JP3326146B2 - 弾性人形用頭体及びその成形方法ならびに成形金型 - Google Patents

弾性人形用頭体及びその成形方法ならびに成形金型

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブロー成形によって
成形される弾性人形用頭体及びその成形方法ならびに成
形金型に関する。
【0002】
【従来技術】従来の塩化ビニル製弾性人形用頭体はロー
ティション成形によって成形されていたが、最近は塩化
ビニルに代わって、より安全なオレフィン系、ウレタン
系等の熱可塑性エラストマーによって成形する方式が考
えられている。ところが、熱可塑性エラストマーはロー
ティション成形には適しないので、これをブロー成形に
よって成形することが試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブロー
成形では、空気を吹き込む穴が成形品に残ってしまう。
成形時には空気は頭頂部から吹き込むから、成形品の頭
頂部に穴が開くのを避けることはできなかった。ところ
が、頭部にはその後植毛が施されるので、植毛時に上記
の穴又はその周辺に植毛がなされると、植毛が抜けやす
くなり、人形の髪の毛を櫛ですいたときなど簡単に毛が
抜けてしまうという問題があった。
【0004】また、ブロー成形では成形品にパーティン
グラインが残るという欠点がある。この欠点は、額上部
と両耳の裏側と首裏部とを結ぶように、つまり目立ちに
くい部分に残るように形成することによって解決でき
る。ところが、この場合、一方の金型には目、鼻、耳な
どの複雑な凹凸のある顔部の成形空間が形成され、他方
の金型に凹凸の少ない滑らかな後頭部の成形空間が形成
される。このため、成形後に金型を開いたときに、成形
品は両金型から外れて落下するのが望ましいのである
が、成形品は顔部のある金型に残ってしまいやすい。金
型開き後は成形品が急速に硬化するから、力加減や力の
方向によく注意して成形品を引っ張り出さないと、顔に
傷がつくことがあり、商品価値を損なってしまうことが
あった。
【0005】本発明は上記問題点を解消し、人形の命と
も言うべき頭体に成形時のパーティングラインや空気注
入口の穴を残すことなく、正確には外観される部分に残
すことなく、植毛処理を問題なく行なうことができるほ
か、金型開き時に成形品を確実に両金型から外すことが
できる弾性人形用頭体及びその成形方法ならびにこの成
形方法に供される成形金型を提供することをその課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る弾性人形用頭体の成形方法は、以下の
要件を備えたことを特徴とする。 (イ)2個の頭体用金型に、頭体の額上部と両耳の裏側
と首裏部とを結ぶパーティングラインが形成されるよう
に成形空間を形成すること (ロ)上記一方の金型には首穴部成形手段を出没自在に
形成したこと (ハ)上記首穴部形成手段には上記2つの成形金型の間
に配置された筒状のパリソン内に空気を注入する空気注
入ノズルを形成してブロー成形すること
【0007】なお、前記空気注入ノズルによって成形さ
れる穴は人形胴体部に係合するための係合穴である。
【0008】また、前記ブロー成形の成形材料は熱可塑
性エラストマーであるのが好ましい。
【0009】さらに、前記ブロー成形時にプリブローを
行なうのがよい。
【0010】さらに、前記2個の金型の間に固定ピンを
配置し、上記金型の固定ピンに対応する部分には余肉部
を形成する成形空間を形成し、成形時に前記成形空間内
にまわり込んだ余肉部内に上記固定ピンを埋め込むのが
望ましい。
【0011】次に、弾性人形用頭体の成形金型は、以下
の要件を備えたことを特徴とする。 (イ)2個の金型から構成され、弾性人形用頭体の額上
部と両耳の裏側と首裏部とを結ぶパーティングラインが
形成されるように成形空間が形成されていること (ロ)首部側の金型の首部に対応する部位には貫通孔が
形成され、この貫通孔には首穴部成形手段が摺動自在に
嵌合され、首穴部成形手段の先端には上記2つの成形金
型の間に配置された筒状のパリソン内に空気を注入する
空気注入ノズルが配置されていること
【0012】なお、前記各金型にはプリブロー用のプリ
ピンチ材を取り付け、バネで合わせ面から突出するよう
に付勢するとともに、上記各金型のプリピンチ材と頭体
成形空間の間とは前記パーティングラインに薄肉部を介
して連続する余肉部を形成するための成形空間が形成さ
れているのが好ましい。
【0013】また、前記2個の金型の間に固定ピンを配
置しておくとともに、各金型には固定ピンに対応する部
位に余肉部用の成形空間を形成するのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1(a) (b) (c) は本発明に係る
弾性人形用頭体を示すもので、この頭体Aはオレフィン
系熱可塑性エラストマーから成り、後述のようにブロー
成形によって成形されたもので、パーティングライン1
は、額上部2と両耳の裏側3と首裏部4とを結ぶように
形成されている。そして、首穴部5にのみ穴pが貫通形
成され、頭頂部を含む頭部には穴は無い。
【0015】したがって、上記頭体Aによれば、オレフ
ィン系熱可塑性エラストマーから成るので、幼児が人形
をなめても安全性に問題はなく、また人形が古くなって
廃棄処理や焼却処分をしても有害物質が発生するおそれ
がなく、安全である。さらに、パーティングライン1は
成形後に植毛処理するときに髪の毛によって隠されてし
まい、外部には現われないので、パーティングライン1
を後で除去処理しなくても商品価値が損なわれることが
なく、後の植毛処理のガイドラインとすることができ
る。しかも、頭頂部を含む頭部には穴は無いから、成形
後の植毛処理を問題なく行なうことができる。
【0016】なお、成形材料はオレフィン系熱可塑性エ
ラストマーを使用するのが好ましいが、ウレタン系エラ
ストマーでもよい。
【0017】次に、上記頭体Aは次のようにしてブロー
成形すればよい。すなわち、図2に示されるように、成
形用金型は2個の金型6、7から構成され、弾性人形用
頭体Aの額上部2と両耳の裏側3と首裏部4とを結ぶパ
ーティングライン1が形成されるように成形空間8、9
が形成されている。
【0018】一方の金型6の首穴部5に対応する部位に
は貫通孔10が形成され、この貫通孔10には首穴部成
形手段11が摺動自在に嵌合され、首穴部成形手段11
の先端には空気注入ノズル12が配置されている。空気
注入ノズル12は首穴部成形手段11を通って外部の空
気供給源(図示せず)に接続し、首穴部成形手段11を
摺動させることにより上記金型6の成形空間8内に出没
するように設けられている。
【0019】なお、金型の成形空間8、9には、耳部や
鼻部、口部などに成形時に成形材料と成形空間との間の
空気を排出する小孔を形成して空気抜けを行なってもよ
く、また多数の細孔が形成された成形金型を用いてもよ
い。
【0020】人形用頭体Aを成形するにあたっては、図
3のように開いた金型6、7の間に成形材料の熱可塑性
エラストマーを筒状にしたパリソン13aを降ろし、図
4のように金型6、7を閉じるとともに、首穴部成形手
段11を摺動前進させ、首穴部5を成形するための成形
空間を形成するとともに、空気注入ノズル12を成形空
間内に進入させ、最終的には空気注入ノズル12の先端
をパリソン13aを貫通してその内部に入れる。そし
て、空気注入ノズル12により空気を注入する。成形材
料13は膨張して金型の成形空間8、9の内壁に張り付
く。そして、成形材料13が冷却するのを待って金型
8、9を分離して開き、内部の成形品(頭体)Aを取り
出せばよい。なお、金型8、9が開く直前に首穴部成形
手段11を後退させて空気注入ノズル12を成形された
首穴部5から退避させる。このとき、首穴pが成形され
る。
【0021】なお、首穴部成形手段11により成形され
る首穴部5は図1(c) に符号で示されるように、約10
mm程度の大きさとなり、注入ノズル12は成形時には首
穴部5の中心にくるように設定されている。ここで、前
述したように、注入ノズル12が中心部をずれたり、後
述する角度が鋭角又は鈍角すぎると、穴p(図1参照)
が中心部からずれたり、異形になる。もちろん、穴pは
後加工が可能であるが、一体成形にはならない。ノズル
径は2mm程度に設定すればよいが、これに限定されな
い。また、注入ノズル12はパリソンに対して直角に近
くなればなるほどよい。通常の場合、注入ノズル12の
角度は、図2に示されるように、貫通孔10の壁面に対
する角度αが15°〜25°(好ましくは20°)で、
水平に対する角度βは40°〜50°(好ましくは45
°)程度が好ましい。
【0022】上述のブロー成形によれば、図1に示した
頭体Aが成形される。パーティングライン1は、額上部
2と両耳の裏側3と首裏部4とを結ぶように形成されて
いる。そして、成形された頭体Aには、首穴部5にのみ
空気注入ノズル12を抜いたときに穴pが形成される
が、頭頂部を含む頭部には穴は形成されない。なお、穴
pは人形胴体部の上部に設けた首部に係合する係合穴と
なるが、ドリル加工等で後成形して穴の大きさを調整し
てもよい。
【0023】なお、上述のブロー成形にあたっては、お
およそ40×30mmの人形用頭体を得るために、オレフ
ィン系熱可塑性エラストマーの成形温度を130°C〜
170°Cとし、空気注入圧力を4〜5Kg/cm2とし、
さらに成形材料を成形空間内に押し出すダイスの直径は
14mm〜15mmで、ダイスの中央に配置されるノズルの
直径は9mmとし、したがってパリソンの直径は14mm〜
15mm、肉厚は2.5mm〜3mmとした。
【0024】なお、上記ブロー成形時にはプリブローを
行なうのが好ましい。そのためには、図5(a) (b) に示
されるように、上記各金型6、7の成形空間の下部には
左右方向に凹溝14を形成し、この凹溝14にプリブロ
ー用のプリピンチ材15を取り付ける。凹溝14の左右
にはそれぞれバネ16が配置され、プリピンチ材15を
合わせ面から突出するように付勢している。
【0025】また、上記各金型6、7のプリピンチ材1
5と頭体成形空間との間とは上記パーティングライン1
に薄肉部を介して連続する余肉部を形成するための成形
空間17、18を形成する。
【0026】上記構成によれば、成形時に金型6、7を
閉じたときは、図6に示すように余肉部用成形空間1
7、18内にも成形材料が供給されて余肉部19が成形
される。そして、この成形材料13の互いに反対側から
両金型のプリピンチ材15が当たり、バネ16のバネ力
に抗して押し込まれている。成形後に金型6、7を開く
とき、図7のように両金型の合わせ面は直ちに分離する
が、プリピンチ材15はバネ16による押圧力がなくな
るまで互いに押し合っているので、プリピンチ材15に
挟まれた余肉部19は金型6、7が開く前の状態に保持
される。このため、成形空間内で成形された頭体Aも、
金型が開き移動するにも拘らず、余肉部により閉じ時の
状態に保持される。したがって、金型内の成形品Aは余
肉部19により金型6、7から引き出されるから、金型
開き時に成形品Aを両金型から外すことができ、成形品
Aが一方の金型内に残ってしまうという問題を効果的に
防止することができる。余肉部19はパーティングライ
ンの薄肉部を介して連続しているので、成形後、引っ張
ることにより簡単に成形品Aから除去することができ
る。
【0027】なお、金型開き時に成形品Aを両両金型か
ら外すための別の手段として、他にも図8に示されるよ
うに、2個の金型6、7の間に固定ピン20を配置して
おくとともに、上述と同じ要領で、固定ピン20に対応
する部位に余肉部用の成形空間21、22を形成する。
そして、図9のように成形時に金型6、7を閉じると、
成形空間21、22内にも成形材料が回り込んで余肉部
23が成形されるとともに、この余肉部23の内部に固
定ピン20が埋め込まれる。この状態で、図10のよう
に金型6、7を開くと、固定ピン20は金型6、7の中
間にあって動かないから、余肉部23に接続した成形品
Aも中間位置に保持される。したがって、金型6、7内
の成形品Aは金型から引っ張りだされるから、金型開き
時に成形品Aを確実に両金型から外すことができ、成形
品Aが一方の金型内に残ってしまうという問題を効果的
に防止することができる。余肉部23はパーティングラ
インの薄肉部を介して連続しているので、成形後、引っ
張ることにより簡7単に成形品Aから除去することがで
きる。
【0028】なお、通常の場合、上記固定ピン20は普
通の成形材料押出しダイスの中央に設けられている空気
吹き込み管を利用すればよい。
【0029】ところで、上述のようにプリブローと固定
ピンによって成形品を金型から引き出すことができる
が、一方の手段のみによって成形品の分離が十分であれ
ば、他方の手段を併用する必要はない。ただし、一方の
手段だけでは十分でなければ、両方の手段を併用しても
よい。
【0030】
【発明の効果】請求項に係る発明によれば、一方の金
型に設けられた首穴部成形手段の空気注入ノズルにより
空気を注入してブロー成形するものであるから、頭頂部
を含む頭部には穴が形成されない。また、パーティング
ラインも頭体の額上部と両耳の裏側と首裏部とを結ぶよ
うに形成される。また、空気注入ノズルは成形空間内に
出没自在であるから、成形後に邪魔になることがない。
【0031】請求項に係る発明によれば、人形胴体部
に係合する係合穴が一体成形されるので、作業工程が省
略でき、生産効率が向上する。
【0032】請求項に係る発明によれば、熱可塑性エ
ラストマー製の頭体が成形できるから、幼児が人形をな
めても安全性に問題はなく、また人形が古くなって廃棄
処理や焼却処分をしても有害物質が発生するおそれがな
く、安全である。
【0033】請求項に係る発明によれば、ブロー成形
時にプリブローを行なうので、成形後に金型を開いたと
き、成形品はより確実に金型から外れ、一方の金型に残
ることがない。
【0034】請求項に係る発明によれば、成形時に2
個の金型の間の固定ピンが余肉部内に埋め込まれるか
ら、金型を開いたときに、成形品は固定された余肉部に
よって金型から引き出されるから、成形品はさらに確実
に金型から外れ、一方の金型に残ることがない。
【0035】請求項に係る発明によれば、パーティン
グラインによって外観が損なわれることがないととも
に、頭部に穴のない弾性人形用頭体を成形することがで
きる。
【0036】請求項及び請求項に係る発明によれ
ば、請求項7に係る発明による効果が得られるほか、ポ
リブローが行なわれることにより、成形後に成形品をよ
り確実に金型から分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) (b) (c) はそれぞれ本発明に係る弾性人形
用頭体の正面図、一部を断面で示した側面図及び底面図
【図2】上記頭体を成形するための金型の断面図
【図3】上記金型を開いた状態の断面図
【図4】上記金型を閉じた状態の断面図
【図5】(a) (b) はそれぞれ金型の他の例の側面及び平
面の要部断面図
【図6】上記金型を閉じた状態の断面図
【図7】上記金型を開いた状態の断面図
【図8】金型の他の例の断面図
【図9】上記金型を閉じた状態の断面図
【図10】上記金型を開いた状態の断面図
【符号の説明】
A 人形用頭体 1 パーティングライン 12 空気注入ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63H 1/00 - 37/00 B29C 49/70

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とする弾
    性人形用頭体の成形方法。 (イ)2個の頭体用金型に、頭体の額上部と両耳の裏側
    と首裏部とを結ぶパーティングラインが形成されるよう
    に成形空間を形成すること (ロ)上記一方の金型には首穴部成形手段を出没自在に
    形成したこと (ハ)上記首穴部形成手段には上記2つの成形金型の間
    に配置された筒状のパリソン内に空気を注入する空気注
    入ノズルを形成してブロー成形すること
  2. 【請求項2】 前記空気注入ノズルによって成形される
    穴は人形胴体部に係合するための係合穴である、請求項
    記載の弾性人形用頭体の成形方法。
  3. 【請求項3】 前記ブロー成形の成形材料が熱可塑性エ
    ラストマーである、請求項記載の弾性人形用頭体の成
    形方法。
  4. 【請求項4】 前記ブロー成形時にプリブローを行な
    う、請求項記載の弾性人形用頭体の成形方法。
  5. 【請求項5】 前記2個の金型の間に固定ピンを配置
    し、上記金型の固定ピンに対応する部分には余肉部を形
    成する成形空間を形成し、成形時に前記成形空間内にま
    わり込んだ余肉部内に上記固定ピンを埋め込む、請求項
    記載の弾性人形用頭体の成形方法。
  6. 【請求項6】 以下の要件を備えたことを特徴とする弾
    性人形用頭体の成形金型。 (イ)2個の金型から構成され、弾性人形用頭体の額上
    部と両耳の裏側と首裏部とを結ぶパーティングラインが
    形成されるように成形空間が形成されていること (ロ)首部側の金型の首部に対応する部位には貫通孔が
    形成され、この貫通孔には首穴部成形手段が摺動自在に
    嵌合され、首穴部成形手段の先端には上記2つの成形金
    型の間に配置された筒状のパリソン内に空気を注入する
    空気注入ノズルが配置されていること
  7. 【請求項7】 前記各金型にはプリブロー用のプリピン
    チ材を取り付け、バネで合わせ面から突出するように付
    勢するとともに、上記各金型のプリピンチ材と頭体成形
    空間の間とは前記パーティングラインに薄肉部を介して
    連続する余肉部を形成するための成形空間が形成されて
    いる、請求項記載の弾性人形用頭体の成形金型。
  8. 【請求項8】 前記2個の金型の間に固定ピンを配置し
    ておくとともに、各金型には固定ピンに対応する部位に
    余肉部用の成形空間を形成した、請求項記載の弾性人
    形用頭体の成形金型。
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