JP3322104B2 - 電子写真用マゼンタトナー、電子写真用マゼンタ現像剤および画像形成方法 - Google Patents

電子写真用マゼンタトナー、電子写真用マゼンタ現像剤および画像形成方法

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JP3322104B2
JP3322104B2 JP33641195A JP33641195A JP3322104B2 JP 3322104 B2 JP3322104 B2 JP 3322104B2 JP 33641195 A JP33641195 A JP 33641195A JP 33641195 A JP33641195 A JP 33641195A JP 3322104 B2 JP3322104 B2 JP 3322104B2
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雅樹 橋本
正則 市村
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    • G03G9/092Quinacridones

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真用トナー、特
にカラー画像を形成するのに適するマゼンタトナー、電
子写真用マゼンタ現像剤、およびフルカラー画像形成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー現像方法は、減色彩色方法等の3
色合成方式を基礎とし、米国特許第2,962,374
号明細書中に記載されるように、少なくとも3枚の静電
潜像を形成後、異なる少なくとも3色のカラートナーに
よって現像し複写紙上で合成する方法が一般的である。
【0003】着色剤として顔料を用いるものとしては、
例えば、特公昭49−46951号公報および特開昭5
2−172023号公報に記載のものが挙げられる。ま
た、染料を用いるものとしては、例えば、特開昭57−
130043号公報および特開昭57−130044号
公報に記載のものが挙げられる。
【0004】従来、カラー電子写真のマゼンタトナー用
着色剤としては、アゾレーキ顔料、アントラキノン系染
料、キナクリドン系顔料、ローダミン系染料およびその
レーキ顔料等がよく使用されている。上記着色剤のうち
でローダミン系染料は色再現域が広く、着色力も大きい
ため、カラー電子写真のマゼンタ用着色剤として適して
いる。しかしこの染料は塩化ビニールシートへ浸透しや
すく、さらに耐光性も悪く、コピーの保管性の点で問題
がある。またアゾレーキ顔料は、プロセスカラーの赤味
のマゼンタ顔料であるため、他のマゼンタ顔料と比較し
てプロセスカラーの赤色の再現性が良好で着色力も強
く、保存性も優れたものであり、また、耐塩化ビニル樹
脂シート付着性、耐光性に優れた顔料である。しかしな
がら、ローダミン系染料に比べ色再現域が狭く、プロセ
スカラーの青味の再現が劣るという欠点がある。また、
キナクリドン系顔料は、青味のマゼンタ顔料であるため
プロセスカラーにおける青色の再現が良好で、保存性も
優れているため、マゼンタ用着色剤として適している。
しかしながら、この顔料は、顔料の色特性上、プロセス
カラーの赤色再現が悪いという問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決するマゼンタトナー用着色剤を提供す
ることを目的としてなされたものである。すなわち、本
発明の目的は、十分な発色性と色再現域を持ち、かつ耐
塩ビシート付着性、耐光性或いはコピーの保存安定性に
優れたカラー電子写真用マゼンタートナー、電子写真用
マゼンタ現像剤およびそれを用いる含むフルカラー画像
形成方法を提供することもある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、発色性、
色再現性、耐塩ビシート付着性、耐光性に優れたカラー
電子写真用マゼンタトナーの着色剤を探索すべく鋭意研
究を重ねた結果、C.I.ピグメント・レッド57:1
に分類される化合物とC.I.ピグメント・レッド81
またはC.I.ピグメント・レッド122に分類される
化合物をともにトナーに含有させることにより、上記問
題点が解決できることを見いだし、本発明を完成させる
に至った。
【0007】したがって、本発明の電子写真用マゼンタ
トナーは、結着樹脂およびC.I.ピグメント・レッド
57:1と、C.I.ピグメント・レッド81または
C.I.ピグメント・レッド122とからなる着色剤を
含有し、結着樹脂100重量部に対して、C.I.ピグ
メント・レッド57:1が0.5〜15重量部、C.
I.ピグメント・レッド81またはC.I.ピグメント
・レッド122が0.5〜15重量部であることを特徴
とする。
【0008】本発明の電子写真用マゼンタ現像剤は、磁
性粒子とマゼンタトナーからなるものであって、磁性粒
子が核体粒子上に樹脂被覆層を有し、マゼンタトナー
が、結着樹脂およびC.I.ピグメント・レッド・5
7:1と、C.I.ピグメント・レッド81またはC.
I.ピグメント・レッド122とからなる着色剤を有
し、結着樹脂100重量部に対して、C.I.ピグメン
ト・レッド57:1を0.5〜15重量部、C.I.ピ
グメント・レッド81あるいはC.I.ピグメント・レ
ッド122を0.5〜15重量部含有することを特徴と
する。
【0009】本発明のフルカラー画像形成方法は、潜像
担持体上に潜像を形成する工程、該潜像担持体上に現像
剤担持体上の現像剤を用いてトナー像を形成する工程、
該トナー像を転写体上に転写する工程を有する画像形成
方法において、現像剤の一つとして、結着樹脂および
C.I.ピグメント・レッド・57:1と、C.I.ピ
グメント・レッド81またはC.I.ピグメント・レッ
ド122とからなる着色剤を含有するマゼンタトナーで
あって、結着樹脂100重量部に対して、C.I.ピグ
メント・レッド57:1を0.5〜15重量部、C.
I.ピグメント・レッド81またはC.I.ピグメント
・レッド122を0.5〜15重量部含有するものを使
用することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。本発明において、マゼンタトナーは、着色
剤として、C.I.ピグメント・レッド57:1とC.
I.ピグメント・レッド・81またはC.I.ピグメン
ト・レッド122とを含有することを特徴とするが、
C.I.ピグメント・レッド・81を用いた場合には、
耐光性が非常に優れたものとなり、また、C.I.ピグ
メント・レッド122を用いた場合には、色再現性がよ
り良好になるという互いに優れた特性を有するマゼンタ
カラーとなる。これらの着色剤は、フラッシング処理を
施したものであるのが好ましい。
【0011】上記3種類のマゼンタ用着色剤のうち、
C.I.ピグメント・レッド57:1に分類される化合
物は、下記の構造式を有する。
【化1】 またC.I.ピグメント・レッド・81に分類される化
合物は下記の構造式を有する。
【化2】 さらにC.I.ピグメント・レッド122に分類される
化合物は下記の構造式を有する。
【化3】
【0012】上記着色剤の2種の組み合せにおいて、
C.I.ピグメント・レッド57:1の含有量は、結着
樹脂100重量部に対し0.5〜15重量部の範囲にあ
ることが必要であり、好ましくは1〜10重量部の範囲
である。この着色剤の含有量が0.5重量部よりも少な
くなると、着色剤の着色力が弱くなり十分な効果を発揮
できない。また、15重量部よりも多くなると、色調が
ずれて色再現性が悪化する。一方、C.I.ピグメント
・レッド81の含有量は、結着樹脂100重量部に対し
0.5〜15重量部の範囲にあることが必要であり、好
ましい範囲は0.5〜10重量部、より好ましい範囲は
0.5〜8重量部である。また、C.I.ピグメント・
レッド122の含有量は、結着樹脂100重量部に対し
0.5〜15重量部の範囲にあることが必要であり、好
ましい範囲は1〜10重量部、より好ましい範囲は1〜
8重量部である。これらの着色剤の含有量が0.5重量
部よりも少なくなると、それら着色剤の着色力が弱くな
り十分な効果を発揮できなくなる。また、15重量部よ
りも多くなると、耐塩ビシート付着性、耐光性が悪化す
る。
【0013】また、上記着色剤の2種の組み合せにおい
て、2種の着色剤の混合比率は2:8〜8:2の範囲が
好ましい。また2種の着色剤の合計の含有量は、結着樹
脂100重量部に対し1〜20重量部の範囲にあること
が好ましく、より好ましくは2〜18重量部の範囲であ
る。これら2種の着色剤の合計含有量が1重量部よりも
少なくなると、トナーとしての着色力が弱くなり、20
重量部よりも多くなると、透明性、定着性が悪化するよ
うになる。
【0014】本発明のマゼンタトナーに適用する結着樹
脂としては、低温定着性、透明性、トナーの発色性等を
良好にする必要があるため、特にポリエステル樹脂を用
いるのが好ましい。ポリエステル樹脂は、多価アルコー
ルと多塩基性カルボン酸またはその反応性酸誘導体との
反応によっては製造することができる。ポリエステル樹
脂を構成する多価アルコールとしては、例えば、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プ
ロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペ
ンチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール等の
ジオール類、水素添加ビスフェノールA、ポリオキシエ
チレン化ビスフェノールA、ポリオキシプロピレン化ビ
スフェノールA等のビスフェノールAアルキレンオキサ
イド付加化合物、その他の2価アルコール等が挙げられ
る。また、多塩基性カルボン酸としては、例えば、マロ
ン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アルキルコ
ハク酸、マレイン酸、フマル酸、メサコン酸、シトラコ
ン酸、イタコン酸、グルタコン酸、シクロヘキサンジカ
ルボン酸、イソフタル酸、テレフタル酸、その他の2塩
基性カルボン酸、およびこれらの酸無水物、アルキルエ
ステル、酸ハライド等の反応性酸誘導体等があげられ
る。
【0015】これらのカルボン酸に加えて、ポリエステ
ル樹脂をテトラヒドロフラン不溶分が生じない程度に非
線状化するために、3価以上の多価アルコールおよび/
または3価以上の多塩基性カルボン酸を加えてもよい。
3価以上の多価アルコールとしては、例えば、ソルビト
ール、1,2,3,6−ヘキサンテトラオール、1,4
−ソルビタン、ペンタエリスリトール、1,2,4−ブ
タントリオール、1,2,5−ペンタントリオール、グ
リセロール、2−メチルプロパントリオール、2−メチ
ル−1,2,4−ブタントリオール、トリメチロールエ
タン、トリメチロールプロパン、1,3,5−トリメチ
ロールベンゼン等をあげることができる。3価以上の多
塩基性カルボン酸としては、例えば、1,2,4−ブタ
ントリカルボン酸、1,2,4−シクロヘキサントリカ
ルボン酸、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,
2,5−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタ
レントリカルボン酸等をあげることができる。
【0016】これらのポリエステル樹脂の中でも、芳香
族多価カルボン酸とビスフェノールAとを主単量体成分
とした重縮合物、例えば、テレフタル酸−ビフフェノー
ルAのエチレンオキサイド付加物−シクロヘキサンジメ
タノールから得られる線状ポリエステルであって、軟化
点90〜150℃、ガラス点移転50〜70℃、数平均
分子量2000〜6000、重量平均分子量8000〜
150000、酸価5〜30、水酸基価25〜45を示
すものが特に好ましく用いられる。
【0017】トナーの帯電制御は、結着樹脂、着色剤自
体で行ってもよいが、必要に応じて色再現上問題のない
帯電制御剤を併用してもよい。負帯電制御剤の場合は、
含金染料等の金属キレート類、酸性または電子吸引性の
有機物質を用いることができる。また、正帯電制御剤の
場合は、4級アンモニウム塩、その他塩基性電子供与性
の有機物質等を用いることができるが、その場合は、結
着樹脂であるポリエステル樹脂の末端カルボキシル基を
処理してから用いる方が好ましい。これらの帯電制御剤
は、トナー結着樹脂中に混合添加して用いても、トナー
粒子表面に付着させた形で用いてもよい。また、着色剤
のトナー帯電性への影響を除去する目的で、これらの帯
電制御剤を着色剤の処理時に添加して用いることもでき
る。さらに、上記帯電制御剤の他、固体電解質、高分子
電解質、電荷移動錯体、酸化錫、シリカ、アルミナ、酸
化チタン等の金属酸化物、または強誘電体、磁性体等を
添加し、トナーの電気的性質を制御することもできる。
この他、トナー中には、体質顔料、繊維状物質のような
補強充填剤、熱特性、力学特性調整剤、防腐剤、酸化防
止剤、消臭剤、発砲剤、離型剤、粘着剤等を必要に応じ
て添加することができる。
【0018】さらに、トナー粒子表面にトナーの粉体流
動性あるいは帯電性を改善したり、感光体やキャリア粒
子表面へのトナーのフィルミングを防止したり、あるい
はさらに、感光体上の残留トナーのクリーニング性を向
上させること等を目的として、各種外添剤を付着または
固着させることができる。これら外添剤としてはステア
リン酸およびそのエステル、アミドまたは金属塩等、酸
化錫、フッ化黒鉛、炭化ケイ素、窒化ホウ素、シリカ、
酸化アルミニウム、二酸化チタン、酸化亜鉛等の微粉
末、フッ素系樹脂、アクリル系樹脂等の微粉末、多環芳
香化合物、ワックス状物質、架橋または非架橋樹脂微粉
末等を用いることができる。
【0019】本発明の上記マゼンタトナーは、一成分現
像剤として用いてもよいが、磁性キャリアと組み合わせ
て、二成分現像剤として用いてもよい。二成分現像剤と
して用いる場合のキャリアとしては、鉄粉、ガラスビー
ズ、フェライト粉、マグネタイト粉、または樹脂と帯電
制御剤等を磁性材料と混練し粉砕、分級して得られた樹
脂分散型磁性キャリア、およびそれらの粒子表面に樹脂
被覆を施したものをあげることができる。特に、樹脂被
覆層を有する磁性キャリアは、帯電性の維持の点で好ま
しい。
【0020】キャリアが表面に樹脂被覆層を有する場合
において、キャリアの核体としては、鉄粉、ガラスビー
ズ、フェライト粉、ニッケル粉、マグネタイト粉が使用
され、その表面に上記樹脂被覆を施した、体積抵抗が1
6 〜109 Ωcmのキャリアが好ましく用いられる。
【0021】樹脂被覆層を設けた磁性粒子において用い
られる樹脂としては、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、
シリコーン系樹脂が好ましく用いられる。特に、シリコ
ーン系樹脂またはフルオロアクリレート樹脂被覆を施し
たキャリアが好ましく用いられる。
【0022】フルオロアクリレート樹脂について、それ
を構成するモノマーとしては、以下のものがあげられ
る。すなわち、アクリル酸およびメタクリル酸の、1,
1−ジヒドロパーフロロエチル、1,1−ジヒドロパー
フロロプロピル、1,1−ジヒドロパーフロロヘキシ
ル、1,1−ジヒドロパーフロロオクチル、1,1−ジ
ヒドロパーフロロデシル、1,1−ジヒドロパーフロロ
ラウリル、1,1,2,2−テトラヒドロパーフロロブ
チル、1,1,2,2−テトラヒドロパーフロロヘキシ
ル、1,1,2,2−テトラヒドロパーフロロオクチ
ル、1,1,2,2−テトラヒドロパーフロロデシル、
1,1,2,2−テトラヒドロパーフロロラウリル、
1,1,2,2−テトラヒドロパーフロロステアリル、
2,2,3,3−テトラフロロプロピル、2,2,3,
3,4,4−ヘキサフロロブチル、1,1,ω−トリヒ
ドロパーフロロヘキシル、1,1,ω−トリヒドロパー
フロロオクチル、1,1,1,3,3,3−ヘキサフロ
ロ−2−プロピル、3−パーフロロノニル−2−アセチ
ルプロピル、3−パーフロロラウリル−2−アセチルプ
ロピル、N−パーフロロヘキシルスルホニル−N−メチ
ルアミノエチル、N−パーフロロヘキシルスルホニル−
N−ブチルアミノエチル、N−パーフロロオクチルスル
ホニル−N−エチルアミノエチル、N−パーフロロオク
チルスルホニル−N−ブチルアミノエチル、N−パーフ
ロロデシルスルホニル−N−メチルアミノエチル、N−
パーフロロデシルスルホニル−N−エチルアミノエチ
ル、N−パーフロロラウリルスルホニル−N−メチルア
ミノエチル、N−パーフロロデシルスルホニル−N−ブ
チルアミノエチル、N−パーフロロラウリルスルホニル
−N−ブチルアミノエチル等の各エステル化合物があげ
られる。
【0023】また、上記パーフルオロアクリレートモノ
マーと共重合する他の適当なモノマーとしては、以下の
ものがあげられる。すなわち、スチレン、メチルスチレ
ン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレン、エチルス
チレン、ジエチルスチレン、トリエチルスチレン、プロ
ピルスチレン、ブチルスチレン、ヘキシルスチレン、ヘ
プチルスチレン、オクチルスチレン等のアルキルスチレ
ン類、フロロスチレン、クロロスチレン、ブロモスチレ
ン、ジブロモスチレン、ヨードスチレン等のハロゲン化
スチレン類、ニトロスチレン、アセチルスチレン、メト
キシスチレン等のスチレン系モノマー;アクリル酸、メ
タクリル酸、α−エチルアクリル酸、クロトン酸、α−
メチルクロトン酸、β−エチルクロトン酸、イソクロト
ン酸、チグリン酸、ウンゲリカ酸等の付加重合性不飽和
脂肪族モノカルボン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコ
ン酸、シトラコン酸、メサコン酸、ブルタコン酸、ジヒ
ドロムコン酸等の付加重合性不飽和脂肪族ジカルボン
酸;上記付加重合性不飽和脂肪族モノおよびジカルボン
酸とアルコール、例えば、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、ブタノール、アミルアルコール、ヘキシル
アルコール、ヘプチルアルコール、オクチルアルコー
ル、ノニルアルコール、ドデシルアルコール、テトラデ
シルアルコール、ヘキサデシルアルコール等のアルキル
アルコール、これらのアルコールをアルコキシ化したメ
トキシエチルアルコール、エトキシエチルアルコール、
エトキシエトキシエチルアルコール、メトキシプロピル
アルコール、エトキシプロピルアルコール等のアルコキ
シアルキルアルコール、ベンジルアルコール、フェニル
エチルアルコール、フェニルプロピルアルコール等のア
ラルキルアルコール、アリルアルコール、クロトニルア
ルコール等のアルケニルアルコール等のエステル化物が
あげられる。特にアクリル酸アルキルエステル、メタク
リル酸アルキルエステル、フマル酸アルキルエステル、
マレイン酸アルキルエステル等が好ましい。
【0024】次に、本発明のフルカラー画像形成方法に
ついて説明する。本発明のフルカラー画像形成方法は、
潜像担持体上に潜像を形成する工程、潜像担持体上に現
像剤担持体上の現像剤を用いてトナー像を形成する工
程、およびトナー像を転写体上に転写する工程を有する
ものであって、公知のフルカラー画像形成方法ならば何
如なるものでも使用することができる。たとえば、電子
写真感光体または誘電記録体等の潜像担持体上に公知の
方法によって静電潜像を形成し、その潜像を現像する工
程を繰り返し行って、マゼンタトナー像、イエロートナ
ー像およびシアントナー像をそれぞれ形成し、それ等を
転写体上に一括して転写した後、定着することによって
フルカラー画像を形成することができる。電子写真感光
体としては、Se系感光体、有機系感光体、アモルファ
スシリコン感光体等が使用できる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。ただ
し、本発明はこれら実施例によって限定されるものでは
ない。 実施例1 (ペレット1の作製) 線状ポリエステル樹脂 70重量部 (テレフタル酸と、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物と、シク ロヘキサンジメタノールから得た線状ポリエステル:ガラス点移転64℃ 、数平均分子量4500、重量平均分子量10000、酸価23) 着色剤:C.I.ピグメント・レッド57:1 30重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機より150℃に加熱
して溶融させた後、冷却しながら混合した。その後、2
本ロールを通してペレット状に成形した。これをペレッ
ト1とする。 (ペレット2の作製) 線状ポリエステル樹脂 70重量部 (テレフタル酸と、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物と、シク ロヘキサンジメタノールから得た線状ポリエステル:ガラス点移転64℃ 、数平均分子量4500、重量平均分子量10000、酸価23) 着色剤:C.I.ピグメント・レッド81 30重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機より150℃に加熱
して溶融させた後、冷却しながら混合した。その後、2
本ロールを通してペレット状に成形した。これをペレッ
ト2とする。
【0026】 (ペレット3の作製) 線状ポリエステル樹脂 70重量部 (テレフタル酸と、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物と、シク ロヘキサンジメタノールから得た線状ポリエステル:ガラス点移転64℃ 、数平均分子量4500、重量平均分子量10000、酸価23) 着色剤:C.I.ピグメント・イエロー17 30重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機より150℃に加熱
して溶融させた後、冷却しながら混合した。その後、2
本ロールを通してペレット状に成形した。これをペレッ
ト3とする。 (ペレット4の作製) 線状ポリエステル樹脂 70重量部 (テレフタル酸と、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物と、シク ロヘキサンジメタノールから得た線状ポリエステル:ガラス点移転64℃ 、数平均分子量4500、重量平均分子量10000、酸価23) 着色剤:C.I.ピグメント・ブルー15:3 30重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機より150℃に加熱
して溶融させた後、冷却しながら混合した。その後、2
本ロールを通してペレット状に成形した。これをペレッ
ト4とする。
【0027】 (マゼンタトナーの調製) ペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 66.7重量部 上記ペレット1 26.7重量部 上記ペレット2 6.6重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部を、ヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼ
ンタトナーを得た。
【0028】 (シアントナーの調製) ペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 16.7重量部 上記ペレット3 83.3重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部を、ヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、シア
ントナーを得た。
【0029】 (イエロートナーの調製) ペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 16.7重量部 上記ペレット4 83.3重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、イエロ
ートナーを得た。
【0030】(キャリアの調製)平均粒径50μmの球
形鉄粉に、含フッ素アクリル系樹脂(パーフルオロオク
チルエチルメタクリレートとメチルメタクリレートの共
重合体(共重合比30:70、Mw:38000)以
下、同様)をニーダーコーターを用いて膜厚約1.0μ
mになるように被覆し、キャリアを得た。
【0031】(現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5
重量部とキャリアの100重量部とを混合して、マゼン
タ現像剤を調製した。上記シアントナーの5重量部とキ
ャリアの100重量部とを混合して、シアン現像剤を調
製した。上記イエロートナーの5重量部とキャリアの1
00重量部とを混合して、イエロー現像剤を調製した。
【0032】実施例2 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 66.7重量部 実施例1で作製したペレット1 20重量部 実施例1で作製したペレット2 13.3重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0033】実施例3 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 66.7重量部 実施例1で作製したペレット1 13.3重量部 実施例1で作製したペレット2 20重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子を粒子
0.8重量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加
し、マゼンタトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0034】実施例4 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 83.3重量部 実施例1で作製したペレット1 13.3重量部 実施例1で作製したペレット2 3.4重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0035】実施例5 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 83.3重量部 実施例1で作製したペレット1 16.7重量部 実施例1で作製したペレット2 10重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0036】実施例6 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 83.3重量部 実施例1で作製したペレット1 10重量部 実施例1で作製したペレット2 16.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0037】実施例7 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 50重量部 実施例1で作製したペレット1 43.3重量部 実施例1で作製したペレット2 6.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0038】実施例8 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 50重量部 実施例1で作製したペレット1 33.3重量部 実施例1で作製したペレット2 16.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0039】実施例9 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 90重量部 実施例1で作製したペレット1 8.3重量部 実施例1で作製したペレット2 1.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0040】実施例10 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 90重量部 実施例1で作製したペレット1 6.7重量部 実施例1で作製したペレット2 3.3重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子を粒子
0.8重量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加
し、マゼンタトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0041】比較例1 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレット1 66.7重量部 実施例1で作製したペレット2 33.3重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0042】比較例2 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレット1に使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 66.7重量部 実施例1で作製したペレット1 33.3重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0043】比較例3 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレット1に使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 83.3重量部 実施例1で作製したペレット1 16.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0044】比較例4 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレット1に使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 50重量部 実施例1で作製したペレット1 49.3重量部 実施例1で作製したペレット2 0.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子に対し、酸化チタン微粒子を粒子100重量部に対
し、0.8重量部、ヘンシェルミキサーを用いて外部添
加しマゼンタトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0045】比較例5 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレット1に使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 20重量部 実施例1で作製したペレット1 20重量部 実施例1で作製したペレット2 60重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子に対し、酸化チタン微粒子を粒子100重量部に対
し、0.8重量部、ヘンシェルミキサーを用いて外部添
加しマゼンタトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0046】上記実施例1〜10および比較例1〜5の
各現像剤を富士ゼロックス社製A−Color935に
適用してマゼンタ、イエロ−、シアン、レッド、グリー
ン、ブルー、ブラックの7色のパッチのある原稿を複写
してカラー画像形成試験を行った。その結果を表1に示
す。なお、カラー複写物の評価方法および評価基準は以
下の通りである。 1)色再現性 採取した複写物のマゼンタ、レッド、ブル−3色のパッ
チをX−Rite968にて測色し、色再現性を下記の
基準で評価した。 ○:良好な色再現性 △:3色のうち1色の色再現性が不良 ×:3色のうち2色以上の色再現性が不良 2)耐光性 採取した複写物にフェードテスターを用いて60時間の
強制照射を実施し、照射前後におけるマゼンタ、レッ
ド、ブルーの3色のパッチの色ずれのレベルを下記の評
価基準で評価した。 ○:3色ともΔEが3以内 △:3色のうち1色のΔEが3以上 ×:3色のうち、ΔEが3以上の色が2色以上ある。
【0047】3)耐塩化ビニル樹脂シート付着性(耐塩
ビ性) 採取した複写物に塩化ビニル樹脂シートを載せ、10g
/cm2 の重しを用いて荷重をかけた状態で、50℃/
50%の環境下で24時間放置し、その後の塩化ビニル
樹脂シートへの着色剤の移行を目視で以下のようにグレ
ード付けした。 G1:塩化ビニル樹脂シートへの着色剤の移行なし。 G2:部分的に着色剤が移行しているところがある。 G3:シート全面に薄く着色剤が移行している。 G4:シート全面に着色剤が多量に移行している。 4)透明性 OHPシートに複写を採取し、目視により透明性を判断
し、その結果から以下の基準で評価した。 ○:良好 △:部分的に透明性の悪い部分がある。 ×:全面的に透明性が悪い。 5)定着性 採取した複写物のパッチを一定荷重の重りを用いて折り
曲げ、その部分の画像欠損の度合いを下記の基準により
定性的に評価した。 G1:画像欠損は全くない。 G2:折り曲げ部分に僅かに跡が残るが、画像の欠損は
なく問題なし。 G3:折り曲げ部分に割れ目が目立ち、画像が欠落す
る。 G4:折り曲げ部分以外にも画像欠落が生じる。 6)総合評価 ○:優れる、△:使用可能、×:使用に耐えない。
【0048】
【表1】
【0049】実施例11 (ペレット5の作製) 線状ポリエステル樹脂 70重量部 (テレフタル酸と、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物と、シク ロヘキサンジメタノールから得た線状ポリエステル:ガラス点移転64℃ 、数平均分子量4500、重量平均分子量10000、酸価23) 着色剤:C.I.ピグメント・レッド122 30重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機より150℃に加熱
して溶融させた後、冷却しながら混合した。その後、2
本ロールを通してペレット状に成形した。これをペレッ
ト5とする。
【0050】 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 86.7重量部 実施例1で作製したペレット1 10重量部 上記ペレット5 3.3重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0051】実施例12 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 86.6重量部 実施例1で作製したペレット1 6.7重量部 実施例11で作製したペレット5 6.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0052】実施例13 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 66.7重量部 実施例1で作製したペレット1 26.6重量部 実施例11で作製したペレット5 6.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子を粒子
0.8重量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加
し、マゼンタトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0053】実施例14 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 66.7重量部 実施例1で作製したペレット1 13.3重量部 実施例11で作製したペレット5 20重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0054】実施例15 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 33.3重量部 実施例1で作製したペレット1 50重量部 実施例11で作製したペレット5 16.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0055】実施例16 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレットに使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 33.3重量部 実施例1で作製したペレット1 40重量部 実施例11で作製したペレット5 26.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0056】比較例6 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレット1に使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 16.7重量部 実施例1で作製したペレット1 66.7重量部 実施例11で作製したペレット5 16.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0057】比較例7 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレット1 66.7重量部 実施例11で作製したペレット5 33.3重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0058】比較例8 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレット1に使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 73.3重量部 実施例11で作製したペレット5 26.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0059】比較例9 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレット1に使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 98.4重量部 実施例1で作製したペレット1 0.7重量部 実施例11で作製したペレット5 0.7重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子に対し、酸化チタン微粒子を粒子100重量部に対
し、0.8重量部、ヘンシェルミキサーを用いて外部添
加しマゼンタトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0060】比較例10 (マゼンタトナーの調製) 実施例1で作製したペレット1に使用したものと同じ線状ポリエステル樹脂 26.7重量部 実施例1で作製したペレット1 13.3重量部 実施例11で作製したペレット5 60重量部 上記組成よりなる混合物を、混練機でよく混合した後、
カッターミルで粗粉砕し、さらにジェット気流を用いた
微粉砕機を用いて粉砕した。得られた粉砕物を風力分級
機を用いて分級し、平均粒径7μmの粒子を得た。この
粒子100重量部に対して、酸化チタン微粒子0.8重
量部をヘンシェルミキサーを用いて外部添加し、マゼン
タトナーを得た。 (キャリアの調製)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて膜厚約
1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤の調製)上記マゼンタトナーの5重量部とキャ
リアの100重量部とを混合して、マゼンタ現像剤を調
製した。シアン現像剤は実施例1と同様に調製した。イ
エロー現像剤は実施例1と同様に調製した。
【0061】上記実施例11〜16および比較例2およ
び6〜10の各現像剤を富士ゼロックス社製A−Col
or935に適用してマゼンタ、イエロ−、シアン、レ
ッド、グリーン、ブルー、ブラックの7色のパッチのあ
る原稿を複写してカラー画像形成試験を行った。その結
果を表2に示す。なお、カラー複写物の評価方法および
評価基準は表1におけると同様である。
【0062】
【表2】
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、マゼンタトナーの着色
剤として、C.I.ピッグメント・レッド57:1と
C.I.ピッグメント・レッド81またはC.I.ピッ
グメント・レッド122を併用するから、本発明のマゼ
ンタトナーおよびマゼンタ現像剤は、(1)色再現性が
良好であり、(2)耐光性、耐塩化ビニル樹脂シート付
着性等に優れ、また、安定した定着性を有するという優
れた効果を奏する。したがってまた、本発明のフルカラ
ー画像形成方法によれば、色再現性、耐光性、透明性に
優れた画質のフルカラー画像を形成することができる。
フロントページの続き (72)発明者 高野 洋 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−213854(JP,A) 特開 昭63−173066(JP,A) 特開 昭63−247758(JP,A) 米国特許5591552(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/09

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結着樹脂および着色剤を含有する電子写
    真用マゼンタトナーにおいて、該着色剤が、C.I.ピ
    グメント・レッド57:1と、C.I.ピグメント・レ
    ッド81またはC.I.ピグメント・レッド122とか
    らなり、結着樹脂100重量部に対して、C.I.ピグ
    メント・レッド57:1を0.5〜15重量部、C.
    I.ピグメント・レッド81またはC.I.ピグメント
    ・レッド122を0.5〜15重量部含有することを特
    徴とする電子写真用マゼンタトナー。
  2. 【請求項2】 磁性粒子とマゼンタトナーからなる電子
    写真用マゼンタ現像剤において、該磁性粒子が核体粒子
    上に樹脂被覆層を有し、該マゼンタトナーが、結着樹脂
    およびC.I.ピグメント・レッド・57:1と、C.
    I.ピグメント・レッド81またはC.I.ピグメント
    ・レッド122とからなる着色剤を有し、結着樹脂10
    0重量部に対して、C.I.ピグメント・レッド57:
    1を0.5〜15重量部、C.I.ピグメント・レッド
    81またはC.I.ピグメント・レッド122を0.5
    〜15重量部含有することを特徴とする電子写真用マゼ
    ンタ現像剤。
  3. 【請求項3】 潜像担持体上に潜像を形成する工程、該
    潜像担持体上に現像剤担持体上の現像剤を用いてトナー
    像を形成する工程、該トナー像を転写体上に転写する工
    程を有するフルカラー画像形成方法において、現像剤の
    一つとして、結着樹脂およびC.I.ピグメント・レッ
    ド57:1と、C.I.ピグメント・レッド81または
    C.I.ピグメント・レッド122とからなる着色剤を
    含有するマゼンタトナーであって、結着樹脂100重量
    部に対して、C.I.ピグメント・レッド57:1を
    0.5〜15重量部、C.I.ピグメント・レッド81
    またはC.I.ピグメント・レッド122を0.5〜1
    5重量部含有するものを使用することを特徴とするフル
    カラー画像形成方法。
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