JP3323196B2 - 内燃機関の２つのガス交換弁を同時に操作するための装置 - Google Patents
内燃機関の２つのガス交換弁を同時に操作するための装置Info
- Publication number
- JP3323196B2 JP3323196B2 JP50032892A JP50032892A JP3323196B2 JP 3323196 B2 JP3323196 B2 JP 3323196B2 JP 50032892 A JP50032892 A JP 50032892A JP 50032892 A JP50032892 A JP 50032892A JP 3323196 B2 JP3323196 B2 JP 3323196B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bridge
- gas exchange
- play
- valve
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/26—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L2305/00—Valve arrangements comprising rollers
- F01L2305/02—Mounting of rollers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/42—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
- F02F1/4214—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/247—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated in parallel with the cylinder axis
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関の２つのガス交換弁を同時に操作
するための装置であって、少なくとも１つのコラムを介
して案内されたビーム形のブリッジが設けられていて、
該ブリッジの両端範囲が遊び補償装置を有しており、該
遊び補償装置がガス交換弁の弁棒端部と接触しており、
前記ブリッジが、前記コラムのうちの少なくとも１つを
介して、内燃機関のシリンダヘッド内でガス交換弁の軸
線に対して平行に案内されており、前記ブリッジが前記
両遊び補償装置の間の真ん中に、回転可能に支承された
ローラを有しており、該ローラに沿って制御カムが直接
に接触して転動するようになっている形式のものに関す
る。
するための装置であって、少なくとも１つのコラムを介
して案内されたビーム形のブリッジが設けられていて、
該ブリッジの両端範囲が遊び補償装置を有しており、該
遊び補償装置がガス交換弁の弁棒端部と接触しており、
前記ブリッジが、前記コラムのうちの少なくとも１つを
介して、内燃機関のシリンダヘッド内でガス交換弁の軸
線に対して平行に案内されており、前記ブリッジが前記
両遊び補償装置の間の真ん中に、回転可能に支承された
ローラを有しており、該ローラに沿って制御カムが直接
に接触して転動するようになっている形式のものに関す
る。
このような形式の装置はフランス国特許出願公開第48
4035号明細書に基づき公知である。この公知の装置は、
同じく２つのガス交換弁を同時に操作するためのビーム
形の１つのブリッジを有している。ブリッジの真ん中に
は、このブリッジをカム軸の方向に越えて突出したロー
ラが支承されており、このローラに沿って制御カムが転
動するようになっている。制御カムとは反対の方向に延
びかつ中空円筒状に形成されたテレスコープ式のガイド
を用いて、ブリッジはガス交換弁の長手方向軸線に対し
て平行に案内される。弁遊び調節、ただしこの場合には
単にローラと制御カムの基本円との間での弁遊び調節の
ためには、弁棒端部がねじ山を備えている。このねじ山
はブリッジに、片側のクランプジョーの範囲で設けられ
ている。弁遊びを調節するためには、このクランプジョ
ーが内燃機関の停止状態の間に手間をかけて解除されな
ければならず、かつブリッジに対して弁棒が回転させら
れなければならない。
4035号明細書に基づき公知である。この公知の装置は、
同じく２つのガス交換弁を同時に操作するためのビーム
形の１つのブリッジを有している。ブリッジの真ん中に
は、このブリッジをカム軸の方向に越えて突出したロー
ラが支承されており、このローラに沿って制御カムが転
動するようになっている。制御カムとは反対の方向に延
びかつ中空円筒状に形成されたテレスコープ式のガイド
を用いて、ブリッジはガス交換弁の長手方向軸線に対し
て平行に案内される。弁遊び調節、ただしこの場合には
単にローラと制御カムの基本円との間での弁遊び調節の
ためには、弁棒端部がねじ山を備えている。このねじ山
はブリッジに、片側のクランプジョーの範囲で設けられ
ている。弁遊びを調節するためには、このクランプジョ
ーが内燃機関の停止状態の間に手間をかけて解除されな
ければならず、かつブリッジに対して弁棒が回転させら
れなければならない。
さらにこの公知の構成には、次のような欠点もある。
すなわち、一方では自動的な弁遊び補償が実現されてお
らず、他方ではシリンダヘッドがブリッジのテレスコー
プ式のガイドのために比較的複雑に形成されている。さ
らに、ブリッジを越えて突出したローラや、ハブ状の付
設部によって比較的大きな構成スペースが必要となる。
すなわち、一方では自動的な弁遊び補償が実現されてお
らず、他方ではシリンダヘッドがブリッジのテレスコー
プ式のガイドのために比較的複雑に形成されている。さ
らに、ブリッジを越えて突出したローラや、ハブ状の付
設部によって比較的大きな構成スペースが必要となる。
米国特許第4924821号明細書に基づき公知であるよう
な別の公知の装置では、ロッカアームが１つのブリッジ
を介して２つのガス交換弁を同時に操作するようになっ
ている。ロッカアームに設けられた球形の端部材は、ブ
リッジの真ん中に配置された球欠形の収容部内に嵌め込
まれている。ブリッジの両端範囲には、弁遊びを調節す
るためのハイドロリック的に作用する手段が設けられて
いる。第１に、ロッカアームを介して行われるこのよう
な弁駆動はその部材数や剛性の点で不都合であると認め
られる。第２に、やはり比較的大きな構成スペースが必
要とされる。さらに、ブリッジに対してロッカアームを
調節するための付加的な調節ねじが設けられている。ま
た、ロッカアームに設けられた長手方向孔を介してハイ
ドロリック的に作用する遊び補償装置にオイルを供給す
るための手間のかかる手段や、上記調節ねじが必要とな
ることも、やはり不都合である。
な別の公知の装置では、ロッカアームが１つのブリッジ
を介して２つのガス交換弁を同時に操作するようになっ
ている。ロッカアームに設けられた球形の端部材は、ブ
リッジの真ん中に配置された球欠形の収容部内に嵌め込
まれている。ブリッジの両端範囲には、弁遊びを調節す
るためのハイドロリック的に作用する手段が設けられて
いる。第１に、ロッカアームを介して行われるこのよう
な弁駆動はその部材数や剛性の点で不都合であると認め
られる。第２に、やはり比較的大きな構成スペースが必
要とされる。さらに、ブリッジに対してロッカアームを
調節するための付加的な調節ねじが設けられている。ま
た、ロッカアームに設けられた長手方向孔を介してハイ
ドロリック的に作用する遊び補償装置にオイルを供給す
るための手間のかかる手段や、上記調節ねじが必要とな
ることも、やはり不都合である。
本発明の課題は、上で挙げた欠点が取り除かれてい
て、特に弁遊びが、小さな構成スペースを必要とするだ
けで自動的にかつ簡単に補償されるような、２つのガス
交換弁を同時に操作するための装置を提供することであ
る。
て、特に弁遊びが、小さな構成スペースを必要とするだ
けで自動的にかつ簡単に補償されるような、２つのガス
交換弁を同時に操作するための装置を提供することであ
る。
この課題を解決するために本発明の構成では、請求項
１の特徴部に記載されているように、前記ブリッジとガ
ス交換弁の弁棒端部との間に生じる弁遊びが、ハイドロ
リック的に自動的に作用する遊び補償装置を介して補償
されるようになっており、少なくとも１つのコラムに、
シリンダヘッドのオイル通路に開口した下端部を備えて
いる孔が設けられており、該孔が、前記遊び補償装置へ
のオイル供給のための少なくとも１つの横方向孔を備え
ているようにした。このような構成に基づき、内燃機関
の全運転時間にわたって弁遊びを機械的に調節すること
は不要となる。前記オイル供給は既に形成されたシリン
ダヘッドにおいて簡単にかつ廉価に実現され得る。この
場合、前記コラムはそれと同時にガス交換弁の軸線に対
するブリッジの正確に平行な案内を可能にする。さら
に、公知先行技術に比べて比較的小さな構成スペースし
か必要とならない。それと同時に、運動させられる構成
部分数も減じられていて、弁駆動装置の十分な剛性が保
証されている。ブリッジはこのような構成では軽量建築
材料、たとえばアルミニウム、プラスチックまたは繊維
強化プラスチックから形成されていると有利であるが、
しかし中実な鋼または薄板プレス成形材の複合体から成
っていてもよい。
１の特徴部に記載されているように、前記ブリッジとガ
ス交換弁の弁棒端部との間に生じる弁遊びが、ハイドロ
リック的に自動的に作用する遊び補償装置を介して補償
されるようになっており、少なくとも１つのコラムに、
シリンダヘッドのオイル通路に開口した下端部を備えて
いる孔が設けられており、該孔が、前記遊び補償装置へ
のオイル供給のための少なくとも１つの横方向孔を備え
ているようにした。このような構成に基づき、内燃機関
の全運転時間にわたって弁遊びを機械的に調節すること
は不要となる。前記オイル供給は既に形成されたシリン
ダヘッドにおいて簡単にかつ廉価に実現され得る。この
場合、前記コラムはそれと同時にガス交換弁の軸線に対
するブリッジの正確に平行な案内を可能にする。さら
に、公知先行技術に比べて比較的小さな構成スペースし
か必要とならない。それと同時に、運動させられる構成
部分数も減じられていて、弁駆動装置の十分な剛性が保
証されている。ブリッジはこのような構成では軽量建築
材料、たとえばアルミニウム、プラスチックまたは繊維
強化プラスチックから形成されていると有利であるが、
しかし中実な鋼または薄板プレス成形材の複合体から成
っていてもよい。
請求項２に記載の本発明の有利な構成では、前記ロー
ラが、前記制御カムの方向で前記ブリッジの外輪郭を越
えて突出しないように配置されている。このような手段
によって、内燃機関の構成高さに全体的に好都合な影響
が与えられる。
ラが、前記制御カムの方向で前記ブリッジの外輪郭を越
えて突出しないように配置されている。このような手段
によって、内燃機関の構成高さに全体的に好都合な影響
が与えられる。
請求項３に記載の本発明の別の有利な構成では、前記
コラムのうちの少なくとも１つが、円形の横断面を有し
ており、前記コラムのうちの少なくとも１つが、回動防
止装置として平らな面取り部を有している。この場合、
ロッド材料のような材料を使用することが廉価で、かつ
製造技術的に簡単になる。
コラムのうちの少なくとも１つが、円形の横断面を有し
ており、前記コラムのうちの少なくとも１つが、回動防
止装置として平らな面取り部を有している。この場合、
ロッド材料のような材料を使用することが廉価で、かつ
製造技術的に簡単になる。
請求項４に記載の本発明のさらに別の有利な構成で
は、前記ブリッジが前記コラムのうちの少なくとも１つ
のコラムと一体に結合されていて、シリンダヘッドに設
けられた孔に係合している。このような構成は個別構成
部分の数に関して特に好都合であることが判かってい
る。
は、前記ブリッジが前記コラムのうちの少なくとも１つ
のコラムと一体に結合されていて、シリンダヘッドに設
けられた孔に係合している。このような構成は個別構成
部分の数に関して特に好都合であることが判かってい
る。
請求項５に記載の本発明のさらに別の有利な構成で
は、前記ブリッジに、前記ローラを支承するために働く
ピンの端範囲を収容するための溝状の切欠きが設けられ
ている。このような構成は製造技術的に簡単に実現され
得る。このピンは、請求項６に記載されているように、
前記ブリッジに設けられたかしめ部によって相対回動防
止をも受けることができる。このような構成は材料消費
や組付けの手間の点で好都合であることが判っている。
請求項７に記載されているように、切欠き内に位置する
前記ピンの端範囲を、この切欠きを閉鎖する補足的もし
くは相補的な部材によって位置固定することも可能であ
る。この場合には、上記かしめ部を形成するためにかか
る手間は不要となる。
は、前記ブリッジに、前記ローラを支承するために働く
ピンの端範囲を収容するための溝状の切欠きが設けられ
ている。このような構成は製造技術的に簡単に実現され
得る。このピンは、請求項６に記載されているように、
前記ブリッジに設けられたかしめ部によって相対回動防
止をも受けることができる。このような構成は材料消費
や組付けの手間の点で好都合であることが判っている。
請求項７に記載されているように、切欠き内に位置する
前記ピンの端範囲を、この切欠きを閉鎖する補足的もし
くは相補的な部材によって位置固定することも可能であ
る。この場合には、上記かしめ部を形成するためにかか
る手間は不要となる。
請求項８に記載の本発明のさらに別の有利な構成で
は、前記ピンの端範囲が、前記ブリッジに別個に嵌め込
まれた支承部材に支承されている。この場合、この支承
部材を前記端範囲にまず結合し、続いて一緒にブリッジ
に嵌め込むことが可能である。
は、前記ピンの端範囲が、前記ブリッジに別個に嵌め込
まれた支承部材に支承されている。この場合、この支承
部材を前記端範囲にまず結合し、続いて一緒にブリッジ
に嵌め込むことが可能である。
請求項９に記載の本発明のさらに別の有利な構成で
は、前記ブリッジが、シリンダヘッドに設けられた切欠
き内に直接に案内されている。このシリンダヘッドがブ
リッジを少なくともその外周面の部分範囲で取り囲んで
いて、この外周面に対して補足的もしくは相補的な対応
形状を有するように前記シリンダヘッドが構成される
と、ブリッジを案内するための別個のコラムを不要にす
ることができる。
は、前記ブリッジが、シリンダヘッドに設けられた切欠
き内に直接に案内されている。このシリンダヘッドがブ
リッジを少なくともその外周面の部分範囲で取り囲んで
いて、この外周面に対して補足的もしくは相補的な対応
形状を有するように前記シリンダヘッドが構成される
と、ブリッジを案内するための別個のコラムを不要にす
ることができる。
以下に、本発明を図面につき詳しく説明する。
第１図は、本発明による装置の縦断面図を示してお
り、 第２図は、第１図のII−II線に沿った断面図を示して
おり、 第３図は、第１図の矢印IIIの方向で見た平面図を示
しており、 第４図は、相並んで配置された２つの本発明による装
置の断面図を示しており、 第５図は、第４図の矢印Ｖの方向で見た平面図を示し
ており、 第６図は、前記実施例に対して変更させられた形式の
ブリッジガイドの平面図を示しており、 第７図は、ピンの支承の変化実施例を示すブリッジの
横断面図を示しており、 第８図は、ピンの支承の第２変化実施例を示す、第７
図に相当する横断面図を示しており、 第９図は、ピンの支承のさらに別の変化実施例を示
す、第７図に相当する横断面図を示しており、 第10図は、別個の保持部分におけるピンの支承変化実
施例を示す、第７図に相当する横断面図を示しており、 第11図〜第14図は、保持部分の種々の実施例を示すブ
リッジの縦断面図を示しており、 第15図は、ブリッジ６の平面図を示しており、 第16図および第17図は、ブリッジにおける遊び補償装
置の案内可能性を示す、第15図のXVI、XVII−XVI、XVII
線に沿った部分断面図を示しており、 第18図〜第20図は、ブリッジの別の横断面図を示して
いる。
り、 第２図は、第１図のII−II線に沿った断面図を示して
おり、 第３図は、第１図の矢印IIIの方向で見た平面図を示
しており、 第４図は、相並んで配置された２つの本発明による装
置の断面図を示しており、 第５図は、第４図の矢印Ｖの方向で見た平面図を示し
ており、 第６図は、前記実施例に対して変更させられた形式の
ブリッジガイドの平面図を示しており、 第７図は、ピンの支承の変化実施例を示すブリッジの
横断面図を示しており、 第８図は、ピンの支承の第２変化実施例を示す、第７
図に相当する横断面図を示しており、 第９図は、ピンの支承のさらに別の変化実施例を示
す、第７図に相当する横断面図を示しており、 第10図は、別個の保持部分におけるピンの支承変化実
施例を示す、第７図に相当する横断面図を示しており、 第11図〜第14図は、保持部分の種々の実施例を示すブ
リッジの縦断面図を示しており、 第15図は、ブリッジ６の平面図を示しており、 第16図および第17図は、ブリッジにおける遊び補償装
置の案内可能性を示す、第15図のXVI、XVII−XVI、XVII
線に沿った部分断面図を示しており、 第18図〜第20図は、ブリッジの別の横断面図を示して
いる。
第１図に縦断面図で示した装置では、シリンダヘッド
１内に相並んで配置された２つのガス交換弁２が、弁ば
ね４によって閉じられた位置に保持されるようになって
いる。前記交換弁は汎用の形式で弁ガイド３内にスライ
ド式に支承されている。前記両ガス交換弁２は同時に操
作されるようになっており、この場合、弁棒端部に、た
とえばハイドロリック式の遊び補償装置５が接触してい
る。この遊び補償装置はビーム形のブリッジ６の互いに
反対の側の端部に長手方向摺動可能に配置されている。
第１図には、右側の遊び補償装置が断面図で示されてい
る。このそれ自体公知の遊び補償装置の内部構造は本発
明にとって重要でないので、詳しい説明は省略する。ブ
リッジ６の真ん中では、ピン７に円筒状の転動体９を介
してローラ８が回転可能に支承されている。このローラ
に対して、カム軸11の制御カム10が転動するようになっ
ている。カム軸11自体は公知の形式でシリンダヘッドに
支承されている。
１内に相並んで配置された２つのガス交換弁２が、弁ば
ね４によって閉じられた位置に保持されるようになって
いる。前記交換弁は汎用の形式で弁ガイド３内にスライ
ド式に支承されている。前記両ガス交換弁２は同時に操
作されるようになっており、この場合、弁棒端部に、た
とえばハイドロリック式の遊び補償装置５が接触してい
る。この遊び補償装置はビーム形のブリッジ６の互いに
反対の側の端部に長手方向摺動可能に配置されている。
第１図には、右側の遊び補償装置が断面図で示されてい
る。このそれ自体公知の遊び補償装置の内部構造は本発
明にとって重要でないので、詳しい説明は省略する。ブ
リッジ６の真ん中では、ピン７に円筒状の転動体９を介
してローラ８が回転可能に支承されている。このローラ
に対して、カム軸11の制御カム10が転動するようになっ
ている。カム軸11自体は公知の形式でシリンダヘッドに
支承されている。
ガス交換弁が閉じられて、制御カム10の基本円がロー
ラ８に沿って転動する段階において、ハイドロリック式
の遊び補償装置は、場合によっては存在する遊びを補償
するようになっている。制御カム10がローラ８に沿って
さらに転動すると、ブリッジ６は均一に下方に向かって
移動させられて、両ガス交換弁２をそれぞれ同じ量だけ
同時に開放する。このためには、ブリッジ６がガス交換
弁２の軸線に対して正確に平行に案内されていることが
必要である。
ラ８に沿って転動する段階において、ハイドロリック式
の遊び補償装置は、場合によっては存在する遊びを補償
するようになっている。制御カム10がローラ８に沿って
さらに転動すると、ブリッジ６は均一に下方に向かって
移動させられて、両ガス交換弁２をそれぞれ同じ量だけ
同時に開放する。このためには、ブリッジ６がガス交換
弁２の軸線に対して正確に平行に案内されていることが
必要である。
第１図から同じく認められるように、ブリッジ６の、
ローラ８を取り囲んで制御カム10に面している外面11a
はトラフ形に構成されている。このようなトラフ構造は
ピン７と転動体９とを備えたローラ８の潤滑を改善する
ためのオイルリザーバとして設けられている。ピン７は
軸方向の両端範囲11bで、ブリッジ６に設けられた収容
部11cに固定されている。この固定形式の別の構成は以
下の図面の説明から認められる。前記収容部11cは別個
に圧入された保持セグメント（図示しない）から成って
いてもよい。ローラ８のためのピン７を支承するための
幾つかの可能性が第７図〜第９図に示されている。
ローラ８を取り囲んで制御カム10に面している外面11a
はトラフ形に構成されている。このようなトラフ構造は
ピン７と転動体９とを備えたローラ８の潤滑を改善する
ためのオイルリザーバとして設けられている。ピン７は
軸方向の両端範囲11bで、ブリッジ６に設けられた収容
部11cに固定されている。この固定形式の別の構成は以
下の図面の説明から認められる。前記収容部11cは別個
に圧入された保持セグメント（図示しない）から成って
いてもよい。ローラ８のためのピン７を支承するための
幾つかの可能性が第７図〜第９図に示されている。
ブリッジ６のガイドは第２図および第３図から認めら
れる。ブリッジ６のガイドは２つのコラムによって行な
われる。片側で閉じられた中空コラムとして形成されて
いるコラム12は、その下端部でシリンダヘッド１に固定
されている。このコラム12はブリッジ６に設けられた一
貫して延びる長手方向孔13に係合している。ブリッジ６
の反対の側では、ブリッジ６が長手方向スリット14を有
しており、このスリットには、第２のコラム15が係合し
ている。この第２のコラムはその下端部で、同じくシリ
ンダヘッド１と結合されている。前記両コラム12,15に
よって、ブリッジ６の充分に平行なガイドが保証されて
いる。両コラム12,15を隣接した部分に固定するため
に、両コラムをプレス嵌めによって、またはねじ込みね
じ山を介してこの場所に固定することが有利であること
が判かっている。
れる。ブリッジ６のガイドは２つのコラムによって行な
われる。片側で閉じられた中空コラムとして形成されて
いるコラム12は、その下端部でシリンダヘッド１に固定
されている。このコラム12はブリッジ６に設けられた一
貫して延びる長手方向孔13に係合している。ブリッジ６
の反対の側では、ブリッジ６が長手方向スリット14を有
しており、このスリットには、第２のコラム15が係合し
ている。この第２のコラムはその下端部で、同じくシリ
ンダヘッド１と結合されている。前記両コラム12,15に
よって、ブリッジ６の充分に平行なガイドが保証されて
いる。両コラム12,15を隣接した部分に固定するため
に、両コラムをプレス嵌めによって、またはねじ込みね
じ山を介してこの場所に固定することが有利であること
が判かっている。
別の変化形では、コラム12,15がブリッジ６に固定さ
れていて、シリンダヘッド１の孔15aに案内されてい
る。
れていて、シリンダヘッド１の孔15aに案内されてい
る。
ブリッジ６を案内するための前記固定形式の組み合わ
せも考えられる。
せも考えられる。
中空に形成されたコラム12はエンジンオイル循環路か
らハイドロリック式の遊び補償装置５にオイルを供給す
るためにも役立つ。この目的のためには、コラム12の下
端部にオイル通路16が開口している。このオイル通路を
通じて、エンジンオイルが供給される。オイルはコラム
12に設けられた孔20を上昇して、横方向孔17と、ブリッ
ジ６に設けられた分配孔18とを介してハイドロリック式
の両遊び補償装置５に流入する。
らハイドロリック式の遊び補償装置５にオイルを供給す
るためにも役立つ。この目的のためには、コラム12の下
端部にオイル通路16が開口している。このオイル通路を
通じて、エンジンオイルが供給される。オイルはコラム
12に設けられた孔20を上昇して、横方向孔17と、ブリッ
ジ６に設けられた分配孔18とを介してハイドロリック式
の両遊び補償装置５に流入する。
第４図および第５図に示した実施例では、相並んで作
動する２つのブリッジ６が、第１図〜第３図に示した実
施例の場合と同様にして案内されている。しかし、両ブ
リッジ６を案内するためには、唯一つのコラム15しか必
要にならない。さらに、案内形式は第２図および第３図
に示した案内形式と完全に一致しているので、詳しい説
明は省略する。しかし、ハイドロリック式の遊び補償装
置の配置形式、ひいてはカム軸の配置に関するガス交換
弁の配置形式は、この場合、上記配置形式とは異なって
いる。第１図〜第３図に示した実施例では、一緒に操作
される両ガス交換弁２の間を結ぶ仮想結合線がカム軸11
に対して平行に延びているのに対して、第４図および第
５図に示した実施例では、前記仮想結合線がカム軸11の
軸線に対して直角に延びている。このような配置形式に
は、内燃機関のシリンダの吸気弁と排気弁とを共通のカ
ム軸によって操作することができるという利点がある。
動する２つのブリッジ６が、第１図〜第３図に示した実
施例の場合と同様にして案内されている。しかし、両ブ
リッジ６を案内するためには、唯一つのコラム15しか必
要にならない。さらに、案内形式は第２図および第３図
に示した案内形式と完全に一致しているので、詳しい説
明は省略する。しかし、ハイドロリック式の遊び補償装
置の配置形式、ひいてはカム軸の配置に関するガス交換
弁の配置形式は、この場合、上記配置形式とは異なって
いる。第１図〜第３図に示した実施例では、一緒に操作
される両ガス交換弁２の間を結ぶ仮想結合線がカム軸11
に対して平行に延びているのに対して、第４図および第
５図に示した実施例では、前記仮想結合線がカム軸11の
軸線に対して直角に延びている。このような配置形式に
は、内燃機関のシリンダの吸気弁と排気弁とを共通のカ
ム軸によって操作することができるという利点がある。
第６図には、ブリッジ６の平面図が示されている。こ
のブリッジは互いに向かい合って位置して互いに直角に
傾けられたプリズム形面19を有しており、これらのプリ
ズム形面はシリンダヘッド１に設けられた対応する対応
面と協働し、ひいてはブリッジ６の正確な案内を保証し
ている。
のブリッジは互いに向かい合って位置して互いに直角に
傾けられたプリズム形面19を有しており、これらのプリ
ズム形面はシリンダヘッド１に設けられた対応する対応
面と協働し、ひいてはブリッジ６の正確な案内を保証し
ている。
第７図に示した実施例では、ピン７がその端範囲11b
で、ブリッジ６に設けられた溝形の切欠き21に収容され
ている。溝底部22は半円形に形成されている。溝形の切
欠きの幅は、この幅がほぼピンの直径に相当するように
設定されると有利である。しかし、前記幅は、プレス嵌
め結合を得る目的でピンの直径よりも少しだけ小さく形
成されていてもよい。
で、ブリッジ６に設けられた溝形の切欠き21に収容され
ている。溝底部22は半円形に形成されている。溝形の切
欠きの幅は、この幅がほぼピンの直径に相当するように
設定されると有利である。しかし、前記幅は、プレス嵌
め結合を得る目的でピンの直径よりも少しだけ小さく形
成されていてもよい。
第８図に示した実施例では、第７図に示したピン７の
端範囲11bの収容部が示されているが、この場合、ピン
７はブリッジ６に設けられた、かしめ部23によって位置
固定と回動防止とを受ける。
端範囲11bの収容部が示されているが、この場合、ピン
７はブリッジ６に設けられた、かしめ部23によって位置
固定と回動防止とを受ける。
第９図には、第７図に示したピン７の別の支承形式が
示されている。しかし、ピン７は部材24によって切欠き
21内に位置固定される。
示されている。しかし、ピン７は部材24によって切欠き
21内に位置固定される。
さらに第10図に認められるように、ピン７の端範囲11
bはブリッジ６に別個に嵌め込まれた保持部分に支承さ
れていてもよい。この保持部分は半円形の支承部材25と
して形成されており、この支承部材には、端範囲11bを
収容するための孔26が設けられている。支承部材25はブ
リッジ６に設けられた補足的なポケット27に支持されて
いる。この支承部材25は箱形のジオメトリまたは別のジ
オメトリを有していてもよい。
bはブリッジ６に別個に嵌め込まれた保持部分に支承さ
れていてもよい。この保持部分は半円形の支承部材25と
して形成されており、この支承部材には、端範囲11bを
収容するための孔26が設けられている。支承部材25はブ
リッジ６に設けられた補足的なポケット27に支持されて
いる。この支承部材25は箱形のジオメトリまたは別のジ
オメトリを有していてもよい。
第11図に示したように、板として形成された支承部材
25に孔26が偏心的に配置されている。このことは、ブリ
ッジ６におけるローラ８に与えられた自由構成スペース
にローラ８を最適に組み込むために必要となり得る。
25に孔26が偏心的に配置されている。このことは、ブリ
ッジ６におけるローラ８に与えられた自由構成スペース
にローラ８を最適に組み込むために必要となり得る。
第12図および第13図には、支承部材25の種々の実施例
が示されている。この支承部材はスリーブ状の区分28を
備えていると有利である。この区分28はピン７のために
滑り軸受けを形成している。区分28には本発明による装
置の全寿命にわたって摩耗が生じるが、その場合には、
摩耗した区分をその都度新しい区分と簡単に交換するこ
とができる。
が示されている。この支承部材はスリーブ状の区分28を
備えていると有利である。この区分28はピン７のために
滑り軸受けを形成している。区分28には本発明による装
置の全寿命にわたって摩耗が生じるが、その場合には、
摩耗した区分をその都度新しい区分と簡単に交換するこ
とができる。
第14図には、第11図〜第13図に示したし支承部材25の
有利な改良形が示されている。軸方向における位置固定
のためには、この支承部材が曲げられた端範囲29を有し
ている。この端範囲29は組付け過程において、支承部材
25のための正確なストッパを形成する。
有利な改良形が示されている。軸方向における位置固定
のためには、この支承部材が曲げられた端範囲29を有し
ている。この端範囲29は組付け過程において、支承部材
25のための正確なストッパを形成する。
第15図〜第17図に示したように、遊び補償装置５のた
めのガイドは、ピン７を支承するための、有利にはプレ
ス嵌めされた収容ブシュ30として構成されていてもよ
い。位置固定のための収容ブシュ30の、制御カム10（図
示しない）とは反対の側の開いた、環状に形成された範
囲31は縁曲げ部32を備えている。この縁曲げ部はブリッ
ジ６に支持されている。第17図には、第16図に示した収
容ブシュ30が示されているが、この収容ブシュはその閉
じられた軸方向の端範囲33で、ブリッジ６に閉じられて
形成された部分34に支持されている。第15図〜第17図か
ら認められる、収容ブシュ30のこのような構成可能性に
基づき、遊び補償装置５を収容するための長手方向孔13
は製作時にあとからの精密加工を必要としなくなる。収
容ブシュ30は生じる表面粗さや製造誤差を、ある程度の
範囲で補償することができる。
めのガイドは、ピン７を支承するための、有利にはプレ
ス嵌めされた収容ブシュ30として構成されていてもよ
い。位置固定のための収容ブシュ30の、制御カム10（図
示しない）とは反対の側の開いた、環状に形成された範
囲31は縁曲げ部32を備えている。この縁曲げ部はブリッ
ジ６に支持されている。第17図には、第16図に示した収
容ブシュ30が示されているが、この収容ブシュはその閉
じられた軸方向の端範囲33で、ブリッジ６に閉じられて
形成された部分34に支持されている。第15図〜第17図か
ら認められる、収容ブシュ30のこのような構成可能性に
基づき、遊び補償装置５を収容するための長手方向孔13
は製作時にあとからの精密加工を必要としなくなる。収
容ブシュ30は生じる表面粗さや製造誤差を、ある程度の
範囲で補償することができる。
第18図〜第20図には、制御カム10に面したローラ８の
範囲におけるブリッジ６の構成の可能性が示されてい
る。簡単な手段は第18図に示した手段である。この場
合、ローラ８がブリッジ６の範囲で開いて構成されてい
る。たとえば、組付け時にローラ８のための支持面が必
要とされると、ブリッジ６をローラ８の範囲で半円形に
形成するか、または第20図に示したように方形に形成す
ることが可能である。
範囲におけるブリッジ６の構成の可能性が示されてい
る。簡単な手段は第18図に示した手段である。この場
合、ローラ８がブリッジ６の範囲で開いて構成されてい
る。たとえば、組付け時にローラ８のための支持面が必
要とされると、ブリッジ６をローラ８の範囲で半円形に
形成するか、または第20図に示したように方形に形成す
ることが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−201304（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−162202（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−182209（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−7208（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−119509（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F01L 1/00
Claims (9)
- 【請求項１】内燃機関の２つのガス交換弁（２）を同時
に操作するための装置であって、少なくとも１つのコラ
ム（12または15）を介して案内されたビーム形のブリッ
ジ（６）が設けられていて、該ブリッジの両端範囲が遊
び補償装置（５）を有しており、該遊び補償装置がガス
交換弁（２）の弁棒端部と接触しており、前記ブリッジ
（６）が、前記コラム（12または15）のうちの少なくと
も１つを介して、内燃機関のシリンダヘッド（１）内で
ガス交換弁（２）の軸線に対して平行に案内されてお
り、前記ブリッジが前記両遊び補償装置（５）の間の真
ん中に、回転可能に支承されたローラ（８）を有してお
り、該ローラに沿って制御カム（10）が直接に接触して
転動するようになっている形式のものにおいて、前記ブ
リッジ（６）とガス交換弁（２）の弁棒端部との間に生
じる弁遊びが、ハイドロリック的に自動的に作用する遊
び補償装置（５）を介して補償されるようになってお
り、少なくとも１つのコラム（12,15）に、シリンダヘ
ッド（１）のオイル通路（16）に開口した下端部を備え
ている孔（20）が設けられており、該孔（20）が、前記
遊び補償装置（５）へのオイル供給のための少なくとも
１つの横方向孔（17）を備えていることを特徴とする、
内燃機関の２つのガス交換弁を同時に操作するための装
置。 - 【請求項２】前記ローラ（８）が、前記制御カム（10）
の方向で前記ブリッジ（６）の外輪郭を越えて突出しな
いように配置されている、請求項１記載の装置。 - 【請求項３】前記コラム（12,15）のうちの少なくとも
１つが、円形の横断面を有しており、前記コラム（12,1
5）のうちの少なくとも１つが、回動防止装置として平
らな面取り部（38）を有している、請求項１記載の装
置。 - 【請求項４】前記ブリッジ（６）が前記コラム（12,1
5）のうちの少なくとも１つと一体に結合されていて、
シリンダヘッド（１）に設けられた孔（15a）に係合し
ている、請求項１記載の装置。 - 【請求項５】前記ブリッジ（６）に、前記ローラ（８）
を支承するために働くピン（７）の端範囲（11b）を収
容するための溝状の切欠き（21）が設けられている、請
求項１から４までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項６】前記ピン（７）の端範囲（11b）を位置固
定するための位置固定部および／または前記端範囲の回
動を防止するための回動防止部が、前記切欠き（21）の
範囲で前記ブリッジ（６）に設けられた少なくとも１つ
のかしめ部（23）によって形成されている、請求項５記
載の装置。 - 【請求項７】前記ピン（７）の端範囲（11b）の位置固
定部および／または回動防止部が、前記切欠き（21）に
対して補足的で、しかも前記切欠き（21）を閉鎖する少
なくとも１つの部材（24）によって形成されている、請
求項５記載の装置。 - 【請求項８】前記ピン（７）の端範囲（11b）が別個の
支承部材（25）に支承されており、該支承部材が、前記
ブリッジ（６）に固定されている、請求項１から７まで
のいずれか１項記載の装置。 - 【請求項９】前記ブリッジ（６）が、互いに傾斜させら
れたプリズム形面（19）から成っており、各プリズム形
面（19）が、シリンダヘッド（１）に設けられた対応す
る対応面（19a）と協働するようになっている、請求項
１記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4039256.2 | 1990-12-08 | ||
| DE4039256A DE4039256C2 (de) | 1990-12-08 | 1990-12-08 | Einrichtung zur gleichzeitigen Betätigung zweier Gaswechselventile einer Brennkraftmaschine |
| PCT/EP1991/002245 WO1992010650A1 (de) | 1990-12-08 | 1991-11-27 | Einrichtung zur gleichzeitigen betätigung zweier gaswechselventile einer brennkraftmaschine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06503142A JPH06503142A (ja) | 1994-04-07 |
| JP3323196B2 true JP3323196B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=6419907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50032892A Expired - Fee Related JP3323196B2 (ja) | 1990-12-08 | 1991-11-27 | 内燃機関の２つのガス交換弁を同時に操作するための装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5261361A (ja) |
| EP (1) | EP0560812B1 (ja) |
| JP (1) | JP3323196B2 (ja) |
| BR (1) | BR9107154A (ja) |
| DE (2) | DE4039256C2 (ja) |
| WO (1) | WO1992010650A1 (ja) |
Families Citing this family (36)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4226760A1 (de) * | 1992-08-13 | 1994-02-17 | Opel Adam Ag | Ventiltrieb für zumindest zwei gleichzeitig betätigbare Hubventile |
| DE4228796A1 (de) * | 1992-08-29 | 1994-03-03 | Porsche Ag | Ventilantriebsanordnung für eine Brennkraftmaschine |
| DE4230227A1 (de) * | 1992-09-10 | 1994-03-17 | Porsche Ag | Ventiltrieb für Brennkraftmaschinen |
| US5361733A (en) * | 1993-01-28 | 1994-11-08 | General Motors Corporation | Compact valve lifters |
| DE4309602C2 (de) * | 1993-03-24 | 1997-01-09 | Bayerische Motoren Werke Ag | Ventilstößel für zumindest zwei Brennkraftmaschinen-Hubventile |
| DE4338845C2 (de) * | 1993-11-13 | 1998-03-26 | Schaeffler Waelzlager Kg | Vorrichtung zum gleichzeitigen Betätigen zweier Gaswechselventile |
| GB9401248D0 (en) * | 1994-01-24 | 1994-03-23 | Lotus Car | Cam mechanisms |
| DE4410122C2 (de) * | 1994-03-24 | 2003-05-08 | Ina Schaeffler Kg | Verbindung einer Führungsschiene einer Ventilbetätigungseinrichtung mit einem Nockenwellenlager |
| DE4410123C2 (de) * | 1994-03-24 | 2003-02-20 | Ina Schaeffler Kg | Ölversorgung bei einer Ventilbetätigungseinrichtung |
| DE9405442U1 (de) * | 1994-03-31 | 1995-08-03 | Fev Motorentech Gmbh & Co Kg | 4-Ventil-Kolbenbrennkraftmaschine |
| DE9406190U1 (de) * | 1994-04-14 | 1994-06-09 | Schaeffler Waelzlager Kg | Vorrichtung zur gleichzeitigen Betätigung von zumindest zwei Gaswechselventilen |
| DE4415270A1 (de) * | 1994-04-30 | 1995-11-02 | Opel Adam Ag | Einrichtung zur gleichzeitigen Betätigung zweier Gaswechselventile einer Brennkraftmaschine |
| DE9411680U1 (de) * | 1994-07-19 | 1994-09-15 | Schaeffler Waelzlager Kg | Einrichtung zur gleichzeitigen Betätigung von zumindest zwei Gaswechselventilen |
| DE19519399A1 (de) * | 1995-05-26 | 1996-11-28 | Schaeffler Waelzlager Kg | Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine |
| US5606939A (en) * | 1995-10-30 | 1997-03-04 | General Motors Corporation | Valve actuation assembly |
| US5921209A (en) * | 1997-08-29 | 1999-07-13 | Chrysler Corporation | Roller arrangement for valve train mechanism |
| DE19749079B4 (de) * | 1997-11-06 | 2007-12-20 | Schaeffler Kg | Nockenfolger eines Ventiltriebs einer Brennkraftmaschine |
| DE19803246A1 (de) * | 1998-01-28 | 1999-08-05 | Meta Motoren Energietech | Vorrichtung zum Betätigen wenigstens eines Ladungswechselventils einer Brennkraftmaschine |
| US5931133A (en) * | 1998-05-18 | 1999-08-03 | General Motors Corporation | Roller cam follower bearing shaft retention |
| US7263956B2 (en) * | 1999-07-01 | 2007-09-04 | Delphi Technologies, Inc. | Valve lifter assembly for selectively deactivating a cylinder |
| DE19958314A1 (de) * | 1999-12-03 | 2001-06-07 | Mahle Ventiltrieb Gmbh | Rollenstößel |
| DE10146129A1 (de) | 2001-09-19 | 2003-04-03 | Ina Schaeffler Kg | Schaltelement für einen Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine |
| ES2243886T3 (es) * | 2002-02-06 | 2005-12-01 | Ina-Schaeffler Kg | Elemento de conmutacion para un accionamiento por valvula de un motor de combustion interna. |
| JP2008115818A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Otics Corp | ロッカアーム |
| DE102008057830A1 (de) | 2007-11-21 | 2009-05-28 | Schaeffler Kg | Abschaltbarer Stößel |
| US8196556B2 (en) * | 2009-09-17 | 2012-06-12 | Delphi Technologies, Inc. | Apparatus and method for setting mechanical lash in a valve-deactivating hydraulic lash adjuster |
| DE102012219506A1 (de) * | 2012-10-02 | 2014-04-03 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Hebelartiger Nockenfolger |
| BR112016001719A2 (pt) * | 2013-07-26 | 2017-09-05 | Ibos Innovations Pty Ltd | Máquina de pistão |
| CN104791036B (zh) * | 2015-03-27 | 2017-04-05 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种发动机配气机构 |
| US11319841B2 (en) * | 2018-08-08 | 2022-05-03 | Eaton Intelligent Power Limited | Hybrid variable valve actuation system |
| EP3877631A4 (en) * | 2018-11-06 | 2022-08-10 | Jacobs Vehicle Systems, Inc. | VALVE BRIDGE SYSTEMS INCLUDING VALVE BRIDGE GUIDE |
| US11053819B2 (en) | 2018-11-06 | 2021-07-06 | Jacobs Vehicle Systems, Inc. | Valve bridge systems comprising valve bridge guide |
| US11319842B2 (en) * | 2018-11-06 | 2022-05-03 | Jacobs Vehicle Systems, Inc. | Valve bridge comprising concave chambers |
| US11220933B2 (en) | 2020-05-04 | 2022-01-11 | Caterpillar Inc. | Valve lifter anti-rotation device having cantilever bridge |
| US11236642B2 (en) | 2020-05-04 | 2022-02-01 | Caterpillar Inc. | Valve lifter anti-rotation device and valve lifter assembly in valve actuation system |
| CN114704391B (zh) * | 2022-05-06 | 2023-03-21 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种发动机停缸控制装置及控制方法 |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR484035A (fr) * | 1916-03-03 | 1917-08-28 | Des Anciens Etablissements Panhard Et Levassor | Commande de soupapes |
| FR495639A (fr) * | 1917-09-29 | 1919-10-14 | Alessandro Anzani | Commande de soupapes pour moteurs à explosions |
| FR555853A (fr) * | 1922-09-11 | 1923-07-07 | Aviation Louis Breguet Sa | Commande de distribution pour moteur à soupapes |
| GB465540A (en) * | 1936-01-31 | 1937-05-10 | Fairey Aviat Co Ltd | Improvements in or relating to valve mechanism for internal combustion engines |
| US2380051A (en) * | 1943-04-22 | 1945-07-10 | Gen Motors Corp | Hydraulic valve adjusting means |
| US4677723A (en) * | 1976-09-08 | 1987-07-07 | Precision Screw Machine Company | Valve bridge construction method |
| US4231267A (en) * | 1978-11-01 | 1980-11-04 | General Motors Corporation | Roller hydraulic valve lifter |
| FR2553823B3 (fr) * | 1983-10-25 | 1986-01-03 | Renault | Poussoir de soupape pour moteurs a combustion interne et arbres a cames en tete |
| DE3624108A1 (de) * | 1986-07-17 | 1988-01-28 | Opel Adam Ag | Ventiltrieb fuer zumindest zwei gleichzeitig zu betaetigende ventile |
| IT1195192B (it) * | 1986-10-07 | 1988-10-12 | Fiat Auto Spa | Comando valvole per motori ad alberi a camme in testa |
| US4924821A (en) * | 1988-12-22 | 1990-05-15 | General Motors Corporation | Hydraulic lash adjuster and bridge assembly |
| DE59200059D1 (de) * | 1991-03-12 | 1994-03-17 | Avl Verbrennungskraft Messtech | Zylinderkopf einer Brennkraftmaschine. |
-
1990
- 1990-12-08 DE DE4039256A patent/DE4039256C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-11-27 US US07/976,973 patent/US5261361A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-27 WO PCT/EP1991/002245 patent/WO1992010650A1/de active IP Right Grant
- 1991-11-27 JP JP50032892A patent/JP3323196B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-27 DE DE59105475T patent/DE59105475D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-27 EP EP91920515A patent/EP0560812B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-27 BR BR9107154A patent/BR9107154A/pt not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4039256A1 (de) | 1992-06-11 |
| WO1992010650A1 (de) | 1992-06-25 |
| EP0560812A1 (en) | 1993-09-22 |
| BR9107154A (pt) | 1994-04-19 |
| EP0560812B1 (de) | 1995-05-10 |
| DE59105475D1 (de) | 1995-06-14 |
| DE4039256C2 (de) | 1996-05-09 |
| US5261361A (en) | 1993-11-16 |
| JPH06503142A (ja) | 1994-04-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3323196B2 (ja) | 内燃機関の２つのガス交換弁を同時に操作するための装置 | |
| JPH06317111A (ja) | ローラ弁リフタ | |
| US20060042577A1 (en) | Variable valve actuation device of internal combustion engine | |
| EP0512698A1 (en) | Adjustable valve system for an internal combustion engine | |
| JPH0452847B2 (ja) | ||
| US7418936B2 (en) | Engine and valvetrain with compact rocker arm and fulcrum assembly for internal combustion engines | |
| JPS60184910A (ja) | ロツカ・ア−ム組立体 | |
| JPH06299833A (ja) | 内燃機関の弁機構 | |
| CA1309625C (en) | Engine valve train module | |
| US5622146A (en) | Finger lever for actuating gas exchange valves | |
| JP4546427B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁機構 | |
| US7647903B2 (en) | Variable valve lift device of internal combustion engine | |
| GB2358436A (en) | Valve operating system in internal combustion engines | |
| FI104012B (fi) | Laite suihkutuspumpun käyttämiseksi | |
| EP1113148B1 (en) | Valve operating system in internal combustion engine | |
| EP1687513B1 (en) | Double roller cam follower | |
| US6318322B1 (en) | Valve drive of an internal combustion engine | |
| JP3263118B2 (ja) | エンジンのシリンダヘッド構造 | |
| US5325826A (en) | Journal bearing oil diverter | |
| DE19719265A1 (de) | Einspritzsystem einer Brennkraftmaschine | |
| WO2005033562A9 (en) | Double roller cam follower | |
| JP2537341B2 (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
| EP1279797B1 (en) | A rocker arm mechanism for actuating valves in internal combustion engines | |
| US5623899A (en) | Valve timing gear for an internal combustion engine | |
| JP5197399B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |