JP3328074B2 - 監視システム - Google Patents

監視システム

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JP3328074B2
JP3328074B2 JP16014594A JP16014594A JP3328074B2 JP 3328074 B2 JP3328074 B2 JP 3328074B2 JP 16014594 A JP16014594 A JP 16014594A JP 16014594 A JP16014594 A JP 16014594A JP 3328074 B2 JP3328074 B2 JP 3328074B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルや事務所などにお
ける、侵入、火災あるいは設備異常を監視するための監
視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビル、事務所あるいは、住宅
などへの侵入、火災あるいは設備異常などを監視する監
視システムが提案され、既に実施されている。例えば、
ビルの各種設備にその設備の状態を監視するセンサを設
置し、設備が異常状態になったときに、該当センサが異
常を感知して異常信号を発し、この異常信号をビル内あ
るいはビル外に設置された中央監視センタにて受信する
監視システムがある。そして、センサから受信した異常
信号を中央監視センタ内のCRTに表示することによ
り、中央監視センタにいる管制員が異常を把握する。し
かしながら、監視すべき設備の数が多い場合あるいは複
数のビル等を一カ所の中央監視センタで監視する場合、
CRTに多数の異常情報が表示されることとなる。
【0003】そこで、異常信号を発生した設備に対して
点検が実施され、異常の原因が判明したものの、その設
備を正常状態に復帰させるには、修理などに時間が必要
となる場合がある。このような場合、その設備のセンサ
は異常信号を出した状態のままとなるので、中央監視セ
ンタにおいては、点検が実施されて原因が判明している
設備についても他の異常信号と共にCRTに表示がされ
ることとなる。
【0004】したがって、従来の監視システムでは、中
央監視センタのCRT表示画面には、既に対処済みで原
因究明をもはや要しない異常情報あるいは緊急性を必要
としない異常情報が、異常が発生したばかりで未だ点検
していない緊急性を必要とする異常信号と同等のレベル
でCRTに表示されることとなる。このため、CRT
に、緊急性を必要としない異常情報が、優先的に対処指
示すべき異常情報と混じって表示されることとなり、表
示内容が複雑になって、管制員は対処指示の優先度の判
断を誤る可能性があった。
【0005】また、センサからの異常信号が1つでも入
力していると、ビルに設置したコントローラを監視状態
に設定できないようになっている監視システムがある。
このような監視システムでは、1つの設備に異常が発生
して、その設備の点検が終了しても、その設備のセンサ
が異常信号を出していれば、その他の設備についての監
視ができないこととなる。
【0006】これに対処するため、これらの監視システ
ムにおいては、復旧に時間がかかる場合、その設備に設
置したセンサーを取り外したり、あるいはセンサーを接
続している信号線を短絡させるなどして、コントローラ
がそのセンサに対して無感知状態となるようにすること
により、他の設備等の監視が可能になるようにしてい
る。しかし、この場合は、設備の異常が復旧した後にセ
ンサを復旧させることを忘れて、センサーを取り外した
り短絡させたままにすると、当該設備が未監視状態とな
ってしまうという問題があった。
【0007】これらの問題に対して、出願人は、対処済
みの異常設備のセンサからの異常信号をコントローラで
保留し、コントローラから中央監視センタへはその異常
信号を送出しないようにし、さらに、この保留状態を中
央監視センタからの制御により解除するようにした監視
システムを提案した(特開平2−77900)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この提案された監視シ
ステムでは、一旦、コントローラにおいて対処済みの設
備からの異常信号を保留すると、中央監視センタからの
解除許可信号をコントローラが受信するまで保留状態が
解除されない。そのため、中央監視センタの管制員が保
留状態にある設備の存在を忘れ保留状態を解除しなかっ
た場合、当該設備に再度重大な異常が発生しても中央監
視センタに異常信号が送出されないという恐れがあっ
た。
【0009】本発明は、ビル等の侵入、火災又は設備異
常などを監視する監視システムにおいて、既に対処済み
でもはや緊急性のない異常信号をセンサ毎あるいは設備
毎に保留できるようにした監視システムにおいて、保留
状態の解除を確実に行えるようにすることを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、管理センタ、所定の警戒領域内に設置さ
れ前記警戒領域内の異常を検出する検出装置、及び前記
管理センタに接続されると共に、前記検出装置に接続さ
れるコントローラからなる監視システムにおいて、前記
コントローラは、前記警戒領域内のモードを設定するモ
ード設定装置に結合され、前記モード設定装置の設定が
対処モードであるときに保留すべき検出装置を指定する
操作部、前記指定された検出装置の異常信号を前記管理
センタに送信することを保留し、その後、前記モード設
定装置の設定がセットモードに設定され、その後に対処
モードあるいは解除モードに設定された場合に前記検出
装置の保留を解除する制御部により構成される。
【0011】
【作用】本発明によれば、ビル等の侵入、火災又は設備
異常などを監視する監視システムにおいて、既に対処済
みでもはや緊急性のない異常信号をセンサ毎あるいは設
備毎に保留できるので、対処時に直ちに異常を復旧でき
ないような場合であっても、対処員が「警戒モード」に
してその場から立ち去ることができる。また、「警戒モ
ード」から「解除モード」または「対処モード」に移行
するときには、自動的に保留を解除するので保留の放置
が完全になくなる。
【0012】
【実施例】本発明の監視システムの実施例を第1図〜第
4図を基に説明する。第1図は本発明が適用される一実
施例としてのビル管理システムの構成図を示す。1は、
ビルを管理するビル管理センタ、20,21は電話交換
局、9AはAビル、9B〜9NはBビル〜Nビルを示
す。
【0013】まず、中央監視センタ1(管理センタ)に
ついて説明する。中央監視センタ1は、Aビル9Aから
Nビル9Nまでのビルを集中管理するホストコンピュー
タにより構成され、ホストコンピュータはホストCPU
10と、各ビル毎の物件データや各種マスターの登録、
修正削除を行うためのキーボードを有する第1のCRT
11と、表示専用の第2のCRT12と、各ビルや各ブ
ロック毎の記録や日報、月報、また対処者が管制員の対
処指示のもとに現場で点検した点検結果等を打ち出すプ
リンタ13と、ホストCPUのOSやビル管理プログラ
ム、ビルデータ等を記録しているディスク記憶装置14
と、各ビル毎のデータや指令の送受信の制御を行う通信
制御装置15と、各ビルとのデータ通信を行うモデム1
6、17を具備している。
【0014】交換局20は、中央監視センタ1とAビル
9Aを電話回線により接続する。交換局21は、同様に
中央監視センタ1とBビル〜Nビル(9B〜9N)を電
話回線により接続する。次に、ビル毎に1台設置され、
中央監視センタ1と接続されるメインコントローラ30
について説明する。メインコントローラ30は、ビルの
各階毎、各ブロック毎又は各管理機能単位毎の制御を行
うローカルコントローラ40,60と接続されている。
【0015】また、メインコントローラ30は通信制御
を行うCPU31と、中央監視センタ1のモデム17と
結合されるモデムインターフェース36と、このメイン
コントローラ30を動作させるプログラム等を記憶して
いるROM33と、RAM34のメモリバックアップ用
電池35と、各ローカルコントローラ40,60の状態
を表示するLCD381と、そのLCDインターフェー
ス38と、電源装置39と、その電源端子391とから
構成され、これら各手段はCPUバス32で各々接続さ
れる。
【0016】メインコントローラ30とローカルバス2
5を介して接続されるローカルコントローラ40、60
について説明する。ローカルコントローラ40、60
は、各フロア毎、各ブロック毎または、各管理機能単位
毎に設けられる。ローカルコントローラ40、60の構
成について、ローカルコントローラ40を例として説明
する。
【0017】ローカルコントローラ40は、各種制御を
行うCPU41、上位メインコントローラ30とローカ
ルバス25を介して接続するローカルバスインターフェ
ース43、異常を検出したときにブザーやランプを点灯
する為のアナウンシェータインターフェース44、液晶
表示装置(LCD)451と接続する液晶表示インター
フェース45、各種キースイッチ461を接続するキー
スイッチインターフェース46、ローカルコントローラ
を動作させるプログラムを記憶するROM47、中央監
視センタ1からのデータやパラメータをメインコントロ
ーラ30を介して受信し記憶するRAM48、ローカル
コントローラ40に割り当てられたアドレスを設定する
ためのアドレススイッチ49、ローカル監視制御バス5
3により各設備と接続されるローカル監視バスインター
フェース50、ローカルコントローラ40の動作モード
を設定するカードリーダ52、それを接続するカードリ
ーダインターフェース51、電源装置53、及びその電
源端子54とから構成され、これら各手段はCPUバス
42を介して各々接続される。
【0018】また、他のローカルコントローラ60も上
記コントローラ40と同じ構成を有する。ローカルコン
トローラ40には、管理ブロックの出入口に配置された
電気錠、シャッター、オートドア等55を制御する出入
口監視装置54、管理ブロックの空調機57の駆動状況
を監視する設備監視装置56が接続されている。また、
ローカルコントローラ60には、火災や侵入者を検出す
る各種センサ66、67の状態を監視し、その状態を送
信する監視装置62、貯水タンクに設置された揚水ポン
プ68、69をコントロールする設備コントローラ6
3、ボイラ、冷凍機等の熱源設備70を制御する設備コ
ントローラ64、65等が、ローカル監視制御バス61
を介して接続されている。
【0019】各ローカルコントローラ40,60は内蔵
したカードリーダ52の操作によって、その動作モード
を設定する。動作モードとは、例えば、各ローカルコン
トローラ40,60に接続された各種センサや設備を監
視している状態の「警戒モード」、前記各種設備や少な
くとも侵入センサの監視を解除した状態の「解除モー
ド」、対処者が異常情報に基づく対応処置作業や点検作
業を行っている状態の「巡回モード」、保守要員が保守
点検を行っている状態の「保守モード」等がある。
【0020】この「解除モード」、「巡回モード」又は
「保守モード」に設定した時、ローカルコントローラ4
0,60は、接続された設備からの信号を上位のメイン
コントローラ30に送出しない。なお、本願で説明する
「対処モード」とは、資格が認定された対処員(保守要
員を含む。)が設定する「解除モード」「巡回モード」
又は「保守モード」をいう。
【0021】次に、本実地例の動作について説明する。
先ず、異常信号保留操作をしない通常の監視動作につい
て説明する。例えば、今、Aビル9Aが「警戒モード」
になっており、ローカルコントローラ40に接続された
設備監視装置56に接続された空調機57が異常となっ
た場合について説明する。
【0022】ローカルコントローラ40は、設備監視装
置56から異常信号を受信すると、メインコントローラ
30からのポーリングに応答して、空調機57が異常と
なった旨の信号をメインコントローラ30に送出する。
メインコントローラ30は、そのビル9Aのコード番号
と共に異常の種類、異常箇所等の情報をコード化して、
通信回線を介して中央監視センタ1に送出する。
【0023】中央監視センタ1では、モデム17にてコ
ード化された前記情報を受信し、通信制御装置15を介
してホストCPU10に入力する。ホストCPU10は
受信したビルのコードに基づいてディスク記録装置14
に予め記憶されている該ビル9Aの情報を読み出し、受
信した異常の種類、及び異常箇所のコードにより、異常
情報を第2のCRT12に表示する。この場合Aビル9
A内の空調機57が異常であることを表示する。中央監
視センタ1にいる管制員は第2のCRT12に表示され
た異常情報に基づいて適切な処置を決定し、対処者に対
処指示を行う。対処指示を受けた対処者は、異常に対処
するために該当ビル9Aに向かう。
【0024】対処者はビル9Aに到着すると、メインコ
ントローラ30に表示されている異常ブロック、この例
ではローカルコントローラ40を確認し、次にローカル
コントローラ40のカードリーダ52を操作し、ローカ
ルコントローラ40を「警戒モード」から「対処モー
ド」例えば「巡回モード」に移行させる。ローカルコン
トローラ40は「巡回モード」となると対処者のキース
イッチ461の所定の操作によって、RAM48に記憶
された異常設備の名称やセンサの位置等をLCD451
に表示する。対処者は表示された内容にしたがって、異
常状態となっている設備57を点検する。
【0025】ここで、設備57の異常原因が判明し、す
ぐに正常に復旧できれば、ローカルコントローラ40の
カードリーダ52を操作し、対処者が退館することで、
コントローラ40は、正常の「警戒モード」に戻る。こ
こで、例えば、部品交換をしなければ空調機57が直ら
ないが、部品の手配に時間がかかるといった場合には、
異常の原因が判明し対応処置も行っているにもかかわら
ず、すぐには異常状態を復旧できない。このように、異
常を復旧できないと、ローカルコントローラ40は「対
処モード」から「警戒モード」に移行することができな
い。これはローカルコントローラ40にて異常がラッチ
されるので新たな異常信号が全てメインコントローラ3
0とその上位にある中央監視センタ1に送信されなくな
り、対処員はその場から離れられなくなる。
【0026】このような場合に、前記異常信号を保留す
ることにより、「対処モード」から「警戒モード」に移
行させる。この一連の動作について第2図及び図3のフ
ローチャートを用いて説明する。S001のモード設定
で、対処要員が前述の「警戒モード」から「対処モー
ド」に移行させる。次に、対処要員はローカルコントロ
ーラ40のキースイッチ461の操作によって、当該設
備の情報をLCD451に表示させる(S002)。L
CD451には当該ローカルコントローラ40に接続さ
れ監視されている設備の名称が表示される(S00
3)。ローカルコントローラ40には出入口監視装置5
4及び設備監視装置56が接続されているので、それが
監視している電気錠55や空調機57も表示される。
【0027】次に対処者は異常信号保留を行おうとする
設備を選択してキースイッチ461により入力する(S
004)。本例では、異常を復旧できない空調機57を
選択する。ローカルコントローラ40は、「対処モー
ド」のときのみ(S005のY)、この入力操作によっ
て各設備各センサ毎に付与されているコード、本例で
は、空調機57の信号を表すコード、空調機57の端子
番号をRAM48に記憶する(S006)。
【0028】ローカルコントローラ40は、この異常信
号保留操作が行われると、その入力された設備のコード
と共に、ローカルコントローラ40に付与されたアドレ
スコードをメインコントローラ30に送信する(S00
7)。メインコントローラ30では更に時間情報(月、
日、時、分)とAビルであることを示す物件コードを付
加して異常信号保留要求信号として中央監視センタ1に
送信する。
【0029】中央監視センタ1では異常信号保留要求信
号を受信すると、第2のCRT12にその内容を表示す
る。本例では、Aビル9Aのローカルコントローラ40
の空調機57であることを表示する。管制員は表示され
た内容が適切であるか否かの確認を行い、適切であれ
ば、Aビル9Aのメインコントローラ30にホストCP
U10を介して異常信号保留要求許可信号をそのアドレ
スコード、つまり、ローカルコントローラ40と空調機
57を示すコードと共に返信する。適切でないときは、
異常信号保留不許可信号を送出する。
【0030】メインコントローラ30は、異常信号保留
要求許可信号または異常信号保留不許可信号を受信する
(S008)。メインコントローラ30は、異常信号保
留許可信号を受信すると、該当するローカルコントロー
ラ40に対して異常信号保留要求許可信号を送出する。
ローカルコントローラ40が異常信号保留許可信号を受
信する(S009のY)と、既にRAM48に記憶した
空調機57のコードと受信したコードとが一致している
かをCPU41にて比較照合し(S011)、合致して
いたとき、該当する機器、つまり空調機57を監視する
設備監視装置56の信号を保留するようにRAM48に
異常信号保留設備情報として記憶する(S012)。つ
まり、設備監視装置56から異常信号がローカル監視制
御バス58を介してローカルコントローラ40に入力さ
れても、それがRAM48に記憶されている異常信号保
留設備情報と比較して一致していれば、その信号をメイ
ンコントローラ30に送出しない。従って、中央監視セ
ンタ1にはその異常信号は送信されず表示もされない。
【0031】前述の如く保留が行われると、対処者が
「対処モード」から「警戒モード」へ復帰させる(S0
13)。これにより、センサが検出した異常信号は、保
留された異常信号を除いて、中央監視センタへ送信され
ることとなる。一方、ローカルコントローラ40が異常
信号保留不許可信号を受信すると(S009のN)、L
CD451にてその旨メッセージを表示する(S02
2)。
【0032】次に、「警戒モード」に復帰したのち、前
記保留を解除する動作について図4を用いて説明する。
例えば、翌日にAビル9Aの利用者が入館し、カードリ
ーダ52を操作すると「警戒モード」から「解除モー
ド」に移行する(S014)、または、対処員が空調機
57の故障部品を入手し、空調機57を修理するために
「警戒モード」から「対処モード」にして入館する(S
014)と、RAM48に記憶された異常信号保留設備
情報がクリアされ、保留は解除される(S015)。
【0033】次に、カードリーダ52において、例え
ば、「解除モード」から「警戒モード」へ移行させる操
作が行われる(S016)と、設備異常が復旧したか否
かがチェックされる(S017)。ここで、「警戒モー
ド」へ移行するまでに、空調機57の異常を復旧させて
おけば、正常に「警戒モード」へ移行できる(S01
8)。一方、空調機57の異常が復旧していなければ、
S017のNから図2のS002へ進み、改めて保留の
ための処理が行われる。
【0034】したがって、前述のように保留の解除を忘
れたとしても、異常の復旧した設備が無断で保留状態と
なったまま「警戒モード」に移行することがなくなる。
なお、本実施例では、設備の異常が復旧できなかった場
合について述べたが、侵入センサや火災センサなどが復
旧不可能な場合についても、同様に適用可能であること
はいうまでもない。また、本実施例では、メインコント
ローラ及びローカルコントローラとの組合せで説明した
が、1つのタイプのコントローラでよいことはいうまで
もない。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、ビル等の侵入、火災又
は設備異常などを監視する監視システムにおいて、既に
対処済みでもはや緊急性のない異常信号をセンサ毎ある
いは設備毎に保留できるので、対処時に直ちに異常を復
旧できないような場合であっても、対処員が「警戒モー
ド」にしてその場から立ち去ることができる。また、
「警戒モード」から「解除モード」または「対処モー
ド」に移行するときには、自動的に保留を解除するので
保留の放置が完全になくなるという効果を生じるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の監視システムの構成図。
【図2】図1の監視システムの動作を示すフローチャー
ト(その1)。
【図3】図1の監視システムの動作を示すフローチャー
ト(その2)。
【図4】図1の監視システムにおいて、保留を解除する
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…中央監視センタ 30…メインコントローラ 40…ローカルコントローラ 52…カードリーダ 56…設備監視装置 57…空調機 461…キースイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−77900(JP,A) 特開 昭63−178394(JP,A) 特開 平1−245310(JP,A) 特開 昭63−36497(JP,A) 特開 平3−259400(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 25/04 G08B 25/00 510

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理センタ、所定の警戒領域内に設置さ
    れ前記警戒領域内の異常を検出する検出装置、及び前記
    管理センタに接続されると共に、前記検出装置に接続さ
    れるコントローラからなる監視システムにおいて、前記
    コントローラは、前記警戒領域内のモードを設定するモ
    ード設定装置に結合され、前記モード設定装置の設定が
    対処モードであるときに保留すべき検出装置を指定する
    操作部、前記指定された検出装置の異常信号を前記管理
    センタに送信することを保留し、その後、前記モード設
    定装置の設定が警戒モードに設定され、更にその後に対
    処モードあるいは解除モードに設定された場合に前記検
    出装置の保留を解除する制御部、を具備したことを特徴
    とする監視システム。
JP16014594A 1994-07-12 1994-07-12 監視システム Expired - Lifetime JP3328074B2 (ja)

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