JP2537341B2 - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents
内燃機関の動弁装置Info
- Publication number
- JP2537341B2 JP2537341B2 JP5532584A JP5532584A JP2537341B2 JP 2537341 B2 JP2537341 B2 JP 2537341B2 JP 5532584 A JP5532584 A JP 5532584A JP 5532584 A JP5532584 A JP 5532584A JP 2537341 B2 JP2537341 B2 JP 2537341B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocker arm
- plunger
- spring
- valve
- cylinder body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/18—Rocking arms or levers
- F01L1/185—Overhead end-pivot rocking arms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/20—Adjusting or compensating clearance
- F01L1/22—Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically
- F01L1/24—Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically by fluid means, e.g. hydraulically
- F01L1/2405—Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically by fluid means, e.g. hydraulically by means of a hydraulic adjusting device located between the cylinder head and rocker arm
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/18—Rocking arms or levers
- F01L2001/187—Clips, e.g. for retaining rocker arm on pivot
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シリンダヘッドに設けた油圧式ラッシュア
ジャスタのプランジャのピボットヘッドに一端回動自在
に取付けたロッカーアームを備え、ロッカーアームの下
面にエンジンバルブを、又その上面にカムを当接してな
る内燃機関に用いられる動弁装置に関する。
ジャスタのプランジャのピボットヘッドに一端回動自在
に取付けたロッカーアームを備え、ロッカーアームの下
面にエンジンバルブを、又その上面にカムを当接してな
る内燃機関に用いられる動弁装置に関する。
この種の動弁にあっては、カムの駆動に伴ってバルブ
が押し開かれたとき、バルブスプリング力がロッカーア
ームに伝えられ、動弁装置のジオメトリーによっては、
ピボットヘッドに大きな横分力が加わる場合があり、こ
の横分力によって油圧式ラッシュアジャスタのプランジ
ャがシリンダボディとの摺動部において大きな摩擦力を
受け、油圧式ラッシュアジャスタが円滑に働かなくなっ
たり、摺動部の耐久性が低下したりする問題があった。
が押し開かれたとき、バルブスプリング力がロッカーア
ームに伝えられ、動弁装置のジオメトリーによっては、
ピボットヘッドに大きな横分力が加わる場合があり、こ
の横分力によって油圧式ラッシュアジャスタのプランジ
ャがシリンダボディとの摺動部において大きな摩擦力を
受け、油圧式ラッシュアジャスタが円滑に働かなくなっ
たり、摺動部の耐久性が低下したりする問題があった。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、油圧式ラッシュアジャスタのプランジャに加わ
る水平方向荷重を軽減させるようにした内燃機関の動弁
装置を提供するにある。
もので、油圧式ラッシュアジャスタのプランジャに加わ
る水平方向荷重を軽減させるようにした内燃機関の動弁
装置を提供するにある。
本発明によれば、ロッカーアームの一端を、シリンダ
ヘッドに設けられた油圧式ラッシュアジャスタのプラン
ジャのピボットヘッドに取付け、ロッカーアームの下面
にエンジンバルブを、又その上面にカムを当接した動弁
装置において、一端をシリンダボディに連結し、他端を
ロッカーアームの端面に当接し、ロッカーアームに前記
プランジャの軸方向成分よりも大きな水平方向成分の力
を発生させるスプリングを設け、前記ピボットヘッドに
加わる水平方向分力の平均の偏りを相殺させたことを特
徴とする内燃機関の動弁装置を提供する。
ヘッドに設けられた油圧式ラッシュアジャスタのプラン
ジャのピボットヘッドに取付け、ロッカーアームの下面
にエンジンバルブを、又その上面にカムを当接した動弁
装置において、一端をシリンダボディに連結し、他端を
ロッカーアームの端面に当接し、ロッカーアームに前記
プランジャの軸方向成分よりも大きな水平方向成分の力
を発生させるスプリングを設け、前記ピボットヘッドに
加わる水平方向分力の平均の偏りを相殺させたことを特
徴とする内燃機関の動弁装置を提供する。
以下、この発明の動弁装置の実施例を図面に基づいて
説明する。先ず第１図乃至第３図において、本発明の動
弁装置はシリンダヘッド１に設けられた油圧式ラッシュ
アジャスタのプランジャ11のピボットヘッド11′に一端
が回動自在に取付けられたロッカーアーム３を有し、ロ
ッカーアーム３の他端にはその下方にエンジンバルブ２
が接し、上方にはカム４が当接している。
説明する。先ず第１図乃至第３図において、本発明の動
弁装置はシリンダヘッド１に設けられた油圧式ラッシュ
アジャスタのプランジャ11のピボットヘッド11′に一端
が回動自在に取付けられたロッカーアーム３を有し、ロ
ッカーアーム３の他端にはその下方にエンジンバルブ２
が接し、上方にはカム４が当接している。
プランジャ11はエンジンシリンダヘッド１に固設され
たシリンダボディ12内に摺動自在に嵌入し、シリンダボ
ディ12の上端外周に固定されたストッパ14によりシリン
ダボディから抜け出さないようにされている。プランジ
ャ11内にはリバーザ室15が設けられ、プランジャ11とシ
リンダボディ12との間には高圧室22が形成され、プラン
ジャ下端には高圧室からリザーバ室への流れを防ぐ、チ
ェックボール18、チェックスプリング19、リテーナ20よ
りなるチェック弁が設けられている。リザーバ室には油
供給穴16および17を通ってシリンダヘッド油回路６から
油が供給される。
たシリンダボディ12内に摺動自在に嵌入し、シリンダボ
ディ12の上端外周に固定されたストッパ14によりシリン
ダボディから抜け出さないようにされている。プランジ
ャ11内にはリバーザ室15が設けられ、プランジャ11とシ
リンダボディ12との間には高圧室22が形成され、プラン
ジャ下端には高圧室からリザーバ室への流れを防ぐ、チ
ェックボール18、チェックスプリング19、リテーナ20よ
りなるチェック弁が設けられている。リザーバ室には油
供給穴16および17を通ってシリンダヘッド油回路６から
油が供給される。
ロッカーアーム３の端面にはスプリング取付凹部５が
設けられ、シリンダボディにはスプリングステー固定溝
13が設けられ、ステー固定溝13に、アーム８′をもった
スプリングステー８が固定される。コイルスプリング７
は、その一端７′がスプリングステー８のアーム８′に
連結され、他端７″はスプリング取付部５に係合してロ
ッカーアーム３に横方向の力を加えている。
設けられ、シリンダボディにはスプリングステー固定溝
13が設けられ、ステー固定溝13に、アーム８′をもった
スプリングステー８が固定される。コイルスプリング７
は、その一端７′がスプリングステー８のアーム８′に
連結され、他端７″はスプリング取付部５に係合してロ
ッカーアーム３に横方向の力を加えている。
第４図および第５図はスプリングの変形例を示し、こ
の例ではスプリング９は引張りばねからなり、その一端
９′はシリンダボディ12に固定されるスプリングステー
10のアーム10′に連結され、他端９″はロッカーアーム
３の端面に設けられたスプリング取付凹部５に係合す
る。
の例ではスプリング９は引張りばねからなり、その一端
９′はシリンダボディ12に固定されるスプリングステー
10のアーム10′に連結され、他端９″はロッカーアーム
３の端面に設けられたスプリング取付凹部５に係合す
る。
第６図および第７図に示す例では、コイルスプリング
31の一端はスプリングステー31として形成され、このス
テー31′はシリンダボデーに装着され、他端31″はロッ
カーアーム３の端面に圧接される。
31の一端はスプリングステー31として形成され、このス
テー31′はシリンダボデーに装着され、他端31″はロッ
カーアーム３の端面に圧接される。
第８図および第９図に示す例では、スプリングがシリ
ンダボデーに装着されるステー32′と一体に形成された
板ばね32からなり、その先端はロッカーアーム３の端面
に圧接される。
ンダボデーに装着されるステー32′と一体に形成された
板ばね32からなり、その先端はロッカーアーム３の端面
に圧接される。
次に本発明による動弁装置の作用を説明すると、カム
４がロッカーアーム３に作動してエンジンバルブが開く
と、プランジャ11に荷重が加わり、チェック弁が閉じ高
圧室22に高圧が発生し荷重をささえる。この時シリンダ
12とプランジャ11との間のわずかな隙間を通して高圧室
22から油が漏れ、その分プランジャ11はわずかに変位す
る。
４がロッカーアーム３に作動してエンジンバルブが開く
と、プランジャ11に荷重が加わり、チェック弁が閉じ高
圧室22に高圧が発生し荷重をささえる。この時シリンダ
12とプランジャ11との間のわずかな隙間を通して高圧室
22から油が漏れ、その分プランジャ11はわずかに変位す
る。
エンジンバルブが閉じるとリターンスプリング21の復
元力によってプランジャ11が上昇し、この時チェック弁
が開いてリザーバ室15より高圧室22へ油が供給され、リ
ザーバ室はシリンダヘッド油回路より油供給口17,16を
通って油が供給される。
元力によってプランジャ11が上昇し、この時チェック弁
が開いてリザーバ室15より高圧室22へ油が供給され、リ
ザーバ室はシリンダヘッド油回路より油供給口17,16を
通って油が供給される。
シリンダボディに対して固定されたロッカーアームス
プリングはプランジャの動きおよびロッカーアームの動
きに従って揺動し、ロッカーアームを介してプランジャ
に横荷重成分を加えているから、プランジャに加えられ
る過大な横荷重はこれによって相殺され、プランジャの
摺動方向の動きを阻害する摩擦力は抑えられる。従って
プランジャはシリンダボディ内で円滑に摺動できる。こ
のことは、第10図のグラフから明瞭に理解できる。第10
図ａはカムの角度を横軸に、バルブ変位を縦軸に示し、
第10図ｂ、ｃはそれと位相を合わせて、第10図ｂがプラ
ンジャの軸方向成分を、第10図ｃが水平方向成分を表し
ている。プランジャのピボットヘッドはカムからバルブ
と対向する方向にのみ偏った水平分力を受けているが、
これは、本発明によるスプリングの水平分力によって相
殺されて過大な横荷重は減じられていることがわかる。
プリングはプランジャの動きおよびロッカーアームの動
きに従って揺動し、ロッカーアームを介してプランジャ
に横荷重成分を加えているから、プランジャに加えられ
る過大な横荷重はこれによって相殺され、プランジャの
摺動方向の動きを阻害する摩擦力は抑えられる。従って
プランジャはシリンダボディ内で円滑に摺動できる。こ
のことは、第10図のグラフから明瞭に理解できる。第10
図ａはカムの角度を横軸に、バルブ変位を縦軸に示し、
第10図ｂ、ｃはそれと位相を合わせて、第10図ｂがプラ
ンジャの軸方向成分を、第10図ｃが水平方向成分を表し
ている。プランジャのピボットヘッドはカムからバルブ
と対向する方向にのみ偏った水平分力を受けているが、
これは、本発明によるスプリングの水平分力によって相
殺されて過大な横荷重は減じられていることがわかる。
本発明により、シリンダボディ内でのプランジャの摺
動方向の動きを阻害する摩擦力は抑制される効果があ
る。
動方向の動きを阻害する摩擦力は抑制される効果があ
る。
第１図は本発明による第１の動弁装置の側面図、第２図
はロッカーアームと油圧式ラッシュアジャスタの関係を
示す断面図、第３図はスプリングおよびステーの傾斜
図、第４図は第２の動弁装置の側面図、第５図はそのス
プリングおよびステーの斜視図、第６図は第３の動弁装
置の側面図、第７図はそのスプリングの斜視図、第８図
は第４の動弁装置の側面図、第９図はそのスプリングの
斜視図、第10図はカムの角度とバルブ変位、プランジャ
の軸方向分力、ピボットの水平方向分力の関係を示すグ
ラフである。 １……シリンダヘッド、２……エンジンバルブ、３……
ロッカーアーム、４……カム、11……プランジャ、12…
…シリンダボディ、11′……ピボットヘッド、7,9,31,3
2……スプリング。
はロッカーアームと油圧式ラッシュアジャスタの関係を
示す断面図、第３図はスプリングおよびステーの傾斜
図、第４図は第２の動弁装置の側面図、第５図はそのス
プリングおよびステーの斜視図、第６図は第３の動弁装
置の側面図、第７図はそのスプリングの斜視図、第８図
は第４の動弁装置の側面図、第９図はそのスプリングの
斜視図、第10図はカムの角度とバルブ変位、プランジャ
の軸方向分力、ピボットの水平方向分力の関係を示すグ
ラフである。 １……シリンダヘッド、２……エンジンバルブ、３……
ロッカーアーム、４……カム、11……プランジャ、12…
…シリンダボディ、11′……ピボットヘッド、7,9,31,3
2……スプリング。
Claims (1)
- 【請求項１】ロッカーアームの一端を、シリンダヘッド
に設けられた油圧式ラッシュアジャスタのプランジャの
ピボットヘッドに取付け、ロッカーアームの下面にエン
ジンバルブを、又その上面にカムを当接した動弁装置に
おいて、一端をシリンダボディに連結し、他端をロッカ
ーアームの端面に当接し、ロッカーアームに前記プラン
ジャの軸方向成分よりも大きな水平方向成分の力を発生
させるスプリングを設け、前記ピボットヘッドに加わる
水平方向分力の平均の偏りを相殺させたことを特徴とす
る内燃機関の動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5532584A JP2537341B2 (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 内燃機関の動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5532584A JP2537341B2 (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 内燃機関の動弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60198313A JPS60198313A (ja) | 1985-10-07 |
| JP2537341B2 true JP2537341B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=12995386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5532584A Expired - Lifetime JP2537341B2 (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 内燃機関の動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537341B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008002746A2 (en) * | 2006-06-26 | 2008-01-03 | Timken Us Corporation | Coupling device |
| DE102006031945A1 (de) * | 2006-07-11 | 2008-01-24 | Schaeffler Kg | Schaltbarer Schlepphebel eines Ventiltriebs einer Brennkraftmaschine |
| CN101815847A (zh) * | 2007-09-18 | 2010-08-25 | 美国光洋轴承有限责任公司 | 联接装置 |
| JP5137627B2 (ja) * | 2008-03-07 | 2013-02-06 | 株式会社オティックス | ロッカアームユニット及びロッカアームユニットの組立方法 |
| JP5355296B2 (ja) | 2009-08-18 | 2013-11-27 | 株式会社オティックス | ロッカアームユニット |
| CN103061838B (zh) * | 2012-12-18 | 2015-09-09 | 江门市大长江集团有限公司 | 摩托车发动机低噪声气门摇臂组件 |
-
1984
- 1984-03-23 JP JP5532584A patent/JP2537341B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60198313A (ja) | 1985-10-07 |
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