JP3324474B2 - スクーター型車両 - Google Patents
スクーター型車両Info
- Publication number
- JP3324474B2 JP3324474B2 JP29640897A JP29640897A JP3324474B2 JP 3324474 B2 JP3324474 B2 JP 3324474B2 JP 29640897 A JP29640897 A JP 29640897A JP 29640897 A JP29640897 A JP 29640897A JP 3324474 B2 JP3324474 B2 JP 3324474B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foot
- rider
- side stand
- stand
- type vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62H—CYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
- B62H1/00—Supports or stands forming part of or attached to cycles
- B62H1/02—Articulated stands, e.g. in the shape of hinged arms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J25/00—Foot-rests; Knee grips; Passenger hand-grips
- B62J25/04—Floor-type foot rests
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K2202/00—Motorised scooters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライダーシートの
下部前方寄りにフットボードが設けられたスクーター型
車両に関する。
下部前方寄りにフットボードが設けられたスクーター型
車両に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的なスクーター型車両は、ハンドル
バーとライダーシートとの間に低床式のフットボードが
設けられており、ライダーはライダーシートに着座して
両手でハンドルバーを操舵し、両足をフットボードの上
に載置して運転を行う。このようなフットボードが設け
られているため、ライダーは両足を揃えた楽なライディ
ングポジションを取ることができる。
バーとライダーシートとの間に低床式のフットボードが
設けられており、ライダーはライダーシートに着座して
両手でハンドルバーを操舵し、両足をフットボードの上
に載置して運転を行う。このようなフットボードが設け
られているため、ライダーは両足を揃えた楽なライディ
ングポジションを取ることができる。
【０００３】従来のスクーター型車両におけるフットボ
ードは、その幅がほぼ車両の全幅に等しく設定され、か
つ後方に行く程幅広に設定されていた。その理由は、ラ
イダーシートの後部にあるピリオンシートに着座するピ
リオンライダーがフットボードの後部に足を載置できる
ようにしたためである。
ードは、その幅がほぼ車両の全幅に等しく設定され、か
つ後方に行く程幅広に設定されていた。その理由は、ラ
イダーシートの後部にあるピリオンシートに着座するピ
リオンライダーがフットボードの後部に足を載置できる
ようにしたためである。
【０００４】また、フットボードの下方には駐輪用のサ
イドスタンドが設置されており、このサイドスタンドは
走行時は水平に跳ね上げられるようになっているが、ラ
イダーが足でサイドスタンドを容易に引き下ろせるよう
に足掛けフックが突設されている。この足掛けフック
は、サイドスタンドが跳ね上げられた際にフットボード
の側縁部から少し食み出してライダーに目視されるよう
に設けられている。
イドスタンドが設置されており、このサイドスタンドは
走行時は水平に跳ね上げられるようになっているが、ラ
イダーが足でサイドスタンドを容易に引き下ろせるよう
に足掛けフックが突設されている。この足掛けフック
は、サイドスタンドが跳ね上げられた際にフットボード
の側縁部から少し食み出してライダーに目視されるよう
に設けられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のスク
ーター型車両は、前述のようにフットボードの幅が広く
設定されていたため、ライダーがライダーシートに着座
しながら地面に両足を着いて車体を支える場合には両足
のスタンスを大きく取らないと脛がフットボードの側縁
部に接触（干渉）しやすく、これが足付き性を損なう原
因となっていた。また、雨天走行等では前輪が巻き上げ
た泥等がフットボードの側縁部に付着するため、足の脛
がフットボードの側縁部に接触することによってスラッ
クス等の衣服が汚れる懸念があった。これらの問題は、
特に大型のスクーター型車両に小柄なライダーが乗車す
るような場合において顕著になる。
ーター型車両は、前述のようにフットボードの幅が広く
設定されていたため、ライダーがライダーシートに着座
しながら地面に両足を着いて車体を支える場合には両足
のスタンスを大きく取らないと脛がフットボードの側縁
部に接触（干渉）しやすく、これが足付き性を損なう原
因となっていた。また、雨天走行等では前輪が巻き上げ
た泥等がフットボードの側縁部に付着するため、足の脛
がフットボードの側縁部に接触することによってスラッ
クス等の衣服が汚れる懸念があった。これらの問題は、
特に大型のスクーター型車両に小柄なライダーが乗車す
るような場合において顕著になる。
【０００６】さらに、跳ね上げられたサイドスタンドの
足掛けフックがフットボードの側縁部から食み出してい
たため、車体を押して歩く時に足掛けフックが邪魔にな
っていた。足掛けフックの食み出し量を少なくすれば邪
魔にならなくなるが、そうするとライダーが足掛けフッ
クの位置を確認しにくくなって操作性が劣化し、駐輪時
に素早くサイドスタンドを引き下ろせなくなる。
足掛けフックがフットボードの側縁部から食み出してい
たため、車体を押して歩く時に足掛けフックが邪魔にな
っていた。足掛けフックの食み出し量を少なくすれば邪
魔にならなくなるが、そうするとライダーが足掛けフッ
クの位置を確認しにくくなって操作性が劣化し、駐輪時
に素早くサイドスタンドを引き下ろせなくなる。
【０００７】本発明に係るスクーター型車両は、このよ
うな問題点を解決するためになされたもので、その第１
の目的はスクーター型車両の足付き性を向上させること
にある。
うな問題点を解決するためになされたもので、その第１
の目的はスクーター型車両の足付き性を向上させること
にある。
【０００８】また、第２の目的は、スクーター型車両の
押し歩き時においてサイドスタンドの足掛けフックが邪
魔になることを防止しつつ、足掛けフックの視認性を向
上させてサイドスタンドの操作性を向上させることにあ
る。
押し歩き時においてサイドスタンドの足掛けフックが邪
魔になることを防止しつつ、足掛けフックの視認性を向
上させてサイドスタンドの操作性を向上させることにあ
る。
【０００９】本発明に係るスクーター型車両は、上述し
た課題を解決するために、請求項１に記載したように、
ハンドルバーとライダーシートとの間に低床式のフット
ボードとサイドスタンドが設けられたスクーター型車両
において、上記フットボードの左右側縁部に車体中心線
Ｃ側へ湾入する左右一対の湾入部を設け、ライダーがラ
イダーシートに着座しながら地面に足を着けた際に、側
面視で少なくとも足の脛が湾入部に収まるように湾入部
の長手範囲Ｌの前後位置を設定し、前記サイドスタンド
はその根元側を前記フットボードの下方を通るフレーム
パイプに溶着されたスタンドブラケットに、後方へ跳ね
上げられた走行位置と下方に引き下ろされた駐輪位置と
の間を回動可能に軸支されるとともに、サイドスタンド
の先端付近に外側方へ突出する足掛けフックを設け、こ
の足掛けフックは、サイドスタンドが後方へ跳ね上げら
れた走行位置で、平面視において前記湾入部内の後部に
設けられ、かつ上記足掛けフックの先端が車幅方向でフ
ットボードの側縁部以内に位置するように設定したもの
である。
た課題を解決するために、請求項１に記載したように、
ハンドルバーとライダーシートとの間に低床式のフット
ボードとサイドスタンドが設けられたスクーター型車両
において、上記フットボードの左右側縁部に車体中心線
Ｃ側へ湾入する左右一対の湾入部を設け、ライダーがラ
イダーシートに着座しながら地面に足を着けた際に、側
面視で少なくとも足の脛が湾入部に収まるように湾入部
の長手範囲Ｌの前後位置を設定し、前記サイドスタンド
はその根元側を前記フットボードの下方を通るフレーム
パイプに溶着されたスタンドブラケットに、後方へ跳ね
上げられた走行位置と下方に引き下ろされた駐輪位置と
の間を回動可能に軸支されるとともに、サイドスタンド
の先端付近に外側方へ突出する足掛けフックを設け、こ
の足掛けフックは、サイドスタンドが後方へ跳ね上げら
れた走行位置で、平面視において前記湾入部内の後部に
設けられ、かつ上記足掛けフックの先端が車幅方向でフ
ットボードの側縁部以内に位置するように設定したもの
である。
【００１０】また、上述した課題を解決するために、本
発明に係るスクーター型車両は、請求項２に記載したよ
うに、前記サイドスタンドを軸支するスタンドブラケッ
トをフットボードに設けた湾入部の長手範囲Ｌ内に設置
し、前記サイドスタンドに設けられた足掛けフックのサ
イドスタンドの走行位置から駐輪位置までの回動範囲を
前記湾入部の長手範囲Ｌ内に設定したものである。
発明に係るスクーター型車両は、請求項２に記載したよ
うに、前記サイドスタンドを軸支するスタンドブラケッ
トをフットボードに設けた湾入部の長手範囲Ｌ内に設置
し、前記サイドスタンドに設けられた足掛けフックのサ
イドスタンドの走行位置から駐輪位置までの回動範囲を
前記湾入部の長手範囲Ｌ内に設定したものである。
【００１１】スクーター型車両は、上述した構成によ
り、ライダーがライダーシートに着座しながら地面に足
を着くと、足の脛がフットボードの左右の側縁部に設け
られた湾入部に自然に収まる。このため、両足のスタン
スを大きく取らなくても脛がフットボードの側縁部に接
触しにくくなり、足付き性が大きく向上する。
り、ライダーがライダーシートに着座しながら地面に足
を着くと、足の脛がフットボードの左右の側縁部に設け
られた湾入部に自然に収まる。このため、両足のスタン
スを大きく取らなくても脛がフットボードの側縁部に接
触しにくくなり、足付き性が大きく向上する。
【００１２】また、スクーター型車両は、跳ね上げられ
たサイドスタンドの足掛けフックがフットボードの湾入
部内に臨むため、足掛けフックの視認性が良くなってサ
イドスタンドの操作性が向上し、しかも足掛けフックが
フットボードの側縁部から突出しないため、スクーター
型車両の押し歩き時においても足掛けフックが邪魔にな
らなくなる。
たサイドスタンドの足掛けフックがフットボードの湾入
部内に臨むため、足掛けフックの視認性が良くなってサ
イドスタンドの操作性が向上し、しかも足掛けフックが
フットボードの側縁部から突出しないため、スクーター
型車両の押し歩き時においても足掛けフックが邪魔にな
らなくなる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。図１は、本発明が適用
されたスクーター型車両の一例を示す左側面図であり、
図２は平面図である。
て図面を参照しながら説明する。図１は、本発明が適用
されたスクーター型車両の一例を示す左側面図であり、
図２は平面図である。
【００１４】このスクーター型車両１は、前輪２を支持
するフロントフォーク３がハンドルバー４と共に車体の
前頭部に左右回動自在に軸支され、車体の後下部にはパ
ワーユニット５が設置されている。パワーユニット５
は、スクーター型車両用として広く周知のもので、エン
ジン部６と動力伝達部７と各種の補機類が一体的に構成
され、動力伝達部７の後部に後輪８が直接軸支されたも
のである。
するフロントフォーク３がハンドルバー４と共に車体の
前頭部に左右回動自在に軸支され、車体の後下部にはパ
ワーユニット５が設置されている。パワーユニット５
は、スクーター型車両用として広く周知のもので、エン
ジン部６と動力伝達部７と各種の補機類が一体的に構成
され、動力伝達部７の後部に後輪８が直接軸支されたも
のである。
【００１５】パワーユニット５の上方にはライダーシー
ト10とピリオンシート11が前後に設置されており、ハン
ドルバー４とライダーシート10との間に低床式のフット
ボード12が設けられている。なお、フットボード12の車
幅方向中央部には前後に延びるセンターコンソール13が
配設されており、その内部空間が図示しない燃料タンク
や物品収納等のためのスペースに当てられている。
ト10とピリオンシート11が前後に設置されており、ハン
ドルバー４とライダーシート10との間に低床式のフット
ボード12が設けられている。なお、フットボード12の車
幅方向中央部には前後に延びるセンターコンソール13が
配設されており、その内部空間が図示しない燃料タンク
や物品収納等のためのスペースに当てられている。
【００１６】図１に示すように、ライダーＲはライダー
シート10に着座して両手でハンドルバー４を操舵し、両
足をＡのようにフットボード12上の前部（図２中に示す
ステップ部12ａ）に載せてスクーター型車両１の運転を
行う。
シート10に着座して両手でハンドルバー４を操舵し、両
足をＡのようにフットボード12上の前部（図２中に示す
ステップ部12ａ）に載せてスクーター型車両１の運転を
行う。
【００１７】図２に示すように、フットボード12の左右
の側縁部12ｂには、車体中心線Ｃ側へ湾入する左右一対
の湾入部15が設けられている。この湾入部15は、例えば
フットボード12の側縁部12ｂを略台形に切り取った形状
とされている。そして、この湾入部15の前後位置は、図
１に示すようにライダーＲがライダーシート10に着座し
ながら足をＢのように地面に着いた際に、足の脛が湾入
部15の長手範囲Ｌ内に収まるように設定されている。
の側縁部12ｂには、車体中心線Ｃ側へ湾入する左右一対
の湾入部15が設けられている。この湾入部15は、例えば
フットボード12の側縁部12ｂを略台形に切り取った形状
とされている。そして、この湾入部15の前後位置は、図
１に示すようにライダーＲがライダーシート10に着座し
ながら足をＢのように地面に着いた際に、足の脛が湾入
部15の長手範囲Ｌ内に収まるように設定されている。
【００１８】また、湾入部15の幅については、フットボ
ード12の側縁部12ｂとセンターコンソール13との間の幅
のおよそ半分程度に設定されている。なお、湾入部15の
すぐ後には、フットボード12よりも一段高くなるように
別体のピリオンフットボード16が設けられており、ピリ
オンシート11に着座するピリオンライダーはピリオンフ
ットボード16上に両足を載置する。
ード12の側縁部12ｂとセンターコンソール13との間の幅
のおよそ半分程度に設定されている。なお、湾入部15の
すぐ後には、フットボード12よりも一段高くなるように
別体のピリオンフットボード16が設けられており、ピリ
オンシート11に着座するピリオンライダーはピリオンフ
ットボード16上に両足を載置する。
【００１９】上記のように、ライダーシート10に着座し
たライダーＲの地面に降ろした足Ｂの脛の位置に合わせ
るようにして、フットボード12の左右の側縁部12ｂにそ
れぞれ湾入部15が設けられているため、ライダーＲが地
面に足を着けば自然に脛が湾入部15に収まる。したがっ
て、両足のスタンスを大きく取らなくても脛がフットボ
ード12の側縁部12ｂに接触しにくくなり、停車時におけ
る足付き性が大きく向上するとともに、側縁部12ｂの汚
れがスラックス等の衣服を汚損する懸念も排除される。
たライダーＲの地面に降ろした足Ｂの脛の位置に合わせ
るようにして、フットボード12の左右の側縁部12ｂにそ
れぞれ湾入部15が設けられているため、ライダーＲが地
面に足を着けば自然に脛が湾入部15に収まる。したがっ
て、両足のスタンスを大きく取らなくても脛がフットボ
ード12の側縁部12ｂに接触しにくくなり、停車時におけ
る足付き性が大きく向上するとともに、側縁部12ｂの汚
れがスラックス等の衣服を汚損する懸念も排除される。
【００２０】ところで、フットボード12の下方には駐輪
用のサイドスタンド18が設置されている。このサイドス
タンド18は、例えばフットボード12の下方を通る太いフ
レームパイプ19に溶接されたスタンドブラケット20に軸
支され、下斜め側方（この例では左方）に引き下ろされ
た駐輪位置18ａと、後方に水平に跳ね上げられた走行位
置18ｂとの間を回動し、図示しないストッパー機構によ
り上記両位置18ａ，18ｂにて節度良くロックされるよう
になっている。
用のサイドスタンド18が設置されている。このサイドス
タンド18は、例えばフットボード12の下方を通る太いフ
レームパイプ19に溶接されたスタンドブラケット20に軸
支され、下斜め側方（この例では左方）に引き下ろされ
た駐輪位置18ａと、後方に水平に跳ね上げられた走行位
置18ｂとの間を回動し、図示しないストッパー機構によ
り上記両位置18ａ，18ｂにて節度良くロックされるよう
になっている。
【００２１】このサイドスタンド18の先端付近には、サ
イドスタンド18の軸方向に対しほぼ直角に外側方へ突出
する足掛けフック21が設けられている。サイドスタンド
18は、走行時は走行位置18ｂに跳ね上げられるが、駐輪
時はライダーＲが足で足掛けフック21を操作することに
より駐輪位置18ｂに引き下ろされて使用される。
イドスタンド18の軸方向に対しほぼ直角に外側方へ突出
する足掛けフック21が設けられている。サイドスタンド
18は、走行時は走行位置18ｂに跳ね上げられるが、駐輪
時はライダーＲが足で足掛けフック21を操作することに
より駐輪位置18ｂに引き下ろされて使用される。
【００２２】そして、サイドスタンド18（スタンドブラ
ケット20）の前後位置と左右位置は、サイドスタンド18
が走行位置18ｂに跳ね上げられた際に足掛けフック21が
平面視でフットボード12の湾入部15内に臨み（出っ張
り）、かつ足掛けフック21の先端が車幅方向でフットボ
ード12の側縁部12ｂ以内に収まるように設定されてい
る。
ケット20）の前後位置と左右位置は、サイドスタンド18
が走行位置18ｂに跳ね上げられた際に足掛けフック21が
平面視でフットボード12の湾入部15内に臨み（出っ張
り）、かつ足掛けフック21の先端が車幅方向でフットボ
ード12の側縁部12ｂ以内に収まるように設定されてい
る。
【００２３】このようにサイドスタンド18の位置を設定
すれば、サイドスタンド18が走行位置18ｂに跳ね上げら
れていても、足掛けフック21をフットボード12の湾入部
15内に確認することができるのでサイドスタンド18の操
作性が良く、しかも足掛けフック21がフットボード12の
側縁部12ｂから突出しないので、スクーター型車両１の
押し歩き時においても足掛けフック21が邪魔になること
がない。
すれば、サイドスタンド18が走行位置18ｂに跳ね上げら
れていても、足掛けフック21をフットボード12の湾入部
15内に確認することができるのでサイドスタンド18の操
作性が良く、しかも足掛けフック21がフットボード12の
側縁部12ｂから突出しないので、スクーター型車両１の
押し歩き時においても足掛けフック21が邪魔になること
がない。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスク
ーター型車両は、走行時にライダーの両足を載せるフッ
トボードの左右の側縁部に車体中心線側へ湾入する左右
一対の湾入部を設け、ライダーがライダーシートに着座
しながら地面に足を着いた際に、側面視で足の脛が湾入
部の長手範囲内に収まるように湾入部の前後位置を設定
したため、地面に足を着いたライダーの脛とフットボー
ドの側縁部との接触（干渉）を防止してスクーター型車
両の足付き性を良くすることができる。
ーター型車両は、走行時にライダーの両足を載せるフッ
トボードの左右の側縁部に車体中心線側へ湾入する左右
一対の湾入部を設け、ライダーがライダーシートに着座
しながら地面に足を着いた際に、側面視で足の脛が湾入
部の長手範囲内に収まるように湾入部の前後位置を設定
したため、地面に足を着いたライダーの脛とフットボー
ドの側縁部との接触（干渉）を防止してスクーター型車
両の足付き性を良くすることができる。
【００２５】また、本発明に係るスクーター型車両は、
跳ね上げられたサイドスタンドの足掛けフックが平面視
で前記フットボードの湾入部内に臨み、かつ上記足掛け
フックの先端が車幅方向でフットボードの側縁部以内に
位置するようにサイドスタンドの前後位置と左右位置を
設定したため、サイドスタンドが跳ね上げられていても
足掛けフックの視認性が良好に保たれてサイドスタンド
の操作性が向上し、しかも足掛けフックがフットボード
の側縁部から突出しないのでスクーター型車両の押し歩
き時においても足掛けフックが邪魔にならない。
跳ね上げられたサイドスタンドの足掛けフックが平面視
で前記フットボードの湾入部内に臨み、かつ上記足掛け
フックの先端が車幅方向でフットボードの側縁部以内に
位置するようにサイドスタンドの前後位置と左右位置を
設定したため、サイドスタンドが跳ね上げられていても
足掛けフックの視認性が良好に保たれてサイドスタンド
の操作性が向上し、しかも足掛けフックがフットボード
の側縁部から突出しないのでスクーター型車両の押し歩
き時においても足掛けフックが邪魔にならない。
【図１】本発明が適用されたスクーター型車両の一例を
示す左側面図。
示す左側面図。
【図２】本発明の一実施形態を示すスクーター型車両の
平面図。
平面図。
１ スクーター型車両 ４ ハンドルバー 10 ライダーシート 12 フットボード 12ｂ フットボードの側縁部 15 湾入部 18 サイドスタンド 21 足掛けフック Ｃ 車体中心線 Ｌ 湾入部の長手範囲 Ｒ ライダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B62J 25/00 B62H 1/02
Claims (2)
- 【請求項１】 ハンドルバーとライダーシートとの間に
低床式のフットボードとサイドスタンドが設けられたス
クーター型車両において、 上記フットボード１２の左右側縁部１２ｂに車体中心線
Ｃ側へ湾入する左右一対の湾入部１５を設け、 ライダーＲがライダーシート１０に着座しながら地面に
足を着けた際に、側面視で少なくとも足の脛が湾入部１
５に収まるように湾入部１５の長手範囲Ｌの前後位置を
設定し、 前記サイドスタンド１８はその根元側を前記フットボー
ド１２の下方を通るフレームパイプ１９に溶着されたス
タンドブラケット２０に、後方へ跳ね上げられた走行位
置１８ａと下方に引き下ろされた駐輪位置１８ｂとの間
を回動可能に軸支されるとともに、サイドスタンドの先
端付近に外側方へ突出する足掛けフック２１を設け、 この足掛けフック２１は、サイドスタンド１８が後方へ
跳ね上げられた走行位置１８ａで、平面視において前記
湾入部１５内の後部に設けられ、かつ上記足掛けフック
２１の先端が車幅方向でフットボード１２の側縁部１２
ｂ以内に位置するように設定したことを特徴とするスク
ーター型車両。 - 【請求項２】 前記サイドスタンド１８を軸支するスタ
ンドブラケット２０をフットボード１２に設けた湾入部
１５の長手範囲Ｌ内に設置し、前記サイドスタンド１８
に設けられた足掛けフック２１のサイドスタンド１８の
走行位置１８ｂから駐輪位置１８ａまでの回動範囲を前
記湾入部１５の長手範囲Ｌ内に設定したことを特徴とす
る請求項１記載のスクーター型車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29640897A JP3324474B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | スクーター型車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29640897A JP3324474B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | スクーター型車両 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000325413A Division JP3324603B2 (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | スクーター型車両 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115855A JPH11115855A (ja) | 1999-04-27 |
| JP3324474B2 true JP3324474B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=17833167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29640897A Expired - Lifetime JP3324474B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | スクーター型車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3324474B2 (ja) |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP29640897A patent/JP3324474B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11115855A (ja) | 1999-04-27 |
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