JP3323588B2 - 内燃機関用インテークエアコントロールバルブの駆動装置 - Google Patents
内燃機関用インテークエアコントロールバルブの駆動装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B31/00—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder
- F02B31/08—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder having multiple air inlets
- F02B31/085—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder having multiple air inlets having two inlet valves
-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/10006—Air intakes; Induction systems characterised by the position of elements of the air intake system in direction of the air intake flow, i.e. between ambient air inlet and supply to the combustion chamber
- F02M35/10078—Connections of intake systems to the engine
- F02M35/10085—Connections of intake systems to the engine having a connecting piece, e.g. a flange, between the engine and the air intake being foreseen with a throttle valve, fuel injector, mixture ducts or the like
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用インテーク
エアコントロールバルブの駆動装置に関する。
エアコントロールバルブの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の内燃機関用のインテー
クマニホルドにおいて、内燃機関の各気筒に対し、それ
ぞれ2つのインテークポートを設け、そのうちの一方の
インテークポートにインテークエアコントロールバルブ
を装着し、エンジンの低、中負荷域では上記インテーク
エアコントロールバルブを閉塞し、高負荷域ではインテ
ークエアコントロールバルブを開いて、エンジンへの吸
気量を制御するようにしたものがある。
クマニホルドにおいて、内燃機関の各気筒に対し、それ
ぞれ2つのインテークポートを設け、そのうちの一方の
インテークポートにインテークエアコントロールバルブ
を装着し、エンジンの低、中負荷域では上記インテーク
エアコントロールバルブを閉塞し、高負荷域ではインテ
ークエアコントロールバルブを開いて、エンジンへの吸
気量を制御するようにしたものがある。
【0003】このようなインテークマニホルドにおい
て、そのインテークエアコントロールバルブを開閉制御
するために、従来、インテークエアコントロールボデー
の一側にアクチュエータを備えると共に、これにより回
転制御される1本のインテークエアコントロールバルブ
シャフトを各インテークポートに貫通して設け、該シャ
フトに上記インテークエアコントロールバルブを備える
ようにしたものがある(実開昭57−105534号公
報)。
て、そのインテークエアコントロールバルブを開閉制御
するために、従来、インテークエアコントロールボデー
の一側にアクチュエータを備えると共に、これにより回
転制御される1本のインテークエアコントロールバルブ
シャフトを各インテークポートに貫通して設け、該シャ
フトに上記インテークエアコントロールバルブを備える
ようにしたものがある(実開昭57−105534号公
報)。
【0004】この構造においては、全てのインテークポ
ートにインテークエアバルブシャフトが存在するため、
インテークポートの吸気断面積が減少する問題がある。
この問題を解消するために、図5に示すように、インテ
ークエアコントロールボデー1を2分割し、その分割部
である中央から左右方向へインテークエアコントロール
バルブシャフト2,3を配設すると共にその先端を、最
も外側部に位置する両インテークポート4a,4bの直
前までとし、該両インテークポート4a,4bにはイン
テークエアコントロールバルブシャフト2,3が存在し
ないようにして、上記構造のものに比べて、インテーク
ポートの吸気断面積を増大し、エンジン出力の向上を図
ったものが提案されている(実公平1−37152号公
報)。尚、図5において、5はインテークエアコントロ
ールバルブ、6はアクチュエータ、7は該アクチュエー
タ6により作動するリンク式の開閉機構で、上記両イン
テークエアコントロールバルブシャフト2,3を回動す
るものである。
ートにインテークエアバルブシャフトが存在するため、
インテークポートの吸気断面積が減少する問題がある。
この問題を解消するために、図5に示すように、インテ
ークエアコントロールボデー1を2分割し、その分割部
である中央から左右方向へインテークエアコントロール
バルブシャフト2,3を配設すると共にその先端を、最
も外側部に位置する両インテークポート4a,4bの直
前までとし、該両インテークポート4a,4bにはイン
テークエアコントロールバルブシャフト2,3が存在し
ないようにして、上記構造のものに比べて、インテーク
ポートの吸気断面積を増大し、エンジン出力の向上を図
ったものが提案されている(実公平1−37152号公
報)。尚、図5において、5はインテークエアコントロ
ールバルブ、6はアクチュエータ、7は該アクチュエー
タ6により作動するリンク式の開閉機構で、上記両イン
テークエアコントロールバルブシャフト2,3を回動す
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図5に示す従来構
造のものにおいては、最も外側部に位置する両インテー
クポート4a,4bにはインテークエアコントロールバ
ルブシャフト2,3は存在しないものの、他のインテー
クエアコントロールバルブ5を備えていないインテーク
ポート4c,4dには依然としてインテークエアコント
ロールバルブシャフト2,3が貫通して存在している。
そのため、上記前者の構造よりは勝るものの、インテー
クポート4c,4dでの吸気断面積が依然として減少す
ることから、該インテークポート4c,4dにおいて、
エンジン出力の向上を阻害している。
造のものにおいては、最も外側部に位置する両インテー
クポート4a,4bにはインテークエアコントロールバ
ルブシャフト2,3は存在しないものの、他のインテー
クエアコントロールバルブ5を備えていないインテーク
ポート4c,4dには依然としてインテークエアコント
ロールバルブシャフト2,3が貫通して存在している。
そのため、上記前者の構造よりは勝るものの、インテー
クポート4c,4dでの吸気断面積が依然として減少す
ることから、該インテークポート4c,4dにおいて、
エンジン出力の向上を阻害している。
【0006】そこで、本発明は、インテークエアコント
ロールバルブを設けない全てのインテークポートにはイ
ンテークエアコントロールバルブシャフトを存在させな
いようにして、吸気量の増大を図り、エンジンの出力の
向上を図ることを目的とするものである。
ロールバルブを設けない全てのインテークポートにはイ
ンテークエアコントロールバルブシャフトを存在させな
いようにして、吸気量の増大を図り、エンジンの出力の
向上を図ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の問題を解
決するために、内燃機関の各気筒に対し、それぞれ一対
のインテークポートを設け、そのうちの一方のインテー
クポートにインテークエアコントロールバルブを設ける
ものにおいて、インテークポートを配設したインテーク
エアコントロールボデー(10)をインテークポートの
配列方向に3分割してその分割部に空間部(18a),
(18b)を設け、その分割された中央ボデー(10
a)に2気筒分の4個のインテークポート(11a),
(11b)、(12a),(12b)を形成し、左右の
ボデー(10b),(10c)に夫々1気筒分の2個の
インテークポート(13a),(13b)、(14
a),(14b)を形成し、前記中央ボデー(10a)
に形成された二対のインテークポートにおける各対のう
ちのインテークエアコントロールバルブ(20),(2
1)を設ける一方のインテークポート(11a),(1
2a)を上記空間部(18a),(18b)側に配置
し、前記左右のボデー(10b),(10c)に形成し
たインテークエアコントロールバルブ(23),(2
4)を設けるインテークポート(13a),(14a)
を上記空間部側(18a),(18b)に配置し、上記
2個の空間部(18a),(18b)に夫々開閉機構
(25),(26)を設け、これに備えたインテークエ
アコントロールバルブシャフト(19),(22)を上
記空間部(18a),(18b)側に位置する一方のイ
ンテークポート(11a),(12a),(13a),
(14a)に貫通させて該シャフトにインテークエアコ
ントロールバルブ(20),(21),(23),(2
4)を備え、かつ該シャフトの先端(19a),(19
b),(22a),(22b)をインテークエアコント
ロールバルブを備えない他方のインテークポート(11
b),(12b),(13b),(14b)の直前まで
の長さにし、更に、前記2個の開閉機構(25),(2
6)を連動軸(30)で連結し、1個のアクチュエータ
(31)により前記2個の開閉機構(25),(26)
を同期して開閉作動するようにしたことを特徴とするも
のである。
決するために、内燃機関の各気筒に対し、それぞれ一対
のインテークポートを設け、そのうちの一方のインテー
クポートにインテークエアコントロールバルブを設ける
ものにおいて、インテークポートを配設したインテーク
エアコントロールボデー(10)をインテークポートの
配列方向に3分割してその分割部に空間部(18a),
(18b)を設け、その分割された中央ボデー(10
a)に2気筒分の4個のインテークポート(11a),
(11b)、(12a),(12b)を形成し、左右の
ボデー(10b),(10c)に夫々1気筒分の2個の
インテークポート(13a),(13b)、(14
a),(14b)を形成し、前記中央ボデー(10a)
に形成された二対のインテークポートにおける各対のう
ちのインテークエアコントロールバルブ(20),(2
1)を設ける一方のインテークポート(11a),(1
2a)を上記空間部(18a),(18b)側に配置
し、前記左右のボデー(10b),(10c)に形成し
たインテークエアコントロールバルブ(23),(2
4)を設けるインテークポート(13a),(14a)
を上記空間部側(18a),(18b)に配置し、上記
2個の空間部(18a),(18b)に夫々開閉機構
(25),(26)を設け、これに備えたインテークエ
アコントロールバルブシャフト(19),(22)を上
記空間部(18a),(18b)側に位置する一方のイ
ンテークポート(11a),(12a),(13a),
(14a)に貫通させて該シャフトにインテークエアコ
ントロールバルブ(20),(21),(23),(2
4)を備え、かつ該シャフトの先端(19a),(19
b),(22a),(22b)をインテークエアコント
ロールバルブを備えない他方のインテークポート(11
b),(12b),(13b),(14b)の直前まで
の長さにし、更に、前記2個の開閉機構(25),(2
6)を連動軸(30)で連結し、1個のアクチュエータ
(31)により前記2個の開閉機構(25),(26)
を同期して開閉作動するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0008】
【作用】エンジンの低、中負荷時には、アクチュエータ
(31)が作動し、インテークエアコントロールバルブ
(20),(21),(23),(24)は全閉状態に
ある。そのため、該バルブを備えないインテークポート
(11b),(12b),(13b),(14b)のみ
から吸気される。
(31)が作動し、インテークエアコントロールバルブ
(20),(21),(23),(24)は全閉状態に
ある。そのため、該バルブを備えないインテークポート
(11b),(12b),(13b),(14b)のみ
から吸気される。
【0009】エンジンの高負荷時には、アクチュエータ
(31)により開閉機構(25),(26)が開作動し
て上記各バルブが開作動し、上記の全てのインテークポ
ートから吸気される。
(31)により開閉機構(25),(26)が開作動し
て上記各バルブが開作動し、上記の全てのインテークポ
ートから吸気される。
【0010】また、上記のインテークエアコントロール
バルブ(20),(21),(23),(24)を備え
ない全てのインテークポート(11b),(12b),
(13b),(14b)にはインテークエアコントロー
ルバルブシャフト(19),(22)が存在しないた
め、このシャフトが存在するインテークポートと比べて
流通断面積が大きくなり、かつ吸気抵抗が減少する。
バルブ(20),(21),(23),(24)を備え
ない全てのインテークポート(11b),(12b),
(13b),(14b)にはインテークエアコントロー
ルバルブシャフト(19),(22)が存在しないた
め、このシャフトが存在するインテークポートと比べて
流通断面積が大きくなり、かつ吸気抵抗が減少する。
【0011】従って、エンジンの全負荷域において、エ
ンジンへの吸気量が多くなる。
ンジンへの吸気量が多くなる。
【0012】
【実施例】次に図1乃至図4に示す本発明の実施例につ
いて説明する。10は4気筒エンジン用のインテークエ
アコントロールボデーで、周知のようにエンジン本体
(図示せず)におけるインテークポートが開口する側面
に設置されるものである。
いて説明する。10は4気筒エンジン用のインテークエ
アコントロールボデーで、周知のようにエンジン本体
(図示せず)におけるインテークポートが開口する側面
に設置されるものである。
【0013】該インテークエアコントロールボデー10
は、インテークポートの配列方向に3分割されており、
その中央ボデー10aに2気筒分の4個のインテークポ
ート11a,11b及び12a,12bが貫通形成さ
れ、左右のボデー10b,10cには夫々1気筒分の2
個のインテークポート13a,13b及び14a,14
bが貫通形成されている。
は、インテークポートの配列方向に3分割されており、
その中央ボデー10aに2気筒分の4個のインテークポ
ート11a,11b及び12a,12bが貫通形成さ
れ、左右のボデー10b,10cには夫々1気筒分の2
個のインテークポート13a,13b及び14a,14
bが貫通形成されている。
【0014】中央ボデー10aと左側ボデー10bとは
ブラケット15により、また、中央ボデー10aと右側
ボデー10cはブラケット16により夫々連結されてい
る。また、各ボデー10a,10b,10cは各穴17
を通じてボルトによりエンジン本体(図示せず)に固設
される。
ブラケット15により、また、中央ボデー10aと右側
ボデー10cはブラケット16により夫々連結されてい
る。また、各ボデー10a,10b,10cは各穴17
を通じてボルトによりエンジン本体(図示せず)に固設
される。
【0015】上記ボデーの分割部には、隣接するボデー
相互の対向面を凹面に形成してなる収納用の空間部18
a,18bが形成されている。19は左側のインテーク
エアコントロールバルブシャフトで、左側の空間部18
aを中心としてその左右が左側ボデー10bと中央ボデ
ー10aに挿通され、空間部18a側に位置するインテ
ークポート11aと13aを貫通している。また、該シ
ャフト部19の両先端19a,19bは、上記インテー
クポート11aと13aとに対として隣接する他方のイ
ンテークポート11bと13bまで達することなく、そ
の直前までとしている。
相互の対向面を凹面に形成してなる収納用の空間部18
a,18bが形成されている。19は左側のインテーク
エアコントロールバルブシャフトで、左側の空間部18
aを中心としてその左右が左側ボデー10bと中央ボデ
ー10aに挿通され、空間部18a側に位置するインテ
ークポート11aと13aを貫通している。また、該シ
ャフト部19の両先端19a,19bは、上記インテー
クポート11aと13aとに対として隣接する他方のイ
ンテークポート11bと13bまで達することなく、そ
の直前までとしている。
【0016】そして、空間部18a側に位置するインテ
ークポート11aと13aを貫通する上記インテークエ
アコントロールバルブシャフト19には夫々インテーク
エアコントロールバルブ20,23が固着され、インテ
ークポート11a,13aを開閉するようになってい
る。
ークポート11aと13aを貫通する上記インテークエ
アコントロールバルブシャフト19には夫々インテーク
エアコントロールバルブ20,23が固着され、インテ
ークポート11a,13aを開閉するようになってい
る。
【0017】22は右側のインテークエアコントロール
バルブシャフトで、右側の空間部18bを中心としてそ
の左右が中央ボデー10aと右側ボデー10cに挿通さ
れ、空間部18b側に位置するインテークポート12a
と14aを貫通路している。また、該左右のシャフト部
22の両先端22a,22bは、インテークポート12
aと14aとに対として隣接する他方のインテークポー
ト12bと14bまで達することなく、その直前までと
している。
バルブシャフトで、右側の空間部18bを中心としてそ
の左右が中央ボデー10aと右側ボデー10cに挿通さ
れ、空間部18b側に位置するインテークポート12a
と14aを貫通路している。また、該左右のシャフト部
22の両先端22a,22bは、インテークポート12
aと14aとに対として隣接する他方のインテークポー
ト12bと14bまで達することなく、その直前までと
している。
【0018】そして、空間部18b側に位置するインテ
ークポート12aと14aを貫通する上記シャフト22
には夫々インテークエアコントロールバルブ21,24
が固着され、インテークポート12a,14aを開閉す
るようになっている。25,26はインテークエアコン
トロールバルブシャフト19,22を回転するリンク機
構で、夫々上記分割部の収納空間18a,18bに収納
して設置されている。
ークポート12aと14aを貫通する上記シャフト22
には夫々インテークエアコントロールバルブ21,24
が固着され、インテークポート12a,14aを開閉す
るようになっている。25,26はインテークエアコン
トロールバルブシャフト19,22を回転するリンク機
構で、夫々上記分割部の収納空間18a,18bに収納
して設置されている。
【0019】リンク機構25は、上記右側のインテーク
エアコントロールバルブシャフト22に固設された開閉
レバー27と、該開閉レバー27に連結されたリンク2
8と、該リンク28の他端に連結され、軸30を中心と
して回動する作動レバー29とからなる。
エアコントロールバルブシャフト22に固設された開閉
レバー27と、該開閉レバー27に連結されたリンク2
8と、該リンク28の他端に連結され、軸30を中心と
して回動する作動レバー29とからなる。
【0020】また、他方のリンク機構26も上記のリン
ク機構25と同じ構造からなり、その開閉レバー27a
は左側のインテークエアコントロールバルブシャフト1
9に固設されている。
ク機構25と同じ構造からなり、その開閉レバー27a
は左側のインテークエアコントロールバルブシャフト1
9に固設されている。
【0021】そして、両リンク機構25,26の軸30
は連動軸となっており、両リンク機構25,26の作動
レバー29,29aが同期して回動するようになってい
る。31はアクチュエータで、そのダイアフラム32に
固設したロッド33の先端が、上記右側のリンク機構2
5における作動レバー29に連結されている。そして、
アクチュエータ31の室34に高負圧が作用すると、そ
の負圧によりダイアフラム32が図の下方へ吸引移動さ
れ、インテークエアコントロールバルブ20,21及び
23,24が全閉するようになっている。35はダイア
フラムスプリングである。アクチュエータ31はブラケ
ット36によってインテークエアコントロールボデー1
0に保持されている。
は連動軸となっており、両リンク機構25,26の作動
レバー29,29aが同期して回動するようになってい
る。31はアクチュエータで、そのダイアフラム32に
固設したロッド33の先端が、上記右側のリンク機構2
5における作動レバー29に連結されている。そして、
アクチュエータ31の室34に高負圧が作用すると、そ
の負圧によりダイアフラム32が図の下方へ吸引移動さ
れ、インテークエアコントロールバルブ20,21及び
23,24が全閉するようになっている。35はダイア
フラムスプリングである。アクチュエータ31はブラケ
ット36によってインテークエアコントロールボデー1
0に保持されている。
【0022】次に本実施例におけるインテークエアコン
トロールボデー10をエンジンのボデーに付設した状態
での作動について説明する。エンジンの高負荷域では、
アクチュエータ31のダイアフラムスプリング35の付
勢力によって、リンク機構25,26が図1及び図2の
状態にあり、インテークポート11a,13a及び12
a,14aのインテークエアコントロールバルブ20,
21及び23,24は開状態にある。
トロールボデー10をエンジンのボデーに付設した状態
での作動について説明する。エンジンの高負荷域では、
アクチュエータ31のダイアフラムスプリング35の付
勢力によって、リンク機構25,26が図1及び図2の
状態にあり、インテークポート11a,13a及び12
a,14aのインテークエアコントロールバルブ20,
21及び23,24は開状態にある。
【0023】従って、各一対のインテークポートの双方
が全開状態となり、エンジンの各気筒への吸気量が多く
なる。また、各一対のインテークポートのうち、インテ
ークエアコトンロールバルブを備えない他方の全てのイ
ンテークポート11b,12b,13b,14bにはイ
ンテークエアコントロールバルブシャフト19,22が
存在しないため、前記従来のようなインテークエアコン
トロールバルブシャフトが存在するものに比べて、その
インテークポートの流通断面積が大きくなり、かつ吸気
抵抗が減少する。
が全開状態となり、エンジンの各気筒への吸気量が多く
なる。また、各一対のインテークポートのうち、インテ
ークエアコトンロールバルブを備えない他方の全てのイ
ンテークポート11b,12b,13b,14bにはイ
ンテークエアコントロールバルブシャフト19,22が
存在しないため、前記従来のようなインテークエアコン
トロールバルブシャフトが存在するものに比べて、その
インテークポートの流通断面積が大きくなり、かつ吸気
抵抗が減少する。
【0024】エンジンの中低負荷域では、アクチュエー
タ31の室34に作動する負圧によりダイアフラム32
が吸引され、右側のリンク機構25における作動レバー
29が図2において反時計方向に回転し、リンク28が
下動し、開閉レバー27が反時計方向に回転する。これ
により開閉レバー27に一体的に連結されたインテーク
エアコントロールバルブシャフト22が図2において反
時計方向に回転し、これに固設されたインテークポート
12a,14aにおけるインテークエアコントロールバ
ルブ23,24が閉作動する。
タ31の室34に作動する負圧によりダイアフラム32
が吸引され、右側のリンク機構25における作動レバー
29が図2において反時計方向に回転し、リンク28が
下動し、開閉レバー27が反時計方向に回転する。これ
により開閉レバー27に一体的に連結されたインテーク
エアコントロールバルブシャフト22が図2において反
時計方向に回転し、これに固設されたインテークポート
12a,14aにおけるインテークエアコントロールバ
ルブ23,24が閉作動する。
【0025】また同時に、連動軸30に連結された左側
のリンク機構26も連動し、左側のインテークエアコン
トロールバルブシャフト19が閉方向に回転する。これ
により、インテークポート11a,13aにおけるイン
テークエアコントロールバルブ20,21が閉作動す
る。
のリンク機構26も連動し、左側のインテークエアコン
トロールバルブシャフト19が閉方向に回転する。これ
により、インテークポート11a,13aにおけるイン
テークエアコントロールバルブ20,21が閉作動す
る。
【0026】従って、各一対のインテークポートのうち
一方が全閉された状態となり、エンジンの各気筒への吸
気量は少なくなる。
一方が全閉された状態となり、エンジンの各気筒への吸
気量は少なくなる。
【0027】従って、前記従来のものに比べて、エンジ
ンの低、中、高負荷の全域において、エンジンへの吸気
量が多くなり、実験の結果、エンジン回転数に対するト
ルクが図4に示すように、本発明イ(実線)のものが従
来の構造のものロ(点線)に比べて大きい値を示した。
尚、図4において、イー1とロー1はインテークエアコ
ントロールバルブの全閉時、イー2とロー2はインテー
クエアコントロールバルブの全開時を示す。
ンの低、中、高負荷の全域において、エンジンへの吸気
量が多くなり、実験の結果、エンジン回転数に対するト
ルクが図4に示すように、本発明イ(実線)のものが従
来の構造のものロ(点線)に比べて大きい値を示した。
尚、図4において、イー1とロー1はインテークエアコ
ントロールバルブの全閉時、イー2とロー2はインテー
クエアコントロールバルブの全開時を示す。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、インテークエア
コントロールバルブを備えない全てのインテークポート
にインテークエアコントロールバルブシャフトが存在し
ないので、このインテークポートにもこのバルブが存在
するものに比べて、エンジンの全負荷域においてエンジ
ンへの吸気量を多くすることができる。そのため、特に
エンジンの高出力が要求される高負荷域において吸気量
が多くなり、出力の向上を図り得る。
コントロールバルブを備えない全てのインテークポート
にインテークエアコントロールバルブシャフトが存在し
ないので、このインテークポートにもこのバルブが存在
するものに比べて、エンジンの全負荷域においてエンジ
ンへの吸気量を多くすることができる。そのため、特に
エンジンの高出力が要求される高負荷域において吸気量
が多くなり、出力の向上を図り得る。
【図1】 本発明の実施例を示す正面図。
【図2】 図1におけるA−A線断面図。
【図3】 図1におけるB−B線断面図。
【図4】 本発明と従来構造におけるエンジン回転数と
エンジントルクとの関係を示す特性図。
エンジントルクとの関係を示す特性図。
【図5】 従来構造を示す正面図。
10 インテークエアコントロールボデー 11〜14 インテークポート 18a,18b 収納用空間部 19,22 インテークエアコントロールバルブシャフ
ト 20,21,23,24 インテークエアコントロール
バルブ 25,26 開閉機構であるリンク機構
ト 20,21,23,24 インテークエアコントロール
バルブ 25,26 開閉機構であるリンク機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 27/02 F02B 31/00 331 F02D 9/10 F02M 35/108
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の各気筒に対し、それぞれ一対
のインテークポートを設け、そのうちの一方のインテー
クポートにインテークエアコントロールバルブを設ける
ものにおいて、インテークポートを配設したインテーク
エアコントロールボデーをインテークポートの配列方向
に3分割してその分割部に空間部を設け、その分割され
た中央ボデーに2気筒分の4個のインテークポートを形
成し、左右のボデーに夫々1気筒分の2個のインテーク
ポートを形成し、前記中央ボデーに形成された二対のイ
ンテークポートにおける各対のうちのインテークエアコ
ントロールバルブを設ける一方のインテークポートを上
記空間部側に配置し、前記左右のボデーに形成したイン
テークエアコントロールバルブを設けるインテークポー
トを上記空間部側に配置し、上記2個の空間部に夫々開
閉機構を設け、これに備えたインテークエアコントロー
ルバルブシャフトを上記空間部側に位置する一方のイン
テークポートに貫通させて該シャフトにインテークエア
コントロールバルブを備え、かつ該シャフトの先端をイ
ンテークエアコントロールバルブを備えない他方のイン
テークポートの直前までの長さにし、更に、前記2個の
開閉機構を連動軸で連結し、1個のアクチュエータによ
り前記2個の開閉機構を同期して開閉作動するようにし
たことを特徴とする内燃機関用インテークエアコントロ
ールバルブの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15856793A JP3323588B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 内燃機関用インテークエアコントロールバルブの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15856793A JP3323588B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 内燃機関用インテークエアコントロールバルブの駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0771256A JPH0771256A (ja) | 1995-03-14 |
JP3323588B2 true JP3323588B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=15674522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15856793A Expired - Fee Related JP3323588B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 内燃機関用インテークエアコントロールバルブの駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3323588B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP15856793A patent/JP3323588B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0771256A (ja) | 1995-03-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |