JP2003220074A - 医療装置 - Google Patents

医療装置

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JP2003220074A
JP2003220074A JP2002022293A JP2002022293A JP2003220074A JP 2003220074 A JP2003220074 A JP 2003220074A JP 2002022293 A JP2002022293 A JP 2002022293A JP 2002022293 A JP2002022293 A JP 2002022293A JP 2003220074 A JP2003220074 A JP 2003220074A
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heat
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treatment
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JP2002022293A
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Hitoshi Karasawa
均 唐沢
Takefumi Uesugi
武文 上杉
Hidetoshi Saito
秀俊 齋藤
Naoki Sekino
直己 関野
Shuichi Kimura
修一 木村
Toshiya Sugai
俊哉 菅井
Kenichi Kimura
健一 木村
Yoshitaka Honda
吉隆 本田
Toru Niimura
徹 新村
Koji Iida
浩司 飯田
Takeaki Nakamura
剛明 中村
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手元操作によって発熱部を目的組織に当接し、
熱発生素子の発熱で出血部の止血や組織の焼灼・凝固を
行なうことができる医療装置を提供することにある。 【解決手段】本体1と、この本体1に設けられた挿入部
としての針部2と、この針部2に移動自在に取付けられ
た保持部6と、前記本体1に対して軸方向に移動自在に
取付けられた操作部7と、前記保持部6に設けられた熱
を発熱する熱発生素子12と、前記熱発生素子12に取
り付けられるとともに前記熱発生素子12より発熱する
熱を伝達し、前記組織に当接可能な発熱部13と、前記
保持部6と前記操作部7を連結し、前記操作部7の動き
に応じて前記保持部6を前後に移動させる連結部材8と
を具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、患者の組織や体
腔に穿刺あるいは挿入して組織採取や治療を行なう医療
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生体の組織を千切り取って採取する鉗子
や、生体組織に穿刺して組織を採取する生検針、あるい
は内視鏡下で体腔内で様々な手術を行なう処置具におい
ては、従来、例えば,実公昭50−40467号公報、
実公昭62−21538号公報および特開平10−27
7050号公報に開示されている。
【0003】これらの処置具は、組織採取や手術を行な
う処置具の金属部に高周波電流を流して組織標本の採取
による出血の止血や、病変部の組織の切除、凝固、焼灼
を行なっていた。また、注射針を患者の組織に穿刺して
治療薬を注入した後の出血は、出血部の圧迫により止血
するなどをしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
鉗子、生検針、処置具などに高周波電流を流しても、安
全な処置や手術が可能なように、高周波電流の絶縁を確
実に行なわなければならず、また、高周波電流のノイズ
が併用している他の電気手術機器やテレビカメラなどの
観察装置あるいは、呼吸や脈拍をモニターする観測装置
などに悪影響を及ぼさないようにするための機構が必要
である。このため、処置具の構造が複雑になり、処置具
の先端が大きくなり、使い難いなどの不具合があった。
【0005】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので,その目的とするところは、生体組織を採取する
鉗子、生検針、あるいは内視鏡下手術で用いる処置具に
おいて、こうした不具合を解決して、確実に止血や組織
の凝固が行なえるとともに、鉗子、生検針、処置具など
の構造が簡単となり、かつ、安全に使える医療装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、患者の組織や体腔に穿刺あるいは挿入
して組織採取や治療を行なう医療装置において、本体
と、この本体に設けられた挿入部と、この挿入部に移動
自在に取付けられた保持部と、前記本体に対して軸方向
に移動自在に取付けられた操作部と、前記保持部に設け
られた熱を発熱する熱発生素子と、前記熱発生素子に取
り付けられるとともに前記熱発生素子より発熱する熱を
伝達し、前記組織に当接可能な発熱部と、前記保持部と
前記操作部を連結し、前記操作部の動きに応じて前記保
持部を前後に移動させる連結部材とを具備したことを特
徴とする。
【0007】前記発熱部は、好ましくは、挿入部を取り
囲む環状の形状をしていることを特徴とする。
【0008】前記構成によれば、生体組織の採取、薬液
の注入、あるいは内視鏡下手術での処置などに用いる生
検装置、注射装置あるいは処置具の挿入部上に前後に摺
動自在な保持部に熱を発熱する熱発生素子と熱発生素子
の熱を伝達する発熱部を設けることにより、手元操作に
よって発熱部を目的組織に当接し、熱発生素子の発熱で
出血部の止血や組織の焼灼・凝固を行なうことができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1〜図4は第1の実施形態
を示し、図1は医療装置の斜視図、図2は保持部の縦断
側面図、図3(a)(b)は熱発生素子の斜視図、図4
(a)〜(c)は使用状態の説明図である。図1に示す
ように、生検針あるいは注射針等の本体1は生体組織に
穿刺する挿入部としての針部2と組織の吸引あるいは薬
液の注入を行なうシリンジ部3と、吸引や注入の操作を
行なうためのピストン4とから構成されている。
【0010】本体1には止血装置5が取付けられ、この
止血装置5は、針部2に沿って前後に摺動自在に取付け
られた保持部6と、シリンジ部3上に取付けられ、保持
部6の位置をコントロールするように移動自在な操作部
7と、保持部6と操作部7の間に伸びる連結部材8とか
ら構成されている。
【0011】操作部7の一部はシリンジ部3の外周に軸
方向に設けられた溝9に嵌め込まれ、溝9に沿って操作
部7を前後に移動させると、連結部材8を介して保持部
6を前後に移動させることができる。操作部7にはON
−OFFスイッチ10と図示しない電源に接続されたケ
ーブル11が取付けられている。
【0012】図2に示すように、止血装置5の保持部6
の内部には熱を発熱する熱発生素子12が1個あるいは
複数個設けられており、熱発生素子12に接するように
発熱部13が設けられ、発熱部13の先端側は保持部6
よりも前方に突出して外部に露出する発熱面14が設け
られている。発熱部13は銅、銅合金、アルミニウム、
アルミニウム合金、タングステンあるいはモリブデン等
の熱伝導率の高い材料からなり、一方、保持部6はセラ
ミックス、合成樹脂、ゴムあるいはステンレス等の熱を
伝え難い材料からなっている。熱発生素子12に取付け
られたリード線15は連結部8へと伸び、手元の操作部
7と電流ケーブル11を経て図示しない電源まで接続さ
れている。これにより、熱発生素子12を発熱させるた
めの電流を電源からリード線15を経て熱発生素子12
へ流すことができる。
【0013】図3(a)は熱発生素子12を拡大して示
し、熱発生素子12にはリード線15を取付ける一対の
電極部16と、電流を流すと発熱する抵抗部17が設け
られている。保持部6には図3(a)のように一対の電
極部16を有する熱発生素子12を複数個設けても良い
し、図3(b)のように複数対の電極部16を有する熱
発生素子18を設けても良い。
【0014】次に、第1の実施形態の作用を説明する。
図4(a)に示すように、止血装置5の手元の操作部7
の操作により保持部6を手元側に移動させておき、針部
2を治療目的の組織19に穿刺し、ピストン4を操作し
て組織19の吸引あるいは薬液の注入を行なう。次に、
図4(b)のように針部2を組織19から抜去して出血
部20が生じたら、図4(c)のように、止血装置5の
操作部7を操作して保持部6を前進させて発熱面14を
針部2の先端よりも前に移動させ、発熱面14を出血部
20に押し付ける。
【0015】その後、操作部7のON−OFFスイッチ
10を操作して熱発生素子12に電流を流すと、熱発生
素子12の抵抗部17から熱が発生し、発熱部13の発
熱面14が発熱して出血部20を凝固し止血できる。病
変部の組織19を凝固する場合も図4(c)の操作で可
能である。
【0016】第1の実施形態によれば、熱発生素子12
の抵抗部17を発熱させる電流は弱い直流電流で良く、
高周波電流を流す処置具に比べて簡単な絶縁構造で絶縁
が可能である。更に、併用している他の電気手術機器や
テレビカメラなどの観察装置あるいは、呼吸や脈拍をモ
ニターする観測装置などに悪影響を及ぼすようなノイズ
を出す恐れも少ない。このため、安全である上に、保持
部6を小型軽量にすることが可能であり、止血操作がし
易い。
【0017】また、手元の操作部7で止血装置5の保持
部6を簡単、容易に操作できるので、止血や組織の凝固
が容易に行える。図5は第2の実施形態を示し、医療装
置の一部を断面した斜視図である。内視鏡下などで手術
操作を行なう鉗子25は先端の開閉可能な一対の処置部
26と、手元のハンドル部27と、ハンドル部27に設
けられ、先端の処置部26の開閉操作を行なう操作レバ
ー28と、ハンドル部27と処置部26との間の細長い
挿入部29とから構成されている。
【0018】鉗子25に組み込まれた止血手段30は、
鉗子25の挿入部29の管状部31の略全長を覆い、前
後に摺動自在に取付けられた細長いチューブ部32と、
チューブ部32の手元端の近傍に取付けられ、ハンドル
部27の窓33から外に突出するレバー34と、チュー
ブ部32の先端に設けられた先端部35とから構成され
ている。
【0019】先端部35は1個あるいは複数個の熱発生
素子36と、熱発生素子36に接するように設けられた
発熱部37とから構成され、発熱部37の先端側はチュ
ーブ先端部32aよりも先端方向に伸びた発熱面38を
形成している。
【0020】熱発生素子36からリード線39が後方に
伸び、チューブ部32の後端近傍で、ハンドル部27か
ら外に突出したケーブル40へと伸び、更に、図示しな
い電源に接続されている。
【0021】次に、第2の実施形態の作用について説明
する。内視鏡のチャンネルなどを介して患者の体腔内に
鉗子25の挿入部29を挿入した状態で、止血手段30
のレバー34の操作によりチューブ部32の先端部35
を処置部26よりも後方に移動させた状態で、観察や様
々な手術操作を行なう。止血や組織の凝固の必要が生じ
た時は、手元でレバー34を操作して先端部35の発熱
面38を処置部26よりも前方に移動させ、発熱面38
を目標とする出血部や組織に密着あるいは圧迫し、電源
から電流を流して、熱発生素子36を発熱させる。熱発
生素子36の熱は発熱部37の発熱面へと伝わり、止血
や凝固作業が可能となる。
【0022】第2の実施形態によれば、内視鏡下で、処
置具による手術操作と止血手段による止血や組織の凝固
が安全、確実に同時に行える。挿入部29が長い処置具
であっても、熱発生素子36の抵抗部を発熱させるため
の電流が弱い直流電流で良いので、高周波電流を流す処
置具に比べて簡単な絶縁構造で絶縁が可能であり、ま
た、併用している他の電気手術機器やテレビカメラなど
の観察装置あるいは、呼吸や脈拍をモニターする観測装
置などに悪影響を及ぼすようなノイズを出す恐れも少な
い。このため、安全である上に、保持部を小型軽量にす
ることが可能であり、手術操作がし易い。
【0023】一方、従来、開腹手術、顕微鏡下手術ある
いは内視鏡下手術などにおいて、手術用処置具の操作を
確実に行なうために、観察や手術操作の妨げとなる周囲
の組織を横によけておくための圧排子や、出血した時に
圧迫して止血するためにヘラ型やボール型あるいはカギ
型などの形状をした金属のチップを先端に有する鉗子が
用いられている。
【0024】これら従来の圧排子や鉗子は、手術操作
中、先端部が観察の妨げとなったり、他の手術用処置具
の先端の動きを制限するなどの問題があった。更に、こ
れらの問題を解決するために先端部を極力小さくする
と、止血する場合、出血部の圧迫が十分にできず、素早
く、確実な止血が難しいという問題があった。
【0025】図6〜図9は、こうした不具合を解決し
て、手術操作中、先端部が術野の妨げとなったり、他の
手術用処置具の動きに影響を及ぼさず、かつ、素早く、
確実に止血することのできる止血具の開示例1を示す。
図6は止血装置41の全体を示し、手元側の保持部42
には細長い連結部43が設けられ、連結部43の先端部
にはリング状の処置部44が設けられている。処置部4
4は連結部43と直角または鈍角をなすように取付けら
れ、中心に観察窓45が形成されている。連結部43は
真っ直ぐでも、手元からの視野を妨げないように途中で
折れ曲ってオフセットしていても、あるいは、内視鏡の
チャンネルに通せるようにある程度の弾性を有したもの
でも良い。
【0026】図7は止血装置41の処置部44を拡大し
て示し、処置部44は、セラミックス、合成樹脂、ゴム
あるいはステンレス等の熱を伝え難い材料からなる保持
部46の内部には熱発生素子47が1個あるいは複数個
設けられ、その先端側に熱発生素子47に接する位置に
銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、タング
ステンあるいはモリブデン等の熱伝導率の高い材料から
なる発熱部48設けられている。発熱部48の先端部は
保持部46より前に突出して外部に露出する発熱面49
を形成している。熱発生素子47に取付けられたリード
線50は連結部43に伸び、手元の保持部42で電流ケ
ーブル51に接続され、更に図示しない電源に接続され
ている。これにより、電源から熱発生素子47を発熱さ
せるための電流をリード線50を経て熱発生素子47へ
流すことができる。
【0027】次に、前述のように構成された止血装置4
1の作用について説明する。図8及び図9のように、観
察窓45を通して手術用顕微鏡52または肉眼または内
視鏡等で目的の治療部位53を観察しながら、治療部位
53の周囲に処置部44を配置し、処置部44の外周や
底部分で治療部位53の周囲の組織を圧排することがで
きる。更に、図示しない電源の電流を流して熱発生素子
47に熱を発生させると、発熱面49で治療部位53の
周辺を加熱・凝固することができる。これにより、止血
したり、病変部の広範囲の焼灼が可能になる。更に、観
察窓45を通して鉗子や吸引装置など、他の処置具54
の先端部を治療部位53にアプローチすることも可能で
ある。
【0028】従って、観察窓があるので術野の妨げとな
らない。また、この観察窓があるので他の手術用処置具
の操作範囲も広くとれる。更に発熱面49により、素早
く、確実に止血することができる。
【0029】図10及び図11は開示例2を示し、図1
0は止血装置55の処置部56を拡大した断面図であ
る。処置部56はリング状で、中心に窓57が形成され
ている。処置部56の内部には熱発生素子58が1個あ
るいは複数個設けられ、その先端側に熱発生素子58に
接するように発熱部59が設けられている。発熱部59
の先端には1個あるいは複数個の針部60が設けられて
いる。熱発生素子58に取付けられたリード線61は図
示しない電源に接続されている。
【0030】図11に示すように、窓57を通して目的
の病変部62を観察しながら、病変部62の周囲に処置
部56を配置し、針部60を病変部62の周囲の組織に
穿刺する。そして、図示しない電源の電流を流して熱発
生素子58に熱を発生させて、針部60で病変部62の
周辺組織63の深部まで広範囲に加熱・凝固することが
できる。
【0031】従って、針部60で深部の組織の加熱・凝
固が可能なので、確実、効果的な止血や治療が可能にな
る。
【0032】前記開示例1、2によれば、次のような構
成が得られる。 (付記1)患者の組織や体腔内に穿刺あるいは挿入して
観察や治療を行う挿入部と、この挿入部の先端部に設け
られ観察あるいは他の処置具を通過させる窓と、この窓
の近傍あるいは周囲に設けられた1個あるいは複数個の
熱発生素子と、この熱発生素子と熱的に結合し、組織に
接触可能な発熱部とを具備したことを特徴とする治療装
置。 (付記2)付記1の治療装置において、熱発生素子の先
端側に発熱部と熱結合する1個あるいは複数個の発熱針
を設けたことを特徴とする治療装置。図12は開示例3
を示し、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通し、ポリ
ープを切除するための内視鏡用高周波スネアを示す。図
12(a)は内視鏡用高周波スネアの先端部の縦断側面
図、(b)は処置部の横断面図、(c)は処置部の拡大
した側面図である。高周波スネア70は可撓性細長管体
71に操作ワイヤ72が進退自在に挿通されている。操
作ワイヤ72の先端部には1本の導電性の弾性ワイヤを
曲げて形成されたスネアループ73が接続パイプ74を
介して連結されている。可撓性細長管体71の内部には
操作ワイヤ72に沿ってリード線75が挿通され、スネ
アループ73に接続され、スネアループ73に電流を通
電することができるようになっている。スネアループ7
3は、機械的強度の高い芯ストランド線76の周囲にニ
クロム線等の抵抗加熱ワイヤ77とともに側ストランド
線78を編み込んだ構成であり、抵抗加熱ワイヤ77に
は前記リード線75が接続されている。リード線75は
直流電源(図示しない)に接続され、電源をONするこ
とにより、抵抗加熱ワイヤ77に通電されて加熱するよ
うになっている。図13は開示例4を示し、図13
(a)は内視鏡用高周波スネアの先端部の縦断側面図、
(b)は処置部の横断面図、(c)は処置部の拡大した
側面図である。本開示例は、開示例3のニクロム線等の
抵抗加熱ワイヤ77に代わって熱伝導性の高い銅線79
を編み込んだ構成である。また、接続パイプ74にはヒ
ータを内蔵した発熱部80が設けられ、発熱部80内で
ヒータと銅線とが熱的に結合され、電気的には絶縁され
ている。
【0033】図14は開示例5を示し、図14(a)は
内視鏡用高周波スネアの先端部の側面図、(b)は処置
部の拡大した側面図である。本開示例は、開示例3の変
形例であり、ニクロム線等の抵抗加熱ワイヤ77が側ス
トランド線78の周囲に巻き付けられた構成である。前
記開示例3〜5によれば、次のような構成が得られる。 (付記3)体腔内に挿入する可撓性細長管体内に操作ワ
イヤを進退自在に挿通し、前記操作ワイヤの先端に前記
細長管体から突き出した状態において処置用ループを自
力形成し、かつ、前記細長管体へ収納可能にした処置部
を備えた内視鏡用処置具において、前記処置部が、スト
ランド線に抵抗発熱線を巻回したワイヤロープによって
形成したことを特徴とする内視鏡用処置具。一方、従
来、生体組織を採取する生検針の手技は現在幅広く普及
している。この手技の目的とするところは、病理による
確定診断である。確定診断の精度を上げるためにはより
多くの生体組織を採取することが必要とされる。しかし
内視鏡の処置具挿通チャンネルを経由して体腔内に挿入
する内視鏡用処置具のサイズ上の制限により生検針で採
取できる生体組織の量は限られたものである。
【0034】この問題を解決するために生検針の径を大
きくすることが考えられるが、生体組織の採取量を大き
くすることは生体における切除部分に出血が生じ易くな
るという別の問題を招くことになる。
【0035】生検針を使用した際の穿刺部位からの出血
を抑えることを容易にする生検針については、例えば、
実開平6−64615号公報に示す生検針が知られてい
る。これは電気メスによる止血を行うことが可能である
が、手技に細心な注意を配る必要がある。図15及び図
16は開示例6を示し、比較的容易な操作で生検針周囲
の止血が可能となる生検針を提供するものであり、図1
5は生検針の斜視図、図16はシリンダの拡大した半縦
断側面図である。生検針91は生体組織または体液を収
納するシリンダ92と、このシリンダ92内を摺動して
負圧を発生させるプランジャ93と患部に刺入される針
94とから構成されている。
【0036】シリンダ92の側面にはスリット95が形
成されている。このスリット95はプランジャ93の側
面に設けられたレバー96が嵌合してガイドするための
ものであり、レバー96はシリンダ92の外部に突出し
てプランジャ93を摺動操作可能に形成されている。ス
リット95の後方には切り欠き部97が設けられてい
る。切り欠き部97はレバー96を収納するに十分な空
間を有して突き当て部98を形成している。
【0037】プランジャ93はシリンダ92の内部に密
着摺動し、シリンダ92内に負圧を発生させる。プラン
ジャ93の後方には前述のレバー96が設けられてい
る。シリンダ92の前方には内面に腔を有する針94が
固着されている。針94は先端鋭利に形成されている。
針94の側面にはその軸線と平行して発熱部としてのニ
クロム線99が針上を往復して配設されている。ニクロ
ム線99の端部には電極線100a、100bが装着さ
れ、ケーブル101を介してシリンダ92の外部に引き
出される。電極線100a、100bの端部にはコネク
タ102が設けられており、発熱制御部103に接続さ
れている。
【0038】次に、開示例6の作用について説明する。
シリンダ92内にプランジャ93がレバー96とスリッ
ト95が嵌合するように装着されている。レバー96は
スリット95の最前方に位置される。コネクタ102が
発熱制御部103に接続されている。
【0039】次に、針94の先端を患者の患部に刺入す
る。しかる後、レバー96を操作してプランジャ93を
シリンダ92より引抜く方向に摺動させる。するとシリ
ンダ92内に負圧が生じ、患部から生体組織あるいは体
液がシリンダ92内に吸引される。
【0040】組織の採取が終了した後、レバー96を突
き当て部98まで回転すると、レバー96が切り欠き部
97に固定され、シリンダ92内の負圧が保持される。
【0041】次いで、発熱制御部101をONしてニク
ロム線99を発熱させながらレバー96を更に旋回させ
る。レバー96は突き当て部98に当たってシリンジ9
2と針94を回転させる。従って発熱部が針94により
穿たれた患者の傷内を発熱しながら回転し、針94に接
する部位はくまなく凝固・止血される。レバー96を1
回転した後、発熱制御部103をOFFし、生検針91
を引抜く。
【0042】なお、本開示例において、発熱部はニクロ
ム線としたがこれに限定されるものではなく、フレキシ
ブル基板上にヒーターパターンを配した発熱素子を用い
ても良い。また、発熱制御部のON/OFF方法を明記
しないが、フットスイッチあるいはシリンダ上に設けた
スイッチを使用することが一般的である。
【0043】本開示例によれば、発熱制御部103をO
Nした後、レバー96を1回転させるという比較的容易
な操作で生検針周囲の止血が可能となる。また高周波電
源を必要としないため、比較的安価に装置を提供するこ
とが可能である。
【0044】前記開示例6によれば、次のような構成が
得られる。(付記4)針先より患部組織あるいは体液を
吸引する吸引式生検針において、針の軸線上に発熱素子
部を設けたことを特徴とする吸引式生検針。
【0045】一方、トラカールにおいて、特開平5−3
17325号公報に示すように、体壁へのトラカール外
套管の固定強度を高めるため、トラカールストッパ(抜
止め)に針部を設け、この針部を体壁に穿刺して固定す
る構造のものが知られている。しかし、体壁に針部を穿
刺するため、出血を起こしやすい。この血液がトラカー
ルを伝わってトラカールに挿入された器具を汚すことに
なる。特に、内視鏡を挿入している場合は、対物レンズ
を汚し、視野を妨げる原因となり、手術時間を長引かせ
ることになる。
【0046】図17〜図19に示す、開示例7は、前述
のような不具合を解消するためになされ、内視鏡の視野
を妨げないトラカールストッパを提供するものである。
すなわち、トラカール外套管105に装着するストッパ
106は外装が絶縁体で形成された本体107と固定リ
ング108とから構成されている。
【0047】本体107には内側にトラカール外套管1
05を挿入可能な貫通穴113が設けられ、本体107
の上部においてトラカール外套管105を受け入れる受
け部114に貫通穴113は開口している。貫通穴11
3は本体107の下部に形成した先端部115に開口し
ている。本体107の受け部114よりも下側(先端
側)においては、本体107の外表面にねじ部116が
設けられている。このねじ部116に対して固定リング
108は螺合可能になっている。さらに、本体107の
受け部114からねじ部116の上部にかけて軸方向に
スリット117が設けられ、受け部114の直下にねじ
部116の最大径よりも大きい外径を有する当接部11
8が円周状に設けられている。そして、この当接部11
8に対して固定リング108の内周面に設けたテーパ部
119が当接するように形成されている。
【0048】また、本体107の先端内周面にはトラカ
ール外套管105と密着して水密とする弾性体からなる
パッキン120が設けられている。また、当接部118
の内周面に相当する部分にはトラカール外套管105に
ストッパ106を固定するための弾性体からなる固定部
材121が設けられている。固定部材121はパッキン
120と同様の内径とするが、本体107に固定リング
108を締め付けることでテーパ部119が当接部11
8に当接してスリット117の間隔を縮める方向に力が
作用し、その結果、スリット117の間隔が小さくなっ
た分、固定部材121が内側方向に付勢され、トラカー
ル外套管105を締め付けて強く固定される。また、受
け部114の外周面には接点ピン122が設けられ、接
点ピン122の一端は受け部114に埋め込まれた導線
123を介してねじ部116の内側に埋設された発熱体
124に接続されている。また、図19に示すように、
発熱体124の外周側は熱伝導性の良い金属(例えば真
鍮)からなる伝熱体125が設けられている。この伝熱
体125の外周にはフッ素樹脂からなるコーディング1
26が設けられている。
【0049】発熱体124の内周側には熱伝導性の悪い
金属(例えばステンレス)または耐熱性樹脂からなるベ
ース層127が設けられている。このように構成するこ
とにより、接点ピン122を介して電流を印加すること
により発熱体124が発熱し、その熱の多くは熱伝導性
の良い伝熱体125を介してコーティング126の外側
に伝達される。また、図17に示すように、接点ピン1
22に対しては接続コード128が接続可能に設けられ
ている。また、接続コード128の途中には接続コード
128に印加される電流の接続/遮断を行うスイッチ部
129が設けられている。
【0050】次に、開示例7の作用について説明する。
本体107にトラカール外套管105を挿入し、固定リ
ング108を締め付けることにより、トラカール外套管
105にストッパ106を固定する。次に、図示しない
トラカール内針とトラカール外套管105を組み合わせ
て体壁131に穿刺し、トラカール内針を取り出す。次
に、ストッパ106ごとトラカール外套管105を体壁
131に向けてねじ込み、体壁131に固定する。体壁
131の内部を走行する血管はトラカール内針によって
切開されるため、ストッパ106のねじ116と接触す
る体壁131の部分には出血が生じる。ここで、接点ピ
ン122に接続コード128を接続し、さらに接続コー
ド128を図示しないジェネレータに接続する。さら
に、スイッチ部129を操作して電流を印加する。これ
により、ねじ116の内部の発熱体124が発熱し、そ
の熱は伝熱体125、コーティング126を介して出血
部分に伝達され、出血部分を凝固・止血する。止血完了
後は、接続コード128を取り外す。本開示例によれ
ば、体壁131の出血部分は、ストッパ106のねじ1
16に接触し、この部分をねじ116の内部に設けた発
熱体124からの熱によって凝固・止血が可能なゆえ、
手術中に血液がトラカール外套管105を伝わって落ち
ることが無く、トラカール外套管105に挿入した内視
鏡の視野を覆うことが無く、従って、視野が汚れないの
で、手術を妨げることが無く、手術時間を短縮する効果
がある。また、術者に余計な操作(内視鏡の視野を確保
するために行う先端レンズ面の清拭)を強いることがな
いので、術者の負担が軽減されるという効果がある。図
20は開示例8を示し、ストッパ106の本体107を
ヒンジ130を介して連結し、二つ割できる構成とした
ものである。他の構成は、開示例7と同じであり、説明
を省略する。本開示例によれば、トラカール外套管10
5を本体107にて挟み込み、固定リング108をねじ
116にねじ込んで固定できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、生体組織の採取、薬液の注入、あるいは内視鏡下手
術での処置などに用いる生検装置、注射装置あるいは処
置具の挿入部上に前後に摺動自在な保持部に熱を発熱す
る熱発生素子と熱発生素子と熱的に結合し組織に接触可
能な発熱部を設けることにより、手元操作によって発熱
部を目的組織に当接し、熱発生素子の発熱で出血部の止
血や組織の焼灼・凝固を行なうことができ、鉗子、生検
針、処置具などの構造が簡単となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す医療装置の斜
視図。
【図2】同実施形態の保持部の縦断側面図。
【図3】同実施形態を示し、(a)(b)は熱発生素子
の斜視図。
【図4】同実施形態を示し、(a)〜(c)は使用状態
の説明図。
【図5】この発明の第2の実施形態を示す医療装置の一
部を断面した斜視図。
【図6】開示例1を示し、止血装置全体の斜視図。
【図7】同開示例の処置部の断面図。
【図8】同開示例の作用説明図。
【図9】同開示例の作用説明図。
【図10】開示例2を示し、止血装置の処置部の断面
図。
【図11】同開示例の作用説明図。
【図12】開示例3を示し、(a)は内視鏡用高周波ス
ネアの先端部の縦断側面図、(b)は処置部の横断面
図、(c)は処置部の拡大した側面図。
【図13】開示例4を示し、(a)は内視鏡用高周波ス
ネアの先端部の縦断側面図、(b)は処置部の横断面
図、(c)は処置部の拡大した側面図。
【図14】開示例5を示し、(a)は内視鏡用高周波ス
ネアの先端部の側面図、(b)は処置部の拡大した側面
図。
【図15】開示例6を示し、生検針の斜視図。
【図16】同開示例のシリンダの拡大した半縦断側面
図。
【図17】開示例7を示し、トラカール外套管のストッ
パを示す縦断側面図。
【図18】同開示例を示し、ストッパの側面図。
【図19】同開示例のねじ部の断面図。
【図20】開示例8を示し、ストッパの斜視図。
【符号の説明】
1…本体 2…針部 6…保持部 7…操作部 8…連結部材 12…熱発生素子 13…発熱部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 秀俊 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 関野 直己 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 木村 修一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 菅井 俊哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 木村 健一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 本田 吉隆 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 新村 徹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 飯田 浩司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 KK47 KK50 4C061 GG15 HH56

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の組織や体腔に穿刺あるいは挿入し
    て組織採取や治療を行なう医療装置において、 本体と、この本体に設けられた挿入部と、この挿入部に
    移動自在に取付けられた保持部と、前記本体に対して軸
    方向に移動自在に取付けられた操作部と、前記保持部に
    設けられた熱を発熱する熱発生素子と、前記熱発生素子
    に取り付けられるとともに前記熱発生素子より発熱する
    熱を伝達し、前記組織に当接可能な発熱部と、前記保持
    部と前記操作部を連結し、前記操作部の動きに応じて前
    記保持部を前後に移動させる連結部材とを具備したこと
    を特徴とする医療装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の医療装置において、前記発熱
    部が挿入部を取り囲む環状の形状をしていることを特徴
    とする医療装置。
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