JP3322369B2 - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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JP3322369B2
JP3322369B2 JP33691893A JP33691893A JP3322369B2 JP 3322369 B2 JP3322369 B2 JP 3322369B2 JP 33691893 A JP33691893 A JP 33691893A JP 33691893 A JP33691893 A JP 33691893A JP 3322369 B2 JP3322369 B2 JP 3322369B2
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JP
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shower head
hook
shower
faucet unit
faucet
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年雄 桂
忠夫 鎌田
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東陶機器株式会社
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗面化粧台、より詳しく
は、引出し可能なシャワーヘッドを備えた洗面化粧台に
関する。
【0002】
【従来の技術】洗面器や化粧鏡を備えた洗面化粧台は、
洗面や化粧等の基本機能に加え、近年、より快適性の向
上また意匠性の向上などが要求されるようになり、これ
に対応して、シャワーヘッドを引出し可能とし、また洗
面器を大きくすることによって洗髪機能を持たせたもの
が開発されている。
【0003】このような、シャワーヘッドを用いた洗髪
作業においては、両手を使った洗顔や洗髪が可能なよう
に、シャワーヘッドの保持具が設けられている。
【0004】図5はこのような洗面化粧台の一例を示す
斜視図で、30は上部に洗面器31を載置したフロアキ
ャビネット、32は洗面器31の奥側に配置された水栓
装置、33は化粧鏡である。また、32aは水栓装置3
2の本体部、32bは本体部32aに立設されたポール
で、シャワーヘッド32dとポール32b先端とは屈曲
自在なシャワーホース32cによって接続されている。
シャワーヘッド32dは、ポール32bに上下方向にス
ライド可能に設けられたシャワーフック32eに係止さ
れている。
【0005】このような構造によって、手の洗浄やまた
洗顔の場合には、シャワーヘッド32dを最も下の位置
とし、また洗髪時には、頭髪全体へ洗浄水が供給できる
ように上方へスライドさせて高い位置に固定して使用す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記洗面化
粧台においては、シャワーヘッド32dを洗顔に適した
低い位置、また洗髪に適した高い位置にそれぞれ固定す
るために、シャワーフック32eを両手を使い移動させ
なければならない。さらには、ポール32bおよびシャ
ワーホース32cが化粧鏡33の前に位置するため、化
粧鏡33が小型化してしまい化粧鏡33の使用に支障を
来している。
【0007】そこで本発明が解決すべき課題は、上記し
たような問題を有するポール等を設けることなくシャワ
ーヘッドの上下位置の変更を可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、洗面器上部に、シャワーヘッドと該シャ
ワーヘッドを着脱自在に保持するシャワーヘッドフック
とを有する水栓ユニットを設けた洗面化粧台であって、
前記水栓ユニットに形成されたハウジングは、シャワー
ヘッドを収納する収納空間が形成されており、該収納空
間には、収納空間の上下に複数個のシャワーヘッドフッ
クが設けられ、該シャワーヘッドフックのうち下段のシ
ャワーヘッドフックにシャワーヘッドを保持した状態で
シャワーヘッドを収納できる空間が設けられていること
を特徴とする。また、洗面器の上部に、シャワーヘッド
と該シャワーヘッドを着脱自在に保持するシャワーヘッ
ドフックとを有する水栓ユニットを設けた洗面化粧台で
あって、前記水栓ユニットに形成されたハウジングは、
シャワーヘッドを収納する収納空間が形成されており、
該収納空間には、収納空間の上下に複数個のシャワーヘ
ッドフックが設けられ、前記水栓ユニットが、シャワー
ヘッドと、水栓本体と、該水栓本体を操作する操作部と
を備えた水栓ユニットであって、前記収納空間には、前
記シャワーヘッドフックのうち上段のシャワーヘッドフ
ックにシャワーヘッドを保持した状態で前記シャワーヘ
ッドから吐出される吐水の方向が前記洗面器の略中心位
置を指向する位置に前記上段のシャワーヘッドフックが
設けられていることを特徴とする。
【0009】ここで、前記シャワーヘッドと操作部とを
接続するシャワーヘッドホースを前記水栓ユニットのハ
ウジング内に収納し、前記収納空間は、ハウジングの中
央部に設けることもできる。
【0010】
【作用】シャワーヘッド保持用のフックを、洗面器上部
と化粧鏡との間に設けられた水栓ユニットに上下方向に
多段に設けることにより、化粧鏡の前面に使用の妨げと
なる露出物がなくなり、さらにシャワーヘッドホースを
水栓ユニットのハウジングで隠蔽することにより、シャ
ワーヘッドホースと物との交錯による破損が無くなる。
また、シャワーヘッドから吐水する際には、上下に多段
に設けたシャワーヘッド保持用のフックを適宜選んで、
適切な高さからの吐水を行う。
【0011】
【実施例】以下本発明の特徴を図面に示す実施例に基づ
いて具体的に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例である洗面化粧台
の正面図、図2は図1に示す洗面化粧台の側面図であ
る。
【0013】1は前面に開閉扉1aを備えたフロアキャ
ビネットで、このフロアキャビネット1の上面には、フ
ロアキャビネット1の前端よりも大きく手前側へ突出し
た洗髪用の洗面器2を載置している。洗面器2の奥部に
はバックガード2aを一体に形成し、このバックガード
2a上に水栓ユニット3を設け、さらにこの上に化粧鏡
4を設けている。5は化粧鏡4の上端に設けられた照明
器具である。
【0014】水栓ユニット3は、洗面器2と化粧鏡4と
の間に配置されており、内部に空間を形成した合成樹脂
製のハウジング6、引出し可能なシャワーヘッド7、操
作ハンドル8a及び水栓本体8bからなるシャワーヘッ
ド7の機能部8等を備えている。9は水栓本体8bとシ
ャワーヘッド7とを接続するシャワーホースであり、水
栓ユニット3内部に引出し自在に収められている。ま
た、水栓ユニット3は、ハウジング6の略中央位置にシ
ャワーヘッドフック10,11を上下2段に設けてい
る。
【0015】図3はシャワーヘッドフック10,11部
の拡大正面図、図4は図3の側面断面図を示す。
【0016】同図を参照して、シャワーヘッド7は、平
面形状が矩形状の本体7aに整流吐水またはシャワー吐
水に切替え可能な吐水口7bを設け、この本体7aの下
端に水平断面が円形状の把持部7cを連接している。水
栓ユニット3のハウジング6はその中央部に奥側に大き
く入り込んだシャワーヘッド7の収納空間Sを形成し、
この収納空間Sの下端に、手洗いや洗顔時にシャワーヘ
ッド7を保持するための第1のシャワーヘッドフック1
0を、また上端に、洗髪時にシャワーヘッド7を保持す
るための第2のシャワーヘッドフック11を、それぞれ
洗面器デッキ面から5cm,30cmの位置に設けてい
る。
【0017】また、第1のシャワーヘッドフック10a
のすぐ下には、水栓ユニット3内部への挿通孔が設けら
れ、シャワーホース9が出し入れ自在とされる。
【0018】本実施例においては、ハウジング6の前面
を上から下に向かって奥側に傾斜する傾斜状に形成し、
下段のシャワーヘッドフック10にシャワーヘッド7を
保持した状態では、シャワーヘッド7が完全に収納空間
S内に収納された状態となる。また上段のシャワーヘッ
ドフック11にシャワーヘッド7を保持した状態では、
シャワーヘッドフック10への収納時よりも10cm程
度前面へ突出した状態となり、この時の吐水方向は、洗
面器3の略中心位置を指向する。シャワーヘッド7は、
シャワーヘッドフック10,11に保持して使用するだ
けでなく、引き出して通常のハンドシャワーとしても使
用することができる。
【0019】このように、本実施例の洗面化粧台は、シ
ャワーヘッド7保持用のフック10,11を、洗面器2
上部と化粧鏡4との間に設けられた水栓ユニット3に上
下に2段に設けることにより、化粧鏡4の前面に使用の
妨げとなる露出物を設けることなく簡単な操作でシャワ
ーヘッド7の高さを変えることができる。また、シャワ
ーヘッドホース9を水栓ユニット3で隠蔽することによ
り、シャワーヘッドホース9と物との交錯による破損が
防止できる。
【0020】なお、上記実施例においては、シャワーヘ
ッドフック10,11を2段に設けたものについて説明
したが、無論これに限定されず、3段或いはそれ以上と
することもできる。また、水栓ユニット3と化粧鏡4を
一体成形のものとすることもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0022】(1)シャワーヘッド保持用のフックを上
下に多段に設けたので、シャワーヘッドからの吐水高さ
を片手で簡単に選択し使用できる。
【0023】(2)また、シャワーヘッドを設けたユニ
ットは、水栓本体と、その操作部を備えた水栓ユニット
であるので、洗面器を水栓ユニットの前縁ぎりぎりまで
大きく形成することができ、吐水された水が洗面器デッ
キ部に残るのを防止できる。
【0024】()さらに、シャワーヘッドホースを水
栓ユニットのハウジングで隠蔽することにより、洗面化
粧台使用時におけるシャワーヘッドホースと物との交錯
による破損が無くなり、外観上の見栄えが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である洗面化粧台の正面図で
ある。
【図2】図1に示す洗面化粧台の側面図である。
【図3】図1に示すシャワーヘッドフック部分の拡大正
面図である。
【図4】図3に示すシャワーヘッドフック部分の側面断
面図である。
【図5】従来の洗面化粧台の斜視図である。
【符号の説明】
1 フロアキャビネット 2 洗面器 3 水栓ユニット 4 化粧鏡 5 照明器具 6 水栓ユニットハウジング 7 シャワーヘッド 8 機能部 8a 操作ハンドル 8b 水栓本体 9 シャワーホース 10,11 シャワーホースフック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03C 1/06 A47K 1/00 E03C 1/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面器上部に、シャワーヘッドと該シ
    ャワーヘッドを着脱自在に保持するシャワーヘッドフッ
    クとを有する水栓ユニットを設けた洗面化粧台であっ
    て、前記水栓ユニットに形成されたハウジングは、シャ
    ワーヘッドを収納する収納空間が形成されており、該収
    納空間には、収納空間の上下に複数個のシャワーヘッド
    フックが設けられ、該シャワーヘッドフックのうち下段
    のシャワーヘッドフックにシャワーヘッドを保持した状
    態でシャワーヘッドを収納できる空間が設けられている
    ことを特徴とする洗面化粧台。
  2. 【請求項2】 洗面器の上部に、シャワーヘッドと該シ
    ャワーヘッドを着脱自在に保持するシャワーヘッドフッ
    クとを有する水栓ユニットを設けた洗面化粧台であっ
    て、前記水栓ユニットに形成されたハウジングは、シャ
    ワーヘッドを収納する収納空間が形成されており、該収
    納空間には、収納空間の上下に複数個のシャワーヘッド
    フックが設けられ、前記水栓ユニットが、シャワーヘッ
    ドと、水栓本体と、該水栓本体を操作する操作部とを備
    えた水栓ユニットであって、前記収納空間には、前記シ
    ャワーヘッドフックのうち上段のシャワーヘッドフック
    にシャワーヘッドを保持した状態で前記シャワーヘッド
    から吐出される吐水の方向が前記洗面器の略中心位置を
    指向する位置に前記上段のシャワーヘッドフックが設け
    られていることを特徴とする洗面化粧台。
  3. 【請求項3】 前記シャワーヘッドと操作部とを接続す
    るシャワーヘッドホースを前記水栓ユニットのハウジン
    グ内に収納し、前記収納空間は、ハウジングの中央部に
    設けられていることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の洗面化粧台。
JP33691893A 1993-12-28 1993-12-28 洗面化粧台 Expired - Lifetime JP3322369B2 (ja)

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EP2133476A1 (en) * 2008-06-12 2009-12-16 DLP Limited A shower-head holder adapter

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