JP3326720B2 - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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環 大橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、大きな減衰効果が得られ
る主として車載用に有効なラジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アンテナ入力信号に応じて同調周
波数を可変する可変容量ダイオードを備えたアンテナ同
調回路の前段に減衰回路を接続し、かつ、減衰回路と高
周波増幅回路のFET(電界効果トランジスタ)の第2
ゲートとに、受信電界強度に応じて発生する利得制御信
号を印加して、アンテナ入力信号の電界強度が第1レベ
ルを越えたときに、減衰回路によりアンテナ入力信号を
減衰して同調回路の可変容量ダイオードの非直線性によ
る相互変調妨害を除去し、更に電界強度が前記第1レベ
ルよりも高い第2レベルを越えたとき、前記減衰回路に
加えて高周波増幅回路の増幅利得を制御するように構成
した受信機の受信入力レベルの制御装置は、例えば実公
平1−17855号公報において公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した公知
の構成によれば、アンテナ同調回路の前段の減衰回路を
接続して成るので、同調用の可変容量ダイオードの飽和
を強い受信電界強度から保護することができるが、減衰
回路の減衰効果を大きく求めようとするときは、アンテ
ナ同調回路のインピーダンス変化による同調ズレが大き
くなるため、減衰回路における減衰率に自ら制限を受け
る。また公知の構成によれば、強い受信電界強度に対
し、前記減衰回路における減衰率の不足分を補うため
に、電界強度が第1レベルよりも高い第2レベルを越え
たとき、高周波増幅回路の増幅度を抑制しているが、電
界強度が極めて高い場合には、高周波増幅回路が飽和し
て混変調歪を誘発する惧れがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本願は、高周波
増幅素子に信号が入力する以前に、その信号入力を大幅
に減衰することができるように、アンテナ入力信号を、
入力コンデンサを介してアンテナ同調回路に入力し、ア
ンテナ同調回路の出力を結合コンデンサを介して高周波
増幅素子に入力するラジオ受信機であって、入力コンデ
ンサとアンテナ同調回路との間に接続した第1減衰回路
の減衰素子と、高周波増幅素子の前段に接続した第2減
衰回路の減衰素子とを、AGC出力に対し直列接続する
と共に、AGC出力を第2減衰回路に印加し、かつ第2
減衰回路にバイアス回路を並列接続したことを特徴とす
るものである。
【0005】
【作用】しかして、アンテナ入力信号の電界強度が弱い
場合にはAGC電圧も低いので、アンテナ入力信号は殆
ど減衰されることなく、アンテナ同調回路に入力して共
振されたのち、次段の高周波増幅素子に入力する。そし
てアンテナ入力信号の電界強度が強くなると、AGC電
圧も高くなるので、AGC出力に対し直列接続された第
1及び第2減衰回路が同時に駆動するので、アンテナ入
力信号は、第1減衰回路により減衰され、これによって
アンテナ同調回路の可変容量ダイオードは強入力電界か
ら保護される。アンテナ同調回路で共振されたアンテナ
入力信号は、さらに、第2減衰回路により減衰されなが
ら、次段の高周波幅素子に入力する。上記において、第
1及び第2減衰回路は同時に減衰動作するが、第2減衰
回路にバイアス回路が並列接続されていて第2減衰回路
の動作立ち上りが、第1減衰回路の動作立ち上りに比し
遅れるので、AGC電圧が比較的低い時は、第1減衰回
路が支配的に作用し、次いで電界強度が強くなってAG
C電圧が高くなると、第1減衰回路の減衰作用が第2減
衰回路より先に飽和して引き続き第2減衰回路による減
衰作用が行われる。今度は第2減衰回路による減衰作用
が支配的となる。即ち第1減衰回路により、アンテナ同
調回路における可変容量ダイオードは強入力の電界強度
から保護されると共に、インピーダンスの変化による同
調ズレが生じない限度で減衰が行われ、前記第1減衰回
路による減衰の不足分は、高周波増幅素子の前段に設け
た第2減衰回路による減衰作用によって補足される。
【0006】
【実施例】以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述す
ると、アンテナ入力端1に入力コンデンサ2と後述の第
1減衰回路より直流を阻止すると共に、アンテナ同調の
選択度をダンピングする為の容量の大きいコンデンサ3
が直列に接続され、それらの接続点とアース間に一対の
PINダイオードD,Dから成る第1減衰回路4が
接続してある。前記コンデンサ3の後端には、同調コイ
ル5aと一対の可変容量ダイオード5b,5bから成る
アンテナ同調回路5が接続され、該アンテナ同調回路5
の一対の可変容量ダイオード5b,5bの接続点に選局
電圧VTが印加され、これによって所望の入力信号が選
択される。
【0007】前記アンテナ同調回路の後端には、接合用
コンデンサ6を介してMOSFETから成る高周波増幅
素子7の第1ゲートgが接続され、この第1ゲートg
と前記結合用コンデンサ6との接続点とアース間に、
コンデンサ8を介して一対のPINダイオードD,D
から成る第2減衰回路9が接続してあり、前記第1減
衰回路4の一対のPINダイオードD,Dと前記第
2減衰回路9の一対のPINダイオードD,D
が、後述するFMフロントエンドIC17のAGC電圧
を出力する第6端子に対し直列に接続され、この第2減
衰回路9にバイアス回路10が並列接続してあり、また
第1と第2減衰回路の接続点と接地間に、コンデンサ1
8が接続してある。前記高周波増幅素子7のドレーンd
は、結合コンデンサ11を介して同調コイル12aと一
対の可変容量ダイオード12b,12bとから成る高周
波同調回路12に接続され、この高周波同調回路12の
出力が結合コンデンサ13を介して、周波数変換回路1
4、中間周波数増幅回路15及び利得制御回路16から
成るフロントエンドIC17(例えば三洋電機製LA1
175)の周波数変換回路14の入力端子である第5端
子に接続されている。
【0008】しかして、アンテナ入力信号の電界強度が
低いときは、AGC電圧も低いのでアンテナ入力端1に
入力した信号は第1減衰回路4及び第2減衰回路9によ
り殆ど減衰されることなく、コンデンサ3を介してアン
テナ同調回路5に入力し、該回路5において共振された
のち、結合コンデンサ6を介して高周波増幅素子7の第
1ゲートgに入力する。
【0009】高周波増幅素子7の第1ゲートgに入力
して増幅された信号は、結合コンデンサ11を介して高
周波同調回路12に入力し、該回路12で再び共振され
たのち、結合コンデンサ13を介してFMフロントエン
ドIC17の周波数変換回路14に第5端子から入力
し、中間周波信号に変換されたのち、第8端子及び第9
端子より夫々出力し、その出力は中間周波トランスT及
びコンデンサと抵抗RとセラミックフィルタFとの直
列回路を介して第12端子より中間周波増幅回路15に
入力して増幅され、その増幅出力は第15端子から検波
段に出力される。
【0010】また中間周波トランスTを経た広帯域の中
間周波信号の一部は、コンデンサCと抵抗Rとの直列
回路を介して第10端子より利得制御回路16に入力
し、該回路16からは減衰回路9及び4のピンダイオー
ド駆動用のAGC電圧と、MOSFET7の制御用のA
GC電圧とが生じ、これらのAGC電圧は、第6端子及
び第13端子より夫々出力する。
【0011】上記において、アンテナ入力信号の電界強
度が強くなると、FMフロントエンドIC17の利得制
御回路16より出力するピンダイオード駆動用のAGC
電圧も高くなるので、第1及び第2減衰回路4及び9が
駆動し、該回路インピーダンスが低下するので、アンテ
ナ入力端に入力した信号は入力コンデンサ2と第1減衰
回路4のインピーダンス比により減衰作用を受けると共
に、アンテナ同調回路5の選択度が低下し該回路の可変
容量ダイオード5bが強入力電界から保護される。次い
でアンテナ同調回路5に入力して共振されたアンテナ入
力信号は、さらに第2減衰回路7により減衰作用を受け
て高周波増幅素子7の第1ゲートgに入力する。
【0012】上記において、第2減衰回路9は第1減衰
回路4と同時に減衰動作するが、第2減衰回路9にバイ
アス回路10が並列接続されているので、FMフロント
エンドIC17の第6端子より出力するAGC電圧が比
較的低い時は、第1減衰回路4が支配的に作用する。次
いで電界強度が強くなって、FMフロントエンドIC1
7の第6端子より出力するAGC電圧が高くなると、第
1減衰回路4の減衰作用が第2減衰回路9より先に飽和
して引き続き第2減衰回路による減衰作用が行われる。
即ち第1減衰回路4により、アンテナ同調回路における
可変容量ダイオードは強入力が電界強度から保護される
と共に、インピーダンスの変化による同調ズレが生じな
い限度で減衰が行われ、前記第1減衰回路4による減衰
量の不足分は、高周波増幅素子の前段に設けた第2減衰
回路9による減衰作用によって補足される。また上記第
2減衰回路9のバイアス回路10のインピーダンス値の
選択により第2減衰回路9の動作立ち上りの第1減衰回
路4の動作立ち上りとの遅れを自由に設定される。
【0013】次いでさらに強い強電界の信号が入力した
時は、第1,第2減衰回路4,9の減衰作用に加え、F
MフロントエンドIC17の第13端子から高周波増幅
素子7の第2ゲートgに加わる制御電圧により増幅度
が制限されることになるので、高周波増幅素子7は殆ど
飽和することはない。なお高周波増幅素子7の第2ゲー
トgには、L/D端子が接続してあり、例えば選
局操作に連動して受信感度を低下させるものである。
【0014】
【発明の効果】以上のように本願によれば、アンテナ端
子に入力する信号の電界強度の増加に伴い、先ず第1減
衰回路によりアンテナ入力信号を減衰し、次いで該第1
減衰回路による減衰量の不足分を、高周波増幅素子の前
段において第2減衰回路によって補足する構成であるの
で、強電界の信号入力から、アンテナ同調回路の可変容
量ダイオードを充分に保護することができると共に、同
調ズレの生じる惧れはなく、かつ、高周波増幅素子の前
段までに大きな減衰効果が得られるので、高周波増幅素
子において増幅度が大きく抑止されて混変調歪を発生す
る惧れも解消でき、さらにバイアス回路及び減衰回路の
接続を直列接続としたので、少ない電流で2つの減衰回
路の駆動ができ、かつ、回路構成が簡単であるなどの利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気回路図
【符号の説明】
1 アンテナ入力端子 2,3,6,8,11 コンデンサ D,D,D,D PINダイオード 4 第1減衰回路 5 アンテナ同調回路 7 高周波増幅素子 9 第2減衰回路 10 バイアス回路 12 高周波同調回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 1/00 - 3/34 H04B 1/16 - 1/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ入力信号を、入力コンデンサを
    介してアンテナ同調回路に入力し、アンテナ同調回路の
    出力を結合コンデンサを介して高周波増幅素子に入力す
    るラジオ受信機であって、入力コンデンサとアンテナ同
    調回路との間に接続した第1減衰回路の減衰素子と、高
    周波増幅素子の前段に接続した第2減衰回路の減衰素子
    とを、AGC出力に対し直列接続すると共に、AGC出
    力を第2減衰回路に印加し、かつ第2減衰回路に、バイ
    アス回路を並列接続したことを特徴とするラジオ受信
    機。
  2. 【請求項2】 第1および第2減衰回路が、それぞれ同
    方向に直列接続された2つのPINダイオードから成
    り、第1と第2減衰回路との接続点と接地との間にコン
    デンサを接続し、第1減衰回路の2つのPINダイオー
    ドの直列接続点を入力コンデンサの後端に接続すると共
    に、その接続点とアンテナ同調回路との間に大容量のコ
    ンデンサを接続し、第2減衰回路の2つのPINダイオ
    ードの直列接続点を、コンデンサを介して高周波増幅素
    子の入力端に接続して成る請求項1記載のラジオ受信
    機。
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