JP3319919B2 - 保温保冷配膳車 - Google Patents

保温保冷配膳車

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JP3319919B2 JP23737995A JP23737995A JP3319919B2 JP 3319919 B2 JP3319919 B2 JP 3319919B2 JP 23737995 A JP23737995 A JP 23737995A JP 23737995 A JP23737995 A JP 23737995A JP 3319919 B2 JP3319919 B2 JP 3319919B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院や学校等で使
用される保温保冷配膳車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば病院おいて各病室の看者に給食す
る場合、主食や副食、デザート等をそれぞれ盛り付けた
食器をトレーの上に並べると共にこのトレーを配膳車内
に上下複数段に積んで多数収容し、配膳車を走行させて
各病室を回りながら、配膳車からトレーを取り出して看
者に配達することによっておこなわれている。
【0003】このような配膳車として従来から各種のも
のが提供されており、例えば特公平2−14055号公
報や、実開平3−77190号公報、実公平5−179
43号公報、実公平6−12653号公報等にみられる
ように、最近では配膳車内に保温室と保冷室とを形成し
て、トレーの上に並べた食品を保温したり保冷したりす
ることができる機能を有する配膳車が提供されている。
【0004】このような配膳車では、トレーの上に並べ
た食品は保温を必要とするものと保冷を必要とするもの
とがあるので、保温室と保冷室を隣接して設け、保温を
必要とする食品を並べたトレーの一方の端部が保温室内
に、保冷を必要とする食品を並べたトレーの他方の端部
が保冷室内に配置されるようにトレーを保温室と保冷室
の間に収容するようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、保温室内は8
0℃程度の温度に加熱されており、保冷室内は5℃程度
の温度に冷却されており、75℃程度の温度差があり、
この温度差によって保温室と保冷室との間に寸法変化の
差が大きく発生し、寸法変化の差によって保温室や保冷
室に歪み等の変形が発生するおそれがあるという問題が
あった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、保温室や保冷室に変形が発生することを防ぐこと
ができる保温保冷配膳車を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る保温保冷配
膳車は、保温室57と保冷室58とを横に隣接して設け
た保温保冷配膳車において、保温室57を構成する部材
34と保冷室58を構成する部材35とを別体に形成
し、保温室57を構成する部材34を上下に対向する上
面板72と下面板73とで形成すると共に上面板72と
下面板73の各両側縁にフランジ片72a,73aを折
曲して設け、保冷室58を構成する部材35を側面片8
1と上片79と下片80とからコ字形に形成すると共に
上片79と下片80の各両側縁にフランジ片79a,8
0aを折曲して設け、上面板72のフランジ片72aの
端面と上片79のフランジ片79aの端面、下面板73
のフランジ片73aの端面と下片80のフランジ片80
aの端面をそれぞれスポット溶接することによって、上
記の保温室57を構成する部材34と保冷室58を構成
する部材35を接合して隣接する保温室57と保冷室5
8を形成して成ることを特徴とするものである。
【0008】また請求項2の発明は、保温室57を構成
する部材34と保冷室58を構成する部材35とを断熱
材36を介して接合して成ることを特徴とするものであ
る。また請求項3の発明は、保温室57を構成する部材
34と保冷室58を構成する部材35との間に渡して天
板37を配設し、天板37を両部材34,35にそれぞ
れ結合して成ることを特徴とするものである。
【0009】また請求項4の発明は、保温室57を構成
する部材34と天板37との間に断熱材38を挿入して
成ることを特徴とするものである。また請求項5の発明
は、保冷室58を構成する部材35を上板68と下板6
9と、上板68と下板69との間に接合される側面板7
0とで形成して成ることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図5乃至図7は配膳車の全体の構造を示すもので
あり、配膳車は車両本体1の下部にモータ90によって
駆動される車輪2を設けて形成してある。車両本体1は
車輪2を取り付け周囲をバンパー7で囲った台車82
と、両側の側面が開口部4となった箱状にステンレス等
の金属材で作成される温冷庫3と、この温冷庫3に両側
の開口部4を除いて外装されるプラスチック成形品の外
装パネル5とで形成してあり、温冷庫3は台車82の上
に固定してある。図5乃至図7において10は車輪2を
駆動するモータ90を操作するスイッチや、温冷庫3の
保温室57内の加熱温度や保冷室58内の冷却温度をコ
ントロールするスイッチなど各種のスイッチ13を設け
た操作パネル、15は配膳車の走行方向をコントロール
するためのハンドル、16は作業台である。
【0011】温冷庫3内に保温室57と保冷室58とが
形成されるものであるが、温冷庫3は図1のような、保
温室57を構成する部材34や、保冷室58を構成する
部材35などを組み付けることによって形成するように
してある。保温室構成部材34は上下に対向する金属板
の上面板72と下面板73とで形成されるものである。
上面板72には後述の熱風吹き出しダクト20を取り付
ける穴74や熱風循環用ファン27を取り付ける穴75
が設けてあり、その両側縁にフランジ片72a,72a
が上面側へ折曲して設けてある。下面板73には加湿器
ヒータ76からの加湿空気を導入する穴77が設けてあ
り、その両側縁にフランジ片73a,73aが下面側へ
折曲して設けてある。
【0012】また、保冷室構成部材35は上片79と、
下片80と、上片79と下片80を接続する左右一対の
側面片81,81とから金属板で一体に形成されるもの
であり、全体として側面視が略「コ」字形になってい
る。上片79の両側縁にはフランジ片79a,79aが
上面側へ折曲して設けてあり、下片80の両側縁にはフ
ランジ片80a,80aが下面側へ折曲して設けてあ
る。この保冷室構成部材35は「コ」字形の開口が対向
するように配置して一対用いるものである。
【0013】そして、一対の保冷室構成部材35,35
の間に保温室構成部材34を配設し、各保冷室構成部材
35の上片79に保温室構成部材34の上面板72を、
各保冷室構成部材35の下片80に保温室構成部材34
の下面板73をそれぞれ対向させ、上面板72のフラン
ジ片72aの両端面を各上片79のフランジ片79aの
先端面にスポット溶接して接合すると共に、下面板73
のフランジ片73aの両端面を各下片80のフランジ片
80aの先端面にスポット溶接して接合する。接合箇所
は極力少なくしてフランジ片72a,73a,79a,
80aの端面間だけにしてあり、上面板72と上片79
のフランジ片72a,79aを除く端面間には断熱材3
6を挟み込んで介在させ、また下面板73と下片80の
フランジ片73a,80aを除く端面間には断熱材36
を挟み込んで介在させるようにしてある。
【0014】このようにして保温室構成部材34と保冷
室構成部材35を接合することができるものであり、保
温室構成部材34の上面板72と下面板73の間に後述
のような保温室57が、保冷室構成部材35内に後述の
ような保冷室58がそれぞれ形成されるものである。こ
こで、保温室57を構成する部材34と保冷室58を構
成する部材35とは別体に形成してあるために相互に独
立しており、保温室57内と保冷室58内の温度差によ
って保温室57と保冷室58の寸法変化の差が大きくて
も、保温室57と保冷室58の寸法変化が相互に影響し
合うことが少なくなり、保温室57や保冷室58に歪み
等の変形が発生することを防ぐことができるものであ
る。この場合、上記の例のように保温室構成部材34と
保冷室構成部材35の接合箇所を極力少なくすること
が、変形防止の上で好ましい。
【0015】また、上記のように保温室構成部材34と
保冷室構成部材35の間に断熱材36を介在させること
によって、保温室57の熱が保温室構成部材34から保
冷室構成部材35に伝わって保冷室58に逃げることを
低減することができ、熱ロスを防いで省エネルギーを達
成することができるものである。この断熱材36は耐熱
性ポリ塩化ビニル等の軟質樹脂で形成されるものであ
り、保温室構成部材34や保冷室構成部材35の伸縮を
この断熱材36で吸収して、保温室構成部材34や保冷
室構成部材35の変形を一層低減できるようにしてあ
る。
【0016】上記のようにして保温室構成部材34と保
冷室構成部材35を接合した後、接合した保温室構成部
材34と保冷室構成部材35を下カバー板83の上に配
設し、保温室構成部材34の下面板73と保冷室構成部
材35の下片80を下部カバー板83にリベット止めし
て固定するようにしてある。また保温室構成部材34の
上面板72の上面の両側には一対の保温室上カバー板8
4,84をリベット止めして取り付けるようにしてあ
り、各保冷室構成部材35の上片79の上面には天板3
7を取り付けるようにしてある。
【0017】ここで、天板37はその両側端にフランジ
片37aを下面側へ折曲して設けてあり、各保冷室構成
部材35の上片79の上面から上面板72の端部の上面
に渡るように天板37を配設してある。そして図2の矢
印のように天板37のフランジ片37aを上片79のフ
ランジ79aと上面板72のフランジ片72aにそれぞ
れ溶接等して固着するようにしてあり、保冷室構成部材
35の上片79と保温室構成部材34の上面板72とを
天板37を介して結合するようにしてある。すなわち、
保温室構成部材34と保冷室構成部材35から形成され
る温冷庫3は台車82の上に載せて運搬されることにな
るために剛性や強度が必要であるが、既述したように、
変形防止のために保温室構成部材34と保冷室構成部材
35の接合箇所を極力少なくしており、剛性や強度が不
十分になるおそれがある。このために、保冷室構成部材
35の上片79と保温室構成部材34の上面板72に天
板37をオーバーラップして結合させることによって、
天板37で補強して剛性や強度を高めるようにしている
ものである。このように天板37で補強して剛性や強度
を高めることによって、温冷庫3を構成する各部材を薄
肉化し、材料のコストダウンが可能になるものである。
尚、図1の例では、保温室構成部材34の下面板73と
保冷室構成部材35の下片80を下部カバー板83に固
着することによって、下部カバー板83によっても温冷
庫3を補強するようにしてある。
【0018】図2の例では各保冷室構成部材35の上片
79の上面にそれぞれ天板37を取り付けるようにした
が、図3に示すように、天板37を各保冷室構成部材3
5の上片79と上面板72を合わせた大きさに形成し、
各保冷室構成部材35の上片79から上面板72に渡し
て天板37を配設し、天板37のフランジ片37aを上
片79のフランジ79aと上面板72のフランジ片72
aにそれぞれ溶接等して固着するようにしてある。
【0019】また、保温室構成部材34の上面板72と
天板37の間に厚さ40mm以上の断熱材38を挿入し
て、保温室57の保温性を向上させるようにしてあり、
保温室57の熱源を停止した後の保温室57内の温度保
持時間を長く保って食品の保温温度を維持できるように
してある。断熱材38としては軽量で断熱性に優れた発
泡ポリウレタンや、ハニカム形状のダンール等が好まし
い。尚、断熱材38として強度の高いものを用いること
によって、天板37を廃止することも可能である。
【0020】またここで、配膳車には後述のようにトレ
ー31を多数段積み重ねるようにして収容されるが、必
要とするトレー31の積み重ね段数に応じて保冷室構成
部材35の高さ寸法を変える必要があり、保冷室構成部
材35として高さの異なる多数の種類のものを準備して
おくとコスト的に不利である。そこでこの場合には図4
に示すように、保冷室構成部材35を上板68と、下板
69と、上面片70aと下面片70bと一対の側面片7
0cから枠状に形成される側面板70とで構成し、上板
68や下板69とに側面板70の上端面と下端面をスポ
ット溶接あるいはリベットで固着して接合することによ
って、保冷室構成部材35を形成するのがよい。このも
のでは側面板70として高さの異なるものを準備してお
けば、上板68と下板69を共用して高さの異なる保冷
室構成部材35を形成することができ、保冷室構成部材
35として高さの異なる多数の種類のものを準備してお
く必要がなくなるものである。
【0021】上記のようにして、保温室構成部材34と
保冷室構成部材35を接合すると共に天板37、下カバ
ー板83、保温室上カバー板84を取り付け、そしてさ
らに各保冷室構成部材35の開口部86に前面が凹とな
ったエバポレータ室形成板87を取り付けると共に各保
冷室構成部材35に前プレート126を取り付けてエバ
ポレータ室形成板87の前面の開口を塞ぎ、さらに各保
冷室構成部材35の背部に補強用枠89を取り付けると
共に側面カバー88を取り付けることによって、温冷庫
3を組み立てるようにしてある。
【0022】上記のようにして組み立てた温冷庫3を台
車82の上に取り付けると共に温冷庫3の外面に外装パ
ネル5を取り付けることによって、車両本体1を形成す
ることができるものである。そしてこの温冷庫3の両側
面の開口部4の前後方向の中央部、すなわち保温室構成
部材34の上面板72や下面板73の前後方向の中央部
にそれぞれ支柱19が図7のように設けてあり、この両
側の支柱19,19の間の位置において温冷庫3内の中
央部を横切るように熱風吹き出しダクト20が取り付け
てある。
【0023】熱風吹き出しダクト20は図12や図13
に示すように内部が中空の板状に形成してあり、熱風吹
き出しダクト20を温冷庫3内に取り付けることによっ
て、図8乃至図10のように温冷庫3内は前半分の前部
室21と後半分の後部室22に仕切られるようになって
いる。熱風吹き出しダクト20内は図12や図13のよ
うに一対の仕切り板23で仕切ってあって、中央の加熱
路24と両側の送り出し路25,25が形成されるよう
にしてある。仕切り板23は吹き出しダクト20の下端
部には至らないようにしてあり、図13(a)のように
加熱路24と両側の送り出し路25とは仕切り板23の
下側の連通部26によって連通させてある。熱風吹き出
しダクト20の加熱路24内にはヒーター(図示省略)
を取り付けて、加熱路24を通過する空気を加熱するよ
うにしてある。また各送り出し路25の両面にはそれぞ
れ上下一定間隔で熱風吹き出し口30が設けてある。
【0024】熱風吹き出しダクト20の両側において温
冷庫3内には図12のような熱風吸い込みダクト28が
立設してあり、各熱風吸い込みダクト28の上端にはそ
れぞれ熱風循環用ファン27が接続してある。この各熱
風循環用ファン27は図7のように温冷庫3の上面に取
り付けられているものであり、熱風吹き出しダクト20
の上端部において加熱路24の両側にそれぞれ接続して
ある。熱風吸い込みダクト28は熱風吹き出しダクト2
0の中央部に直交させて配置して温冷庫3の幅方向の中
央部内に設けるようにしてあり、その両面にはそれぞれ
上下一定間隔で熱風吸い込み口32が設けてある。
【0025】また、温冷庫3の前部室21と後部室22
のそれぞれのほぼ中央、すなわち保温室構成部材34の
上面板72及び下面板73と保冷室構成部材35の上片
79及び下片80の接合境界部にはステンレス等で作成
した四角筒状の柱41,41が図8や図10に示すよう
に立設してあり、図14に示すように各柱41の両側に
アルミニウム等で作成される横杆42が突設してある。
横杆42は柱41に水平に突出して上下多数本設けられ
るものであり、熱風吹き出しダクト20と平行に配置す
るようにしてある。43はABS等の耐熱性プラスチッ
クで作成した間仕切り桟であり、図15に示すように上
端部を断面台形状の受け部44として形成すると共に下
端面にその長手方向の全長に亘って下方へ開口するスリ
ット状凹部45が凹設してある。また間仕切り桟43の
中央部は前後に開口する挿入用中空部46として形成し
てあり、間仕切り桟43の前端面の上部には半円状のガ
イド用舌片110が突設してある。47はアルミニウム
やステンレス等の金属板で縦片47aと横片47bから
断面倒L字形に形成したトレー受け、48はステンレス
板等で形成した化粧用の側面カバー、51は発泡ポリウ
レタン、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、ハニカ
ムコア等で形成される断熱材である。111a,111
bはステンレス等で形成される端部プレートである。
【0026】柱41に間仕切り桟43やトレー受け47
を取り付けるにあたっては、まず間仕切り桟43のガイ
ド用舌片110を設けていない側の基部側の端面に端部
プレート111aを取り付け、次に挿入用中空部46に
横杆42を差し込むようにして間仕切り桟43を横杆4
2に被挿すると共に、受け部44より下側において間仕
切り桟43の両側にそれぞれトレー受け47を配設し、
ビスをトレー受け47の縦片47aから間仕切り桟43
を通して横杆42にねじ込むことによって、横杆42に
間仕切り桟43を固定すると共に間仕切り桟43の両側
にそれぞれトレー受け47を取り付ける。この後に、各
トレー受け47の縦片47aの外面に断熱材51を重
ね、さらにこの上から側面カバー48を被せると共に各
側面カバー48の柱41側の端部を上記間仕切り桟43
に固定した端部プレート111aに係止させ、そして間
仕切り桟43の先端面に他の端部プレート111bを被
せてこの端部プレート111bを各側面カバー48の柱
41と反対側の端部の外面に係止させ、この端部プレー
ト111bを間仕切り桟43にネジ止めすることによっ
て側面カバー48を固定する。このようにして、図16
及び図17に示すように両側に横片47bが張り出すよ
うに、間仕切り桟43の両側にそれぞれトレー受け47
を取り付けることができるものである。
【0027】シャッター板116は樹脂成形品で間仕切
り桟43よりやや長目の細長い薄板状に形成してあり、
シャッター板116の上面にはバネ121が取り付けて
ある。そしてバネ121と共にシャッター板116の上
部を間仕切り桟43のスリット状凹部45内に下側から
差し込んで、間仕切り桟43にシャッター板116を取
り付けるようにしてある。シャッター板116はバネ1
21で下方へ弾発付勢されながら上下動自在に間仕切り
桟43のスリット状凹部45内に配設されるものであ
り、シャッター板116の下端はその下側の間仕切り桟
43の上端面に弾接することによってスリット状凹部4
5から抜けないようになっている。
【0028】上記のようにして、柱41の各横杆42に
間仕切り桟43を取り付けると共に各間仕切り桟43に
シャッター板116を取り付けることによって、図17
のように間仕切り桟43が上下に複数本配列されて形成
される間仕切り装置55を温冷庫3内に設けることがで
きるものであり、この間仕切り装置55によって図8乃
至図10に示すように、前部室21や後部室22内を仕
切って、保温室構成部材34内に保温室57を、保冷室
構成部材35内に保冷室58をそれぞれ形成することが
できるものである。そして上下に隣合う間仕切り桟43
間は、上の間仕切り桟43のシャッター板116が下の
間仕切り桟43の上端面に弾接することによって密閉さ
れるものであり、間仕切り装置55によって保温室57
と保冷室58とを空気の流通を遮断した状態で仕切るこ
とができるものである。
【0029】一方、保冷室構成部材35に取り付けた上
記エバポレータ室形成板87と前プレート126の間に
図8や図9のように冷風ダクト61が形成してある。こ
の冷風ダクト61内に車両本体1の下面に取り付けた冷
却機ユニット62と接続された冷却用熱交換器(エバポ
レータ)が取り付けてあり、前プレート126の下部に
図11のように設けた冷風吸引口63によって冷風ダク
ト61内と保冷室58とを連通させてある。また各前プ
レート126の上端部には冷風ダクト61内と保冷室5
8とを連通させる開口64が設けてあり、この各開口6
4に冷風循環用ファン65が取り付けてある。
【0030】また、車両本体1の両側の開口部4にはそ
れぞれ4枚ずつ扉101が取り付けてある。4枚の扉1
01のうち最も前の扉101aは前部室21の保冷室5
8を開閉するものであって、車両本体1の開口部4の前
の側縁部にヒンジで枢支してあり、図5の矢印のように
開くことができるようにしてある。次の扉101bは前
部室21の保温室57を開閉するものであって、車両本
体1の支柱19にヒンジで枢支してあり、図5の矢印の
ように開くことができるようにしてある。次の扉101
cは後部室22の保温室57を開閉するものであって、
車両本体1の支柱19にヒンジで枢支してあり、図5の
矢印のように開くことができるようにしてある。次の扉
101dは後部室22の保冷室58を開閉するものであ
って、車両本体1の開口部4の後の側縁部にヒンジで枢
支してあり、図5の矢印のように開くことができるよう
にしてある。
【0031】しかして、上記のように形成される配膳車
にあって、主食や副食、デザートなどを盛った食器をト
レー31の上に並べ、このトレー31を間仕切り装置5
5に保持させた状態で温冷庫3内に多数収容して運搬す
ることができる。トレー31としては、図9や図18に
示すような、御飯や味噌汁等の暖かい食品を並べる温食
用凹部31aと、デザート等の冷たい食品を並べる冷食
用凹部31bとを設けて形成されたものを用いるもので
あり、温食用凹部31aと冷食用凹部31bはブリッジ
片31cで一体に接続してある。
【0032】トレー31を間仕切り55に保持させるに
あたっては、温食用凹部31aを保温室57に、冷食用
凹部31bを保冷室58にそれぞれ対応させながら、ブ
リッジ片31cを間仕切り装置55の前方に位置させ、
この状態でブリッジ片31cを間仕切り装置55の上下
に隣合う間仕切り桟43のうち、上の間仕切り桟43の
シャッター板116と下の間仕切り桟43の間に押し込
んで差し込む。トレー31のブリッジ片31cの下面の
凹断面形状に受け突部44の上面の凸断面形状が嵌まる
ように形成してあるので、トレー31は受け突部44に
ガイドされて、温冷庫3の奥へ差し込むことができる。
このときシャッター板116はバネ121による弾発力
に抗してスリット状凹部45内を上方へ移動するが、バ
ネ121による弾発力によってシャッター板116の下
面はトレー31のブリッジ片31cの上面に弾接してお
り、上下の間仕切り桟43間の密閉を保持して保温室5
7と保冷室58の間の空気の流通の遮断を保持すること
ができる。
【0033】このようにして上下の間仕切り桟43間に
トレー31を差し込むことによって、図18に示すよう
に、トレー31の温食用凹部31aや冷食用凹部31b
をトレー受け47の横片47bの上に載置して保持する
ことができるものであり、同様にしてトレー31を間仕
切り装置55の各上下の間仕切り桟43間に保持するこ
とによって、上下に多数枚のトレー31を配列して保持
することができるものである。そして図9に示すように
温食用凹部31aは保温室57内に、冷食用凹部31b
は保冷室58内に位置するように、トレー31を配膳車
内に収容することができるものである。
【0034】ここで、トレー31の温食用凹部31aに
並べた食物は保温室57内において次のようにして保温
される。すなわち、熱風吹き出しダクト20の加熱路2
4内のヒーターに通電して発熱させると共に熱風循環用
ファン27を作動させると、図12や図13(b)の矢
印のように保温室57内の空気が各熱風吸い込み口32
から熱風吸い込みダクト28内に吸い込まれ、この空気
は熱風循環用ファン27によって熱風吹き出しダクト2
0の加熱路24に供給される。この空気は図13(a)
の矢印のように加熱路24を下方へ流れる間に加熱路2
4内のヒーターで加熱される。加熱路24内で加熱され
た空気は図13(a)の矢印のように連通部26から送
り出し路25へと送られ、送り出し路25の各熱風吹き
出し口30から図12や図13(b)の矢印のように保
温室57内に吹き出される。このように熱風吹き出しダ
クト20から熱風を吹き出すことによって保温室57内
の温度を高め、また保温室57内の空気を熱風吸い込み
ダクト28で吸い込んでヒーターで加熱した後に再度熱
風吹き出しダクト20から熱風を吹き出すようにして、
保温室57内の空気を循環させることによって、保温室
57内を所定の設定した温度にまで高めると共に保温室
57内を所定の設定した温度に保持することができるも
のであり、このように保温室57内を所定温度に保つこ
とによって、トレー31の温食用凹部31a上の食物を
保温することができるものである。
【0035】また、トレー31の冷食用凹部31bに並
べた食物は保冷室58内において次のようにして保冷さ
れる。すなわち、冷却機ユニット62を作動させながら
冷風循環用ファン65を作動させると、保冷室58内の
下部の空気は冷風吸引口63から冷風ダクト61に吸引
され、冷風ダクト61内において冷却用熱交換器で冷却
され、この冷却された冷風は冷風循環用ファン65によ
って冷蔵庫58内の上部に吹き出される。このように冷
風ダクト61から冷風を吹き出すことによって保冷室5
8内の温度を低下させ、また保冷室58内の空気を冷風
吸い込みダクト61内に吸い込んで冷却用熱交換器で冷
却した後に再度冷風循環ファン65によって冷風を吹き
出すようにして、保冷室58内の空気を循環させること
によって、保冷室58内を所定の設定した温度にまで低
下させると共に、保冷室58内を所定の設定した温度に
保持することができるものであり、このように保冷室5
8内を所定の低い温度に保つことによって、トレー31
の冷食用凹部31b上の食物を保冷することができるも
のである。
【0036】
【発明の効果】上記のように本発明は、保温室と保冷室
とを横に隣接して設けた保温保冷配膳車において、保温
室を構成する部材と保冷室を構成する部材とを別体に形
成し、保温室を構成する部材を上下に対向する上面板と
下面板とで形成すると共に上面板と下面板の各両側縁に
フランジ片を折曲して設け、保冷室を構成する部材を側
面片と上片と下片とからコ字形に形成すると共に上片と
下片の各両側縁にフランジ片を折曲して設け、上面板の
フランジ片の端面と上片のフランジ片の端面、下面板の
フランジ片の端面と下片のフランジ片の端面をそれぞれ
スポット溶接することによって、上記の保温室を構成す
る部材と保冷室を構成する部材を接合して隣接する保温
室と保冷室を形成するようにしたので、保温室構成部材
と保冷室構成部材とは相互に独立しており、保温室内と
保冷室内の温度差によって保温室と保冷室の寸法変化の
差が大きくても、保温室と保冷室の寸法変化が相互に影
響し合うことが少なくなるものであり、保温室や保冷室
に歪み等の変形が発生することを防ぐことができるもの
である。
【0037】また、保温室を構成する部材と保冷室を構
成する部材とを断熱材を介して接合するようにしたの
で、保温室の熱が保温室構成部材から保冷室構成部材に
伝わって保冷室に逃げることを断熱材で低減することが
でき、熱ロスを防ぐことができるものである。また、保
温室を構成する部材と保冷室を構成する部材との間に渡
して天板を配設し、天板を両部材にそれぞれ結合するよ
うにしたので、保冷室構成部材と保温室構成部材の接合
を天板で補強して剛性や強度を高めることができるもの
である。
【0038】また、保温室を構成する部材と天板との間
に断熱材を挿入するようにしたので、保温室内の温度保
持時間を長く保って食品の保温温度を維持することがで
きるものである。また、保冷室を構成する部材を上板と
下板と、上板と下板との間に接合される側面板とで形成
するようにしたので、側面板として高さの異なるものを
準備しておけば、上板と下板を共用して高さの異なる保
冷室構成部材を形成することができるものであり、保冷
室構成部材としてトレーの積載段数に応じた高さものを
多種類準備しておく必要がなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温冷庫の実施の形態の一例を示す分解
斜視図である。
【図2】本発明の温冷庫の実施の形態の一例を示す一部
の拡大した分解斜視図である。
【図3】本発明の温冷庫の実施の形態の一例を示す一部
の拡大した分解斜視図である。
【図4】本発明の保冷室構成部材の実施の形態の一例を
示す分解斜視図である。
【図5】本発明の配膳車の実施の形態の一例を示す斜視
図である。
【図6】本発明の配膳車の実施の形態の一例を示す正面
図である。
【図7】本発明の配膳車の実施の形態の一例を示す概略
断面図である。
【図8】本発明の配膳車の実施の形態の一例を示す一部
の概略水平断面図である。
【図9】本発明の配膳車の実施の形態の一例を示す概略
水平断面図である。
【図10】本発明の配膳車の実施の形態の一例を示す一
部の概略正面図である。
【図11】本発明の配膳車の実施の形態の一例を示す一
部の正面図である。
【図12】本発明の配膳車における熱風吸い込みダクト
と熱風吹き出しダクトの実施の形態の一例を示す斜視図
である。
【図13】本発明の配膳車における熱風吸い込みダクト
と熱風吹き出しダクトの実施の形態の一例を示すもので
あり、(a)は一部を省略した概略正面図、(b)は概
略平面図である。
【図14】本発明の配膳車における間仕切り装置の実施
の形態の一例を示す分解斜視図である。
【図15】図14の一部を拡大した分解斜視図である。
【図16】本発明の配膳車における間仕切り装置の実施
の形態の一例を示す分解正面図である。
【図17】本発明の配膳車における間仕切り装置の実施
の形態の一例を示す正面図である。
【図18】本発明の配膳車における間仕切り装置のトレ
ーを保持した状態での実施の形態の一例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
34 保温室構成部材 35 保冷室構成部材 36 断熱材 37 天板 38 断熱材 57 保温室 58 保冷室 68 上板 69 下板 70 側面板72 上面板 72a フランジ片 73 下面板 73a フランジ片 79 上片 79a フランジ片 80 下片 80a フランジ片

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保温室と保冷室とを横に隣接して設けた
    保温保冷配膳車において、保温室を構成する部材と保冷
    室を構成する部材とを別体に形成し、保温室を構成する
    部材を上下に対向する上面板と下面板とで形成すると共
    に上面板と下面板の各両側縁にフランジ片を折曲して設
    け、保冷室を構成する部材を側面片と上片と下片とから
    コ字形に形成すると共に上片と下片の各両側縁にフラン
    ジ片を折曲して設け、上面板のフランジ片の端面と上片
    のフランジ片の端面、下面板のフランジ片の端面と下片
    のフランジ片の端面をそれぞれスポット溶接することに
    よって、上記の保温室を構成する部材と保冷室を構成す
    部材を接合して隣接する保温室と保冷室を形成して成
    ることを特徴とする保温保冷配膳車。
  2. 【請求項2】 保温室を構成する部材と保冷室を構成す
    る部材とを断熱材を介して接合して成ることを特徴とす
    る請求項1に記載の保温保冷配膳車。
  3. 【請求項3】 保温室を構成する部材と保冷室を構成す
    る部材との間に渡して天板を配設し、天板を両部材にそ
    れぞれ結合して成ることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の保温保冷配膳車。
  4. 【請求項4】 保温室を構成する部材と天板との間に断
    熱材を挿入して成ることを特徴とする請求項3に記載の
    保温保冷配膳車。
  5. 【請求項5】 保冷室を構成する部材を上板と下板と、
    上板と下板との間に接合される側面板とで形成して成る
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の保
    温保冷配膳車。
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