JP3320636B2 - インサート成形機における引手付ファスナー用スライダーの引手挿入ユニット - Google Patents

インサート成形機における引手付ファスナー用スライダーの引手挿入ユニット

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JP3320636B2
JP3320636B2 JP15474297A JP15474297A JP3320636B2 JP 3320636 B2 JP3320636 B2 JP 3320636B2 JP 15474297 A JP15474297 A JP 15474297A JP 15474297 A JP15474297 A JP 15474297A JP 3320636 B2 JP3320636 B2 JP 3320636B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14008Inserting articles into the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2005/00Elements of slide fasteners
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスライドファスナー
用スライダーの製造機にあって、同スライダーに取り付
けられた引手の金属部分に合成樹脂製の摘み片をインサ
ート成形により一体成形するための成形機に適用され、
引手付きスライダーの引手部分を前記成形機の型内に自
動的に挿入するための引手挿入ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、高級感や意匠的効果、更には
感触の良さを狙って、例えば特開平6−189810号
公報にも開示されているように、スライドファスナー用
スライダーの金属製引手部分の一部にゴムなどの合成樹
脂材料からなる摘み片を成形により一体化した引手が知
られている。また、スライドファスナー用のスライダー
胴体に予め金属製引手の一部を取り付けておき、その一
部引手部分を射出成形機の成形金型内に挿入し、その一
部を合成樹脂で被覆すると共に所要の形状をもつ摘み片
を一体に成形することが行われている。しかして、現在
は、かかる成形にあたって引手部分付きスライダー胴体
の引手部分を射出金型内に挿入し、セットするのは専ら
人手に頼っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる形態をもつ引手
は、前述のように高級感と意匠的効果などが期待できる
ため、幅広く使用されるようになり、そのため従来のよ
うに人手に頼って製造するのでは生産性が低く、価格面
からも販路の拡大が難しく、早急に生産能率を向上させ
て、合理的な価格を設定することが強く望まれている。
【0004】本発明はかかる要望に応えるべくなされた
ものであり、具体的には引手の一部をファスナー用スラ
イダーに取り付けた形態で、前記引手の一部をインサー
ト成形機の型内に自動的に挿入してセットするための引
手挿入ユニットを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的は、本発明の主
要な構成をなす引手の一部が取り付けられてなるスライ
ドファスナー用スライダーの一部引手に合成樹脂製摘み
片を一体成形するインサート成形機を備えたスライダー
製品の製造装置に適用され、前記一部引手を前記インサ
ート成形機に自動的に挿入するための引手挿入ユニット
であって、複数の前記引手付きスライダーを支持して各
引手の一部を前記インサート成形機に挿入する引手挿入
装置と、前記引手付きスライダーを前記引手挿入装置に
押圧して保持させるとともに位置決めする位置決め装置
とを有し、前記引手挿入装置及び位置決め装置が直交し
て配され、両装置が昇降手段により同体的に昇降可能
で、且つ回動手段により水平面と垂直面間を直交状態を
保持して90°回動可能であり、前記引手挿入装置及び
位置決め装置は独立してその交差位置に向けて進退可能
な作動部材と、各作動部材を交差方向に進退させる独立
した作動手段とを有してなることを特徴とするインサー
ト成形機における引手付ファスナー用スライダーの引手
挿入ユニットにより達成される。
【0006】前記引手挿入装置及び位置決め装置の作動
手段が単一の支持部材に固設されており、同支持部材を
90°回動する回動手段を有することが望ましい。そし
て、前記引手挿入装置の作動部材は前記作動手段の作動
方向に進退する板材から構成され、その先端縁に沿って
整列する複数のスライダー支持舌片を有しており、同ス
ライダー支持舌片が水平姿勢と垂下姿勢との間を前記回
動手段により回動する。
【0007】また、前記スライダー支持舌片は、好まし
くは間隙をおいて左右に配された一対の楔状舌部からな
り、各舌部がスライダー胴体の肩口に挿入されて上記ス
ライダーを支持するようにする。一方、前記位置決め装
置の作動部材は、前記作動手段によりその作動方向に進
退する複数の押圧杆を有しており、前記押圧杆はケース
体の内部に弾性的に支持されている用に構成すれば、押
圧杆による押圧が弾性的になされることになり、押圧に
よりスライダーに傷付けることがなくなる。
【0008】そして、前記押圧杆の押圧端部には、前記
スライダーの胴体を押圧する押圧ピン及び前記引手の取
付環部に挿通されるとともにスライダー胴体を押圧する
押圧兼位置決めピンや単なる位置決めピンなどが設けら
れ、スライダーの胴体を押圧固定するとともに引手の一
部の位置決めを行う。
【0009】いま、本発明の好適な上記実施の態様に基
づくスライダー製造の手順を説明すると、引手の一部が
取り付けられた上記スライダーが、所定の姿勢でスライ
ダー供給装置のシュートを通って下方の出口へと順次送
りだされてくる。前記シュートの出口下方には、スライ
ダー移送装置が待機しており、スライダーが供給される
ごとに、スライダー移送装置のスライダー支持移送部材
がスライダーの支持間隔に従いスライダーの支持個数分
だけ水平に歩進動作を繰り返し、前記スライダー支持移
送部材のスライダー支持治具に形成された各支持部に同
一姿勢で支持するとともに、引手の一部を外部に露出さ
せる。
【0010】こうしてスライダー支持治具によりスライ
ダーが支持されると、前記スライダー支持移送部材を本
発明に係る上記スライダー引手挿入ユニットの挿入装置
の直下まで移動させて停止する。
【0011】この移動が終了する間は、上記引手挿入ユ
ニットのスライダー引手挿入部は待機位置にあり、その
間に前記スライダー引手挿入部材及びスライダー引手位
置決め部材が共に90°回転して、スライダー引手挿入
部材の、例えば櫛状挿入部の先端を垂直下方に向ける。
【0012】前記スライダーの移送が終了すると、上記
スライダー支持移送部材のスライダー支持治具を前記ス
ライダー引手挿入部の直下の定位置まで上昇させる。ス
ライダー支持治具が定位置で停止すると、引手挿入ユニ
ットの昇降手段が作動して前記スライダー引手挿入部材
を下降させ、前記挿入部をスライダー支持治具に支持さ
れた各スライダーの肩口に挿入する。
【0013】こうして挿入部がスライダーの肩口に挿入
されると、上記スライダー引手位置決め部材が作動し
て、押圧杆の左右押圧ピン、押圧兼位置決めピンなどが
対応するスライダーの上翼部を前記挿入部に押し付けて
固定すると同時に、引手の一部の孔部に差し込まれた押
圧兼位置決めピン及び位置決めピンなどにより位置決め
する。このとき、各押圧杆には弾力が作用しており、そ
の押付けが弾性的になされる。
【0014】各スライダーが各挿入部上に位置決め固定
されると、スライダー支持移送部材が作動して、各スラ
イダーを各挿入部に残した状態でスライダー支持治具を
抜脱させながら移送位置まで下降させ、次いで、空にな
ったスライダー支持治具をシュートの出口付近の待機位
置まで後退させ、その位置で次回のスライダーの受取り
に備える。
【0015】一方、前記スライダー支持治具が下降を開
始してスライダーから離れると、回動手段が作動し、上
記スライダー引手挿入部材及びスライダー引手位置決め
部材を直交配置のまま90°逆転させて、前記各挿入部
の先端を射出成形機の下型に向けた水平姿勢とする。す
なわち、各挿入部に支持されて整列状態にある引手部分
がスライダーの胴体に水平に載った状態で、その先端を
前記下型のキャビティに差し入れ可能な水平姿勢で停止
する。
【0016】次いで、射出成形機の下型を前記スライダ
ー引手挿入部材及びスライダー引手位置決め部材の停止
位置の近傍まで前進させて停止する。ここで、上記引手
挿入ユニットが作動して、スライダーを支持したまま前
記スライダー引手挿入部材及びスライダー引手位置決め
部材を下型に向けて前進させる。各挿入舌片に支持され
たスライダーの引手の一部が下型のキャビティに挿入さ
れると、前記スライダー引手位置決め部材が作動し、各
押圧杆が弾力によりスライダーから離脱して、スライダ
ーに対する各ピンによる押圧と位置決めを解除する。
【0017】この解除がなされると、スライダー引手挿
入部材が作動して、各挿入部を各スライダーから引き抜
く。このとき、各スライダーは下型の上記キャビティの
外縁部と段差をもって形成された、例えば胴体載置面上
にスライダー胴体が載置され、同胴体の後口側から突出
する引手の一部が前記キャビティに挿入された状態でセ
ットされている。次いで、下型が後退して成形位置で停
止すると、上型が下降して型閉がなされる。型閉がなさ
れると、射出ノズルから溶融状態にある合成樹脂材料が
射出されて各キャビティに流れ、引手に合成樹脂製摘み
片が一体成形されてスライダー製品が製造される。こう
して製造されたスライダー製品は、製品排出装置により
引き取られて、次工程へと排出される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図示実施例に基づいて具体的に説明する。なお、以下
の説明は本発明の代表的な実施例についてなされるもの
であり、本発明が図示例に限定されず多様な変形が可能
であることは勿論である。
【0019】図1は本発明に係る引手挿入ユニットの代
表的な実施例を一部破断して示す斜視図であり、図2は
同ユニットが適用されたスライドファスナー用スライダ
ー製造機の全体構成例を示す正面図、図3は同平面図、
図4は同ユニットのA部拡大正面図、図5は同平面図、
図6は同ユニットの要部が水平位置にあるときの側面
図、図7は同要部が下方に向いたときの側面図である。
【0020】本実施例が適用された前記スライダー製造
機100は、図2及び図3に示すように引手1の一部1
aが取り付けられたスライダー胴体2aのスライダー供
給装置110と、同スライダー供給装置110から順次
供給されるスライダー2を所定の個数受け取り、整列状
態で支持すると共に本発明の引手挿入ユニット130へ
と移送するスライダー移送装置120と、同スライダー
移送装置120により移送される複数のスライダー2を
受け取り、射出成形機150の型内への挿入姿勢に変更
するとともに、前記型内に挿入してセットする前記引手
挿入ユニット130と、複数の前記スライダーに取り付
けられている引手1の一部1aにゴムなどの合成樹脂材
料を射出して引手1の摘み片1bを一体成形する前記射
出成形機150と、成形が完了したスライダー製品3を
射出成形機150から取り出し排出する製品排出装置1
60とを備えている。
【0021】前記スライダー供給装置110は、公知の
電磁振動式パーツフィーダからなり、ボール111の底
部から上端縁にかけて内壁面に沿って螺旋状に延びるス
ライダー通路を通って個々に移動する上記スライダー2
を、途中に設けられた公知の異姿勢矯正及び排除手段に
より同一姿勢に矯正または排除して、ボール111の上
端縁の前記通路端出口に接続されたシュート112へと
同一姿勢で送りだし、同シュート112の下端位置に待
機している上記スライダー移送装置120へと順次移載
する。
【0022】同スライダー移送装置120は、図2に仮
想線で示すように前記待機位置から本発明の上記引手挿
入ユニット130まで水平に移動し、そこで上方に待機
する前記ユニット130のスライダー挿入部141への
受け渡し位置へと上昇する。この受け渡し位置にて複数
のスライダー2を前記スライダー把持部材131へと受
け渡したのち、元の待機位置まで戻る。
【0023】図8〜図10は前記スライダー移送装置1
20の拡大図であり、同スライダー移送装置120はベ
ース101に立設された2本の支柱121,122と、
テーブル101の表面に平行して同支柱121,122
に固着され、前面の長さ方向に延びるスリット状開口部
123aを有する角筒体123と、同角筒体123の一
端部に固設されたサーボモータ124と、前記角筒体1
23の内部に挿通され、同角筒体123に回転自在に保
持されたボールネジ124aと、一端が前記ボールネジ
124aに螺合し、他端が前記スリット状開口部123
aを通して外部に突出する連結部材125と、同連結部
材125の突出端に固着されたスライダー支持移送部材
126とを備えている。前記スリット状開口部123a
の長さは、上記スライダー供給装置110のシュート1
12の下端位置から上記引手挿入ユニット130の側と
は反対側の待機位置と、同引手挿入ユニット130のス
ライダー受け渡し位置との距離に等しい。
【0024】前記連結部材125は、図10に明示する
ように一端に前記ボールネジ124aに螺合する螺合部
125aと、他端の突出端に固設されスライダー支持移
送部材126に固着される板材からなる固着部125b
と、前記螺合部125aと固着部125aとを連結する
杆部125cとからなる。
【0025】前記スライダー支持移送部材126は、本
体126aが直立状態で前記連結部材125の固着部1
25bに固着される流体圧シリンダーにて構成され、そ
の上部ピストンロッド端には背面側に突出する支持ブラ
ケット127を介して立設さたスライダー支持治具12
8を有している。このスライダー支持治具128は、図
8〜図10に示すように前面側に櫛状の第1板材128
aと、同第1板材128aの背面側に固設された同じく
櫛状の第2板材128bとからなる。前記第1板材12
8aの櫛歯形状は、一定間隔ごとに縦溝128a′が形
成される略方形をなしており、本実施例では前記縦溝1
28a′が10個形成されている。また、同第1板材1
28aの上縁部には前記縦溝128a′に対応する背面
側に、それぞれスライダー2の胴体2aを摺嵌する空間
部が形成されている。
【0026】一方、前記第2板材128bの上縁部に
は、前記第1板材128aの縦溝128a′に対応する
部分に幅広で且つ前記縦溝128a′に較べて高さの高
い縦溝128b′が形成されている。そして対面する各
縦溝128a′、128b′はスライダー支持治具12
8の正面及び背面側に配置される図示せぬ投光器による
光路となり、スライダー2が前記空間部に収容されてい
るかを確認する。
【0027】本発明に係る上記引手挿入ユニット130
は、図1及び図4〜図7に示すようにテーブル102上
のレール102aに載架して上記スライダー支持移送部
材126の移送方向に平行して往復動する第1サドル1
31に立設されたコラム131aと、同コラム131a
の前記スライダー支持移送部材126側の側面に沿って
上下に摺動可能な第2サドル132に固設され、ガイド
レール133に案内されて昇降する逆L字型ブラケット
134と、同ブラケット134の下面にロッド端が固着
され、前記第1サドル131に立設された昇降用シリン
ダー135と、前記ブラケット134の上面に設けられ
た案内レール134aに沿って移動可能な摺動シリンダ
ー135aに固設され、左右(図4及び図5の左右)に
一対の側板136aを有するテーブル136と、同テー
ブル136の左右側板136aの背面側(図5の上方
側)端部に軸受を介して回転自在に支持され、その一端
を上記スライダー移送装置120に向けて突出する回転
軸137と、同回転軸137の突出端に固設されたスラ
イダー引手挿入部140と、本体138aの基部が前記
左右壁部136aの前面側(図5の下方側)端部間に架
設される固定軸136bに回動自在に軸支され、そのロ
ッド端138bをリンク136cを介して前記回転軸1
37に連結した回動用シリンダー138とを備えてい
る。
【0028】前記スライダー引手挿入部140は本発明
の主要部をなしており、スライダー引手挿入装置141
と、同スライダー引手挿入装置141に複数の上記スラ
イダー2を位置決め保持させるための位置決め装置14
5とからなる。これらのスライダー引手挿入装置141
及び位置決め装置145は、上記回転軸137の突出端
に一体に取り付けられた単一のフレーム140aに固設
されている。
【0029】前記スライダー引手挿入装置141は、前
記フレーム140aの一部に固設された第1シリンダー
142により作動するスライダー引手挿入部材143か
らなり、前記位置決め装置145は前記第1シリンダー
142に直交して前記フレーム140aの一部に固設さ
れる第2シリンダー146と、同第2シリンダー146
により作動され、前記スライダー引手挿入部材143の
挿入端部に向けて進退するスライダー引手位置決め部材
147とを有している。
【0030】前記スライダー引手挿入部材143は前記
第1シリンダー142のピストンロッド側に固設された
板材143aの作動側前端縁に段部を介して櫛状挿入板
143a′が延設され、同櫛状挿入板143a′は複数
(図示例では10個)の挿入舌片143bを有してい
る。この挿入舌片143bは、図12及び図13に示す
ように中央に間隙143b″を挟んだ左右一対の楔状舌
部143b′からなり、全体が山形をなしている。前記
左右一対の楔状舌部143b′は、上記スライダー支持
移送装置120のスライダー支持移送部材126が移送
してきたスライダー2の柱部2b(図13)の左右肩口
に差し込まれ、同スライダー支持移送部材126から受
け取り、同スライダー2を前記舌片143bで支持し、
射出成形機150の下型152の所定の位置に引手1の
一部aを挿入するまで支持を維持する。
【0031】前記スライダー引手位置決め部材147
は、図1、図4及び図5に示すように前記第2シリンダ
ー146の摺動部材146aを介してピストンロッド側
に固設されたケース体148と、同ケース体148の内
部に並列して収容された複数対(図示例では10対)の
押圧杆149とからなり、前記ケース体148は矩形枠
状をなし、その中央に隔壁148aを第2シリンダー1
46の作動方向に設けて2室に区画し、その各室には前
記押圧杆149が整列状態で前記隔壁148aによって
支持されている。
【0032】前記押圧杆149は中央に切欠部149a
を有する略C字状をなしており、前記隔壁148aの左
右に配され、支持板148bとの間にて挟持される。前
記隔壁148aは断面が逆T字状をなしており、その水
平部148a′を前記押圧杆149の前記切欠部149
aに嵌入している。この切欠部149aの上下方向の長
さは前記水平部148a′の上下方向の肉厚よりも大き
く設定されており、前記水平部148a′の下面と切欠
部149aの下壁面との間に圧縮スプリング149bが
介装されている。そのため、各列に配される前記押圧杆
149はケース体148の前記隔壁148aと支持板1
48bとの間を上下に摺動可能とされ、常には前記圧縮
スプリング149bにより下方へと付勢されている。そ
して、これらの押圧杆149の下端には、図13に示す
ような断面が矩形状の2本の押圧ピン149c、断面が
上記スライダー2の引手取付柱2cに取り付けられる上
記引手1の環部に挿嵌し得る断面形状を有する押圧兼位
置決めピン149d及び円形断面を有する位置決めピン
149eがそれぞれ平行に突設されている。
【0033】前記2本の押圧ピン149cは、上記スラ
イダー引手挿入部材143の挿入舌片143bの基端側
に対向する上記押圧杆149に設けられており、前記挿
入舌片143bにより支持されたスライダー2の上翼部
2dの上記引手取付柱2cを挟んだ表面の2箇所を、そ
の先端で押圧する。前記押圧兼位置決めピン149d
は、前述のように引手1の環部に挿嵌させて位置決めす
るとともに、その先端で前記引手取付柱2cの下方にあ
たる前記上翼部2dの表面を押圧する。前記位置決めピ
ン149eは、引手1の一部1aの下端に形成された円
形孔に挿入されて、前記押圧兼位置決めピン149dと
ともに引手1の一部1aを、前記挿入舌片143b上に
位置決め固定する。
【0034】上記射出成形機150は、この種の成形機
として公知であり、例えば図14に示すような機構を備
えている。そのため、ここでは、その機構を簡単に説明
するに止める。本実施例で採用される射出成形機150
も、上型151 、下型152及び図示せぬ射出装置を備
えている。前記下型152は基台153上のレール15
3aに案内されて流体圧シリンダー154により、上記
スライダー引手挿入ユニット130に向けて往復動す
る。前記下型152の上面に形成された複数(図示例で
は8個)のキャビティ152aは同一形状をなしてお
り、各キャビティ152aはゲート152cを介してラ
ンナー152bに通じている。前記キャビティ152a
の形状は任意であるが、図15に示すように上記引手1
の一部1aに一体成形される摘み片1bの外郭形状を有
している。
【0035】この射出成形機150によって摘み片1b
を一体成形したスライダー製品3は、同射出成形機15
0から取り出されて、次工程であるスライダー製品排出
装置160に移送される。このスライダー製品排出装置
160も極く一般的なものであり、本発明特有の構成を
備えている必要がないため、ここではその説明は省略す
る。
【0036】次に、上述のように構成された本実施例に
係るスライドファスナー用スライダーの製造機により、
合成樹脂製の摘み片が金属製引手の一部として成形一体
化された引手1を製造する手順について説明する。
【0037】引手1の一部1aが取り付けられたスライ
ドファスナー用スライダー2が、スライダー供給装置1
10のシュート112を通って下方の出口へと順次送り
だされてくる。この送りだされる間に、姿勢や向きの異
なるスライダー2は予め決められた姿勢に矯正され、或
いは通路上から排除される。前記シュート112の出口
の下方には、スライダー移送装置120が待機してお
り、スライダー2が供給されるごとに、スライダー移送
装置120のスライダー支持移送部材126がサーボモ
ータ124の制御回転により角筒体123に形成された
スリット状開口部123aに沿ってスライダー2の支持
間隔に従いスライダー2の支持個数分だけ歩進動作を繰
り返し、前記スライダー支持移送部材126のスライダ
ー支持治具128に形成された各収容空間部内に、図1
3に示すような姿勢でスライダー胴体2aを収容すると
ともに、引手1の一部1aを外面に露出させる。この引
手1の一部1aが露出する側は図8の背面側である。
【0038】こうしてスライダー支持治具128に形成
された各収容空間部にスライダー2が収容支持される
と、前記サーボモータ124は連続的に回転して、前記
スライダー支持移送部材126を角筒体123の上記ス
リット状開口部123aに沿って本発明に係る上記スラ
イダー引手挿入装置141の直下まで移送する。スライ
ダー支持移送部材126は前記スライダー引手挿入装置
141の直下まで移送されるとそこに停止する。
【0039】この移送が終了する間は、上記引手挿入ユ
ニット130のスライダー引手挿入部140は待機位置
にあり、前記スライダー引手挿入装置141及びスライ
ダー引手位置決め装置145は共に回動用シリンダー1
38の作動によりリンク136c、回転軸137及びフ
レーム140aを介して90°回転され、スライダー引
手挿入部材143の櫛状挿入板143′に並んで設けら
れた挿入舌片143bの先端を垂直下方に向けている。
【0040】前記スライダー2の移送が終了すると、上
記スライダー支持移送部材126の本体126aである
流体圧シリンダーが作動して、支持ブラケット127を
介して立設さたスライダー支持治具128を前記スライ
ダー引手挿入部材143の前記挿入舌片143bの直下
の定位置まで上昇させる。スライダー支持治具128が
定位置で停止すると、引手挿入ユニット130の上記昇
降用シリンダー135が作動して前記スライダー引手挿
入部材143を下降させ、前記挿入舌片143bの左右
楔状舌部143b′をスライダー支持治具128に支持
された各スライダー2の肩口に挿入する。
【0041】こうして挿入舌片143bがスライダー2
の肩口に挿入されると、スライダー引手位置決め部材1
47の第2シリンダー146が作動して、図13に示す
ように押圧杆149の左右押圧ピン149c、押圧兼位
置決めピン149d及び位置決めピン149eが対応す
るスライダー2の上翼部2dを前記挿入舌片143bに
押し付けて固定すると同時に、引手1の一部1aの環部
及び孔部に差し込まれた押圧兼位置決めピン149d及
び位置決めピン149eにより位置決めする。
【0042】このとき、各押圧杆149には圧縮スプリ
ング149bが作用しているため、その押付けは弾性的
になされる。
【0043】各スライダー2が各挿入舌片143b上に
位置決め固定されると、スライダー支持移送部材126
の本体126aである流体圧シリンダーが作動して、各
スライダー2を各挿入舌片143bに残した状態でスラ
イダー支持治具128を抜脱させながら移送位置まで下
降させ、次いで、サーボモータ124が連続的に逆転し
て、スライダー支持治具128を角筒体123のスリッ
ト状開口部123aに沿わせてシュート112の出口付
近の待機位置へと後退させ、その位置で次回のスライダ
ーの受取りに備える。
【0044】一方、前記スライダー支持治具128が下
降を開始してスライダー2から離れると、上記回動用シ
リンダー138が作動し、リンク136c、回転軸13
7及びフレーム140aを介して上記スライダー引手挿
入部材143及びスライダー引手位置決め部材147を
90°逆転させて、前記各挿入舌片143bの先端を射
出成形機150の下型152に向けて水平姿勢とする。
すなわち、各挿入舌片143bに支持されて整列状態に
ある引手部分1aがスライダー2の胴体2aに水平に載
った状態で、その先端を前記下型152のキャビティ1
52aに差し入れ可能な水平姿勢で停止する。
【0045】次いで、射出成形機150の下型用シリン
ダー154が作動して、下型152を前記スライダー引
手挿入部材141及びスライダー引手位置決め部材14
7の停止位置の近傍まで前進させて停止する。ここで、
上記引手挿入ユニット130の摺動シリンダー135a
が作動して、スライダー2を支持したまま前記スライダ
ー引手挿入部材143及びスライダー引手位置決め部材
147を下型152に向けて前進させる。各挿入舌片1
43bに支持されたスライダー2の引手1の一部1aが
下型152のキャビティ152aに挿入されると、前記
スライダー引手位置決め部材147の第2シリンダー1
46が縮長方向に作動する。この作動により、各押圧杆
149は圧縮スプリング149bの弾力によりスライダ
ー2から離れ、スライダー2に対する各ピン149c〜
149eによる押圧と位置決めを解除する。
【0046】この解除がなされると、スライダー引手挿
入部材143の第1シリンダー142が作動して、各挿
入舌片143bを各スライダー2から引き抜く。このと
き、各スライダー2は下型152の上記キャビティ15
2aの外縁部と段差をもって形成された胴体載置面15
2d上にスライダー胴体2aが載置され、同胴体2aの
後口側から突出する引手1の一部1aが前記キャビティ
152aに挿入された状態でセットされる。次いで、下
型152は後退して成形位置で停止すると、上型151
が図示せぬシリンダーの作動により下降して型閉がなさ
れる。型閉がなされると、図示せぬ射出ノズルが上型1
51の図示せぬスプルーに当接され、図示せぬ射出装置
から溶融状態にある合成樹脂材料が射出されて、ランナ
ー152b及びゲート152cを介して各キャビティ1
52aに流れ、図15に示すような形態を有する引手1
に摘み片1bが一体成形されたスライダー製品3が製造
される。
【0047】こうして製造されたスライダー製品3は、
製品排出装置160により引き取られて、次工程へと排
出される。この製品排出装置160は、既述したとおり
従来から知られた機構を備えていれば十分であるため、
ここではその説明は省略する。
【0048】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の引手挿入ユニットによれば、従来から知られたスラ
イダー供給装置、スライダー移送装置、射出成形機及び
製品排出装置のライン上に配設することにより、完全な
自動化が達成されるため、省力化に加えて効率的な製造
が可能となり、従って従来は高価とされる合成樹脂製摘
み片を有する引手付きスライダー製品を合理的な価格に
設定できるようになり、多様な分野での使用の拡大にも
つながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例である引手付ファスナ
ー用スライダーの引手挿入ユニットの一部を破断して示
す全体斜視図である。
【図2】同ユニットが適用されたスライドファスナー用
スライダー製造機の全体構成例を示す正面図である
【図3】スライダー製造機の平面図である。
【図4】スライダー引手挿入部の正面図である。
【図5】同挿入部の平面図である。
【図6】同挿入部が水平姿勢にあるときの側面図であ
る。
【図7】同挿入部が下方に向いたときの側面図である。
【図8】スライダー支持移送装置の正面図である。
【図9】同移送装置の平面図である。
【図10】同移送装置の側面図である。
【図11】同移送装置に支持されるスライダーの支持態
様を示す説明図である。
【図12】同移送装置から引手挿入ユニットへのスライ
ダーの受け渡し状態の説明図である。
【図13】引手挿入ユニットによるスライダー押圧位置
決めの操作説明図である。
【図14】射出成形機の要部を示す拡大斜視図である。
【図15】上記スライドファスナー用スライダー製造機
により製造されるスライダー製品の外観図である。
【符号の説明】
1 引手 1a (引手の)1部 1b 摘み片 2 (引手付き)スライダー 2a スライダー胴体 2b 柱部 2c 引手取付柱 2d 上翼部 3 引手付きスライダー製品 100 スライダー製造機 101 ベース 102 テーブル 102a レール 110 スライダー供給装置 111 ボール 112 シュート 120 スライダー移送装置 121,122 支柱 123 角筒体 123a スリット状開口部 124 サーボモータ 124a ボールネジ 125 連結部材 125a 螺合部 125b 固着部 125c 杆部 126 スライダー支持移送部材 126a 本体 127 支持ブラケット 128 スライダー支持治具 128a 第1板材 128a′ 縦溝 128b 第2板材 128b′ 縦溝 130 引手挿入ユニット 131 第1サドル 131a コラム 132 第2サドル 133 ガイドレール 134 逆L字型ブラケット 134a 案内レール 135 昇降用シリンダー 135a 摺動シリンダー 136 テーブル 136a 左右側板 136b 固定軸 136c リンク 137 回転軸 138 回動用シリンダー 138a 基端 138b ロッド端 140 スライダー引手挿入部 140a フレーム 141 スライダー引手挿入装置 142 第1シリンダー 143 スライダー引手挿入部材 143a 板材 143a′ 櫛状挿入板 143b 挿入舌片 143b′ 楔状舌部 143b″ 間隙 145 位置決め装置 146 第2シリンダー 146a 摺動部材 147 引手位置決め部材 148 ケース体 148a 隔壁 148a′ 水平部 148b 支持板 149 押圧杆 149a 切欠部 149b 圧縮スプリング 149c 押圧ピン 149d 押圧兼位置決めピン 149e 位置決めピン 150 射出成形機 151 上型 152 下型 152a キャビティ 152b ランナー 152c ゲート 152d 胴体載置面 153 基台 153a レール 154 下型用シリンダー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−7204(JP,A) 特開 平9−37818(JP,A) 特開 平8−66207(JP,A) 特開 平8−280420(JP,A) 特開 平8−205920(JP,A) 特開 平7−313216(JP,A) 特開 平6−189810(JP,A) 特開 平2−265504(JP,A) 特開 平2−164305(JP,A) 特開 平2−153724(JP,A) 特開 平10−295415(JP,A) 特開 平10−243805(JP,A) 特開 平10−57118(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 5/00 - 5/10 A44B 19/00 - 19/64

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引手(1) の一部(1a)が取り付けられてな
    るスライドファスナー用スライダー(2) の一部引手(1a)
    に合成樹脂製摘み片(1b)を一体成形するインサート成形
    機(150) を備えたスライダー製品(3) の製造装置(100)
    に適用され、前記一部引手(1a)を前記インサート成形機
    (150) に自動的に挿入するための引手挿入ユニット(13
    0) であって、 複数の前記引手付きスライダー(2) を支持して各引手の
    一部(1a)を前記インサート成形機(150) に挿入する引手
    挿入装置(141) と、前記引手付きスライダー(2) を前記
    引手挿入装置(141) に押圧して保持させるとともに位置
    決めする位置決め装置(145) とを有し、 前記引手挿入装置(141) 及び位置決め装置(145) が直交
    して配され、両装置が昇降手段(135) により同体的に昇
    降可能で、且つ回動手段(138) により水平面と垂直面間
    を直交状態を保持して90°回動可能であり、 前記引手挿入装置(141) 及び位置決め装置(145) はそれ
    ぞれを独立して交差位置に向けて進退可能な作動部材(1
    43,147) と、各作動部材を交差方向に進退させる独立し
    た作動手段(142,146) とを有してなる、ことを特徴とす
    るインサート成形機における引手付ファスナー用スライ
    ダーの引手挿入ユニット。
  2. 【請求項2】 前記引手挿入装置(141) 及び位置決め装
    置(145) の作動手段(142,146) が単一の支持部材(140a)
    に固設されてなり、同支持部材(140a)を90°回動する
    回動手段(138) を有してなる請求項1記載の引手挿入ユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 前記引手挿入装置(141) の作動部材(14
    3) は前記作動手段(142) の作動方向に進退する板材か
    ら構成され、その先端縁に沿って整列する複数のスライ
    ダー支持舌片(143b)を有してなり、同スライダー支持舌
    片(143b)が水平姿勢と垂下姿勢との間を前記回動手段(1
    38) により回動する請求項2記載の引手挿入ユニット。
  4. 【請求項4】 前記スライダー支持舌片(143b)は間隙を
    おいて左右に配された一対の楔状舌部 (143b′) からな
    り、各舌部 (143b′) がスライダー胴体(2a)の肩口に挿
    入されて上記スライダー(2) を支持する請求項3記載の
    引手挿入ユニット。
  5. 【請求項5】 前記位置決め装置(145) の作動部材(14
    7) は、前記作動手段(146) によりその作動方向に進退
    する複数の押圧杆(149) を有してなる請求項3又は4記
    載の引手挿入ユニット。
  6. 【請求項6】 前記押圧杆(149) はケース体(148) の内
    部に弾性的に支持されてなる請求項5記載の引手挿入ユ
    ニット。
  7. 【請求項7】 前記押圧杆(149) の押圧端部に、前記ス
    ライダーの胴体(2a)を押圧する押圧ピン(149c)、及び前
    記引手(1) の一部(1a)の取付環部に挿通されるとともに
    スライダー胴体(2a)を押圧する押圧兼位置決めピン(149
    d)を有してなる請求項5又は6記載の引手挿入ユニッ
    ト。
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