は、従来の壁付きコンセントと共に使用するのに適した標準的な電源コードおよびコネクタを備えていてもよい。
発熱体にパワー(典型的には電力)を供給するための伝導手段は、任意の適切な形式であってよい。適切な伝導手段の例としては、電線、伝導性構造部品、電着金属コーティングなどがあるが、これらに限定されることはない。
発熱体へのパワー供給を制御するための駆動手段は、任意の適切な形式であってよい。適切な駆動手段の例としては、アクチュエータボタン、オンオフスイッチ、およびフットペダルがあるが、これらに限定されることはない。
選択的に、抜糸器具は、細長本体の絶縁部分と抵抗発熱体との間に配置された第二の伝導性部品を含む。第二の伝導性部品は、好ましくは、細長本体の絶縁遠位部分から伸び、且つ、第一の伝導性部品の横に平行するように配置される。作動中は、完全なパワー流路が形成されるよう、伝導性部品の1つがパワー源(例えば電池)の片側に接続され、もう1つがパワー源の反対側に接続される。駆動手段はパワー流路に沿った任意の場所に配置してよい。伝導性部品は抵抗発熱体と比較して断面積がはるかに大きいため、伝導性部品が発熱することはない。
特に好ましい態様において、抜糸器具は近位のハンドル部分と絶縁遠位部分とを有する細長本体を含む。ハンドル部分にはパワー源および駆動ボタンを含む。絶縁部分は近位のハンドル部分の遠位端から突出する。第一および第二の伝導性部品は絶縁部分から遠位方向に突出する。発熱フィラメントは伝導性部品と一体であってもよく、または、細長本体の絶縁部分内に収容された伝導手段に発熱フィラメントの近位端を直接接続した状態で1つの伝導性部品を使用してもよい。
好ましい態様において、第一の伝導性部品は第二の伝導性部品よりも長く、且つ、先細の遠位端を有する。両伝導性部品は、好ましくは真鍮またはステンレス鋼など機械加工が容易な金属材料でつくられ、且つ、良好な熱伝導性能を有する。両伝導性部品は、相互に、および近位のハンドル部分と同一平面上に軸を有する。第二の伝導性部品の遠位端は、細い抵抗発熱体により第一の細長部品の先細の遠位端に付着される。細い抵抗発熱体は第一の細長部品の軸と約5〜40度の鋭角を形成する。第一および第二の伝導性部品は、上述の適切な伝導手段によってパワー源および駆動ボタンに接続される。伝導性部品は細い発熱体と比較して断面積がはるかに大きいため、パワーの流れにより発熱することはない。発熱体へのエネルギー供給はわずかな時間であるため、フィラメントによる伝導性部品の加熱はごくわずかとなる。
非常に太い縫合糸の切断を目的とした別の態様では、発熱体と患者との接触を防止するため、適切なプラスチック、セラミックまたは他の絶縁材料でつくられた熱シールドにより、縫合糸のループ下に滑り込ませる先細の遠位端部分の少なくとも一部を囲う。非常に太い縫合糸を切断する場合には、抵抗発熱体へのエネルギー供給時間を長くするかまたはより高い温度まで加熱する必要がある可能性もあり、これにより、第一および第二の伝導性部品がわずかに発熱する可能性がある。
本発明のこれらおよびその他の目的および特徴は、添付の図面および実施例とともに以下の詳細な説明を読むことにより、より完全に明らかになると思われる。
好ましい態様の詳細な説明
本発明の文脈中では以下の定義を適用する。
「縫合糸(suture)」という用語は、閉創または組織の結合のため外科的に使用される細い糸またはその他の材料、および、それにより形成される縫合部分の両方を意味する。
「遠位(distal)」という用語は、装置の使用中、操作者の手から最も遠く且つ患者の身体に最も近い位置になる端または部分を意味する。
「近位(proximal)」という用語は、装置の使用中、操作者の手に最も近く且つ患者の身体から最も遠い位置になる端または部分を意味する。
以下に詳しく説明する添付の図面は本発明の局面を示すものであるが、本発明の範囲をいかなる形でも制限することはない。
図1〜3において、熱抜糸器具1には近位端3と遠位端4とを有する細長の円筒形本体部分2を含む。細長部分はハンドルを形成し、その中に少なくとも1つの電池を収容する。適切なプラスチックまたはセラミックの誘電性材料でつくられる絶縁部品5は、遠位端4から突出し、最遠位面6を有する。最遠位面6からは第一の細長く剛性の伝導性部品7および第二の細長く剛性の伝導性部品8が突出し、部品7と部品8とは距離9により隔てられる。距離10だけ突出した細長部品7は先細の遠位領域11を有する。距離12だけ突出した細長部品8は遠位端13を有する。部品7、8および15の軸が同一平面上となるよう、発熱体15の近位端16は細長部品8の遠位端13に付着され、発熱体15の遠位端17は細長部品7の先細の遠位領域11の上面18に付着される。発熱体15は、距離10と距離12との差および距離9によって決定される角度21だけ軸20に対して傾斜する。押し下げボタン22は、電線、伝導性構造部品、電着金属コーティングなどの適切な伝導手段により、伝導性部品7および8と少なくとも1つの電池とを接続する。
図4に、縫合糸30により閉創されている組織32の創傷31を示す。同図に示すように、抜糸の際は、伝導性部品7の先細の遠位部分11を縫合糸30で形成されるループに挿入し、縫合糸30が発熱体15の遠位端17に接するまで前進させる。縫合部分の結び目を鉗子でつかんでわずかに引き上げることにより伝導性部品の挿入を補助してもよい。発熱フィラメント15を加熱するため、発熱フィラメント15に短時間パワーを供給する。加熱されたフィラメント15に接する縫合糸30の部分は溶けて破断する。次に、縫合糸を通常の方法で皮膚から除去する。発熱フィラメント15へのエネルギー供給は短時間のみであり、且つ、伝導性部品7および8は発熱フィラメント15と比較して熱質量および断面積が大きいため、伝導性部品7および8が患者に不快感を生じさせるほどの熱を帯びることはない。
別の態様、例えばより長時間のフィラメント加熱を必要とする非常に太い縫合糸の切断に使用するなどの場合は、プラスチックまたはセラミックのシールドにより、伝導性部品に生じ得る発熱から患者を保護する。図5〜8において、熱抜糸器具51は近位端53と遠位端54とを有する細長の円筒形部分52を含む。細長部分はハンドルを形成し、その中に少なくとも1つの電池を収容する。遠位端54から突出する絶縁部品55は、半径74の円筒形遠位部分73および幅76のキー75を有し、適切なプラスチックまたはセラミックの誘電性材料でつくられ、且つ、最遠位面56を有する。最遠位面56からは第一の細長く剛性の伝導性部品57および第二の細長く剛性の伝導性部品58が突出し、部品57と部品58とは距離59により隔てられる。距離60だけ突出した細長部品57は先細の遠位部分61を有する。距離62だけ突出した細長伝導性部品58は遠位端63を有する。部品57、58および65の軸が同一平面上となるよう、発熱体65の近位端66は細長伝導性部品58の遠位端63に付着され、発熱体65の遠位端67は細長伝導性部品57の遠位面68に付着される。発熱体65は、距離60と距離62との差および距離59によって決定される角度71だけ軸70に対して傾斜する。押し下げボタン72は、適切な伝導手段により、伝導性部品57および58と少なくとも1つの電池とを接続する。適切な熱可塑性材料またはセラミック材料でつくられる熱シールド78は、細長部品57および発熱フィラメント65の遠位端67を囲み、且つ絶縁体55に取り付けられる。
主に図8において、ただし図6にもおいて、シールド78は、管状部分79、および閉塞した先細の遠位端81を有するU型溝部分80を含む。管状部分79は、絶縁体55の円筒形部分73の半径74(図6参照)の2倍にほぼ等しい内径90、および、キー75の幅76よりわずかに広い幅82をもつ軸方向のスロット85を有する。溝部分80の内幅83は細長部品57の直径よりわずかに大きく、溝部分80の長さ84は部品57の長さ60よりわずかに長い。シールド78は好ましくは適切な高分子材料またはセラミック材料でつくられる。
図9および図10において、シールド78は、シールド78の管状部分79が絶縁体55の円筒形部分73に付着され、且つ、絶縁体55のキー75とシールド78のスロット85とによってアライメントが取られるように絶縁体55に組み付けられる。シールド78の溝部分80は、フィラメント65の遠位端67が溝内に収まるよう、細長い部品57を囲む。
図11に、縫合糸90により閉創されている組織92の創傷91を示す。同図に示すように、抜糸の際は、シールド80の先細の遠位部分81を縫合糸90で形成されるループに挿入し、縫合糸90がフィラメント65の遠位端67に接するまで前進させる。縫合部分の結び目を鉗子でつかんでわずかに引き上げることによりシールド80の挿入を補助してもよい。発熱フィラメント65とフィラメント65に接する縫合糸90の部分とが加熱されこれにより縫合部分90が溶けて破断するよう、フィラメント65に短時間パワーを供給する。次に、縫合糸を通常の方法で皮膚から引き抜く。シールド80は細長部品57からの熱が患者に達しないよう保護する。
本明細書に記載の刊行物、特許または特許出願の開示内容は具体的に参照として完全に本明細書に組み入れられる。
以上、特定の実施例および好ましい態様を参照して本発明を説明した。しかし、本発明が上述の説明に限定されることはなく、添付の特許請求の範囲およびその同等物によって規定されると意図されていることが理解されるべきである。
本発明の原理に従って構成された、熱による縫合糸切断装置の斜視図である。 図1の対象物の遠位部分の拡大図である。 図1の装置の遠位部分の拡大側面図である。 使用中の図1の装置の斜視図である。 熱シールドを含む、熱による縫合糸切断装置の別の態様の斜視図である。 熱シールドを取り外した状態の、図5の装置の遠位領域の拡大図である。 図6の装置の拡大側面図である。 図5の装置の熱シールドの斜視図である。 図5の装置の遠位領域の拡大斜視図である。 図5の装置の遠位領域の拡大側面図である。 使用中の図5の装置の斜視図である。

Claims (20)

  1. 以下を含む抜糸器具:
    (a)近位のハンドル部分と絶縁された遠位部分とを有する細長の本体;
    (b)細長本体の絶縁遠位部分から伸び、終点が先細の先端である第一の伝導性部品;
    (c)第一の伝導性部品と並んで伸び、かつ、遠位端がその先細の先端に付着される抵抗発熱体;
    (d)発熱体にパワーを供給するための伝導手段;および
    (e)発熱体へのパワー供給を制御するための駆動手段。
  2. 細長本体が、円筒形のハウジングを含む、請求項1記載の抜糸器具。
  3. 第一の伝導性部品が、細長の円筒を含む、請求項1記載の抜糸器具。
  4. 先細の先端が、円錐形部分を含む、請求項1記載の抜糸器具。
  5. 先細の先端が、平らなショベルの形状を含む、請求項1記載の抜糸器具。
  6. 抵抗発熱体が、細いフィラメントを含む、請求項1記載の抜糸器具。
  7. 抵抗発熱体が、ニクロム、タングステン、ニッケルおよびステンレス鋼からなる群より選択される材料で形成される、請求項1記載の抜糸器具。
  8. 細長本体の絶縁遠位部分から伸びる第二の伝導性部品をさらに含み、抵抗発熱体が第二の伝導性部品の近位端に取り付けられる、請求項1記載の抜糸器具。
  9. 発熱体が、先細の先端の軸と鋭角を形成する、請求項8記載の抜糸器具。
  10. 鋭角の範囲が、約5〜約40度である、請求項9記載の抜糸器具。
  11. 器具が、細長本体のハンドル部分内に収容されたパワー源をさらに含む、請求項1記載の抜糸器具。
  12. パワー源が、少なくとも1つの電池を含む、請求項11記載の抜糸器具。
  13. 器具が、細長本体から伸びる壁コンセントへの接続に適応した電源コードをさらに含む、請求項1記載の抜糸器具。
  14. 発熱体へのパワー供給を制御するための駆動手段が、アクチュエータボタンを含む、請求項1記載の抜糸器具。
  15. 第一の伝導性部品の周辺に処理され、かつ、細長本体の絶縁部分に取り付けられた熱シールドをさらに含む、請求項1記載の抜糸器具。
  16. 熱シールドが、管状部分、および閉塞した先細の遠位端を有するU型溝部分を含み、管状部分が絶縁部分とクサビ嵌合であり、かつ、第一の伝導性部品の先細の先端がU型溝部分内にぴったりはめ込まれる、請求項15記載の抜糸器具。
  17. 熱シールドが、はめ合いスロットとキー部品とにより細長本体の絶縁部分に固定される、請求項16記載の抜糸器具。
  18. 以下の段階を含む、患者の皮膚から縫合糸を除去する方法:
    (a)縫合糸のループを加熱し切断するため縫合糸のループに熱を加える段階;および
    (b)患者の皮膚から縫合糸を除去する段階。
  19. 以下の段階を含む、患者の皮膚から縫合糸を除去する方法:
    (a)患者の皮膚と縫合糸の結び目部分との間で、縫合糸のループの下に細い抵抗発熱体を挿入する段階;
    (b)縫合糸のループを加熱し切断するため抵抗発熱体を駆動する段階;および
    (c)患者の皮膚から縫合糸を取り除く段階。
  20. 以下の段階を含む、患者の皮膚から縫合糸を除去する方法:
    (a)患者の皮膚と縫合糸の結び目部分との間で、縫合糸のループの下に請求項1記載の抜糸器具の抵抗発熱体を挿入する段階;
    (b)縫合糸のループを加熱し切断するため抵抗発熱体を駆動する段階;および
    (c)患者の皮膚から縫合糸を除去する段階。
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