JPH0374530A - エンジンの吸気量制御装置 - Google Patents

エンジンの吸気量制御装置

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Publication number
JPH0374530A
JPH0374530A JP21096089A JP21096089A JPH0374530A JP H0374530 A JPH0374530 A JP H0374530A JP 21096089 A JP21096089 A JP 21096089A JP 21096089 A JP21096089 A JP 21096089A JP H0374530 A JPH0374530 A JP H0374530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
intake air
wall body
throttle valve
limiting wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP21096089A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Shindo
新藤 孝男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Carburetor Co Ltd
Original Assignee
Nippon Carburetor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Carburetor Co Ltd filed Critical Nippon Carburetor Co Ltd
Priority to JP21096089A priority Critical patent/JPH0374530A/ja
Publication of JPH0374530A publication Critical patent/JPH0374530A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は吸気管路に設置されている線形の絞り弁、詳し
くは吸気路を横切って胴体に回転可能に支持された弁軸
に吸気路を開閉する弁板が取付けられている構成の絞り
弁によって吸気量を制御する装置に関するものであって
、主として自動車用多気筒エンジンの吸気量制御に用い
られる。
(従来の技術) エンジンの回転速度制御のため吸気管路に設置されてい
る線形の絞り弁を開閉動作させて吸気量を制御するにあ
たって、燃料噴射システムを具えた吸気系においては単
一の吸気管路に単一の絞り弁を設置してエンジンが要求
する全吸気量を制御するのが普通である。このような吸
気系においては、吸気抵抗を低減するため絞り弁が設置
されている胴体(スロットルボディ)を含めて吸気管路
を大径に作る必要があるが、過給機を設置したりエンジ
ン燃焼室の吸気口を二つ設けることなどによって高出力
化を計っている現在のエンジンに対しては更に大径とし
なければならず、例えば排気量3J2のエンジンに用い
るスロットルボディは内径が約80mmに作られている
ところが、このように大きな内径の通気路の開口面積を
変え吸気量を制御する絞り弁を、運転者のアクセル操作
を弁軸に直接的に伝達することによって開閉動作させる
方式では、アクセル操作量と絞り弁回転量とが比例的に
対応するので特に絞り弁の低開度域では僅かなアクセル
操作量による回転量の僅かな変化でも吸気量が大幅に変
化してしまう。従って1例えばアイドリングから絞り弁
を開きはじめるとエンジン回転速度が急激に高くなって
自動車が急発進する、中低速回転域でも回転量の僅かな
変化で吸気量が依然としてかなり大幅に変化するので目
標以上に回転速度が変化し運転性を損いやすい、などの
不具合を生じる。
その対策として、特に絞り弁の低開度域においてアクセ
ル操作量に対する絞り弁回転量の割合を小さくするよう
に、アクセルワイヤを巻掛けたアクセルワイヤドラムの
ワイヤガイドの形状を形成することが考えられているが
、形状を変更するのに設計上の限度があって要求に充分
応えることができない、また、アクセルワイヤを結合し
たアクセルレバ−を弁軸とは別軸に取付けて絞り弁レバ
ーと一方のレバーに形成したカム溝にもう一方のレバー
に設けたローラを係合することによって連動させたリン
ク機構も提案され一部で実用化されているが(例えば特
表昭56−501207号、特公昭61−53537号
各公報参照)、構造が複雑で価格も高価になるばかりか
、胴体外部に配置されるので狭いエンジンルーム内での
設置場所に制約を受ける。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、絞り弁の低開度域においてアクセル操作量に
対する絞り弁回転量の割合を小さくして安定した中低速
運転を計るため、ワイヤガイドを目的に適した形状とす
るには設計上の制限があって自由度が小さい、リンク機
構は構造が複雑であり且つ設置場所に制約を受ける。と
いう前記技術的課題を解決しようとするものであって、
アクセル操作量と絞り弁回転量とが比例的に対応してい
ても低開度域で開口面積の変化割合を任意に小さくでき
、しかも構造がきわめて簡単で設計上の自由度が大きい
エンジンの吸気量制御装置を提供するこヒを目的として
いる。
(課題を解決するための手段) 吸気路を横切って胴体に回転可能に支持された弁軸に吸
気路を開閉する弁板が取付けられている絞り弁を具えた
エンジンの吸気量制御装置がもっている前記技術的課題
を解決するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、絞り弁の所定開度以下で胴体の内壁面との隙間を
小さく維持する制限壁体を、弁板の弁軸を挟んだ両側の
外側周縁の少なくとも一方の開弁回転方向へ向かって後
方に突設した。
また、前記の手段に加えて、胴体の制限壁体と対向する
側の絞り弁のアイドル位置から開弁回転方向へ向かう部
分を外側方へ膨出させ、吸気路の横断面積を拡大した。
(作  用) 絞り弁がアイドル位置のとき弁板の外側周縁は胴体の内
壁面にほぼ接しており、一般にアイドリングに必要な空
気を通過させる小さい隙間を形成している。絞り弁がア
イドル位置から開きはじめると、弁板の弁軸を挟んだ両
側方部分の一方は下流側へもう一方は上流側へ向かって
回動し、その外側周縁の少なくとも一方の制限壁体が弁
板のアイドル位置に相当する個所を通過し終るまで隙間
を小さく維持して開口面積の増加割合を小さくする。こ
のため、アクセル操作量と絞り弁回転量とが比例的に対
応していても設定開度以下で吸気量の急増が防止される
また、胴体が膨出部分をもっている場合は、開口面積の
増加を制限し終った後の開口面積の増加割合を従来品と
同程度またはそれ以上とすることができ、エンジンの中
高速回転域の要求吸気量を与える。
(実 施 例) 図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図乃至第4図に示す第一実施例および第5図に示す
第二実施例において、入口側がエアフローメータや過給
機などを設けた吸気導管に接続され出口側が吸気マニホ
ルドに接続される胴体1に吸気路2の中心を横切って弁
軸3が貫通支持され、円板形の弁板4が弁軸3に取付け
られている。弁軸3は運転者による人為的なアクセル操
作またはアクチュエータの動力によるアクセル操作で回
転し弁板4をアイドル位置X−Xと全開位置Y−Yとの
間で回動させるものであって、これらは絞り弁5を構成
している。
第一実施例は弁板4の弁軸3を挟んだ両側方部分の内で
開弁時に下流側へ向かって回動する側の外側周縁4Aに
沿い入口側表面に制限壁体6を重ねて止ねじ7により固
定するとともに、胴体1の外側周jlI4Aと対向する
側のアイドル位@X−Xから下流側に外側方へ拡がる膨
出部8を形成し、吸気路2の横断面積を拡大させたもの
である。
このような構成の本実施例において、絞り弁5が第1図
に示すアイドル位置X−Xから開きはじめると、上流側
へ向かって回動する側の外側周縁4Bと胴体lの内壁面
1Aとの隙間は大幅に増大するが、下流側へ向かって回
動する側は制限壁体6がアイドル位置X−Xに相当する
個所を通過し終るまでは内壁面IAとの隙間を小さく維
持する(第3図参照)。従って、両側の隙間が形成する
開口面積の合計の増加割合は小さく、アクセル操作量に
対する吸気量の変化を小さくすることができる。制限壁
体6がアイドル位置X−Xに相当する個所を通過した後
は膨出部8の内壁面IBとの隙間が大幅に増大するよう
になり、吸気量の変化を従来品よりも大きくしてエンジ
ンの中高速回転域における要求吸気量を与えるのである
(第4図参照)。
第二実施例は弁板4の弁軸3を挟んだ両側方部分の内で
開弁時に下流側へ向かって回動する側の外側周縁4Aに
沿った入口側表面および上流側へ向かって回動する側の
外側周縁4Bに沿った出口側表面にそれぞれ制限壁体1
6.16を重ねて止ねじ17.17により固定するとと
もに、胴体1の外側周縁4A、4Bと対向する側のアイ
ドル位置X−Xから下流側および上流側に外側方へ拡が
る膨出部18.18をそれぞれ形成し、吸気路2の横断
面積を拡大させたものである。
このような構成の本実施例において、絞り弁5を第5図
に示すアイドル位置X−Xから開きはじめると、下流側
および上流側へ向かって回動する側の制限壁体16.1
6がともにアイドル位置X−xに相当する個所を通過し
終るまでは内壁面IAとの隙間を小さく維持し、アクセ
ル操作量に対する吸気量の変化を第一実施例よりも小さ
くしてエンジンの中低速回転域での運転を更に安定化す
る。制限壁体16.16がアイドル位置x−Xに相当す
る個所を通過した後は膨出部工8、工8の内壁面IB、
IBとの隙間が大幅に増大してエンジンの中高速回転域
における要求吸気量を与える。
尚、前記二つの実施例における制限壁体6.16は弁板
4に接着、ろう付け、溶接によって固定することができ
、或いは弁体4に曲げ加工によって一体成形することも
できるが、図示のように止ねじ7.17で取付けたとき
は外側面の形状や高さが異なるものと交換して吸気量の
特性を変更することができる。また、第二実施例におい
て両側の制限壁体16.16の形状や高さ、膨出部18
.18の形状を変えることによって、或いは一方の膨出
部18をなくすことによって吸気量の特性をさまざまに
変更し、アクセル操作量に対するエンジンの吸気量特性
の多様な要求に応えることができる。
(発明の効果) 本発明によると、弁板に吸気路内壁面との隙間を小さく
維持させる制限壁体を設けるというきわめて簡単な構成
で、アクセル操作量と絞り弁回転量とが比例的に対応し
ていても絞り弁の低開度域で吸気量の変化をきわめて小
さくし、エンジンの中低速回転域での運転を安定よく行
なわせることができるのである。
また、胴体の一部を外側方へ膨出させることによって絞
り弁の成る開度以上で開口面積の増加割合を従来品と同
程度またはそれ以上としエンジンの中高速回転域の要求
吸気量を与えることができ、全運転域で吸気量を所定量
に制御することが可能である。
するだけでよいので構造がきわめて簡単であるとともに
設計上の自由度が大きく、多様な要求に応えることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例を示す縦断面図、第2図は
第1図のA−A線に沿う断面図、第3図、第4図は動作
を説明する断面部分図、第5図は本発明の第二実施例を
示す縦断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、吸気路を横切って胴体に回転可能に支持された弁軸
    に吸気路を開閉する弁板が取付けられている絞り弁を具
    えたエンジンの吸気量制御装置において、前記絞り弁の
    所定開度以下で前記胴体の内壁面との隙間を小さく維持
    する制限壁体が、前記弁板の前記弁軸を挟んだ両側の外
    側周縁の少なくとも一方の開弁回転方向へ向かって後方
    に突設されていることを特徴とするエンジの吸気量制御
    装置。 2、請求項1記載の構成に加えて、前記胴体の前記制限
    壁体と対向する側の前記絞り弁のアイドル位置から開弁
    回転方向へ向かう部分が外側方へ膨出し、前記吸気路の
    横断面積が拡大されていることを特徴とするエンジンの
    吸気量制御装置。
JP21096089A 1989-08-16 1989-08-16 エンジンの吸気量制御装置 Pending JPH0374530A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002068846A1 (fr) * 2001-02-26 2002-09-06 Kitz Corporation Vanne papillon
JP2005515375A (ja) * 2002-01-02 2005-05-26 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー バタフライバルブ
JP2012082932A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Nichiben Tokushu Kogyo:Kk バタフライ弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59113242A (ja) * 1982-11-22 1984-06-29 ゼネラル・モ−タ−ズ・コ−ポレ−シヨン 弁組立体およびその製造方法

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