JP3292955B2 - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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JP3292955B2
JP3292955B2 JP23855491A JP23855491A JP3292955B2 JP 3292955 B2 JP3292955 B2 JP 3292955B2 JP 23855491 A JP23855491 A JP 23855491A JP 23855491 A JP23855491 A JP 23855491A JP 3292955 B2 JP3292955 B2 JP 3292955B2
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環 大橋
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、大きな減衰効果が得られ
る主として車載用に有効なラジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アンテナ信号に応じて同調周波数
を可変する可変容量ダイオードを備えたアンテナ同調回
路の前段に減衰回路を接続し、かつ、減衰回路と高周波
増幅回路のFET(電界効果トランジスタ)の第2ゲー
トとに、受信電界強度に応じて発生する利得制御信号を
印加して、アンテナ入力信号の電界強度が第1レベルを
越えたときに、減衰回路によりアンテナ入力信号を減衰
して同調回路の可変容量ダイオードの非直線性による相
互変調妨害を除去し、更に電界強度が前記第1レベルよ
りも高い第2レベルを越えたとき、前記減衰回路に加え
て高周波増幅回路の増幅利得を制御するように構成した
受信機の受信入力レベルの制御装置は、例えば実公平1
−17855号広報において公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した公知
の構成によれば、アンテナ同調回路の前段に減衰回路を
接続して成るので、同調用の可変容量ダイオードの飽和
を強電界から保護することができるが、減衰回路によっ
て減衰されたアンテナ入力信号は、アンテナ同調回路に
より共振され、高い共振電圧で次段の高周波増幅回路に
入力することになるので、減衰回路による減衰作用を大
きくするには、高いAGC電圧が必要となり、従ってA
GC電圧に対する減衰効果の割合が低く、電界強度の極
めて強いアンテナ入力信号の減衰対策としては不向きで
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願は、上記した問題点
を解決するために、アンテナ同調回路とその出力を増幅
する高周波増幅素子との間に、第1と第2のコンデンサ
を直列接続し、その直列接続点に、AGC電圧により動
作するピンダイオードから成る減衰回路と、アンテナ入
力端に接続した入力コンデンサとを夫々接続したことを
特徴とするものであり、また、上記において、入力コン
デンサとアンテナ入力端との間に、第2の入力コンデン
サを直列接続し、この直列接続点に、減衰回路に直列接
続されたピンダイオードから成る第2の減衰回路を接続
して成るものである。
【0005】
【作用】しかして、アンテナ入力信号の電界強度が弱い
場合にはAGC電圧も低いので、アンテナ入力信号は殆
ど減衰されることなく、アンテナ同調回路に入力して共
振拡大されたのち、次段の高周波増幅素子に入力する。
そしてアンテナ入力信号の電界強度が強くなると、AG
C電圧も高くなるので、アンテナ入力信号は、減衰回路
により減衰されてアンテナ入力信号の一部がアンテナ同
調回路に入力する。そしてアンテナ同調回路で共振拡大
されたアンテナ入力信号は、さらに、減衰回路とアンテ
ナ同調回路側のコンデンサとの容量比に相当して減衰回
路により減衰されながら、次段の高周波増幅素子に入力
する。上記においてさらに電界強度が強くなると、AG
C電圧も高くなって、減衰回路はONの状態となって、
アンテナ入力信号の殆どが減衰され、アンテナ同調回路
は高周波増幅素子から切離された状態となる。この状態
において希望入力信号と共に隣接する信号も大幅に減衰
されるので、妨害電波による障害の生じる惧れはない。
【0006】
【実施例】以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述す
ると、図1においてアンテナ同調回路1は、同調用コイ
ル2と、カソード同士を接続してその接続点に選局電圧
VTを印加した同調用の一対の可変容量ダイオード3
a,3bとから構成され、その出力端は、第1と第2の
結合コンデンサCとCの直列回路を介して、MOS
FETから成る高周波増幅素子4の第1ゲートgに接
続されている。前期第1と第2の結合コンデンサC
の接続点aには、一対のピンダイオードDとD
から成る減衰回路5が、また入力コンデンサCを介し
てアンテナ入力端6が夫々接続してある。
【0007】MOSFET4のドレーンdは、結合コン
デンサCを介して可変容量ダイオード7a,7bとコ
イル8とから成るπ型接続の高周波同調回路9に接続さ
れたのち、ドレンが接地接続されたインピーダンス変換
素子10のゲートgに接続してあり、またインピーダン
ス変換素子10のソースSは、コンデンサCを介して
周波数変換回路11、中間周波数増幅回路12及び利得
制御信号回路13から成るFMフロンドエンドIC14
(例えば三洋電機製LA1175)の周波数変換回路1
1の入力端子である第5端子に接続され、前記FMフロ
ントエンドICのAGC電圧の出力端子である第6端子
は、前記減衰回路5に接続してある。
【0008】しかして、アンテナ入力信号の電界強度が
低いときは、AGC電圧も低いので、アンテナ入力端6
に入力した信号は減衰回路5により殆ど減衰されること
なく、入力コンデンサC及び結合コンデンサCを介
してアンテナ同調回路1に入力し、該回路1において共
振拡大れたのち、結合コンデンサCとCを介して高
周波増幅素子4の第1ゲートgに入力する。
【0009】高周波増幅素子4の第1ゲートgに入力
して増幅された信号は、結合コンデンサCを介してπ
型の高周波同調回路9に入力し、該回路9で再び共振拡
大されたのち、ドレンが接地接続されたインピーダンス
変換素子10のゲートに入力する。ここでπ型の高周波
同調回路9はインピーダンスが高く、従って該回路9の
出力をインピーダンス変換素子10のゲートgにより高
入力インピーダンスで入力するので、高い選択度が得ら
れる。前記インピーダンス変換素子10に入力した信号
は、低出力インピーダンスに変換されてそのソースSか
ら結合コンデンサCを介してFMフロントエンドIC
14の周波数変換回路11に第5端子から入力し、中間
周波信号に変換されたのち、第8端子及び第9端子より
夫々出力し、その出力は中間周波トランスT及び抵抗R
とセラミックフィルタFとの直列回路を介して第12
端子より中間周波増幅回路12に入力して増幅され、そ
の増幅出力は第15端子から検波段に出力される。
【0010】また中間周波トランスTを経た広帯域の中
間周波信号の一部は、抵抗RとコンデンサCの直列
回路を介して第10端子より利得制御回路13に入力
し、該回路13からは減衰回路5のピンダイオード駆動
用のAGC電圧と、高周波増幅素子4の制御用のAGC
電圧とが生じ、これらのAGC電圧は、第6端子及び第
13端子より夫々出力する。
【0011】上記において、アンテナ入力信号の電界強
度が強くなると、FMフロントエンドIC14の利得制
御回路13より出力するピンダイオード駆動用のAGC
電圧も高くなるので、減衰回路5が駆動し、該回路のイ
ンピーダンスが低下し、アンテナ入力端に入力した信号
は減衰回路5とアンテナ入力コンデンサCとのインピ
ーダンス比に相当して減衰作用を受け、アンテナ入力信
号の一部はアンテナ同調回路1に入力して共振拡大さ
れ、その出力が再び減衰回路5とアンテナ同調回路1側
の第1コンデンサCとのインピーダンス比に相当して
減衰作用を受けて高周波増幅素子4の第1ゲートg
入力する。
【0012】上記において、さらにアンテナ入力信号の
電界強度が強くなると、ピンダイオード駆動用のAGC
電圧もさらに高くなるので、減衰回路5のインピーダン
スは零に近づき、アンテナ入力信号の殆どが減衰され
て、恰もアンテナ同調回路1が高周波増幅段から切離さ
れた状態となる。この場合、希望する電波の隣接電波も
大幅に減衰されるので、アンテナ同調回路1の選択度が
なくとも妨害電波対策に支障を与えることはない。上記
においてさらに強い電界強度のアンテナ入力信号が入力
して減衰回路5による減衰が飽和したときは、FMフロ
ントエンドIC14の第13端子からのAGC電圧が高
周波増幅素子4の第2ゲートgに入力し、これによっ
て高周波増幅素子14による増幅度が制御される。
【0013】図2は図1において、アンテナ入力端6と
入力コンデンサCとの間に、さらに入力コンデンサC
を接続すると共に、入力コンデンサCとCとの接
続点にピンダイオードD,Dから成る第1減衰回路
5に直列接続された一対のピンダイオードD,D
ら成る第2減衰回路15を接続した場合の他の実施例を
示しており、この構成によれば、第2減衰回路15によ
りアンテナ入力信号をさらに大きく減衰することができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本願によれはアンテナ同
調回路と高周波増幅素子との間に接続した減衰回路は、
アンテナ入力信号及びアンテナ同調回路の出力信号に対
し夫々減衰作用を行うので、極めて大きな減衰効果が得
られると共に、アンテナ入力信号が強電界のときは、減
衰回路によってアンテナ同調回路が高周波増幅段から切
離された状態になるので、同調用の可変容量ダイオード
を強電界から保護することができるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気回路図
【図2】他の実施例の電気回路図
【符号の説明】
1 アンテナ同調回路 2 同調用コイル 3a,3b 同調用可変容量ダイオード 4 高周波増幅素子 5,15 減衰回路 D,D,D,D ピンダイオード 6 アンテナ入力端

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ同調回路とその出力を増幅する
    高周波増幅素子との間に、第1と第2のコンデンサを直
    列接続し、その直列接続点に、AGC電圧により動作す
    るピンダイオードから成る減衰回路と、アンテナ入力端
    に接続した入力コンデンサとを夫々接続したことを特徴
    とするラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 入力コンデンサとアンテナ入力端との間
    に、第2の入力コンデンサを直列接続し、この直列接続
    点に、減衰回路に直列接続されたピンダイオードから成
    る第2の減衰回路を接続した請求項1記載のラジオ受信
    機。
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