JP3324057B2 - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JP3324057B2 JP24881497A JP24881497A JP3324057B2 JP 3324057 B2 JP3324057 B2 JP 3324057B2 JP 24881497 A JP24881497 A JP 24881497A JP 24881497 A JP24881497 A JP 24881497A JP 3324057 B2 JP3324057 B2 JP 3324057B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁流量計に関
し、特に所定の交流励磁電流により管内の流体に磁界を
印加し、電極から得られた流体の信号起電力を含む検出
信号をサンプリングして信号処理することにより計測流
量を得る電磁流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の電磁流量計では、図3
に示すような構成となっている。同図において、10は
所定の交流励磁電流に基づいて管内の流体に磁界を印加
し、流体に発生した信号起電力を検出信号として検出出
力する検出器、11は検出器10に対して所定の交流励
磁電流を出力するとともに、検出器10からの検出信号
を信号処理することにより管内の流量を算出出力する変
換器である。
【0003】励磁部8は、スイッチング部9からの励磁
信号9Bに基づいて矩形波からなる所定周波数の交流励
磁電流を出力する。検出器10の励磁コイル10Dは、
励磁部8からの交流励磁電流により励磁されて、管10
C内を流れる流体に対して所定の磁界を印加し、これに
より流体の流速に応じた振幅を有する信号起電力が発生
する。この信号起電力は、管10Cの内壁であって対向
する位置に設けられた電極10A,10Bにより検出さ
れ、検出信号として変換器11に出力される。
【0004】変換器11では、AC増幅部1において、
検出器10からの出力を交流増幅し交流流量信号2とし
て出力する。A−D変換部3では、スイッチング部9か
らのサンプリング信号9Aに基づいて、交流流量信号2
のうち、所定期間例えば正負各パルスの後縁付近をA−
D変換し、ディジタルデータ列からなるサンプリング出
力信号4として出力する。
【0005】演算処理部5では、復調部51において、
演算処理によりサンプリング出力信号4のうち負側デー
タを正側に反転させ、流体の流量に応じた直流値を示す
復調出力信号55を生成し、ディジタルフィルタなどで
構成されるローパスフィルタ52において、演算処理に
より復調出力信号55に含まれる高周波ノイズ成分を除
去して流量出力信号6として出力する。そして、この流
量出力信号6が、出力部7で所定の信号に変換されて出
力される。
【0006】図4は、従来の演算処理部の動作を示すタ
イミングチャートであり、9Bはスイッチング部9から
の励磁信号、2はAC増幅部1からの交流流量信号、4
はA−D変換部3からのサンプリング出力信号であり、
サンプリング信号9A(図示せず)により交流流量信号
2のサンプリング期間(斜線ハッチング部分)が規定さ
れる。また、55は演算処理部5の復調部51からの復
調出力信号、6はLPF52からの流量出力信号であ
る。
【0007】この場合、サンプリング期間は、その波形
安定性から励磁信号9B(交流流量信号2)の各パルス
の後縁付近に設けられており、A−D変換部3では、こ
のサンプリング期間だけ交流流量信号2をA−D変換
し、サンプリング出力信号4として出力する。なお、こ
こでは、交流流量信号2のうち、時刻T0,T1‥の直
前にA−D変換された値が、時刻T0,T1‥からサン
プリング出力信号4のデータX(0),X(1)‥として出
力されるものとする。
【0008】演算処理部5の復調部51は、このサンプ
リング出力信号4のうち負側データ、すなわちデータX
(1),X(3),X(5),X(7)‥を演算処理により正側
に反転させて復調出力信号55が生成される。したがっ
て、流量一定の場合には、一定直流電位の復調出力信号
55が出力され、応答性を考慮した所定ダンピング時定
数を有するLPF52で高周波ノイズ成分が除去され、
流量出力信号6として出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電磁流量計では、サンプリング出力信号を復
調した後、応答性を考慮した所定ダンピング時定数を有
するLPFで高周波ノイズ成分を除去するものとなって
いるため、交流流量信号にスパイク状、あるいはステッ
プ状のノイズが混入しやすい計測環境では、これらノイ
ズが計測出力として出力されてしまうという問題点があ
った。
【0010】例えば、図4に示すように、時刻T4の直
前にスパイク状のノイズが交流流量信号2に混入した場
合、そのノイズに起因してサンプリング出力信号4のデ
ータX(4)が大きく変化し、復調出力信号55も時刻
T4〜T5において大きく変化する。ここで、LPF5
2のダンピング時定数として応答性を考慮した小さな値
が選択されている場合には、この変化が低減されず、出
力流量信号6として出力されてしまうという問題点があ
った。
【0011】また、LPF52のダンピング時定数を大
きくしてこれらノイズに対応した場合には、流量変化が
緩やかな場合でも、実際の流量変化が計測データとして
出力されるまでに遅れが生じ応答性が低下するという問
題点があった。本発明はこのような課題を解決するため
のものであり、応答性を低下させることなく、スパイク
状あるいはステップ状のノイズを低減できる電磁流量計
を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による電磁流量計は、流量に応じた振
幅を有する正負各パルスからなる交流流量信号をA−D
変換し正負のディジタルデータ列のサンプリング出力信
号として出力するA−D変換部と、サンプリング出力信
号の負側データを正側に変換することにより流量に応じ
た値を示す復調出力信号を生成する復調部と、所定のダ
ンピング時定数に基づき復調部からの復調出力信号に含
まれる高周波成分を減衰させ所望の計測流量を示す流量
出力信号を出力するローパスフィルタと、サンプリング
出力信号のうちの複数の正負データから自己相関を算出
する自己相関算出部と、自己相関算出部での算出の結
果、サンプリング出力信号の自己相関が取れている場合
には所定の第1のダンピング時定数を選択してローパス
フィルタに設定し、サンプリング出力信号の自己相関が
取れていない場合には第1のダンピング時定数より大き
な第2のダンピング時定数を選択してローパスフィルタ
に設定する時定数制御部とを備えるものである。
【0013】また、時定数制御部は、自己相関算出部で
の算出の結果、サンプリング出力信号の自己相関が取れ
ている場合にはローパスフィルタのダンピング時定数を
小さくし、サンプリング出力信号の自己相関が取れてい
ない場合にはローパスフィルタのダンピング時定数を大
きくするようにしたものである。また、時定数制御部
は、自己相関算出部での算出の結果、サンプリング出力
信号の自己相関が取れている場合には比較的小さなダン
ピング時定数を選択してローパスフィルタに設定し、サ
ンプリング出力信号の自己相関が取れていない場合には
比較的大きなダンピング時定数を選択してローパスフィ
ルタに設定するようにしたものである。
【0014】したがって、自己相関算出部により、サン
プリング出力信号のうちの複数の正負データから自己相
関が算出され、この算出の結果、サンプリング出力信号
の自己相関が取れている場合には、時定数制御部により
小さなダンピング時定数が選択されてローパスフィルタ
に設定され、ローパスフィルタに入力される復調出力信
号の変化に大きな遅れを生じることなく流量出力信号が
出力される。また、サンプリング出力信号の自己相関が
取れていない場合には、時定数制御部により大きなダン
ピング時定数が選択されローパスフィルタに設定され、
ローパスフィルタに入力される復調出力信号の急激な変
化が抑制され、流量出力信号として出力される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態である電磁
流量計のブロック図であり、同図において、前述の説明
(図3参照)と同じまたは同等部分には、同一符号を付
してある。図1において、10は所定の交流励磁電流に
基づいて管内の流体に磁界を印加し、流体に発生した信
号起電力を検出信号として検出出力する検出器、11は
検出器10に対して所定の交流励磁電流を出力するとと
もに、検出器10からの検出信号を信号処理することに
より管内の流量を算出出力する変換器である。
【0016】検出器10において、電極10A,10B
は被測定流体が流れる管10Cの内壁に対向して配置さ
れ、流体に発生した信号起電力を検出する電極、励磁コ
イル10Dは変換器11からの交流励磁電流に基づいて
励磁され、管10C内の流体に磁界を印加するコイルで
ある。変換器11において、スイッチング部9は、所定
クロックに基づいて後述するスイッチング信号9Aおよ
び励磁信号9Bを生成出力する回路部、励磁部8はスイ
ッチング部9からの励磁信号9Bに基づいて矩形波から
なる所定周波数の交流励磁電流を出力する回路部であ
る。
【0017】AC増幅部1は、検出器10からの検出信
号を交流増幅し、流体流速に応じて振幅が変化する交流
流量信号2として出力する回路部、A−D変換部3は、
スイッチング信号9Aに基づいて、交流流量信号2の正
負各パルスのうち後縁付近をA−D変換し、ディジタル
データ列からなるサンプリング出力信号4として出力す
る回路部である。また、演算処理部5は、CPUなどか
ら構成され、サンプリング出力信号4を復調し、高周波
ノイズ成分を減衰させた後、流量出力信号6として出力
する回路部、出力部7は演算処理部5で算出された流量
出力信号6を所定の信号に変換して出力する回路部であ
る。
【0018】演算処理部5において、復調部51は、サ
ンプリング出力信号4のうち負側データを正側に反転さ
せることにより復調出力信号55を生成する処理部、ロ
ーパスフィルタ(以下、LPFという)52は、復調出
力信号55に含まれる高周波ノイズ成分を減衰させ流量
出力信号6を生成する処理部である。また、自己相関算
出部53は、サンプリング出力信号4の自己相関係数を
算出する処理部、時定数制御部54は、自己相関算出部
53で算出された自己相関係数に対応するダンピング時
定数をLPF52に設定する処理部である。
【0019】次に、図1を参照して、本発明の動作を説
明する。スイッチング部9からの励磁信号9Bに基づい
て、所定周波数を有する矩形波の交流励磁電流が変換器
11の励磁部8から出力され、検出器10の励磁コイル
10Dが励磁される。これにより、励磁コイル10Dが
励磁されて、管10C内を流れる流体に対して所定の磁
界が印加され、流体の流速に応じた振幅を有する信号起
電力が発生する。
【0020】この信号起電力は、管10Cの内壁であっ
て対向する位置に設けられた電極10A,10Bにより
検出され、検出信号として変換器11に出力される。変
換器11のAC増幅部1では、この検出信号が増幅され
交流流量信号2として出力される。A−D変換部3で
は、スイッチング部9からのサンプリング信号9Aに基
づいて、交流流量信号2のうち、所定期間例えば正負各
パルスの後縁付近をA−D変換し、ディジタルデータ列
からなるサンプリング出力信号4として出力する。
【0021】演算処理部5では、復調部51において、
演算処理によりサンプリング出力信号4のうち負側デー
タを正側に反転させ、流体の流量に応じた直流値を示す
復調出力信号55が生成される。これと並列して、自己
相関算出部53において、サンプリング出力信号4の所
定期間における自己相関係数が算出される。
【0022】図2は演算処理部の動作を示すタイミング
チャートであり、前述(図4参照)と同じ部分には同一
符号を付してある。図2において、56は時定数制御部
54からLPF52に設定されるダンピング時定数の大
小を示している。以下では、自己相関算出部53におい
て、4つのデータから自己相関係数を算出する場合を例
に説明する。
【0023】なお、ここでは、交流流量信号2のうち、
時刻T0,T1‥の直前にA−D変換された値が、時刻
T0,T1‥からサンプリング出力信号4のデータX
(0),X(1)‥として出力されるものとする。時刻T3
において、データX(3)が取得された後、自己相関算出
部53は、X(0)〜X(3)の4つのデータからなる区間
Y0の自己相関係数Rxxを算出する。
【0024】まず、基準となる自己相関係数Rxx(0)
は、 Rxx(0)={X(0)2 +X(1)2 +X(2)2 +X(3)2
}/4 で求める。続いて、データ2つ分だけずらした場合の自
己相関係数Rxx(2)は、 Rxx(2)={X(0)・X(0+2)+X(1)・X(1+
2)}/4 で求め、時定数制御部54に出力する。
【0025】流量が一定あるいは緩やかに変化している
場合には、サンプリング出力信号4が安定した状態とな
ることから、 Rxx(0)=2・Rxx(2) が成立し、流量がノイズなどにより急激に変化した場合
には、サンプリング出力信号4が大きく変化し、 Rxx(0)>2・Rxx(2) となり、流量変化が大きいほど両者の差Rxx(0)−2・
Rxx(2)が大きくなる。
【0026】時定数制御部は、これらRxx(0),Rxx
(2)、例えば係数差Rxx(0)−2・Rxx(2)と所定しき
い値との比較結果に基づいて、LPF52のダンピング
時定数56を選択出力する。ここで、係数差がしきい値
を上回り流量変化が大きい場合、すなわちサンプリング
出力信号4の相関が取れていない場合には、比較的大き
な時定数(第2の時定数)を選択する。これにより、ノ
イズなどにより流量が急激に変化した場合、LPF52
のダンピング時定数が一時的に大きくなってカットオフ
周波数が低くなり、LPF52から出力される流量出力
信号6の急激な変化が抑制される。
【0027】また、係数差がしきい値以下であり流量変
化が小さい場合、すなわちサンプリング出力信号4の相
関が取れている場合(通常時)には、比較的小さな時定
数(第1の時定数:第1の時定数<第2の時定数)を選
択する。これにより、流量が一定あるいは緩やかに変化
している場合、LPF52のダンピング時定数が小さく
なってカットオフ周波数が高くなり、LPF52での応
答の遅れが軽減される。したがって、図2の区間Y0で
は、自己相関係数Rxx(0),Rxx(2)がほぼ等しくな
り、比較的小さなダンピング時定数56が選択される。
【0028】続いて、時刻T4直前に交流流量信号2に
スパイク状のノイズ21が混入した場合、サンプリング
出力信号4のデータX(4)が大きく変化する。したがっ
て、データX(4)を含む区間Y1〜Y4では、自己相関
係数Rxx(0),Rxx(2)の差が大きくなり、比較的大き
なダンピング時定数56が選択され、この間、すなわち
時刻T4〜T8まで、流量出力信号6の急激な変化が抑
制される。
【0029】また、その後のデータX(4)を含まない区
間Y5では、自己相関係数Rxx(0),Rxx(2)がほぼ等
しくなり、比較的小さなダンピング時定数56が選択さ
れ、LPF52での応答性の遅れが軽減される。これに
より、LPF52から出力される流量出力信号6は、図
2中破線で示すように、固定的に比較的小さいダンピン
グ時定数を用いた場合と比較して、ノイズの影響を抑制
でき、急激な流量変化がない場合には比較的小さいダン
ピング時定数が選択されることから、所望の応答性が維
持される。
【0030】なお、以上の説明では、自己相関係数に応
じてLPF52のダンピング時定数を制御する場合を例
に説明したが、復調部51にダンピング時定数を持た
せ、このダンピング時定数を制御してもよく、前述と同
様の作用効果が得られる。また、自己相関係数の算出方
法は、前述の方法に限定されるものではなく、他の算出
方法を用いてもよい。また、2つのダンピング時定数を
切り替え選択するようにした場合を例に説明したが、自
己相関が取れている場合には、LPF52のダンピング
時定数を小さく変化させ、自己相関が取れていない場合
にはLPF52のダンピング時定数を大きく変化させる
ようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、サンプ
リング出力信号のうちの複数の正負データから自己相関
を算出する自己相関算出部を設けて、自己相関算出部で
の算出の結果、サンプリング出力信号の自己相関が取れ
ている場合には小さなダンピング時定数を選択してロー
パスフィルタに設定するようにしたので、ローパスフィ
ルタに入力される復調出力信号の変化に大きな遅れを生
じることなく流量出力信号を出力できる。また、サンプ
リング出力信号の自己相関が取れていない場合には小さ
なダンピング時定数を選択してローパスフィルタに設定
するようにしたので、復調出力信号の急激な変化を抑制
した流量出力信号を出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による電磁流量計のブ
ロック図である。
【図2】 演算処理部の動作を示すタイミングチャート
である。
【図3】 従来の電磁流量計のブロック図である。
【図4】 従来の演算処理部の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1…AC増幅部、2…交流流量信号、3…A−D変換
部、4…サンプリング出力信号、5…演算処理部、51
…復調部、52…ローパスフィルタ、53…自己相関算
出部、54…時定数制御部、55…復調出力信号、56
…時定数制御部、7…出力部、8…励磁部、9…スイッ
チング部、10…検出器、10A,10B…電極、10
C…管、10D…励磁コイル。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定矩形波の励磁信号に応じて管内の流
    体に磁界を印加し、電極から得られた流体の信号起電力
    を含む交流流量信号をサンプリングし信号処理すること
    により計測流量を得る電磁流量計において、 流量に応じた振幅を有する正負各パルスからなる交流流
    量信号をA−D変換し正負のディジタルデータ列のサン
    プリング出力信号として出力するA−D変換部と、 サンプリング出力信号の負側データを正側に変換するこ
    とにより流量に応じた値を示す復調出力信号を生成する
    復調部と、 所定のダンピング時定数に基づき復調部からの復調出力
    信号に含まれる高周波成分を減衰させ所望の計測流量を
    示す流量出力信号を出力するローパスフィルタと、 サンプリング出力信号のうちの複数の正負データから自
    己相関を算出する自己相関算出部と、 自己相関算出部での算出の結果、サンプリング出力信号
    の自己相関が取れている場合には所定の第1のダンピン
    グ時定数を選択してローパスフィルタに設定し、サンプ
    リング出力信号の自己相関が取れていない場合には第1
    のダンピング時定数より大きな第2のダンピング時定数
    を選択してローパスフィルタに設定する時定数制御部と
    を備えることを特徴とする電磁流量計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁流量計において、 時定数制御部は、 自己相関算出部での算出の結果、サンプリング出力信号
    の自己相関が取れている場合にはローパスフィルタのダ
    ンピング時定数を小さくし、サンプリング出力信号の自
    己相関が取れていない場合にはローパスフィルタのダン
    ピング時定数を大きくすることを特徴とする電磁流量
    計。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電磁流量計において、 時定数制御部は、 自己相関算出部での算出の結果、サンプリング出力信号
    の自己相関が取れている場合には比較的小さなダンピン
    グ時定数を選択してローパスフィルタに設定し、サンプ
    リング出力信号の自己相関が取れていない場合には比較
    的大きなダンピング時定数を選択してローパスフィルタ
    に設定することを特徴とする電磁流量計。
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