JP3292957B2 - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

Info

Publication number
JP3292957B2
JP3292957B2 JP28820791A JP28820791A JP3292957B2 JP 3292957 B2 JP3292957 B2 JP 3292957B2 JP 28820791 A JP28820791 A JP 28820791A JP 28820791 A JP28820791 A JP 28820791A JP 3292957 B2 JP3292957 B2 JP 3292957B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
capacitor
input
antenna
attenuation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28820791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0548361A (ja
Inventor
環 大橋
Original Assignee
チューナー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by チューナー株式会社 filed Critical チューナー株式会社
Priority to JP28820791A priority Critical patent/JP3292957B2/ja
Publication of JPH0548361A publication Critical patent/JPH0548361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3292957B2 publication Critical patent/JP3292957B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、強電界入力に対応するラ
ジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3で示すように、ANT入力端
に入力コンデンサC20を介して同調コイル20、可変
容量ダイオード21a,21b及び調整用コンデンサ2
2から成るバンドパス型のアンテナ同調回路23を接続
すると共に、これに一対のピンダイオードから成る減衰
回路24と、高周波電流を接地に落とすコンデンサC
21,C22とから成るアンテナ同調回路23のダンピ
ング回路25を並列接続し、かつ、アンテナ同調回路2
3をコンデンサC23を介して後段の高周波増幅素子2
6の第1ゲートに接続し、例えば周波数変換後の中間周
波信号から得られるAGC信号により、前記減衰回路2
4を駆動して、強電界入力時に、そのインピーダンスを
低下させてアンテナ同調回路23の共振インピーダンス
特性即ち選択度特性を低下することにより、アンテナ入
力信号を減衰し、これにより混変調歪などの発生を防止
するラジオ受信機は公知である。
【0003】
【発明を解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の構成によれば、ダンピング回路25において、減衰
回路24に直列接続したコンデンサC21の存在によ
り、その電圧降下分丈減衰量が制限を受けるという不都
合を有し、従って強力な電界強度の入力信号の際に大き
い減衰量を得るために、減衰回路24の駆動電流を増幅
する必要があり、またコンデンサC21の容量を大きく
して減衰効果を高めようとするときは、同調ずれを誘発
すると共に、配線基板が大型化するという欠陥があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本願は、上記し
た従来のものの欠陥を改善するために、アンテナ同調回
路に選択度を低下するダイピング用コンデンサとAGC
電圧により駆動するピンダイオードから成る第1減衰回
路との直列回路を並列接続すると共に、該減衰回路と前
記コンデンサとの接続点に、結合コンデンサを介して高
周波増幅素子の信号入力端を接続したことを特徴とする
ものであり、また上記において、アンテナ同調回路の前
段に、入力コンデンサとアンテナ入力端に接続した第2
の入力コンデンサとを直列接続し、この直列接続点に、
AGC電圧により動作するピンダイオードから成る第2
減衰回路を接続し、この第2減衰回路を第1減衰回路に
直列に接続して成るものである。
【0005】
【作用】しかして、アンテナ入力端に入力する信号の電
界強度が弱い場合には、AGC電圧も低いので、減衰回
路のインピーダンスは高く、従って入力信号は、入力コ
ンデンサを介してアンテナ同調回路に入力して同調選択
されたのち、ダンピング用コンデンサ及び結合コンデン
サを介して後段の高周波増幅素子に入力して増幅され
る。上記において、アンテナ入力信号の電界強度が強く
なると、AGC電圧も高くなるので、減衰回路が駆動し
て該回路のインピーダンスが低下し、アンテナ同調回路
で選択された信号は減衰回路とダンピング用コンデンサ
とのインピーダンス比に相当して減衰すると共に、減衰
回路のインピーダンスが低下しダンピング用コンデンサ
によりアンテナ同調回路の選択度特性も低下して大幅な
減衰効果を得ることができる。
【0006】
【実施例】以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述す
ると、図1において、アンテナ入力端Pは同調コイルと
一対の可変容量ダイオード2a,2bと調整用コンデン
サ3とから成るバンドパス型のアンテナ同調回路4に接
続してあり、このアンテナ同調回路4に、ダンピング用
コンデンサCと一対のピンダイオード5a,5bから
成る減衰回路6との直列回路が並列接続され、前記コン
デンサCと減衰回路6との接続点に結合コンデンサC
を介してMOSFETから成る高周波増幅素子7の第
1ゲートgが接続され、そのドレンdは、結合コンデ
ンサCを介して同調コイル8と一対の可変容景ダイオ
ード9a,9bから成るπ型接続の高周波同調回路10
に接続されたのち、ドレンが接地されたインピーダンス
変換素子11のゲートgに接続してある。またインピー
ダンス変換素子11のソースSはコンデンサCを介し
て周波数変換回路12、中間周波増幅回路14および利
得制御回路13から成るFMフロントエンドIC15
(例えば三洋電機製LA1175)の周波数変換回路1
2の入力端子である第5端子に接続され、前記FMフロ
ントエンドIC15のAGC電圧の出力端子である第6
端子は、前記減衰回路6に接続してある。
【0007】しかして、アンテナ入力端子Pに入力した
信号はアンテナ同調回路4により同調選択される。ここ
で、アンテナ入力端Pに入力する信号の電界強度が弱い
場合には、FMフロントエンドIC15の第6端子から
出力するAGC電圧も低いので、減衰回路6のインピー
ダンスは高く、従ってアンテナ同調回路4により同調選
択された信号は、減衰されることなく、ダンピング用コ
ンデンサC及び結合コンデンサCを介して高周波増
幅素子7の第1ゲートgに入力して増幅され、その信
号は、結合コンデンサCを介してπ型の高周波同調回
路10に入力し、該回路10で再度共振選択されたの
ち、ドレンが接地されたインピーダンス変換素子11の
ゲートgに入力する。
【0008】ここでπ型の高周波同調回路10はインピ
ーダンスが高く、従って該回路10の出力をインピーダ
ンス変換素子11のゲートgにより高入力インピーダン
スで入力するので、高い選択度が得られる。前記インピ
ーダンス変換素子11に入力した信号は、低出力インピ
ーダンスに変換されてそのソースSから結合コンデンサ
を介してFMフロントエンドIC15の周波数変換
回路12に第5端子から入力し、中間周波信号に変換さ
れたのち、第8端子及び第9端子より夫々出力し、その
出力は中間周波トランスT及び抵抗Rとセラミックス
フィルタFとの直列回路を介して第12端子より中間周
波増幅回路14に入力して増幅され、その増幅出力は第
15端子から検波段に出力される。
【0009】また中間周波トランスTを経た広帯域の中
間周波信号の一部は、抵抗RとコンデンサCの直列
回路を介して第10端子より利得制御回路13に入力
し、該回路13からは減衰回路6のピンダイオード駆動
用のAGC電圧と、高周波増幅素子7の制御用のAGC
電圧とが生じ、これらのAGC電圧は、第6端子及び第
13端子より夫々出力する。
【0010】上記において、アンテナ入力信号の電界強
度が強くなると、FMフロントエンドIC15の利得制
御回路13より出力するピンダイオード駆動用のAGC
電圧も高くなるので、減衰回路6が駆動して該回路のイ
ンピーダンスが減少し、これによってアンテナ同調回路
4の選択度特性が低下すると共に、結合コンデンサC
を介して高周波増幅素子7に入力する信号も結合コンデ
ンサCの前段でダンピング用コンデンサCと減衰回
路6とのインピーダンス比で減圧され、高周波増幅素子
7の前段で大きな減衰量が得られる。
【0011】次いでさらに電界強度が強くなると、前記
減衰回路6による減衰作用に加え、FMフロントエンド
IC15の第13端子から高周波増幅素子7の第2ゲー
トgに制御電圧が印加して高周波増幅素子7の増幅率
を制限する。
【0012】図2は図1において、アンテナ入力端Pと
入力コンデンサCとの間に、さらに入力コンデンサC
と一対のピンダイオード16a,16bから成る第2
減衰回路17を接続して成る他の実施例を示している。
この実施例によれば、アンテナ入力端子Pに入力した信
号は、先ず前段の入力コンデンサCと第2減衰回路1
7とのインピーダンス比で減圧されたのち、後段の入力
コンデンサCを介してアンテナ同調回路4に入力し、
以後すでに述べたように、電界強度の強さに応じて第1
の減衰回路6のインピーダンスが減少して高周波増幅素
子7の前段で、選択度特性の低下と信号出力の減衰が行
われる。即ち第2図に示す実施例によれば、アンテナ同
調回路3の前段でアンテナ入力信号の減衰が行われるの
で全体として大きな減衰効果を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本願によれば、アンテナ
同調回路の後段に、ダンピング用コンデンサとAGC電
圧により駆動するピンダイオードから成る減衰回路との
直列回路を並列接続し、その直列接続点に高周波増幅素
子を接続して成るので、大幅な減衰効果が得られてアン
テナ同調回路を構成する可変容量ダイオードを電界強度
の強い入力信号から保護することができると共に、同調
変位をもたらす惧れもなく、また請求項2記載の構成に
よれば、アンテナ入力端において入力信号の減衰を行う
ので、強電界入力信号に対し特に有効であると共に、同
調回路の隣接妨害の排除にも有効であるなどの利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】回路図
【図2】他の実施例における回路図
【図3】従来構成の回路図
【符号の説明】
P アンテナ入力端 C,C 入力コンデンサ C ダンピング用コンデンサ 4 アンテナ同調回路 5a,5b,16a,16b ピンダイオード 6,17 減衰回路 7 高周波増幅素子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ同調回路に、選択度を低下する
    ダイピング用コンデンサとAGC電圧により駆動するピ
    ンダイオードから成る第1減衰回路との直列回路を並列
    接続すると共に、該減衰回路と前記コンデンサとの直列
    接続点に、結合コンデンサを介して高周波増幅素子の信
    号入力端を接続したことを特徴とするラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 アンテナ同調回路の前段に、入力コンデ
    ンサとアンテナ入力端に接続した第2の入力コンデンサ
    とを直列接続し、この直列接続点に、AGC電圧により
    動作するピンダイオードから成る第2減衰回路を接続
    し、この第2減衰回路を第1減衰回路に直列に接続して
    成る請求項1記載のラジオ受信機。
JP28820791A 1991-08-15 1991-08-15 ラジオ受信機 Expired - Fee Related JP3292957B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28820791A JP3292957B2 (ja) 1991-08-15 1991-08-15 ラジオ受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28820791A JP3292957B2 (ja) 1991-08-15 1991-08-15 ラジオ受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0548361A JPH0548361A (ja) 1993-02-26
JP3292957B2 true JP3292957B2 (ja) 2002-06-17

Family

ID=17727212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28820791A Expired - Fee Related JP3292957B2 (ja) 1991-08-15 1991-08-15 ラジオ受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3292957B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7124437B2 (ja) * 2018-05-18 2022-08-24 日本電気硝子株式会社 封止用の光学部材、及び封止用の光学部材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0548361A (ja) 1993-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2577490B2 (ja) Fmフロントエンド部のagc回路
JPH0117855Y2 (ja)
JP3442208B2 (ja) 高周波用電子回路
US3939428A (en) Receiver with automatic pass band control
JP3292957B2 (ja) ラジオ受信機
JP3292956B2 (ja) ラジオ受信機
EP1026830B1 (en) Antenna circuit
JP3134127B2 (ja) Fm用高周波増幅回路
JP3292955B2 (ja) ラジオ受信機
JP3191119B2 (ja) ラジオ受信機
JP3191120B2 (ja) ラジオ受信機
US4596044A (en) UHF-VHF combination tuner
JPH10336057A (ja) Am受信用アンテナブースタ
JP3138772B2 (ja) 高周波増幅回路
JP3326720B2 (ja) ラジオ受信機
JP2581733B2 (ja) モノリシック集積化回路、チュ−ナ回路装置及び受像機
JP3140398B2 (ja) チューナ回路
JPH0124991Y2 (ja)
JPS6324656Y2 (ja)
JP3091980B2 (ja) Fmラジオ受信機
JPH042225A (ja) Fm受信機
JP3107503B2 (ja) ダブルスーパーヘテロダインamラジオ受信機
JP2922529B2 (ja) 受信用アンテナアッテネータ
JPH06121239A (ja) テレビジョン受信機の自動利得制御アンテナブースター装置
JPH066249A (ja) Fmラジオ受信機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees